JP2003065373A - 車両用ディスクブレーキ装置 - Google Patents

車両用ディスクブレーキ装置

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JP2003065373A
JP2003065373A JP2001259613A JP2001259613A JP2003065373A JP 2003065373 A JP2003065373 A JP 2003065373A JP 2001259613 A JP2001259613 A JP 2001259613A JP 2001259613 A JP2001259613 A JP 2001259613A JP 2003065373 A JP2003065373 A JP 2003065373A
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disc
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Tomoyuki Kikuta
知之 菊田
Kiyoshi Tamada
清 玉田
Yuta Iwasaki
雄太 岩崎
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取り付けの自由度を向上して、様々な取付スペ
ースに容易に対応することができる車両用ディスクブレ
ーキ装置を提供する。 【解決手段】駆動モータ10とブレーキキャリパ2との
固定部位は同心円状に60°等間隔に6箇所設けられ、
ブレーキキャリパ2に対して駆動モータ10を60°毎
回転した位置でそれぞれ固定可能にブレーキ装置1が構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータの駆動
力を用いて制動力を発生させる車両用ディスクブレーキ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電動モータの駆動により車軸とと
もに回転する円板状のブレーキディスクに対してブレー
キパッドを接離させ、制動力を発生させるようにした車
両用ディスクブレーキ装置が種々提案されている。この
ようなブレーキ装置は、周知のタイヤホイール内にそれ
ぞれ配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイヤホイ
ール内は、車軸やその軸受、サスペンション装置の一部
などが収容されるため、ブレーキ装置の配置スペースは
狭い。しかも、車種毎に車軸やその軸受、サスペンショ
ン装置などの構成が異なるため、タイヤホイール内のブ
レーキ装置の配置スペースが車種毎で変化する。又、車
種によってはブレーキディスクに対するブレーキ装置の
配置する位置が異なる。このことによっても、タイヤホ
イール内のブレーキ装置の配置スペースが変化する。
【0004】そのため、ブレーキ装置は、配置される位
置によって、車軸やその軸受、サスペンション装置の一
部など、タイヤホイール内に収容される他の部品と干渉
する場合がある。特に、装置の中でも大きな部分を占め
るモータが他の部品と干渉し易い。このようにブレーキ
装置がタイヤホイール内に収容される他の部品と干渉す
ると、該装置の取り付けが困難になるばかりか、場合に
よっては該装置が取り付けられない場合がある。
【0005】そこで、例えば、様々な取付スペースに応
じて外観形状が若干異なる部品をそれぞれ用いて複数種
類のブレーキ装置を製造することが考えられるが、部品
数が増加し、コストが高くなるため得策ではない。その
ため、部品数を増加させず様々な取付スペースに対応で
きるように、ブレーキ装置の取り付けの自由度を向上さ
せることが要求されている。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、取り付けの自由度を
向上して、様々な取付スペースに容易に対応することが
できる車両用ディスクブレーキ装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、車軸とともに回転するブ
レーキディスクに対してブレーキパッドを接離させて制
動力を発生させる車両用ディスクブレーキ装置であっ
て、前記ブレーキディスクの所定位置に配置され、前記
ブレーキパッドを備えるブレーキ部と、前記ブレーキ部
に固定され、その駆動により前記ブレーキパッドを前記
ブレーキディスクに対して接離させる駆動モータとを備
え、前記駆動モータを、前記ブレーキ部に対して所定角
度回転した位置でそれぞれ固定可能とした。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用ディスクブレーキ装置において、前記駆動モー
タと前記ブレーキ部との固定部位は、同心円状に等間隔
に複数箇所設けられている。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の車両用ディスクブレーキ装置において、前記駆
動モータは、前記ブレーキ部に対して締付部材を用いて
固定されている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の車両用ディスクブレーキ装置にお
