JP2003148156A - ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法 - Google Patents

ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法

Info

Publication number
JP2003148156A
JP2003148156A JP2001347884A JP2001347884A JP2003148156A JP 2003148156 A JP2003148156 A JP 2003148156A JP 2001347884 A JP2001347884 A JP 2001347884A JP 2001347884 A JP2001347884 A JP 2001347884A JP 2003148156 A JP2003148156 A JP 2003148156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
control device
signal
initialization
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001347884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3817467B2 (ja
Inventor
Shigeki Yamada
茂樹 山田
Shoji Sasaki
昭二 佐々木
Hiroaki Saeki
浩昭 佐伯
Masayuki Suganami
正幸 菅波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001347884A priority Critical patent/JP3817467B2/ja
Publication of JP2003148156A publication Critical patent/JP2003148156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3817467B2 publication Critical patent/JP3817467B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、モータを用いた位置制御装置
のモータの位置ずれを更に防止することができるモータ
位置制御装置を提供することである。 【解決手段】CPUとその周辺回路及び外部とのI/F
回路から構成され少なくとも外部から入力された目標開
度信号によりモータドライバを制御しモータを回転さ
せ、モータの回転軸出力により、自動車のターボチャー
ジャの吸入空気導入路の通路を開閉させ、ターボチャー
ジャの加給圧を調整する制御装置、また前記モータの出
力軸に設けられているモータ回転位置検出装置の出力信
号と前記目標開度信号とを比較し両者が一致するよう
に、モータ位置を制御するモータ位置制御装置におい
て、モータ動作のイニシャライズを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流モータを機構部
分を用いて制御対象を目標位置に制御する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】モータ位置を2個のエンコーダを用いて
検出する場合にエンコーダに発生するノイズの影響を除
くために、特許第3039512号公報には、一方のエ
ンコーダの信号の立ち上がり又は立ち下がりを検出後一
定時間後の他方の信号を測定することによりノイズの影
響を排除する方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
3039512号公報に記載されている方法によれば、
誤カウントを全く無くすことは出来ない。すなわち誤カ
ウントする事によりモータの制御位置の偏差がどんどん
累積するのを防止する必要がある。またモータの出力先
の軸等にポテンショメータ等を取付けてアクチュエータ
の動作位置を検出するような装置の場合でも全閉位置と
全開位置を把握する必要があることから、イニシャライ
ズ動作は必要である。
【0004】本発明の目的は、モータを用いた位置制御
装置のモータの位置ずれを更に防止することができるモ
ータ位置制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】CPUとその周辺回路及
び外部とのI/F回路から構成され少なくとも外部から
入力された目標開度信号によりモータドライバを制御し
モータを回転させ、モータの回転軸出力により、自動車
のターボチャージャの吸入空気導入路の通路を開閉さ
せ、ターボチャージャの加給圧を調整する制御装置、ま
た前記モータの出力軸に設けられているモータ回転位置
検出装置の出力信号と前記目標開度信号とを比較し両者
が一致するように、モータ位置を制御するモータ位置制
御装置において、モータ動作のイニシャライズ(モータ
制御動作範囲内の全開位置及び全閉位置への動作、もし
くはどちらか一方の動作)を行う。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は一実施例の構成を示すもの
である。
【0007】モータの出力軸に設けられたギヤを介して
