JP2003129809A - 機関弁の電磁駆動装置 - Google Patents

機関弁の電磁駆動装置

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JP2003129809A
JP2003129809A JP2001323945A JP2001323945A JP2003129809A JP 2003129809 A JP2003129809 A JP 2003129809A JP 2001323945 A JP2001323945 A JP 2001323945A JP 2001323945 A JP2001323945 A JP 2001323945A JP 2003129809 A JP2003129809 A JP 2003129809A
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cam
valve
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armature
closing
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JP2001323945A
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Seinosuke Hara
誠之助 原
Kunihiro Irie
国博 入江
Akira Onuki
彰 大貫
Shingo Yoshizawa
伸吾 吉沢
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機関弁の開閉ストローク終端域の急激な作動
を抑制して打音や摩耗の発生を防止し、かつ開閉ストロ
ーク中間域でのフリクションを防止する。 【解決手段】吸気弁23を開閉ストロークさせるアーマ
チュア、開閉弁用電磁石、開弁側スプリング及び閉弁側
スプリングを設けると共に、アーマチュアロッド38に
設けられたフォロア部材45の内部に、第1,第2フォ
ロア面45a,45bに当接する第1,第2カム面5
0,51を上下に有する制動カム46を揺動自在に設け
た。制動カムの側部にリターンカム47とスリーブ55
を一体に設けると共に、付勢手段48がスリーブの外周
面に弾接した際に、付勢手段とリターンカムのカムフェ
ース54の中央部位54aとの間に隙間を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用内
燃機関の吸気弁や排気弁である機関弁を主として電磁力
で開閉駆動する電磁駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の電磁駆動装置としては、
例えば特開平8−21220号公報等に記載されている
ものが知られている。
【0003】図10に基づいて概略を説明すれば、機関
のシリンダヘッド1に摺動自在に設けられた吸気弁2
と、該吸気弁2を開閉駆動する電磁駆動機構3とを備え
ている。
【0004】前記吸気弁2は、吸気ポート4の開口端を
開閉する傘部2aと、該傘部2aの上端部に一体に設け
られたバルブステム2bとを有している。
【0005】前記電磁駆動機構3は、シリンダヘッド1
上に固定されたケーシング5内に挿通されたバルブステ
ム2bの上端部に円板状のアーマチュア6が固定されて
いると共に、ケーシング5の内部上下位置に前記アーマ
チュア6を吸引して吸気弁2を開閉作動させる閉弁用電
磁石7及び開弁用電磁石8が配置されている。
【0006】また、ケーシング5の上壁とアーマチュア
6の上面との間には、吸気弁2を開方向へ付勢する開弁
側スプリング9が弾持され、一方、シリンダヘッド1上
面のシート溝底面とアーマチュア6の下面との間には、
吸気弁2を閉方向へ付勢する閉弁側スプリング10が弾
持されている。さらに、前記各電磁石7,8は、夫々の
コイルに増幅器11を介して電子制御ユニット12から
の制御電流が出力されるようになっている。
【0007】この電子制御ユニット12は、機関回転数
センサ13や閉弁用電磁石7の温度検出センサ14から
の検出信号に基づいて両電磁石7,8の通電量を制御す
るようになっている。なお、図中15は電源である。
【0008】そして、前記2つのスプリング9,10の
ばね力と2つの電磁石7,8による吸引力とによって、
各スプリング9,10に蓄力して位置エネルギーとして
保持し、電磁力の開放,吸引を交互に繰り返すことによ
って吸気弁2を開閉駆動させるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電磁駆動装置にあっては、吸気弁2の開閉時に各電
