JP2002519557A - ハウジングシステム - Google Patents

ハウジングシステム

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JP2002519557A
JP2002519557A JP2000556143A JP2000556143A JP2002519557A JP 2002519557 A JP2002519557 A JP 2002519557A JP 2000556143 A JP2000556143 A JP 2000556143A JP 2000556143 A JP2000556143 A JP 2000556143A JP 2002519557 A JP2002519557 A JP 2002519557A
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cavity
throttle
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ジョセフ パウエル ジェフリー
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Abstract

(57)【要約】 ノイズを低減しかつエアクリーナを収容するためのハウジングが開示されている。ハウジングは、自動車のエンジンに分離可能に結合するように形成されている。エンジンは、クランクシャフトによって駆動される複数のベルト駆動式アクセサリを含んでいる。ハウジングは、ハウジング内に配置された内部空気キャビティを含んでいる。キャビティは、空気を空気導入室に外部ソースから導入するための取入部に隣接した空気導入室と、空気をろ過室から通気するための排出部に隣接したろ過室とを提供している。ろ過室は、取入部と排出部との間に配置された、空気を浄化するためのフィルタを収容するように形成されている。さらに、エンジンは、ハウジングの外部と一体的なシュラウドを含んでいる。シュラウドは、周壁を提供しており、この周壁は、少なくとも2つのベルト駆動式アクセサリの少なくとも一部を少なくとも部分的に包囲するように形成された凹所を規定している。シュラウドは、エンジンによって生ぜしめられるノイズを著しく低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、概して、エンジンノイズを低減しかつ自動車のエンジンに関連した空
気浄化ユニットを提供することに関する。特に、本発明は、自動車エンジンによ
って生ぜしめられるノイズを著しく低減しかつ空気フィルタを収容するように形
成されたハウジングを提供するように形成されたハウジングシステムに関する。
【0002】 発明の背景 空気及び燃料をマニホールドを通じて送り、空気及び燃料を内燃機関(エンジン
)のシリンダヘッドに供給する前に原空気を浄化することがよく知られている。
このような公知のエアクリーナは、容器に配置されたフィルタを有している。動
作中は、このような公知のエアクリーナは、原空気を吸入し、原空気を浄化し、
浄化された空気をマニホールドへ送る。このような公知のマニホールドは、浄化
された空気及び燃料をエンジンのシリンダヘッドへ送る。
【0003】 自動車及び自動車に関連したコンポーネントによって生ぜしめられるノイズ量
を低減することもよく知られている。例えば、エンジンにおける燃料及び空気の
点火によって生ぜしめられるノイズを低減するために、マフラがエンジン排気部
に接続されていてよい。さらに、運転者に認識可能なエンジン及び環境騒音の量
を低減するために、自動車のフード下方及び自動車の運転室内に吸音材料を提供
することが知られている。
【0004】 このような公知のエアクリーナ及びその容器に関する問題は、通常、エンジン
ノイズ又はベルト駆動式エンジンアクセサリによって生ぜしめられるノイズを低
減するように構成されていないことである。さらに、このような容器は、通常、
単一の目的(すなわち、エアクリーナを収容すること)を有しており、エアクリ
ーナの保守のために容易にアクセス可能ではない。
【0005】 したがって、必要なことは、エアクリーナを収容しかつエンジン及びエンジン
の関連したベルト駆動式アクセサリによって生ぜしめられるノイズの量を低減す
るように構成されたハウジングシステムである。
【0006】 ハウジングシステムであって、このハウジングシステムにキャビティアクセサ
リ及び機械的アクセサリを固定することができるようなものを有することも有利
である。さらに、このようなアクセサリを冷却することができるハウジングシス
テムを有することは有利である。自動車の使用されていないフード下方のスペー
スを占める単純な構造のハウジングシステムを提供することも有利である。
【0007】 本発明の概要 本発明は、ノイズを低減しかつエアクリーナを収容するためのハウジングに関す
る。ハウジングは、自動車の内燃機関に分離可能に結合するように形成されてい
る。エンジンは、クランクシャフトによって駆動される複数のベルト駆動式アク
セサリを有している。ハウジングは、このハウジング内に配置された内部エアキ
ャビティを有している。キャビティは、空気を空気取入室内へ外部ソースから取
り入れるための取入部に隣接した空気取入室と、空気をろ過室から通気するため
の空気排出部に隣接したろ過室とを提供する。ろ過室は、取入部と排出部との間
に配置された、空気を浄化するためのフィルタを収容するように形成されている
。さらに、エンジンは、ハウジングの外部と一体的なシュラウドを有している。
シュラウドは、少なくとも2つのベルト駆動アクセサリの少なくとも一部を少な
くとも部分的に包囲するように形成された凹所を規定した周壁を提供する。シュ
ラウドは、エンジンによって庄瀬占められたノイズを著しく低減する。
【0008】 さらに、本発明は自動車の動力供給システムに関する。このシステムは内燃機
関(エンジン)を含んでいる。エンジンは、バルブカバーに提供される空気量を
調整するためのスロットルバルブを含んでいる。スロットルバルブは、スロット
ル取入部と、スロットル排出部と、スロットル取入部とバルブカバーとの間に配
