JP2003133212A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

Info

Publication number
JP2003133212A
JP2003133212A JP2001328660A JP2001328660A JP2003133212A JP 2003133212 A JP2003133212 A JP 2003133212A JP 2001328660 A JP2001328660 A JP 2001328660A JP 2001328660 A JP2001328660 A JP 2001328660A JP 2003133212 A JP2003133212 A JP 2003133212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizer
light
optical
polarization
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001328660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3652296B2 (ja
Inventor
Buntaro Masaki
文太郎 正木
Akira Miyake
明 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001328660A priority Critical patent/JP3652296B2/ja
Priority to EP02257415A priority patent/EP1306665A3/en
Priority to US10/280,806 priority patent/US6999172B2/en
Publication of JP2003133212A publication Critical patent/JP2003133212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3652296B2 publication Critical patent/JP3652296B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/7055Exposure light control in all parts of the microlithographic apparatus, e.g. pulse length control or light interruption
    • G03F7/70566Polarisation control
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/21Polarisation-affecting properties
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N23/00Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
    • G01N23/20Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型で安価な非直線偏光の光源を用いて高偏
光度且つ容易に偏光面の切り替えを可能とし、容易に高
精度な測定をすることができる光学装置を提供する。 【解決手段】 被測定体の偏光に依存した特性を測定す
る光学装置であって、極端紫外線領域又はX線領域の非
直線偏光の光束を射出する光源と、前記光源から射出さ
れた前記光束を順次反射するとともに入射光束の光軸と
出射光束の光軸とが同一直線上にあるように配置された
3回以上反射するミラー群で構成され回転可能な偏光子
とを有する光学装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、測定装
置に係り、特に、光源として極端紫外線領域(EUV:
extreme ultraviolet)、又はX線
領域の発光光源を利用する測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のX線、軟X線、EUV光学の発展
に伴い、その利用分野は多岐にわたるようになってき
た。特に、EUV光を用いた光学素子等の評価は注目を
集めている。一般に、光を照射して光学素子の反射率を
評価する際には、光の偏光によって光学素子が示す性質
が異なるので、かかる偏光を考慮する必要がある。光の
偏光は、図18に示すように、反射面1000aに対し
て紙面に垂直な電場ベクトルをもつ偏光をs偏光、s偏
光に垂直でかつ波数ベクトルに垂直な電場ベクトルをも
つ偏光をp偏光と定義し、偏光度Pはs偏光の強度I
とp偏光の強度Iを用いて、次式で与えられる。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、図18は、光の偏光を示す概略図
である。
【0005】例えば、X線、軟X線領域に高い反射率を
有する多層膜ミラーがあるが、かかる多層膜反射ミラー
は入射光の偏光によって反射率が大きく異なる。図19
に、光の入射角を42.6°、モリブデン(Mo)層と
シリコン(Si)層を合わせた膜厚9.6nm、膜数5
層対として計算で求めた多層膜ミラーの反射率特性を示
す。同図は、横軸に多層膜ミラーに入射する光の波長
を、縦軸に多層膜ミラーの反射率を採用している。即
ち、p及びs偏光が混在する光では偏光度によって値が
異なるため正確な反射率を測定することができず、高精
度に反射率を測定するにはp偏光又はs偏光の直線偏光
に分けて測定を行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、無
偏光の光源から高偏光度、且つ、偏光面の切り替えが可
能な直線偏光を作り出して測定に用いることは容易では
なかった。
【0007】例えば、高精度に反射率を測定する装置と
して、従来からシンクロトロン光源を用いた反射率計が
使用されている。図20は、シンクロトロン光源を用い
た反射率計2000の概略図である。反射率計2000
は、光源2100の偏向電磁石からの放射光を利用す
る。偏向電磁石からの放射光は、電子軌道面内に電場ベ
クトルがある直線偏光を持つ。従って、後段の光学系2
200を介してp偏光又はs偏光に分離した光が被測定
体2300に照射され、検出器2700により偏光を考
慮した反射率測定が可能となっている。しかし、シンク
ロトロン光源を用いた反射率計2000は、光源210
0からの放射光が必ず電子軌道平面内に直線偏光してい
るため被測定体2300上の偏光の向きを替える(即
ち、s偏光又はp偏光の選択)には被測定体2300の
向きを変えるしかない。従って、被測定体2300の向
きを変えるには、被測定体2300の入った通常数百キ
ログラム程度のチャンバーを回転させなければならず、
s偏光又はp偏光の選択は非常に困難であった。また、
シンクロトロン光源自体も非常に大規模で高価であっ
た。
【0008】そこで、シンクロトロン光源と比較して小
型で安価なレーザープロデュースプラズマ光源(以下、
LPP光源と称する)を用いた反射率計がProcee
dings of SPIE Vol.4144(20
00).pp76−81.Development o
f an EUV Reflectometerusi
ng a laser−plasma X−ray s
ource.において提案されている。かかる装置は、
測定で得られたデータをカーブフィッティングすること
により多層膜パラメータを決定している。しかし、光源
からの偏光をランダムと仮定し、s偏光を光学系配置の
計算から5%と見積もっているため偏光度に不確定性が
残り、反射率に誤差が生じ高精度な多層膜パラメータの
決定を行うことができない。
【0009】更に、優れた偏光特性を有する透過型の多
層膜偏光子を挿入することで上述の問題を回避する反射
率計がProceedings of SPIE Vo
l.1720(1992).pp190−194. S
oft−x−ray polarization me
asurement with a laborato
ry reflectometer.において提案され
ている。かかる装置は、LLP光源を用いながらも、M
oとSiを積層した透過型多層膜偏光子を取り付けるこ
とで偏光を分離した反射率の測定を可能にしている。し
