JP2003060282A - サブマウント材 - Google Patents

サブマウント材

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JP2003060282A
JP2003060282A JP2001249457A JP2001249457A JP2003060282A JP 2003060282 A JP2003060282 A JP 2003060282A JP 2001249457 A JP2001249457 A JP 2001249457A JP 2001249457 A JP2001249457 A JP 2001249457A JP 2003060282 A JP2003060282 A JP 2003060282A
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Takao Shirai
隆雄 白井
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器への組付けや取外しが容易であり、組
立工程や使用中に熱衝撃が作用した場合においても金属
回路層の剥離が少なく、放熱性,耐久性および信頼性に
優れたサブマウント材を提供する。 【解決手段】窒化けい素基板2aと、窒化けい素基板2
aの表面に接合した金属回路板11と、窒化けい素基板
2aの裏面に接合した裏金属板12とを具備し、金属回
路板11上にレーザダイオード6を搭載するサブマウン
ト材4aにおいて、裏金属板12の面積が窒化けい素基
板2aの面積よりも大きいことを特徴とするサブマウン
ト材4aである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザダイオード等
を保持搭載するためのサブマウント材に係り、特に金属
回路層の剥離が少なく耐久性および放熱性に優れたサブ
マウント材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光信号を面受光し電気信号と
して外部回路に供給するために、セラミックス基板と金
属回路層とから成るサブマウント材にフォトダイオード
を搭載し、フォトダイオードからの電気信号を金属回路
層を介して外部回路に供給する光素子としてフォトダイ
オード・サブアセンブリが広く用いられている。また、
フォトダイオードの代りに面発光するレーザダイオード
を用いたレーザダイオード発光素子も、家電製品や電子
機器の表示用部品として広く使用されている。
【0003】図6はレーザダイオード発光素子の一構成
例を示す断面図である。図においてレーザダイオード発
光素子1は、厚さ(t)が1.5mm程度のセラミック
ス基板2と、その表面に、例えばスパッタリング法によ
って形成された金属回路層3とから成るサブマウント材
4に半田層5を介してレーザダイオード6を一体に接合
して構成されている。レーザダイオード6と、金属回路
層3と、図示しない外部回路とは、それぞれ図示しない
ボンディングワイヤ等によって電気的に接続されてい
る。また、レーザダイオード6で発生した熱をサブマウ
ント材4を経由して系外に放出するために、サブマウン
ト材4の下部には、熱伝導性が良好な銅(Cu)等で形
成されたヒートシンク7が一体に接合されている。
【0004】従来、上記レーザダイオード6用のサブマ
ウント材4としては、板状のSi板表面に酸化膜(Si
膜)を形成した基板表面にスパッタリング法などの
薄膜形成技術を利用して金属回路層を形成したサブマウ
ント材が広く用いられている。さらに金属回路層とレー
ザダイオードとの間の導通性や密着性またはボンディン
グ性を良好にするために金属回路層表面に金(Au)め
っき層を形成したり、さらにAuめっき層の上面にAu
−Sn合金またはPb−Sn合金から成る半田層を形成
する場合もある。近年、ダイオードの出力増加に対応
し、より高い放熱特性を実現するために、サブマウント
材を構成するセラミックス基板として高熱伝導性を有す
る窒化アルミニウム(AlN)基板も多用化されるに至
っている。
【0005】上記のようなサブマウント材上にレーザダ
イオード素子を搭載した発光素子基板を電子機器に組み
込む際には、発光素子基板の裏面を、Pb−Sn合金や
Au−Sn合金から成る半田を用いてろう付けしたり、
樹脂接着剤によって接着して固定する方法が採用されて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
半田や樹脂を介して接合固定する方法では、半田および
樹脂の熱抵抗値が大きいため、放熱性が低下してしまう
問題点がある一方、接合操作が煩雑であるため、組込み
作業や脱着作業に手間が掛かる難点がある。さらに半田
付け方式においては、高温度での接合となる場合が多
く、サブマウント材上の素子に熱による損傷をもたらし
易いという問題点もあった。特に、近年になって環境に
与える影響がクローズアップされており、人体や環境に