ターボチャージャ内の翼角度を変化させ、ターボチャー
ジャ1の加給圧を変化させるものである。
【0008】ウォームギヤ7にはギヤの他にモータの回
転位置検出用のロータリエンコーダ3がもうけられてい
る。
【0009】本実施例ではインクリメンタルエンコーダ
を2個用いている。
【0010】エンコーダ3には回転位置を信号に変換す
るためのホール素子4を設け、エンコーダの回転位置を
信号に変換して制御装置5へ入力する。
【0011】図3には前述したエンコーダからの信号波
形を示す。
【0012】ΦA信号とΦB信号は位相が90度ずれて
おり例えばΦAの立上り又は立ち下がり時のΦBの信号
のレベルを見る事によりモータの回転方向がわかり、信
号のパルス数を計数する事により、モータの回転位置を
検出することが可能である。一方、他の制御装置6から
制御装置5へターボチャージャモータ回転位置(ターボ
チャージャ内回転翼角度)の制御目標位置信号6aが入
力され制御装置5は制御目標位置信号6aとモータの回
転位置が等しくなるようにモータ2を駆動するための信
号5aを出力し、制御目標位置信号6aに従ってモータ
2の回転位置を制御するシステムである。
【0013】本実施例では制御装置5と他の制御装置6
を分離しているが、両者を統合したものでも同一の機能
を有する事ができる。
【0014】またモータの回転位置検出用にはウォーム
ギヤ7の回転軸にロータリエンコーダ3をとりつけてい
るが、代案としてギヤ2cの回転軸にポテンショメータ
を取付けギヤ2cの回転角度を直接測定してターボチャ
ージャ内回転翼角度を制御目標位置信号の通りに制御す
る事もできる。またポテンショメータの代りにアブソリ
ュートタイプのエンコーダを用いる事も可能である。
【0015】図2は本実施例の制御装置5の内部ブロッ
ク図を示す。
【0016】CPU9(Central Processing Unit),I
/O8(Input/Output),A/D14(Analog to Digital
converter),RAM15(Random Access Memory),
ROM16(Read Only Memory),不揮発性メモリ1
7,モータドライバ10,コミュニケーションドライバ
13から構成され、本実施例の場合I/Oに入力された
目標開度信号11bとモータの回転位置信号11aの値
が等しくなるようにモータドライバ10へ制御信号9a
を出力する。
【0017】CPU9はROM16から制御演算式を読
み出しRAM15に計算値を保持する機能を有してい
る。
【0018】不揮発性メモリは制御装置の電源が切れた
後も上記演算データ等を保持したい場合に用いるもの
で、保持するデータが無い場合は設けなくてもよい。
【0019】また、コミュニケーションドライバ13を
介してCPUが外部とデータのやり取りを行う機能も有
しており、目標開度信号をコミュニケーションドライバ
13を介してCPU9へ入力しても同一の機能を持たせ
る事ができる。
【0020】またポテンショメータを用いる場合は信号
がアナログデータとなるため、A/D14を介してギヤ
位置を検出することになる。
【0021】この制御装置においてモータ位置を検出す
るため最初にイニシャライズを実施するわけであるが、
まず最初のモータの位置が制御装置で把握できていない
ためモータをどちらかの方向へ回転させて機械的にロッ
クされる所まで動作させる必要がある。この場合ギヤ等
を使って駆動させているため一定値以上の速度でモータ
を回すとストッパに当たった際にギヤの噛み込みが発生
し、固着し最大トルクで反転させた場合でも噛み込みの
ために戻れなくなる場合があるため、イニシャライズ動
作時は上記のギヤの噛み込みが発生しない程度の駆動速
度にする必要がある、またモータの回転方向はターボチ
ャージャ及びエンジンの保護及び通常の運転動作中に行
う場合は安全側である加給圧を下げる方向で行うべきで
ある。図4にイニシャライズ時の動作ロジックを示す。
【0022】図4−Aは機械的な噛み込みの発生するモ
ータ速度C以下の一定の速度でモータを回転させてエン
コーダパルスの信号が変化を始め、変化しなくなった状
態が一定時間以上継続した時点でストッパ位置と判断す
る場合のロジックであり図4−A−(1)にはエンコー
ダパルスの変化に対するモータ速度の様子を示してい
る。
【0023】図4−Bも同様な目的であるがモータ速度
を一定値ではなく、0からスタートさせて、徐々に速度
を上昇させていくようにしたものであり、動作域内に機
械的な抵抗がある場合に有効な方法である。
【0024】図4−Cは図4−Bに対し抵抗部に到達し
た場合少なくとも一回は一旦逆方向にモータを戻したう
えで勢いをつけて機械的な抵抗部を通過させるようにし
たものであり、より効果的な方法である。
【0025】次に通常動作中にイニシャライズを行う方
法について実施例を説明する。
【0026】制御装置の電源投入時のイニシャライズ終
了後通常制御に移行し、外部より入力される目標開度信
号に従って、モータ位置を制御する訳であるが、この制
御装置がターボ制御用であることから、通常の制御中で
もイニシャライズを行っても制御に殆ど影響をあたえな
いモードが存在する、エンジンがアイドリング状態で加
給圧が低い場合、エンジンの負荷が小さい場合、アクセ
ル開度が小さい場合等であり、また外部からのイニシャ
ライズ実施命令等が入力された場合等がある。