かし、透過率を考えると多層膜偏光子の厚み(多層膜と
基板とを含めた厚み)を数百nm以下に抑えることが必
要なため作製が困難であり、壊れやすく耐熱性にも問題
がある。また、MoとSiを41層積層した偏光子に無
偏光の波長12.8nmの軟X線が透過した場合、s偏
光とp偏光の透過強度比は0.2程度であり、高い偏光
度を得ることができない。
【0010】一方、所望の偏光状態を得るために、作製
が容易で耐久性にも優れた反射型の偏光子を用いること
もRev.Sci.Instrum.66(2)pp1
598−1600,February 1995.Pe
rformance evaluation of a
soft x−ray quadruple ref
lection circular polarize
r.で提案されているが、これは4枚の多層膜ミラー構
成で直線偏光を円偏光にするだけであり、高精度な試料
の偏光に依存した特性の測定に用いることはできない。
【0011】更に、光軸周りに回転可能な3枚の多層膜
ミラー構成の偏光子を2つ用いることがRev.Sc
i.Instrum.66(2)pp1923−192
5,February 1995.Polarizat
ion characterization of c
ircularly polarized vacuu
m−ultraviolet and Soft−x−
ray helicalundulator radi
ation.で提案されているが、これはシンクロトロ
ン光源の特性や円偏光の度合いを測定する装置であり用
途が異なる。
【0012】つまり、上述の装置では、偏光を考慮した
精度の高い測定をシンクロトロンを用いて行うには大規
模な構成の使用が避けられず、一方小型且つ安価な非直
線偏光光源であるLPP光源を用いた場合の精度の高い
測定に適した構成が実現していなかった。
【0013】そこで、本発明は、非直線偏光の光源を用
いた場合であっても高偏光度且つ容易に偏光面の切り替
えを可能とし、容易に高精度な測定をすることができる
光学装置を提供することを例示的目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一側面としての光学装置は、被測定体の偏
光に依存した特性を測定する光学装置であって、極端紫
外線領域又はX線領域の非直線偏光の光束を射出する光
源と、前記光源から射出された前記光束を順次反射する
とともに入射光束の光軸と出射光束の光軸とが同一直線
上にあるように配置された3回以上反射するミラー群で
構成され回転可能な偏光子とを有する。かかる光学装置
によれば、偏光子によって入射光束の光軸と出射光束の
光軸を変化させずに、非直線偏光の光束を直線偏光に変
換して被測定体に照射し、偏光依存特性を測定すること
ができる。前記偏光子は、前記入射光束の光軸を中心軸
として回転する。これにより、被測定体に対する偏光面
を切り替えることができる。即ち、偏光子を回転させる
だけで、s偏光又はp偏光を選択することができる。前
記偏光子は、前記光源から射出される前記光束の光路に
対して退避可能である。これにより、被処理体に無偏光
の光を照射することができる。前記光源から射出された
前記光束を集光する光学系と、前記偏光子からの前記出
射光束を前記被測定体で結像する結像光学系とを更に有
し、前記偏光子は、前記被測定体と光学的に略共役な位
置に配置される。これにより、偏光子の設計誤差及び/
又は配置誤差による角度ずれ及び位置ずれの影響を防ぐ
ことができる。前記光源から射出された前記光束を集光
する光学系を更に有し、前記偏光子は、前記被測定体に
近接して配置される。これにより、偏光子の設計誤差及
び/又は配置誤差による角度ずれの影響を防ぐことがで
きる。
【0015】本発明の更に別の側面としての光学素子
は、上述の光学装置を用いて偏光に依存する特性が測定
され、特性が所定値以上である。かかる光学素子は、レ
ンズ、回折格子、光学膜体及びそれらの複合体、例え
ば、レンズ、マルチレンズ、レンズアレイ、レンチキュ
ラーレンズ、ハエの目レンズ、非球面レンズ、回折格
子、バイナリ−オプティックス素子及びそれらの複合体
を含む。
【0016】本発明の更に別の側面としての露光装置
は、紫外光、遠紫外光及び真空紫外光を露光体として利
用し、当該露光光を、上述の光学素子を含む光学系を介
して被処理体に照射して当該被処理体を露光する。かか
る露光装置も光学素子と同様の作用を奏する。
【0017】本発明の更に別の側面としてのデバイス製
造方法は、上述の露光装置を用いて前記被処理体を投影
露光するステップと、前記投影露光された前記被処理体
に所定のプロセスを行うステップとを有する。上述の露
光装置の作用と同様の作用を奏するデバイス製造方法の
請求項は、中間及び最終結果物であるデバイス自体にも
その効力が及ぶ。また、かかるデバイスは、LSIやV
LSIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気セン
サー、薄膜磁気ヘッドなどを含む。
【0018】本発明の更なる目的又はその他の特徴は、
以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によ
って明らかにされるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の光学装置の一例としての反射率測定装置1及び光電子
分光装置2について説明する。但し、本発明はこれらの
実施例に限定するものではなく、本発明の目的が達成さ
れる範囲において、各構成要素が代替的に置換されても
よい。ここで、図1は、反射率測定装置1の概略図であ
る。反射率測定装置1は、図1に示すように、光源10
と、前置鏡20と、スリット30と、回折格子40と、
スリット50と、偏光子60と、後置鏡70と、検出器
80とを有し、被測定体90の反射率を測定する。
【0020】光源10は、EUV又はX線領域のプラズ
マ光源であり、等方的に無偏光で連続波長を持つ発散光
を発光する。前置鏡20は、光源10からのEUV光を
取り込み、光源10の像を結像する。前置鏡20の後段
にスリット30を設置することで取り込む光源10のサ
イズを制限する。回折格子40は、入射される光を波長
により異なる角度に回折するので、後段にスリット50
を設けることで分光を行なうことができる。前置鏡2
0、スリット30、回折格子40、スリット50の構成
は、Dragon型モノクロメーターと呼ばれ、公知の
技術として用いられているのでここでは詳しい説明は省
略する。光源10から発せられたEUV光は、スリット
50の直後ではほぼ無偏光の単色光である。
【0021】偏光子60は、多層膜ミラーを複数枚組み
合わせ、このうち少なくとも1枚の多層膜ミラーをブリ
ュースター角に近い入射角度となるように構成し、s偏
光とp偏光の反射率の違いを利用して無偏光の光を直線
偏光にする。多層膜ミラーの組み合わせは、偏光子60
の入射光束の光軸と出射光束の光軸とが同一直線上にあ
るように配置する(以下、この構成を「光軸を変化させ
ない構成」と称する)。
【0022】偏光子60の多層膜ミラーの配置の一例を
図2に示す。図2は、偏光子60の概略図である。偏光
子60は、図2に示すように、第1の多層膜ミラー62
の入射角度を66.3°、第2の多層膜ミラー64の入
射角度を42.6°、第3の多層膜ミラー66の入射角
度を66.3°で構成する。従って、偏光子60は、光
軸を変化させることなく、第2の多層膜ミラー64がブ
リュースター角の近傍であるので高い偏光度が実現でき
る。第1乃至第3の多層膜ミラー62乃至66は、Mo
/Si多層膜ミラーであり、計算上、波長13.5nm
近傍でp偏光とs偏光の比は1×10−3である。ま
た、第1及び第3の多層膜ミラー62及び66は、膜厚
20nm、膜数3層対であり、第2の多層膜ミラー64
は、膜厚9.6nm、膜数5層対である。但し、偏光子
60を構成する多層膜ミラーは3枚に限らず、偏光子6
0への入射光束の光軸と出射光束の光軸が変わらない構
成であれば何枚使用してもよく、例えば、図3に示すよ
うに、第4の多層膜ミラー68を加えて4枚で構成して
もよい。ここで、図3は、偏光子60の変形例である偏
光子60Aの概略図である。
【0023】また、偏光子60は、図示しない駆動機構
を有し、光軸を回転軸として偏光子60を回転すること
で偏光面を切り替えることでs偏光又はp偏光を選択す
ることができる。更に、図示しない駆動機構により光軸