磁石7,8の電磁吸引力が、該吸引力に対抗する各スプ
リング9,10のばね力よりも増大してしまうため、閉
弁時には傘部2aがバルブシート4aに激しく衝突し、
また開弁時にはアーマチュア6が開弁用電磁石8に衝突
してしまうおそれがある。
【0010】すなわち、図11A,Bに基づいて各電磁
石7,8の吸引力増加原理を説明すれば、図11Bは、
吸気弁2開閉時の電磁吸引力特性とスプリング9,10
のばね力特性を示しており、まず、閉弁時に閉弁用電磁
石7の吸引力にアーマチュア6が上方に吸引される。よ
って、吸気弁2が上方へ摺動すると、閉弁側スプリング
10が伸長される一方、開弁側スプリング9が圧縮され
てばね力が増大し、ばね力が蓄えられる。
【0011】次に、開弁時には、閉弁用電磁石7にOF
F信号(非通電信号)が出力される一方、開弁用電磁石
8にON信号(通電信号)が出力され、アーマチュア6
が下方へ吸引され、吸気弁2が下方へ摺動すると、開弁
側スプリング9が伸長される一方、閉弁側スプリング1
0が圧縮されてばね力が増大しばね力が蓄えられる。
【0012】したがって、閉弁時及び開弁時には開弁
側,閉弁側の各コイルスプリング9,10の増大したば
ね力で吸気弁2の摺動速度が減速させられるが、かかる
開,閉切り換え時には圧縮及び伸長したばね反力に加え
て吸引側の電磁石7,8の吸引力が急激に増加する。つ
まり、各電磁石7,8の電磁吸引力は、アーマチュア6
と電磁石7,8の各固定コア7a,8aとの間の距離の
ほぼ2乗に反比例して増大する。したがって、かかる増
大した吸引力が各スプリング9,10の圧縮,伸長側の
合成ばね力に打ち勝ってアーマチュア6を十分に減速さ
せることなく、上方あるいは下方向へ急激に移動させ
る。
【0013】したがって、吸気弁2は、図11Aに示す
ように、最大開時と閉時に急激なリフト,ダウン変化
し、この結果、閉時には傘部2aがバルブシート4aに
衝突し、開時にはアーマチュア6が開弁用電磁石8に衝
突して、夫々大きな打音を発生させると共に、アーマチ
ュア6やバルブシート4a等の摩耗や破損を惹起するお
それがある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来装置
の課題に鑑みて案出されたもので、請求項1記載の発明
は、機関弁に連係するアーマチュアと、該アーマチュア
を吸引して前記機関弁を開作動及び閉作動させる開弁
用,閉弁用の電磁石と、前記機関弁を閉方向及び開方向
へ付勢して中立位置に保持する開弁用,閉弁用のばね部
材と、前記機関弁の開閉作動の終端域における開閉速度
を制動する制動機構とを備えた機関弁の電磁駆動装置に
おいて、前記制動機構は、前記アーマチュアに連係し、
かつ一対のフォロア面を有するフォロア部材と、前記ア
ーマチュアの上下動に伴い前記各フォロア面に転接して
機関弁の開閉作動の終端域における開閉速度を制動する
一対のカム面を有する制動カムと、前記制動カムの側部
に一体的に設けられたリターンカムと、前記リターンカ
ムのカムフェースに弾接して、前記制動カムの回動時に
リターンカムを介して前記制動カムを回動方向のほぼ中
立位置に付勢する付勢手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0015】したがって、本発明によれば、機関始動時
にアーマチュアが開弁用電磁石によって吸引され、かつ
開弁側ばね部材のばね力により下降してフォロア部材が
制動カムを下方へ押圧すると、第1カム面の第1ランプ
部が第1フォロア面に転接しつつ第1カム面の第1リフ
ト部で例えば吸気弁のバルブステムを押圧して下降、つ
まり開弁させる。
【0016】一方、吸気弁の閉時には、開弁用電磁石が
非通電され、閉弁用電磁石に通電されてアーマチュアが
該閉弁用電磁石に吸引されると共に、閉弁側ばね部材に
よって吸気弁も閉弁方向へ上昇する。
【0017】そして、かかる吸気弁の開閉作動時には、
フォロア部材の上下動に伴って制動カムの各カム面が対
向する各フォロア面上を転接して、吸気弁の開閉作動の
終端域では、一方のフォロア面に対する一方のカム面の
当接位置がランプ部のベース部側からリフト部側へ転接
すると、他方のフォロア面に対する他方のカム面の当接
位置がランプ部のリフト部側からベース部側へ転移す
る。このため、開閉弁用ばね部材のばね力などがバルブ
ステムを介して制動カムに伝達されることによって生じ
る該制動カムの回転中心まわりのモーメントは零に近づ
く。したがって制動カムは、徐々に回転速度が小さくな
って停止する。これに伴ってアーマチュアは、そのスト