【0027】エンコーダによりモータの回転方向と位置
を検出する方法を用いた場合、エンコーダの信号にノイ
ズが混入した場合にモータの回転位置検出位置を取りき
れない場合がある。
【0028】図5にこの一例を示す。
【0029】図5−Aは正常な場合のエンコーダの波形
である。
【0030】エンコーダを用いたモータの位置検出方法
としては一般的に以下の方法が用いられる。
【0031】エンコーダ信号ΦAの信号の立上り時のエ
ンコーダ信号ΦBがLowレベル、エンコーダ信号ΦA
の信号の立ち下がり時のエンコーダ信号ΦBがHigh
レベル、同様にエンコーダ信号ΦBの立上り時のエンコ
ーダ信号ΦAがHighレベル、エンコーダ信号ΦBの
立ち下がり時のエンコーダ信号ΦAがLowレベルの時
に正転と判断しカウンタをアップさせていく。
【0032】反転の場合は上記と逆のパターンになるた
め、この場合はカウンタをダウンさせる、このロジック
によりモータの位置をエンコーダパルスの1/4周期の
分解能で検出する事ができる。
【0033】図5−BはエンコーダΦAにノイズが混入
しノイズの立ち上がり及び立ち下がりにより誤カウント
し結果として位置づれが発生している例を示す。
【0034】この図に示すようにエンコーダを用いてモ
ータの回転位置を検出する方法においてエンコーダ信号
にノイズ等が混入する場合には誤カウントし検出位置に
ずれの生じる場合がある。
【0035】この位置ずれが発生しないようにするには
エンコーダ信号が正規のものかノイズなのかを判別する
ロジックを設ければよいが、ロジック処理に時間を要
し、エンコーダの信号周期が短い場合など、処理しきれ
なくなる場合があり、信号処理に弊害が発生する可能性
がある。
【0036】このため、本実施例では位置ずれに関して
はある程度起こり得るという前提条件のもとで、電源O
N時,OFF時以外の通常制御中にもイニシャライズ動
作を行わせて、位置ずれをキャンセルし位置ずれが積算
しないようにさせる。
【0037】次に通常制御中にイニシャライズ動作を行
わせる場合の実施例について説明する。
【0038】通常制御中にイニシャライズを行う条件に
ついてはさまざま考えられるが、図7を用いた例では目
標開度信号が一定値Eより小さく且つ目標開度信号の変
化が一定値F時間以上継続した時の場合を示している。
【0039】通常動作時で目標開度信号の値がエンジン
に影響を与えない程度の低加給圧の状態Eより小さく且
つ目標開度信号の変化の無い状態がF時間以上となった
ら通常動作状態中のイニシャライズ動作を実施する。
【0040】イニシャライズ動作中にはイニシャライズ
フラグを定期的にモニタしイニシャライズ動作中に目標
開度が変化する事によりイニシャライズ禁止(イニシャ
ライズフラグがクリア)状態となったらその時点で通常
制御に復帰させるようにしている。
【0041】ここで通常制御に復帰させる際、モータ位
置がイニシャライズを実施する以前の旧位置と目標値と
の差より大きい場合はイニシャライズを実施することに
より動作が遅くなるという問題があるため、この状態の
時はモータの動作速度を早くして、動作遅れが発生しな
いようにする必要がある。
【0042】図7は一実施例であり通常状態でイニシャ
ライズを実施するための条件はアクセル開度,ターボチ
ャージャの加給圧、による場合、前回イニシャライズを
実施してからのモータの動作回数,動作時間等による場
合等あるいはこれらの条件の組み合わせ等による方法が
考えられる。
【0043】以上のようにして通常動作中にイニシャラ
イズを行う事により、モータの位置精度のばらつきや誤
カウントの蓄積によるモータ位置のずれをキャンセルす
ることができる。
【0044】また、ターボチャージャはエンジンの排気
管に直結されているため常に高温下の条件にさらされて
おり、ターボチャージャの吸入空気量を可変させるため
の可変翼の機構部品は劣化しやすく、機械的な抵抗成分
も頻繁に動作させてないと徐々に増加していく傾向にあ
る。
【0045】従って機械部分の動作抵抗をへらす意味で
もイニシャライズは実施すべきであり、イニシャライズ
を実施することにより、機械部分の抵抗の増大を防止で
き機械部分の耐久性も向上し、駆動モータへの負担もへ
るため、モータの耐久性をも向上することができる。
【0046】以上、実施例によれば、モータを用いた位
置制御装置のモータの位置ずれを防止することができ
る。また制御装置の耐久性を向上できる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、モータを用いた位置制
御装置のモータの位置ずれを更に防止することができる
モータ位置制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータ制御装置のシステム図。
【図2】モータ制御装置のブロック図。
【図3】モータ位置検出用エンコーダの信号。
【図4−A】イニシャライズ処理の実施例。
【図4−A−(1)】イニシャライズ処理の実施例。
【図4−B】イニシャライズ処理の実施例。
【図4−B−(1)】イニシャライズ処理の実施例。
【図4−C】イニシャライズ処理の実施例。
【図4−C−(1)】イニシャライズ処理の実施例。
【図5−A】エンコーダを用いたモータ位置のカウント
方法。
【図5−B】エンコーダを用いたモータ位置のカウント
方法。
【図6】通常時のイニシャライズシーケンス。