と垂直方向に偏光子60を移動(出し入れ)して無偏光
を選択することもできる。無偏光の光源10と偏光子6
0を用いることで、回転のみの容易な操作で偏光の向き
の選択が可能となる。
【0024】偏光子60は使用の有無に限らず、また偏
光を切り替えても光軸を動かさないので原理的には反射
率測定装置1内のどの部分にも設置可能である。しか
し、実際には、設計値通りに作製されずに設計誤差や、
設置のときの設置誤差を含む場合がある。偏光子60の
設計誤差及び設置誤差は、図4及び図5に示すように、
理想的な光軸から出射光束の光軸角度がずれてしまう角
度ずれや出射光束の光軸位置が理想的な光軸から出射光
束の位置がずれてしまう位置ずれを引き起こし、偏光子
60を設置する場所によって反射率測定装置1の性能に
与える影響が異なる。ここで、図4は、偏光子60にお
ける出射光束光軸の角度ずれを示す図であり、図5は、
偏光子60における出射光束の光軸の位置ずれを示す図
である。
【0025】ここで、図6乃至図9を参照して、偏光子
60の角度ずれ及び位置ずれについて、図2で示した第
1乃至第3の多層膜ミラー62乃至66の配置を例に詳
しく説明する。図6は、偏光子60の設計誤差による角
度ずれを示す図、図7は、偏光子60の設計誤差による
位置ずれを示す図、図8は、偏光子60の設置誤差によ
る角度ずれを示す図、図9は、偏光子60の設置誤差に
よる位置ずれを示す図である。
【0026】図6を参照するに、第1及び第2の多層膜
ミラー62及び64は、入射光束の光軸に対し正しく設
置されているが、第3の多層膜ミラー66の角度が正し
い角度からΔθずれている。この場合、出射光束の光軸
角度は入射光束の光軸に対して2Δθほどずれてしま
う。また、図7を参照するに、第1及び第2の多層膜ミ
ラー62及び64は、入射光束の光軸に対し正しく設置
されているが、第3の多層膜ミラー66の位置が正しい
位置からΔyだけずれている。この場合、出射光束の光
軸角度は入射光束の光軸と平行であるが、位置がΔyだ
けずれてしまう。
【0027】また、第1乃至第3の多層膜ミラー62乃
至66の位置関係が正しく設置されて、それ自体は正確
な偏光子であったとしても、入射光束の光軸に対して正
しく設置されなければ誤差が生じる。図8を参照する
に、第1の多層膜ミラー62へ入射される入射光束の光
軸角度がΔθずれている。この場合、出射光束の光軸角
度は光軸に対して2Δθほどずれてしまう。また、図9
を参照するに、入射光束の光軸と第1の多層膜ミラー6
2の中心62aがΔyずれている。この場合、出射光束
の光軸角度は入射光束の光軸と平行であるが、位置が2
Δyだけずれてしまう。
【0028】従って、偏光子60の角度ずれ及び/又は
位置ずれが起きると理想的な結像位置から像が動くとい
う問題が生じる。図10は、偏光子60の角度ずれによ
る結像位置のずれを示す図である。図10を参照する
に、偏光子60の出射光束の光軸角度ずれΔθと、スリ
ット50と偏光子60までの距離dの積は、後置鏡70
から見たスリット50の開口位置(即ち、物点位置)の
移動量Mと等価である。例えば、偏光子60の設置誤差
により出射光束に1mradの誤差が生じた場合、スリ
ット50から1mの場所に偏光子60があればスリット
50の位置が1mm動いたことになり、0.1mの場所
に偏光子60があればスリット50の位置が0.1mm
動いたことに等価である。また、被測定体90上での光
束移動量(即ち、結像位置の移動量)は、スリット50
の開口位置の移動量Mと後置鏡70の倍率との積と等価
である。従って、偏光子60の後段に後置鏡70などの
結像光学系がある場合には、偏光子60をスリット50
に近い場所(即ち、被測定試料と略共役な位置)に設置
する方が、偏光子60の角度に関する設置誤差を軽減す
ることになる。
【0029】一方、光軸に垂直な方向の偏光子60の位
置ずれは、図11に示すように、出射光束の光軸を平行
に動かす。ここで、図11は、偏光子60の位置ずれに
よる結像位置のずれを示す図である。図11を参照する
に、光軸に垂直な方向の偏光子60の位置ずれにより、
出射光束の後置鏡70への入射位置が変化する。しか
し、後置鏡70の入射位置の変化は平行移動であるの
で、スリット50から後置鏡70までのどの場所に偏光
子60を設置した場合も後置鏡70の入射位置に与える
影響は同じである。
【0030】従って、偏光子60の後段に後置鏡70の
ような結像光学系がある場合は、偏光子60の角度ずれ
に対しては偏光子60をスリット50(即ち、物点位
置)又は可能な限りその近傍(略共役な位置)に設置す
ることが望ましい。また、偏光子60と被測定体の間に
後置鏡70のような結像光学系がない場合は、できるだ
け被測定体90の近傍に偏光子60を設置することで設
置誤差の影響を小さくすることができる。
【0031】再び、図1に戻って、後置鏡70は、集光
作用を持ちスリット50の像を被測定体90上へ結像す
る。被測定体90と検出器80は、図示しないθ‐2θ
ステージに設置され、検出器80により被測定体90の
反射光強度を検出し反射率を測定する。
【0032】測定において、光源10から発せられた無
偏光のEUV光は、前置鏡20で結像され、スリット3
0によりサイズが整形される。サイズが整形されたEU
V光は、回折格子40により波長毎に異なる角度に回折
されスリット50により分光される。分光されたEUV
光は、偏光子60により直線偏光の単色光に変換され、
後置鏡70によって集光され被測定体90を照射し、検
出器80により反射率が測定される。前置鏡20、回折
格子40、後置鏡70は、X線領域での全反射を利用す
るため、通常、斜入射で用いられる。また、偏光子60
を導入することで、p偏光又はs偏光又は無偏光の選択
が可能となり3種類の測定を容易に行なうことができ
る。また、直線偏光のX線を用いて測定する場合には充
分な偏光度が得られる。
【0033】以上、無偏光の光源10と、光軸を変化さ
せないと共に、移動及び回転可能な偏光子60を組み合
わせることで、容易に偏光を考慮した測定が可能とな
る。また、同時に偏光子60の設置場所を最適化するこ
とで、設計誤差及び設置誤差があった場合の影響を軽減
することができる。従って、反射率測定装置1は、偏光
のゆらぎの影響を受けることなく、光学部材等の反射率
を高精度に測定することが可能となる。
【0034】更に、波長依存性を測定するときには、ス
リット30を固定したまま回折格子40を回転し、波長
走査を行う。偏光子60は、第1乃至第3の多層膜ミラ
ー62乃至66で構成されているため、近似的に以下の
数式2に示すブラッグの式で表されるように、波長によ
って最適な膜厚が変化する。
【0035】
【数2】
【0036】そこで、図12に示すように、第2の多層
膜ミラー64の多層膜に位置の関数として膜厚分布Tを
つける。従って、波長に応じて第2の多層膜ミラーだけ
を光軸方向に移動することで反射率の低下を防ぐことが
できる。ここで、図12は、膜厚分布Tを施した第2の
多層膜ミラー64の概略断面図である。
【0037】図13は、膜厚選択装置の概略図である。
分光器100と多層膜ミラー駆動ステージ110は、コ
ントローラー120を介して接続されており、波長に応
じて多層膜ミラー駆動ステージ110が駆動し、第2の
多層膜ミラー64を最適な膜厚分布位置に移動させる。
分光器100は、波長による回折角の違いを利用して所
望の波長だけがスリット50を通過するようにする。偏
光子60の角度ずれ及び位置ずれが起きると所望の波長
がスリット50を通過できず、所望の波長と異なった波
長の光がスリット50を通過することになり、所望の波
長の光が取り出せないことになる。従って、偏光子60
はスリット50から下段に設置することが望ましい。さ
らに、後置鏡70がある場合は可能な限りスリット50
に近い場所に設置することが望ましく、後置鏡70がな
い場合は可能な限り被測定体90に近い場所に設置する
ことが望ましい。なお、本実施形態においては、第2の
多層膜ミラー64に膜厚分布Tを施したが、第1及び第
3の多層膜ミラー62及び66に膜厚分布Tを施して波
長の変化に応じて移動させてもよい。
【0038】以下、図14を参照して、光電子分光装置
2について説明する。図14は、本発明の光電子分光装
置2の概略図である。なお、図1及び図13で示すのと
同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する
説明は省略する。光電子分光装置2は直線偏光が必要な
