JP2003124662A - 車載電子機器 - Google Patents

車載電子機器

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JP2003124662A
JP2003124662A JP2001313649A JP2001313649A JP2003124662A JP 2003124662 A JP2003124662 A JP 2003124662A JP 2001313649 A JP2001313649 A JP 2001313649A JP 2001313649 A JP2001313649 A JP 2001313649A JP 2003124662 A JP2003124662 A JP 2003124662A
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annular frame
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Isao Azumi
功 安積
Tetsuji Watanabe
哲司 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2039Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating characterised by the heat transfer by conduction from the heat generating element to a dissipating body
    • H05K7/20436Inner thermal coupling elements in heat dissipating housings, e.g. protrusions or depressions integrally formed in the housing
    • H05K7/2049Pressing means used to urge contact, e.g. springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱放散性、耐振性、防水性、および量産性に
優れた車載電子機器を提供する。 【解決手段】 プリント基板11収納する筐体を環状フ
レーム24と高熱伝導性を有するベース1とカバー31
から構成し、各接合部は接着性と防水性を有する接着シ
ール材52を用いて接合すると共に、プリント基板11
を挟持して環状フレーム24とベース1とのネジ固定部
および環状フレーム24とカバー31との嵌合係止部を
設ける。また、プリント基板11に実装される発熱電子
部品12は折り曲げリード線12aを用いて半田付けさ
れ、ベース1から突出形状で設けられた伝熱突起部6に
弾性部品53を用いて押圧固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板を
筐体内に収納した構造を有する車載電子機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】車両用の電子機器においては、車両振動
に耐える耐振性、車両の車室外に設置可能な防水性、お
よび量産性に優れた構造が要求されると共に、プリント
基板に実装される発熱電子部品からの発生熱を効率的に
放熱する熱放散性の向上が重要である。
【0003】従来の車載電子機器におけるプリント基板
の収納筐体の構造としては、プリント基板の収納ケース
とカバー部からなる二ピース構造が最も簡易な構成であ
り、その公知例としては、特開平8−148842号公
報や、特開平11−346418号公報等に開示されて
おり、特開平8−148842号公報では、発熱電子部
品を電気的絶縁性を有する樹脂でモールドし、該部品を
筐体を構成するカバーに接触させて電気的ショートを防
止すると共に放熱効果向上を図る方法が提示されてい
る。また、特開平11−346418号公報では、コネ
クタハウジングとカバーが一体化され、プリント基板が
該カバーに接着固定されて耐振性および防水性の向上を
図る方法が提示されている。
【0004】また、プリント基板の収納筐体の構造とし
て、プリント基板を固定する中間フレーム部と、上下カ
バー部からなる三ピース構造があり、その公知例として
は、特開平6−318790号公報や、特開平8−18
1471号公報等に開示されており、特開平6−318
790号公報では、中間フレームと上下カバーを粘着性
樹脂を用いて接着固定することにより防水性および量産
性を向上させる方法が提示されている。また、特開平8
−181471号公報では、プリント基板の弾性力を利
用し、発熱電子部品を中間フレーム部に押圧して効率的
に放熱を行う方法が提示されている。
【0005】一方、特開平8−204072号公報で
は、発熱電子部品の実装部にスルーホールを有する回路
基板の表面に実装された発熱電子部品の発生熱を、スル
ーホール貫通部と回路基板の両面部の熱伝導面を一体的
に形成した熱伝導片を介して回路基板裏面側に伝熱し、
該回路基板をその裏面側に装着した熱伝導シートを介し