【図7】通常時のイニシャライズ処理。
【図8】機械部の動作抵抗特性。
【符号の説明】
1…ターボチャージャ、1−a…可変翼、2…モータ、
2a,2b,2c…ギヤ、3…エンコーダ、4…ホール
素子、4a…エンコーダパルス、5…制御装置、6…他
の制御装置、6a,11b…目標開度信号、6b…通信
信号、7…ウォームギヤ、8…I/O、9…CPU、1
0…モータドライバ、11a…モータ回転位置信号I、
11c…IGN信号、13…コミュニケーションドライ
バ、14…A/D、15…RAM、16…ROM、17
…不揮発性メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 昭二 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 佐伯 浩昭 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 菅波 正幸 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G005 EA15 FA23 GA04 GB25 GC08 GD13 JA06 JA31 3G071 AB06 BA11 BA22 CA09 EA01 FA07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUとその周辺回路及び外部とのI/F
    回路から構成され少なくとも外部から入力された目標開
    度信号によりモータドライバを制御しモータを回転さ
    せ、モータの回転軸出力により、自動車のターボチャー
    ジャの吸入空気導入路の通路を開閉させ、ターボチャー
    ジャの加給圧を調整する制御装置、また前記モータの出
    力軸に設けられているモータ回転位置検出装置の出力信
    号と前記目標開度信号とを比較し両者が一致するよう
    に、モータ位置を制御するモータ位置制御装置におい
    て、モータ動作のイニシャライズ(モータ制御動作範囲
    内の全開位置及び全閉位置への動作、もしくはどちらか
    一方の動作)を行う事と特徴とするモータ位置制御装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載しているイニシャライズ動
    作は機械的な噛み込みが発生しない程の速度で少なくと
    も一定速度で動作させストッパに当たるまで動作させる
    ものであり、且つイニシャライズのために回転させるモ
    ータの方向は少なくともターボチャージャの加給圧を下
    げる方向であり、モータ位置検出装置からの信号が変化
    しない状態が一定時間継続した場合にその位置を制御装
    置のストッパ位置と判定することを特徴とするモータ位
    置制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載しているイニシャライズ動
    作は機械的な噛み込みが発生しない程の速度で少なくと
    も、最初は0から初め徐々に速度を上昇させていきスト
    ッパに当たるまで動作させるものであり、且つイニシャ
    ライズのために回転させるモータの方向は少なくともタ
    ーボチャージャの加給圧を下げる方向であり、モータ位
    置検出装置からの信号が変化しない状態が一定時間継続
    した場合にその位置を制御装置のストッパ位置と判定す
    ることを特徴とするモータ位置制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載しているイニシャライズ動
    作は機械的な噛み込みが発生しない程の速度以下で少な
    くとも、最初は0から初め徐々に速度を上昇させていき
    ストッパに当たるまで動作させるものであり、且つイニ
    シャライズのために回転させるモータの方向は少なくと
    もターボチャージャの加給圧を下げる方向であり、モー
    タ位置検出装置からの信号が変化しない状態が一定時間
    継続した場合に少なくとも一回、一旦イニシャライズの
    開始位置もしくはイニシャライズ開始位置から現在位置
    までの中間位置まで逆方向に戻し、再度同じ速度でスト
    ッパ位置方向に動作させ、ストッパに当たりモータ位置
    検出装置からの信号が変化しない状態が一定時間継続し
    た場合に、その位置を制御装置のストッパ位置と判定す
    ることを特徴とするモータ位置制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載しているモータのイニシャ
    ライズ動作は外部から入出力I/F回路を経由するかま
    たはA/D入力回路を経由するかまたは通信回路を介し
    て外部から入力される外部入力信号のうち、少なくとも
    電源投入時、もしくはIGN信号がONされた場合もし
    くはIGN信号がOFF時に動作させることを特徴とす
    るモータ位置制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載しているモータ動作のイニ
    シャライズ動作は入出力I/F回路を経由するかまたは
    A/D入力回路を経由するかまたは通信回路を介して外
