JP2001264696A - 照明光学系及びそれを備えた露光装置 - Google Patents

照明光学系及びそれを備えた露光装置

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JP2001264696A
JP2001264696A JP2000074558A JP2000074558A JP2001264696A JP 2001264696 A JP2001264696 A JP 2001264696A JP 2000074558 A JP2000074558 A JP 2000074558A JP 2000074558 A JP2000074558 A JP 2000074558A JP 2001264696 A JP2001264696 A JP 2001264696A
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light
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angle
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Kenichiro Shinoda
健一郎 篠田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体多層膜ミラーの代わりに、高反射率と
高耐性を有する光学素子を提供し、この光学素子を使用
する装置の照度及び光量を高くする。 【解決手段】 10は略平行で略直線偏光光を発生する
ArFエキシマレーザ発振器、11〜14はレーザから
の光束を偏向させるための偏向素子、15は略直線偏光
の偏光を解消するための偏光解消素子である。フライア
イレンズ16、集光レンズ17、ミラー18、マスキン
グブレード19、及び結像レンズ20によって、レチク
ル21面上の必要な領域を均一に照明している。22は
レチクル21面上の回路パターンをウエハ23に縮小投
影する投影光学系である。偏向素子11〜14はp偏光
時の偏向には本発明の内面反射型光学素子(12、1
3)を用い、s偏光時の偏向には誘電体ミラー(11、
14)を用いることで、偏向による光量損失を低減させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光学系、特に光源
からの光を被照射面に導光するための照明光学系に関
し、半導体素子等の微細パターンを製造する際のフォト
リソグラフィ工程に用いられる露光装置の照明光学系に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子(ICや等の半導体チップ、液
晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)
の微細パターンを製造する際のフォトリソグラフィ工程
に用いられる露光装置では、パターンの微細化に伴いこ
れまで以上に高い解像力が要求されるようになってきて
いる。k1をプロセスに対応した定数、露光光の波長を
λ、露光装置の投影光学系の開口数をNAとすると、解
像力をRとすると、R=k1・λ/NAこの式から分か
るように、高い解像力を得るためには、投影光学系の高
NA化、光源の短波長化が一般的に必要となる。事実、
露光装置で使用される露光光の波長はi線(365n
m)からKrFエキシマレーザ(248nm)、ArF
エキシマレーザ(193nm)へと移行してきており、
今後は更にF2レーザ(157nm)等、露光光の使用
波長は更に短波長の領域へ向かう傾向にある。
【0003】一方、露光装置内では、光源からの光をパ
ターンが形成されたレチクル面(被照射面)又は被計測
面に導光する照明光学系部において、装置の構造上、光
を数回にわたって偏向させることが必要である。従来、
その偏向手段として、基板に誘電体多層膜を施して高い
反射率を達成するミラーが用いられてきていた。誘電体
多層ミラーは、高い屈折率(nH)を持ちその光学的膜
厚が露光光の中心波長の1/4である膜(H)と、低い
屈折率(nL)を持ちその光学的膜厚が露光光の中心波
長の1/4である膜(L)を基板上に交互に積層したも
ので、膜を積層することにより入射光に対する反射率を
増加させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】誘電体多層膜ミラーに
は、使用波長の光に対して充分に高い反射率を有し、且
つ充分な耐性のあることが要求されている。ところが、
使用波長がi線(365nm)からKrFエキシマレー
ザ(248nm)、ArFエキシマレーザ(193n
