JP2522345B2 - スキッドステアロ―ダ - Google Patents

スキッドステアロ―ダ

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JP2522345B2
JP2522345B2 JP63063436A JP6343688A JP2522345B2 JP 2522345 B2 JP2522345 B2 JP 2522345B2 JP 63063436 A JP63063436 A JP 63063436A JP 6343688 A JP6343688 A JP 6343688A JP 2522345 B2 JP2522345 B2 JP 2522345B2
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JP
Japan
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body frame
vehicle body
lift arm
lift
skid steer
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JP63063436A
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尚夫 永田
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、運転者が車体の側方から乗降できるように
したスキッドステアローダに関するものである。
【従来の技術】
従来のスキッドステアローダは、第3図に示すよう
に、車体フレーム1の後部に固定されたリフトアーム取
付ブラケット2にくの字状のリフトアーム3の基端部が
枢支され、リフトアーム3の先端部には荷役アタッチメ
ント、一般的にはバケット4が回動可能に連結されてい
る。また、リフトアーム3の中間部とリフトアーム取付
ブラケット2との間にはリフトシリンダ5が介設されて
おり、リフトシリンダ5を油圧制御することによりリフ
トアーム3を昇降操作できるようになっている。 このような従来のスキッドステアローダでは、リフト
アーム3およびリフトシリンダ5が運転室6の側部を横
切っているので、運転室6内への乗降は、リフトアーム
3を降した状態で、車体の前方から行うこととなってい
る。即ち、運転者が運転シート7に座るためには、バケ
ット4を乗り越え、ステアリングレバー8間の狭い空間
を通って運転室6内に乗り込まなければならない。 また、側方から運転室に出入可能な従来のスキッドス
テアローダとしては、第4図に示すように、リフトアー
ム9をその中間部が上方に突出するように湾曲形成する
と共に、運転室6の側部に乗降口を設けたものが提案さ
れている(実公昭59−20443号公報参照)。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第3図に示された前者のスキッドステアロー
ダでは、側方から運転室に出入することができないため
乗降が面倒であり、また、乗降時に誤って荷役操作用ペ
ダル(図示しない)を踏むとリフトアーム3やバケット
4が動くので、細心の注意を要した。 一方、第4図に示された後者のスキッドステアローダ
では、リフトアーム9の中間部を上方へ突出させる構造
であるため、リフトアーム9の該中間部の上方への突出
量がどうしても制限されるので、乗降口の高さ方向の寸
法を十分にとっても、乗降時に頭をリフトアーム9にぶ
つける可能性があった。 従って、本発明の主目的は、車体の側方からの乗降を
極めて安全且つ容易に行うことのできるスキッドステア
ローダを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム
と、該車体フレームの各側部に配設され、アクスルを介
して同車体フレームにより回転自在に支持された複数の
タイヤと、前記車体フレームの上方に配設されて同車体
フレームに支持されると共に、側方に乗降口を有する運
転室と、前記車体フレームの後部から上方に延びるリフ
トアーム取付部と、前記車体フレームの前部に向かって
延びるように、前記リフトアーム取付部により、下方の
第1位置及び上方の第2位置の間で枢回自在に支持され
た一対のリフトアームと、該リフトアームの先端部に取
着された荷役アタッチメントとを備えたスキッドステア
ローダにおいて、前記リフトアームの各々は、前記第1
位置にある時に、前記車体フレームの側部と該側部に対
応する側にある前記タイヤとの間のスペース中に位置す
るように形成された直線状中間部分を有し、該直線状中
間部分は、前記乗降口の下部にほぼ対応する位置の下方
で実質的に水平に延びる形状を有することを特徴とする
ものである。
【作用】
上述したような構成の本発明によるスキッドステアロ
ーダにおいては、リフトアームを下方の第1位置まで降
ろすと、その直線状中間部分は、車体フレームとタイヤ
との間のスペースにおいて、乗降口の下部よりも下方で
ほぼ水平に延びることになる。この状態では、直線状中
間部分が地面からの高さが可及的に低い位置にあり、ま
た、運転室の乗降口を側方から見た場合、リフトアーム
のどの部分も乗降口を横断しておらず、該乗降口が広く
開放されることとなる。 従って、運転者は、この状態にあるリフトアームの直
線状中間部分をステップとして運転室に容易に出入する
ことを許容される。
【実施例】
以下、図面と共に本発明の好適な実施例について詳細
に説明するが、図中、同一符号は同一または相当部分を
示すものとする。 第1図および第2図において、本発明が適用されるス
キッドステアローダにおいては、車体フレーム1の中央
部に運転室6が設けられ、該運転室6を囲むべくオペレ
ータガード10が設置されている。オペレータガード10の
側面は運転室6への乗降口6aとなっており、ほぼ逆凸字
形のこの乗降口6aを画成する壁体には、ほぼ全面ガラス
張りとされたドア11がヒンジ12により取り付けられてい
る。 車体フレーム1の後部には上方に延びるリフトアーム
取付ブラケット(リフトアーム取付部)2が固定されて
おり、その上部側方に一対のリフトアーム13の基端部が
ピン21によって回動可能に支承されている。リフトアー
ム13は、下方の第1位置、即ち最下位置(第1図の実線
の位置)と、上方の第2位置、即ち最上位置(第1図の
鎖線の位置)との間で回動自在である。また、リフトア