ロークエンドでその速度が可及的に小さくなると共に、
吸気弁は、同じくそのストロークエンドで大きな衝突音
の発生を防止できる。
【0018】しかも、前記吸気弁の開閉作動の終端域に
おいて制動カムが上下方向へ最大に回動する際に、付勢
手段が、制動カムと同期回動するリターンカムのカムフ
ェースの上側あるいは下側を押圧して制動カムを中立位
置に戻すように付勢する。このため、該制動カムの最大
揺動位置付近で強い戻しトルクを付与することができ、
これによって、吸気弁のさらに効果的な制動作用が得ら
れる。
【0019】また、前述のように、付勢手段の付勢力を
制動カムに直接作用さえるのではなく、リターンカムに
作用させるようにしたことから、該リターンカムのカム
フェースの形状を任意に設定して、中央部位側では付勢
手段の付勢力が大きく掛からない形状に設定することに
よって前記アーマチュアのストロークエンド領域以外、
つまり吸気弁の開閉終了端領域間の中間ストローク領域
における無用な制動トルクが作用せずにスムーズな開閉
ストロークが得られる。
【0020】請求項2に記載の発明は、前記リターンカ
ムのカムフェースを、ほぼく字形状に形成すると共に、
前記付勢手段を前記カムフェースに対してほぼ軸直角方
向から弾接させたことを特徴としている。
【0021】請求項3に記載の発明は、前記制動カムの
回動方向のほぼ中立位置において、前記リターンカムの
カムフェースと前記付勢手段との間に隙間を形成したこ
とを特徴としている。
【0022】請求項4に記載の発明は、前記カムフェー
スの中央部位よりも大きな曲率半径を有するスリーブを
リターンカムと相対回動自在設けると共に、前記付勢手
段を前記カムフェースとスリーブの外周面に跨って弾接
させて、前記付勢手段がスリーブの外周面に弾接した際
に、付勢手段とリターンカムの中央部位との間に隙間を
形成したことを特徴としている。
【0023】請求項5に記載の発明にあっては、前記付
勢手段は、前記アーマチュアや電磁石を収容したケーシ
ングににブラケットを介して設けられ、前記リターンカ
ムのカムフェース方向に進退自在に設けられたプランジ
ャと、該プランジャを前記外側面方向へ付勢するばね部
材とから構成したことを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の機関弁の電磁駆動
装置を吸気側に適用した実施形態を示し、シリンダヘッ
ド21内に形成された吸気ポート22の開口端を開閉す
る吸気弁23と、該吸気弁23を開閉作動させる電磁駆
動機構24と、吸気弁23と電磁駆動機構24との間に
介装された制動機構25とを備えている。
【0025】前記吸気弁23は、燃焼室に臨む吸気ポー
ト22の開口端に取付られた環状バルブシート22aに
離着座して該開口端を開閉する傘部23aと、該傘部2
3aの上面中央に一体に設けられて図外のバルブガイド
を介してシリンダヘッド21内を摺動するバルブステム
23bとを備えている。また、この吸気弁23は、バル
ブステム23bのステムエンド23dに固定されたコッ
タの外周に設けられたリテーナ23cとシリンダヘッド
21内に形成された保持孔27底面との間に弾装された
ばね部材である閉弁側スプリング28のばね力で閉方向
に付勢されている。
【0026】前記電磁駆動機構24は、シリンダヘッド
21上に設けられたベース板29と、該ベース板29上
に設けられた円筒状のケーシング34と、該ケーシング
34内に上下動自在に収納された円板状のアーマチュア
30と、ケーシング34内のアーマチュア30を挟んだ
上下位置に固定された上側の閉弁用電磁石31及び下側
の開弁用電磁石32と、アーマチュア30などを介して
吸気弁23を開方向に付勢するばね部材である開弁側ス
プリング33とを備えている。
【0027】前記ケーシング34は、図1に示すよう
に、ベース板29上に4本のビス335で固定された金
属製の円筒状の本体34aと、該本体34aの上端一側
にビスで固定された筒状の非磁性材のカバー34bとか
らなり、該カバー34b側の内周面に非磁性材の図外の
筒状ホルダーが配置されている。また、この筒状ホルダ
ーは、開口上端に閉弁用電磁石31を保持した段差径状
の非磁性材の蓋部36が固定されていると共に、下端部
に開弁用電磁石32を保持した底壁37が設けられてい
る。
【0028】前記アーマチュア30は、上下面が両電磁
石31,32に対向配置され、中央には下方へ延出した
アーマチュアロッド38の上端部38aがナット39に
よって固定されていると共に、このアーマチュアロッド
38の下端部に制動機構25の後述するフォロア部材4
5が一体に設けられている。前記アーマチュアロッド3