測定装置の1つであり、特に、結晶や配向試料の測定に
必要となる。
【0039】光電子分光装置2は、図14に示すよう
に、光源10と、分光器100と、偏光子60と、回転
ステージ130と、エネルギー分析器140と、真空チ
ャンバ150とを有する。光電子分光装置2は真空中に
置かれた被測定体90に、高エネルギーの直線偏光した
単色光を照射し、外部光電効果によって放出される光電
子のスペクトルを測定する。光電子分光装置2は、分光
器100と被測定体90の間に光学系がない装置であ
る。このような装置の場合、偏光子60を設置すること
による被測定体90のビーム位置変動は、偏光子60を
できるだけ被測定体90近傍に設置することで低減され
る。
【0040】光源10からの光は、分光器100により
単色化される。そして、被測定体90近傍に設置された
偏光子60により直線偏光となって被測定体90に照射
され、被測定体90から出てきた光電子をエネルギー分
析器140により測定及び解析することで被測定体90
の固有の情報を得ることができる。より詳細な情報を得
るには、偏光子90の偏光面を切り替えて、再度測定を
行う。
【0041】光源10をシンクロトロン光源とし、偏光
子60を用いずに測定を行う場合、被測定体90に対す
る偏光面を切り替えるためには、被測定体90の入った
真空チャンバー150を回転させなければならない。し
かし、図14に示した構成であれば、偏光子60を回転
するだけで、被測定体60に対する偏光面を切り替える
ことができ、容易に詳細な被測定体90の情報を得るこ
とができる。従って、光電子分光装置2は、偏光のゆら
ぎの影響を受けることなく、光学部材等に用いられる結
晶等を高精度に測定することが可能となる。
【0042】以上、反射率測定装置1及び光電子分光装
置2を例に説明したが、本発明はこれらに限るものでは
なく、偏光が必要な反射型XAFS、蛍光XAFS、X
線小角散乱、軟X線分光計、X線回折、XPS、AE
S、RHEED、REED等の測定にも有効である。
【0043】以下、図15を参照して、本発明の例示的
な露光装置300について説明する。ここで、図15
は、露光装置300の概略ブロック図である。露光装置
300は、図15に示すように、回路パターンが形成さ
れたマスク又はレチクル(本出願ではこれらの用語を交
換可能に使用する)320を照明する照明装置310
と、プレートを支持するステージ345と、照明された
マスクパターンから生じる回折光をプレート340に投
影する投影光学系330とを有する。
【0044】露光装置300は、例えば、ステップアン
ドリピート方式やステップアンドスキャン方式でマスク
320に形成された回路パターンをプレート340に露
光する投影露光装置である。かかる露光装置は、サブミ
クロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィ工程に
好適であり、以下、本実施形態ではステップアンドスキ
ャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる)を
例に説明する。ここで、「ステップアンドスキャン方
式」は、マスクに対してウェハを連続的にスキャンして
マスクパターンをウェハに露光すると共に、1ショット
の露光終了後ウェハをステップ移動して、次のショット
の露光領域に移動する露光方法である。「ステップアン
ドリピート方式」は、ウェハのショットの一括露光ごと
にウェハをステップ移動して次のショットを露光領域に
移動する露光方法である。
【0045】照明装置310は、転写用の回路パターン
が形成されたマスク320を照明し、光源部312と照
明光学系314とを有する。
【0046】光源部312は、例えば、光源としてレー
ザーを使用する。レーザーは、波長約193nmのAr
Fエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシ
マレーザー、波長約157nmのFエキシマレーザー
などを使用することができるが、レーザーの種類はエキ
シマレーザーに限定されず、例えば、YAGレーザーを
使用してもよいし、そのレーザーの個数も限定されな
い。例えば、独立に動作する2個の固体レーザーを使用
すれば固体レーザー間相互のコヒーレンスはなく、コヒ
ーレンスに起因するスペックルはかなり低減する。さら
にスペックルを低減するために光学系を直線的又は回転
的に揺動させてもよい。また、光源部312にレーザー
が使用される場合、レーザー光源からの平行光束を所望
のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレント
なレーザー光束をインコヒーレント化するインコヒーレ
ント化光学系を使用することが好ましい。また、光源部
312に使用可能な光源はレーザーに限定されるもので
はなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなど
のランプも使用可能である。
【0047】照明光学系314は、マスク320を照明
する光学系であり、レンズ、ミラー、ライトインテグレ
ーター、絞り等を含む。例えば、コンデンサーレンズ、
ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリ
ット、結像光学系の順で整列する等である。照明光学系
314は、軸上光、軸外光を問わず使用することができ
る。ライトインテグレーターは、ハエの目レンズや2組
のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレ
ンズ)板を重ねることによって構成されるインテグレー
ター等を含むが、光学ロッドや回折素子に置換される場
合もある。かかる照明光学系314のレンズなどの光学
素子に本発明の光学装置で所定値の光学特性を有すると
測定された光学素子を使用することができる。
【0048】マスク320は、例えば、石英製で、その
上には転写されるべき回路パターン(又は像)が形成さ
れ、図示しないマスクステージに支持及び駆動される。
マスク320から発せられた回折光は投影光学系330
を通りプレート340上に投影される。プレート340
は、ウェハや液晶基板などの被処理体でありレジストが
塗布されている。マスク320とプレート340とは共
役の関係にある。スキャナーの場合は、マスク320と
プレート340を走査することによりマスク320のパ
ターンをプレート340上に転写する。ステッパーの場
合は、マスク320とプレート340を静止させた状態
で露光が行われる。
【0049】投影光学系330は、複数のレンズ素子の
みからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚
の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学
系)、複数のレンズ素子と少なくとも一枚のキノフォー
ムなどの回折光学素子とを有する光学系、全ミラー型の
光学系等を使用することができる。色収差の補正が必要
な場合には、互いに分散値(アッベ値)の異なるガラス
材からなる複数のレンズ素子を使用したり、回折光学素
子をレンズ素子と逆方法の分散が生じるように構成した
りする。かかる投影光学系330のレンズなどの光学素
子に本発明の光学装置で所定値の光学特性を有すると測
定された光学素子を使用することができる。
【0050】プレート340にはフォトレジストが塗布
されている。フォトレジスト塗布工程は、前処理と、密
着性向上剤塗布処理と、フォトレジスト塗布処理と、プ
リベーク処理とを含む。前処理は、洗浄、乾燥などを含
む。密着性向上剤塗布処理は、フォトレジストと下地と
の密着性を高めるための表面改質(即ち、界面活性剤塗
布による疎水性化)処理であり、HMDS(Hexam
ethyl−disilazane)などの有機膜をコ
ート又は蒸気処理する。プリベークは、ベーキング(焼
成)工程であるが現像後のそれよりもソフトであり、溶
剤を除去する。
【0051】ステージ345は、プレート340を支持
する。ステージ345は、当業界で周知のいかなる構成
をも適用することができるので、ここでは詳しい構造及
び動作の説明は省略する。例えば、ステージ345は、
リニアモーターを利用してXY方向にプレート340を
移動することができる。マスク320とプレート340
は、例えば、同期走査され、ステージ345と図示しな
いマスクステージの位置は、例えば、レーザー干渉計な
どにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動され
る。ステージ345は、例えば、ダンパを介して床等の
上に支持されるステージ定盤上に設けられ、マスクステ
ージ及び投影光学系330は、例えば、鏡筒定盤は床等
に載置されたベースフレーム上にダンパ等を介して支持
される図示しない鏡筒定盤上に設けられる。
【0052】露光において、光源部312から発せられ
た光束は、照明光学系314によりマスク320を、例
えば、ケーラー照明する。マスク320を通過してマス
クパターンを反映する光は投影光学系330によりプレ
ート340に結像される。露光装置300が使用する照
明光学系314及び投影光学系330は、本発明の光学
装置で光学特性が所定値を満たすと測定された光学素子
を含んで紫外光、遠赤外光及び真空紫外光を高い透過率
で透過するので、高いスループットで経済性よくデバイ
ス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDな
ど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。
【0053】次に、図16及び図17を参照して、上述
の露光装置300を利用したデバイス製造方法の実施例
を説明する。図16は、デバイス(ICやLSIなどの
半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するた
めのフローチャートである。ここでは、半導体チップの
製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デ
バイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)で
は、設計した回路パターンを形成したマスクを製作す
る。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材
料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロ
セス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリ
ソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成す
る。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステ
ップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ
化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボ
ンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の
工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作
成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テス
トなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイ
スが完成し、それが出荷(ステップ7)される。
【0054】図17は、ステップ4のウェハプロセスの
詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)で
は、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ
13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによ
って形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、
ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処
理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16
(露光)では、露光装置300によってマスクの回路パ
ターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)で
は、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチ
ング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取
る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが
済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステ
ップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路
パターンが形成される。本実施例の製造方法によれば、
従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
【0055】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はこれらに限定されずその要旨の範囲内で様
々な変形や変更が可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、非直線偏光の光源と、
光軸を変えずに直線偏光に変換する偏光子を用いること
で、偏光度の高い、偏光面の切り替え可能な直線偏光を
作り出すことが可能となり、容易に高精度な被測定試料
の偏光に依存した特性の測定をすることができる。さら
に、偏光子の設置場所を最適化することで偏光子の設計
誤差、設置誤差があった場合に被測定体上の照射位置変
動、被測定体への入射角変動等の影響を軽減することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光学装置の一例としての反射率測定
装置の概略図である。
【図2】 図1に示す偏光子の概略図である。
【図3】 図2に示す偏光子の変形例である偏光子の概
略図である。
【図4】 図1に示す偏光子における出射光束の光軸の
角度ずれを示す図である。
【図5】 図1に示す偏光子における出射光束の光軸の
位置ずれを示す図である。
【図6】 図1に示す偏光子の設計誤差による出射光束
の光軸の角度ずれを示す図である。
【図7】 図1に示す偏光子の設計誤差による出射光束
の光軸の位置ずれを示す図である。
【図8】 図1に示す偏光子の設置誤差による出射光束
の光軸の角度ずれを示す図である。
【図9】 図1に示す偏光子の設置誤差による出射光束
の光軸の位置ずれを示す図である。
【図10】 図1に示す偏光子の角度ずれによる結像位
置のずれを示す図である。
【図11】 図1に示す偏光子の位置ずれによる結像位
置のずれを示す図である。
【図12】 膜厚分布を施した多層膜ミラーの概略断面
図である。
【図13】 膜厚選択装置の概略図である。
【図14】 本発明の光学装置の一例としての光電子分
光装置の概略図である。
【図15】 本発明の例示的な露光装置の概略ブロック
図である。
【図16】 本発明の露光装置を有するデバイス製造方
法を説明するためのフローチャートである。
【図17】 図5に示すステップ4の詳細なフローチャ
ートである。
【図18】 光の偏光を示す概略図である。
【図19】 多層膜ミラーの反射率特性を示すグラフで
ある。
【図20】 シンクロトロン光源を用いた反射率計の概
略図である。
【符号の説明】
1 反射率測定装置 2 光電子分光装置 10 光源 40 回折格子 60、60A 偏光子 62 第1の多層膜ミラー 64 第2の多層膜ミラー 66 第3の多層膜ミラー 68 第4の多層膜ミラー 100 分光器 300 露光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 23/227 G02B 5/18 5F046 G02B 5/18 5/30 5/30 27/28 Z 27/28 G03F 7/20 503 G03F 7/20 503 521 521 H01L 21/30 531A 517 Fターム(参考) 2G001 AA01 AA07 AA09 BA07 BA08 BA18 CA03 EA01 EA04 EA08 EA09 GA01 GA03 GA05 JA03 KA12 LA11 MA05 2G059 AA02 BB08 BB16 EE02 EE05 EE11 GG01 GG04 GG10 HH03 HH04 HH05 HH06 JJ05 JJ13 JJ19 KK01 2H049 AA03 AA50 AA64 BA02 BA43 BB03 BB05 BC23 2H097 BB03 CA13 LA10 2H099 AA00 BA09 BA17 CA02 DA00 DA07 5F046 AA08 GB01 GD12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定体の偏光に依存した特性を測定す