て熱伝導性筐体に固定し、効率的に放熱を行う方法が提
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、プリン
ト基板を筐体内に収納した構造を有する車載電子機器に
おいては、従来様々な構造が提案されてきたがいずれも
有効ではない。例えば、特開平8−148842号公報
に開示されたものでは、熱伝導性の悪い樹脂でモールド
した発熱電子部品を筐体に接触させるため、充分な熱伝
導が得られないという問題があった。また、特開平8−
181471号公報に開示されたものでは、基板の弾性
力に依存して発熱電子部品を筐体に押圧するため、発熱
電子部品の半田付け部のストレスを低減させることが必
要で、充分な熱伝導が得られないという問題があった。
また、特開平11−346418号公報および特開平6
−318790号公報に開示されたものでは、発熱電子
部品における熱放散性の向上に関しては論及されていな
い。
【0007】また、特開平8−204072号公報に開
示されたものでは、スルーホールを多く設けると発熱電
子部品との接触面積が低下し、またスルーホールへの半
田の流入等の不具合が生じるという問題があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、放熱性、耐振性、防水性、お
よび量産性に優れた構造を有する車載電子機器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車載電
子機器は、多数の接続ピンが圧入されたコネクタハウジ
ングと一体で成形された環状フレームと、環状フレーム
の下端に接着性と防水性を有する接着シール材を用いて
装着される高熱伝導性を有するベースと、環状フレーム
の上端に接着性と防水性を有する接着シール材を用いて
装着されるカバーとを有する筐体、筐体に収納され、環
状フレームとベースの間に挟持固定されるプリント基板
を備え、プリント基板に実装された発熱電子部品は、ベ
ースから筐体内側に突出形状で設けられた伝熱突起部を
介してその発生熱をベースに伝熱するように構成され、
筐体はプリント基板を環状フレームとベースの間に挟持
固定した状態でカバーを装着することによって組み立て
られるものである。
【00010】また、筐体はベースに設けられた取付足
を用いて車両に装着されるものである。また、プリント
基板は、プリント基板に設けられた取付孔に環状フレー
ムに設けられた突起部を圧入することにより環状フレー
ムに仮固定されるよう構成されているものである。ま
た、環状フレームとベースの接合は、プリント基板を挟
持して環状フレーム、プリント基板およびベースの周辺
部をネジを用いて固定すると共に、ベースの外周部に設
けられた第一の環状溝に環状フレームの下端に設けられ
た第一の環状突起部を嵌入し、この嵌合部に接着性およ
び防水性を有する接着シール材を充填し硬化させること
によって密閉構造を得ているものである。
【0011】また、カバーは、その外周部に環状フレー
ムの上端に設けられた第二の環状溝に嵌入する折曲部を
有し、折曲部はその先端部が漏斗状に開口した開口傾斜
部および上記開口傾斜部に所定の間隔で形成された切り
欠き部を有し、環状フレームとカバーの接合は、環状フ
レームの上端に設けられた第二の環状溝にカバーの折曲
部を嵌入し、この嵌合部に接着性および防水性を有する
接着シール材を充填し硬化させることによって密閉構造
を得ているものである。また、環状フレームとカバー
は、環状フレームの側面外側に設けられた突起部と、カ
バーの外周部に設けられた折曲部から部分的に連続して
形成された孔部を有する嵌合係止部を嵌合させることに
よって固定されるものである。
【0012】また、コネクタハウジングは接続ピンを複
数のグループに分割する環状壁部を有し、環状壁部はコ
ネクタハウジングに圧入された接続ピンと電気的に接続
されるメスピンを有する相手側コネクタに設けられた環
状溝部と弾性パッキンを介在して装着されるものであ
る。また、発熱電子部品は、折り曲げ形状部を含むリー
ド線を介してプリント基板に半田付けされるものであ
る。また、発熱電子部品は、縦長形状の部品をプリント
基板に垂直に立てた状態でベースから突出形状で設けら
れた伝熱突起部の壁面に弾性部品を用いて押圧固定され
るものである。また、発熱電子部品は、縦長形状の部品
をプリント基板に水平に寝かした状態でベースから突出
形状で設けられた伝熱突起部の上面に密着固定されるも
のである。
【0013】また、発熱電子部品はチップ部品であり、
チップ部品はほぼ全面に放熱用電極を有し、プリント基
板はその両面に銅箔パターンと、スルーホールメッキを
含む第一のメッキ層と、スルーホールを充填する樹脂等
と、スルーホールの充填材を封入するための第二のメッ
キ層と、チップ部品を接合するための半田層とを有する
と共に、チップ部品が実装される領域の裏面側がベース
から突出形状で設けられた伝熱突起部の上面と軟質かつ
熱伝導性を有する絶縁材を介して接触するように構成さ
れ、チップ部品の発生熱は、放熱用電極から、プリント
基板上の半田層、第二のメッキ層、およびスルーホール
メッキを介してプリント基板の裏面側に形成された第二