    部から入力される外部入力信号のうちエンジンのアクセ
    ル開度位置の信号であり、通常の制御状態時で、かつ前
    記アクセル開度位置が一定の値を一定の時間以上経過し
    た場合に少なくとも一回行わせることを特徴とするモー
    タ位置制御装置。
  7. 【請求項7】モータ位置制御装置のイニシャライズ動作
    において通常制御時にモータ位置のイニシャライズ動作
    をさせている最中に、目標開度位置信号が変化する等の
    要因によりイニシャライズを中止して通常の制御に復帰
    させる必要が生じた場合、モータの動作速度を変え、イ
    ニシャライズ動作から通常制御へ切替えたことによる動
    作応答時間の遅れがでなくなることを特徴とするモータ
    位置制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1に記載しているモータ動作のイニ
    シャライズ動作は外部から入出力I/F回路を経由する
    かまたはA/D入力回路を経由するかまたは通信回路を
    介して外部から入力される外部入力信号のうち、少なく
    ともエンジン回転数,アクセル開度信号,アイドル判定
    信号,負荷状態のテーブル値、でありエンジンの負荷状
    態を判別でき、これらの信号からエンジン負荷が一定の
    値より小さい状態が一定時間継続した時に少なくとも一
    回イニシャライズを行わせる事を特徴とするモータ位置
    制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1に記載しているモータ動作のイニ
    シャライズ動作は外部から入出力I/F回路を経由する
    かまたはA/D入力回路を経由するかまたは通信回路を
    介して外部から入力される外部入力信号のうち、少なく
    とも電源が投入されてからの経過時間がわかる信号をも
    とにしており、前回のイニシャライズ実施後一定時間が
    経過した場合に少なくとも一回イニシャライズを許可す
    ることを特徴とするモータ位置制御装置。
  10. 【請求項10】請求項1に記載しているモータ動作のイ
    ニシャライズ動作は外部から入出力I/F回路を経由す
    るかまたはA/D入力回路を経由するかまたは通信回路
    を介して外部から入力される外部入力信号のうち、少な
    くとも車輌の走行距離が判別できる信号であり、前回イ
    ニシャライズを実施してから車輌が一定の距離を走行し
    たと判断される場合に少なくとも一回イニシャライズを
    許可実施する事を特徴とするモータ位置制御装置。
  11. 【請求項11】請求項1に記載しているモータ動作のイ
    ニシャライズ動作はモータの一定値以上の開閉動作をカ
    ウントし、前回イニシャライズ動作を実施してから、モ
    ータ位置の開閉動作回数が一定値以上となった場合に、
    少なくとも一回イニシャライズの実施を許可する事を特
    徴とするモータ位置制御装置。
  12. 【請求項12】請求項1に記載しているモータ動作のイ
    ニシャライズ動作は外部から入出力I/F回路を経由す
    るかまたはA/D入力回路を経由するかまたは通信回路
    を介して外部から入力される外部入力信号のうち、少な
    くともターボチャージャの加給圧信号であり、通常制御
    状態でかつターボチャージャの加給圧が一定値以下の状
    態が一定時間継続した時に、少なくとも一回イニシャラ
    イズ動作を許可する事を特徴とするモータ位置制御装
    置。
  13. 【請求項13】請求項1に記載しているモータ動作のイ
    ニシャライズ動作は通信回路を介して外部から入力され
    る外部入力信号のうち、少なくともイニシャライズ許可
    信号であり、このイニシャライズ許可信号入力時に少な
    くとも一回イニシャライズ動作を許可する事を特徴とす
    るモータ位置制御装置。
  14. 【請求項14】請求項1に記載しているモータ動作のイ
    ニシャライズ動作は外部から入出力I/F回路を経由す
    るかまたはA/D入力回路を経由するかまたは通信回路
    を介して外部から入力される外部入力信号によりモータ
    位置制御装置が故障したと判断された時に少なくとも一
    回イニシャライズ動作を許可する事を特徴とするモータ
    位置制御装置。
  15. 【請求項15】請求項1に記載しているモータ動作のイ
    ニシャライズ動作は制御装置のモータ位置検出装置から
    の信号を元に、機械的な抵抗の増加等により通常の制御
    範囲より可動範囲が狭くなったと判断した場合に少なく
    とも一回イニシャライズ動作を許可する事を特徴とする
    モータ位置制御装置。
  16. 【請求項16】CPUとその周辺回路及び外部とのI/
    F回路から構成され少なくとも外部から入力された目標
    開度信号によりモータドライバを制御しモータを回転さ
    せ、モータの回転軸出力により、自動車のターボチャー
    ジャの吸入空気導入路の通路を開閉させ、ターボチャー
    ジャの加給圧を調整する制御装置において、機械的な全
    開位置及び全閉位置への動作を通常制御中に行う事によ
    り機械的な摩擦力の増大による機械的なロックの発生を
