JP2003075767A - 投射光学系、画像投射装置、光学系および光学機器 - Google Patents

投射光学系、画像投射装置、光学系および光学機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜め投射の場合に、ディストーションを少な
くするためには光学系が大型化し易い。 【解決手段】 投射光学系1を、画像を表示するための
変調光を発する光変調手段Tと、この光変調手段からの
光を2次元画像を得るために走査する光走査手段MM
と、この光走査手段により走査される光を反射させて被
投射面Sに投射する、複数の曲面反射面R1〜R4とを
有する構成とし、この投射光学系の瞳の中心と投射画像
の中心とを結ぶ基準軸Aを被投射面の法線に対して傾け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光を走
査して形成する2次元画像を斜めに投射するための投射
光学系および斜め投射又は斜め撮像に適した光学系に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】前方投射型のプロジェクタに用いられる
投射光学系において、スクリーンと装置との距離を短く
するためにスクリーンに対して斜めからの投射が可能な
投射光学系が提案されている。
【0003】図13には、特開平5−100312号公
報にて提案されているプロジェクタを示している。図
中、Lは照明光源であり、LVは透過型又は反射型ドッ
トマトリックス液晶等を用いたライトバルブである。投
射光学系は、ライトバルブLVに写る像を拡大投影して
スクリーンSに映し出す。このプロジェクタでは、投射
光学系として大画角の広角レンズを用い、ライトバルブ
LVおよびスクリーンSを投射光学系の光軸に対してシ
フトさせて配置し、画角の端の部分を使用して投射する
ことにより斜め投射の光学系を構成している。
【0004】また、図14には、特開平5−08041
8号公報にて提案されているプロジェクタを示してい
る。図中、Lは照明光源であり、LVは透過型又は反射
型ドットマトリックス液晶等を用いたライトバルブであ
る。第1の投射光学系は、ライトバルブLVに写る像の
中間像を形成し、第2の投射光学系はこの中間像をスク
リーンSに拡大投影する。このプロジェクタでは、第1
および第2の投射光学系を光軸に対して傾けることによ
り、スクリーンSに対する斜め投射を行う。
【0005】また、再公表特許WO97/01787号
には、複数の反射面を用いて斜め投射光学系を構成して
いる。
【0006】一方、非共軸光学系において、特開平9−
5650号公報にその設計法や焦点距離等の近軸量の計
算方法が提案されている。また、特開平8−29237
1号、特開平8−292372号および特開平9−22
2561号公報にその設計例が示されている。これらの
設計例により、基準軸という概念を導入し、構成面を非
対称非球面にすることで、十分収差が補正された光学系
が構築可能であることが、明らかになってきた。
【0007】こうした非共軸光学系は、オフアキシャル
光学系と称される。すなわち、像中心と瞳中心を通る光
線に沿った基準軸を考えた時、構成面の基準軸との交点
における面法線が基準軸上にない曲面(オフアキシャル
曲面)を含む光学系として定義される光学系であり、基
準軸は折れ曲がった形状となる。
【0008】このオフアキシャル光学系は、構成面が一
般には非共軸となり、反射面でもケラレが生じることが
ないため、反射面を使った光学系の構築がしやすい。ま
た、光学系内で中間像を形成することにより、高画角で
ありながらコンパクトな光学系を構成することができ
る。
【0009】さらに、前絞りの光学系でありながら、光
路の引き回しが比較的自由に行なえるために、コンパク
トな光学系を構成できる。
【0010】また、特開平6−295159号公報に
は、レーザー光線を回転多面鏡により2次元的にスキャ
ンし、画像を表示する装置が提案されている。この場
合、レーザー光線の強度変調のタイミングを適切な値に
することにより、すなわち電気適な補正によりディスト
ーションを補正することは可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−10031
2号公報にて提案されているように、光軸に対してライ
トバルブとスクリーンをシフトさせた投射光学系の場合
は、図15に示すように、使用する画角の大きさはθ2
であるが、使用されるレンズ系はかなり大きい画角(θ
1)をカバーする高画角の大型レンズ系が必要になる。
【0012】また、図16に示すように、光軸Aがスク
リーンSの中心に向かうように構成した場合、通常のレ
ンズ系ではスクリーンS上に像が結像されず光軸に垂直
な平面S’上に結像される。この場合、像が台形状に歪
み、スクリーンSの上下でピントがずれてしまう。
【0013】この像面の傾きを補正する場合、スクリー
ンSの上部を通る光線の光路L1とスクリーンSの下部
を通る光線の光路L2との差を打ち消さなければならな
い。そしてこの差を補正する場合、結像面付近で補正で
きればL1とL2の光路差は縮小されるので補正量は少
なくて済む。一方、像が拡大されたスクリーン側の光学
面で補正をする場合、L1、L2の光路差がそのまま影
響する。
【0014】また、特開平5−80418号公報にて提
案されている当社光学系の場合、レンズ系をチルトして
いるだけなので、像面を十分に傾けることが難しい。ま
た、レンズ系のチルト量が多すぎると、光学性能を確保
することが難しくなる。
【0015】さらに、再公表特許WO97/01787
号にて開示されている光学系では、1つの反射面の大き
さが大きくなり、精度良く製造することが難しい。
【0016】特開平6−295159号公報等に示され
ているように、点光源又は一次元の画像表示素子を回転
多面鏡若しくはガルバノミラー等で走査し表示する方法
において、電気的な補正だけではディストーションを補
正しきれない場合があり、この場合には光学的な補正が
必要となる。
【0017】本発明は、光学系としての小型化を図りつ
つ、かつ拡大率が高く、歪みの少ない斜め投射型の投射
光学系を提供することを目的としている。
【0018】また、本発明は、光学系としての小型化を
図りつつ、歪みの少ない斜め投射又は入射型の光学系を
提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、投射光学系を、画像を表示
するための変調光を発する光変調手段と、この光変調手
段からの光を2次元画像を得るために走査する光走査手
段と、この光走査手段により走査される光を反射させて
被投射面に投射する、複数の曲面反射面とを有する構成
とし、この投射光学系の瞳の中心と投射画像の中心とを
結ぶ基準軸を被投射面の法線に対して傾けている。
【0020】これにより、基準軸まわりに展開される焦
点距離や倍率等を適切な値に設定することによって、斜
め投射型でありながら、小型で、ディストーション(主
に台形歪み)を抑えた投射光学系を得ることが可能とな
る。
【0021】例えば、基準軸の被投射面の法線に対する
傾き角をθとし、基準軸と被投射面の法線とを含む面を
表すアジムスをαとし、この投射光学系の基準軸まわり
に展開したアジムスξ°における倍率をβ(ξ)とする
とき、 |1−β(α)/(β(α+90°)cosθ)|<0.3 …(1) なる条件を満足するようにするとよい。
【0022】さらに、上記第1の発明において、曲面反
射面を回転非対称面としたオフアキシャル光学系を用い
ることにより、光学的な軸に対して非対称な特性を持た
せることが容易になる。このため、例えば、光走査手段
による非走査方向に関しては通常のカメラレンズと同様
のf・tanθ特性を持たせ、走査方向においては光走
査手段に合わせてfθレンズやアークサインレンズ等の
特性を持たせることが可能であり、ディストーションの
補正に有利である。
【0023】また、本願第2の発明では、距離の異なる
2つの面を曲面反射面を用いて光学的に共役な関係と
し、少なくとも所定方向に延びる画像領域を上記所定方
向に対して直交する方向に走査して2次元画像を得るた
めの光学系において、この光学系全体として上記所定方
向にf・tanθ特性を持ち、かつ上記所定方向に対し
て直交する方向にfθレンズの特性又はアークサインレ
ンズの特性を持つよう構成している。
【0024】これにより、基準軸まわりに展開される焦
点距離や倍率等を適切な値に設定することによって、例
