JP2003041205A - 表面保護フィルム - Google Patents

表面保護フィルム

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JP2003041205A
JP2003041205A JP2001228807A JP2001228807A JP2003041205A JP 2003041205 A JP2003041205 A JP 2003041205A JP 2001228807 A JP2001228807 A JP 2001228807A JP 2001228807 A JP2001228807 A JP 2001228807A JP 2003041205 A JP2003041205 A JP 2003041205A
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protective film
layer
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polymer
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JP2001228807A
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Akihiro Yamamoto
明広 山本
Masaaki Mochizuki
真明 望月
Toshihiro Koike
敏浩 小池
Masatake Izawa
正猛 伊澤
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Sun A Kaken Co Ltd
Original Assignee
Sun A Kaken Co Ltd
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    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端部よりはみ出した粘着剤が保護フィルム表面
への付着がしにくく、例え付着しても容易に除去するこ
とができると共に、インクジェットやスタンプ等による
フィルム面への情報の印字を確実に行うことができ、し
かも、高分子層の撥水性や耐水性により水洗ブラッシン
グ工程をとることができる表面保護フィルムを提供す
る。 【解決手段】基材1の一側面に粘着層2を設け、この基
材1の他側面に高分子層3を設けて、高分子層3は、撥
水性,汚れ防止性を持ち、該高分子層3面に施された印
刷などに対する印字適性、インク接着性を有するもので
あって、該インク5を、この高分子層3へ付着・定着さ
せる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏光板や位相差板等に
貼り付けて、該偏光板や位相差板等の保護を行う表面保
護フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現今、偏光板等の光学用シートの加工や
該光学用シートの他の部材への実装などの工程に際して
は、この作業中において該光学用シートへの傷の付着防
止や汚染防止などの対策として、この光学用シートへ表
面保護フィルムをあらかじめ貼り付けてある。従来、こ
のフィルムは、裏面に粘着剤を塗布して乾燥させ、この
面へ剥離フィルムを貼り合わせた後、目標とする偏光角
度や位相角度に合わせて裁断し、所定枚数を積層させて
保存することが一般的である。
【0003】しかし、表面保護フィルムの裁断作業にお
いて、該裁断面からはみ出した粘着剤が他の保護フィル
ム表面に付着し、製品検査の妨げとなる上、べたつくの
で製品と出荷する際の支障となる。そのため、前記欠点
の対策として、保護フィルムの一側面に汚れ防止層を設
けた表面保護フィルムが、特開平9−113726や特
開平11−256115,特開平11−256116な
どにおいて提案されている。
【0004】一方、表面保護フィルムを貼着する光学用
シート等は、使用する目的により多くの種類があり、こ
れらをそれぞれに判別するためにシートごとの品名や軸
方向を表示したり、更には、バーコード等の必要情報が
与えられた状態で流通過程等に提供されている。これら
の必要情報は、光学用シートに貼着された表面保護フィ
ルム上へインクジェットやスタンプ等により付与され
る。
【0005】しかしながら、前記した汚れ防止層を設け
た保護フィルムは、インクに対する印字適性に考慮して
設計されていないために、このフィルム上に前記必要情
報を印字すると、該印字のためのインクの塗れ性が悪い
ため印字不良を生じ、また、バーコード印刷の場合には
バーコードリーダーによる印字パターンの読み取りに誤
りが出たり読み取り不良を起こす。更に、保護フィルム
へのインクの密着性が悪く、インクの脱落や転写による
他部材への汚染を生じていた。そのため、当業界にあっ
ては、撥水性や汚れ防止性を有しながら、インクジェッ
トやスタンプ等によるフィルム面への情報の印字を確実
に行うことができる、いわゆる印字適性を有する表面保
護フィルムの出現が強く要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した要
望にかんがみなされたもので、基材の一側面に粘着層を
設け、この基材の他側面に高分子層を設けて、高分子層
は、撥水性,汚れ防止性を持ち、該高分子層面に施され
た印刷などに対する印字適性、インク接着性を有するも
のであって、該インクを、この高分子層へ付着・定着さ
せることにより、端部よりはみ出した粘着剤が保護フィ
ルム表面への付着がしにくく、例え付着しても容易に除
去することができると共に、フィルム面への情報の印字
を確実に行うことができる表面保護フィルムを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、基材と、この基材の一側面に設
けた粘着層と、前記基材の他側面に設けた高分子層とを
備え、前記高分子層は、撥水性,汚れ防止性を持ち、該
高分子層面に施された印刷などに対する印字適性、イン
ク接着性を有するものであって、前記インクを、この高
分子層へ付着・定着させる表面保護フィルムの構成にあ
る。
【0008】基材と、この基材の一側面に設けた粘着層
と、前記基材の他側面に設けた帯電防止性を有する帯電
防止層と、この帯電防止層の外側面に設けた高分子層と
を備え、前記高分子層は、撥水性,汚れ防止性を持ち、
該高分子層面に施された印刷などに対する印字適性、イ
ンク接着性を有するものであって、前記インクを、この
高分子層へ付着・定着させる表面保護フィルムの構成に
ある。
【0009】高分子層は、その層厚が1μm以下、水の
接触角80°以上、有機溶剤系インクの濡れ指数が0.
75以上である。
【0010】高分子層は、帯電防止性を有し、表面抵抗
値が1012Ω/□以下である。
【0011】基材と、この基材の一側面に設けた粘着層
と、前記基材の他側面に設けた帯電防止層と、この帯電
防止層の外側面に設けた高分子層とを備え、表面抵抗値
が1012Ω/□以下である。
【0012】高分子層は、平均分子量70000以上の
アクリル樹脂や低温架橋性のアクリル樹脂、ウレタンを
はじめとする熱硬化性樹脂の一種若しくは二種以上から
なる高分子化合物と、シリコーン系やフッ素系などから
なる一種若しくは二種以上の離型剤とを主成分とする層
である。
【0013】高分子層は、シリコーン・アクリレート系
櫛形グラフトポリマーと、平均分子量70000以上の
アクリル樹脂や低温架橋性のアクリル樹脂、ウレタンを
はじめとする熱硬化性樹脂の一種若しくは二種以上から
なる高分子化合物との混合物からなる。
【0014】
【実施例】次に本発明に関する表面保護フィルムの一実
施例を図面に基づいて説明する。図1〜図2においてA
は表面保護フィルムであって、偏光板や位相板等の被保
護部材の製造工程や搬送工程において、該被保護部材の
表面へ剥離自在に貼着して、この表面の保護を図るもの
で、該表面保護フィルムAに、汚れ防止性とインク等に
よる印字適性とを兼ね備えさせたものであり、第一の実
施例に示す表面保護フィルムAは、図1に示すように、
基材1と、粘着層2と、高分子層3とにより基本的に構
成される。
【0015】そして、前記した基材1は、ポリエチレン
やポリプロピレン,ポリエステル,ポリイミド,ポリカ
ーボネート等を原料とする合成樹脂およびこれらの積層
体を用いることができるが、なかでも、透明性や使用時
の耐熱性を考慮し、二軸延伸したポリエチレンテレフタ
レートフィルムが好ましい。また、これらの基材1の表
面にコロナ処理等の易接着処理を施すこともできる。
【0016】この基材1のフィルム厚さは、16μm乃
至50μm程度で、好ましくは、25μm乃至38μm
が適当である。これは、基材1のフィルム厚さが16μ
m未満であると薄すぎて、外部からの突起物等による打
痕などにより前記被保護部材を保護することに難がある
ほか、被保護部材に対してシワを付けることなく貼り付
けることや、表面保護フィルムAの剥離作業も困難とな
る。また、フィルム厚さが50μmを越えると基材1の
剛性が大きすぎて、被保護部材に対して浮き無く均一に
貼着することが難しい上、表面保護フィルムAの価格構
成上、その大半を占める原反フィルムに掛かる費用が大
となり過ぎ、当該表面保護フィルムAに求められる経済
性が低下する。
【0017】前記した粘着層2は、基材1の一側面、す
なわち、被保護部材への対応面側に設けてあって、アク
リル系粘着剤やゴム系粘着剤,シリコーン系粘着剤、ま
た、必要に応じて、UV硬化タイプなど一般的に知られ
ている粘着剤を用いることができるが、耐熱性や経済性
の点からアクリル系粘着剤が特に好ましい。また、該粘
着層2の基材1への形成にあっては、前記物質を有機溶
剤等へ溶解させて塗工液とし、公知の任意の塗布方法、
例えば、グラビアコート法やリバースコート法,ロール
コート法等を用いることにより形成することができる。
更には、溶融押し出し法によっても形成することができ
る。
【0018】前記した高分子層3は、基材1の他側面、
すなわち、被保護部材とは反対側面に設けてあって、撥
水性や汚れ防止性を持ち、なおかつ、ケトン類を始めと
する有機溶剤系インク5および一部の水系のインク5に
対する印字適性やインク接着性を有するもので、シリコ
ーン系やフッ素系等の離型剤をアクリル樹脂やポリエス
テル樹脂,ナイロン樹脂,,スチレン・アクリロニトリ
ル樹脂,ウレタン樹脂,エポキシ樹脂などの一種若しく
は二種以上の高分子化合物に添加されて得られる。ま
た、これら高分子化合物の代わりにUV硬化樹脂および