8は、底壁37の中央に有する筒壁内に嵌挿固定された
筒状ガイド部26を介して上下摺動自在に支持されてい
ると共に、その軸心Xが吸気弁23のバルブステム23
bの軸心Yと同軸心上に配置されて、その下端部38b
の下端縁がステムエンド23dに当接している。
【0029】前記開閉弁用電磁石31,32は、固定コ
アが横断面略U字形に形成され、互いにアーマチュア3
0を介して所定の隙間Sをもって対向配置され、固定コ
アの内部に電磁コイル31a,32aが巻装されてい
る。この電磁コイル31a,32aには、後述する電子
制御ユニット40からの通電−非通電信号が出力され
て、アーマチュア30を上方あるいは下方へ吸引あるい
は吸引を解除するようになっている。
【0030】前記開弁側スプリング33は、アーマチュ
ア30の上面中央と蓋部37の下面との間に弾装され
て、そのばね力が各電磁石31,32の消磁時には、前
記閉弁側スプリング28のばね力とバランスしてアーマ
チュア30を両電磁石31,32のほぼ平衝中立位置に
保持するようになっており、その状態で吸気弁23は閉
弁位置及び最大開弁位置のほぼ中間位置に保持される。
【0031】前記電子制御ユニット40は、機関のクラ
ンク角センサ41,機関回転数センサ42,閉弁用電磁
石31の温度を検出する温度検出センサ43及び機関負
荷を検出するエアフローメータ44からの夫々の検出値
に基づいて、閉弁用,開弁用電磁石31,32にパルス
信号による通電−非通電を相対的に繰り返し出力してい
る。
【0032】ここで、前記クランク角センサ42からの
回転角検出値は、吸気弁23の開閉タイミングをクラン
クシャフトの回転と同期制御するためのものであり、機
関回転数検出センサ43からの検出値、つまりクランク
シャフトの回転数の検出値は、該回転数によって変化す
る各電磁石31,32の吸引許容時間に対処するために
利用され、さらに、温度センサ43の検出値は、温度上
昇による閉弁用電磁石31の電磁コイル31bの通電抵
抗増大に対処するためのものである。また、エアフロー
メータ44による機関負荷検出値は、機関回転数検出値
とともに吸気弁23の開閉タイミングを最適に制御する
ために利用するものである。
【0033】そして、前記制動機構25は、図1〜図3
に示すように前記アーマチュアロッド38の下端部38
bに一体に設けられたフォロア部材45と、このフォロ
ア部材45の内部に回動自在に保持された1つの制動カ
ム46と、該制動カム46と一体に設けられたリターン
カム47と、該リターンカム47を付勢して制動カム4
6を中立位置に戻すようなトルクを付与する付勢手段4
8とから主として構成されている。
【0034】前記フォロア部材45は、図2にも示すよ
うに正面ほぼロ字形状に形成され、対向する上端壁の下
面と下端壁の平坦な上面が夫々第1フォロア面45aと
第2フォロア面45bとして構成されている。
【0035】前記制動カム46は、図2及び図6に示す
ようにベース板29の下面にボルト80によって固定さ
れたブラケット81の下端部に貫通固定されたカム支軸
49に中央孔46aを介して回転自在に支持されてい
る。また、この制動カム46は、図2及び図4にも示す
ように正面ほぼ扇形状に形成されて、要部(ベースサー
クル部)と反対側にほぼ平坦な外側面52を有すると共
に、上半分の上面全体が前記第1フォロア面45aに転
接する弁開き側の傾斜状の第1カム面50として構成さ
れ、下半分の下面全体が第2フォロア面45bに転接す
る弁閉じ側の傾斜状の第2カム面51として構成されて
いる。
【0036】そして、この第1,第2カム面50,51
は、図4に示すように同一のプロフィールに形成され、
それぞれベース部である第1,第2基円部50a,51
a側の第1,第2ランプ部50b,51bが緩やかな円
弧面に形成されていると共に、先端側の第1,第2リフ
ト部50c,51cが第1,第2ランプ部50b,51
bの曲率より大きな円弧面に形成され、さらに第1、第
2リフト部50c,51cより先端側に第3,第4ラン
プ部50d.51dが形成されている。したがって、制
動カム46の回転角θに対するフォロア部材45のリフ
ト曲線は、図5に示すように、S字曲線特性となるよう
に設定されており、前記第3,第4ランプ部50d.5
1dの存在によってアーマチュア30の上下動の切り換
え時における各カム面50,51の摺動切換を滑らかに
行うことができる。
【0037】さらに、制動カム46は、各カム面50,
51の基円部50a,51aが各フォロア面45a,4
5bに当接した位置で、前記アーマチュア30の上下面
と対向する各電磁石31,32の上下面との間に、図8
に示すような微小隙間G1,G2を形成するように基円