    防止させることを特徴とするモータ位置制御装置。
  17. 【請求項17】モータを制御する電子回路、 前記電子回路を外部と接続するインターフェイス回路、 吸入空気導入路上に可変翼を有し、吸入空気をエンジン
    に供給するターボチャージャ及び、 出力軸にモータ回転位置検出装置を有し、前記電子回路
    からの制御により前記ターボチャージャの可変翼の向き
    を歯車を介して変化させるモータを有するモータ位置制
    御装置において、 前記モータの制御動作範囲内の全開位置もしくは全閉位
    置への動作の少なくとも何れかを行い、モータ制御位置
    の基準点を設定することを特徴とするターボチャージャ
    のモータ位置制御方法。
  18. 【請求項18】請求項17において、 前記全開位置もしくは全閉位置への動作は前記モータ位
    置制御装置が取り付けられているエンジンの始動前に行
    うことを特徴とするターボチャージャのモータ位置制御
    方法。
  19. 【請求項19】請求項17または18において、 前記全開位置もしくは全閉位置への動作は前記モータ位
    置制御装置に電源が入れられる度に、少なくとも一度行
    うことを特徴とするターボチャージャのモータ位置制御
    方法。
JP2001347884A 2001-11-13 2001-11-13 ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法 Expired - Fee Related JP3817467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347884A JP3817467B2 (ja) 2001-11-13 2001-11-13 ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347884A JP3817467B2 (ja) 2001-11-13 2001-11-13 ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006014317A Division JP2006170215A (ja) 2006-01-23 2006-01-23 ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003148156A true JP2003148156A (ja) 2003-05-21
JP3817467B2 JP3817467B2 (ja) 2006-09-06

Family

ID=19160810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001347884A Expired - Fee Related JP3817467B2 (ja) 2001-11-13 2001-11-13 ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3817467B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7065966B2 (en) * 2002-12-05 2006-06-27 Hitachi, Ltd. Position control method by motor drive and control unit
CN102383915A (zh) * 2011-10-13 2012-03-21 芜湖杰锋汽车动力***有限公司 一种应用于涡轮增压器的执行器结构

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103674078B (zh) * 2012-09-24 2017-01-18 昆山科致瑞斯传感技术有限公司 重载旋转编码器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1026027A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Toyota Central Res & Dev Lab Inc エンジンの過給装置
JPH11159352A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関のスロットルバルブ装置
JP2000314343A (ja) * 1999-05-06 2000-11-14 Nissan Motor Co Ltd スロットル開度センサ出力特性の学習方法
WO2001007768A1 (fr) * 1999-07-28 2001-02-01 Hitachi, Ltd. Procede et appareil pour papillon commande par moteur, automobile, procede de mesure de la temperature d'un moteur pour la commande du papillon et procede de mesure de la temperature du moteur