いて、前記駆動モータは、その軸方向が前記ブレーキパ
ッドの接離する方向に沿うように配設されている。
【0011】請求項5に記載の発明は、車軸とともに回
転するブレーキディスクに対してブレーキパッドを接離
させて制動力を発生させる車両用ディスクブレーキ装置
であって、前記ブレーキディスクの所定位置に配置さ
れ、前記ブレーキパッドを備えるブレーキ部と、前記ブ
レーキ部に固定され、その駆動により前記ブレーキパッ
ドを前記ブレーキディスクに対して接離させる駆動モー
タとを備え、前記駆動モータの所定部位を、前記ブレー
キ部に固定される側の該モータの他部位に対して所定角
度回転した位置でそれぞれ固定可能とした。
【0012】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
車両用ディスクブレーキ装置は、駆動モータと該モータ
の駆動によりブレーキディスクに対してブレーキパッド
を接離させるブレーキ部とを備え、該駆動モータは、ブ
レーキ部に対して所定角度回転した位置でそれぞれ固定
可能に構成される。このようなブレーキ装置は、タイヤ
ホイール内に配設されるものであって、そのタイヤホイ
ール内は、車軸やその軸受、サスペンション装置の一部
などが収容されるため、該ブレーキ装置の配置スペース
は狭い。しかも、車種毎に車軸やその軸受、サスペンシ
ョン装置などの構成が異なるため、タイヤホイール内の
ブレーキ装置の配置スペースが車種毎で変化するととも
に、ブレーキディスクに対するブレーキ装置の配置する
位置によっても、タイヤホイール内のブレーキ装置の配
置スペースが変化する。そこで、それぞれの配置スペー
スに応じてブレーキ装置の中でも大きな部分を占める駆
動モータをブレーキ部に対して所定角度回転した位置で
固定することで、タイヤホイール内に収容される他の部
品との干渉を避けることができる。つまり、駆動モータ
をブレーキ部に対して所定角度回転した位置でそれぞれ
固定可能としたことで、ブレーキ装置の取り付けの自由
度が向上し、様々な配置スペースに容易に対応できる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、駆動モー
タとブレーキ部との固定部位は、同心円状に等間隔に複
数箇所設けられる。そのため、固定部位によりブレーキ
部に対する駆動モータの位置決めを容易に行うことがで
き、駆動モータをブレーキ部に対して所定角度回転した
位置でそれぞれ容易に固定できる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、駆動モー
タは、ブレーキ部に対して所定角度回転した位置でそれ
ぞれ締付部材により固定される。そのため、締付部材に
よりブレーキ部に対して駆動モータを着脱自在に固定で
きる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、軸方向が
ブレーキパッドの接離する方向に沿うように配設された
駆動モータは、ブレーキ部に対して所定角度回転した位
置でそれぞれ固定される。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、車両用デ
ィスクブレーキ装置は、駆動モータと該モータの駆動に
よりブレーキディスクに対してブレーキパッドを接離さ
せるブレーキ部とを備え、駆動モータの所定部位は、ブ
レーキ部に固定される側の該モータの他部位に対して所
定角度回転した位置でそれぞれ固定可能に構成される。
このようなブレーキ装置が配置されるタイヤホイール内
の配置スペースは、上記と同様に車種毎に変化する。そ
こで、ブレーキ装置の中でも大きな部分を占める駆動モ
ータがタイヤホイール内に収容される他の部品と干渉し
易い部位を有する場合、それぞれの配置スペースに応じ
て該部位をブレーキ部に固定される側の該モータの他部
位に対して所定角度回転した位置で固定することで、タ
イヤホイール内に収容される他の部品との干渉を避ける
ことができる。つまり、駆動モータの所定部位をブレー
キ部に固定される側の該モータの他部位に対して所定角
度回転した位置でそれぞれ固定可能としたことで、ブレ
ーキ装置の取り付けの自由度が向上し、様々な配置スペ
ースに容易に対応できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の車
両用ディスクブレーキ装置1を示す。ブレーキ部を構成
するブレーキキャリパ2は、車軸(図示略)を回転可能
に支持するブラケット(図示略)に対して該車軸の軸方
向に移動可能に支持されている。ブレーキキャリパ2に
は、車軸に固定される円板状のブレーキディスク3のア
ウタ側側面3a及びインナ側側面3bにそれぞれ対向す
る位置にブレーキパッド4,5が配置されている。アウ
タ側のブレーキパッド4はブレーキキャリパ2のアウタ
側に固定され、インナ側のブレーキパッド5はブレーキ
キャリパ2のインナ側において、軸方向(ブレーキディ
スク3に対して接離する方向)に移動可能に支持されて
いる。ブレーキキャリパ2のインナ側には、ブレーキパ
ッド4,5の接離する方向にその軸方向が沿うように駆
動モータ10が配設されている。駆動モータ10は、出