のメッキ層、および軟質かつ熱伝導性を有する絶縁材を
介して伝熱突起部に伝熱されるように構成されているも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施の形態である車載電子機器を図について説明す
る。図1はこの発明の実施の形態1による車載電子機器
の上面図、図2は図1のカバーを外した状態を示す上面
図、図3は図1のA−A線に沿った断面を矢印方向に見
た側面図で、(a)は全体図、(b)は図3(a)中で
符号Bで示した部分の拡大図である。
【0015】図において、1は例えばアルミダイキャス
トからなり、後述するプリント基板11を収納する筐体
の下面を構成する矩形状の高熱伝導性ベース(以下、単
にベースと称する)、2はベース1の四角外側に突出形
状で設けられた取付足で、各々取付孔3を有している。
4はベース1の四隅内側に設けられたネジ穴で、後述す
るプリント基板11を挟持してベース1と後述する環状
フレーム24を固定するためのものである。なお、ベー
ス1に設けられたネジ穴4は、筐体内への外気の侵入を
防止するため袋状である。5はベース1の外周部上面に
設けられた第一の環状溝、6はベース1から筐体内側に
突出形状で設けられた伝熱突起部である。
【0016】11は発熱電子部品12を含む複数の電子
部品が実装されたプリント基板である。13aはプリン
ト基板11の四隅に設けられた小孔で、ベース1に設け
られたネジ穴4と各々一致する位置にある。13bはプ
リント基板11の中央部に設けられた小孔で、プリント
基板11をその中央部でベース1に固定するためのもの
である。
【0017】21は例えばPBT(ポリブチレン・テレ
フタレート)樹脂を用いて成形により形成されたコネク
タハウジング、22はコネクタハウジング21に圧入さ
れた多数の折曲型(ライトアングルタイプ)接続ピン2
3をグループ化し、後述する相手側コネクタと嵌合する
ための環状壁部である。なお、接続ピン23の他端はプ
リント基板11に接続されている。24はコネクタハウ
ジング21と一体で成形され、筐体の壁部を構成する環
状フレーム、25は環状フレーム24の下面部に設けら
れ、ベース1に設けられた第一の環状溝5と嵌合する第
一の環状突起部、26は環状フレーム24の上面部に設
けらた第二の環状溝である。27は環状フレーム24の
四隅に設けられた小孔で、ベース1に設けられたネジ穴
4と各々一致する位置にある。
【0018】31は板金製等のカバーで、筐体の上面を
構成している。32はカバー31の外周部に設けられた
折曲部で、環状フレーム24の上面部に設けられた第二
の環状溝26に嵌入するように構成されている。
【0019】51は環状フレーム24に設けられた小孔
27、およびプリント基板11に設けられた小孔13a
に挿入され、ベース1に設けられたネジ穴4に螺合され
るネジで、プリント基板11を挟持して環状フレーム2
4とプリント基板11をベース1に固定する。52は室
温放置によって硬化する例えばシリコン系の接着シール
材で、接着部を防水シールする。53は発熱電子部品1
2をベース1の伝熱突起部6に押圧するための弾性部品
である。
【0020】また、図4は図2のC−C線に沿った断面
を矢印方向に見た側面図を示しており、28は環状フレ
ーム24の一部に設けられ、プリント基板11に設けら
れた取付孔14に圧入される突起部で、環状フレーム2
4にプリント基板11を仮固定するものである。
【0021】また、図5は実施の形態1による車載電子
機器の筐体の側面図、図6は図5のD−D線に沿った断
面を矢印方向に見た側面図を示しており、29は環状フ
レーム24の外側に複数個設けられた嵌合突起部、33
はカバー31の外周部に設けられた折曲部32から部分
的に連続して形成された孔部33aを有する嵌合係止部
で、孔部33aを環状フレーム24に設けられた嵌合突
起部29と嵌合させることによりにカバー31を環状フ
レーム24に固定する。
【0022】また、図7は実施の形態1による車載電子
機器の筐体のコネクタ部の断面図を示しており、41は
コネクタハウジング21の環状壁部22と嵌合する相手
側コネクタ、42は相手側コネクタ41に設けられた環
状壁部22が嵌入される環状溝部、43は環状溝部42
内に設けられたゴム材等で構成される弾性パッキンであ
る。なお、相手側コネクタ41の内部にはコネクタハウ
ジング21に設けられた接続ピン23と電気的に接続さ
れるメスピン(図示せず)が設けられている。
【0023】また、図8は図7中で符号Eで示した部分
の拡大図で、カバー31と環状フレーム24の嵌合部の
詳細を示している。環状フレーム24に設けられた第二
の環状溝26に嵌入されるカバー31の外周部に設けら
れた折曲部32は、その先端部が漏斗状に開口した開口
傾斜部34を有し、この開口傾斜部34の先端は、第二
の環状溝26の壁面26aとほぼ平行にかつ壁面26a
と隙間Gを有してプレス加工によって打ち抜き断裁され
た周縁断裁部35を有している。さらに、この開口傾斜
部34は、所定の間隔を有して切り欠き部36を具備し
ている。これは、カバー31の外周部に設けられた折曲
部32を第二の環状溝26に嵌入した後に第二の環状溝