熱硬化樹脂を用いることもできる。なお、前記汚れ防止
性は、適度な剥離力を有し、例えば、表面保護フィルム
を貼り合わせた被保護部材を断裁して断裁しチップ化す
るときに断裁面からはみ出す粘着剤が、表面保護フィル
ムに接触してもフィルム上に付着しにくくさせる効果が
ある。
【0019】特に、該高分子層3は、平均分子量700
00以上のアクリル樹脂や低温架橋性のアクリル樹脂,
ウレタンをはじめとする熱硬化性樹脂が好ましいもの
で、これら樹脂からなる一種若しくは二種以上の高分子
化合物と、シリコーン系やフッ素系などからなる一種若
しくは二種以上の離型剤とを主成分とする層である。こ
の高分子層3は、ケトン類を始めとするインク5の溶媒
に不溶であることが好ましいが、インク5の溶媒に適度
に膨潤、アタックされるされることがインク5の密着性
に有利となる場合もある。
【0020】更に、シリコーン・アクリレート系櫛形グ
ラフトポリマー単独、および、前記した高分子化合物を
混合したものは当該高分子層3として有効である。この
櫛形グラフトポリマーは、ガラス転移点が60℃乃至1
80℃と高いと共に、該櫛形グラフトポリマーの枝部分
がシリコーンで構成されているために撥水性を有し、傾
斜型摩擦測定器による静摩擦係数は0.2乃至0.4と
程良いすべり性があり、かつ、十分な被膜強度を有する
ので、積み重ね時揃えやすい。また、櫛形グラフトポリ
マーは、イソシアネート系反応剤を添加し、硬化させた
ものがインク溶剤に対する耐性の点から好ましい。
【0021】更に、前記した高分子層3は、0.003
μm〜3μmであって、好ましくは、0.02μm〜1
μmである。該高分子層3の層厚が低すぎると、十分な
汚れ防止機能や印字適性が得られない。また、この高分
子層3の層厚が厚すぎて不都合を生ずることはないが、
不経済である。
【0022】なお、高分子層3は、その層内に帯電防止
性を有する構成とすることもできるもので、保護フィル
ムの表面抵抗値が1012Ω/□以下となるように高分子
層3に後記する物質を使用,添加する。保護フィルムの
表面抵抗値が1012Ω/□より大きいと、保護フィルム
を剥離によって除去するときに生じる静電気の発生を防
止することができず、ゴミ等の付着を誘発する。また、
液晶ディスプレイに保護フィルムを適用したときには、
保護フィルムを剥離した際に生ずる剥離帯電により、該
液晶ディスプレイの素子を破壊する問題も生ずる。表面
抵抗値は、固有抵抗測定器を使用し、測定温度23℃,
測定湿度65%RHの雰囲気で、印可電圧100Vで1
分後の表面抵抗値を測定した。
【0023】前記した高分子層3に帯電防止性能を付与
(使用,添加)する方法としては、カチオン性帯電防止
剤やアニオン系帯電防止剤,両性帯電防止剤,ノニオン
性帯電防止剤等の各種の界面活性剤型帯電防止剤、若し
くは、ポリアニリン,ポリピロール,ポリチオフェンな
どの導電性ポリマーや、導電性のフィラー,ウィスカー
を使用・添加する。
【0024】そして、この高分子層3は、前記したシリ
コン・アクリレート系櫛形グラフトポリマーおよび他の
高分子化合物であるバインダーとの混合により構成する
こともできるもので、シリコン・アクリレート系櫛形グ
ラフトポリマーと他の高分子化合物であるバインダーと
の重量比が4:1〜1:20であり、好ましくは、1:
1〜1:12である。シリコン・アクリレート系櫛形グ
ラフトポリマーの割合が大きすぎると、印字適性に支障
を来し、また、粘着テープによる剥離力が軽くなりすぎ
て、セロハン粘着フィルムによる表面保護フィルムの剥
離作業にも支障を生じる。逆に割合が小さすぎると、撥
水性や汚れ防止性能が不足する。このことは、離型剤を
高分子化合物に添加した場合にも当てはまり、高分子化
合物への離型剤の添加量はコントロールされなければな
らない。すなわち、該高分子層3は、水の接触角80°
以上、好ましくは90°以上、セロハン粘着テープによ
る180°剥離強度が100g〜500g/24mm、
好ましくは200g〜450g/24mmとなることが
好ましい。
【0025】このようにして作成された表面保護フィル
ムAでは、高分子層3表面へ正確な印字を行うことがで
き、次に示すような有機溶剤系インク5に対する濡れ指
数が0.75以上を示す。 「有機溶剤系インクに対する濡れ指数の測定法」株式会
社キーエンス社製インクジェットプリンタMK8500
で文字サイズ16×16ドットで印字。この際にプリン
トヘッドからの印字するフィルムまでの距離は10mm
とした。 有機溶剤系インク5に対する濡れ指数=b/a a:コロナ処理を施した2軸延伸ポリエステルフィルム
に印字した際のドットの大きさ(直径) b:測定サンプルに印字した際のドットの大きさ(直
径)
【0026】また、該高分子層3の基材1への形成にあ
っては、前記物質を有機溶剤等へ溶解させて塗工液と
し、公知の任意の塗布方法、例えば、グラビアコート法
やリバースコート法,ロールコート法等を用いることに
より形成することができる。更には、溶融押し出し法に
よっても形成することができる。
【0027】図2においては、本発明に係る第二の実施
例の表面保護フィルムAを示すもので、高分子層3が、
帯電防止層4を介して基材1に設けられている。すなわ
ち、基材1と、この基材1の一側面に設けた粘着層2
と、基材1の他側面に設けた帯電防止層4と、この帯電
防止層4の外側面に設けた高分子層3とを備える。この
うち、基材1と、粘着層2と、高分子層3とは、前記第
一実施例と同様に構成されるため、同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。
【0028】そして、帯電防止層4は、カチオン性帯電
防止剤やアニオン系帯電防止剤,両性帯電防止剤,ノニ
オン性帯電防止剤等の各種の界面活性剤型帯電防止剤、
若しくはこれらポリエステル樹脂,アクリル樹脂などの
バインダーに含有させたものを使用することができる。
また、ポリアニリンやポリビロール,ポリチオフェンな
どの導電性ポリマーや、導電性のフィラー,ウィスカー
をバインダーに分散したものも使用できる。更に、アク
リル系やポリエステル系,ポリウレタン系といった高分
子化合物にリン酸基またはリン酸塩基を有する樹脂とオ
キサゾリン基を有する重合体からなる導電性化合物を用
いることもできる。
【0029】また、該帯電防止層4の基材1への形成に
あっては、前記物質を有機溶剤等へ溶解させて塗工液と
し、公知の任意の塗布方法、例えば、グラビアコート法
やリバースコート法,ロールコート法等を用いることに
より形成することができる。更には、溶融押し出し法に
よっても形成することができる。
【0030】この帯電防止層4は、保護フィルムの表面
抵抗値が1012Ω/□以下となるように設計する。前記
したように表面抵抗値が1012Ω/□より大きくなる
と、保護フィルムを剥離によって除去するときに生じる
静電気の発生を防止することができず、ゴミ等の付着を
誘発する。また、液晶ディスプレイに保護フィルムを適
用したときには、保護フィルムを剥離した際に生ずる剥
離帯電により、該液晶ディスプレイの素子を破壊する問
題も生ずる。
【0031】(実施例1)厚み38μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの片面に、2―エチル
ヘキシルアクリレート/メチルメタアクリレート/酢酸
ビニル/ヒドロキシエチルメタアクリレート/アクリル
酸の各モノマーを重量で40/40/16/1/3比で
配合し、2.2´-azobis-isobutylonitrileを触媒とし、
窒素気流下、酢酸エチル中で重合して得た重合度Mw=
70−80万、固形分30%の再剥離型アクリル系粘着
剤を、コロネートLと重量比で100:3に配合し、固
形分で20g/m2塗工、100℃、3分間乾燥して粘
着層を形成した。他面に、幹部分がアクリル系ポリマー
で、枝部分が全体の30%及至40%占めるシリコーン
マクロモノマーで構成された、分子量20及至30万の
櫛形グラフトポリマー(サイマックUS−350/東亞
合成株式会社製)とアクリル樹脂(サーモラックST−
104/綜研化学株式会社製)を固形分比1/4で混合
し、固形分として0.1g/m2塗工、更に、100
℃、60秒間乾燥して汚れ防止層を形成した。次に、シ
リコーン系離型剤を塗工してなる25μm厚の二軸延伸
ポリエステルをベースとする剥離フィルムを粘着層と貼
り合わせ、巻き取り状の表面保護フィルムを得た。
【0032】(実施例2)前記実施例1と同様に、厚み
38μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムの片面に粘着層を形成し、他面に櫛形グラフトポリマ
ー(サイマックUS−350/東亞合成株式会社製)、
ウレタン樹脂(CRISVON6309/大日本インキ
化学工業株式会社製)、硬化剤(CRISVON NX
/大日本インキ化学工業株式会社製)、帯電防止剤(エ
レコンド10S/綜研化学株式会社製)を固形分比2/
10/1/2で混合し、固形分として0.1g/m2
工、更に、130℃、120秒間乾燥・硬化して帯電防
止性を有する汚れ防止層を形成した。また、実施例1と
同様に25μmの二軸延伸ポリエステルベースの剥離フ
ィルムと貼り合わせ、巻き取り状の表面保護フィルムを
得た。
【0033】(実施例3)前記実施例1と同様に、厚み
38μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムの片面に粘着層を形成し、他面にジェフェニルエーテ
ルジスルホン酸,ポリエステル樹脂エマルジョン(バイ
ロナールMD1245/東洋紡績株式会社製)、オキサ
ゾリン含有重合体を固形分比3/1/1で混合し、固形
分として0.5g/m2塗工、更に、150℃、30秒
間乾燥して帯電防止層とした。この帯電防止層上に、ポ
リエステル樹脂エマルジョン(バイロナールMD124
5/東洋紡績株式会社製)、架橋性樹脂(スミテックス
レジン/住友化学株式会社製)に非シリコーン系背面剥
離剤(ピーロイル406/一方社油脂株式会社製)を固
形分比10/2/1で混合し、固形分として0.2g/
2塗工、更に、130℃、60秒間乾燥、硬化して汚
れ防止層を形成した。また、実施例1と同様に25μm
の二軸延伸ポリエステルベースの剥離フィルムと貼り合
わせ、巻き取り状の表面保護フィルムを得た。
【0034】(比較例1)厚み38μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの片面に、前記実施例
1と同様の粘着加工を施した表面保護フィルムを作成し
た。 (比較例2)汚れ防止層として、アルキルカーバメート
系剥離処理剤(ピーロイル1010/一方社油脂工業株
式会社製)を固形分として0.01g/m2塗工した以
外は、実施例1と同様の処理を施した表面保護フィルム
を作成した (比較例3)汚れ防止層として、櫛形グラフトポリマー
(サイマックUS−350/東亞合成株式会社製)とア
クリル樹脂(サーモラックST−104/綜研化学株式
会社製)を固形分比を5/1とした以外は、実施例1と
同様の処理を施した表面保護フィルムを作成した。 (比較例4)汚れ防止層として櫛形グラフトポリマー
(サイマックUS−350/東亞合成株式会社製)とア
クリル樹脂(サーモラックST−104/綜研化学株式
会社製)の固形分比を1/25とした以外は、実施例1
と同様の処理を施した表面保護フィルムを作成した。 (比較例5)汚れ防止層の塗布量を、固形分として0.
002g/m2とした以外は、実施例3と同様の処理を
施した表面保護フィルムを作成した。 (比較例6)汚れ防止層の塗布量を、固形分として1.
2g/m2とした以外は、実施例3と同様の処理を施し
た表面保護フィルムを作成した。
【0035】前記実施例1及至実施例3、並びに比較例
1及至比較例6により作成した表面保護フィルムおよび
光学用シート(この場合は偏光板)に貼付したサンプル
に関して、下記項目の評価結果を後記の表1に示した。 項目…A:表面抵抗値,B:水の接触角,C:セロハン
粘着フィルムによる180°剥離強度,D:セロハン粘
着フィルムによる保護フィルム剥離性,E:粘着剤の付
着,F:有機溶剤系インクの濡れ指数,G:インク密着
【0036】比較例1のフィルム基材上に汚れ防止処理
を施さない場合には、汚れ防止性がわるく、表面保護フ
ィルムを貼付した偏光板を断裁・積層すると表面に粘着
剤のはみ出し等の異物が付着した。比較例2のように一
般的な離型剤をフィルム基材上に塗布して汚れ防止層と
したものは、印字性が不十分であり、バーコードを印字
したところ機械での読み取りが不可能であった。また、
インクの密着性が悪くフィルム上から脱落して汚染を生
じた。比較例3では離型性、汚れ防止性が過剰であり、
印字性が不十分であった。また、セロハン粘着フィルム
による保護フィルム剥離作業に支障を生じた。比較例4
では、高分子層中の離型剤成分の割合が低すぎるため、
比較例1と同様に汚れ防止性がわるく、表面保護フィル
ムを貼付した偏光板を断裁・積層すると表面に粘着剤の
はみ出し等の異物が付着した。比較例5では汚れ防止性
が不足しており、表面保護フィルムを貼付した偏光板を
断裁・積層すると表面に粘着剤のはみ出し等の異物が付
着した。また、高分子層厚が低すぎるため、被膜性、撥
水性が不足しており、粘着剤を除去するために水洗工程
を施したところ帯電防止機能も低下した。これは離型剤
の被膜強度・密着性が不十分なために、下層の帯電防止
剤が流出したものであると類推される。比較例6では高
分子層が厚すぎるために、下層の帯電防止剤の性能が発
揮しきれず、表面抵抗値が高くなり、保護フィルム剥離
時に剥離帯電を生じた。
【0037】一方、実施例1により作成した本発明実施
例の表面保護フィルムは、光学用シート貼付後の異物付
着防止性に優れると共に、インクジェットによる印字性
に優れていることが解った。更に、表面の汚れ防止性能
は、セロハン粘着フィルムによる保護フィルム剥離作業
に支障をきたさないものであった。
【0038】また、実施例2および実施例3により作成
した本発明実施例の表面保護フィルムは、光学用シート
貼付後の異物付着防止性に優れると共に、インクジェッ
トによる印字性に優れ、更に、帯電防止性能を有してい
るために、保護フィルム剥離時に静電気が発生しにくい
ことが解った。この帯電防止性能は水洗後も有効であっ
た。また、実施例1と同様に表面の汚れ防止性能は、セ
ロハン粘着フィルムによる保護フィルム剥離作業に支障
をきたさないものであった。
【0039】
【表1】 なお、前記表1におけるA〜Gの項目および結果につい
ては、以下に表示される。 A:表面抵抗値 (Ω/□) B:水の接触角 (°) C:セロハン粘着フィルムによる180°剥離強度(g
/24mm) D:セロハン粘着フィルムによる保護フィルム剥離性 ○:剥離作業が容易に行える ×:剥離作業を行いづらい E:粘着剤の付着性 ○:はみ出した粘着剤の付着が認められない ×:はみ出した粘着剤の付着が認められる F:有機溶剤系インクの濡れ指数 G:インク密着性 印字部分にセロハン粘着テープを貼り付けた後に剥離 ○:印字部分の脱落がほとんど認められない △:印字部分の脱落が部分的に認められる ×:印字部分がほとんど全て脱落する
【0040】
【発明の効果】前述のように、本発明の表面保護フィル
ムは、フィルム端部よりはみ出した粘着層の粘着剤は、
高分子層に付与された汚れ防止性のために、積層された
ときの他の表面保護フィルム表面に付着しづらく、例え
付着しても、高分子層が撥水性や耐水性を有するため、
水洗ブラッシング工程をとることができて、その粘着剤
の除去が容易である。また、インクジェットやスタンプ
等のインクは、高分子層に付着・定着するため、前記イ
ンクによる正確な印字を行うことができ、インクの脱落
や転写による汚染を生じない。特に、この表面保護フィ
ルムは、撥水性や汚れ防止性を有しつつ、良好な印字性
を発揮させることができる。等の格別な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する表面保護フィルムの第一実施例
を概略的に示す断面図である。
【図2】本発明に関する表面保護フィルムの第二実施例
を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
A 表面保護フィルム 1 基材 2 粘着層 3 高分子層 4 受容層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 敏浩 静岡県静岡市井宮町53番地 株式会社サン エー化研研究所内 (72)発明者 伊澤 正猛 静岡県静岡市井宮町53番地 株式会社サン エー化研研究所内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA06 BB24 BB28 BB51 BB67 BC22 4F100 AK01C AK17C AK17H AK25C AK25K AK42B AK51C AK52C AK52H AL04C AL05C AR00A AR00D AT00B BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C CA30C EJ05C EJ38B GB41 HB31 HB31C JA07C JB04C JB06 JB06C JB07 JB13C JG03C JG03D JG05C JK06 JL06 JL06C JL13A YY00C 4J004 AA05 AA10 AB07 CA03 CA04 CA06 CC03 CD05 CD06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、この基材の一側面に設けた粘着
    層と、前記基材の他側面に設けた高分子層とを備え、 前記高分子層は、撥水性,汚れ防止性を持ち、該高分子
    層面に施された印刷などに対する印字適性、インク接着
    性を有するものであって、 前記インクを、この高分子層へ付着・定着させることを
    特徴とする表面保護フィルム。
  2. 【請求項2】 基材と、この基材の一側面に設けた粘着
    層と、前記基材の他側面に設けた帯電防止性を有する帯
    電防止層と、この帯電防止層の外側面に設けた高分子層
    とを備え、 前記高分子層は、撥水性,汚れ防止性を持ち、該高分子
    層面に施された印刷などに対する印字適性、インク接着
    性を有するものであって、 前記インクを、この高分子層へ付着・定着させることを
    特徴とする表面保護フィルム。
  3. 【請求項3】 高分子層は、その層厚が1μm以下、水
    の接触角80°以上、有機溶剤系インクの濡れ指数が
    0.75以上であることを特徴とする請求項1または2
    記載の表面保護フィルム。
  4. 【請求項4】 高分子層は、帯電防止性を有し、表面抵
    抗値が1012Ω/□以下であることを特徴とする請求項
    1および3記載の表面保護フィルム。
  5. 【請求項5】 基材と、この基材の一側面に設けた粘着
    層と、前記基材の他側面に設けた帯電防止層と、この帯
    電防止層の外側面に設けた高分子層とを備え、表面抵抗
    値が1012Ω/□以下であることを特徴とする請求項2
    および3記載の表面保護フィルム。
  6. 【請求項6】 高分子層は、平均分子量70000以上
    のアクリル樹脂や低温架橋性のアクリル樹脂、ウレタン
    をはじめとする熱硬化性樹脂の一種若しくは二種以上か
    らなる高分子化合物と、シリコーン系やフッ素系などか
    らなる一種若しくは二種以上の離型剤とを主成分とする
    層であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載された表面保護フィルム。
  7. 【請求項7】 高分子層は、シリコーン・アクリレート
    系櫛形グラフトポリマーと、平均分子量70000以上
    のアクリル樹脂や低温架橋性のアクリル樹脂、ウレタン
    をはじめとする熱硬化性樹脂の一種若しくは二種以上か
    らなる高分子化合物との混合物からなることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載された表面保護フィル
    ム。
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