部50a,51aの外径が設定されている。
【0038】前記リターンカム47は、図2及び図6、
図7に示すように制動カム46の中央孔孔縁に結合され
た円筒状の連結部53を介して制動カム46に一体に設
けられていると共に、連結部53の内部挿通孔と連続す
る中央の支持孔47aに挿通した前記支持軸49に制動
カム46と共に回転自在に支持されている。また、この
リターンカム47は、全体形状が上下方向に延出した三
日月状に形成されて、上下端部47b、47cが制動カ
ム46の上下幅よりも十分に大きく設定されていると共
に、制動カム46の外側面52側にカムフェース54が
形成されている。このカムフェース54は、前記外側面
52にほぼ沿ってほぼく字形状に形成されて、円弧状の
中央部位54aから上下方向へ下り傾斜状に形成されて
いる。
【0039】また、前記リターンカム47の連結部53
と反対側の側部には、支持軸49に回転自在に支持され
たスリーブ55が当接配置されている。このスリーブ5
5は、中央に支持軸49が挿通する挿通孔55aが形成
されていると共に、外周面55bの外径Dが前記カムフ
ェース54の中央部位54aの曲率半径よりも大きく設
定されている。また、このスリーブ55の側部に大径な
ワッシャ56が設けられ、このワッシャ56と前記支持
軸49の外端部に嵌着したCリング57とによって、前
記制動カム46、リターンカム47、スリーブ55の支
持軸49からの不用意な抜け出しが防止されるようにな
っている。
【0040】前記付勢手段48は、図2及び図3、図7
にも示すように、ベース板29の下面にボルト82によ
って固定されたブラケット83の下端部83aに設けら
れて、該下端部83aの内部に前記リターンカム47と
スリーブ55方向に向かって穿設された摺動孔58と、
該摺動孔58内を摺動自在に設けられたプランジャ59
と、該プランジャ59の先端部に一体に有し、上下方向
に長い板状の押接部60と、摺動孔58の開口底部を閉
塞する閉塞板61とプランジャ59の内部えぐり底面と
の間に弾装されて、プランジャ83をリターンカム47
の支持軸49軸心方向へ付勢するばね部材であるコイル
スプリング62とから構成されている。
【0041】前記プランジャ59は、図2、図3及び図
7にも示すように、先端部の押接部60が前記リターン
カム47とスリーブ55を跨った状態で対向配置され
て、その前面60aが制動カム46の回動に伴いリター
ンカム47が回動したカムフェース54に摺接するが、
制動カム46の中立位置、すなわちリターンカム47の
中央部位54aが押接部60に対峙している状態では、
該押接部60の前面60aがスリーブ55の外周面55
bに当接して中央部位54a領域と前面60aとの間に
一定幅の隙間Cが形成されて、中央部位54aとは非接
触状態になる。
【0042】以下、本実施形態の作用を説明すれば、ま
ず機関停止時には、両電磁石31,32の各電磁コイル
31b,32bに電子制御ユニット40から通電信号が
出力せず、非通電状態となっている。このため、アーマ
チュア30は、図1に示すように、両スプリング28,
33の相対的なばね力によって隙間S内のほぼ平衝中立
位置に保持され、したがって、吸気弁23もバルブシー
ト22aから若干離れた中立位置になっている。この時
点での制動カム46は、図1に示すように自重によって
第2カム面51の第2リフト部51cがフォロア面45
bに当接している。
【0043】機関が始動されて、電子制御ユニット40
から開弁用電磁石32の電磁コイル32bに通電信号が
出力されると、アーマチュア30が該電磁石32に吸引
され、かつ開弁側スプリング33のばね力によって下降
する。このため、フォロア部材45もアーマチュアロッ
ド38を介して下降して下端部38bでステムエンド2
3dを下方へ押圧する。これによって、吸気弁23は、
閉弁側スプリング28のばね力に抗して下降ストロー
ク、つまり最大に開弁する方向へストロークする。
【0044】一方、吸気弁23の閉時には、開弁用電磁
石32への通電が遮断され、閉弁用電磁石31の電磁コ
イル31bに通電されるため、アーマチュア30は、電
磁石31の吸引力と閉弁側スプリング28とのばね力に
よって開弁側スプリング33のばね力に抗してフォロア
部材45を上昇させる。これによって吸気弁23は、閉
弁側スプリング28のばね力によって上昇して傘部23
dがバルブシート22aに着座して閉弁する。
【0045】そして、この吸気弁23の開閉時における
制動カム46は、前記フォロア部材45の上昇あるいは
下降に伴ってリターンカム47のカムフェース54の上
下部が、プランジャ59の押接部60に押圧されながら