26に充填される接着シール材52が、第二の環状溝2
6内部を隙間Gおよび切り欠き部36を介して流動し、
開口傾斜部34の周辺に均一に分散されるようにするた
めである。
【0024】また、図9は実施の形態1による車載電子
機器における発熱電子部品の取付部の詳細を示す拡大断
面図で、15はプリント基板に設けられた切り欠き部
で、切り欠き部15を介してベース1から突出形状で設
けられた伝熱突起部6がプリント基板11上に突出し、
プリント基板11に半田付けされたトランジスタ等の発
熱電子部品12が弾性部品53によって伝熱突起部6の
壁面からなる伝熱面に押圧固定されている。なお、発熱
電子部品12は折曲リード線12aを介してプリント基
板11に半田付けされる。
【0025】次に、本実施の形態による車載電子機器の
組立方法について説明する。まず、プリント基板11に
発熱電子部品12を含む多数の電子部品を実装した後、
プリント基板11に設けられた取付孔14に環状フレー
ム24に設けられた突起部28を圧入することにより、
環状フレーム24にプリント基板11を仮固定した状態
で、環状フレーム24と一体で形成されているコネクタ
ハウジング21に圧入されている接続ピン23の他端を
噴流半田付け装置等を用いてプリント基板11に半田付
けする。
【0026】次に、ベース1の第一の環状溝5に室温放
置によって硬化する接着シール材52を注入した後、プ
リント基板11と固定された環状フレーム24をベース
1上に載置し、接着シール材52が充填された第一の環
状溝5に環状フレーム24の第一の環状突起部26を嵌
入すると共に、ネジ51を環状フレーム24に設けられ
た小孔27、およびプリント基板11に設けられた小孔
13aに挿入しベース1に設けられたネジ穴4に螺合さ
せて締め付けることにより、プリント基板11を挟持し
て環状フレーム24をベース1に固定する。次に、プリ
ント基板11に半田付けされた発熱電子部品12を、ベ
ース1に突出形状で設けられ、プリント基板11に設け
られた切り欠き部15を介してプリント基板11上に突
出した伝熱突起部6の壁面に弾性部品53を用いて押圧
し固定する。
【0027】次に、環状フレーム24の第二の環状溝2
6に接着シール材52を注入した後、カバー31を環状
フレーム24上に載置し、接着シール材52が充填され
たの第二の環状溝26にカバー31の外周部に設けられ
た折曲部32を嵌入すると共に、環状フレーム24に設
けられた嵌合突起部29に、カバー31に設けられた折
曲部32から部分的に連続して形成された嵌合係止部3
3の孔部33aを嵌合させることにより、カバー31を
環状フレーム24に固定する。一体化されたベース1、
環状フレーム、プリント基板11およびカバー31は、
機械的強度が強く重量も重いベース1に設けられた取付
足2を介して車体に固定され、その後相手側コネクタ4
1がコネクタハウジング21の環状壁部22に挿入さ
れ、配線作業が行われる。
【0028】なお、図3(b)では、プリント基板21
をベース1と環状フレーム24に挟み込みネジ51を用
いて固定する方法を示したが、ネジの代わりにリベット
をベース1に圧入し、リベットの頭部で環状フレーム2
4を押さえる方式や、ベース1と一体成形したピンをカ
シメ方式で環状フレーム24に固定してもよい。また、
図4では、環状フレーム24に設けた突起部28をプリ
ント基板11に設けた取付孔14に圧入することによっ
て環状フレーム24にプリント基板11を固定する方法
を示したが、ネジを用いて環状フレーム24とプリント
基板11を固定してもよい。また、カバー31と環状フ
レーム24は接着シール材52を用いる接着固定方式を
示したが、パッキンとネジを用いて固定することによ
り、保守点検が容易となる。
【0029】本実施の形態によれば、環状フレーム24
に設けられた突起部28にプリント基板11に設けられ
た取付孔14を圧入することによってプリント基板11
を環状フレームに仮固定するためハンドリングが容易と
なり、また、プリント基板11を挟持して環状フレーム
24をベース1にネジ51を用いて固定するため、環状
フレーム24とベース1を接合する接着シール材52の
硬化前に工程間移送等を作業を行うことができる等、作
業性を向上できる。
【0030】また、環状フレーム24とカバー31の接
合部において、カバー31の外周部に設けられた折曲部
32の先端部を漏斗状に開口し、更にこの開口傾斜部3
4に所定の間隔を有して切り欠き部36を設けることに
より、切り欠き部36を介して接着シール材52の流動
を容易に行えると共に環状フレーム24の第二の環状溝
26からのカバー31の抜け落ちを防止できる。さら
に、環状フレーム24とカバー31は、環状フレーム2
4の側面外側に設けられた嵌合突起部29にカバー31
に設けられた孔部33aを有する嵌合係止部33を嵌合
することにより固定された状態にあるため、環状フレー
ム24とカバー31を接合する接着シール材52の硬化
前における環状フレーム24とカバー31の接合部のず
れ等の現象を防止することができる。
【0031】また、発熱電子部品12は、折り曲げ形状
部を含む折曲リード線12aを介してプリント基板11
に半田付けされるため、発生熱によるリード線の伸縮に
伴う半田付け部のストレスを軽減することができ、ま
た、発熱電子部品12はベース1から筐体内側に突出形
状で設けられた伝熱突起部6の壁面に弾性部品53を用
いて押圧固定されるため、その発生熱を効率的にベース
1に放熱できる。
【0032】また、コネクタハウジング21は複数のグ
ループに分割されるため、コネクタの着脱が容易となり
無理な力が周辺に加わるのを防止でき、また、弾性パッ
キン43を介在して相手側コネクタ41が装着されてい
るため、コネクタ部の防水性を高めることができる。ま
た、カバー31を装着する前に、コネクタハウジング2
1を有する環状フレーム24とベース1およびプリント
基板11は組み立てられた状態にあるので、この状態で
電子機器としての製品チェックを行うことができる。ま
た、車載電子機器の中で重量体であるベース1に設けた
取付足2を用いて電子機器を車両に装着するため、車両
振動による荷重がプリント基板11や接着シール部分に
加える負荷を軽減することができ、車載電子機器の耐振
性を向上できる。
【0033】実施の形態2.図10はこの発明の実施の
形態2による車載電子機器における発熱電子部品の放熱
機構を説明するための図で、発熱電子部品の取付部の詳
細を示す拡大断面図である。図において、7はベース1
から筐体内側に突出形状で設けられた伝熱突起部、15
はプリント基板11に設けられた切り欠き部、54は固
定ネジである。なお、その他の構成は実施の形態1と同
様であるので説明を省略する。
【0034】本実施の形態では、ベース1に突出形状で
設けられた伝熱突起部7がプリント基板11に設けられ
た切り欠き部15を介してプリント基板11上に突出
し、折曲リード線12aによってプリント基板11に半
田付けされた発熱電子部品12がネジ54で伝熱突起部
7の上面に密着固定されている。なお、固定ネジ54を
用いて発熱電子部品12を伝熱突起部7に固定する代わ
りに、リベットやカシメ方式を利用して発熱電子部品1
2を伝熱突起部7に固定してもよい。
【0035】本実施の形態によれば、実施の形態1と同
様の効果が得られると共に、発熱電子部品12が固定ネ
ジ54でベース1に設けられた伝熱突起部7に固定され
ているため、車載電子機器の耐振動性を向上させること
ができる。
【0036】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3による車載電子機器における発熱電子部品の放熱
機構を説明するための図で、(a)は発熱電子部品の取
付部の詳細を示す拡大断面図、(b)は平面図である。
【0037】図において、8はベース1の筐体内面側に
突出形状で設けられた伝熱突起部、9はベース1の伝熱
突起部8の上面に密着して配設された絶縁シートで、シ
リコン材等の軟質かつ熱伝導性を有するシートで構成さ
れる。なお、絶縁シート9の代わりに、熱伝導性を有す
る絶縁性接着剤を伝熱突起部8に塗布してもよい。16
は平面構造を有するパワートランジスタ等の発熱電子部
品(チップ部品)で、放熱電極(コレクタ端子)16
a、第二電極(エミッタ端子)16c、第三電極(ベー
ス端子)16dを有している。なお、放熱電極(コレク
タ端子)16aは発熱電子部品16の略全面に形成され
ている。
【0038】11aはプリント基板11に設けられたス
ルーホール、11bはスルーホール11aに充填される
エポキシ樹脂等からなる充填材、17、17a、17
b、17c、17dはプリント基板11の両面に形成さ
れている銅箔をパターニングすることによって形成され
た銅箔パターン、18、18a、18c、18dはスル
ーホール11a内のメッキを含む第一のメッキ層で、プ
リント基板11の両面に形成される銅箔パターン17を
スルーホールメッキを介して電気的に接続する。19、
19a、19b、19c、19dはスルーホール11a
に充填された充填材11bを封入するための銅メッキ等
による第二のメッキ層、20、20a、20c、20d
は半田層、55は半田レジスト層である。
【0039】放熱電極16aは、半田層20a、第二の
メッキ層19a、19b、スルーホールメッキを含む第
一のメッキ層18aを介して銅箔パターン17a、17
bと電気的に接続され、第二電極16c、第三電極16
dは、各々半田層20c、20d、第二のメッキ層19
c、19d、第一のメッキ層18c、18dを介して銅
箔パターン17c、17dと電気的に接続されている。
なお、半田層20c、20d、第二のメッキ層19c、
19d、第一のメッキ層18c、18d、銅箔パターン
17c、17dは、放熱電極16aおよび放熱電極16
aと電気的に接続されている半田層20a、第二のメッ
キ層19a、第一のメッキ層18a、銅箔パターン17
a、17bとは電気的に分離するよう構成されている。
【0040】本実施の形態では、ベース1に突出形状で
設けた伝熱突起部8をプリント基板1の裏面側に絶縁シ
ート9を介して接触するように構成し、チップ形状の発
熱電子部品16からの発生熱は、放熱電極16aから半
田層20a、第二のメッキ層19a、スルーホールメッ
キを含む第一のメッキ層18aを介してプリント基板1
の裏面側に伝熱され、第二のメッキ層19bから絶縁シ
ート8を介してベース1に設けた伝熱突起部8に伝熱さ
れ放熱される。
【0041】本実施の形態によれば、チップ形状の発熱
電子部品16からの発生熱を、プリント基板11に設け
たスルーホールメッキが施され樹脂等が充填されたスル
ーホール11aを介してプリント基板11の裏面側に伝
熱し、プリント基板1の裏面側に接触して配置された軟
質かつ熱伝導性を有する絶縁シート9を介して高熱伝導
性のベース1に設けられた伝熱突起部8に伝熱すること
によって、チップ形状の発熱電子部品16からの発生熱
を効率的に放熱することができる。また、スルーホール
11aを樹脂等で充填し、充填材11bを封入する形で
第二のメッキ層19を形成することにより、スルーホー
ル11aへの半田の流入を防止できると共に伝熱のため
の接触平面を確保することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明の車載電子機器
によれば、プリント基板および環状フレームはベースに
固定されるため、プリント基板や環状フレームに生じる
反りやひずみは各々の弾性変形内のみの変形で矯正され
接着シール部分等に負荷が加わるのを防止して組立安定
性を確保できる。また、プリント基板に実装された発熱
電子部品は高熱伝導性を有するベースの伝熱面と密着固
定されることにより、発生熱を効率的に放熱することが
できる。また、カバーを装着する前に、コネクタハウジ
ングを有する環状フレームとベースおよびプリント基板
は組み立てられた状態にあるので、電子機器としての製
品チェックを行うことができる。
【0043】また、車載電子機器の中で重量体であるベ
ースに設けた取付足を用いて電子機器を車両に装着する
ため、車両振動による荷重がプリント基板や接着シール
部分に加える負荷を軽減することができ、車載電子機器
の耐振性を向上できる。
【0044】また、プリント基板は簡易な方法で環状フ
レームに仮固定されるため、本固定までのハンドリング
が容易となり作業性を向上できる。
【0045】また、環状フレームとベースの接合は、プ
リント基板を挟持して環状フレームとプリント基板の周
辺部をベースにネジを用いて固定すると共に、ベースの
外周部に設けられた環状溝に環状フレームの下端に設け
られた環状突起部を嵌入し、接着性および防水性を有す
る接着シール材を用いて接合するため、接着シール材が
硬化する前に環状フレームとベースの接合部がずれる等
の現象が生じず、接合作業が容易であると共に防水性の
高い接合部を得ることができる。
【0046】また、環状フレームとカバーの接合は、環
状フレームの上端に設けられた環状溝にカバーの外周部
に設けられた折曲部を嵌入し、接着性および防水性を有
する接着シール材を用いて接合すると共に、環状フレー
ムの第二の環状溝に嵌入されるカバーの折曲部の先端部
に、漏斗状に開口した開口傾斜部とこの開口傾斜部に所
定の間隔で切り欠き部を設けているため、環状フレーム
の環状溝からのカバーの抜け落ちを防止できると共に、
切り欠き部により接着シール材の流動は容易であるので
接合作業が容易であると共に接合強度を高めることがで
きる。
【0047】また、環状フレームとカバーは、環状フレ
ームの側面外側に設けた突起部とカバーに設けた孔部を
有する嵌合係止部を嵌合させることにより固定された状
態にあるため、環状フレームとカバーを接合する接着シ
ール材が硬化する前に環状フレームとカバーの接合部が
ずれる等の現象が生じず、防水性の高い接合部を得るこ
とができる。
【0048】また、コネクタハウジングは複数のグルー
プに分割されるため、コネクタの着脱が容易となり無理
な力が周辺に加わるのを防止でき、また、弾性パッキン
を介在してコネクタが装着されているため、コネクタ部
の防水性を高めることができる。
【0049】また、発熱電子部品は折り曲げ形状部を含
むリード線を介してプリント基板に半田付けされるた
め、発生熱によるリード線の伸縮に伴う半田付け部のス
トレスを軽減することができる。
【0050】また、縦長形状の発熱電子部品をプリント
基板に垂直に立てた状態でベースから突出形状で設けら
れた伝熱突起部の壁面に弾性部品を用いて押圧固定する
ことにより、発熱電子部品の発生熱を効率的に放熱でき
ると共に、発熱電子部品の実装面積を削減することがで
きる。
【0051】また、縦長形状の発熱電子部品をベースか
ら突出形状で設けられた伝熱突起部上に水平に寝かして
ネジ止め等により密着固定することにより、発熱電子部
品の発生熱を効率的に放熱できると共に、プリント基板
に実装される発熱電子部品の高さを低くすることができ
るため筐体を薄くすることができ耐振性を向上できる。
【0052】また、チップ形状の発熱電子部品からの発
生熱を、プリント基板に設けたスルーホールメッキが施
され樹脂等が充填されたスルーホールを介してプリント
基板の裏面側に伝熱し、プリント基板の裏面側に接触し
て配置された軟質かつ熱伝導性を有する絶縁シートを介
して高熱伝導性のベースに設けられた伝熱突起部に伝熱
することによって、チップ形状の発熱電子部品からの発
生熱を効率的に放熱することができる。また、スルーホ
ールを樹脂等で充填し、充填材を封入する形で第二のメ
ッキ層を形成することにより、スルーホールへの半田の
流入を防止できると共に伝熱のための接触平面を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
を示す上面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
の筐体内部を示す上面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
の環状フレームとプリント基板の仮固定部を示す部分断
面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
を示す側面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
の環状フレームとカバーの嵌合部の詳細を示す部分断面
図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
のコネクタ部を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
環状フレームとカバーのシール部の詳細を示す部分断面
図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による車載電子機器
の発熱電子部品の放熱機構を説明するための部分断面図
である。
【図10】 この発明の実施の形態2による車載電子機
器の発熱電子部品の放熱機構を説明するための部分断面
図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による車載電子機
器の発熱電子部品の放熱機構を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 高熱伝導性ベース、2 取付足、3 取付孔、4
ネジ穴、5 第一の環状溝、6 伝熱突起部、7 伝熱
突起部、8 伝熱突起部、9 絶縁シート11 プリン
ト基板、11a スルーホール、11b 充填材、12
発熱電子部品、12a 折曲リード線、13a、13
b 小孔、14 取付孔 15 切り欠き部、16 発
熱電子部品(チップ部品) 16a 放熱電極(コレクタ端子)、16c 第二電極
(エミッタ端子) 16d 第三電極(ベース端子)、17、17a、17
b、17c、17d 銅箔パターン、18、18a、1
8c、18d 第一のメッキ層、19、19a、19
b、19c、19d 第二のメッキ層、20、20a、
20c、20d 半田層、21 コネクタハウジング、
22 環状壁部、23 接続ピン、24 環状フレー
ム、25 第一の環状突起部、26 第二の環状溝、2
7 小孔、28 突起部、29 嵌合突起部 31 カバー、32 折曲部、33 嵌合係止部、33
a 孔部、34 開口傾斜部、35 周縁断裁部、36
切り欠き部、41 相手側コネクタ、42 環状溝
部、43 弾性パッキン、51 ネジ、52 接着シー
ル材、53、弾性部品、54 固定ネジ、55 半田レ
ジスト層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/02 H05K 1/18 B 5E348 1/18 5/00 A 5F036 5/00 5/02 L 5/02 5/06 A 5/06 7/14 B 7/14 C F H01L 23/36 D Fターム(参考) 4E360 AB13 AB33 CA02 CA05 EA03 EA24 EA27 EC16 ED02 ED03 ED07 ED08 ED14 ED23 ED28 ED29 GA08 GA24 GA28 GA29 GA53 GB97 GC04 GC08 5E087 EE02 EE14 HH01 HH02 LL04 LL12 MM04 MM08 QQ04 RR12 5E322 AA03 AB04 AB08 EA10 FA04 5E336 AA01 AA16 BB02 BC04 CC03 CC55 CC56 EE01 EE15 EE17 GG03 5E338 AA02 BB02 BB05 BB13 BB75 CC01 CC08 EE02 EE51 5E348 AA03 AA08 AA31 AA32 5F036 AA01 BB21 BC09 BC33 BC35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の接続ピンが圧入されたコネクタハ
    ウジングと一体で成形された環状フレームと、上記環状
    フレームの下端に接着性と防水性を有する接着シール材
    を用いて装着される高熱伝導性を有するベースと、上記
    環状フレームの上端に接着性と防水性を有する接着シー
    ル材を用いて装着されるカバーとを有する筐体、 上記筐体に収納され、上記環状フレームと上記ベースの
    間に挟持固定されるプリント基板を備え、 上記プリント基板に実装された発熱電子部品は、上記ベ
    ースから上記筐体内側に突出形状で設けられた伝熱突起
    部を介してその発生熱を上記ベースに伝熱するように構