対して悪影響を及ぼすPb成分を含有する半田材料や樹
脂材料を使用することを控える方策も模索されている。
【0007】また、上記従来例のようにセラミックス基
板として窒化アルミニウム(AlN)基板を用い、さら
にスパッタリング法を利用して金属回路層を形成した従
来のサブマウント材においては、金属回路層の接着強度
が低いため、光電素子の組立工程や使用中に繰り返して
作用する熱によって金属回路層が剥離し易い難点があ
り、光電素子の耐久性および信頼性が低いという問題点
があった。
【0008】また、従来のサブマウント材を構成するセ
ラミックス基板の厚さについては、何ら考慮がなされて
いなかったため、熱伝導率が高いAlN基板を使用した
場合においても熱抵抗が大きくなり、放熱性が不十分で
あるという問題点もあった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、特に電子機器への組付けや取外しが容
易であり、組立工程や使用中に熱衝撃が作用した場合に
おいても金属回路層の剥離が少なく、放熱性,耐久性お
よび信頼性に優れたサブマウント材を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明者らは種々の寸法,熱伝導率および表面粗さを有
する窒化けい素基板の表裏面に種々の金属回路板および
裏金属板を接合してサブマウント材を調製し、各サブマ
ウント材の仕様が、組付け性、耐熱衝撃性,耐剥離性等
に及ぼす影響を比較検討した。その結果、特にサブマウ
ント材を構成する窒化けい素基板と裏金属板との面積関
係を一定の範囲に調整したり、金属回路板と裏金属板と
の体積比または窒化けい素基板の表面粗さを一定の範囲
に規定したときに、サブマウント材の放熱性を改善でき
る上に、金属回路板および裏金属板の剥離を効果的に防
止でき、優れた放熱性および耐久性を有するサブマウン
ト材が初めて得られるという知見を得た。本発明は上記
知見に基づいて完成されたものである。
【0011】すなわち、本発明に係るサブマウント材
は、窒化けい素基板と、窒化けい素基板の表面に接合し
た金属回路板と、上記窒化けい素基板の裏面に接合した
裏金属板とを具備し、上記金属回路板上にレーザダイオ
ードを搭載するためのサブマウント材において、上記裏
金属板の面積が窒化けい素基板の面積よりも大きいこと
を特徴とする。
【0012】また、上記サブマウント材において、前記
裏金属板の外周縁の少なくとも一部が、窒化けい素基板
の外周縁より2.5mm以上の幅で張り出していること
が好ましい。さらに、上記サブマウント材において、前
記裏金属板の張出し部に、固定ねじを挿通するための取
付孔が穿設されていることが好ましい。
【0013】また、上記サブマウント材において、前記
金属回路板の体積をVaとする一方、前記裏金属の体積
をVbとした場合に、Vb/Va比が5以上であること
が好ましい。さらに、前記窒化けい素基板の表面粗さが
算術平均粗さ(Ra)基準で0.1〜0.5μmである
ことが好ましい。また、前記窒化けい素基板の板厚が
0.8mm以下であることが好ましく、さらに、前記窒
化けい素基板の縦および横の長さがそれぞれ1mm以上
であることが好ましい。また、前記裏金属板の窒化けい
素基板との接合端部に溝を形成することも可能である。
【0014】本発明に係るサブマウント材を構成する窒
化けい素基板としては、特に大容量で高出力のレーザダ
イオード素子を搭載するために、耐熱衝撃特性、放熱性
および構造強度が優れ、金属板と接合した場合に高い接
合強度が得られるような窒化けい素焼結体から成る窒化
けい素基板を使用することが好ましい。
【0015】具体的には、本出願人に係る先行出願であ
る特開2000−34172号公報に記載されているよ
うな、70W/m・K以上の高熱伝導性を有し、粒界相
の少なくとも一部を結晶化させた窒化けい素焼結体から
成る窒化けい素基板を使用することが好適である。
【0016】上記窒化けい素焼結体は、希土類元素を酸
化物に換算して2.0〜17.5重量%、Mgを酸化物
に換算して0.3〜3.0重量%、不純物陽イオン元素
としてのAl,Li,Na,K,Fe,Ba,Mn,B
を合計で0.3重量%以下含有し、窒化けい素結晶およ
び粒界相から成るとともに粒界相中における結晶化合物
相の粒界相全体に対する割合が20%以上であることを
特徴とする高熱伝導性窒化けい素焼結体である。このよ
うな窒化けい素焼結体は熱伝導率が70W/m・K以上
と高いだけでなく、三点曲げ強度(室温)も600MP
a以上と優れている。
【0017】また、上記高熱伝導性窒化けい素焼結体
は、例えば下記の製造方法によって製造される。
【0018】すなわち、酸素を1.7重量%以下、不純
物陽イオン元素としてのAl,Li,Na,K,Fe,
Ba,Mn,Bを合計で0.3重量%以下、α相型窒化
けい素を90重量%以上含有し、平均粒径1.0μm以
下の窒化けい素粉末に、希土類元素を酸化物に換算して
2.0〜17.5重量%、Mgを酸化物に換算して0.
3〜3.0重量%添加した原料混合体を成形して成形体
を調製し、得られた成形体を脱脂後、温度1700〜1
900℃で焼結し、上記焼結温度から、上記希土類元素
およびMgOにより焼結時に形成された液相が凝固する
温度までに至る焼結体の冷却速度を毎時100℃以下に
して徐冷することにより製造できる。
【0019】上記高熱伝導性窒化けい素焼結体から成る
窒化けい素基板の表裏面に一体に接合される金属回路板
および裏金属板の構成材としては、主として通電容量、
電気抵抗(導電性)、放熱性の観点から、銅(Cu)、
アルミニウム(Al)が好ましい。
【0020】また、上記窒化けい素基板と金属回路板ま
たは裏金属板との接合方法は、特に限定されるものでは
ないが、サブマウント材におけるダイオードチップの保
持性や熱抵抗の観点から厚さ0.2mm以上の厚い金属
板が接合される場合が多いことを考慮して、その場合で
も高い接合強度が得られる活性金属法や直接接合法(D
BC法)によって接合することが好ましい。
【0021】ここで上記活性金属法は、Ti,Zr,H
fなどの活性金属を含有するAg−Cu系ろう材を介し
て金属板とセラミックス基板とを一体に接合する方法で
あり、上記直接接合法は、金属板とセラミックス基板と
を接触させた状態で加熱したときに生成する金属板成分
と酸素や基板成分との共晶化合物によって両部材を直接
的に接合する方法である。また、直接接合法の場合、必
要に応じセラミックス基板上に酸化膜を設けた後に金属
板を接触させて一体に接合する方法もある。
【0022】本発明におけるサブマウント材において
は、裏金属板の面積が窒化けい素基板の面積よりも大き
く構成されているため、裏金属板を介した伝熱面積が大
きくなり、また所定の接合強度を得るために必要な半田
や樹脂接着剤の使用量が減少するため、放熱性が大幅に
改善される。また裏金属板を電子機器に接合した際に変
形が生じた場合においても、その変形に基づく応力は、
広面積を有する裏金属板内において吸収されるため、そ
の応力が窒化けい素基板や金属回路板に及ぶことが少な
く、耐久性に優れたサブマウント材が得られる。
【0023】また窒化けい素基板に厚い裏金属板や金属
回路板を接合した場合には、窒化けい素基板に大きな応
力が作用するが、窒化アルミニウム(AlN)などの脆
弱なセラミックスと比較して構造強度が高い窒化けい素
基板を用いているため、応力によって破損することは少
ない。
【0024】また本発明の好ましい態様において、前記
裏金属板の外周縁の少なくとも一部が、窒化けい素基板
の外周縁より2.5mm以上の幅で張り出すように構成
することにより、前記放熱性の改善効果、変形応力の吸
収効果、耐久性の改善効果を、より確実にすることがで
きる上に、後述するようにねじ止め用の取付孔を設ける
ことが可能になり、サブマウント材の取付構造を抜本的
に改善することが可能になる。
【0025】上記裏金属板の窒化けい素基板からの張出
し量が5mmを超えても、上記改善効果のさらなる増加
は期待できない上に、実装スペースの確保が困難になる
ので、上記張出し幅は2.5〜5mmの範囲が好まし
い。さらに好ましい範囲は3〜4mmである。
【0026】さらに本発明の好ましい態様において、前
記裏金属板の張出し部に、固定ねじを挿通するための取
付孔を穿設することにより、熱抵抗が高い半田や樹脂接
着剤を使用せずにサブマウント材をビス等の固定ねじを
使用して容易迅速に電子機器等に直接に組付け固定する
ことが可能になる。しかも取外しも極めて容易になる。
また、半田や樹脂を使用しないため、サブマウント材の
熱抵抗を小さくでき、特に放熱性を必要とする高出力の
レーザダイオード素子を搭載するサブマウント材として
好適である。
【0027】なお、取付孔は、単なる貫通孔であっても
よいし、ねじ溝を設けた態様など特に限定されるもので
はない。そのため、本発明のサブマウント材を固定する
際のねじの固定方法は、ねじのみで固定する方法やボル
トとナットで固定する方法に限らず、固定ピンを取付孔
に挿入後、上記ピンの先端を折り曲げたり半田付け等に
より固定する方法など特に限定されるものではない。
【0028】本発明の好ましい態様において、前記金属
回路板の体積をVaとする一方、前記裏金属板の体積を
Vbとした場合に、Vb/Va比を5以上に規定するこ
とにより、裏金属板がヒートシンクとしての放熱機能を
備えることになり、サブマウント材における放熱性が大
幅に改善される。
【0029】なお、通常のセラミックス基板の表裏面に
体積差が5倍以上も異なる金属板を接合した場合には、
セラミックス基板の表裏面において大きな熱膨張差を生
じ基板に割れ等が発生し易いが、上記態様のように強靭
性で高強度を有する窒化けい素(Si)基板を使
用しているため、熱膨張差に起因する疲労剥離や割れの
発生の問題は少ない。
【0030】また本発明のサブマウント材を構成するセ
ラミックス基板の表面粗さを算術平均粗さ(Ra)基準
で0.1〜0.5μmの範囲に規定することにより、金
属回路板および裏金属板の接合強度を適度なアンカー効
果によって向上させることができ、結果として、ダイオ
ードチップをサブマウント材に半田接合する際に過大な
熱衝撃が作用した場合においても、金属回路板等の窒化
けい素基板からの剥離を効果的に防止することができ
る。
【0031】また、サブマウント材の放熱性を確保する
ためにサブマウント材を構成する窒化けい素基板の熱伝
導率Kは70W/m・K以上、さらに好ましくは90W
/m・K以上にすることが望ましい。
【0032】なお、前述の本出願人による先行出願であ
る特開2000−34172号公報に開示している高熱
伝導性窒化けい素焼結体は、上記のように規定した高熱
伝導性を満足するとともに、焼結したままの状態での表
面粗さ(Ra)が0.4μm以下となるため、特に本発
明で使用する窒化けい素基板の構成材として好適であ
る。言い換えれれば、本発明における窒化けい素焼結体
は、必ずしも特開2000−34172号公報に記載さ
れたものに限定されるものではないことは言うまでもな
い。
【0033】また、本発明の好ましい態様において、前
記窒化けい素基板の板厚を0.8mm以下とすることに
より、窒化けい素基板のたわみ量を増加させることが可
能になり、サブマウント材を電子機器等にねじ止め固定
して組み込む際においても、締め付け割れが発生するこ
とが少なく、製造歩留りを大幅に改善することができ
る。
【0034】さらに、前記窒化けい素基板の縦および横
の長さをそれぞれ1mm以上とすることにより、特に光
ファイバ用大容量レーザダイオード素子等を搭載するサ
ブマウント材として好適である。さらに高出力化に対応
するために、窒化けい素基板の縦横の長さはそれぞれ2
mm以上、さらには5mm以上であることが好ましい。
【0035】また、本発明の好ましい態様において、前
記裏金属板の窒化けい素基板との接合端部の溝を形成す
ることにより、裏金属板と窒化けい素基板との接合後に
おいて発生する応力が上記溝によって吸収緩和されるた
め、サブマウント材の耐久性を大幅に改善することがで
きる。特に高出力用レーザダイオード素子を搭載する場
合に有効である。なお、溝の幅は0.1〜0.5mm程
度が好ましい。0.1mm未満では溝を設ける効果が小
さく、0.5mmを超えてもそれ以上の改善が見られな
いからである。
【0036】上記構成に係るサブマウント材によれば、
裏金属板の面積が窒化けい素基板の面積よりも大きく構
成されているため、裏金属板を介した伝熱面積が大きく
なり、また、裏金属板にねじ止め用の取付孔を設けるこ
とによりサブマウント材を取り付けるために必要な半田
や樹脂接着剤の使用量(塗布厚さ)が減少するため、放
熱性が大幅に改善される。また裏金属板を電子機器に接
合した際に変形が生じた場合においても、その変形に基
づく応力は、広面積を有する裏金属板内において吸収さ
れるため、その応力が窒化けい素基板や金属回路板に及
ぶことが少なく、耐久性に優れたサブマウント材が得ら
れる。
【0037】また窒化けい素基板に厚い裏金属板や金属
回路板を接合した場合には、窒化けい素基板に大きな応
力が作用するが、窒化アルミニウム(AlN)などの脆
弱なセラミックスと比較して構造強度が高い窒化けい素
基板を用いているため、応力によって破損することは少
ない。したがって、このサブマウント材にダイオード素
子を接合することにより、信頼性に優れた光電素子を高
い製造歩留りで量産することが可能になる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について以
下に示す実施例および参考例に基づいて、より具体的に
説明する。
【0039】実施例1および参考例1〜2 熱伝導率が90W/m・Kかつ三点曲げ強度(室温)が
700MPaであり、表面粗さ(Ra)が0.3μmで
あり、縦3mm×横5mm×厚さ0.635mmの窒化
けい素(Si)基板を用意する一方、縦2.5m
m×横4.5mm×厚さ0.5mmの銅(Cu)回路板
(金属回路板)と縦3.5mm×横11mm×厚さ0.
5mmの裏銅板(裏金属板)とを用意した。
【0040】一方、活性金属としてのTiを含有し、重
量比率で70%Ag−27%Cu−3%Tiなる組成を
有するろう材を上記Si基板の両面に厚さ25μ
mで塗布した後に、上記銅回路板および裏銅板を接触配
置した状態で1.33×10 −4Pa以下の真空中で温
度850℃で10分間保持し接合体とした。さらに裏銅
板の張出し部に2個の取付孔を穿設し、さらに銅回路板
に回路形成した後にレーザダイオードチップを半田接合
して実施例1に係るサブマウント材を調製した。
【0041】この実施例1に係るサブマウント材4aは
図1および図2に示す通り、Si基板2aの表面
側に金属回路板11としての銅回路板が接合される一
方、裏面側には裏金属板12としての裏銅板が一体に接
合され、回路形成された銅回路板11の所定位置にレー
ザダイオード(LD)素子6が半田接合され、裏銅板1
2の張出し部(2箇所)に固定ねじを挿通するための取
付孔13が穿設された構造を有する。上記実施例1にお
いて張出し部の幅Wは3mmである。
【0042】一方、固定ねじを挿通するための取付孔を
穿設しない点以外は実施例1と同様に処理して参考例に
係るサブマウント材を調製した。そして実施例1に係る
サブマウント材4aの取付孔13に固定ねじを挿通締着
してサブマウント材4aを放熱板上に直接的に固定し
た。一方、参考例のサブマウント材をPb−Sn半田を
介して放熱板上に固定して参考例1に係る接合構造とし
た。また参考例のサブマウント材について、エポキシ系
樹脂接着剤を介して放熱板上に固定して参考例2に係る
接合構造とした。なお、参考例1のPb−Sn半田層お
よび参考例2の樹脂接着剤層の厚さはいずれも0.2m
mに統一した。
【0043】そして、各接合構造としたサブマウント材
の銅回路板表面と放熱板表面との間の熱抵抗を測定し
た。その結果、サブマウント材を固定ねじによって直接
放熱板上に固定した実施例1に係るサブマウント材の熱
抵抗値を基準(100%)として、半田接合による参考
例1では平均熱抵抗値が122%であった一方、樹脂接
着とした参考例2においては平均153%であった。
【0044】このように、熱抵抗値が高い半田や樹脂を
使用せず、ねじ止めにより直接放熱板に固定した実施例
1に係るサブマウント材4aにおいては、熱抵抗値を大
幅に低下させることが可能であり、特に高出力のLD素
子を搭載するサブマウント材として好適であることが判
明した。
【0045】なお、上記実施例では長方形状の窒化けい
素基板および金属板を使用した例で示しているが、図3
に示すように実質的に正方形状の窒化けい素基板2bお
よび裏金属板12bを用いて構成してもよい。
【0046】また、上記実施例においては、長方形状の
裏金属板12に断面が円形の取付孔13を穿設した例で
示しているが、図4(a),(b)に示すように、一端
を開口した切欠穴状の取付孔13aを形成した裏金属板
12b,12cを使用することにより、放熱板に設けた
ねじ穴との誤差を吸収することが可能になる。さらに図
4(b),(c)に示すように、4つの角部を曲線状に
形成した裏金属板12c,12dを使用することによ
り、歪みの発生が少ないサブマウント材が得られる。
【0047】実施例2〜6および比較例1 実施例1に係るサブマウント材において、裏金属板(裏
銅板)の寸法、すなわち張出し部の幅を表1に示す値と
なるようにそれぞれ調整して実施例2〜6に係るサブマ
ウント材を調製した。そして、各サブマウント材の耐久
性および信頼性を評価するために下記のような熱衝撃試
験(ヒートサイクル試験:TCT)を実施しSi
基板にクラックが発生する割合を測定した。
【0048】上記ヒートサイクル試験は、−40℃で3
0分間保持した後に昇温し室温(25℃)で10分間保
持し、次に加熱して125℃で30分間保持した後に室
温まで戻して10分間保持するまでを1サイクルとする
昇温−降温サイクルを1000サイクル繰り返し、10
00サイクル終了後においてクラックが発生した割合を
測定した。ヒートサイクル試験では各実施例に係るサブ
マウント材を100個用意してクラックが発生したもの
の割合を調査した。また、「ねじ止め固定時における裏
金属板の剥離率(%)」の測定として、各実施例に係る
サブマウント材を各1000個以上用意し、ねじ止めす
る際に裏金属板が剥離する割合を調査した。
【0049】比較例1として窒化けい素基板を窒化アル
ミニウム基板(熱伝導率160W/m・K、三点曲げ強
度(室温)300MPa)に代えた以外は実施例3と同
一形状のサブマウント材を用意し、同様の測定を行っ
た。測定結果を下記表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】上記表1に示す結果から明らかなように、
Si基板に対する裏金属板の張出し部の幅が1m
mと狭い実施例2に係るサブマウント材においては、ね
じ止めによる裏金属板の変形に起因する応力が十分に緩
和されないため、クラックが発生し易いことが判明し
た。
【0052】また、実施例3〜6においてTCT試験後
における窒化けい素基板の割れの発生量が、いずれもゼ
ロとなることから、Si基板に対する裏金属板の
張出し幅Wは2.5mm以上であることが好ましいこと
が判明した。また裏金属板の張出し部の幅Wが5.0以
上とした実施例4〜6において、裏金属板の剥離率の低
減効果はほぼ飽和することが明らかである。したがっ
て、サブマウント材の実装スペースをも考慮した場合に
は、裏金属板の張出し部の幅Wは、2.5〜5mmの範
囲が最も好ましい形態であると言える。
【0053】一方、比較例1のAlN基板を用いたサブ
マウント材において、「ねじ止め固定時における裏金属
板の剥離率」は7%程度であったが、「TCT試験後の
クラックの発生率」は50%以上となっていた。これは
強度の弱いAlN基板では1000サイクルという厳し
いTCT試験条件においては十分な信頼性が得られない
ことを示すものである。
【0054】実施例7〜11および参考例3〜5 実施例1に係るサブマウント材において、Si
板の厚さ,熱伝導率,金属回路板および裏金属板の材
質,厚さ,体積(Va,Vb),Vb/Va比,金属板
の接合方法を表2に示すように変化させた以外は実施例
1と同様に処理して各実施例および参考例に係るサブマ
ウント材を調製した。なお、各Si基板の三点曲
げ強度は室温で600MPa以上のものを使用した。
【0055】なお、活性金属法を用いた接合処理では、
活性金属としてTiを含有し、重量比で70%Ag−2
7%Cu−3%Tiなる組成を有するAg−Cu系ろう
材をSi基板の両面に厚さ25μm塗布した後に
金属回路板または裏金属板を接触配置した後に、真空中
で温度850℃で10分間保持して接合した。
【0056】一方、直接接合法を用いた接合処理では、
予めSi基板を大気中で加熱することにより表面
に厚さ1μmの酸化被膜(SiO被膜)を設け、しか
る後に、Si基板に金属回路板および裏金属板を
押圧した状態で温度1070℃で10分間加熱すること
により接合した。
【0057】調製した各サブマウント材について実施例
2〜6と同一条件でヒートサイクル試験(TCT)を実
施し、TCT試験後における金属回路板の剥離の発生率
を測定した。測定結果を下記表2に示す。
【0058】
【表2】
【0059】上記表2に示す結果から明らかなように、
サブマウント材を構成する金属回路板の体積Vaに対す
る裏金属板の体積Vbの比(Vb/Va)を所定の範囲
に調整した実施例7〜11に係るサブマウント材におい
ては、金属回路板の剥離率が0%であり、熱衝撃が作用
した場合においても、金属回路板がSi基板から
剥離することが効果的に防止でき、優れた耐熱衝撃性を
有することが確認できた。また、金属回路板に対する裏
金属板の体積比(Vb/Va)は5〜10の範囲が好ま
しいことが判明した。
【0060】一方、参考例3に係るサブマウント材のよ
うに、Si基板の厚さが0.8mmを超えるよう
に厚い場合には、Si基板の強度が高いことか
ら、たわみ量が小さくなり、金属回路板とSi
板との熱膨張差が顕著となるために、金属回路板の剥離
が発生することが確認できた。
【0061】また、参考例4のようにVb/Va比を2
0と大きくしても、それ以上の剥離防止効果は得られな
い。また、参考例5のように、熱伝導率が低いSi
基板を用いた場合では、放熱性が低下するため、金属
回路板とSi基板との熱膨張差が顕著になるた
め、金属回路板の剥離率が高くなるものと考えられる。
【0062】実施例12〜14 実施例1に係るサブマウント材において、Si
板の表面粗さ(Ra)を表3に示すように変化させた点
以外は実施例1と同様に処理して各実施例に係るサブマ
ウント材を調製した。
【0063】調製した各サブマウント材について実施例
2〜6と同一条件でヒートサイクル試験(TCT)を実
施し、TCT試験後における金属回路板の剥離の発生率
を測定し、下記表3に示す結果を得た。
【0064】
【表3】
【0065】上記表3に示す結果から明らかなように、
Si基板の表面粗さ(Ra)を0.1〜0.5μ
mの範囲に調整することにより、金属回路板の剥離を効
果的に防止でき、LD素子の信頼性を向上させることが
可能になることが確認できた。
【0066】実施例15〜19 実施例2に係るサブマウント材において、図5に示すよ
うに裏金属板12bの窒化けい素基板2aとの接合端部
に表4に示したように、幅0.02mm〜0.8mmで
深さ0.2mmの溝14をさらに形成して実施例15〜
19に係るサブマウント材4bを調製した。
【0067】このサブマウント材4bについて、実施例
2と同一条件でヒートサイクル試験(TCT)を実施
し、TCT試験後におけるSi基板2aにクラッ
クが発生する割合を測定したところ、表4に示すように
発生率は0〜6%であり、実施例2の場合と比較して耐
久性が向上することが判明した。これは接合部において
発生する変形が溝14によって緩和されるためである。
【0068】
【表4】
【0069】
【発明の効果】以上説明の通り、本発明に係るサブマウ
ント材によれば、裏金属板の面積が窒化けい素基板の面
積よりも大きく構成されているため、裏金属板を介した
伝熱面積が大きくなり、また所定の接合強度を得るため
に必要な半田や樹脂接着剤の使用量が減少するため、放
熱性が大幅に改善される。また裏金属板を電子機器に接
合した際に変形が生じた場合においても、その変形に基
づく応力は、広面積を有する裏金属板内において吸収さ
れるため、その応力が窒化けい素基板や金属回路板に及
ぶことが少なく、耐久性に優れたサブマウント材が得ら
れる。
【0070】また窒化けい素基板に厚い裏金属板や金属
回路板を接合した場合には、窒化けい素基板に大きな応
力が作用するが、窒化アルミニウム(AlN)などの脆
弱なセラミックスと比較して構造強度が高い窒化けい素
基板を用いているため、応力によって破損することは少
ない。したがって、このサブマウント材にダイオード素
子を接合することにより、信頼性に優れた光電素子を高
い製造歩留りで量産することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサブマウント材の一実施例を示す
平面図。
【図2】図1に示すサブマウント材の断面図。
【図3】窒化けい素基板および裏金属板の形状例を示す
平面図。
【図4】(a),(b),(c)はそれぞれ裏金属板お
よび取付孔の形状例を示す平面図。
【図5】裏金属板の窒化けい素基板との接合端部に溝を
形成したサブマウント材の実施例を示す断面図。
【図6】サブマウント材にダイオードを搭載した光電素
子の構成例を示す断面図。
【符号の説明】
1 レーザダイオード発光素子 2,2a,2b セラミックス基板(AlN基板,Si
基板) 3 金属回路層 4,4a,4b サブマウント材 5 半田層 6 レーザダイオード 7 ヒートシンク 8 Ti膜 9 Pt膜 10 Au膜 11 金属回路板(銅回路板) 12,12a,12b 裏金属板(裏銅板) 13,13a 取付孔 14 溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化けい素基板と、窒化けい素基板の表
    面に接合した金属回路板と、上記窒化けい素基板の裏面
    に接合した裏金属板とを具備し、上記金属回路板上にレ
    ーザダイオードを搭載するためのサブマウント材におい
    て、上記裏金属板の面積が窒化けい素基板の面積よりも
    大きいことを特徴とするサブマウント材。
  2. 【請求項2】 前記裏金属板の外周縁の少なくとも一部
    が、窒化けい素基板の外周縁より2.5mm以上の幅で
    張り出していることを特徴とする請求項1記載のサブマ
    ウント材。
  3. 【請求項3】 前記裏金属板の張出し部に、固定ねじを
    挿通するための取付孔が穿設されていることを特徴とす
    る請求項2記載のサブマウント材。
  4. 【請求項4】 前記金属回路板の体積をVaとする一
    方、前記裏金属の体積をVbとした場合に、Vb/Va
    比が5以上であることを特徴とする請求項1記載のサブ
    マウント材。
  5. 【請求項5】 前記窒化けい素基板の表面粗さが算術平
    均粗さ(Ra)基準で0.1〜0.5μmであることを
    特徴とする請求項1記載のサブマウント材。
  6. 【請求項6】 前記窒化けい素基板の板厚が0.8mm
    以下であることを特徴とする請求項1記載のサブマウン
    ト材。
  7. 【請求項7】 前記窒化けい素基板の縦および横の長さ
    がそれぞれ1mm以上であることを特徴とする請求項1
    記載のサブマウント材。
  8. 【請求項8】 前記裏金属板の窒化けい素基板との接合
    端部に溝を形成したことを特徴とする請求項1記載のサ
    ブマウント材。
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