置されたスロットルプレートとを含んでいる。スロットル排出部は、スロットル
取入部とバルブカバーとの間に位置している。エンジンは、空気をスロットルバ
ルブからバルブカバーへ提供するためのマニホールドをも含んでいる。エンジン
は、空気を、バルブカバーから、バルブカバーと空気を浄化するためのフィルタ
との間に配置されたスロットルバルブにまで通気させるための中空の細長い部材
をも含んでいる。エンジンは、燃料を、マニホールドに接続された、マニホール
ドに提供するための共通の燃料源をも含んでいる。エンジンは、エンジンに接続
された、エンジンを冷却するためのラジエータをも含んでいる。エンジンは、エ
ンジンに接続された、クランクシャフトによって駆動される複数のベルト駆動式
アクセサリをも含んでいる。
【0009】 さらに、前記システムは、エンジンノイズを低減しかつフィルタを収容するた
めのハウジングをも含んでいる。ハウジングは、エンジンに取り付けられており
、ハウジングに配置された内部空気キャビティを含んでいる。キャビティは、外
部ソースから空気導入室に空気を導入するための空気取入部に隣接した空気導入
室と、空気をろ過室から通気させるための空気排出部に隣接したろ過室とを提供
している。フィルタは、空気取入部と空気排出部との間でろ過室に配置されてい
る。前記システムは、ハウジングの外部と一体的なシュラウドをも含んでいる。
シュラウドは、複数のベルト駆動式アクセサリのうちの少なくとも2つの少なく
とも一部を少なくとも部分的に包囲する凹所を規定した周壁を提供している。シ
ュラウドは、エンジンによって生じるノイズを著しく低減し、空気導入室の空気
排出部は、スロットルバルブに接続されて流体接続されている。
【0010】 本発明の目的は、エアクリーナを収容し、エンジン及びエンジンの関連したベ
ルト駆動式アクセサリによって生じるノイズ量を低減するように構成されたハウ
ジングシステムを提供することである。本発明の別の目的は、ハウジングシステ
ムを有することであり、このハウジングシステムにキャビティアクセサリ及び機
械的アクセサリが取り付けられてよい。本発明の別の目的は、このようなアクセ
サリを冷却することができるハウジングシステムを有することである。本発明の
別の目的は、自動車の使用されていないフード下方のスペースを占める、単純な
構造のハウジングシステムを有することである。
【0011】 本発明の別の原理的な特徴及び利点は、以下の図面、詳細な説明及び添付の請
求項を考慮することにより当業者に明らかとなるであろう。
【0012】 有利な実施例の詳細な説明 図1は、本発明の有利な実施例による、エンジンノイズを低減しかつフィルタア
センブリ40を収容するためのハウジングシステム10を示している。ハウジン
グシステム10は、自動車の内燃機関98のエンジンブロック182に取り付け
られたハウジング20を含んでいる。ハウジング20は、空気リザーバ(キャビ
ティ24として示されている)と外部キャビティ(凹所34として示されている
)とを含んでいる。フィルタアセンブリ40がハウジング20の空気取入部66
とスロットルアセンブリ130との間に配置されている。運転中、原空気66(
例えば大気、周囲空気、未浄化空気、含じん空気等)が取入部66に進入し、キ
ャビティ24内を送られる。次いで、原空気62は、フィルタアセンブリ40に
よってろ過され、ハウジング20の排出部(例えば、アパーチャ128として示
された出口、通気口、排気部等)を介してキャビティ24から流出する。次いで
、浄化された空気48は、スロットルアセンブリ130によって調節され又は絞
られ、エンジン98のバルブカバー186へ送られる。
【0013】 図3を参照すると、外壁22がハウジング20のキャビティ24を規定してい
る。キャビティ24は含じん空気室26と空気ろ過室28とを有している。原空
気入口68は、外壁22と一体的であり、ハウジング20の前側から外方へ突出
している。図1に最も詳しく示したように、入口68はハウジング20の前側か
ら中心をずらして位置決めされている。固定部材(捕捉クランプ72として示さ
れている)は延長管70を入口68に接続させている。延長管70は、原空気6
2を大気等の原空起源(図示せず)から提供する。含じん空気室26へ導入され
た原空気62は、フィルタアセンブリ40による浄化又はろ過のためにろ過室2
8へ送られる。
【0014】 図2を参照すると、ハウジング20の外部は凹所34を有しており、この凹所
34は、エンジンブロック182の前側に取り付けられたベルト駆動式アクセサ
リ150を包囲している。凹所34はシュラウド38の周壁36によって規定さ
れている。周壁36は、ベルト駆動式アクセサリ150を部分的に包囲しており
、これにより、ベルトシステム148及びベルト駆動式アクセサリ150を凹所
34内に部分的に取り囲んでいる。凹所34は、ベルトシステム148及びベル
ト駆動式アクセサリ159の近くに設けられている。それぞれのベルト駆動式ア
クセサリ150は、ロッド170によってベース174に結合されたプーリ又は
ベルト車168を有しており、ベルト車168は、ロッド170が回転させられ
たときに回転するようになっている。ベルトシステム148はベルト駆動式アク
セサリ159を相互接続している。ヘビ状又は駆動ベルト152は、クランクシ
ャフト(図示せず)によって駆動されるクランク160のベルト車168を、水
ポンプ162のベルト車168と交流発電機164のベルト車168とに接続し
ている。クランク160のベルト車168が回転させられると、駆動ベルト15
6は水ポンプ162と交流発電機164とのベルト車168を同様に回転させる
。駆動ベルト156のたるみを排除するための張設ベルト158は、張設装置の
ベルト車168(アイドルローラ166として示されている)をクランク160
のベルト車168に相互接続させている。
【0015】 原空気62を保持するためのキャビティ若しくは共振器30と共振器32とが
ハウジング20の内部に設けられている。図4を参照すると、共振器30及び3
2はキャビティ24に隣接して位置決めされている。取入部若しくは入口(共振
器30のアパーチャ74及び共振器32のアパーチャ76として示されている)
は、キャビティ24と共振器30との間、及びキャビティ24と共振器30との
間の原空気62の流入及び流出のための通路を提供している(図5参照)。理論
によって限定されることを望むことなく、エンジンから生じるノイズ(振動等)
及び空気リザーバへの原空気の導入が、共振器の境界に跳ね返ることによって著
しく低減、緩衝又は減衰されると考えられる。択一的な実施例によれば、共振器
の取入部は、角形(例えば圧着された、トランペット形部分、湾曲した、等)で
あってよい。理論によって限定されることを望まずに、共振器の取入部の角形は
、原空気及びエンジンの固有振動数を共振器の固有振動数に部分的に合致させる
ことによって全体的なノイズの減少を提供することができる。別の択一的な実施
例によれば、共振器は、多数の成形されたバッフル若しくは迷路状構造(オフィ
ス設備分野において知られているような吸音材料で被覆されていてよい)を有し
ていてよく、このバッフル若しくは迷路状構造内へ原空気が送り込まれる(すな
わち、バッフルはさらにエンジンの全体ノイズレベル及び空気キャビティ内への
空気の導入を低減するために働いてよい)。
【0016】 様々なアクセサリがハウジングの内部又は外部に取り付けられてよい。図4を
参照すると、アイテム(水等)のためのリザーバ又は貯蔵領域を提供するキャビ
ティアクセサリ100が、図示したようにハウジング20の外部に取り付けられ
ている。貯蔵領域106を有する冷却剤リザーバ(ラジエータオーバフローボト
ル102として示されている)が、ハウジング20に成形されているか、ハウジ
ングと一体的であってよい。カバー110が、アイテムがボトル102の貯蔵領
域106から漏出する可能性を低減するためにボトル102の頂部に設けられて
いる。固定装置116(例えばねじ山付きねじトップ、スナップオントップ、蓋
等)は、ボトル102にほぼ気密なシールを提供してよい。貯蔵領域108を有
する溶剤リザーバ(フロントガラスワイパ流体ボトル104として示されている
)が、ハウジング20に成形されているか、ハウジング20と一体的であってよ
い。カバー112が、アイテム(フロントガラスワイパ流体)がボトル104の
貯蔵領域108から漏出する可能性を低減するためにボトル104の頂部に設け
られている。固定装置114(例えばねじ山付きねじトップ、スナップトップ、
蓋等)が、ほぼ液密なシールをボトル104に提供していてよい。択一的な実施
例によれば、様々な機械的アクセサリ(例えば、ラジエータファン、フロントガ
ラスポンプ、空気導入ファン等)がハウジングの内部又は外部に取り付けられて
いてよい。図4に示したような別の択一的な実施例によれば、アクセサリを取り
付けるための付加的なスペース又は表面領域を提供するために、側部キャビティ
176、閉鎖キャビティ178又は前部キャビティ148等のあらゆる数の内部
キャビティをハウジング148内に設けることができる。
【0017】 図3を参照すると、フィルタアセンブリ40が、キャビティ24のろ過室28
内に配置されており、フランジ(図示せず)等の支持構造によって支持されてい
てよい。フィルタアセンブリ40は、ほぼ円形のエアフィルタエレメント(キャ
ニスタ42として示されている)を有している。ハウジング20の突出管118
は、フィルタアセンブリ40を支持するためにキャニスタ42の上端52のアパ
ーチャ128に嵌合している。(突出管118はキャニスタ42のアパーチャ1
28の直径よりも小さな直径を有している)。キャニスタ42は空気受取り面(
外壁44として示されている)と空気排出面(内壁46として示されている)と
を有している。キャビティ24内に貯蔵された又は導入された原空気62は、外
壁44を通ってキャニスタ42へ進入し、前処理された又はひだ状にされた段ボ
ール紙等のフィルタ媒体(図示せず)を通過させられる。キャニスタ42による
原空気62の浄化又はろ過の間、不純物(例えば、砂、粒子、ガス、汚物、汚染
物等)をフィルタ媒体内に捕捉することができる。浄化された空気48が、キャ
ニスタ42の内壁46を通ってフィルタ媒体から流出する。カバー(端部キャッ
プ58として示されている)が、キャニスタ42の下端50を包囲している。端
部キャップ58は、キャニスタ42の下端50をカバーする又は遮断することに
よって、原空気62が外壁44を通って進入しやすくする。一般的にフレキシブ
ルで圧縮可能なシール56がキャニスタ42の上端52に取り付けられている。
シール56は、半径方向に、キャニスタ42の周囲に、アパーチャ128の周囲
を越えて延びている。接着剤又はのり等の固定手段(図示せず)は、シール56
をキャニスタ42に固定することができる。このような固定手段は、ろ過媒体の
左側の端部をろ過媒体の右側の端部に固定することもでき、これによりほぼ円形
のろ過媒体を形成する。択一的な実施例によれば、シールをフィルタエレメント
に一体的に成形することができかつ/又はシールをフィルタエレメントに取外し
可能に結合することができる。
【0018】 ねじりロックシステム120(バヨネットマウント等)はエアフィルタアセン
ブリ40をハウジング20に固定し、キャニスタ42を空気ろ過室28に容易に
着脱できるようにしている。キャニスタ42を着脱するために、成形された突起
若しくは耳(フィンガ126として示されている)を有するキャップ122の掴
み部124は、ハウジング20に対して約120゜回転させられる。フィンガ1
26は、キャップ122の縁部の周囲にほぼ均等に間隔をおかれている。キャッ
プ122はキャニスタ42のシール56を外壁22に押し付ける。掴み部124
を回転させることにより、キャップ122のフィンガ126は、ハウジング20
の外壁22と相互結合させられる。フィンガ126と外壁22とのこのような相
互結合は、原空気62がシール56の周囲から漏出しないようにするために、シ
ール56と突出管118との間における圧縮力を維持する。択一的な実施例によ
れば、ハウジングに対するキャップのさらなる回転を防止するために、ねじりロ
ックシステムにはインデックスシステムを設けることができる(すなわち、この
ような回転はキャップのフィンガとハウジングの壁部との間の分離を生じるおそ
れがある)。
【0019】 図1を参照すると、エンジン98は、自動車技術において知られているような
V8車両エンジン等のV型配列を有している。エンジン98はクランクシャフト
(図示せず)を有しており、このクランクシャフトは特にベルト駆動式アクセサ
リ150を駆動する。マニホールド及びスロットルアセンブリ130が、エンジ
ン98の左側のシリンダ斜面180と右側のシリンダ斜面184との間に位置決
めされている。スロットルアセンブリ130は、フィルタアセンブリ40から、
左側のシリンダ斜面180の左側のバルブカバー186と右側のシリンダ斜面1
84の右側のバルブカバー188に送られる浄化された空気の量を調節する。ス
ロットルアセンブリ130はフィルタアセンブリ40のキャニスタ42とほぼ同
軸的である。(図3に示したような有利な実施例によれば、キャニスタ42及び
スロットルバルブ142は、クランクシャフトの回転軸に対して平行な軸線を有
している)。固定部材(捕捉クランプ82として示されている)は、スロットル
アセンブリ130のスロットルバルブ142を、ハウジング20の延長管80に
接続させている。(延長管80の直径は、スロットルバルブ142の直径よりも
大きく、スロットルバルブ142が延長管80に挿入され、捕捉クランプ82に
よって固定することができるようになっている)。スロットルアセンブリ130
、ほぼ半円形のカム136に取り付けられた制御装置(レバー132として示さ
れている)を提供するチョークアセンブリ134を有している。チョークアセン
ブリ134を通過する浄化された空気48の量を調節するために、カム136が
軸138を回転させ、この軸138自体は、スロットルバルブ142内に配置さ
れた平らなスロットルプレート(フラップ140として示されている)を回転さ
せる。スロットルアセンブリ130を通過した後、浄化された空気48はエンジ
ン98のバルブカバー186及び188内へ送られる。スロットルバルブ142
はY字形であってよく、スロットルバルブ142の左側の出口若しくは排出部が
左側のバルブカバー186に取り付けられ、スロットルバルブ142の右側の排
出部(図示せず)が右側のバルブカバー188に取り付けられるようになってい
る。択一的な実施例によれば、チョークアセンブリのレバーはコンピュータシス
テムによって制御することができる。
【0020】 図3を参照すると、空気を左側及び右側のバルブカバー186及び188から
延長管80へ送るためのチャネル90がハウジング20に取り付けられていてよ
い。積極的なクランクシャフト換気バルブ(PCVバルブ92として示されてい
る)が、チャネル90内に配置されていてよく、バルブカバー186及び188
からスロットルアセンブリ130への浄化された空気48の通気を張設するよう
になっている。チャネル90は、ハウジング20をバルブカバー186及び18
8に取り付けるための突出部94をも有していてよい。グロメット190は、バ
ルブカバー186及び188の取付部192の強化及び保護することができる。
したがって、ハウジング20は、全ての取付け箇所(スロットルアセンブリ13
0とハウジング20との間及びバルブカバー186及び188とチャネル90と
の間の取付け箇所等)、全ての管(入口68等)を解離させ、ハウジング20を
エンジン98の前側から離れるようにかつエンジン98の上方へハウジング20
を持ち上げることにより、エンジン98から容易に取り外すことができる。
【0021】 ハウジングシステム10の択一的実施例であるハウジングシステム210が図
6に示されている。ハウジングシステム210は、ハウジング220と、直列型
エンジン298(例えば自動車分野において知られているような直列4気筒エン
ジン)とを有している。ハウジング220はシュラウド238を有しており、こ
のシュラウド238は、凹所キャビティ234を規定した周壁236を有してい
る。凹所キャビティ234は、凹所34と同様に、ベルト駆動式アクセサリ25
0を包囲している。空気導入キャビティ224がハウジング220内に設けられ
ている。固定部材(捕捉クランプ272として示されている)は、ハウジング2
20の含じん空気管268をハウジング220の取入部(入口270として示さ
れている)に接続している。含じん空気管268は、中心をずらされて及びハウ
ジング220の側部に示されているが、含じん空気管及び取入部はハウジングの
どこに設けられていてもよい。ねじりロック機構284(図3に示されたねじり
ロックシステム120と同様)によって固定されたキャニスタ型フィルタを有す
るフィルタアセンブリ240がハウジング220内に設けられいていてよい。エ
ンジン98と同様のエンジン298は、スロットルアセンブリ230を有してお
り、このスロットルアセンブリは、フィルタアセンブリ240をバルブカバー2
86に接続している。ヘビ状ベルト256は、多数のベルト駆動式アクセサリ(
交流発電機264、クランク260、水ポンプ262、アイドルローラ266と
して示されている)を相互に接続している。あらゆる択一的な又は有利な実施例
によれば、ベルト駆動式アクセサリは、エアコンディショニングコンデンサ、エ
アポンプ、ポンプ、パワーステアリングポンプ及びスーパーチャージャ等を含ん
でいてよい。
【0022】 特に有利な実施例によれば、ハウジングシステムは、原空気が自動車若しくは
車両エンジンのバルブカバーへ送られる前にこの原空気を浄化する。ハウジング
は射出成形されたプラスチックから形成されていると有利である。ハウジングの
周壁は、ベルトシステムの面全体、有利にはベルト駆動アクセサリの少なくとも
一部をカバー若しくは包囲していると有利である。フィルタアセンブリのカバー
は、アルミニウムから形成され、ウレタンに収納されていると有利である。フィ
ルタエレメントは約1クウォートの浄化された空気を保持しており、フィルタ媒
体はジグザグ状に折り畳まれた紙から形成されていると有利である。フィルタア
センブリのシールはほぼV字形でかつウレタンゴムから形成されていると有利で
ある。有利には、キャビティアクセサリのカバーは約120ヘルツで貯蔵領域に
振動溶接されている。ねじりロック機構の掴み部は十字形構造を有する成形され
たプラスチックである。有利には、グロメットはゴムから形成されている。
【0023】 本発明の有利な実施例を上に説明したが、前記発明の有利な特徴から逸脱する
ことなしに、様々な部材のサイズ、構造、形状及び比、パラメータの値、取付け
形式、又は材料の使用の変更等の複数の変更を行うことができる。例えば、空気
質量流量計がエアフィルタとスロットルアセンブリとの間に取り付けられていて
よい。さらに、ハウジングは、バルブカバー、エンジンブロック又はマニホール
ドの1つ又は2つ以上に取り付けられていてよい。
【0024】 別の択一的な実施例によれば、様々なアクセサリがハウジング内で関連してい
てよい。このようなアクセサリは、液体、予備部材、クリーニング部材等の様々
なアイテムを貯蔵若しくは保持するためのキャビティアクセサリであってよい。
このようなキャビティアクセサリは、ハウジングに成形されたパワーステアリン
グ流体リザーバと、ハウジングの外部に取り付けられたトランスミッション流体
リザーバと、液体オーバフローリザーバ等を含んでいてよい。さらに、ハウジン
グは、バッテリを支持するための室を有していてよい。アクセサリは、様々な機
械的アクセサリを有していてもよい。機械的アクセサリはハウジング内にも受け
られていてよい(例えば点火システム及びエンジン制御ユニットは、あらゆるエ
ンジンプラットフォームが設けられたハウジングに成形されてよく、エンジン制
御ユニットは、空気流がエンジン制御ユニットを冷却するために働くことができ
るように、ハウジングに取り付けられていてよい)。機械的アクセサリはハウジ
ングの外部又は内部に取り付けられていてよい。このような機械的アクセサリは
、空気をラジエータに吹き付けるためにハウジングの外部に取り付けられたファ
ンを含んでいてよいが、このファンはハウジングに取り付けられていても取り付
けられていなくてもよい。さらに、様々なセンサ及びソレノイド取付けフランジ
(マニホールド温度センサ及び排ガス再循環バルブ等)は、ハウジングに成形又
はスナップ結合することができる。さらに、キャニスタパージソレノイドのため
のチャコールキャニスタは、ハウジングの外部に取り付けられていてよい。
【0025】 ハウジングに関する別の択一的な実施例によれば、ハウジングの形状は、エン
ジンの型(例えば、2サイクル及び4サイクル往復ピストンエンジン、ガスター
ビン、自由ピストン、ロータリ燃料型エンジン)に適合するように容易に変更す
ることができ、概して半円形、ブレッドボード形、山形等であってよい。フード
下方のパッケージング又は部材(例えば、ラジエータ、衝撃タワー、横材、ベル
ト駆動式アクセサリ等)はさらにハウジングの形状に影響してよい。シュラウド
は、全てのベルト駆動式アクセサリ又は個々のベルト駆動式アクセサリの一部を
包囲していてよい。ハウジングがエンジンに取り付けられているときでさえもベ
ルト駆動式アクセサリがアクセス可能であるように、孔又はスペースがシュラウ
ドに設けられていてよい。シュラウドはエンジンに密接していても、エンジンか
ら間隔を置いて配置されていてもよい。
【0026】 フィルタアセンブリに関する別の択一的な実施例によれば、フィルタエレメン
トは廃棄可能であってよい。フィルタ材料は、多孔性材料(例えば厚紙、段ボー
ル紙、炭素れんが等)又は天然又は合成繊維材料(例えばスパンポリウレタン、
ガラスウール、微生物フィルタ等)から形成されていてよい。フィルタアセンブ
リとハウジングとの間の有効な閉鎖又はシールは、公知の結合システムによって
形成されていてよく(バヨネットコネクタシステム、ねじ山結合、クランプ等)
、あらゆるロッキング機構(例えば、もどり止め、タンブラロック、粘着性接着
剤等)によって維持されていてよい。フィルタアセンブリのシールは、丸形、V
字形、菱形又はその他のあらゆる形状若しくは輪郭であってよい。フィルタアセ
ンブリのシールは、ハウジングに取り付けられていても、フィルタエレメントの
縁部の周囲に延びた硬質又は半硬質フレームに固定されていても、ハウジング及
びフィルタエレメントの両方から解離させられてもよい、フィルタアセンブリの
シールは、フィルタエレメントとハウジングとの間に位置決めされている。フィ
ルタは、ハウジングから選択的に取外し可能な、パン、箱又は引出し型のフィル
タであってよい。
【0027】 “チャネル”という用語の使用は、あらゆるバルブ、ホース、管、導管、通路
、通路、又は空気が流れる経路を提供するための同様の手段又は構造が用語に含
まれることが意図されている限り、限定の用語として意味されるのではないこと
に注意すべきである。“送られる”という用語の使用は、ハウジング内への、ハ
ウジングを通過する及びハウジングから出る空気のあらゆる経路付け又は導きが
用語に含まれることが意図されている限り、限定の用語として意味されるのでは
ないことに注意すべきである。“エンジン”という用語の使用は、あらゆる“エ
ンジン”又は動作を引き起こすために燃料及び空気を使用するための同様の機械
が用語に含まれることが意図されている限り、限定の用語として意味されるので
はないことにも注意すべきである。
【0028】 したがって、本発明によれば、上述したような目的及び利点を完全に満足する
ハウジングシステムが提供されることが明らかであるべきである。本発明は、特
定の実施例を用いて説明されているが、多くの択一例、修正及び変更が当業者に
明白であることが明らかである。すなわち、本発明は、添付の請求項の思想及び
広い範囲に該当するこのような全ての択一例、修正及び変更を含むものである。
その他の代替、修正、変更及び省略が、有利な実施例の設計、運転条件及び配列
において、添付の請求項に示された本発明の思想から逸脱することなく行われて
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有利な実施例に基づくハウジングシステムの立面図である。
【図2】 図1のシステムの側面図である。
【図3】 図1の1−1線に沿って見た図1のシステムの部分断面図である。
【図4】 図2の4−4線に沿って見た図1のシステムの断面図である。
【図5】 図4の5−5線に沿って見た図1のシステムの部分断面図である。
【図6】 本発明の択一的な実施例に基づくハウジングシステムの立面図である。
【図7】 図6のシステムの側面図である。
【符号の説明】
10 ハウジングシステム、 20 ハウジング、 22 外壁、 24 キ
ャビティ、 26 含じん空気室、 28 ろ過室、 32 共振器、 34
凹所、 36 周壁、 38 シュラウド、 40 フィルタアセンブリ、 4
2 キャニスタ、 44 外壁、 46 内壁、 48 浄化された空気、 5
0 下端、 52 上端、 56 圧縮可能なシール、 58 端部キャップ、
62 原空気、 66 空気取入部、 68 入口、 70 延長管、 74
,76 アパーチャ、 98 エンジン、 100 キャビティアクセサリ、
102 ラジエータオーバフローボトル、 104 ボトル、 106 貯蔵領
域、 112 カバー、 114 固定部材、 118 突出管、 120 ね
じりロックシステム、 122 キャップ、 124 掴み部、 126 フィ
ンガ、 128 アパーチャ、 130 スロットルアセンブリ、 132 レ
バー、 134 チョークアセンブリ、 136 カム、 138 シャフト、
140 フラップ、 142 スロットルバルブ、 146 出口若しくは排
出部、 148 ベルトシステム、 150 ベルト駆動式アクセサリ、 15
3 ヘビ状又は駆動ベルト、 156 駆動ベルト、 158 張設ベルト、
160 クランク、 162 水ポンプ、 164 交流発電機、 166 ア
イドルローラ、 168 ベルト車、 176 側部キャビティ、 178 閉
鎖キャビティ、 180 左側のシリンダ斜面、 182 エンジンブロック、
184 右側のシリンダ斜面、 186 バルブカバー、 188 右側のバ
ルブカバー、 190 グロメット、 210 ハウジングシステム、 220
ハウジング、 224 空気取入キャビティ、 234 凹所キャビティ、
236 周壁、 238 シュラウド、 240 フィルタアセンブリ、 24
2 キャニスタ型フィルタ、 256 ヘビ状ベルト、 262 水ポンプ、
266 アイドルローラ、 268 含じん空気管、 270 入口、 272
捕捉クランプ、 286 バルブカバー、 198 エンジン
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月12日(2000.7.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 有利な実施例の詳細な説明 図1は、本発明の有利な実施例による、エンジンノイズを低減しかつフィルタア
センブリ40(図2)を収容するためのハウジングシステム10を示している。
ハウジングシステム10は、自動車の内燃機関98のエンジンブロック182に
取り付けられたハウジング20を含んでいる。ハウジング20は、空気リザーバ
(図3にキャビティ24として示されている)と外部キャビティ(図2に凹所3
4として示されている)とを含んでいる。フィルタアセンブリ40がハウジング
20の空気取入部66とスロットルアセンブリ130との間に配置されている(
図3)。運転中、原空気66(例えば大気、周囲空気、未浄化空気、含じん空気
等)が取入部66に進入し、キャビティ24内を送られる。次いで、原空気62
は、フィルタアセンブリ40によってろ過され、ハウジング20の排出部(例え
ば、アパーチャ128として示された出口、通気口、排気部等)を介してキャビ
ティ24から流出する。次いで、浄化された空気48は、スロットルアセンブリ
130によって調節され又は絞られ、エンジン98のバルブカバー186(図2
)へ送られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 図3を参照すると、外壁がハウジング20のキャビティ24を規定している。
キャビティ24は含じん空気室26と空気ろ過室28とを有している。原空気入
口68は、外壁22と一体的であり、ハウジング20の前側から外方へ突出して
いる。図1に最も詳しく示したように、入口68はハウジング20の前側から中
心をずらして位置決めされている。固定部材(捕捉クランプ72として示されて
いる)は延長管70を入口68に接続させている。延長管70は、原空気62を
大気等の原空起源(図示せず)から提供する。含じん空気室26へ導入された原
空気62は、フィルタアセンブリ40による浄化又はろ過のためにろ過室28へ
送られる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 図4を参照すると、ハウジング20の外部は凹所34を有しており、この凹所
34は、エンジンブロック182の前側に取り付けられたベルト駆動式アクセサ
リ150を包囲している。凹所34はシュラウド38の周壁36によって規定さ
れている。周壁36は、ベルト駆動式アクセサリ150を部分的に包囲しており
、これにより、ベルトシステム148及びベルト駆動式アクセサリ150を凹所
34内に部分的に取り囲んでいる。それぞれのベルト駆動式アクセサリ150は
、ロッド170によってベース174に結合されたプーリ又はベルト車168を
有しており、ベルト車168は、ロッド170が回転させられたときに回転する
ようになっている。ベルトシステム148はベルト駆動式アクセサリ159を相
互接続している。ヘビ状又は駆動ベルト152は、クランクシャフト(図示せず
)によって駆動されるクランク160のベルト車168を、水ポンプ162のベ
ルト車168と交流発電機164のベルト車168とに接続している。クランク
160のベルト車168が回転させられると、駆動ベルト156は水ポンプ16
2と交流発電機164とのベルト車168を同様に回転させる。駆動ベルト15
6のたるみを排除するための張設ベルト158は、張設装置のベルト車168(
アイドルローラ166として示されている)をクランク160のベルト車168
に相互接続させている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 図1を参照すると、エンジン98は、自動車技術において知られているような
V8車両エンジン等のV型配列を有している。エンジン98はクランクシャフト
(図示せず)を有しており、このクランクシャフトは特にベルト駆動式アクセサ
リ150を駆動する。マニホールド及びスロットルアセンブリ130(図3)が
、エンジン98の左側のシリンダ斜面180と右側のシリンダ斜面184との間
に位置決めされている。スロットルアセンブリ130は、フィルタアセンブリ4
0から、左側のシリンダ斜面180の左側のバルブカバー186と右側のシリン
ダ斜面184の右側のバルブカバー188に送られる浄化された空気の量を調節
する。スロットルアセンブリ130はフィルタアセンブリ40のキャニスタ42
とほぼ同軸的である。(図3に示したような有利な実施例によれば、キャニスタ
42及びスロットルバルブ142は、クランクシャフト(図示せず)の回転軸に
対して平行な軸線を有している)。固定部材(捕捉クランプ82として示されて
いる)は、スロットルアセンブリ130のスロットルバルブ142を、ハウジン
グ20の延長管80に接続させている。(延長管80の直径は、スロットルバル
ブ142の直径よりも大きく、スロットルバルブ142が延長管80に挿入され
、捕捉クランプ82によって固定することができるようになっている)。スロッ
トルアセンブリ130、ほぼ半円形のカム136に取り付けられた制御装置(図
2にレバー132として示されている)を提供するチョークアセンブリ134を
有している。チョークアセンブリ134を通過する浄化された空気48の量を調
節するために、カム136が軸138を回転させ、この軸138自体は、スロッ
トルバルブ142内に配置された平らなスロットルプレート(フラップ140と
して示されている)を回転させる。スロットルアセンブリ130を通過した後、
浄化された空気48はエンジン98のバルブカバー186及び188内へ送られ
る。スロットルバルブ142はY字形であってよく、スロットルバルブ142の
左側の出口若しくは排出部が左側のバルブカバー186に取り付けられ、スロッ
トルバルブ142の右側の排出部(図示せず)が右側のバルブカバー188に取
り付けられるようになっている。択一的な実施例によれば、チョークアセンブリ
のレバーはコンピュータシステムによって制御することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 ハウジングシステム10の択一的実施例であるハウジングシステム210が図
6に示されている。ハウジングシステム210は、壁部222を備えたハウジン
グ220と、エンジンブロック282を有する直列型エンジン298(例えば自
動車分野において知られているような直列4気筒エンジン)とを有している。ハ
ウジング220はシュラウド238を有しており、このシュラウド238は、凹
所キャビティ234を規定した周壁236を有している。凹所キャビティ234
は、凹所34と同様に、ベルト駆動式アクセサリ250を包囲している。空気導
入キャビティ224がハウジング220内に設けられている。固定部材(捕捉ク
ランプ272として示されている)は、ハウジング220の含じん空気管268
をハウジング220の取入部(入口270として示されている)に接続している
。含じん空気管268は、中心をずらされて及びハウジング220の側部に示さ
れているが、含じん空気管及び取入部はハウジングのどこに設けられていてもよ
い。ねじりロック機構284(図3に示されたねじりロックシステム120と同
様)によって固定されたキャニスタ型フィルタを有するフィルタアセンブリ24
0がハウジング220内に設けられいていてよい。エンジン98と同様のエンジ
ン298は、スロットルアセンブリ230を有しており、このスロットルアセン
ブリは、フィルタアセンブリ240をバルブカバー286に接続している。ヘビ
状ベルト256は、多数のベルト駆動式アクセサリ(交流発電機264、クラン
ク260、水ポンプ262、アイドルローラ266として示されている)を相互
に接続している。あらゆる択一的な又は有利な実施例によれば、ベルト駆動式ア
クセサリは、エアコンディショニングコンデンサ、エアポンプ、ポンプ、パワー
ステアリングポンプ及びスーパーチャージャ等を含んでいてよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノイズを低減しかつエアクリーナを収容するためのハウジン
    グにおいて、該ハウジングが、自動車のエンジンに分離可能に結合するように構
    成されており、前記エンジンが、クランクシャフトによって駆動される複数のベ
    ルト駆動式アクセサリを有しており、前記ハウジングに、 ハウジングに配置された内部空気キャビティが設けられており、該キャビティ
    が、空気を外部ソースから空気導入室へ導入するために取入部に隣接した空気導
    入室と、空気をろ過室から通記するために空気排出部に隣接したろ過室とを提供
    しており、該ろ過室が、取入部と排出部との中間に配置された、空気を浄化する
    ためのフィルタを収容するように構成されており、 ハウジングの外部と一体的なシュラウドが設けられており、該シュラウドが、
    複数のベルト駆動式アクセサリの少なくとも2つのベルト駆動式アクセサリの少
    なくとも一部を少なくとも部分的に包囲するように構成された凹所を規定した周
    壁を提供しており、 前記シュラウドが、エンジンによって生ぜしめられるノイズを著しく低減する
    ようになっていることを特徴とする、ノイズを低減しかつエアクリーナを収容す
    るためのハウジング。
  2. 【請求項2】 エンジンによって生ぜしめられるノイズを著しく低減するた
    めの共振器キャビティが設けられており、該共振器キャビティが、空気を該共振
    器キャビティに導入するための通路に隣接してハウジング内に配置されており、
    前記通路が、空気導入室に流体接続されている、請求項1記載のハウジング。
  3. 【請求項3】 空気排出部と一体的なねじりロック固定部材が設けられてお
    り、該ねじりロック固定部材が、フィルタをろ過室内に選択的に固定するように
    形成されている、請求項2記載のハウジング。
  4. 【請求項4】 前記ろ過室が、ほぼパネル状のフィルタを収容するように形
    成されている、請求項2記載のハウジング。
  5. 【請求項5】 前記シュラウドの周壁が、ほぼブレッドボード形状であり、
    該ブレッドボード形状が、ベルト駆動式アクセサリへのアクセスを提供する開放
    端部を有している、請求項3記載のハウジング。
  6. 【請求項6】 前記取入部から分離可能な入口が設けられている、請求項5
    記載のハウジング。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングの外部にキャビティアクセサリが成形されて
    いる、請求項6記載のハウジング。
  8. 【請求項8】 前記凹所が、エンジンのクランクシャフトに対してほぼ横方
    向であるように形成されている、請求項7記載のハウジング。
  9. 【請求項9】 エンジンによって生ぜしめられるノイズを著しく低減するた
    めの複数の共振器キャビティが設けられており、該共振器キャビティが、該複数
    の共振器キャビティ内に空気を導入するための複数の通路に隣接してハウジング
    内に配置されており、前記複数の通路が、空気導入室に流体接続されている、請
    求項8記載のハウジング。
  10. 【請求項10】 自動車の動力供給システムにおいて、 内燃機関が設けられており、該内燃機関に、 バルブカバーに提供される空気の量を調節するためのスロットルバルブが設
    けられており、該スロットルバルブが、スロットル取入部と、スロットル排出部
    と、スロットル取入部とスロットル排出部との間に配置されたスロットルプレー
    トとを有しており、前記スロットル排出部が、スロットル取入部とバルブカバー
    との中間に位置しており、 空気をスロットルバルブからバルブカバーへ提供するためのマニホールドと
    、 空気をバルブカバーから、バルブカバーと空気を浄化するためのフィルタと
    の間に配置されたスロットルバルブにまで通気するための中空の細長い部材と、 燃料をマニホールドに接続されたマニホールドに提供するための共通の燃料
    源と、 内燃機関に接続された、該内燃機関を冷却するためのラジエータと、 内燃機関に接続されかつクランクシャフトによって駆動される複数のベルト
    駆動式アクセサリとが設けられており、 内燃機関ノイズを低減しかつフィルタを収容するためのハウジングが設けられ
    ており、該ハウジングが、内燃機関に取り付けられており、前記ハウジングに、 ハウジングに配置された内部空気キャビティが設けられており、該キャビテ
    ィが、空気導入室を、空気を外部ソースから空気導入室に導入するための空気取
    入部に隣接して提供しかつろ過室を、該ろ過室から空気を通気するための空気排
    出部に隣接して提供しており、前記フィルタが、空気取入部と空気排出部との中
    間でろ過室内に配置されており、 ハウジングの外部と一体的なシュラウドが設けられており、該シュラウドが
    周壁を有しており、該周壁が、複数のベルト駆動式アクセサリのうちの少なくと
    も2つのベルト駆動式アクセサリの少なくとも一部を少なくとも部分的に包囲す
    る凹所を規定しており、 この場合、シュラウドが、内燃機関によって生ぜしめられるノイズを著しく低
    減するようになっており、空気導入室の空気排出部が、スロットルバルブに流体
    接続されていることを特徴とする、自動車の動力供給システム。
  11. 【請求項11】 前記ハウジングがプラスチックから形成されている、請求
    項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記ハウジングに取り付けられた機械的アクセサリが設け
    られている、請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記ハウジングに成形されたキャビティアクセサリが設け
    られている、請求項12記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記ハウジングが、スロットルバルブとバルブカバーとに
    結合されている、請求項13記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記シュラウドの周壁が、複数のベルト駆動式アクセサリ
    の少なくとも約180゜を包囲している、請求項14記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記シュラウドと複数の共振器とが、エンジンによって生
    ぜしめられるノイズを著しく抑制するようになっている、請求項15記載のシス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記複数のベルト駆動式アクセサリが、少なくともクラン
    クと、張設装置と、水ポンプと、交流発電機とを含んでいる、請求項16記載の
    システム。
  18. 【請求項18】 フィルタとスロットル排出部との間に空気質量流量計が設
    けられている、請求項17記載のシステム。
  19. 【請求項19】 複数のベルトと、複数のベルト駆動式アクセサリの複数の
    ベルト車が、完全に凹所内に配置されている、請求項18記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記キャビティアクセサリが流体を含んでおり、前記機械
    的アクセサリが、キャビティアクセサリと流体連通した、流体を分散させるため
    のポンプである、請求項19記載のシステム。
JP2000556143A 1998-06-24 1999-06-25 ハウジングシステム Pending JP2002519557A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

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US9051398P 1998-06-24 1998-06-24
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