m)と短くなるに伴い、誘電体多層膜ミラーで充分に高
い反射率を達成することが困難となってきた。
【0005】そのため、従来よりも短波長の光を発する
光源を用いた露光装置では露光光のの照度が低くなり、
結果として露光時間が増すことになるので、装置のスル
ープット低下を招いたり、アライメント計測時に必要な
光量が得られないという問題が懸念されてきている。
【0006】一方、上記したKrFエキシマレーザやA
rFエキシマレーザ等のレーザ光源によって供給される
光は略直線偏光の光であるが、直線偏光光は過干渉性が
高く、また偏光方向によって結像性能が異なるという性
質を持つ。そのため、直線偏光光を直接露光光として使
用した場合、干渉縞に起因した露光ムラや偏光方向によ
る解像度の差異が生じる可能性があった。
【0007】そこで本発明は上記したような従来の課題
を鑑み、短波長の光に対しても高い反射率を維持して光
の偏向を行うと共に、直線偏光の解消が行える光学系を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の光学系は、全反射を利用して略直線偏光光
の進行方向を変える内面反射型の光学部材と、該光学部
材を出射した光の直線偏光を解消する直線偏光解消部材
とを有する。
【0009】上記の光学系においては、前記光学部材の
入射面は、p偏光成分がブリュースター角で入射するよ
うに構成されている。又、前記光学部材の射出面は、p
偏光成分がブリュースター角で射出するように構成され
ている。又、前記光学部材の全反射面には、前記略直線
偏光光が臨界角以上で入射する。又、前記光学部材の入
射面と射出面のなす角をθ、前記光学部材の全反射面に
入射する光の入射角をA2とするとき、θ+2・A2=
180°を満足させている。又、前記光学部材の入射面
と射出面のなす角θが90°である。又、前記光学部材
で進行方向を変えられる略直線偏光光は、片側の開き角
が3°以下である。又、前記光学部材の入射面及び射出
面には、反射防止膜が施されている。又、前記光学部材
の入射面及び射出面には、前記光学部材よりも低屈折率
の物質でオーバーコートが施されている。
【0010】又、本発明の照明光学系は、光源からの光
を被照射面に導光する照明光学系において、全反射を利
用して略直線偏光光の進行方向を変える内面反射型の光
学部材と、該光学部材を出射した光の直線偏光を解消す
る直線偏光解消部材とを有する。上記の照明光学系にお
いては、前記直線偏光解消部材で直線偏光を解消された
光が入射するフライアイレンズと、該フライアイレンズ
の射出面に形成される複数の2次光源からの光を前記被
照射面上で重畳させるレンズ系を有する。又、前記光学
部材の入射面は、p偏光成分がブリュースター角で入射
するように構成されている。又、前記光学部材の射出面
は、p偏光成分がブリュースター角で射出するように構
成されている。又、前記光学部材の全反射面には、前記
略直線偏光光が臨界角以上で入射する。又、前記光学部
材の入射面と射出面のなす角をθ、前記光学部材の全反
射面に入射する光の入射角をA2とするとき、θ+2・
A2=180°を満足させている。又、前記光学部材の
入射面と射出面のなす角θが90°である。
【0011】また、前記光学部材で進行方向を変えられ
る略直線偏光光は、片側の開き角が3°以下である。
又、前記光学部材の入射面及び射出面には、反射防止膜
が施されている。又、前記光学部材の入射面及び射出面
には、前記光学部材よりも低屈折率の物質でオーバーコ
ートが施されている。
【0012】又、本発明の露光装置においては、前記照
明光学系と投影光学系とを有し、前記照明光学系によっ
てパターンが形成されたレチクルを照明すると共に、該
パターンを前記投影光学系によってウエハ上に投影露光
する。
【0013】又、本発明のデバイス製造方法は、ウエハ
にレジストを塗布する工程と、上述した露光装置を使用
してレチクルに形成されたパターンをウエハに露光する
工程と、露光されたレジストを現像する工程とを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を半導体デバイス
製造用の露光装置の照明光学系に用いた場合の一つの実
施形態である。図1において、10は露光光(照明光と
してのほぼ平行で略直線偏光光を発生する光源としての
ArFエキシマレーザ発振器、11〜14はレーザから
の光束を偏向させるための偏向光学素子、15は略直線
偏光の偏光を解消するための偏光解消素子、16は複数
の微小レンズを2次元的に配列したフライアイレンズで
ある。17は集光レンズであり、フライアイレンズ射出
面で形成された複数の2次光源像をミラー18で反射
し、被照射面としてのマスキングブレード19面を重畳
照射してその面を均一にケーラー照明している。本実施
形態において、照明光学系は、これらの偏向光学素子1
1〜14、偏光解消素子15、フライアイレンズ16、
集光レンズ17、ミラー18、結像レンズ20等によっ
て構成されている。20は結像レンズで、マスキングブ
レード19の開口形状をレチクル21面に転写し、レチ
クル21面上の必要な領域を均一に照明している。22
はレチクル21面上の回路パターンを縮小投影する投影
光学系である。23はレチクル21上の回路パターンが
投影転写されるウエハ(基板)であり、露光面に位置し
ている。
【0015】本実施形態において、マスキングブレード
19、レチクル21、ウエハ23の各面は光学的に共役
であり、それぞれが被照射面に相当する。また2次光源
が形成されるフライアイレンズ16の射出面と投影光学
系22の瞳面も互いに光学的に共役である。
【0016】直線偏光解消部材としての偏光解消素子1
5は、ArFエキシマレーザ発振器10から供給された
略直線偏光光を無偏光に変換するための素子であり、光
線の通過位置によって光路長が異なるよう設定されたく
さび形状の光学部材である。偏光解消素子15は、フラ
イアイレンズ射出面に形成される複数の2次光源からの
光が互いに干渉し、被照射面(マスキングブレード1
9、レチクル21、ウエハ23)上で干渉縞が発生する
こと、並びに偏光方向によって結像性能が異なることを
抑制するために、フライアイレンズ16よりも上流側
(光源側)に設ける必要がある。なお直線偏光解消部材
としては、本実施形態のような偏光解消素子だけでなく
λ/4板を用いてもよい。直線偏光解消部材としてλ/
4板を用いた場合には、直線偏光は円偏光に変換される
ことになる。
【0017】また一般に、装置の構成上または運用上、
ArFエキシマレーザ発振器10からの光束をフライア
イレンズ16に導くまでには本実施形態に示すように任
意の方向に複数回偏向させることが要求される。しか
し、ウエハ23での照度を高く維持し、スループットを
低下させないためには偏向による光量損失は極力抑えな
ければならない。そこで、本発明では、全反射を利用し
た誘電体ミラーはp偏光に比べ、s偏光時の反射率が高
いという性質を持ち、内面反射型光学素子はp偏光時で
の偏向効率が高いという性質を持つことに着目し、p偏
光光の偏向には内面反射型光学素子(偏光光学素子1
2、13)を用い、s偏光光の偏向には誘電体ミラー
(偏光光学素子11、14)を用い、偏光解消素子15
により偏光状態をランダム又は円偏光に変換すること
で、照明にふさわしい偏光状態の光をフライアイレンズ
16に導光することを可能としている。
【0018】そして結果的にウエハ23上での照度が高
くなり、スループットの向上を図るとともに、干渉縞に
よる露光ムラや偏光方向による解像度の劣化を抑え、高
精度の露光を実現している。
【0019】図2(a)は、第1の実施形態を示す内面
反射型光学素子の概略図でる。この光学素子は200n
m以下の波長光において充分な透過率(99.5%/c
m以上)を有する硝材からなっている。図中、1は入射
面、2は反射面(全反射面)、3は射出面である。光を高
効率に偏向させるには、透過率が十分に高い硝材を使用
することはもちろんのこと、入射面、反射面、射出面の
各面での光量損失を極力小さくする必要がある。
【0020】図2(b)は、図2(a)に示した内面反
射型光学素子の平面図で、高効率に光を偏向させるため
の条件を詳細に示したものである。A1、A2、A3は
それぞれ入射面1、反射面2、射出面3への入射角、A
1′、A3′は入射面1、射出面3での屈折角である。
【0021】いま、内面反射型光学素子は波長193n
mにおいて屈折率nc=1.5の蛍石(CaF2)硝材
から成るものとし、周囲は波長193nmで充分透過性
のある媒質(屈折率ng=1)で満たされているものと
する。また、入射光は波長193nmの平行な光束で、
偏光は直線偏光状態である。
【0022】ここで、入射面1で光量損失なく入射させ
るためには、「入射光の偏光方向を入射平面内方向(p
偏光)と一致させ、且つブリュースター角を満足する関
係」にすればよい。ここでブリュースター角(偏光角)
とは屈折率ngの物質から屈折率ncの物質へ入射する
際の入射角ψb1が tanψb1=nc/ng を満足する角度である。本実施形態ではtanψb1=n
c/ng=1.5であるので、ψb1は、約56.3°と
なる。従って、入射角A1=ψb1とすることで、p偏光
の入射光はほぼ100%の効率で入射面1を通過し、反
射面2へ導光される。
【0023】次に、反射面2に到達した光を光量損失な
く反射させるためには、全反射条件を満たすように反射
面を配置すれば良い。即ち、反射面2に到達する光の入
射角A2は「臨界角以上且つ90°以下」の条件を満足
すればよい。
【0024】ここで臨界角とは全反射を起こす最小の入
射角ψcのことで、屈折率ncの物質から屈折率ngの
物質を入射する場合、 sinψc =ng/nc を満足する角度である。本実施形態ではsinψc=n
g/nc=0.666・・・であるので、ψcは、約4
1.8°となる。
【0025】臨界角以外の条件で全反射すると、p偏光
とs偏光で異なった量の位相飛びが発生するが、本実施
形態ではp偏光成分のみの直線偏光であるため、p偏光
のまま射出面3に到達することになる。
【0026】従って、反射面2への入射角A2を41.
8°≦A2<90°とすることで、ほぼ100%の効率
で反射され、射出面3へ導光される。
【0027】最後に、射出面3に到達した光を光量損失
なく射出させるためには、入射面1と同様に「偏光方向
をp偏光とし、且つブリュースター角を満足するような
位置関係」に設定すればよい。つまり、tanψb3=n
g/nc=0.66666とすればよい。これを満たす
ψb3は、約33.7°である。
【0028】従って、射出角A3=ψb3=33.7°と
することで、p偏光成分の反射光はほぼ100%の効率
で射出面3を通過する。
【0029】以上より、光が平行光で直線偏光状態であ
る場合には、「入射面と射出面がブリュースター角を満
足し、反射面が全反射を満足する」ように配置した内面
反射型光学素子を用いることで、屈折面及び反射面での
光量損失を理論的に零とすることが可能となり、この内
面反射型光学素子を用いた光学系の光量損失を少なくす
ることができる。
【0030】つまり入射面1と射出面3の為す角度をθ
とすると、A1=A3′=ψb1、A1′=A3=ψb3
あるから、 θ+2×A2=180°(但し、臨界角≦A2<90
°) を満たせばよいことになる。
【0031】更に、図3に示す様にθ=90°とすると
製作上好ましく、射出光を入射光に対して90°偏向さ
せることも可能である。その際の反射面はA2=45°
を満足するように配置してやればよい。
【0032】ここで、入射光が片側3°の開き角をもっ
た光束である場合、すなわち入射角A1が53.3±3
°のときの界面(入射、反射、射出)の偏向効率を表1
に示す。
【0033】
【表1】 表1より、nc/ng=1.5の場合、入射面1でのp
偏光の反射率は、片側の開き角が3°で約0.1%、2
°で0.05%、1°では0.01%であることがわか
る。これは、射出面3も同様である。また、反射面2へ
の入射角A2は全反射条件を満たしている。従って、偏
向効率は表1に示す如く、開き角が3°で99.8%程
度、2°以下なら99.9%以上が保証できる。ただ
し、厳密な偏向効率は、上記値に硝材の厚みに応じた透
過率を考慮する必要がある。
【0034】以上より、直線偏光で片側3°程度までの
開き角を持つ光束においても、図2の実施形態に示す内
面反射型光学素子で効率よく偏向することが可能とな
る。
【0035】図4は、直角プリズムであり、反射面2で
全反射させることによって偏向を行う。この構造は単純
な構造なので製作上好ましいが、入射面1と射出面3に
それぞれ反射防止膜(B1、B3)を設ける必要があ
る。また、反射防止膜を設けた際には入射光を特に直線
偏光状態に限定する必要はなくなるが、プリズムの光利
用効率は反射防止膜の効率に依存する。
【0036】次に、入射光が露光装置用の光源として用
いられる波長193nmのArFエキシマレーザ光の場
合を考える。このArFエキシマレーザ光は、露光装置
内の投影光学系の色収差の問題から狭帯域化されてお
り、偏光度は95%以上の略直線偏光状態となってい
る。また、片側の開き角が1°以下の略平行光束であ
る。
【0037】図5には、このビームプロファイル及び偏
光状態を示す。
【0038】図3で示した内面反射型光学素子を用い
て、このArFエキシマレーザ光を偏向させた場合の効
率を計算する。95%の直線偏光成分を入射面1に対し
てp偏光となるように入射させると、p成分の光は10
0%の効率で入射面を透過するが、僅かに存在するs成
分の光は14.8%が反射される。(95%×1)+
(5%×0.852)=99.26%であるから、透過
率は、99.26%となる。
【0039】射出面3でも同様の現象が起こるため、図
2の内面反射型光学素子の偏向効率は98.5%と低く
なってしまう。
【0040】そこで、上記ArFエキシマレーザ光等の
略直線偏光光において、偏向効率を更に向上させるため
の方法を以下に示す。
【0041】図6は、図2とは別の実施形態を示す内面
反射型光学素子の概略図である。図6の内面反射型光学
素子は屈折率nc=1.5の蛍石(CaF2)硝材から
成り、周囲は波長193nmで充分透過性のある媒質
(屈折率ng=1)で満たされている。そして、屈折面
である入射面1と射出面3には透過効率を向上させるた
め、例えば屈折率n=1.4の物質でオーバーコート4
が施され、その入射角A1はオーバーコート4の条件に
応じて設定されている。これは、入射面等の屈折面にオ
ーバーコートすると、コート層の各界面での屈折角がs
in関数で決まるため、tan関数で決まるブリュース
ターの条件から誤差が生じて透過効率が悪化するためで
ある。つまり、コートする物質の屈折率と厚みに応じ
て、透過効率が最適となる入射角を設定する必要がある
ということである。
【0042】表2に屈折率n=1.4の物質を蛍石硝材
に55nm厚でオーバーコートした場合の、入射面にお
ける入射角A1と反射率(Rs、Rp)及び界面(入
射、反射、射出)での偏向効率の関係を示す。
【0043】
【表2】 表2よりオーバーコートを施すことで、入射角A1が4
8〜52°の際には屈折面一面当たり99.65%の透
過効率が得られ、内面反射型光学素子の偏向効率は9
9.3%まで高くできることがわかる。
【0044】以上より、片側2°以下の開き角で、偏光
度が95%程度の略直線偏光を用いる場合には、屈折面
にオーバーコートを施し、最適な入射角を与えることで
高い偏向効率を得ることが可能となる。
【0045】尚、蛍石等潮解性を有する硝材を使用する
場合には、保護膜という意味においても表面にオーバー
コートすることが望ましい。屈折面におけるオーバーコ
ートは表2で示したような条件で代用しても良い。一
方、反射面におけるオーバーコートは全反射を満足させ
つつ耐性のある物質でコートすることが望ましく、屈折
面のオーバーコート物質を流用出来れば尚良い。
【0046】図7は、例えばSiO2を反射面2にオー
バーコートした場合を示した図である。E0は反射面へ
の入射光である。E0はCaF2とSiO2の界面におい
て、大部分(T1)はSiO2コート層へ透過し、一部
(R1)は反射する。透過光T1はSiO2と媒質(例
えば窒素雰囲気)の界面において全反射し、CaF2
SiO2の界面において、T1の大部分(R2)は透過
してCaF2へ戻る。一部(T2)はSiO2コート層へ
反射し、以後全反射(SiO2と窒素の界面で)と反射
屈折(CaF2とSiO2の界面で)を繰り返すことにな
る。
【0047】よって、全反射面への入射光(E0)と、
CaF2に反射して戻ってくる光(R1+R2+R3+
・・・)とは等しく、結果的に光量損失なく偏向するこ
とが可能となる。尚、SiO2コート層の厚みは数十n
mオーダーなので、SiO2コート層での透過率損失は
無視できる量である。
【0048】以上、上記実施形態では硝材として蛍石
(CaF2)を使用して説明してきたが、他にも合成石
英(SiO2)、MgF2 、LiF等が使用できる。ま
た、使用波長としては、ArFエキシマレーザ(波長1
93nm)の他にも、F2レーザ(波長157nm)、
Ar2レーザ(波長126nm)等が考えられる。もち
ろん、波長200nm以上の光に対しても適用すること
は可能である。
【0049】次に、図1の露光装置を利用した半導体デ
バイスの製造プロセスを説明する。
【0050】図8、は半導体デバイス(ICやLSI等
の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッ
ド、マイクロマシン等)の製造フローを示す。ステップ
1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。
ステップ2(マスク制作)では設計した回路パターンを
形成したマスク(レチクル21)を製作する。一方、ス
テップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いて
ウエハ(ウエハ23)を製造する。ステップ4(ウエハ
プロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウ
エハとを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ上
に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)
は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウエ
ハを用いてチップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)で
はステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テ
スト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経
て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)
される。
【0051】図9は、上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハ(ウエハ2
3)の表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では
ウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極
形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ス
テップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち
込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハにレジ
スト(感材)を塗布する。ステップ16(露光)では上
記露光装置によってマスク(レチクルR)の回路パター
ンの像でウエハを露光する。ステップ17(現像)では
露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチン
グ)では現像したレジスト以外の部分を削り取る。ステ
ップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要
となったレジストを取り除く。これらステップを繰り返
し行うことによりウエハ上に回路パターンが形成され
る。
【0052】ここで説明した製造プロセスを用いれば、
従来は難しかった高集積度の半導体デバイスを製造する
ことが可能になる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、短波長の
光に対しても高い反射率を維持して光の偏向を行うとと
もに、直線偏向の解消が行える光学系が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学素子が適用された露光装置を示す
概略図である。
【図2】(a)は、本発明による内面反射型光学素子を
示す鳥瞰図である。又、(b)は、本発明の第1の実施
形態を説明するための内面反射型光学素子の概略図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態を説明するための内面
反射型光学素子の概略図である。
【図4】直角プリズムを示す概略図である。
【図5】ArFエキシマレーザ光のビームプロファイル
と偏光を示した図である。
【図6】本発明の第三実施形態を説明するための内面反
射型光学素子の概略図である。
【図7】反射面にオーバーコートを施した場合を示した
図である。
【図8】デバイス製造工程のフローチャートである。
【図9】ウエハプロセスのフローチャートである。
【符号の説明】
1 入射面 2 全反射面 3 射出面 4 オーバーコート(屈折面) 10 ArFエキシマレーザ発振器 11、14 誘電体ミラー 12、13 内面反射型光学素子 15 偏光解消素子 16 フライアイレンズ 17 集光レンズ 18 ミラー 19 マスキングブレード 20 結像レンズ 21 レチクル 22 投影光学系 23 ウエハ A1 入射面における入射角 A1′ 入射面における屈折角 A2 全反射面における入射角 A3 射出面における入射角 A3′ 射出面における屈折角 B1、B3 反射防止膜 E0 全反射面に入射する光束 R1、R2、R3 内面反射型素子とオーバーコート
の界面から戻って来る光束 T1、T2、T3 オーバーコート層内で反射する光

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全反射を利用して略直線偏光光の進行方
    向を変える内面反射型の光学部材と、該光学部材を出射
    した光の直線偏光を解消する直線偏光解消部材とを有す
    ることを特徴とする光学系。
  2. 【請求項2】 前記光学部材の入射面は、p偏光成分が
    ブリュースター角で入射するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の光学系。
  3. 【請求項3】 前記光学部材の射出面は、p偏光成分が