    る光学装置であって、 極端紫外線領域又はX線領域の非直線偏光の光束を射出
    する光源と、 前記光源から射出された前記光束を順次反射するととも
    に入射光束の光軸と出射光束の光軸とが同一直線上にあ
    るように配置された3回以上反射するミラー群で構成さ
    れ回転可能な偏光子とを有する光学装置。
  2. 【請求項2】 前記偏光子は、前記入射光束の光軸を中
    心軸として回転可能である請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記偏光子は、前記光源から射出される
    前記光束の光路に対して退避可能である請求項1記載の
    光学装置。
  4. 【請求項4】 前記偏光子からの前記出射光束を前記被
    測定体で結像する結像光学系を有し、 前記偏光子は、前記結像光学系と光学的に略共役な位置
    に配置される請求項1記載の光学装置。
  5. 【請求項5】 前記偏光子は、前記被測定体に近接して
    配置される請求項1記載の光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載
    の光学装置を利用して偏光に依存する特性を測定し、当
    該特性が所定値以上である光学素子。
  7. 【請求項7】 レンズ、回折格子、光学膜体及びそれら
    の複合体の一つである請求項6記載の光学素子。
  8. 【請求項8】 紫外光、遠紫外光及び真空紫外光を露光
    体として利用し、当該露光光を、請求項6記載の光学素
    子を含む光学系を介して被処理体に照射して当該被処理
    体を露光する露光装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の露光装置を用いて前記被
    処理体を投影露光するステップと、 前記投影露光された前記被処理体に所定のプロセスを行
    うステップとを有するデバイス製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の露光装置を用いて投影
    露光された被処理体より製造されるデバイス。
JP2001328660A 2001-10-26 2001-10-26 光学装置 Expired - Fee Related JP3652296B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328660A JP3652296B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 光学装置
EP02257415A EP1306665A3 (en) 2001-10-26 2002-10-25 Optical apparatus
US10/280,806 US6999172B2 (en) 2001-10-26 2002-10-25 Optical apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328660A JP3652296B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 光学装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003133212A true JP2003133212A (ja) 2003-05-09
JP3652296B2 JP3652296B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=19144689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001328660A Expired - Fee Related JP3652296B2 (ja) 2001-10-26 2001-10-26 光学装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6999172B2 (ja)
EP (1) EP1306665A3 (ja)
JP (1) JP3652296B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538452A (ja) * 2005-04-20 2008-10-23 カール・ツァイス・エスエムティー・アーゲー 投影露光系、このような投影露光系の補助により微細構造の構成部材を製造する方法、このような系において使用するために適応させた偏光光学素子
JP2008541418A (ja) * 2005-05-03 2008-11-20 カール・ツァイス・エスエムティー・アーゲー 偏光を用いたマイクロリソグラフィー露光装置、及び凹面の第1の鏡と第2の鏡を有したマイクロリソグラフィー投影光学系
JP2009224792A (ja) * 2009-05-27 2009-10-01 Carl Zeiss Smt Ag マスク、リソグラフィ装置及び半導体部品
US8268518B2 (en) 2003-09-17 2012-09-18 Carl Zeiss Smt Gmbh Method and lithography device with a mask reflecting light
JP2015515140A (ja) * 2012-04-16 2015-05-21 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系
KR20150120361A (ko) * 2013-02-19 2015-10-27 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 투영 노광 장치용 사용된 출력 빔을 생성하기 위한 euv 광원
JP2015206983A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 日本真空光学株式会社 広帯域分離特性を備えた多段式多層膜偏光子
JP2015534132A (ja) * 2012-10-31 2015-11-26 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影露光装置に使用することができる出力ビームを発生させるためのeuv光源
JP2016503186A (ja) * 2012-12-14 2016-02-01 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系
JP2016511441A (ja) * 2013-03-14 2016-04-14 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影リソグラフィのための照明光学ユニット
JP2016517026A (ja) * 2013-03-14 2016-06-09 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影リソグラフィのための照明光学ユニット
JP2017513059A (ja) * 2014-03-26 2017-05-25 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の照明デバイスのためのeuv光源
WO2017145385A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ギガフォトン株式会社 ビーム伝送システム、露光装置および露光装置の照明光学系
KR20200145108A (ko) * 2019-06-20 2020-12-30 주식회사 이솔 반도체 소자의 결함 검사장치.