えば斜め投射型や斜め撮像型等でありながら、小型で、
ディストーション(主に台形歪み)を抑えるのに有利な
光学系(投射光学系若しくは撮影光学系等)を得ること
が可能となる。
【0025】そして、本願第2の発明においては、基準
軸と遠い方の共役面の法線とのなす角をθとし、基準軸
と遠い方の共役面(例えば、投射光学系の被投射面や撮
像光学系の2次元被写体)の法線を含む面を表すアジム
スをαとし、この光学系の基準軸のまわりに展開したア
ジムスξ°における拡大側の倍率をβ(ξ)とすると
き、 |1−β(α)/(β(α+90°)cosθ)|<0.3 …(1)’ を満たすようにするのがよい。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の説明に入る前
に、実施形態の構成諸元の表し方および実施形態全体の
共通事項について説明する。図19は、実施形態の光学
系の構成データを定義する座標系の説明図である。
【0027】図19において、第1面R1は屈折面、第
2面R2は第1面R1に対してチルトした反射面、第3
面R3および第4面R4は各々の前面に対してシフト、
チルトした反射面、第5面R5は第4面R4に対してシ
フト、チルトした屈折面である。
【0028】第1面R1から第5面R5までの各々の面
は、ガラス、プラスチック等の媒質で構成される1つの
光学素子上に構成されており、図19中では第1の光学
素子B1としている。
【0029】すなわち、図19において、不図示の物体
面から第1面R1までの媒質は空気、第1面R1から第
5面R5までは共通の媒質、第5面R5から不図示の第
6面R6までの媒質は空気で構成されている。
【0030】本実施形態の光学系は Off-Axial光学系で
あるため、光学系を構成する各面は共通の光軸を持って
いない。そこで、本実施形態においては、まず第1面の
中心を原点とする絶対座標系を設定する。
【0031】そして、第1面の中心点である原点と最終
結像面の中心とを通る光線(基準軸光線)の経路を光学
系の基準軸と定義し、図19に一点鎖線で示す。さら
に、本実施形態中の基準軸は方向(向き)を持ってい
る。その方向は基準軸光線が結像に際して進行する方向
である。
【0032】なお、本実施形態においては、光学系の基
準となる基準軸を上記のように設定したが、光学系の基
準となる軸の決め方は光学設計上、収差の取り纏め上、
若しくは光学系を構成する各面形状を表現する上で都合
の良い軸を採用すればよい。一般的には像面の中心と、
絞り又は入射瞳又は射出瞳又は光学系の第1面の中心若
しくは最終面の中心のいずれかを通る光線の経路を光学
系の基準となる基準軸に設定する。
【0033】本実施形態においては、投射光学系の瞳の
中心から第1面の中心点を通り、最終結像面(投射画
像)の中心へ至る光線(基準軸光線)が各屈折面および
反射面によって屈折・反射する経路を基準軸に設定す
る。各面の順番は基準軸光線が屈折・反射を受ける順番
に設定している。
【0034】従って、基準軸光線は、設定された各面の
順番に沿って屈折若しくは反射の法則に従ってその方向
を変化させつつ、最終的に像面の中心に到達する。
【0035】本実施形態の光学系を構成するチルト面
は、基本的にすべてが同一面内でチルトしている。そこ
で、絶対座標系の各軸を以下のように定める。
【0036】Z軸:原点と物体面中心を通る直線であ
り、物体面から第1面R1に向かう方向を正とする。
【0037】Y軸:原点を通りチルト面内(図19の紙
面内)でZ軸に対して反時計回りに90゜をなす直線。
【0038】X軸:原点を通りZ,Yの各軸に直交する
直線(図19の紙面に垂直な直線)。
【0039】また、光学系を構成する第i面の面形状を
表すには、絶対座標系にてその面の形状を表記するよ
り、基準軸と第i面が交差する点を原点とするローカル
座標系を設定して、ローカル座標系でその面の面形状を
表した方が形状を認識する上で理解し易い。このため、
第i面の面形状をローカル座標系で表わす。
【0040】さらに、第i面のYZ面内でのチルト角は
絶対座標系のZ軸に対して反時計回り方向を正とした角
度θi(単位°)で表す。よって、本実施形態では、各
面のローカル座標の原点は図19中のYZ平面上にあ
る。また、XZおよびXY面内での面の偏心はない。
【0041】また、第i面のローカル座標(x,y,
z)のy,z軸は絶対座標系(X,Y,Z)に対してY
Z面内で角度θi傾いており、具体的には以下のように
設定する。
【0042】z軸:ローカル座標の原点を通り、絶対座
標系のZ 方向に対しYZ面内において反時計方向に角
度θiをなす直線。
【0043】y軸:ローカル座標の原点を通り、z方向
に対しYZ面内において反時計方向に90゜をなす直
線。
【0044】x軸:ローカル座標の原点を通り、YZ面
に対し垂直な直線。
【0045】また、Diは第i面と第(i+1) 面の
ローカル座標の原点間の間隔を表すスカラー量、Nd
i,νdiはそれぞれ第i面と第(i+1)面間の媒質
の屈折率とアッベ数である。
【0046】ここで、球面は以下の式で表される形状で
ある。
【0047】
【数1】
【0048】また、本実施形態の光学系は、少なくとも
回転非対称な非球面を1面以上有し、その形状は以下の
式により表す。
【0049】z =C02y2+C20x2+C03y3+C21x2y+C04y4+C22
x2y2+C40x4+C05y5+C23x2y3+C41x4y+C06y6+C24x2y4+C42x
4y2+C60x6 上記曲面式はxに関して偶数次の項のみであるため、上
記曲面式により規定される曲面はyz面を対称面とする
面対称な形状である。さらに以下の条件が満たされる場
合はxz面に対して対称な形状を表す。
【0050】C03 =C21 =t =0 さらに、 C02 =C20 C04=C40 = C22/2 C06 =C60 =C24/3 =C
42/3 が満たされる場合は回転対称な形状を表す。以上の条件
を満たさない場合は非回転対称な形状である。
【0051】(第1実施形態)図1には、本発明の第1
実施形態である画像投射装置を示している。図1におい
て、Tは1次元の光変調ユニットであり、具体的には、
発光ダイオードや半導体レーザー等の発光強度を変調で
きる自発光デバイスを用いることができる。なお、この
ような自発光デバイス以外に、ドットマトリックス液晶
パネルやデジタルミラーデバイス等を用いたライトバル
ブと、これらに照明光を入射させる照明系とを含むユニ
ットを用いてもよい。
【0052】1は光変調ユニットTの像をスクリーン
(被投射面)Sに拡大投影するための投射光学系であ
り、より詳しい構成を図2に示している。
【0053】投射光学系1において、STOPは絞りで
あり、MMはガルバノミラーや回転多面鏡などの光走査
ユニットである。
【0054】光変調ユニットTのY軸方向の長さは8m
mであり、スクリーンSの大きさは、縦横比が3:4で
対角は300mmである。
【0055】また、スクリーンSの法線に対して投射光
学系1の基準軸は45度傾いている。以下、本実施形態
に用いられている投射光学系1の構成データを示す。 絞り径 3.00 i Yi Zi θ Di 0 0.00 0.00 0.00 24.00 光変調ユニット 1 0.00 0.00 0.00 7.00 絞り 2 0.00 7.00 25.00 33.00 光走査ユニット 3 -25.28 -14.21 35.00 30.07 反射面 4 -15.00 14.04 37.00 30.00 反射面 5 -39.27 -3.59 29.00 36.66 反射面 6 -36.71 32.97 21.81 380.00 反射面 7 -278.99 -259.77 -5.39 像面 非球面形状 R 3面 C02=6.89532e-003 C20= 7.01247e-003 C03=-5.62480e-005 C21=-5.55500e-005 C04=-7.69711e-007 C22=-1.25238e-007 C40= 5.43875e-007 C05=-5.81133e-008 C23=-4.47631e-008 C41=-3.75781e-009 C06=-9.18693e-010 C24= 2.47227e-010 C42=-8.49058e-010 C60=1.61412e-010 R 4面 C02=-1.97978e-003 C20=-2.18197e-003 C03=-2.38121e-004 C21=-2.16780e-004 C04= 5.16127e-006 