力軸10aを軸方向に出没させ、インナ側のブレーキパ
ッド5をブレーキディスク3に対して接離させる。尚、
出力軸10aとブレーキキャリパ2との間に形成される
開口部には、モータ10内部への浸水等を防止する弾性
部材よりなる防水ブーツ6が取着されている。
【0018】このようなブレーキ装置1では、駆動モー
タ10の作動によりインナ側のブレーキパッド5がブレ
ーキディスク3に圧接すると、その時に発生する反力に
よりブレーキキャリパ2が軸方向のインナ側に移動して
アウタ側のブレーキパッド4もブレーキディスク3に圧
接し、制動力が発生するようになっている。
【0019】前記駆動モータ10は、円筒状のハウジン
グ11を有している。ハウジング11の一方の開口部
は、図2に示すように、前記ブレーキキャリパ2に対し
て6つの固定ボルト30により固定されている。
【0020】即ち、ハウジング11の開口外周部には、
6つの固定部11aが周方向に60°等間隔に形成され
ている。これに対し、ブレーキキャリパ2には、図示し
ないが、固定ボルト30が螺入されるネジ孔が各固定部
11aに対応して形成されている。そして、ハウジング
11(モータ10)は、その固定部11aがそれぞれ固
定ボルト30によりブレーキキャリパ2に対して固定さ
れる。つまり、本実施形態では、モータ10とブレーキ
キャリパ2との固定部位が、同心円状に等間隔(60°
等間隔)に6箇所設けられている。そのため、本実施形
態のハウジング11(モータ10)は、ブレーキキャリ
パ2に対して60°毎に回転させた位置でそれぞれ固定
することができるようになっている。ハウジング11の
他方の開口部は、円盤状のエンドフレーム12により密
閉される。
【0021】ハウジング11の内周面には、円環状のス
テータ13が固定されている。ステータ13は、ステー
タコア14と、該コア14に巻回されるコイル15とを
備えている。ステータ13の内側には、円筒状のロータ
16が回転可能に収容されている。ロータ16は、円筒
状の回転軸17と、該回転軸17に対してキー18にて
一体回転するように連結されたロータコア19と、該コ
ア19の外周面に固着される複数個のマグネット20と
を備えている。回転軸17は、その基端部がエンドフレ
ーム12に固定された軸受21にて回転可能に支持さ
れ、先端部が前記ブレーキキャリパ2に固定された軸受
22にて回転可能に支持されている。
【0022】円筒状をなす回転軸17は、内周面にネジ
が形成されたナット部材となっており、前記出力軸10
aが挿入されている。出力軸10aは、回転軸17内に
収納される部位の外周面にネジが形成されている。回転
軸17と出力軸10aとの間には、外周面にネジが形成
されたスクリュウシャフト23が周方向に複数個配設さ
れている。即ち、これら回転軸17、出力軸10a及び
スクリュウシャフト23により遊星型の減速機構が構成
されている。又、出力軸10aは、エンドフレーム12
に装着される回転規制部材24により回転が規制される
とともに、軸方向に移動可能に支持されている。つま
り、回転軸17の回転はスクリュウシャフト23等によ
り減速されるとともに、回転規制部材24により出力軸
10aの軸方向の出没運動(往復直線運動)に変換され
る。
【0023】又、前記エンドフレーム12に固定された
回転規制部材24には、駆動モータ10に駆動電源を供
給する給電部25が取着されている、給電部25は、給
電線26と、該給電線26を保護すべく挿通される略円
筒状の保護パイプ27とを備えている。又、この保護パ
イプ27は、モータ10内の空気の流通(呼吸)を行う
通路を兼用している。このような給電部25は、モータ
10の径方向一方に延びている。尚、給電部25の保護
パイプ27は車体側の被水しない場所まで延び、給電線
26は車体に設けたブレーキコントローラ(図示略)に
接続される。
【0024】このようなブレーキ装置1は、図示しない
周知のタイヤホイール内の所定位置に配設されるが、該
ホイール内は、車軸やその軸受、サスペンション装置の
一部などが収容されるため、該ブレーキ装置1の配置ス
ペースは狭い。しかも、タイヤホイール内のブレーキ装
置1の配置スペースは車種毎に変化する。
【0025】この場合、本実施形態では、ブレーキ装置
1、(この場合、モータ10の径方向に突出する給電部
25)が車軸やその軸受、サスペンション装置の一部な
ど、タイヤホイール内に収容される他の部品と干渉しな
いように、図2や図3に示すように、モータ10(ハウ
ジング11)がブレーキキャリパ2に対して60°毎の
所定角度に回転させた位置で取り付けられる。
【0026】又、ブレーキ装置1の配置位置が図2及び
図3に示すブレーキディスク3の上部から図4に示すブ
レーキディスク3の前部に変更されてもタイヤホイール
内のブレーキ装置1の配置スペースが変化する。そのた
め、この場合も上記と同様に、ブレーキ装置1(モータ
10の給電部25)がタイヤホイール内に収容される他
の部品と干渉しないようモータ10(ハウジング11)
をブレーキキャリパ2に対して60°毎の所定角度に回
転させた位置で取り付けて対応する。
【0027】つまり、本実施形態のブレーキ装置1は、
ブレーキキャリパ2に対するモータ10(ハウジング1