ーム13は、上述の第1位置にある場合に、前記乗降口6a
のドア11の下方を通るように湾曲形成されている。 即ち、本実施例では、上述した第1位置にあるリフト
アーム13は、第1図において見て乗降口6aを外れた位置
で車体フレーム1の前部に向かって斜め下方に延びるア
ーム枢着部分13aと、車体フレーム1の側部と該側部に
対応する側にあるタイヤ15との間のスペース20中に位置
するように形成された直線状中間部分13bと、該直線状
中間部分の先端に接続されたへ字状のバケット装着部分
13cとを有する。該直線状中間部分13bは、乗降口6aの下
部にほぼ対応する位置の下方で実質的に水平に、換言す
れば、地面とほぼ平行に延びる形状を有する。各タイヤ
15は、車体フレーム1にアクスル14を介して取り付けら
れている。また、リフトアーム13を昇降させるためのリ
フトシリンダ5は、リフトアーム取付ブラケット2の下
部と、リフトアーム13の直線状中間部13bの端部に固定
された三角ブラケット16との間に取り付けられている。 リフトアーム13のバケット装着部分13cの先端には、
荷役アタッチメントであるバケット4が回動可能に連結
されており、リフトアーム13のバケット装着部分13cに
固定された支持ブラケット17とバケット4との間にはバ
ケットシリンダ18が取り付けられている。 このような構成において、リフトアーム13を第1図に
実線で示す最下位置に降ろした状態では、リフトアーム
13の直線状中間部分13bは乗降口6aのドア11よりも下側
にあるので、運転者は、リフトアーム13のどの部分によ
る干渉も受けずにドア11を開けて運転室6内に乗り込む
ことができる。この際、リフトアーム13のほぼ水平な直
線状中間部分13bがステップとして用いられる。
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、リフトアームの各々
は、第1位置にある時に、車体フレームの側部と該側部
に対応する側にあるタイヤとの間のスペース中に位置す
るように形成された直線状中間部分を有し、該直線状中
間部分は、乗降口の下部にほぼ対応する位置の下方で実
質的に水平に延びる形状を有するため、リフトアームを
下方の第1位置まで降ろすと、その直線状中間部分は、
車体フレームとタイヤとの間のスペースにおいて、乗降
口の下部よりも下方でほぼ水平に延びることになり、こ
の状態では、直線状中間部分が地面からの高さが可及的
に低い位置において水平に延在し、また、運転室の乗降
口を側方から見た場合、リフトアームのどの部分も乗降
口を横断しておらず、該乗降口が広く開放されることと
なるので、運転者は、この状態にあるリフトアームの直
線状中間部分をステップとして使用しながら運転室に安
全且つ容易に乗降することが可能となり、優れた乗降性
を確保することができる。また、上述の構成により、ス
キッドステアローダの非効率的な車高増大を抑えてその
コンパクト化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるスキッドステアローダの側面
図、第2図は、第1図のスキッドステアローダの平面
図、第3図は、従来のスキッドステアローダの斜視図、
第4図は、従来の別のスキッドステアローダの側面図で
ある。図中、 1……車体フレーム、2……リフトアーム取付ブラケッ
ト(リフトアーム取付部)、4……バケット(荷役アタ
ッチメント)、5……リフトシリンダ、6……運転室、
6a……乗降口、10……オペレータガード、11……ドア、
13……リフトアーム、13a……アーム枢着部分、13b……
直線状中間部分、13c……バケット装着部分、14……ア
クスル、15……タイヤ、20……スペース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームと、該車体フレームの各側部
    に配設され、アクスルを介して同車体フレームにより回
    転自在に支持された複数のタイヤと、前記車体フレーム
    の上方に配設されて同車体フレームに支持されると共
    に、側方に乗降口を有する運転室と、前記車体フレーム
    の後部から上方に延びるリフトアーム取付部と、前記車
    体フレームの前部に向かって延びるように、前記リフト
    アーム取付部により、下方の第1位置及び上方の第2位
    置の間で枢回自在に支持された一対のリフトアームと、
    該リフトアームの先端部に取着された荷役アタッチメン
    トとを備えたスキッドステアローダにおいて、前記リフ
    トアームの各々は、前記第1位置にある時に、前記車体
    フレームの側部と該側部に対応する側にある前記タイヤ
    との間のスペース中に位置するように形成された直線状
    中間部分を有し、該直線状中間部分は、前記乗降口の下
    部にほぼ対応する位置の下方で実質的に水平に延びる形
    状を有することを特徴とするスキッドステアローダ。
JP63063436A 1988-03-18 1988-03-18 スキッドステアロ―ダ Expired - Lifetime JP2522345B2 (ja)

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JP63063436A JP2522345B2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 スキッドステアロ―ダ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2477760B (en) * 2010-02-11 2015-06-03 Bamford Excavators Ltd Working machine
JP7316857B2 (ja) * 2019-07-08 2023-07-28 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 全茎式サトウキビ植付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920443Y2 (ja) * 1979-07-27 1984-06-14 株式会社豊田自動織機製作所 スキツドステアシヨベルにおけるリフトア−ム

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