各カム面50,51が各フォロア面45a,45bに転
接しつつカム支軸49を中心に時計方向あるいは反時計
方向へ回動するため、図9Aに示すように吸気弁23の
開閉作動の終端域(破線丸)で効果的な緩衝制動作用が
得られる。
【0046】すなわち、吸気弁23の閉弁時を例に取っ
て説明すれば、開閉弁側スプリング33,28の制動カ
ム46に対する開閉方向の付勢力は、吸気弁23の開閉
ストロークの終端域では、それぞれほぼ零に近くなる。
【0047】つまり、例えば吸気弁23の閉作動時に
は、電磁吸引力と閉弁側スプリング28のばね力とによ
ってバルブステム23bが上昇するに連れて制動カム4
6との当接点Pは、図8に示すように第2ランプ部51
bから基円部51a側に転移する。このため、閉弁側ス
プリング28のばね力が制動カム46に伝達されるモー
メントは零に近づき、したがって、制動カム46からア
ーマチュアロッド38,アーマチュア30に伝達される
閉弁側スプリング28のばね力は零に近づくことにな
る。特に、閉弁時におけるアーマチュア30には、開弁
側スプリング33のばね力の他に付勢手段48のばね反
力がリターンカム47を介して作用し、かかる合力が増
大するため、アーマチュア30と吸気弁23は閉ストロ
ークの終端域で効果的に制動される。
【0048】そして、かかる特異な作用は開弁時にも生
じる。したがって、基本的に制動カム46の第1,第2
ランプ部50b,51bから基円部50a,51aで機
械的にアーマチュア30の急激な動きを抑制することが
可能になり、この結果、吸気弁23は、図9A(破線
丸)に示すような開閉ストロークの終端域でなだらかな
作動特性が得られる。要するに、制動カム46が開閉側
スプリング33,28と各電磁石31,32の吸引力に
よって揺動し、回転モーメントが作用することによって
制動力が大きくなり、緩衝作用が得られるのである。
【0049】しかも、前述のように両スプリング28,
33と付勢手段48のスプリング62のアーマチュアに
作用するばね合力は、図9Bの一点鎖線下側に示すよう
にアーマチュア30の上限,下限付近からそれぞれ急激
に増大する特性(a、b)となり、この増大特性がそれ
ぞれ吸気弁23の開時及び閉時の終端域の制動力として
有効に作用する。
【0050】したがって、吸気弁23は、図9A、Bに
示すように開閉作動時に安定した緩衝作用が得られる。
この結果、傘部23aとバルブシート22a及びアーマ
チュア30と開閉弁電磁石32、33との激しい衝突が
回避され、打音や摩耗あるいは破損等の発生が防止され
る。
【0051】さらに、本実施形態では、アーマチュア3
0の最大の上昇,下降時において、制動カム46によっ
てアーマチュア30の上下面と各電磁石31,32の対
向面とに間に積極的な微小隙間を形成したため、アーマ
チュア30と各電磁石31,32との衝突を一層確実に
回避することができる。
【0052】また、前述のように、とりわけ吸気弁23
の例えば閉作動の終端域において制動カム46が上下方
向へ最大に揺動しょうとする際に、プランジャ59がコ
イルスプリング62のばね力で、図8に示すように、リ
ターンカム47のカムフェース54の下側を押圧して制
動カム46を中立位置に戻すように付勢する。このた
め、最大上方向の回動位置付近で制動カム46に対して
中立位置方向へ強い戻しトルクを付与する。これによっ
て、アーマチュア30に対してさらに効果的な制動作用
が得られる。
【0053】一方、吸気弁23の開弁作動時の終端域に
おいても、プランジャ59がリターンカム47のカムフ
ェース54の上側を押圧して制動カム46を中立位置に
戻すように付勢する。このため、最大上方向の回動位置
付近で制動カム46に対して中立位置方向へ強い戻しト
ルクを付与する。これによって、アーマチュア30に対
してさらに効果的な制動作用が得られる。
【0054】さらに、この実施形態では、前述のよう
に、吸気弁23が僅かに開いて制動カム46がほぼ中立
位置になっている場合は、図7に示すように、プランジ
ャ押接部60の前面60aがスリーブ55の外周面55
aに弾接して、前記前面60aとリターンカム47の中
央部位54の外周面54aとの間に隙間Cが形成されて
互いに非接触状態になっているため、この領域(図9B
一点鎖線下側c領域)におけるリターンカム47(制動
カム46)との間のフリクションが発生せず、単にスリ
ーブ55側との間に僅かに発生するだけであるから、制
動カム46に対するフリクションの発生を大幅に低減す
ることができる。このため、この中間領域におけるアー
マチュア30と吸気弁23は、その開閉ストローク時の
作動速度の低下が防止されて、スムーズな作動が得られ
る。
【0055】また、制動カム46は、カム支軸49とリ
ターンカム47を介してプランジャ59との両方で両持
状態に支持されるため、該制動カム46の支持剛性が高
くなり、その揺動作用が安定かつ確実になる。この結
果、前記アーマチュア30の上下面と各電磁石31,3
2の対向面とに間に形成された微小隙間の変動が抑制さ
れて前述のような各部材間の衝突を確実に回避できる。
【0056】また、この実施形態における付勢手段48
は、制動カム46に直接設けられるものではなく、ケー
シング本体34aに設けられているため、アーマチュア
30の慣性力の増加を抑制できると共に、耐久性の向上
が図れる。
【0057】本発明は、吸気弁側に限らず、排気弁側の
みに適用することも可能であり、排気弁側に適用した場
合は、排気弁の開時の急激な動きを規制できることによ
って燃焼ガスの急激な排出が抑制され、この結果、排気
音を低減させることが可能になる。また、制動機構25
のリターンカム47は、そのカムフェース54の形状を
制動力や中間位置での制動トルクの低減化を促進するよ
うに任意に設定することが可能であり、また付勢手段4
8のコイルスプリング62のばね力も制動力などを考慮
して自由に設定することができる。
【0058】また、前記制動カム46の回動方向の中立
位置において、前記リターンカム47のカムフェース5
4とプランジャ押接部60との間に隙間を形成する場合
は、プランジャ59の最大進出位置を所定のストッパ等
によって規制して前記カムフェース54との当接を回避
することにより行うことが可能になる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、制動カムによって機関弁の開閉
終端域における急激な開閉作動を十分に制動できるた
め、傘部とバルブシートや、アーマチュアと開閉弁用電
磁石との激しい衝突が緩和される。この結果、激しい衝
突打音の発生や摩耗あるいは破損等の発生を防止でき
る。
【0060】しかも、機関弁の開閉作動の終端域におい
て制動カムが上下方向へ最大に揺動する際に、付勢手段
がリターンカムのカムフェースの上側あるいは下側を押
圧して制動カムを中立位置に戻すように付勢するため、
該制動カムの最大揺動付近で強い戻しトルクを付与する
ことができる。これによって、さらに効果的な制動作用
が得られる。
【0061】さらに、制動カムが、前述のようにほぼ中
立位置になっている場合は、付勢手段がリターンカムの
カムフェース形状によって該カムフェースの中央部位と
の間のフリクションを大幅に低減することができる。こ
のため、この中間領域におけるアーマチュアと機関弁
は、その開閉ストローク時の作動速度の低下が防止され
て、スムーズな作動が得られる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、リターン
カムのカムフェースをほぼく字形状の滑らかな形状とし
たことによって、前述のように機関弁の開閉作動の終端
域における制動カムの作用と相俟って制動効果を一層高
めることが可能になると共に、制動カムの中立位置の領
域おける付勢手段によるフリクションの発生を効果的に
抑制することが可能になる。
【0063】請求項3及び4に記載の発明によれば、隙
間によって、その間における制動カムと付勢手段とのフ
リクションの発生を一層効果的に防止することができ
る。このため、アーマチュアや機関弁の作動速度の低下
をさらに防止することができる。
【0064】請求項5に記載の発明によれば、付勢手段
を制動カムなどの可動部材とは別体に設けたため、アー
マチュアの慣性質量の増加が抑制されて、該アーマチュ
アの作動応答性の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す縦断面図。
【図2】本実施形態の要部拡大図。
【図3】本実施形態の要部平面図。
【図4】本実施形態に供される制動カムを示す正面図。
【図5】アーマチュアの上下ストロークに対する制動カ
ムの回転角を示す特性図。
【図6】本実施形態に供される制動機構の一部の構成部
材を示す分解斜視図。
【図7】図3のA−A線断面図。
【図8】本実施形態の作用説明図。
【図9】Aは吸気弁の開閉時の緩衝特性図、Bは各電磁
石の吸引力と各スプリングのばね力特性図。
【図10】従来の装置を示す縦断面図
【図11】Aは吸気弁の開閉時期特性図、Bは各電磁石
の吸引力と各スプリングのばね力特性図。
【符号の説明】