    成され、 上記筐体は上記プリント基板を上記環状フレームと上記
    ベースの間に挟持固定した状態で上記カバーを装着する
    ことによって組み立てられることを特徴とする車載電子
    機器。
  2. 【請求項2】 上記筐体は上記ベースに設けられた取付
    足を用いて車両に装着されることを特徴とする請求項1
    記載の車載電子機器。
  3. 【請求項3】 上記プリント基板は、上記プリント基板
    に設けられた取付孔に上記環状フレームに設けられた突
    起部を圧入することにより上記環状フレームに仮固定さ
    れるよう構成されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の車載電子機器。
  4. 【請求項4】 上記環状フレームと上記ベースの接合
    は、上記プリント基板を挟持して上記環状フレーム、上
    記プリント基板および上記ベースの周辺部をネジを用い
    て固定すると共に、上記ベースの外周部に設けられた第
    一の環状溝に上記環状フレームの下端に設けられた第一
    の環状突起部を嵌入し、この嵌合部に接着性および防水
    性を有する接着シール材を充填し硬化させることによっ
    て密閉構造を得ていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか一項記載の車載電子機器。
  5. 【請求項5】 上記カバーは、その外周部に上記環状フ
    レームの上端に設けられた第二の環状溝に嵌入する折曲
    部を有し、上記折曲部はその先端部が漏斗状に開口した
    開口傾斜部および上記開口傾斜部に所定の間隔で形成さ
    れた切り欠き部を有し、 上記環状フレームと上記カバーの接合は、上記環状フレ
    ームの上端に設けられた第二の環状溝に上記カバーの折
    曲部を嵌入し、この嵌合部に接着性および防水性を有す
    る接着シール材を充填し硬化させることによって密閉構
    造を得ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    一項記載の車載電子機器。
  6. 【請求項6】 上記環状フレームと上記カバーは、上記
    環状フレームの側面外側に設けられた突起部と、上記カ
    バーの外周部に設けられた折曲部から部分的に連続して
    形成された孔部を有する嵌合係止部を嵌合させることに
    よって固定されることを特徴とする請求項5記載の車載
    電子機器。
  7. 【請求項7】 上記コネクタハウジングは接続ピンを複
    数のグループに分割する環状壁部を有し、上記環状壁部
    は上記コネクタハウジングに圧入された接続ピンと電気
    的に接続されるメスピンを有する相手側コネクタに設け
    られた環状溝部と弾性パッキンを介在して装着されるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の車載
    電子機器。
  8. 【請求項8】 上記発熱電子部品は、折り曲げ形状部を
    含むリード線を介して上記プリント基板に半田付けされ
    ることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の
    車載電子機器。
  9. 【請求項9】 上記発熱電子部品は、縦長形状の部品を
    上記プリント基板に垂直に立てた状態で上記ベースに設
    けられた伝熱突起部の壁面に弾性部品を用いて押圧固定
    されることを特徴とする請求項8記載の車載電子機器。
  10. 【請求項10】 上記発熱電子部品は、縦長形状の部品
    を上記プリント基板に水平に寝かした状態で上記ベース
    に設けられた伝熱突起部の上面に密着固定されることを
    特徴とする請求項8記載の車載電子機器。
  11. 【請求項11】 上記発熱電子部品はチップ部品であ
    り、上記チップ部品はほぼ全面に放熱用電極を有し、 上記プリント基板はその両面に銅箔パターンと、スルー
    ホールメッキを含む第一のメッキ層と、スルーホールを
    充填する樹脂等と、上記スルーホールの充填材を封入す
    るための第二のメッキ層と、上記チップ部品を接合する
    ための半田層とを有すると共に、上記チップ部品が実装
    される領域の裏面側が上記ベースから突出形状で設けら
    れた伝熱突起部の上面と軟質かつ熱伝導性を有する絶縁
    材を介して接触するように構成され、 上記チップ部品の発生熱は、上記放熱用電極から、上記
    プリント基板上の上記半田層、上記第二のメッキ層およ
    び上記スルーホールメッキを介して上記プリント基板の
    裏面側に形成された上記第二のメッキ層、および上記軟
    質かつ熱伝導性を有する絶縁材を介して上記伝熱突起部
    に伝熱されるように構成されていることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか一項記載の車載電子機器。
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