US11313727B2 (en) * 2020-08-17 2022-04-26 National Tsing Hua University EUV spectroscopic polarimeter
JP7503094B2 (ja) 2021-04-27 2024-06-19 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー リソグラフィマスクへの測定光衝突に対する、波長依存測定光反射率の効果、および測定光の偏光の効果を測定する方法

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7053988B2 (en) * 2001-05-22 2006-05-30 Carl Zeiss Smt Ag. Optically polarizing retardation arrangement, and microlithography projection exposure machine
JP4564910B2 (ja) * 2005-09-26 2010-10-20 株式会社日立ハイテクノロジーズ ウェハ欠陥検査方法および装置
DE102008002749A1 (de) 2008-06-27 2009-12-31 Carl Zeiss Smt Ag Beleuchtungsoptik für die Mikrolithografie
US8934096B2 (en) * 2009-02-27 2015-01-13 University Of Nebraska Board Of Regents Terahertz-infrared ellipsometer system, and method of use
DE102009045135A1 (de) 2009-09-30 2011-03-31 Carl Zeiss Smt Gmbh Beleuchtungsoptik für die Mikrolithographie
DE102010001336B3 (de) * 2010-01-28 2011-07-28 Carl Zeiss SMT GmbH, 73447 Anordnung und Verfahren zur Charakterisierung der Polarisationseigenschaften eines optischen Systems
JP6137179B2 (ja) 2011-07-26 2017-05-31 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系及びマイクロリソグラフィ露光方法
DE102012217769A1 (de) 2012-09-28 2014-04-03 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches System für eine mikrolithographische Projektionsbelichtungsanlage sowie mikrolithographisches Belichtungsverfahren
DE102013200137A1 (de) 2013-01-08 2013-11-14 Carl Zeiss Smt Gmbh Verfahren zum Betreiben einer mikrolithographischen Projektionsbelichtungsanlage
DE102013200394A1 (de) 2013-01-14 2014-07-17 Carl Zeiss Smt Gmbh Polarisationsmessvorrichtung, Lithographieanlage, Messanordnung, und Verfahren zur Polarisationsmessung
DE102013202645A1 (de) 2013-02-19 2014-02-27 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches System einer mikrolithographischen Projektionsbelichtungsanlage
DE102013203294A1 (de) 2013-02-27 2014-08-28 Carl Zeiss Smt Gmbh Optische Baugruppe zur Polarisationsdrehung
US8922753B2 (en) 2013-03-14 2014-12-30 Carl Zeiss Smt Gmbh Optical system for a microlithographic projection exposure apparatus
DE102013204453B4 (de) 2013-03-14 2019-11-21 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches System für eine mikrolithographische Projektionsbelichtungsanlage, mikrolithographische Projektionsbelichtungsanlage und Verfahren zur mikrolithographischen Herstellung mikrostrukturierter Bauelemente
DE102013205957A1 (de) 2013-04-04 2014-04-30 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches System einer mikrolithographischen Projektionsbelichtungsanlage
DE102013020353A1 (de) * 2013-12-05 2015-06-11 Jenoptik Optical Systems Gmbh Polarisationssystem
DE102016211993B4 (de) 2016-07-01 2018-04-12 Carl Zeiss Smt Gmbh Anordnung und Verfahren zum Vermessen eines Polarisationsgrades und wellenlängenselektiver Polarisator
CN106248616B (zh) * 2016-09-27 2017-10-24 深圳市太赫兹科技创新研究院有限公司 太赫兹全偏振态检测光谱仪
CN111781773B (zh) * 2019-04-04 2022-07-01 上海微电子装备(集团)股份有限公司 光配向设备以及光配向方法
CN112748566B (zh) * 2019-10-31 2022-06-03 上海微电子装备(集团)股份有限公司 光透过率调整装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH575173A5 (ja) * 1975-01-13 1976-04-30 Lab Fuer Festkoerperphysik Der
US5075893A (en) * 1990-12-07 1991-12-24 Battelle Memorial Institute Unpolarized laser oscillators
JPH04307312A (ja) * 1991-04-03 1992-10-29 Otsuka Denshi Kk 液晶セルのギャップ厚測定方法
US6141102A (en) * 1999-01-19 2000-10-31 J. A. Woolam Co. Inc Single trianglular shaped optical retarder element for use in spectroscopic ellipsometer and polarimeter systems
US6084675A (en) * 1995-09-20 2000-07-04 J. A. Woollam Co. Inc. Adjustable beam alignment compensator/retarder with application in spectroscopic ellipsometer and polarimeter systems
US5589822A (en) * 1992-10-20 1996-12-31 Robotic Vision Systems, Inc. System for detecting ice or snow on surface which specularly reflects light
JP3189528B2 (ja) 1993-09-24 2001-07-16 株式会社ニコン X線投影露光装置
US5627645A (en) * 1994-09-30 1997-05-06 New Oji Paper Co., Ltd. Method of and apparatus for measuring retardation of composite layer
US5764363A (en) * 1995-06-30 1998-06-09 Nikon Corporation Apparatus for observing a surface using polarized light
US6046811A (en) * 1996-01-11 2000-04-04 The Johns Hopkins University Method and apparatus for determining electrical conductivity of a surface of an object
WO1999023828A1 (en) * 1997-10-30 1999-05-14 Donnelly Corporation Rain sensor with fog discrimination
US5929995A (en) * 1998-03-03 1999-07-27 J.A. Woollam Co. Inc. System and method for directing electromagnetic beams
US6411370B1 (en) * 1998-11-23 2002-06-25 Vantageport, Inc. Optical system and method for measuring distance
US6137618A (en) * 1999-02-08 2000-10-24 J. A. Woollam Co. Inc. Compact, high extinction coefficient combination brewster angle and other than brewster angle polarizing system, and method of use
US6356578B1 (en) * 1999-12-29 2002-03-12 Photonics Industries International, Inc. Attenuator
JP2001264696A (ja) 2000-03-16 2001-09-26 Canon Inc 照明光学系及びそれを備えた露光装置