1)の取付位置を適宜変更するだけで、様々な取付スペ
ースに容易に対応できるようになっている。
【0028】上記したように、本実施形態の車両用ディ
スクブレーキ装置1は、以下のような特徴がある。 (1)本実施形態の駆動モータ10は、ブレーキキャリ
パ2に対して所定角度(60°)回転した位置でそれぞ
れ固定可能に構成されている。このようなブレーキ装置
1が収容されるタイヤホイール内は、車軸やその軸受、
サスペンション装置の一部などが収容されるため、該ブ
レーキ装置1の配置スペースは狭い。しかも、車種毎に
車軸やその軸受、サスペンション装置などの構成が異な
るため、タイヤホイール内のブレーキ装置1の配置スペ
ースが車種毎で変化するとともに、ブレーキディスク3
に対するブレーキ装置1の配置する位置によっても、タ
イヤホイール内のブレーキ装置1の配置スペースが変化
する。そこで、本実施形態では、それぞれの配置スペー
スに応じてブレーキ装置1の中でも大きな部分を占める
駆動モータ10をブレーキキャリパ2に対して所定角度
回転した位置で固定することで、タイヤホイール内に収
容される他の部品との干渉を避けることができる。つま
り、駆動モータ10をブレーキキャリパ2に対して所定
角度回転した位置でそれぞれ固定可能としたことで、ブ
レーキ装置1の取り付けの自由度を向上することがで
き、様々な配置スペースに容易に対応することができ
る。
【0029】しかも、本実施形態では、駆動モータ10
をブレーキキャリパ2に対して所定角度回転した位置で
それぞれ固定可能としたことで、給電部25の取り出す
方向(延びる方向)を最適に設定することができる。
【0030】又、ブレーキ装置1は左右の各車輪に対し
て対称に構成されるのが一般的であるが、駆動モータ1
0をブレーキキャリパ2に対して所定角度回転した位置
でそれぞれ固定可能としたことで、左用及び右用のブレ
ーキ装置1の外観形状を容易に対称形状とすることがで
きる。
【0031】(2)本実施形態では、駆動モータ10と
ブレーキキャリパ2との固定部位は、同心円状に等間隔
(60°等間隔)に複数箇所(6箇所)設けられる。そ
のため、固定部位によりブレーキキャリパ2に対する駆
動モータ10の位置決めを容易に行うことができる。
【0032】(3)本実施形態の駆動モータ10は、ブ
レーキキャリパ2に対して固定ボルト30により固定さ
れる。そのため、固定ボルト30によりブレーキキャリ
パ2に対して駆動モータ10を着脱自在に固定すること
ができる。
【0033】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記実施形態では、モータ10側からブレーキキャリ
パ2に固定ボルト30を螺入して駆動モータ10を固定
するようにしたが、モータ10とブレーキキャリパ2と
を固定する形態はこれに限定されるものではない。例え
ば、ブレーキキャリパ2側からモータ10に固定ボルト
30を螺入して駆動モータ10を固定するようにしても
よい。又、固定ボルト30とナットを用いて駆動モータ
10を固定するようにしてもよい。又、固定ボルト30
をブレーキキャリパ2に一体に設け、ナットで駆動モー
タ10を固定するようにしてもよい。又、固定ボルト3
0等の締付部材の他の固定手段を用いて駆動モータ10
を固定するようにしてもよい。
【0034】○上記実施形態では、駆動モータ10とブ
レーキキャリパ2との固定部位を60°等間隔に6箇所
もうけたが、固定部位の数はこれに限定されるものでは
ない。
【0035】○上記実施形態では、駆動モータ10全体
をブレーキキャリパ2に対して所定角度回転した位置で
固定可能に構成したが、図5に示すように、固定ネジ3
1を用いたハウジング11とエンドフレーム12との固
定部位を、同心円状に等間隔(60°等間隔)に複数箇
所(6箇所)設け、タイヤホイール内に収容される他の
部品と干渉し易い給電部25が一体に設けられるエンド
フレーム12をハウジング11に対して所定角度回転し
た位置で固定可能に構成し、該給電部25がタイヤホイ
ール内の他の部品と干渉することを防止するようにして
もよい。又、給電部25をエンドフレーム12に対して
所定角度回転した位置で固定可能に構成してもよい。こ
のようにしても、上記実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0036】○上記実施形態のブレーキ装置1の構成は
これに限定されるものでなく、構成を適宜変更してもよ
い。例えば、駆動モータ10のハウジング11は円筒形
であったが、これ以外の形状であってもよい。又、ハウ
ジング11の外周面に他の部材が取着されていてもよ
い。又、給電部25をエンドフレーム12側から延びる
ように設けたが、ハウジング11の外周面から延びるよ
うに設けてもよい。又、駆動モータ10の内部構成を適
宜変更してもよい。又、ブレーキキャリパ2などからな
るブレーキ部の構成を適宜変更してもよい。
【0037】上記各実施形態から把握できる技術的思想
を以下に記載する。 (イ)請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ディ
スクブレーキ装置において、前記駆動モータを、前記ブ
レーキ部に対して60°回転した位置でそれぞれ固定可