C22= 7.94060e-006 C40= 2.81918e-006 C05=-1.87169e-007 C23=-1.50961e-007 C41=-2.94833e-008 C06= 6.48244e-009 C24=4.97120e-009 C42=-7.26821e-009 C60= 6.40456e-010 R 5面 C02=-2.73356e-002 C20=-1.41520e-002 C03=-1.82568e-003 C21=-5.75023e-004 C04=-2.53442e-004 C22=-5.04656e-006 C40=1.82935e-005 C05=-5.46379e-005 C23= 1.50746e-006 C41=3.80418e-006 C06=-5.90261e-006 C24= 2.53956e-008 C42=3.80481e-007 C60=4.13581e-008 R 6面 C02=-8.86201e-003 C20=-1.31404e-002 C03= 2.11881e-005 C21= 7.70568e-005 C04=-1.43952e-006 C22=-3.53294e-006 C40=-1.70195e-006 C05= 3.50386e-008 C23= 4.72628e-008 C41= 3.41951e-009 C06=-8.75791e-010 C24=-1.91391e-009 C42=-2.10540e-010 C60=-1.78168e-010 スクリーンSの中心を原点にとり、スクリーンS上でy
方向における像高が、-100%、-50 %、0 %、50%、10
0 %のとき光走査手段の振れ角は、スクリーン中心に結
像するときの角度を0度とすると、2.437 、1.286 、0
、-1.35,-2.753となる。角度の正負は反射面のチルト
角に順ずる。
【0056】ここで、光走査ユニットの振れ角は正負非
対称になっている。本実施形態の場合、スクリーンSに
対して光学系の基準軸が傾いているために必然的に光学
系の特性がスクリーンSの上下で非対称になる。この非
対称の光学特性を、振れ角を正側と負側とで非対称とす
ることにより、補正をしている。
【0057】図1,2において、投射光学系1は、光変
調ユニットTからの光線の通過順に、絞りSTOPと、
光走査ユニットMMと、凹面鏡R1,凹面鏡R2,凸反
射面R3および凹面鏡R4の4つの反射面とから構成さ
れている。すべての反射面は、YZ平面のみに対して対
称な、すなわち対称面が1つの回転非対称面である。
【0058】また、光束は凸面鏡R3および凹面鏡R4
との間で中間結像しており、凹面鏡R4付近で瞳の結像
をしている。このように、絞りの像が絞り位置よりスク
リーン側の光学系によって実像を形成する構成をとるこ
とにより、各面の光線有効径を小さく抑え、各光学素子
および撮影光学系全体のコンパクト化を達成している。
【0059】次に、本実施形態における光学作用を説明
する。光変調ユニットTで変調された赤、緑、青の3色
の光は、不図示の色合成光学系にて同一光軸上に合成さ
れた後、絞りSTOPで光量を制限される。
【0060】ここで、色合成光学系としては、ダイクロ
イックプリズムや光学楔等を用いることができる。
【0061】次に、光走査ユニットMMで反射した光束
は、4つの反射面R1〜R4で次々に反射しながら拡大
され、1次元像がスクリーンSに映し出される。そし
て、光走査ユニットMMが駆動回路DRによって振れ駆
動され、反射した光がスキャンされることにより、スク
リーンS上に2次元画像が表示される。
【0062】図3には、スクリーンS上でのスポットの
大きさを示している。具体的には、スクリーンSの中心
を原点とし、xの正の方向で像高を0 %、33%、67%、
100%に4分割し、さらにy方向で像高を‐100 %、‐5
0%、0 %、50%、100 %の5分割した位置、つまりス
クリーン上で20ポイントの位置でのスポットを表して
いる。なお、スクリーンYZ平面に対して対称な構成で
あるのでも、図3においてはxのマイナス方向は省略し
ている。
【0063】また、本実施形態の投射光学系1における
ディストーションの様子を図4に示している。この図4
から分かるように、x方向の像高±67%近辺で若干のデ
ィストーションが見られるが、全体として大きなディス
トーションはなく、非対称なディストーションも少な
い。
【0064】本実施形態で用いられている投射光学系1
において、光変調ユニットTの中心からの光束がスクリ
ーンSの中心で像を結ぶとき、アジムス0度と90度にお
ける焦点距離f1(0) ,f1(90)、絞り面からの前側主点H1
(0) 、H1(90)および基準軸のまわりに展開したアジムス
0度( 走査方向) と90度( 非走査方向) における倍率
β1(0),β1(90) はそれぞれ、 f1(0) =−13.9276 ,f1(90)=−11.5646 H1(0) =−37.2581 ,H1(90)=−35.2098 β1(0)=f1(0)/(f1(0)-24-H1(0))=20.8 β1(90) =f1(90)/(f1(90)-24-H1(90)) =32.6 となる。
【0065】したがって、 |1 −β1(0)/( β1(90) ×cos(45°))|=0.098 <0.3 ・・・( 1) となる(ここで45度はスクリーンSの法線と基準軸と
のなす角である)。
【0066】図17は図16におけるスクリーンSの部
分を表している。図17において、Aは基準軸、Sは傾
いたスクリーン、S’はAに垂直な平面であり、Sと
S’は角度θだけ傾いている。本来、S’上に投射光学
系で拡大投影された像が結像される。
【0067】特開平9−5650号公報にて提案されて
いるように、基準軸Aのまわりに展開し、評価面を基準
軸に垂直な平面S’として評価した場合、近軸量はアジ
ムスξとアジムスξ+180 ° で同じ値を示す。このた
め、特開平9−5650号公報に示される近軸量が像面
の傾きを起こすわけではない。つまり、像面湾曲と同種
の収差、すなわち、SとS’の交線から離れるにしたが
ってピント位置がずれる収差が発生しているために像面
が傾くと解釈できる。
【0068】このように解釈した場合、評価面である
S’におけるy方向の倍率βy’はSにおける倍率βy
が射影されたと考えることができるので、スクリーンS
上で縦横比が保たれるためには、以下の関係を満たして
いる必要がある。
【0069】βy=βy’/cos θ=βx (図18参
照) したがって、
【0070】
【数2】
【0071】…(2)ここで、上記(2)式におけるs
s’(0) ,ss’(90) はアジムス0°と90°における投
射光学系のスクリーン側主点位置からスクリーンまでの
距離である。つまり、(1)式の値が小さいことが、2
次元の投射画像のスクリーンS上での縦横比が保たれる
条件である。(1)式の値が0.3より大きくなるとデ
ィストーションが大きくなり、収差補正が難しくなる。
【0072】本実施形態では、回転非対称反射面を表面
反射面として用いているが、特開平8−292372
号、特開平9−222561号および特開平9−258
105号公報等のように、透明体の表面に回転非対称反
射面を形成した光学ブロックを使用してもよい。さら
に、複数の回転非対称な表面反射面を一体にモールド成
形してもよい。
【0073】また、本実施形態では、回転非対称反射面
を4面用いているが、反射面は4面に限らない。ただ
し、収差補正上、少なくとも3面以上あることが望まし
い。また、回転非対称反射面はある平面に対して対称な
形状であるが、これに限られるものではない。
【0074】(第2実施形態)図5には、本発明の第2
実施形態である画像投射装置の構成を示している。図5
において、Tは1次元の光変調ユニットであり、具体的
には、発光ダイオードや半導体レーザー等の発光強度を
変調できる自発光デバイスを用いることができる。な
お、このような自発光デバイス以外に、ドットマトリッ
クス液晶パネルやデジタルミラーデバイス等を用いたラ
イトバルブと、これらに照明光を入射させる照明系とを
含むユニットを用いてもよい。
【0075】2は光変調ユニットTの像をスクリーン
(被投射面)Sに拡大投影するための投射光学系であ
り、より詳しい構成を図6に示している。
【0076】投射光学系2において、LGは屈折レンズ
群である。MMはガルバノミラーや回転多面鏡などの光
走査ユニットであり、絞りも兼ねている。
【0077】光変調ユニットTのY軸方向の長さは2.
7mmであり、スクリーンSの大きさは、縦横比が4:
3で対角は50mmである。
【0078】また、スクリーンSの法線に対して投射光
学系2の基準軸は60度傾いている。以下、本実施形態
に用いられている投射光学系2の構成データを示す。 Fno 8 i Yi Zi θ Di Ni νi 0 0.00 0.00 0.00 5.985 1 光変調ユニット 1 0.00 0.00 0.00 0.50 1.60524 60.64 屈折面 2 0.00 0.50 0.00 0.50 1 屈折面 3 0.00 1.00 0.00 0.50 1.85415 23.78 屈折面 4 0.00 1.50 0.00 0.50 1 屈折面 5 0.00 2.00 0.00 0.50 1.49353 57.40 屈折面 6 0.00 2.50 0.00 2.00 1 屈折面 7 0.00 4.50 25.00 7.91 1 光走査ユニット 8 -6.06 -0.59 35.00 10.00 反射面 9 -2.64 8.81 48.94 6.61 反射面 10 -9.11 7.42 42.88 10.00 反射面 11 -7.74 17.33 47.77 35.96 反射面 12 -43.66 15.86 27.66 像面 球面形状 R 1面 r1= 5.034 R 2面 r2= -7.162 R 3面 r3= -5.000 R 4面 r4=-22.488 R 5面 r5= 5.000 R 6面 r6=-12.306 非球面形状 R 8面 C02=2.80457e-002 C20=4.75069e-003 C03=2.97165e-003 C21=2.08057e-003 C04=8.81644e-005 C22=-2.99262e-004 C40=8.54417e-005 C05=-3.77030e-018 C23=-2.11395e-017 C41=-1.33892e-018 C06=-7.28888e-032 C24=-5.66908e-031 C42=-5.66908e-031 C60=-5.31508e-032 R 9面 C02=-2.99863e-002 C20=-3.76538e-002 C03=2.14322e-003 C21=6.48291e-004 C04=-9.79316e-006 C22=2.03030e-005 C40=1.51011e-005 C05=-5.36429e-020 C23=-2.68262e-019 C41=-1.70163e-017 C06=-4.16792e-033 C24=-4.66720e-032 C42=-4.66720e-032 C60=-7.44043e-033 R10 面 C02=6.13921e-003 C20=2.42964e-002 C03=1.09084e-003 C21=-4.27999e-003 C04=-2.68164e-004 C22=3.86440e-004 C40=2.21569e-006 C05=-3.88515e-018 C23=-5.40392e-017 C41=-2.81146e-017 C06=-4.32224e-030 C24=-4.12698e-029 C42=-4.12698e-029 C60=-4.12899e-030 R11 面 C02=-5.65076e-003 C20=-1.27578e-002 C03=-1.48251e-004 C21=6.91268e-004 C04=-2.01954e-016 C22=-1.65971e-016 C40=-5.31550e-017 C05=1.24840e-006 C23=-9.49219e-006 C41=-1.61050e-005 C06=-1.42993e-008 C24=1.44926e-016 C42=-1.28171e-006 C60=-6.52299e-016 スクリーンSの中心を原点にとり、スクリーンS上でy
方向における像高が、-100%、-67 %、-33 %、0 %、
33%、67%、100 %のときの光走査ユニットMMの振れ
角は、スクリーン中心に結像するときの角度を0度とす
ると、7 、4.67、2.33、0 、-2.33 、-4.67 、-7とな
る。角度の正負は反射面のチルト角に順ずる。
【0079】ここで、光走査ユニットMMの振れ角はス
クリーンS上でのy方向について比例関係になってい
る。つまり、y方向においてfθレンズ特性を持ってい
る。
【0080】しかし、x方向については一次元の像を結
像させているので通常のカメラレンズの特性であるf・
tanθ特性を持っている。
【0081】つまり、本実施形態の投射光学系2はy方
向とx方向とで異なる特性を持つ必要がある。通常の共
軸回転対称光学系ではこのようなことは不可能であり、
オフアキシャル光学系を用いれば容易に達成できる。
【0082】図5,6において、投射光学系2は光変調
ユニットTからの光線の通過順に、回転対称の屈折レン
ズ群LGと、絞りを兼ねている光走査ユニットMMと、
凹面鏡R1,凹面鏡R2,凹反射面R3および凹面鏡R
4の4つの反射面とから構成されている。すべての反射
面はYZ平面のみに対して対称な面、すなわち回転非対
称面である。ここで、光束は凹面鏡R1および凹面鏡R
2の間で中間結像しており、凹面鏡R3付近で瞳の結像
をしている。
【0083】次に、本実施形態における光学作用を説明
する。光変調ユニットTで変調された赤、緑、青の3色
の光は、不図示の色合成光学系において同一光軸上に合
成される。色合成光学系とては、ダイクロイックプリズ
ムや光学楔等を用いることができる。
【0084】次に、色合成された光は、回転対称の屈折
レンズ群LGを通り、光走査ユニットMMで反射した
後、4つの反射面R1〜R4を次々と反射しながら拡大
され、1次元像がスクリーンSに映し出される。そし
て、駆動回路DRによって振れ駆動される光走査ユニッ
トMMによりスキャンされることによって2次元画像が
スクリーンSに表示される。
【0085】図7には、スクリーンS上でのスポットの
大きさを示している。具体的には、スクリーンSの中心
を原点とし、xの正の方向で像高を0 %、33%、67%、
100%に4分割し、さらにy方向で像高を‐100 %、‐5
0%、0 %、50%、100 %の5分割した位置、つまりス
クリーン上で20ポイントの位置でのスポットを表して
いる。なお、スクリーンYZ平面に対して対称な構成で
あるのでも、図7においてはxのマイナス方向は省略し
ている。
【0086】また、本実施形態の投射光学系2のディス
トーションの様子を図8に示している。この図8から分
かるように、y方向の像高‐100 %,100 % の近辺お
よびx方向の像高33%〜-33 %かつy方向の像高50%近
辺等で若干のディストーションが見られるが、全体とし
て大きなディストーションはなく、非対称なディストー
ションも少ない。
【0087】本実施形態で用いられる投射光学系2にお
いて、光変調ユニットTの中心からの光束がスクリーン
Sの中心で像を結ぶとき、アジムス0度と90度における
焦点距離f2(0) ,f2(90)、絞り面からの前側主点H2(0)
,H2(90)および基準軸のまわりに展開したアジムス0
度( 走査方向) と90度( 非走査方向) における倍率β2
(0),β2(90) ははそれぞれ、 f2(0) =−6.33205 ,f2(90)=−3.79933 H2(90)=−11.4305 ,H2(90)=−9.49355 β2(0)= f2(0)/(f2(0) −5.985 −H2(0))=7.14 β2(90)= f2(90)/(f2(90)−5.985 −H2(90)) =13.07 となる。
【0088】したがって、 |1 −β2(0)/( β2(90) ×cos(60°))|=0.093 <0.3 ・・・( 1) となる(ここで60度はスクリーンSの法線と基準軸のな
す角である)。
【0089】このように、(1)式の値が0.3よりも
小さいので、2次元の投射画像のスクリーンS上で縦横
比が保たれている。
【0090】本実施形態では、回転非対称反射面を表面
反射面として用いているが、特開平8−292372
号、特開平9−222561号および特開平9−258
105号公報等のように、透明体の表面に回転非対称反
射面を形成した光学ブロックを使用してもよい。さら
に、複数の回転非対称な表面反射面を一体にモールド成