US6795184B1 (en) * 2001-04-06 2004-09-21 J.A. Woollam Co., Inc Odd bounce image rotation system in ellipsometer systems

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8268518B2 (en) 2003-09-17 2012-09-18 Carl Zeiss Smt Gmbh Method and lithography device with a mask reflecting light
JP2008538452A (ja) * 2005-04-20 2008-10-23 カール・ツァイス・エスエムティー・アーゲー 投影露光系、このような投影露光系の補助により微細構造の構成部材を製造する方法、このような系において使用するために適応させた偏光光学素子
JP2012060178A (ja) * 2005-04-20 2012-03-22 Carl Zeiss Smt Gmbh 投影露光系、このような投影露光系の補助により微細構造の構成部材を製造する方法、このような系において使用するために適応させた偏光光学素子
US8854606B2 (en) 2005-04-20 2014-10-07 Carl Zeiss Smt Gmbh Projection exposure system, method for manufacturing a micro-structured structural member by the aid of such a projection exposure system and polarization-optical element adapted for use in such a system
JP2008541418A (ja) * 2005-05-03 2008-11-20 カール・ツァイス・エスエムティー・アーゲー 偏光を用いたマイクロリソグラフィー露光装置、及び凹面の第1の鏡と第2の鏡を有したマイクロリソグラフィー投影光学系
JP4750183B2 (ja) * 2005-05-03 2011-08-17 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィー投影光学系
JP2009224792A (ja) * 2009-05-27 2009-10-01 Carl Zeiss Smt Ag マスク、リソグラフィ装置及び半導体部品
US9817317B2 (en) 2012-04-16 2017-11-14 Carl Zeiss Smt Gmbh Optical system of a microlithographic projection exposure apparatus
JP2015515140A (ja) * 2012-04-16 2015-05-21 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系
KR102048129B1 (ko) 2012-10-31 2019-11-22 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 투영 노광 장치용 가용 출력 빔을 생성하기 위한 euv 광원
US9955563B2 (en) 2012-10-31 2018-04-24 Carl Zeiss Smt Gmbh EUV light source for generating a usable output beam for a projection exposure apparatus
JP2015534132A (ja) * 2012-10-31 2015-11-26 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影露光装置に使用することができる出力ビームを発生させるためのeuv光源
KR20170060187A (ko) * 2012-10-31 2017-05-31 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 투영 노광 장치용 가용 출력 빔을 생성하기 위한 euv 광원
JP2016503186A (ja) * 2012-12-14 2016-02-01 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の光学系
KR102257176B1 (ko) * 2013-02-19 2021-05-28 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 투영 노광 장치용 사용된 출력 빔을 생성하기 위한 euv 광원
KR20150120361A (ko) * 2013-02-19 2015-10-27 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 투영 노광 장치용 사용된 출력 빔을 생성하기 위한 euv 광원
JP2016509259A (ja) * 2013-02-19 2016-03-24 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影露光装置に使用される出力ビームを発生させるためのeuv光源
JP2016517026A (ja) * 2013-03-14 2016-06-09 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影リソグラフィのための照明光学ユニット
JP2016511441A (ja) * 2013-03-14 2016-04-14 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 投影リソグラフィのための照明光学ユニット
JP2017513059A (ja) * 2014-03-26 2017-05-25 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー マイクロリソグラフィ投影露光装置の照明デバイスのためのeuv光源
JP2015206983A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 日本真空光学株式会社 広帯域分離特性を備えた多段式多層膜偏光子
US10739686B2 (en) 2016-02-26 2020-08-11 Gigaphoton Inc. Beam transmission system, exposure device, and illumination optical system of the exposure device
WO2017145385A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ギガフォトン株式会社 ビーム伝送システム、露光装置および露光装置の照明光学系
KR20200145108A (ko) * 2019-06-20 2020-12-30 주식회사 이솔 반도체 소자의 결함 검사장치.
KR102248379B1 (ko) * 2019-06-20 2021-05-06 주식회사 이솔 반도체 소자의 결함 검사장치.
US11313727B2 (en) * 2020-08-17 2022-04-26 National Tsing Hua University EUV spectroscopic polarimeter
JP7503094B2 (ja) 2021-04-27 2024-06-19 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー リソグラフィマスクへの測定光衝突に対する、波長依存測定光反射率の効果、および測定光の偏光の効果を測定する方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6999172B2 (en) 2006-02-14
EP1306665A3 (en) 2004-03-17
EP1306665A2 (en) 2003-05-02
JP3652296B2 (ja) 2005-05-25
US20030081210A1 (en) 2003-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3652296B2 (ja) 光学装置
CN109416514B (zh) 用于套刻中光瞳照射的方法和装置以及临界尺寸传感器
US8004691B2 (en) Measuring apparatus, exposure apparatus and method, and device manufacturing method
JP2002043221A (ja) リソグラフィ投影装置
US20040174533A1 (en) Wavefront aberration measuring apparatus
JP4314040B2 (ja) 測定装置及び方法
US7602473B2 (en) Exposure apparatus and device manufacturing method using the same
US7295326B2 (en) Apparatus and method for measuring the optical performance of an optical element
CN112005169B (zh) 具有非线性光学器件的检查设备
JP2010272655A (ja) 表面位置の測定装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP4099122B2 (ja) リソグラフ装置およびデバイスの製造方法
JP3958261B2 (ja) 光学系の調整方法
JP2004108989A (ja) 光学素子の透過率を測定する装置及び方法
JP7496367B2 (ja) リソグラフィ装置、計測装置、光学システムおよび方法
JP2001044114A (ja) 信号処理方法、露光方法および露光装置
JP6564138B2 (ja) アライメントシステムの光学システム
WO2023247178A1 (en) Design for multiple off-axis illumination beams for wafer alignment sensor
TW202340880A (zh) 在目標快速光學檢測系統中實施之光學系統
TW202349141A (zh) 檢測設備、線性可移動之光束位移器及方法
CN117581161A (zh) 具有用于污染物检测和显微镜检查的相控阵列的量测***
CN114514474A (zh) 光刻设备、量测***和具有结构化照射的照射***
JP2004134444A (ja) 極短紫外線光学系の光学特性測定方法及び装置、並びに極短紫外線光学系の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20030924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080304

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees