JP2002533634A - ブレーキ・ユニット - Google Patents

ブレーキ・ユニット

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JP2002533634A
JP2002533634A JP2000591343A JP2000591343A JP2002533634A JP 2002533634 A JP2002533634 A JP 2002533634A JP 2000591343 A JP2000591343 A JP 2000591343A JP 2000591343 A JP2000591343 A JP 2000591343A JP 2002533634 A JP2002533634 A JP 2002533634A
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ブライアト,アントニオ
パッハネル,アンドレアス
リーデル,ハンス−ゲオルグ
ゾコロフスキー,デトレフ
スパンゲマッヒェル,ビョルン
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ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、それぞれが摩擦ライニング(21a、21b)を伴う少なくとも2つのブレーキ・シュー(20a、20b)、および少なくとも1つのブレーキ・ディスク・ロータ(11)を有し、ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の外面がそれぞれ少なくとも部分的に、個々の摩擦ライニング(21a、21b)のために金属/セラミック複合材料(CMC)で構成された摩擦表面(12a、12b)を有し、さらに少なくとも1つの圧着装置(30)を有し、これが制動操作中にブレーキ・シュー(20a、20b)に作用するブレーキ・ユニット(10)に関する。本発明によると、ブレーキ・シュー(20a、20b)の摩擦ライニング(21a、21b)が、ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の摩擦表面(12a、12b)の少なくとも15%を覆い、少なくとも1つの圧着装置(30)は、ブレーキ・シュー(20a、20b)に作用する圧力が制動操作中に摩擦表面(12a、12b)に基本的に均一に作用するような方法で設計される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、それぞれが摩擦ライニングを伴う少なくとも2つのブレーキ・シュ
ー、および少なくとも1つのブレーキ・ディスク・ロータを有し、ブレーキ・デ
ィスク・ロータの外面がそれぞれ少なくとも部分的に、個々の摩擦ライニングの
ために金属/セラミック複合材料(CMC)で構成された摩擦表面を有し、さら
に少なくとも1つの圧着装置を有し、これが制動操作中にブレーキ・シューに作
用するブレーキ・ユニットに関する。
【0002】 従来のブレーキ・ユニットは、特に自動車では、概ね鋳鉄材料またはねずみ鋳
鉄から作成したブレーキ・ディスク・ロータを有する。しかし、セラミック/金
属複合材料から作成したブレーキ・ディスク・ロータを使用するか、ブレーキ・
ディスク・ロータの少なくとも摩擦表面をセラミック/金属複合材料で構成した
ものを使用する傾向がある。この種の構成要素が、例えばドイツ特許第4438
456A1で開示されている。
【0003】 しかし、この種のブレーキ・ディスク・ロータを従来の設計のブレーキ装置に
使用すると、摩擦表面で発生する温度が、特に高い制動力を含む制動操作中に、
鋳鉄材料で作成した同等のブレーキ・ディスク・ロータで発生する温度よりはる
かに高くなり、通常使用するブレーキ・シューの摩擦ライニングでは許容するこ
とができない。その結果、ブレーキ・ライニングに「フェード現象」および高い
摩耗が生じる。
【0004】 したがって、セラミック/金属複合材料から作成した摩擦表面を備えたブレー
キ・ディスク・ロータと、通常のブレーキ・ライニングを、互換性のある方法で
組み合わせた、上述したタイプのブレーキ・ユニットを提供することが、本発明
の目的である。
【0005】 解決法は、ブレーキ・ディスク・ロータの摩擦表面の少なくとも15%を覆う
ブレーキ・シューの摩擦ライニングを備え、少なくとも1つの圧着装置を、ブレ
ーキ・シューに作用する圧力が、制動操作中に、摩擦表面に基本的に均一に作用
するよう設計することである。
【0006】 したがって、本発明によると、ブレーキ・シューの摩擦ライニングの比較的劣
った熱許容範囲は、ブレーキ・ディスク・ロータの摩擦表面に作用する摩擦ライ
ニングの表面積を増加させ、それと同時に、圧着力を均等に導入することによっ
て、摩擦ライニングを可能な限り均一にブレーキ・ディスク・ロータの摩擦表面
に押し付け、その結果、熱流束密度の局所的増加がなくなることによって補償さ
れる。
【0007】 有利な改良点が、従属請求項から明確になる。本発明の有利な実施形態は、ブ
レーキ・シューの各摩擦ライニングの平均高さ対平均幅の比率が、約1:1から
1:1.6であることに存する。
【0008】 別の有利な改良点は、少なくとも2つのブレーキ・シューに作用する圧着装置
を設け、ブレーキ・シューごとに少なくとも2つのピストンを設けることである
。したがって、2つ以上、好ましくは2つから4つのピストンの作用で、制動ト
ルクが作用しても均一な圧力が確保されるような方法で、ブレーキ・シュー同士
を押し付けて接触させる。本発明の別の実施形態では、少なくとも4つのブレー
キ・シューに作用する圧着装置を設け、ブレーキ・シューごとに少なくとも2つ
のピストンを設ける。したがって、これらは、複数ピストンのキャリパー、好ま
しくはピストンが2つ、3つまたは4つのキャリパーを伴う比較的単純な形状の
圧着装置である。各キャリパーに設けるピストンの数が多いほど、摩擦ライニン
グとキャリパーの間に圧縮性の摩擦ライニングまたは圧縮性の中間層を設けると
有利になり、いずれの場合も、1μm/barのブレーキ液圧より大きい圧縮性
であることが好ましい。
【0009】 本発明の別の有利な改良点は、それぞれが関連する個々の圧着装置を伴う複数
の個々の摩擦ライニングを設けることにある。これは、単ピストンのキャリパー
または複数ピストンのキャリパーによって達成することができ、1つ以上、好ま
しくは2つから6つ、特に好ましくは4つまたは6つのブレーキ・シューを配置
する。これらのブレーキ・シューの摩擦表面は、半径方向に大きいが、周方向に
は比較的小さいと有利である。
【0010】 少なくとも1つの圧着装置は、さらに、機械的および/または電子的補償エレ
メントを備えることが可能であり、これは、平衡レバーの原理を用いて圧着力を
複数の摩擦ライニングに均一に分布させるよう設計される。圧力の改善は、この
手段によって達成される。ブレーキ・ディスク・ロータとブレーキ・シュー間の
圧力の改善も、ブレーキ液圧が1μm/barを上回る圧縮性を有する摩擦ライ
ニングおよび/または摩擦ライニングと圧着装置との間に設けた、ブレーキ液圧
1μm/barを上回る圧縮性の中間層を使用することにより、達成することが
できる。
【0011】 特に2つ以上の液圧作動のピストン、例えば8つのピストンを、圧着装置当た
り4つの摩擦ライニングと組み合わせて使用する場合、特に約0.40から0.
45の作動摩擦係数で、ブレーキ・シューに作用する圧力が可能な限り均一であ
るよう、ピストンを配置すると有効である。
【0012】 制動の騒音を抑制するために、ブレーキ・ディスク・ロータの振動波の節と腹
との両方で臨界のK0/3振動が防止されるよう、ブレーキ・ディスク・ロータ
が摩擦ライニングの作用を受ける方法を構成すると、さらに有効である。これは
、ブレーキ・ディスク・ロータの摩擦表面ごとに2つのブレーキ・シューを、そ
の作用線が約110から130°の角度αを囲むような方法で配置することによ
って達成される。
【0013】 別の有利な改良点は、少なくともブレーキ・ディスク・ロータの摩擦表面また
はブレーキ・ディスク・ロータ全体またはブレーキ・ディスク全体をセラミック
/金属複合材料、例えばドイツ特許出願第19706925.8−45号に記載
されているような、好ましくは、例えば酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化
硼素、および/または硼化チタンをアルミニウムと共に基材とするアルミニウム
/セラミック複合材料、または例えばシリコン・カーバイドを基材とするような
シリコン/セラミック複合材料で構成することである。例えば強化繊維として炭
素繊維および/またはシリコン・カーバイド繊維を有する繊維強化複合材料が、
特に好ましい。しかし、炭素、窒素、シリコンまたは硼素を基材とする他の繊維
も適切である。
【0014】 好ましくは織物繊維構造または不織スクリムの形態である長い繊維が、強化繊
維として適切である。好ましくは等方性の短い繊維(ドイツ特許第197118
29C1号参照)が特に好ましく、摩擦表面および/またはブレーキ・ディスク
が等方性を有する、つまり縦方向にも横方向にも均一な特性を有することを保証
する。
【0015】 セラミック構成材として、複合材料は例えばシリコン・カーバイド・セラミッ
クまたは酸化アルミニウムのセラミックを含むことができる。しかし、他のセラ
ミックも適切である。
【0016】 ブレーキ・ディスク・ロータの摩擦表面およびブレーキ・ディスク・ロータは
、一体で形成し、同じ材料、つまりCMC材料で構成することが好ましい。ブレ
ーキ・ディスク全体をCMC材料の1つの部片で作成し、製造を特に単純かつ経
済的にすることが、特に好ましい。
【0017】 本発明を、添付図面に関して、以下でさらに詳細に説明する。
【0018】 図1は、セラミック/金属複合材料で構成されたブレーキ・ディスク・ロータ
またはブレーキ・ディスク11を有するブレーキ・ユニット10を示し、その外
面は摩擦表面12a、12bで形成されている。ブレーキ・ディスク11は、公
知の方法(特に図示せず)で、ブレーキ・ディスク・チャンバまたはアダプタ1
3によって固定される。ブレーキ・ユニット10は、さらに、制動操作中にブレ
ーキ・ディスク11の摩擦表面12a、12bに作用する摩擦ライニング21a
、21bを伴う2つのブレーキ・シュー20a、20bを有する。公知の概略的
に図示された圧着装置30を使用して、ブレーキ・ピストン31、32のピスト
ン圧力面に作用し、ブレーキ・シュー20a、20bを摩擦表面12a、12b
に作用させ、制動操作を開始する。この配置構成では、摩擦ライニングは、おお
よそ摩擦表面の少なくとも15%を覆い、ブレーキ・シュー20a、20bに作
用する圧力は可能な限り均一である。つまり、摩擦ライニングは、その面積全体
に均一に作用を受ける。
【0019】 図2は、本発明による摩擦ライニングのサイズ比の実施形態を示す。平均幅b
に対する平均高さ(h)の比率は、図示された台形の摩擦ライニング21aの場
合では明確であり、摩擦表面12aと半径方向の大きい重複を確保するため、約
1:1から1:1.6であることが好ましい。したがって、摩擦表面21aは、
半径方向に大きいが、周方向には比較的小さくなる傾向がある。
【0020】 図3は、摩擦表面12aに2つの摩擦ライニング21a’および21a”が配
置された本発明の実施形態を示す。圧力を改善するため、摩擦ライニングごとに
2つの液圧作動のピストン31a’、31b’または31a”、31b”を使用
する。例示された実施形態では、ピストンは均一に分布し、特に作動摩擦係数が
約0.40と0.45の間で、ブレーキ・ディスク11が矢印Dの方向に回転し
ている場合に、摩擦表面全体にわたって均一な作用があるよう配置され、熱流束
密度に局所的増加がないことを保証する。これは、例えば圧着装置ごとに4つの
ライニングと組み合わせて8つのピストンを使用することによっても達成するこ
とができる。不均一な力の分布を回避するため、それぞれが個々の圧着装置を伴
う複数の個々の摩擦ライニングを使用することが好ましい。これは、単ピストン
のキャリパーまたは複数ピストンのキャリパーによって達成することができ、こ
れには1つ以上、好ましくは2つから6つ、特に好ましくは4つまたは6つの摩
擦ライニングを配置する。これらの摩擦ライニングは、制動トルクが作用してい
ても均一な圧力が確保されるような方法で、2つから4つのピストンによってそ
れぞれ押しつけられ、接触することが好ましい。前述したように、これらのブレ
ーキ・シューの摩擦ライニングは、半径方向に大きいが、周方向に比較的小さい
と有利である。
【0021】 図示されていない1つの構成要素は、少なくとも1つの圧着装置が、さらに機
械的および/または電子的補償エレメントを有することができ、これは、平衡レ
バーの原理を用いて、圧着力が複数の摩擦ライニングに均一に分布するような方
法で設計されることである。その結果を図4で概略的に示す。ブレーキ・ディス
ク11が矢印Dの方向に回転した状態で、任意の摩擦係数μにおける理想的圧力
の作用線を、Wiで表す。ピストンの作用線をWkで表す。ピストンの作用によ
って導入されたエネルギーεは、摩擦係数μの関数として前述した理想的圧力が
達成されるような方法で制御される。これにより、個々のブレーキ・シューでの
平衡、したがって圧力の改善が達成される。ブレーキ・ディスク・ロータとブレ
ーキ・シュー間の圧力の改善も、ブレーキ液圧1μm/barを超える圧縮性を
有する摩擦ライニングおよび/または摩擦ライニングと圧着装置との間に設け、
ブレーキ液圧1μm/barを超える圧縮性を有する中間層を使用することによ
って達成することができる。
【0022】 言うまでもなく、摩擦表面12bにも、必要な変更を加えた状態で同じ事が当
てはまる。
【0023】 制動騒音を抑制するため、図5で示すように、ブレーキ・ディスク11の摩擦
表面ごとに2つのブレーキ・シュー20a’、20a”を、その作用線が約11
0から130°の角度αを囲むような方法で配置する。その結果を図6に示す。
これは、ロータの回転角度の関数としてブレーキ・ディスク・ロータの典型的な
K0/3の振動を示し、K0/3の振動波の腹は、摩擦表面21a’、21a”
の配置によって防止される。ブレーキ・シューが適切に配置されていれば、振動
波の節にも、必要な変更を加えた状態で同じ事が当てはまる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるブレーキ・ユニットの一定の縮尺ではない概略図を示す。
【図2】 図1の線II−IIに沿った断面図を示す。
【図3】 本発明の別の実施形態の、図2に対応する図を示す。
【図4】 シュー圧力の作用線の概略図を示す。
【図5】 本発明の別の実施形態の概略図を示す。
【図6】 ブレーキ・ディスク・ロータのK0/3振動波の概略図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月28日(2000.11.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リーデル,ハンス−ゲオルグ ドイツ連邦共和国 ディー−75177 プロ ーツハイム,ホッヘンツォルレーンシュト ラッセ 104 (72)発明者 ゾコロフスキー,デトレフ ドイツ連邦共和国 ディー−73760 オス トフィルデーン,イン デン ホルツヴィ ーゼン 3 (72)発明者 スパンゲマッヒェル,ビョルン ドイツ連邦共和国 ディー−71065 ジン デルフィンゲン,ブレイッヒミュールシュ トラセ 25 Fターム(参考) 3J058 AA48 AA53 AA66 AA77 AA84 AA87 BA21 BA34 CA43 CA44 CA45 CB27 CC03 CC33 EA08 EA14 EA17 EA28 FA01 GA92

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが摩擦ライニング(21a、21b)を伴う少なく
    とも2つのブレーキ・シュー(20a、20b)、および少なくとも1つのブレ
    ーキ・ディスク・ロータ(11)を有し、ブレーキ・ディスク・ロータ(11)
    の外面がそれぞれ少なくとも部分的に、個々の摩擦ライニング(21a、21b
    )のために金属/セラミック複合材料(CMC)で構成された摩擦表面(12a
    、12b)を有し、さらに少なくとも1つの圧着装置(30)を有し、これが制
    動操作中にブレーキ・シュー(20a、20b)に作用するブレーキ・ユニット
    (10)であって、ブレーキ・シュー(20a、20b)の摩擦ライニング(2
    1a、21b)が、ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の摩擦表面(12a、
    12b)の少なくとも15%を覆い、少なくとも1つの圧着装置(30)が、ブ
    レーキ・シュー(20a、20b)に作用する圧力が制動操作中に摩擦表面(1
    2a、12b)に基本的に均一に作用するような方法で設計されることを特徴と
    するブレーキ・ユニット。
  2. 【請求項2】 ブレーキ・シュー(20a、20b)の各摩擦ライニング(
    21a、21b)の平均高さ(h)対平均幅(b)の比率が約1:1から1:1
    .6であることを特徴とする、請求項1に記載のブレーキ・ユニット。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つ、好ましくは複数の圧着装置(30)を設け
    、これが少なくとも2つのブレーキ・シュー(20a、20b)に作用し、ブレ
    ーキ・シュー(20a、20b)ごとに少なくとも2つのピストン(31、32
    )を設けることを特徴とする、請求項1ないし2のいずれか一項に記載のブレー
    キ・ユニット。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つ、好ましくは複数の圧着装置(30)を設け
    、これが少なくとも4つのブレーキ・シューに作用し、ブレーキ・シューごとに
    少なくとも2つのピストン(31、32)を設けることを特徴とする、請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  5. 【請求項5】 ブレーキ・シューに個々の摩擦ライニングを設け、それぞれ
    が個々の圧着装置を伴うことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に
    記載のブレーキ・ユニット。
  6. 【請求項6】 圧着装置ごとに、単数または複数ピストンのキャリパーを設
    け、これに1つ以上、好ましくは2つから6つ、特に好ましくは4つまたは6つ
    のブレーキ・シューを配置することを特徴とする、請求項5に記載のブレーキ・
    ユニット。
  7. 【請求項7】 ブレーキ・シューの摩擦表面が、半径方向に大きく、周方向
    に比較的小さいことを特徴とする、請求項5および6のいずれか一項に記載のブ
    レーキ・ユニット。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの圧着装置(30)が機械的および/または
    電子的補償エレメントを有し、これは、平衡レバーの原理を用いて圧着力が複数
    の摩擦ライニング(21a、21b)に均一に分布するような方法で設計される
    ことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のブレーキ・ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 特に約0.40から0.45の作動摩擦係数で、ブレーキ・
    シュー(20a、20b)に作用する圧力が可能な限り均一であるような方法で
    、少なくとも2つのピストン(31、32)を配置することを特徴とする、請求
    項3ないし8のいずれか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  10. 【請求項10】 ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の摩擦表面(12a
    、12b)ごとに2つのブレーキ・シューを、その作用線が約110から130
    °の角度αを囲むような方法で配置することを特徴とする、請求項4ないし9の
    いずれか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  11. 【請求項11】 摩擦ライニング(21a、21b)がブレーキ液圧1μm
    /barを超える圧縮性を有することを特徴とする、請求項1ないし10のいず
    れか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  12. 【請求項12】 ブレーキ液圧が1μm/barを超える中間層を、ブレー
    キ・シュー(20a、20b)の摩擦ライニング(21a、21b)と圧着装置
    (30)との間に設けることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項
    に記載のブレーキ・ユニット。
  13. 【請求項13】 ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の少なくとも摩擦表
    面(12a、12b)を、アルミニウム/セラミック複合材料またはシリコン/
    セラミック複合材料で形成することを特徴とする、請求項1ないし12のいずれ
    か一項に記載のブレーキ・ユニット。
  14. 【請求項14】 ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の少なくとも摩擦表
    面(12a、12b)を、繊維強化複合材料で形成することを特徴とする、請求
    項1ないし13のいずれか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  15. 【請求項15】 複合材料が、強化繊維として炭素繊維および/またはシリ
    コン・カーバイド繊維を含むことを特徴とする、請求項14に記載のブレーキ・
    ユニット。
  16. 【請求項16】 複合材料が、強化繊維として、好ましくは織物繊維構造ま
    たは不織スクリムの形態で、長い繊維を含むことを特徴とする、請求項14およ
    び15のいずれか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  17. 【請求項17】 複合材料が、強化繊維として、好ましくは等方性の短い繊
    維である短い繊維を含むことを特徴とする、請求項14および15のいずれか一
    項に記載のブレーキ・ユニット。
  18. 【請求項18】 複合材料が、セラミック構成要素としてシリコン・カーバ
    イド・セラミックまたは酸化アルミニウム・セラミックを含むことを特徴とする
    、請求項1ないし17のいずれか一項に記載のブレーキ・ユニット。
  19. 【請求項19】 ブレーキ・ディスク・ロータ(11)の摩擦表面(12a
    、12b)およびブレーキ・ディスク・ロータ(11)が一体形成され、同じ材
    料で構成されることを特徴とする、請求項1ないし18のいずれか一項に記載の
    ブレーキ・ユニット。
JP2000591343A 1998-12-23 1999-12-21 ブレーキ・ユニット Pending JP2002533634A (ja)

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