能としたことを特徴とする車両用ディスクブレーキ装
置。
【0038】(ロ)請求項5に記載の車両用ディスクブ
レーキ装置において、前記駆動モータの所定部位と前記
ブレーキ部に固定される側の該モータの他部位との固定
部位は、同心円状に等間隔に複数箇所設けられているこ
とを特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
【0039】(ハ)請求項5又は上記(ロ)に記載の車
両用ディスクブレーキ装置において、前記駆動モータの
所定部位は、前記ブレーキ部に固定される側の該モータ
の他部位に対して締付部材を用いて固定されていること
を特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
【0040】(ニ)請求項5、上記(ロ),(ハ)のい
ずれか1項に記載の車両用ディスクブレーキ装置におい
て、前記駆動モータの所定部位を、前記ブレーキ部に固
定される側の該モータの他部位に対して60°回転した
位置でそれぞれ固定可能としたことを特徴とする車両用
ディスクブレーキ装置。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
取り付けの自由度を向上して、様々な取付スペースに容
易に対応することができる車両用ディスクブレーキ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の車両用ディスクブレーキ装置を
示す断面図である。
【図2】 ブレーキ装置の取付状態を説明するための説
明図である。
【図3】 ブレーキ装置の取付状態を説明するための説
明図である。
【図4】 ブレーキ装置の取付状態を説明するための説
明図である。
【図5】 別例のブレーキ装置を説明するための説明図
である。
【符号の説明】 2…ブレーキ部を構成するブレーキキャリパ、3…ブレ
ーキディスク、4,5…ブレーキパッド、10…駆動モ
ータ、11…駆動モータの他部位としてのハウジング、
12…駆動モータの所定部位としてのエンドフレーム、
25…駆動モータの所定部位としての給電部、30…締
付部材としての固定ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 雄太 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 3J058 AA43 AA48 AA53 AA58 AA78 AA87 BA67 CC15 CC62 DD02 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸とともに回転するブレーキディスク
    に対してブレーキパッドを接離させて制動力を発生させ
    る車両用ディスクブレーキ装置であって、 前記ブレーキディスクの所定位置に配置され、前記ブレ
    ーキパッドを備えるブレーキ部と、 前記ブレーキ部に固定され、その駆動により前記ブレー
    キパッドを前記ブレーキディスクに対して接離させる駆
    動モータとを備え、 前記駆動モータを、前記ブレーキ部に対して所定角度回
    転した位置でそれぞれ固定可能としたことを特徴とする
    車両用ディスクブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ディスクブレー
    キ装置において、 前記駆動モータと前記ブレーキ部との固定部位は、同心
    円状に等間隔に複数箇所設けられていることを特徴とす
    る車両用ディスクブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用ディスク
    ブレーキ装置において、 前記駆動モータは、前記ブレーキ部に対して締付部材を
    用いて固定されていることを特徴とする車両用ディスク
    ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両用ディスクブレーキ装置において、 前記駆動モータは、その軸方向が前記ブレーキパッドの
    接離する方向に沿うように配設されていることを特徴と
    する車両用ディスクブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 車軸とともに回転するブレーキディスク
    に対してブレーキパッドを接離させて制動力を発生させ
    る車両用ディスクブレーキ装置であって、 前記ブレーキディスクの所定位置に配置され、前記ブレ
    ーキパッドを備えるブレーキ部と、 前記ブレーキ部に固定され、その駆動により前記ブレー
    キパッドを前記ブレーキディスクに対して接離させる駆
    動モータとを備え、 前記駆動モータの所定部位を、前記ブレーキ部に固定さ
    れる側の該モータの他部位に対して所定角度回転した位
    置でそれぞれ固定可能としたことを特徴とする車両用デ
    ィスクブレーキ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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