JP2003121632A - 液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製造方法ならびにそれを用いたカラー液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製造方法ならびにそれを用いたカラー液晶表示装置

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JP2003121632A
JP2003121632A JP2001316378A JP2001316378A JP2003121632A JP 2003121632 A JP2003121632 A JP 2003121632A JP 2001316378 A JP2001316378 A JP 2001316378A JP 2001316378 A JP2001316378 A JP 2001316378A JP 2003121632 A JP2003121632 A JP 2003121632A
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Ikumi Haneda
育美 羽田
Yasuo Kubota
泰生 久保田
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷物と同等の色鮮やかさをもち、加工性のよ
い液晶表示装置用カラーフィルターを提供する。 【解決手段】感光性着色樹脂で画素を形成した液晶表示
装置用カラーフィルターにおいて、C光源を使用して測
定したXYZ表色系色度図における赤、緑、青の各色度
座標を結んでなる三角形の面積が、NTSC規格比80
%以上であり、かつ各画素膜厚が4μmよりも大きく1
0μm以下であることを特徴とする液晶表示装置用カラ
ーフィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルター
およびその製造方法並びにそれを用いてなる液晶表示装
置に関するものであり、特に色再現範囲の広いカラーフ
ィルター、カラー液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶表示装置は軽量、薄型、低消
費電力等の特性をいかし、ノートPC、携帯情報端末、
デジタルカメラなど様々な用途で使用されている。液晶
表示装置の表示特性(輝度、色再現性、視野角特性な
ど)がより向上したことにより、液晶表示装置の用途
は、従来のノートPC用途に加え、デスクトップモニタ
用途への展開が進んでいる。さらに、最近ではデスクト
ップモニタの色再現性をさらに向上させた大型の液晶テ
レビが開発されており、CRTの色再現範囲(NTSC
(National Television System Committee)比約70
%)に近い色が再現されつつある。
【0003】CRTの色特性は、赤、緑、青、各色のX
YZ表色系色度図における色度座標(x、y)がそれぞ
れ赤(0.640,0.330)、緑(0.290,
0.600)、青(0.150,0.060)であるE
BU(European Broadcasting
Union)規格にほぼ等しいが、EBU規格に準じた
色再現範囲をもつディスプレイでは特に緑領域の色再現
範囲に乏しく、印刷物のような色鮮やかな表示をするこ
とは困難であった。色再現性がEBU規格よりも広く、
良好な規格としてはNTSC規格があり、赤、緑、青、
各色のXYZ表色系色度図における色度座標(x、y)
はそれぞれ赤(0.670,0.330)、緑(0.2
10,0.710)、青(0.140,0.080)で
ある。
【0004】色再現範囲を広げた液晶表示装置を作製す
るには、カラーフィルターの画素を厚膜化することによ
り、濃色化すればよい。しかしながら、NTSC規格並
に色再現範囲を広げようとするために、従来のデスクト
ップモニタ用途、あるいは液晶テレビ用途のカラーフィ
ルターを濃色化しようとした場合、画素用ペーストの全
固形分の中での顔料の含有量が大きくなり、ペーストの
保存安定性が著しく低下する。また、スピンコートを用
いてカラーペーストを塗布する場合、スピンコートでは
一度に2.5μm程度の厚みまでしか塗ることができな
いので、2.5μm以上の厚膜化カラーフィルターを作
製するのは困難であり、また、数回以上に分けることに
より2.5μm以上の厚みに塗ろうとすると、コスト上
昇につながる。
【0005】厚膜化カラーフィルターを得る方法とし
て、例えば特開平5−142415号公報、特開平5−