JP2001107738A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変ノズルターボチャージャー制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1026027A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Toyota Central Res & Dev Lab Inc エンジンの過給装置
JPH11159352A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関のスロットルバルブ装置
JP2000314343A (ja) * 1999-05-06 2000-11-14 Nissan Motor Co Ltd スロットル開度センサ出力特性の学習方法
WO2001007768A1 (fr) * 1999-07-28 2001-02-01 Hitachi, Ltd. Procede et appareil pour papillon commande par moteur, automobile, procede de mesure de la temperature d'un moteur pour la commande du papillon et procede de mesure de la temperature du moteur
JP2001107738A (ja) * 1999-10-12 2001-04-17 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変ノズルターボチャージャー制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7065966B2 (en) * 2002-12-05 2006-06-27 Hitachi, Ltd. Position control method by motor drive and control unit
CN102383915A (zh) * 2011-10-13 2012-03-21 芜湖杰锋汽车动力***有限公司 一种应用于涡轮增压器的执行器结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3817467B2 (ja) 2006-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7065966B2 (en) Position control method by motor drive and control unit
US20060162701A1 (en) Method for detecting reverse rotation for internal combustion engines
CN108138660B (zh) 阀控制装置
CN110573712B (zh) 用于识别皮带打滑的方法
US7222593B2 (en) Adjusting device for a camshaft
US7032570B2 (en) Electronic throttle control device for engine
US10851730B2 (en) Anomaly determination device and anomaly determination method
US8174228B2 (en) Motor control device
US9574876B2 (en) Angle detector
JP2003148156A (ja) ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法
JP4045894B2 (ja) エンジンおよび燃料電池の冷却装置
KR101045794B1 (ko) 하이브리드 차량용 오일펌프 제어장치 및 제어방법
KR101646386B1 (ko) Cvvt의 체결 볼트 이상 감지 방법 및 그 시스템
JP5103373B2 (ja) インクリメント位置センサの初期設定方法
JP2003148157A (ja) ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法
JP3877835B2 (ja) 自動車のスロットル制御装置
JP4785260B2 (ja) 開閉体の挟み込み判定制御方法
JP2006170215A (ja) ターボチャージャのモータ位置制御装置及びモータ装置制御方法
JP3820998B2 (ja) 回転検出装置
JP2005147070A (ja) モータ駆動式スロットルバルブ制御装置
JP2658496B2 (ja) 直流モータ型位置決め装置の故障判定・復帰方法
JP2007298044A (ja) モータ駆動による位置制御装置
JPH0517395Y2 (ja)
JP2008274803A (ja) ターボチャージャ制御装置および方法並びにモータ回転位置制御装置および方法
JP4503846B2 (ja) 電気的に駆動されるアセンブリの開閉過程を電子的に監視および制御する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060123

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060512

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees