JP2003048695A - フォークリフトの運転台ガード - Google Patents

フォークリフトの運転台ガード

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JP2003048695A
JP2003048695A JP2001236270A JP2001236270A JP2003048695A JP 2003048695 A JP2003048695 A JP 2003048695A JP 2001236270 A JP2001236270 A JP 2001236270A JP 2001236270 A JP2001236270 A JP 2001236270A JP 2003048695 A JP2003048695 A JP 2003048695A
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JP
Japan
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guard
cab
driver
operator
stand
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JP2001236270A
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English (en)
Inventor
Kazuji Kamiya
数司 神谷
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な構造や煩雑な操作を伴わずに、乗降時
の妨げとなることなく運転者を確実にガードすることが
可能な運転台ガードを提供することを課題とする。 【解決手段】 運転台ガード11は、運転台4の後部を
ガードするリヤガード部12と、運転台の左寄りの後部
及び左側の側部をガードする第1サイドガード部13
と、運転台の右側の側部をガードする第2サイドガード
部14とを備える。リヤガード部は、運転台に一体的に
固定されており、運転台の後部を部分的にガードするよ
う左寄りに配置されたガードバー15と、このガードバ
ーを支持するよう運転台に立接された支持バー16とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
運転台ガードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、特開平8−113486号公報
に開示された従来の運転台ガードを備えたフォークリフ
トの全体構成を示す。このフォークリフト31は、ラッ
ク内の荷をピッキングする作業を行うために昇降する運
転台32を備えた、いわゆるオーダーピッカー車であ
る。運転台32の左右各側部には柱33が設けられてい
る。運転台ガード34は、一対の柱33に対して上下方
向に回転可能に取り付けられていた。これにより、運転
時は図2のように運転台ガード34を下げた状態で固定
することで、運転者が運転台32から転落することを防
止し、乗降時は運転台ガード34を上方に回転させた状
態で固定しておくことで、運転者の乗降を妨げることが
ないようになっていた。また、運転台ガード34は、下
げた状態で、運転台32から後方への転落、及び左右両
側への転落を同時に防止することができる形状に形成さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の運転台ガード34は、後方及び左右両側への転
落を一度に防止することができる形状であったため、相
当な重量を有しており、この運転台ガード34を各状態
で固定するための固定装置が非常に複雑になる傾向があ
った。また、運転及び乗降を頻繁に繰り返す場合には、
上記重量物である運転台ガード34を回転させる操作も
頻繁に行う必要があり、この操作が運転者にとって煩雑
に感じられることがあった。特に、作業者は運転台の後
側又は左右いずれの側から乗降する場合にも重量物であ
る運転台ガード34全体を上下動させる必要があった。
【0004】従って、本発明は、このような従来の技術
に鑑みてなされたものであり、複雑な構造や煩雑な操作
を伴わずに、乗降時の妨げとなることなく運転者を確実
にガードすることが可能な運転台ガードを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、昇降可能な運転台を備えたフォークリフ
トの運転台ガードであって、前記運転台の後部に固定さ
れたリヤガード部と、該リヤガード部とは別体に設けら
れ、前記運転台の両側に配置されたサイドガード部とか
らなる。前記リヤガード部は、前記運転台の後部を部分
的にガードするよう該運転台の左右一方寄りに配置され
たガードバーと、このガードバーを支持するよう前記運
転台に立接された支持バーとを備えていると好適であ
る。また、好適には、前記リヤガード部は、曲げ加工に
より前記ガードバーと前記支持バーとを備えるように形
成されている。さらに、サイドガード部は、前記運転台
の左右他方寄りの後部及び左右他方側の側部をガードす
るよう回転可能に設けられた第1サイドガード部と、該
運転台の左右一方側の側部をガードするよう回転可能に
設けられた第2サイドガード部とを備えていると好適で
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係
る運転台ガードを備えたフォークリフトの斜視図であ
る。オダーピッカー型のフォークリフト1は、マスト装
置2を挟んだ前部に機能品室3を備え、後部に運転台4
を備える。機能品室3のなかには、フォークリフト1を
走行させるための機能品や、運転台4をマストに沿って
昇降させるための機能品などが収容されている。運転台
4の前部には、前方視界を確保しながら運転者の前方を
ガードするネット5と、フォークリフト1の走行操作や
運転台の昇降操作を行うためのインストルメントパネル
6とが設けられている。また、運転台4の上部には、運
転者の上方をガードするためのヘッドガード7が設けら
れている。また、運転台4の後部には、左右一対のフォ
ーク8が設けられている。さらに、運転台4には、本実
施の形態に係る運転台ガード11が設けられている。
【0007】この運転台ガード11は、リヤガード部1
2と、2つのサイドガード部13,14とを備えてい
る。リヤガード部12は、曲げ加工により上部が平らな
ほぼクエスチョンマーク状に形成された棒状部材であ
る。したがって、製作においては溶接などの接続工程を
省略することができる。また、リヤガード部12は、運
転台4の後部を部分的にすなわち後部右側部分をガード
するように、運転台4の後部右寄りに配置されたガード
バー15と、ガードバー15を一体的に支持するよう運
転台4の後縁右寄りに立設された支持バー16とからな
る。ガードバー15及び支持バー16からなるリヤガー
ド部12は、運転台4に対し一体的に固定されている。
一方、サイドガード部13及び14はリヤガード部12
と別体で運転台4の両側に配置されており、それぞれ、
単独で上下に回転可能に設けられており、図示しない固
定装置によって好適な回転位置で固定されるようになっ
ている。第1のサイドガード部13は、曲げ加工により
平面がほぼL字状に形成された棒状部材であり、降ろし
た状態で運転台4の左側側部と、ガードバー15による
ガードのない運転台4の左寄りの後部とをガードする。
また、第2のサイドガード部14は、直線的に延長する
棒状部材であり、降ろした状態で運転台4の右側側部を
ガードする。なお、サイドガード部13及び14に関
し、上げた状態をそれぞれ符号13’及び14’により
示す。
【0008】以上のように構成されたフォークリフトに
おいては、まず、運転者がフォークリフトに乗降する場
合、第1のサイドガード部13を上方に回転させて運転
台4の左側の側部と後部左側部分とを開放する。これに
より、運転者は開放された部分から運転台4へと乗り込
むことができる。このとき、第1のサイドガード部13
の開放部は、運転台4の左側側面及び後面左側部分のほ
ぼ一面半なので、乗降用に運転台4の一面だけが開放さ
れる場合に比べ、乗降がしやすくなっている。さらに、
後部をガードするリヤガード部12は運転台4に固定さ
れ、このリヤガード部12以外の箇所で乗降を行うた
め、乗降時に動かす必要があるガード部分は第1のサイ
ドガード部13だけでよく従来に比べ約半分の重量物で
済む。したがって、上述したような乗降の良好性を確保
しながら、乗降時のガード部分の回転操作において運転
者に要求される労力は従来に比べて低減され、回転操作
を煩わしく感じることも少なく、さらに、回転するガー
ド部分を支える固定装置も重量低減に起因して簡単な構
造とすることができる。
【0009】開放部より運転台4へ乗り込んだら、運転
者は第1のサイドガード部13を下方に回転させ、サイ
ドガード部13及び14とリヤガード部12とにより、
運転台4の左右両側部及び後部のガードを確保する。こ
れにより、乗降時の妨げとなることなく運転者を確実に
ガードすることができる。また、オーダーピッカー車に
おいては、運転者が運転台4からフォーク8に載せた図
示しないパレット上へと乗り移りそこで作業をしたり、
あるいは、運転台4にいる運転者がパレットに積み込ん
だ荷に手を伸ばして作業を行う必要が生じる場合があ
る。このような作業においても、本実施の形態の運転台
ガードでは、リヤガード部12がほぼクエスチョンマー
ク状に湾曲しており且つ運転台4の左右一方寄りに配置
されているため、リヤガード部が上述した作業を阻害す
ることがない。さらに、万が一、運転者が乗車時に上げ
たサイドガード部13を下ろし忘れたとしても、本実施
の形態では、リヤガード部12のガードバー15が常に
運転台4に対して固定されているため、運転者を好適に
ガードすることが可能となっている。
【0010】以上説明してきた本発明は、上述した実施
の形態に限定されるものではなく、様々に改変すること
が可能である。例えば、左右のサイドガード部は、上記
実施の形態のように左右が単独で回転するものに限定さ
れず、左右が連動して回転するようなものでもよい。ま
た、リヤガード部は曲げ加工で製作されることには限定
されず、例えば溶接加工により製作されるものでもよ
い。さらに、リヤガード部の形状は、上記のようなほぼ
クエスチョンマーク状に限らず、例えばT字状でもよ
い。また、サイドガード部及びリヤガード部の構成や作
用が、上述した実施の形態と左右が逆となる態様でもよ
い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の運転台ガードによれば、運転台の後部のみに固
定のリヤガード部を備えるので、複雑な構造や煩雑な操
作を伴わずに、乗降時の妨げとなることなく運転者を確
実にガードすることが可能となる。請求項2に記載の運
転台ガードによれば、リヤガード部が左右の一方側に片
寄って配置されているので、乗降用の開放部を好適に確
保することができる。請求項3に記載の運転台ガードに
よれば、曲げ加工により容易に製作することができる。
請求項4に記載の運転台ガードによれば、乗降用の開放
部を好適に確保することが可能でありながら、乗降時に
運転者が動かすガード部分の重量を従来に比べ低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る運転台ガードを備
えたフォークリフトの斜視図である。
【図2】 従来の運転台ガードを備えたフォークリフト
の斜視図である。
【符号の説明】
1…フォークリフト、4…運転台、11…運転台ガー
ド、12…リヤガード部、13…第1サイドガード部、
14…第2サイドガード部、15…ガードバー、16…
支持バー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な運転台を備えたフォークリフ
    トの運転台ガードであって、 前記運転台の後部に固定されたリヤガード部と、該リヤ
    ガード部とは別体に設けられ、前記運転台の両側に配置
    されたサイドガード部とからなるフォークリフトの運転
    台ガード。
  2. 【請求項2】 前記リヤガード部は、前記運転台の後部
    を部分的にガードするよう該運転台の左右一方寄りに配
    置されたガードバーと、このガードバーを支持するよう
    前記運転台に立接された支持バーとを備える請求項1に
    記載のフォークリフトの運転台ガード。
  3. 【請求項3】 前記リヤガード部は、曲げ加工により前
    記ガードバーと前記支持バーとを備えるように形成され
    ている請求項2に記載のフォークリフトの運転台ガー
    ド。
  4. 【請求項4】 前記サイドガード部は、前記運転台の左
    右他方寄りの後部及び左右他方側の側部をガードするよ
    う回転可能に設けられた第1サイドガード部と、該運転
    台の左右一方側の側部をガードするよう回転可能に設け
    られた第2サイドガード部とを備えた請求項2又は3に
    記載のフォークリフトの運転台ガード。
JP2001236270A 2001-08-03 2001-08-03 フォークリフトの運転台ガード Withdrawn JP2003048695A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5464626B1 (ja) * 2012-12-18 2014-04-09 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト
JP5477877B1 (ja) * 2012-12-28 2014-04-23 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5464626B1 (ja) * 2012-12-18 2014-04-09 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト
JP5477877B1 (ja) * 2012-12-28 2014-04-23 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 ピッキングリフトの転落防止装置、および該転落防止装置を備えたピッキングリフト

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