形してもよい。
【0091】また、本実施形態では、回転非対称反射面
を4面用いているが、反射面は4面に限らない。ただ
し、収差補正上、少なくとも3面以上あることが望まし
い。また、回転非対称反射面はある平面に対して対称な
形状であるが、これに限られるものではない。
【0092】また、本実施形態の投射光学系2は光走査
ユニットMMの走査方向においてfθレンズ特性を持っ
ているが、これ以外の特性を持っていてもよい。光走査
ユニットが定角速度で触れるのであれば、投射光学系の
走査方向においてfθレンズ特性を持たせればよいが、
光走査ユニットが正弦波振動して走査する場合は、投射
光学系の走査方向においてアークサインレンズの特性を
持たせる必要がある。さらに、光走査ユニットの正弦波
振動における角度変化の小さい山と谷の部分を除いた部
分を光走査に使ってもよい。
【0093】(第3実施形態)図9には、本発明の第3
実施形態である画像投射装置の構成を示している。図9
において、Tは点状光源を有する光変調ユニットであ
り、具体的には発光ダイオードや半導体レーザー等の発
光強度を変調できる自発光デバイスを用いることができ
る。なお、このような自発光デバイス以外に、ドットマ
トリックス液晶パネルやデジタルミラーデバイス等を用
いたライトバルブと、これらに照明光を入射させる照明
系とを含むユニットを用いてもよい。
【0094】3は光変調ユニットTの像をスクリーン
(被投射面)Sに拡大投影するための投射光学系であ
り、より詳しい構成を図10に示している。
【0095】投射光学系2において、LGは屈折レンズ
群である。MMはガルバノミラーや回転多面鏡などの光
走査ユニットであり、絞りも兼ねている。また、光走査
ユニットMMの走査方向は互いに直交する2方向であ
る。Mは平面ミラーである。
【0096】スクリーンSの大きさは縦横比が4:3
で、対角は50mmである。また、スクリーンSの法線
に対して投射光学系3の基準軸は60度傾いている。以
下、本実施形態に用いられる投射光学系の構成データを
示す。 Fno 8 i Yi Zi θ Di Ni νi 0 0.00 0.00 0.00 7.00 1 光変調ユニット 1 0.00 0.00 0.00 1.02 1.60524 60.64 屈折面 2 0.00 1.02 0.00 1.88 1 屈折面 3 0.00 2.90 0.00 0.50 1.85415 23.78 屈折面 4 0.00 3.40 0.00 0.50 1 屈折面 5 0.00 3.90 0.00 3.00 1.49353 57.40 屈折面 6 0.00 6.90 0.00 4.12 1 屈折面 7 0.00 11.02 25.00 8.00 1 光走査ユニット 8 -6.13 5.88 30.00 9.80 反射面 9 -4.43 15.53 35.18 9.03 反射面 10 -12.27 11.06 37.35 10.00 反射面 11 -9.79 20.75 54.24 40.00 反射面 12 -49.69 23.63 34.13 像面 球面形状 R 1面 r1= 7.431 R 2面 r2= -5.135 R 3面 r3= -5.000 R 4面 r4=-32.274 R 5面 r5= 8.037 R 6面 r6= -7.745 非球面形状 R 8面 C02=2.22801e−002 C20=9.04333
e−003 C03=3.56556e−003 C21=5.56
881e−003 C04=−1.00569e−004 C22=3.21
617e−004 C40=1.71822e−004 C05=−7.15306e−005 C23=−1.9
1534e−004 C41=5.40520e−005 C06=−8.43248e−006 C24=1.63
498e−005 C42=−2.73092e−005 C60=8.46089e−006 C03=2.17674e-003 C21=3.81707e-003 C04=-9.79316e-006 C22=2.03030e-005 C40=1.51011e-005 C05=-5.36429e-020 C23=-2.68262e-019 C41=-1.70163e-017 C06=-3.99041e-033 C24=-3.95443e-032 C42=-3.95443e-032 C60=-3.77454e-033 R10面 C02=1.29299e-002 C20=1.87452e-002 C03=1.13796e-003 C21=-1.06388e-003 C04=-2.68164e-004 C22=3.86440e-004 C40=2.21569e-006 C05=-3.31658e-018 C23=-5.40392e-017 C41=-2.72786e-017 C06=-3.97692e-030 C24=-3.99041e-029 C42=-3.99041e-029 C60=-3.99041e-030 スクリーンSの中心を原点にとり、スクリーンS上でy
方向における像高が、-100%、-50 %、0 %、50%、10
0 %のとき、光走査ユニットMMのy方向における振れ
角は、スクリーン中心に結像するときの角度を0 度とす
ると、5.33、2.66、0 、-2.63 、-5.08 となる。同様
に、スクリーンS上でx方向における像高が0 %、33
%、67%、100 %のとき、光走査ユニットMMのx方向
における振れ角は、スクリーン中心に結像するときの角
度を0 度とすると、0 、-2.05 、-4.12 、-6.21 とな
る。角度の正負は反射面のチルト角に順ずる。
【0097】図9,10において、投射光学系3は光変
調ユニットTからの光線の通過順に、回転対称の屈折レ
ンズ群LGと、絞りを兼ねている光走査ユニットMM
と、凹面鏡R1,凹面鏡R2および凹反射面R3の3つ
の反射面と、折り返しミラーMとから構成されている。
すべての反射面はYZ平面のみに対して対称な面、すな
わち回転非対称面である。ここで、光束は凹面鏡R1と
凹面鏡R2との間で中間結像しており、凹面鏡R3付近
で瞳の結像をしている。
【0098】次に、本実施形態における光学作用を説明
する。光変調ユニットTで変調された赤、緑、青の3色
の光は、不図示の色合成光学系により同一光軸上に合成
される。色合成光学系としては、ダイクロイックプリズ
ムや光学楔等を用いることができる。
【0099】次に、色合成された光は回転対称の屈折レ
ンズ群LGを通り、光走査ユニッMMで反射し、3つの
反射面R1〜R3で次々と反射していき、点像がスクリ
ーンSに映し出される。そして、駆動回路DRによって
光走査ユニットMMが2方向にスキャンされることによ
り、スクリーンSに2次元画像が表示される。
【0100】図11には、スクリーンS上でのスポット
の大きさを示している。具体的には、スクリーンSの中
心を原点とし、xの正の方向で像高を0 %、33%、67
%、100 %に4分割し、さらにy方向で像高を‐100
%、‐50%、0 %、50%、100 %の5分割した位置、つ
まりスクリーン上で20ポイントの位置でのスポットを
表している。なお、スクリーンYZ平面に対して対称な
構成であるのでも、図11においてはxのマイナス方向
は省略している。
【0101】また、本実施形態の投射光学系2のディス
トーションの様子を図12に示している。この図8から
分かるように、x方向の像高‐100 %,100 %の近辺か
つy方向の像高0〜100 %近辺等で若干のディストーシ
ョンが見られるが、全体として大きなディストーション
はなく、非対称なディストーションも少ない。
【0102】本実施形態で用いられる投射光学系3にお
いて、光変調ユニットTの中心からの光束がスクリーン
Sの中心で像を結ぶとき、アジムス0度と90度における
焦点距離f3(0) ,f3(90)、絞り面からの前側主点H3(0)
,H3(90)および基準軸のまわりに展開したアジムス0
度( 走査方向) と90度( 非走査方向) における倍率β3
(0),β3(90) ははそれぞれ、 f3(0) =−5.25468 ,f3(90)=−3.54649 H3(0) =−11.7153 、H3(90)=−10.313 β3(0)= f3(0)/(f3(0) −6.996 −H3(0))=9.81 β3(90) =f3(90)/(f3(90)−6.996 −H3(90)) =15.45 となる。
【0103】したがって、 |1 −β3(0)/( β3(90) ×cos(60°))|=0.27<0.3 ・・・( 1) となる(ここで60度はスクリーンSの法線と基準軸との
なす角である)。
【0104】このように、(1)式の値が0.3よりも
小さいので、2次元の投射画像のスクリーンS上での縦
横比が保たれている。
【0105】なお、( 1)式の値が上記他の実施形態に
比べてある程度大きいのは、光走査ユニットMMの2方
向の振れ角が非対称になっていて、ディストーション等
の収差を補正しているためである。
【0106】本実施形態では、回転非対称反射面を表面
反射面として用いているが、特開平8−292372
号、特開平9−222561号および特開平9−258
105号公報等のように、透明体の表面に回転非対称反
射面を形成した光学ブロックを使用してもよい。さら
に、複数の回転非対称な表面反射面を一体にモールド成
形してもよい。
【0107】また、本実施形態では、回転非対称反射面
を3面用いているが、反射面は3面に限らない。ただ
し、収差補正上、少なくとも3面以上あることが望まし
い。また、回転非対称反射面はある平面に対して対称な
形状であるが、これに限られるものではない。
【0108】さらに、以上説明した各実施形態では、近
い方の共役面に光変調ユニットTを配置し、その像を遠
い方の共役面であるスクリーンSに拡大投影する投射光
学系について説明したが、本発明を、遠い方の共役面に
配置した2次元被写体を近い方の共役面に配置したCC
DやCMOS等の撮像素子(光電変換素子)で撮像する
書画カメラ等の撮像光学系として用いてもよい。
【0109】そしてこの場合に、上記(1)’を満足す
ることにより、撮像した画像の縦横比を適正に保つこと
ができる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、基準軸まわりに展開される焦点距離や倍率等を
適切な値に設定することによって、斜め投射型でありな
がら、小型で、ディストーション(主に台形歪み)を抑
えた投射光学系を得ることができる。
【0111】特に、上記第1の発明において、曲面反射
面を回転非対称面としたオフアキシャル光学系を用いれ
ば、光学的な軸に対して非対称な特性を持たせることが
容易になるので、例えば、光走査手段による非走査方向
に関しては通常のカメラレンズと同様のf・tanθ特
性を持たせ、走査方向においては光走査手段に合わせて
fθレンズやアークサインレンズ等の特性を持たせるこ
とができ、ディストーションを効果的に補正することが
できる。
【0112】また、本願第2の発明によれば、基準軸ま
わりに展開される焦点距離や倍率等を適切な値に設定す
ることによって、例えば斜め投射型や斜め撮像型の光学
系でありながら、小型で、ディストーション(主に台形
歪み)を抑えるのに有利な光学系を得ることができる。
【0113】そして、特に、上記第1および第2の発明
において、(1)又は(1)’式を満足するようにすれ
ば、投射画像や撮像画像等の縦横比を適正に保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である画像投射装置の構
成を示す図である。
【図2】上記第1実施形態の画像投射装置に用いられて
いる投射光学系の拡大図である。
【図3】上記第1実施形態の画像投射装置により投射さ
れたスポットのスクリーン上での大きさを示す図であ
る。
【図4】上記第1実施形態の投射光学系のディストーシ
ョンを示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態である画像投射装置の構
成を示す図である。
【図6】上記第2実施形態の画像投射装置に用いられて
いる投射光学系の拡大図である。
【図7】上記第2実施形態の画像投射装置により投射さ
れたスポットのスクリーン上での大きさを示す図であ
る。
【図8】上記第2実施形態の投射光学系のディストーシ
ョンを示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態である画像投射装置の構
成を示す図である。
【図10】上記第3実施形態の画像投射装置に用いられ
ている投射光学系の拡大図である。
【図11】上記第3実施形態の画像投射装置により投射
されたスポットのスクリーン上での大きさを示す図であ
る。
【図12】上記第3実施形態の投射光学系のディストー
ションを示す図である。
【図13】従来のシフト光学系の概念図である。
【図14】斜め投射する光学系の概念図である。
【図15】従来の斜め投射光学系を示す図である。
【図16】従来の斜め投射光学系を示す図である。
【図17】図16の投射光学系により投射される画像と
スクリーンの概念図である。
【図18】斜め投射する場合の倍率の関係を示す図であ
る。
【図19】上記実施形態における投射光学系の座標系の
説明図である。
【符号の説明】
1,2,3 投射光学系 L 照明光源 LV ライトバルブ LG 屈折レンズ群 R1〜R4 反射面 S スクリーン STOP 絞り S’ 基準軸に直交する平面 MM 光走査ユニット M 折り返しミラー A 基準軸 T 光変調ユニット βx,βy,βy’ 倍率 Ri,Rm,Rn 光学面 Bi i番目の光学素子 Di 基準軸に沿った面間隔 Ndi 屈折率 νdi アッベ数
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月29日(2002.7.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、特開平6−295159号公報に
は、レーザー光線を回転多面鏡により2次元的にスキャ
ンし、画像を表示する装置が提案されている。この場
合、レーザー光線の強度変調のタイミングを適切な値に
することにより、すなわち電気な補正によりディスト
ーションを補正することは可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、特開平5−80418号公報にて提
案されている投射光学系の場合、レンズ系をチルトして
いるだけなので、像面を十分に傾けることが難しい。ま
た、レンズ系のチルト量が多すぎると、光学性能を確保
することが難しくなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】また、スクリーンSの法線に対して投射光
学系1の基準軸は45度傾いている。以下、本実施形態
に用いられている投射光学系1の構成データを示す。絞
り径 3.00i Yi Zi θ Di 0 0.00 0.00 0.00 24.00 光変調ユニット 1 0.00 0.00 0.00 7.00 絞り 2 0.00 7.00 25.00 33.00 光走査ユニット 3 -25.28 -14.21 35.00 30.07 反射面 4 -15.00 14.04 37.00 30.00 反射面 5 -39.27 -3.59 29.00 36.66 反射面 6 -36.71 32.97 21.81 380.00 反射面 7 -278.99 -259.77 -5.39 像面 非球面形状 R 3面 C02=6.89532e-003 C20= 7.01247e-003 C03=-5.62480e-005 C21=-5.55500e-005 C04=-7.69711e-007 C22=-1.25238e-007 C40= 5.43875e-
007 C05=-5.81133e-008 C23=-4.47631e-008 C41=-3.75781e-
009 C06=-9.18693e-010 C24= 2.47227e-010 C42=-8.49058e-
010 C60=1.61412e-010 R 4面 C02=-1.97978e-003 C20=-2.18197e-003 C03=-2.38121e-004 C21=-2.16780e-004 C04= 5.16127e-006 C22= 7.94060e-006 C40= 2.81918e-
006 C05=-1.87169e-007 C23=-1.50961e-007 C41=-2.94833e-
008 C06= 6.48244e-009 C24=4.97120e-009 C42=-7.26821e-0