    ブリュースター角で射出するように構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の光学系。
  4. 【請求項4】 前記光学部材の全反射面には、前記略直
    線偏光光が臨界角以上で入射することを特徴とする請求
    項1乃至3いずれか1項記載の光学系。
  5. 【請求項5】 前記光学部材の入射面と射出面のなす角
    をθ、前記光学部材の全反射面に入射する光の入射角を
    A2とするとき、 θ+2・A2=180° を満足することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1
    項記載の光学系。
  6. 【請求項6】 前記光学部材の入射面と射出面のなす角
    θが90°であることを特徴とする請求項5記載の光学
    系。
  7. 【請求項7】 前記光学部材で進行方向を変えられる略
    直線偏光光は、片側の開き角が3°以下であることを特
    徴とする請求項1乃至6記載の光学系。
  8. 【請求項8】 前記光学部材の入射面及び射出面には、
    反射防止膜が施されていることを特徴とする請求項1乃
    至7記載の光学系。
  9. 【請求項9】 前記光学部材の入射面及び射出面には、
    前記光学部材よりも低屈折率の物質でオーバーコートが
    施されていることを特徴とする請求項1乃至7記載の光
    学系。
  10. 【請求項10】 光源からの光を被照射面に導光する照
    明光学系において、全反射を利用して略直線偏光光の進
    行方向を変える内面反射型の光学部材と、該光学部材を
    出射した光の直線偏光を解消する直線偏光解消部材とを
    有することを特徴とする照明光学系。
  11. 【請求項11】 前記直線偏光解消部材で直線偏光を解
    消された光が入射するフライアイレンズと、該フライア
    イレンズの射出面に形成される複数の2次光源からの光
    を前記被照射面上で重畳させるレンズ系を有することを
    特徴とする請求項10記載の照明光学系。
  12. 【請求項12】 前記光学部材の入射面は、p偏光成分
    がブリュースター角で入射するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項10又は11記載の照明光学系。
  13. 【請求項13】 前記光学部材の射出面は、p偏光成分
    がブリュースター角で射出するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項10乃至12記載の照明光学系。
  14. 【請求項14】 前記光学部材の全反射面には、前記略
    直線偏光光が臨界角以上で入射することを特徴とする請
    求項10乃至13いずれか1項記載の照明光学系。
  15. 【請求項15】 前記光学部材の入射面と射出面のなす
    角をθ、前記光学部材の全反射面に入射する光の入射角
    をA2とするとき、 θ+2・A2=180° を満足することを特徴とする請求項10乃至14いずれ
    か1項記載の照明光学系。
  16. 【請求項16】 前記光学部材の入射面と射出面のなす
    角θが90°であることを特徴とする請求項15記載の
    照明光学系。
  17. 【請求項17】 前記光学部材で進行方向を変えられる
    略直線偏光光は、片側の開き角が3°以下であることを
    特徴とする請求項10乃至16記載の照明光学系。
  18. 【請求項18】 前記光学部材の入射面及び射出面に
    は、反射防止膜が施されていることを特徴とする請求項
    10乃至17記載の照明光学系。
  19. 【請求項19】 前記光学部材の入射面及び射出面に
    は、前記光学部材よりも低屈折率の物質でオーバーコー
    トが施されていることを特徴とする請求項10乃至17
    記載の照明光学系。
  20. 【請求項20】 請求項10乃至19いずれか1項記載
    の照明光学系と投影光学系とを有し、前記照明光学系に
    よってパターンが形成されたレチクルを照明すると共
    に、該パターンを前記投影光学系によってウエハ上に投
    影露光することを特徴とする露光装置。
  21. 【請求項21】 ウエハにレジストを塗布する工程と、
    請求項20記載の露光装置を用いてレチクルに形成され
    たパターンをウエハに露光する工程と、露光されたレジ
    ストを現像する工程とを有することを特徴とするデバイ
    ス製造方法。
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