341113号公報、特開平5−341114号公報、
特開平6−43314号公報、特開平6−258514
号公報にはベースフィルム上に形成した感光性着色樹脂
層を透明基板に転写することによりカラーフィルターを
製造する方法が提案されている。しかしながら、印刷物
のように色鮮やかな液晶表示装置を得るために必要な色
再現範囲や赤、緑、青画素の色度に関する開示はされて
いない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の問題
に鑑み、色再現範囲が広く、印刷物のように色鮮やかで
あり、また加工性のよいカラーフィルターを提供するこ
とを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の液晶表示装置用カラーフィルターおよびカ
ラー液晶表示装置は、以下の構成を有するものである。
【0008】すなわち、 (1)感光性着色樹脂で画素を形成した液晶表示装置用
カラーフィルターにおいて、C光源を使用して測定した
XYZ表色系色度図における赤、緑、青の各色度座標を
結んでなる三角形の面積が、NTSC規格比80%以上
であり、かつ各画素膜厚が4μmよりも大きく10μm
以下であることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィ
ルター。 (2)C光源を使用して測定したXYZ表色系色度図に
おける赤画素の色度座標(x、y)が0.635≦x≦
0.695、0.300≦y≦0.350であることを
特徴とする(1)に記載の液晶表示装置用カラーフィル
ター。 (3)C光源を使用して測定した、XYZ表色系色度図
における緑画素の色度座標(x、y)が0.190≦x
≦0.320、0.580≦y≦0.685であること
を特徴とする(1)、(2)のいずれかに記載の液晶表
示装置用カラーフィルター。 (4)C光源を使用して測定した、XYZ表色系色度図
における青画素の色度座標(x、y)が0.130≦x
≦0.160、0.040≦y≦0.100であること
を特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の液晶表
示装置用カラーフィルター。 (5)(1)〜(4)のいずれかに記載のカラーフィル
ターを、ベースフィルム上に形成した感光性着色樹脂層
を転写することにより製造することを特徴とする液晶表
示装置用カラーフィルターの製造方法。 (6)(1)〜(4)のいずれかに記載のカラーフィル
ターを用いたことを特徴とするカラー液晶表示装置。
【0009】本発明を以下に詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】カラーフィルターの形成は、ガラ
ス、高分子フィルム等の透明基板側に限定されず、駆動
素子側基板にも行うことができる。カラーフィルターの
パターン形状については、ストライプ状、アイランド状
などがあげられるが特に限定されるものではない。
【0011】本発明のカラーフィルターは、少なくとも
赤、緑、青の3色の画素を有し、C光源を使用して測定
した、XYZ表色系色度図における赤、緑、青の各色度
座標を結んでなる三角形の面積(色再現範囲)がNTS
C規格比80%以上であり、より好ましくは85%以上
であり、更に好ましくは90%以上であり、95%以上
であることが最も好ましい。
【0012】印刷物並の良好な表示を得るのに好ましい
各色画素の色度範囲(x、y)を下記すると、0.63
5≦x≦0.695、0.300≦y≦0.350の各
式を満たす赤色画素、0.190≦x≦0.320、
0.580≦y≦0.685の各式を満たす緑色画素、
0.130≦x≦0.160、0.040≦y≦0.1
00の各式を満たす青色画素であり、より好ましくは、
0.655≦x≦0.695、0.300≦y≦0.3
40の各式を満たす赤色画素、0.200≦x≦0.3
10、0.600≦y≦0.685の各式を満たす緑色
画素、0.130≦x≦0.160、0.040≦y≦
0.090の各式を満たす青色画素であり、更に好まし
くは、0.665≦x≦0.695、0.300≦y≦
0.330の各式を満たす赤色画素、0.200≦x≦
0.300、0.625≦y≦0.685の各式を満た
す緑色画素、0.130≦x≦0.160、0.040
≦y≦0.080の各式を満たす青色画素であり、最も
好ましくは、0.675≦x≦0.695、0.300
≦y≦0.330の各式を満たす赤色画素、0.200
≦x≦0.300、0.650≦y≦0.685の各式
を満たす緑色画素、0.130≦x≦0.160、0.