09 C60= 6.40456e-010 R 5面 C02=-2.73356e-002 C20=-1.41520e-002 C03=-1.82568e-003 C21=-5.75023e-004 C04=-2.53442e-004 C22=-5.04656e-006 C40=1.82935e-0
05 C05=-5.46379e-005 C23= 1.50746e-006 C41=3.80418e-0
06 C06=-5.90261e-006 C24= 2.53956e-008 C42=3.80481e-0
07 C60=4.13581e-008 R 6面 C02=-8.86201e-003 C20=-1.31404e-002 C03= 2.11881e-005 C21= 7.70568e-005 C04=-1.43952e-006 C22=-3.53294e-006 C40=-1.70195e-
006 C05= 3.50386e-008 C23= 4.72628e-008 C41= 3.41951e-
009 C06=-8.75791e-010 C24=-1.91391e-009 C42=-2.10540e-
010 C60=-1.78168e-010 スクリーンSの中心を原点にとり、スクリーンS上でy
方向における像高が、-100%、-50 %、0 %、50%、10
0 %のとき光走査手段の振れ角は、スクリーン中心に結
像するときの角度を0度とすると、2.437 、1.286 、0
、-1.35,-2.753となる。角度の正負は反射面のチルト
角に順ずる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】このように解釈した場合、評価面である
S’におけるy’方向の倍率βy’はSにおける倍率β
yが射影されたと考えることができるので、スクリーン
S上で縦横比が保たれるためには、以下の関係を満たし
ている必要がある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正内容】
【0078】また、スクリーンSの法線に対して投射光
学系2の基準軸は60度傾いている。以下、本実施形態
に用いられている投射光学系2の構成データを示す。 Fno 8i Yi Zi θ Di Ni νi 0 0.00 0.00 0.00 5.985 1 光変調ユニット 1 0.00 0.00 0.00 0.50 1.60524 60.64 屈折面 2 0.00 0.50 0.00 0.50 1 屈折面 3 0.00 1.00 0.00 0.50 1.85415 23.78 屈折面 4 0.00 1.50 0.00 0.50 1 屈折面 5 0.00 2.00 0.00 0.50 1.49353 57.40 屈折面 6 0.00 2.50 0.00 2.00 1 屈折面 7 0.00 4.50 25.00 7.91 1 光走査ユニット 8 -6.06 -0.59 35.00 10.00 反射面 9 -2.64 8.81 48.94 6.61 反射面 10 -9.11 7.42 42.88 10.00 反射面 11 -7.74 17.33 47.77 35.96 反射面 12 -43.66 15.86 27.66 像面 球面形状 R 1面 r1= 5.034 R 2面 r2= -7.162 R 3面 r3= -5.000 R 4面 r4=-22.488 R 5面 r5= 5.000 R 6面 r6=-12.306 非球面形状 R 8面 C02=2.80457e-002 C20=4.75069e-003 C03=2.97165e-003 C21=2.08057e-003 C04=8.81644e-005 C22=-2.99262e-004 C40=8.54417e-00
5 C05=-3.77030e-018 C23=-2.11395e-017 C41=-1.33892e-
018 C06=-7.28888e-032 C24=-5.66908e-031 C42=-5.66908e-
031 C60=-5.31508e-032 R 9面 C02=-2.99863e-002 C20=-3.76538e-002 C03=2.14322e-003 C21=6.48291e-004 C04=-9.79316e-006 C22=2.03030e-005 C40=1.51011e-00
5 C05=-5.36429e-020 C23=-2.68262e-019 C41=-1.70163e-
017 C06=-4.16792e-033 C24=-4.66720e-032 C42=-4.66720e-
032 C60=-7.44043e-033 R10 面 C02=6.13921e-003 C20=2.42964e-002 C03=1.09084e-003 C21=-4.27999e-003 C04=-2.68164e-004 C22=3.86440e-004 C40=2.21569e-00
6 C05=-3.88515e-018 C23=-5.40392e-017 C41=-2.81146e-
017 C06=-4.32224e-030 C24=-4.12698e-029 C42=-4.12698e-
029 C60=-4.12899e-030 R11 面 C02=-5.65076e-003 C20=-1.27578e-002 C03=-1.48251e-004 C21=6.91268e-004 C04=-2.01954e-016 C22=-1.65971e-016 C40=-5.31550e-
017 C05=1.24840e-006 C23=-9.49219e-006 C41=-1.61050e-0
05 C06=-1.42993e-008 C24=1.44926e-016 C42=-1.28171e-0
06 C60=-6.52299e-016 スクリーンSの中心を原点にとり、スクリーンS上でy
方向における像高が、-100%、-67 %、-33 %、0 %、
33%、67%、100 %のときの光走査ユニットMMの振れ
角は、スクリーン中心に結像するときの角度を0度とす
ると、7 、4.67、2.33、0 、-2.33 、-4.67 、-7とな
る。角度の正負は反射面のチルト角に順ずる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】図5,6において、投射光学系2は光変調
ユニットTからの光線の通過順に、回転対称の屈折レン
ズ群LGと、絞りを兼ねている光走査ユニットMMと、
凹面鏡R1,凹面鏡R2,凹面鏡R3および凹面鏡R4
の4つの反射面とから構成されている。すべての反射面
はYZ平面のみに対して対称な面、すなわち回転非対称
面である。ここで、光束は凹面鏡R1および凹面鏡R2
の間で中間結像しており、凹面鏡R3付近で瞳の結像を
している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】次に、本実施形態における光学作用を説明
する。光変調ユニットTで変調された赤、緑、青の3色
の光は、不図示の色合成光学系において同一光軸上に合
成される。色合成光学系とては、ダイクロイックプリ
ズムや光学楔等を用いることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】スクリーンSの大きさは縦横比が4:3
で、対角は50mmである。また、スクリーンSの法線
に対して投射光学系3の基準軸は60度傾いている。以
下、本実施形態に用いられる投射光学系の構成データを
示す。 Fno 8i Yi Zi θ Di Ni νi 0 0.00 0.00 0.00 7.00 1 光変調ユニット 1 0.00 0.00 0.00 1.02 1.60524 60.64 屈折面 2 0.00 1.02 0.00 1.88 1 屈折面 3 0.00 2.90 0.00 0.50 1.85415 23.78 屈折面 4 0.00 3.40 0.00 0.50 1 屈折面 5 0.00 3.90 0.00 3.00 1.49353 57.40 屈折面 6 0.00 6.90 0.00 4.12 1 屈折面 7 0.00 11.02 25.00 8.00 1 光走査ユニット 8 -6.13 5.88 30.00 9.80 反射面 9 -4.43 15.53 35.18 9.03 反射面 10 -12.27 11.06 37.35 10.00 反射面 11 -9.79 20.75 54.24 40.00 反射面 12 -49.69 23.63 34.13 像面 球面形状 R 1面 r1= 7.431 R 2面 r2= -5.135 R 3面 r3= -5.000 R 4面 r4=-32.274 R 5面 r5= 8.037 R 6面 r6= -7.745 非球面形状 R 8面 C02=2.22801e-002 C20=9.04333e-003 C03=3.56556e-003 C21=5.56881e-003 C04=-1.00569e-004 C22=3.21617e-004 C40=1.71822e-00