21…シリンダヘッド 23…吸気弁 25…制動機構 28…閉弁側スプリング 30…アーマチュア 31…閉弁用電磁石 32…開弁用電磁石 33…開弁側スプリング 38…アーマチュアロッド 45…フォロア部材 46…制動カム 47…リターンカム 48…付勢手段 49…支持軸 50…第1カム面 51…第2カム面 54…カムフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大貫 彰 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 吉沢 伸吾 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 3G016 AA02 AA05 BA34 BA35 BA36 BA37 BA44 CA08 CA09 CA10 CA25 CA45 CA46 DA01 DA23 GA04 3G018 AB08 AB09 AB16 BA02 BA38 CA11 CA12 DA34 DA36 DA43 DA70 DA83 DA85 FA01 FA06 FA07 GA02 GA23 GA27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関弁に連係するアーマチュアと、該ア
    ーマチュアを吸引して前記機関弁を開作動及び閉作動さ
    せる開弁用,閉弁用の電磁石と、前記機関弁を閉方向及
    び開方向へ付勢して中立位置に保持する開弁用,閉弁用
    のばね部材と、前記機関弁の開閉作動の終端域における
    開閉速度を制動する制動機構とを備えた機関弁の電磁駆
    動装置において、 前記制動機構は、前記アーマチュアに連係し、かつ一対
    のフォロア面を有するフォロア部材と、 前記アーマチュアの上下動に伴い前記各フォロア面に転
    接して機関弁の開閉作動の終端域における開閉速度を制
    動する一対のカム面を有する制動カムと、 前記制動カムの側部に一体的に設けられたリターンカム
    と、 前記リターンカムのカムフェースに弾接して、前記制動
    カムの回動時にリターンカムを介して前記制動カムを回
    動方向のほぼ中立位置に付勢する付勢手段とを備えたこ
    とを特徴とする機関弁の電磁駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記リターンカムのカムフェースを、ほ
    ぼく字形状に形成すると共に、前記付勢手段を前記カム
    フェースに対してほぼ軸直角方向から弾接させたことを
    特徴とする請求項1に記載の機関弁の電磁駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記制動カムの回動方向のほぼ中立位置
    において、前記リターンカムのカムフェースと前記付勢
    手段との間に隙間を形成したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の機関弁の電磁駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記カムフェースの中央部位よりも大き
    な曲率半径を有するスリーブをリターンカムと相対回動
    自在設けると共に、前記付勢手段を前記カムフェースと
    スリーブの外周面に跨って弾接させて、前記付勢手段が
    スリーブの外周面に弾接した際に、付勢手段とリターン
    カムの中央部位との間に隙間を形成したことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の機関弁の電磁駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、前記アーマチュアや電
    磁石を収容したケーシングにブラケットを介して設けら
    れ、前記リターンカムのカムフェース方向へ進退自在に
    設けられたプランジャと、該プランジャを前記外側面方
    向へ付勢するばね部材とから構成したことを特徴する請
    求項1〜4のいずれかに記載の機関弁の電磁駆動装置。
JP2001323945A 2001-10-22 2001-10-22 機関弁の電磁駆動装置 Abandoned JP2003129809A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100365250C (zh) * 2003-12-08 2008-01-30 丰田自动车株式会社 内燃机的气门机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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