040≦y≦0.070の各式を満たす青色画素であ
る。
【0013】各色画素とも、上記の色度範囲より色が薄
い領域では、色再現性の高い表示ができなくなるので好
ましくない。また上記の色度範囲より色が濃い領域で
は、画その透過率が低くなり、液晶表示装置の輝度を低
下させてしまうので好ましくない。
【0014】本発明のカラーフィルターに使用される着
色材料は、有機顔料、無機顔料、染料問わず着色剤全般
を使用することができる。上記色特性の画素を得るため
に種々の顔料を一種類以上用いることができ、色特性を
損なわない範囲で、他の顔料を添加しても良い。代表的
な顔料の例として、ピグメントレッド(PR−)、2、
3、22、38、149,166、168、177,2
06、207、209、224、242,254、ピグ
メントオレンジ(PO−)5、13、17、31、3
6、38、40、42、43、51、55、59、6
1、64、65、71、ピグメントイエロー(PY−)
12、13、14、17、20、24、83、86、9
3、94、109、110、117、125、137、
138、139、147、148、150,153、1
54、166、173、185、ピグメントブルー(P
B−)15(15:1、15:2、15:3、15:
4、15:6)、21、22、60、64、ピグメント
バイオレット(PV−)19、23、29、32、3
3、36、37、38、40、50、ピグメントグリー
ン(PG−)7、10、36、47などが挙げられる。
本発明ではこれらに限定されずに種々の顔料を使用する
ことができる。
【0015】上記顔料は必要に応じて、ロジン処理、酸
性基処理、塩基性処理、顔料誘導体処理などの表面処理
が施されているものを使用しても良い。なお、PR(ピ
グメントレッド)、PY(ピグメントイエロー)、PV
(ピグメントバイオレット)、PO(ピグメントオレン
ジ)等は、カラーインデックス(C.I.;The Societ
y of Dyers and Colourists社発行)の記号であり、正
式には頭にC.I.を付するもの(例えば、C.I.P
R254など)である。これは染料や染色の標準を規定
したものであり、それぞれの記号は特定の標準となる染
料とその色を指定するものもである。なお、以下の本発
明の説明においては、原則として、前記C.I.の表記
は省略(例えば、C.I.PR254ならば、PR25
4)する。
【0016】本発明では上記顔料に限定されずに種々の
顔料を使用することができるが、色調及び着色力が高い
点で、赤色画素はPR254、PR177、PR17
8、PR179の少なくともいずれか1つを含んで調色
されるのが好ましく、副顔料としてPY139も好まし
く使用できる。特に、PR254とPR177の両方を
含む組み合わせ、またはPR254とPR179の両方
を含む組み合わせ、あるいはPR177とPY139の
両方を含む組み合わせ、あるいはPR177とPY17
9の両方を含む組み合わせがより好ましい。緑色画素は
主顔料としてPG7を主成分とするのが好ましく、色目
調整のためPG36を少量添加することも好ましく行わ
れる。副顔料としてはPY12、PY13、PY17、
PY83、PY109、PY110、PY138、PY
139、PY150、PY185の少なくともいずれか
1つを含んで調色されるのが好ましく、特にPY17、
PY138、PY139、PY150、PY185の少
なくともいずれか1つを含んで調色されるのが、より好
ましい。ただしPY138は、他の黄色顔料と併用して
用いるのが好ましく、具体的には、PG7とPY139
の両方を含む組み合わせ、またはPG7とPY138と
PY139を含む組み合わせ、PG7とPY139とP
Y150を含む組み合わせ、PG7とPY138とPY
185を含む組み合わせ、PG7とPY150を含む組
み合わせ等を好ましく使用できる。青色画素は主顔料と
してPB15:6、副顔料としてPV23を含んで調色
されるのが好ましい。また、画素ペースト中の顔料の含
有量は、保存安定性の面から考慮して、1〜40重量%
であることが好ましい。
【0017】カラーペーストに用いられる感光性樹脂と
しては、少なくとも1個以上の官能基を有し、光重合開
始剤に硬化エネルギー線を照射することにより発生する
イオンまたはラジカルによりイオン重合、ラジカル重合
を行い分子量の増加や架橋構造の形成を行うモノマーや
オリゴマーなどからなるものが用いられる。ここでいう
官能基とは、ビニル基、カルボキシル基、水酸基等の反
応の原因となる原子団または結合様式である。このよう
なモノマー、オリゴマーとしては、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレー
ト、ポリエーテルアクリレート、シリコンアクリレー
ト、等のアクリル型、および不飽和ポリエステル/スチ
レン系、ポリエン/スチレン系などの非アクリル系があ
げられるが、中でも、硬化速度、物性選択の幅の広さか
らアクリル系が好ましい。アクリル系樹脂としては、感
光性を持たせるため、少なくともアクリル系ポリマー、
アクリル系多官能モノマーあるいはオリゴマー、光重合
開始剤を含有させた構成を有するのが一般的である。以
下で、感光性樹脂の代表的な例として、アクリル系樹脂
を用いた場合について詳しく説明する。
【0018】使用できるアクリル系ポリマーとしては、
特に限定はないが、不飽和カルボン酸とエチレン性不飽
和化合物の共重合体を好ましく用いることができる。不
飽和カルボン酸の例としては、たとえばアクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フ
マル酸、ビニル酢酸、あるいは酸無水物などがあげられ
る。これらは単独で用いても良いが、他の共重合可能な
エチレン性不飽和化合物と組み合わせて用いても良い。
共重合可能なエチレン性不飽和化合物としては、具体的
には、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸n−プロ
ピル、アクリル酸イソプロピル、メタクリル酸nープロ
ピル、メタクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸n−ブチル、アクリル酸sec−ブチ
ル、メタクリル酸sec−ブチル、アクリル酸イソ−ブ
チル、メタクリル酸イソ−ブチル、アクリル酸tert
−ブチル、メタクリル酸tert−ブチル、アクリル酸
n−ペンチル、メタクリル酸n−ペンチル、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリレ
ートなどの不飽和カルボン酸アルキルエステル、スチレ
ン、p−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メ
チルスチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビニル
化合物、アミノエチルアクリレートなどの不飽和カルボ
ン酸アミノアルキルエステル、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレートなどの不飽和カルボン酸
グリシジルエステル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル
などのカルボン酸ビニルエステル、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、α−クロルアクリロニトリルなど
のシアン化ビニル化合物、1,3−ブタジエン、イソプ
レンなどの脂肪族共役ジエン、それぞれ末端にアクリロ
イル基、あるいはメタクリロイル基を有するポリスチレ
ン、ポリメチルアクリレート、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブチルアクリレート、ポリブチルメタクリレー
ト、ポリシリコーンなどのマクロモノマーなどがあげら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0019】また、側鎖にエチレン性不飽和基を付加し
たアクリル系ポリマーを用いると、加工の際の感度がよ
くなるので好ましく用いることができる。エチレン性不
飽和基としては、ビニル基、アリル基、アクリル基、メ
タクリル基のようなものがある。このような側鎖をアク
リル系(共)重合体に付加させる方法としては、アクリ
ル系(共)重合体のカルボキシル基や水酸基などを有す
る場合には、これらにグリシジル基を有するエチレン性
不飽和化合物やアクリル酸またはメタクリル酸クロライ
ドを付加反応させる方法が一般的である。その他、イソ
シアネートを利用してエチレン性不飽和基を有する化合
物を付加させることもできる。ここでいうグリシジル基
を有するエチレン性不飽和化合物やアクリル酸またはメ
タクリル酸クロライドとしては、アクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸グリシジル、α−エチルアクリル酸グ
リシジル、クロトニルグリシジルエーテル、クロトン酸
グリシジルエーテル、イソクロトン酸グリシジルエーテ
ル、アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライドな
どがあげられる。
【0020】多官能モノマーとしては、例えば、ビスフ
ェノールAジグリシジルエーテル(メタ)アクリレー
ト、ポリ(メタ)アクリレートカルバメート、変性ビス
フェノールAエポキシ(メタ)アクリレート、アジピン
酸1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリル酸エステ
ル、無水フタル酸プロピレンオキサイド(メタ)アクリ
ル酸エステル、トリメリット酸ジエチレングリコール
(メタ)アクリル酸エステル、ロジン変性エポキシジ
(メタ)アクリレート、アルキッド変性(メタ)アクリ
レートのようなオリゴマー、あるいはトリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグ
リシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールトリ(メタ)アクリレート、トリアクリルホル
マール、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレ
ートなどがあげられる。これらは単独または混合して用
いることができる。また、次にあげるような単官能モノ
マーも併用することができ、例えば、エチル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、n−ブチ
ルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレ
ート、イソボルニル(メタ)アクリレートなどがあり、
これらの2種以上の混合物、あるいはその他の化合物と
の混合物などが用いられる。これらの多官能及び単官能
モノマーやオリゴマーの選択と組み合わせにより、ペー
ストの感度や加工性の特性をコントロールすることが可
能である。特に、硬度を高くするにはアクリレート化合
物よりメタクリレート化合物が好ましく、また、感度を
上げるためには、官能基が3以上ある化合物が好まし
い。また、メラミン類、グアナミン類などもアクリル系
モノマーの代わりに好ましく用いることができる。
【0021】光重合開始剤としては、特に限定はなく、
公知のものが使用でき、例えば、ベンゾフェノン、N,
N’−テトラエチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノ
ン、4−メトキシ−4’−ジメチルアミノベンゾフェノ
ン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、ベンゾイン、
ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、ベンジルジメチルケタール、α−ヒドロキシイソ
ブチルフェノン、チオキサントン、2−クロロチオキサ
ントン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−
2−モルホリノ−1−プロパン、t−ブチルアントラキ
ノン、1−クロロアントラキノン、2,3−ジクロロア
ントラキノン、3−クロル−2−メチルアントラキノ
ン、2−エチルアントラキノン、1,4−ナフトキノ
ン、9,10−フェナントラキノン、1,2−ベンゾア
ントラキノン、1,4−ジメチルアントラキノン、2−
フェニルアントラキノン、2−(o−クロロフェニル)
−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体などがあげら
れる。また、その他のアセトフェノン系化合物、イミダ
ゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、チオキサン
トン系化合物、リン系化合物、トリアジン系化合物、あ
るいはチタネート等の無機系光重合開始剤なども好まし
く用いることができる。また、p−ジメチルアミノ安息
香酸エステルなどの増感助剤を添加すると、さらに感度
を向上させることができ好ましい。また、これらの光重
合開始剤は2種類以上を併用して用いることもできる。
【0022】光重合開始剤の添加量としては、特に限定
はないが、ペースト全固形分に対して、好ましくは1〜
30wt%、より好ましくは5〜25wt%、さらに好
ましくは10〜20wt%である。
【0023】本発明のカラーぺーストにおいて、塗工
性、乾燥性などの観点から、樹脂成分と顔料をあわせた
固形分濃度は、2〜30%、好ましくは3〜25%、さ
らに好ましくは5〜20%の範囲で使用する。
【0024】本発明で用いるカラーペーストにおける溶
媒としては、使用するアクリル系樹脂を溶解するものを
好ましく使用することができる。アクリル系樹脂を溶解
する溶媒としては、例えばN―メチル―2―ピロリド
ン、N,N―ジメチルアセトアミド、N,N―ジメチル
ホルムアミドなどのアミド系極性溶媒、β―プロピオラ
クトン、γ―ブチロラクトン、γ―バレロラクトン、δ
―バレロラクトン、γ―カプロラクトン、ε―カプロラ
クトンなどのラクトン類、さらに、メチルセロソルブ、
エチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビ
トール、プロピレングリコールモノエチルエーテルなど
のエチレングリコールあるいはプロピレングリコール誘
導体、あるいは、プロピレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、アセト酢酸エチル、メチル―3―メト
キシプロピオネート、3―メチル―3―メトキシブチル
アセテートなどの脂肪族エステル類、あるいは、エタノ
ール、3―メチル―3―メトキシブタノールなどの脂肪
族アルコール類、シクロペンタノン、シクロヘキサノン
などのケトン類を用いることも可能である。
【0025】従って、本発明に用いるカラーペースト用
溶媒としては使用樹脂を溶解する単独あるいは2種類以
上の溶媒の混合溶媒を、適宜組み合わせて使用するのが
好ましい。この場合は、副溶剤として、使用する樹脂に
対する貧溶媒を用いることも可能である。好ましい溶媒
としては、特に限定されるわけではないが、例えばN−
メチルピロリドンとシクロペンタノンの混合溶媒などが
あげられ、特に、シクロペンタノン単独でも好ましく用
いることができる。
【0026】本発明で用いるカラーぺーストには、塗布
性、着色被膜の乾燥性の改良を良好にする目的で、界面
活性剤を添加することもできる。界面活性剤の添加量は
通常、顔料の0.001〜10重量%、好ましくは0.
01〜1重量%である。添加量が少なすぎると塗布性、
着色被膜の乾燥性の改良の効果がなく、多すぎると逆に
塗膜物性が不良となったりする。界面活性剤の具体例と
しては、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミンなどの陰
イオン界面活性剤、ステアリルアミンアセテート、ラウ
リルトリメチルアンモニウムクロライドなどの陽イオン
界面活性剤、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ラウ
リルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウム
ベタインなどの両性界面活性剤、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ソルビタンモノステアレートなどの非イオン界面活
性剤、ポリジメチルシロキサンなどを主骨格とするシリ
コーン系界面活性剤などが挙げられる。本発明では、こ
れらに限定されずに、界面活性剤を1種または2種以上
用いることができる。界面活性剤以外にも、密着性改良
剤、硬化促進剤などを添加することもできる。
【0027】画素の形成方法については、転写法、フォ
トリソ法、印刷法、電着法等があげられるが、本発明の
カラーフィルターのように画素を厚膜化している場合
は、コスト面、パターン形成性などを考慮すると転写法
で行うことがより好ましい。本発明の色再現範囲の広い
カラーフィルターを転写法で作製する場合、感光性着色
樹脂層の膜厚は、4〜10μmの範囲にあることが好ま
しい。液晶表示装置を作成する際のセルギャップ制御等
の点を考慮すると、4〜6μmの範囲にあることがより
好ましい。
【0028】本発明のカラーフィルター作製方法の一例
を述べる。
【0029】ベースフィルム上に弱アルカリ可溶性の熱
可塑性樹脂層を設け、その上に、酸素遮断層を設ける。
さらにその上に、各種顔料により着色された感光性着色
層を設け、最終的にはカバーフィルムを圧着することに
より感光性転写材料を作製する。ベースフィルムとして
は、加圧および加熱下においても著しい収縮もしくは伸
びを生じないことが必要であるため、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、ポリスチレンフィルム等が好まし
い。熱可塑性樹脂層は、軟化点が80℃以下であるのが
好ましい。具体的には、エチレンとアクリル酸エステル
の共重合体の鹸化物、スチレンと(メタ)アクリル酸エ
ステル共重合体の鹸化物等があげられる。酸素遮断層
は、感光性着色樹脂層を透明基板に密着させた後、ベー
スフィルムから剥離し、パターン露光する際に、感光性
着色樹脂層内での光硬化反応を阻害する酸素の拡散の防
止と、熱可塑性樹脂層と感光性着色樹脂層の混合を防止
するために必要である。酸素遮断層に用いられるポリマ
ーとしては、ポリビニルエーテル/無水マレイン酸共重
合体、カルボキシルアルキルセルロースの水溶性塩等が
挙げられる。
【0030】感光性転写材料のカバーフィルムを剥離し
ながら、100〜160℃に予備加熱された透明基板上
に0.1m/分〜3m/分の速度でラミネートする。ロ
ールの温度、ラミネート圧は熱可塑性樹脂層、感光性着
色層の物性に応じて決定される。次に、ベースフィルム
を剥離する。ベースフィルム剥離後、パターン露光し、
現像を行う。
【0031】以上の工程を赤、緑、青のカラーぺース
ト、必要に応じてブラックのカラーぺーストについて行
うと、液晶表示装置用カラーフィルターが作製できる。
【0032】次に、このカラーフィルターを用いて作成
した液晶表示装置の一例について述べる。上記カラーフ
ィルター上に、透明保護膜を形成し、さらにその上にI
TO膜などの透明電極を製膜する。次に、このカラーフ
ィルター基板と、金属蒸着膜などの反射電極が形成され
た反射電極基板とを、さらにそれらの基板上に設けられ
た液晶配向のためのラビング処理を施した液晶配向膜、
およびセルギャップ保持のためのスペーサーを介して、
対向させて貼りあわせる。なお、反射電極基板上には、
反射電極以外に、光拡散用の突起物、薄膜トランジスタ
(TFT)素子や薄膜ダイオード(TFD)素子、およ
び走査線、信号線などを設け、TFT液晶表示装置や、
TFD液晶表示装置を作成することができる。次に、シ
ール部に設けられた注入口から液晶を注入した後に、注
入口を封止する。つぎに、ICドライバー等を実装する
ことによりモジュールが完成する。
【0033】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0034】〈測定法〉膜厚は、東京精密(株)製表面
粗さ形状測定機“サーフコム1500A”を用いて測定
した。色座標は、大塚電子(株)製、“MCPD−20
00”顕微分光光度計を用い、カラーフィルター上に製
膜されているものと同一製膜条件により作製されたIT
Oを製膜したガラスをリファレンスとして測定した。な
お、光源はC光源を用いた。
【0035】実施例1 厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートベースフィ
ルム上に共重合組成比55/11.7/4.5/28.
8のメチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリ
レート/ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合
体を15g、“BPE−500”(新中村化学社製)7
g、“F177P”(大日本インキ社製フッ素系界面活
性剤)0.26g、メチルエチルケトン18.6g、メ
タノール30.6g、1−メトキシ−2−プロパノール
9.3gから成る塗布液を塗布し、乾燥させ、15μm
の膜厚の熱可塑性樹脂層を形成した。次に、ポリビニル
アルコール13g、ポリビニルピロリドン6g、メタノ
ール173g、水211.4gから成る塗布液を塗布
し、乾燥させ、1.6μmの膜厚の酸素遮断層を形成し
た。
【0036】ピグメントレッドPR254 9.6g
(顔料全体の60wt%)、ピグメントレッドPR17
7 6.4g(40wt%)とPGMEA(プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート)80gをジ
ルコニアビーズを用いてホモジナイザーで7000rp
m、30分間分散し、ガラスビーズを濾過し、除去し
た。このようにして顔料PR254とPR177からな
る分散液Aを得た。次に、メタクリル酸メチル・メタク
リル酸共重合体樹脂粉末9.6g、多官能モノマーとし
てペンタエリスリトールテトラメタクリレート9.6
g、光重合開始剤として”イルガキュア”369を5.
76g、PGMEA52.8g、3−メチル−3−メト
キシブタノール(MMB)21.6g、3−メトキシブ
チルアセテート21.6gを加えた感光性樹脂溶液Bを
作製した。分散液Aに感光性樹脂溶液Bを加え、赤ペー
ストを得た。このペーストの顔料/ポリマー比(重量
比)は40/60である。また、赤ペーストと同様にし
て、顔料の重量組成がPG7/PY17=65/35、
顔料/ポリマー比(重量比)=40/60である緑ペー
スト、PB15:6/PV23=80/20、顔料/ポ
リマー比(重量比)=28/72である青ペーストを作
製した。
【0037】熱可塑性樹脂層および酸素遮断層を有する
ベースフィルム上に上記の赤、緑、青ペーストをスリッ
トダイコーターを用いて塗布し、乾燥させ、それぞれ
4.1μm,4.3μm,4.1μmの膜厚の感光性着色
樹脂層を形成した。さらに、厚さ12μmのポリプロピ
レンのカバーフィルムを圧着し、赤、緑、青の感光性転
写材料を作製した。
【0038】Crブラックマトリックス遮光層の形成さ
れた板厚0.7mmの無アルカリガラス基板(コーニン
グ社製)に、赤色感光性転写材料のカバーフィルムを剥
離し、感光性着色樹脂層をラミネーター(ソマール
(株)製オートカットラミネーターASL−24)を用
いて加圧(8Kg/cm)、加熱してはりあわせ、ベー
スフィルムを剥離した。ネガマスクを介して、所定領域
を露光し、トリエタノールアミン1%水溶液で70秒間
シャワー現像することにより熱可塑性樹脂層と酸素遮断
層を溶解除去した。次に、0.2%ジエチルアミノエタ
ノール水溶液に、非イオン界面活性剤として”エマルゲ
ン”A−60(HLB12.8、ポリオキシエチレン誘
導体)(花王(株)製)を現像液総量に対して0.1%
添加したアルカリ現像液で90秒間揺動しながら浸漬を
行い現像し、続いて純粋洗浄することによりパターニン
グ基板を得た。得られたパターニング基板を熱風オーブ
ン中200℃で30分保持することにより、アクリル系
樹脂の硬化を行い、赤画素を得た。同様な工程を緑、青
と行うことによりカラーフィルターを作製した。その上
にITO膜を膜厚0.14μmとなるようにスパッタリ
ングした。
【0039】得られたカラーフィルターのC光源を通し
たときの色度(x、y)は、それぞれ赤(0.675、
0.316)、緑(0.201、0.682)、青
(0.145、0.045)であり、色再現範囲はNT
SC規格対比101.9%であった。また、そのときの
カラーフィルターの輝度Yは、14であった。
【0040】別途、無アルカリガラス上にTFT素子、
画素電極等を形成した基板を対向基板として用意し、前
記のカラーペースト塗布した基板(着色層基板)と対向
基板とに配向膜を印刷しラビングして配向させた。これ
ら2つの基板の一方にマイクロロッドを練り込んだシー
ル剤を印刷し、6μmの厚さのビーズスペーサーを散布
した後、2つの基板を貼り合わせた。次に、4V駆動対
応のTN液晶(屈折率異方性Δn〜0.1)を注入して
液晶注入口を封口剤で塞いだ。液晶を注入した液晶セル
を、直交した偏光フィルムで挟み、評価用の液晶セルを
作製した。該液晶セルにICドライバー等を実装するこ
とにより、液晶表示装置を完成させた。得られた液晶表
示装置の画質は、印刷物に近い色鮮やかな表示が可能で
あり、ITOの断線等による表示欠陥も見られなかっ
た。
【0041】比較例1 実施例1で作製した赤、緑、青ペーストを使用した。
【0042】まず、赤ペーストをスピンナーを用いてC
rブラックマトリックス遮光層の形成された板厚0.7
mmの無アルカリガラス基板上に塗布した。その後80
℃で15分加熱処理することによりカラーレジスト塗膜
を得た。同様の工程を、緑、青ペーストについても行っ
た。赤、緑、青パターンの膜厚を測定したところ、それ
ぞれ2.0μm、2.0μm、2.0μmであった。
【0043】得られたカラーフィルターのC光源を通し
たときの色度(x、y)は、それぞれ赤(0.665、
0.324)、緑(0.288、0.587)、青
(0.142、0.062)であり、色再現範囲はNT
SC規格対比74.7%であった。また、そのときのカ
ラーフィルターの輝度Yは、25であった。
【0044】このカラーフィルターを用い、実施例1と
同様にして液晶表示装置を完成させた。得られた液晶表
示装置の画質は明るくはあったが、特に緑色の色再現性
が不足しており印刷物同等の表示とは言えなかった。
【0045】
【発明の効果】本発明のカラーフィルターを用いること
により、上述のごとく印刷物と同等の色鮮やかさをも
ち、加工性のよい液晶表示装置用カラーフィルターを得
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BA43 BA47 BA48 BB02 BB07 BB42 2H091 FA02Y FB02 FB12 FB13 FC05 FC12 LA12 LA15 LA16 5C094 AA08 BA03 BA43 CA19 CA24 DA13 ED03 FA01 GB10 JA01 JA08 JA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性着色樹脂で画素を形成した液晶表
    示装置用カラーフィルターにおいて、C光源を使用して
    測定したXYZ表色系色度図における赤、緑、青の各色
    度座標を結んでなる三角形の面積が、NTSC規格比8
    0%以上であり、かつ各画素膜厚が4μmよりも大きく
    10μm以下であることを特徴とする液晶表示装置用カ
    ラーフィルター。
  2. 【請求項2】 C光源を使用して測定したXYZ表色系
    色度図における赤画素の色度座標(x、y)が0.63
    5≦x≦0.695、0.300≦y≦0.350であ
    ることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用カラ
    ーフィルター。
  3. 【請求項3】 C光源を使用して測定したXYZ表色系
    色度図における緑画素の色度座標(x、y)が0.19
    0≦x≦0.320、0.580≦y≦0.685であ
    ることを特徴とする請求項1、2のいずれかに記載の液
    晶表示装置用カラーフィルター。
  4. 【請求項4】 C光源を使用して測定したXYZ表色系
    色度図における青画素の色度座標(x、y)が0.13
    0≦x≦0.160、0.040≦y≦0.100であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液
    晶表示装置用カラーフィルター。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のカラー
    フィルターを、ベースフィルム上に形成した感光性着色
    樹脂層を転写することにより製造することを特徴とする
    液晶表示装置用カラーフィルターの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のカラー
    フィルターを用いたことを特徴とするカラー液晶表示装
    置。
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