4 C05=-7.15306e-005 C23=-1.91534e-004 C41=5.40520e-0
05 C06=-8.43248e-006 C24=1.63498e-005 C42=-2.73092e-0
05 C60=8.46089e-006 R 9面 C02=-2.79179e-002 C20=-3.94843e-002 C03=2.17674e-003 C21=3.81707e-003 C04=-9.79316e-006 C22=2.03030e-005 C40=1.51011e-00
5 C05=-5.36429e-020 C23=-2.68262e-019 C41=-1.70163e-
017 C06=-3.99041e-033 C24=-3.95443e-032 C42=-3.95443e-
032 C60=-3.77454e-033 R10面 C02=1.29299e-002 C20=1.87452e-002 C03=1.13796e-003 C21=-1.06388e-003 C04=-2.68164e-004 C22=3.86440e-004 C40=2.21569e-00
6 C05=-3.31658e-018 C23=-5.40392e-017 C41=-2.72786e-
017 C06=-3.97692e-030 C24=-3.99041e-029 C42=-3.99041e-
029 C60=-3.99041e-030 スクリーンSの中心を原点にとり、スクリーンS上でy
方向における像高が、-100%、-50 %、0 %、50%、10
0 %のとき、光走査ユニットMMのy方向における振れ
角は、スクリーン中心に結像するときの角度を0 度とす
ると、5.33、2.66、0 、-2.63 、-5.08 となる。同様
に、スクリーンS上でx方向における像高が0 %、33
%、67%、100 %のとき、光走査ユニットMMのx方向
における振れ角は、スクリーン中心に結像するときの角
度を0 度とすると、0 、-2.05 、-4.12、-6.21 とな
る。角度の正負は反射面のチルト角に順ずる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】図9,10において、投射光学系3は光変
調ユニットTからの光線の通過順に、回転対称の屈折レ
ンズ群LGと、絞りを兼ねている光走査ユニットMM
と、凹面鏡R1,凹面鏡R2および凹面鏡R3の3つの
反射面と、折り返しミラーMとから構成されている。す
べての反射面はYZ平面のみに対して対称な面、すなわ
ち回転非対称面である。ここで、光束は凹面鏡R1と凹
面鏡R2との間で中間結像しており、凹面鏡R3付近で
瞳の結像をしている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】また、本実施形態の投射光学系2のディス
トーションの様子を図12に示している。このから分
かるように、x方向の像高‐100 %,100 %の近辺かつ
y方向の像高0〜100 %近辺等で若干のディストーショ
ンが見られるが、全体として大きなディストーションは
なく、非対称なディストーションも少ない。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示するための変調光を発する光
    変調手段と、 この光変調手段からの光を2次元画像を得るために走査
    する光走査手段と、 この光走査手段により走査される光を反射させて被投射
    面に投射する、複数の曲面反射面とを有し、 この投射光学系の瞳の中心と投射画像の中心とを結ぶ基
    準軸が前記被投射面の法線に対して傾いていることを特
    徴とする投射光学系。
  2. 【請求項2】 前記曲面反射面が回転非対称面であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の投射光学系。
  3. 【請求項3】 前記光変調手段は、発光強度を変調可能
    な発光素子であることを特徴とする請求項1に記載の投
    射光学系。
  4. 【請求項4】 前記光変調手段は、照明光を発する照明
    系と、この照明系からの照明光を変調する変調素子とを
    有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の投射光学系。
  5. 【請求項5】 前記光変調手段からの光を、この投射光
    学系の光路内で少なくとも1回、中間結像させることを
    特徴とする請求項1に記載の投射光学系。
  6. 【請求項6】 前記基準軸が前記被投射面の法線に対し
    て所定方向に傾いており、 前記光走査手段は、前記所定方向に関して振れ角が非対
    称となるように前記光変調手段からの光を走査すること
    を特徴とする請求項1に記載の投射光学系。
  7. 【請求項7】 前記基準軸の前記被投射面の法線に対す
    る傾き角をθとし、前記基準軸と前記被投射面の法線と
    を含む面を表すアジムスをαとし、この投射光学系の前
    記基準軸まわりに展開したアジムスξ°における倍率を
    β(ξ)とするとき、 |1−β(α)/(β(α+90°)cosθ)|<
    0.3 なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の
    投射光学系。
  8. 【請求項8】 前記光走査手段は、前記光変調手段から
    の光を1次元方向に走査することを特徴とする請求項1
    に記載の投射光学系。
  9. 【請求項9】 前記光走査手段は、前記光変調手段から
    の光を2次元方向に走査することを特徴とする請求項1
    に記載の投射光学系。
  10. 【請求項10】 距離の異なる2つの面を曲面反射面を
    用いて光学的に共役な関係とし、少なくとも所定方向に
    延びる画像領域を前記所定方向に対して直交する方向に
    走査して2次元画像を得るための光学系であって、この
    光学系全体として前記所定方向にf・tanθ特性を持
    ち、かつ前記所定方向に対して直交する方向にfθレン
    ズの特性又はアークサインレンズの特性を持つよう構成
    されたことを特徴とする光学系。
  11. 【請求項11】 前記曲面反射面が回転非対称面である
    ことを特徴とする請求項10に記載の投射光学系。
  12. 【請求項12】 前記2つの共役面のうち前記所定方向
    に延びる画像領域に対応する近い方の共役面の中心とこ
    の光学系の瞳の中心とを結ぶ軸を基準軸とするとき、 前記基準軸が遠い方の共役面の法線に対して傾いている
    ことを特徴とする請求項10に記載の光学系。
  13. 【請求項13】 前記基準軸と前記遠い方の共役面の法
    線とのなす角をθとし、前記基準軸と前記遠い方の共役
    面の法線を含む面を表すアジムスをα、前記光学系の前
    記基準軸のまわりに展開したアジムスξ°における拡大
    側の倍率をβ(ξ)とするとき、 |1−β(α)/(β(α+90°)cosθ)|<
    0.3 なる条件を満足することを特徴とする請求項10に記載
    の光学系。
  14. 【請求項14】 請求項1から9のいずれかに記載の投
    射光学系を備えたことを特徴とする画像投射装置。
  15. 【請求項15】 請求項10から13のいずれかに記載
    の光学系を備えたことを特徴とする光学機器。
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