JPH0642420A - 車輌用エンジンのレゾネータ装置 - Google Patents

車輌用エンジンのレゾネータ装置

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Publication number
JPH0642420A
JPH0642420A JP21458792A JP21458792A JPH0642420A JP H0642420 A JPH0642420 A JP H0642420A JP 21458792 A JP21458792 A JP 21458792A JP 21458792 A JP21458792 A JP 21458792A JP H0642420 A JPH0642420 A JP H0642420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing belt
engine
pulley
resonator
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP21458792A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Niimura
康隆 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP21458792A priority Critical patent/JPH0642420A/ja
Publication of JPH0642420A publication Critical patent/JPH0642420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • F02B77/11Thermal or acoustic insulation
    • F02B77/13Acoustic insulation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸気音を低減し、燃焼効率を上げるために使
用される車輌用エンジンのレゾネータを、ボンネットの
高さや車幅等の制限を受けないようにし、可及的に大き
な容積が得られるようにする。 【構成】 クランクシャフトプーリ4とカムシャフトプ
ーリ5とをタイミングベルト6で連係し、このタイミン
グベルト6をタイミングベルトカバー11で覆った車輌用
エンジンにおいて、タイミングベルトカバー11の内側で
クランクシャフトプーリ4とカムシャフトプーリ5の間
の部分に、エンジンの吸気通路19に連通するレゾネータ
室16を形成したものである。従来は使用していなかった
この部分の空間を活用することによって、その容積を許
容される範囲で大きくとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車あるいは自動二
輪車等に搭載されるエンジンに実施することができる、
車輌用エンジンのレゾネータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンは、外気を吸入して燃料油と混
合し、この混合気体をシリンダ内の燃焼室内で爆発させ
て得られる熱エネルギーを機械エネルギーとして利用す
るものである。このため、作動中は連続して外気を吸入
するので、吸気音が発生することになる。そこで吸気系
に適当容積の室を接続することにより、気体の貯留を図
り、吸気音を減少させるとともに出力特性を図ることが
行なわれる。このための室を吸気レゾネータ(以下、レ
ゾネータという)といい、エンジンルーム内のエンジン
本体等に固定して用いられる(取付例として実開平2-31
372 号公報等参照)。
【0003】図5は、従来におけるレゾネータ取付けの
一例を示すものである。この図において1はエンジン本
体であり、2はこのエンジン本体1から突出したクラン
クシャフト、3は同様に突出したカムシャフトである。
これらクランクシャフト2とカムシャフト3はベアリン
グによって回転自在に支持されるが、その部分の図示は
省略してある。
【0004】クランクシャフト2のエンジン本体1から
突出した部分にはクランクシャフトプーリ4が取付けら
れており、カムシャフト3のこれと同一平面のところに
はカムシャフトプーリ5が取付けられている。そしてこ
れらクランクシャフトプーリ4とカムシャフトプーリ5
にはエンドレスのタイミングベルト6が掛け渡されてい
る。クランクシャフト2のクランクシャフトプーリ4を
取付けたところよりさらに先の部分には、オルタネータ
プーリ7がボルト8で取付けられている。クランクシャ
フトプーリ4のクランクシャフト2への固定は、このオ
ルタネータプーリ7とボルト8とで行なわれる。カムシ
ャフトプーリ5のカムシャフト3への固定はボルト9で
行なわれる。オルタネータプーリ7は、図示しないオル
タネータやポンプ等を駆動するものである。
【0005】クランクシャフトプーリ4、カムシャフト
プーリ5とタイミングベルト6とは、外周にシール材10
を装着したタイミングベルトカバー11で覆われている。
このタイミングベルトカバー11のカムシャフトプーリ5
の外側に位置するところには、ブラケット12,13がボル
ト14,15で取付けられており、これらブラケット12,13
はレゾネータ室16の外郭を支持している。レゾネータ室
16は適当な容積を有するものであり、その片側中央部に
設けられた口部17の部分でジョイント18を介して吸気通
路19に結合されている。吸気通路19は、エンジンのイン
テークマニホールド直前のものであり、図中の矢印の方
向に吸気が流れるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにレゾネータ
室16を設けたこのエンジンは、始動して吸気が図中の矢
印方向に流れるとき、その一部がレゾネータ室16に出入
する。これによって流れの平滑作用が行なわれるので、
燃焼室への吸入が安定し、吸気音が低減するとともに、
燃焼効率も向上することになる。
【0007】しかしながらこの構造では、吸気音の低減
ならびに出力特性の向上の機能を果たすレゾネータ室16
をエンジン本体1の表面を覆うタイミングベルトカバー
11の外側に設けるので、このレゾネータ室16の容積を大
きくしようとすると、自動車の場合、ボンネットの高さ
あるいは車幅等の寸法制限により、レゾネータ室16の設
置レイアウトが困難になる上に、エンジンルーム内のデ
ザインにも影響を与えることがあった。
【0008】また、レゾネータ室16そのもののコストは
低く抑えられるものの、これを取付けるためのブラケッ
ト12,13がコストアップの要因になる問題がある。
【0009】本発明は、従来のものが有するこのような
問題を解決した車輌用エンジンのレゾネータ装置を提供
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、クランクシャフトプーリとカ
ムシャフトプーリとをタイミングベルトで連係し、該タ
イミングベルトをタイミングベルトカバーで覆った車輌
用エンジンにおいて、前記タイミングベルトカバーの内
側でクランクシャフトプーリとカムシャフトプーリの間
の部分に、エンジンの吸気通路に連通するレゾネータ室
を形成した構成としたものである。
【0011】
【作用】このような構成とすれば、クランクシャフトプ
ーリとカムシャフトプーリとの間に形成される空間をレ
ゾネータ室に利用することができるので、許容される範
囲で大きくとることができる。レゾネータ室の作用は、
これまでのタイミングベルトカバーの外側に設けていた
のと変わることはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
ついて説明する。図1はタイミングベルトカバーを取り
除いた状態で正面を示す図であり、図2はその縦断面を
示して図5に対応させたものである。これらの図におい
て1はエンジン本体であり、2はこのエンジン本体1か
ら突出したクランクシャフト、3は同様に突出したカム
シャフトである。これらクランクシャフト2とカムシャ
フト3はベアリングによって回転自在に支持されるが、
その部分の図示は省略してある。
【0013】クランクシャフト2のエンジン本体1から
突出した部分にはクランクシャフトプーリ4が取付けら
れており、カムシャフト3のこれと同一平面のところに
はカムシャフトプーリ5が取付けられている。そしてこ
れらクランクシャフトプーリ4とカムシャフト5にはエ
ンドレスのタイミングベルト6が掛け渡されている。ク
ランクシャフト2のクランクシャフトプーリ4を取付け
たところよりさらに先の部分には、オルタネータプーリ
7がボルト8で取付けられている。クランクシャフトプ
ーリ4のクランクシャフト2への固定は、このオルタネ
ータプーリ7とボルト8とで行なわれる。カムシャフト
プーリ5のカムシャフト3への固定はボルト9で行なわ
れる。オルタネータプーリ7は、図示しないオルタネー
タやポンプ等を駆動するものである。
【0014】クランクシャフトプーリ4、カムシャフト
プーリ5とタイミングベルト6とは、外周にシール材10
を装着したタイミングベルトカバー11で覆われている。
このタイミングベルトカバー11には、内側に一体に壁部
20が設けられ、レゾネータ室16を形成している。この壁
部20は、図1において明らかなように無端状のものとな
っており、クランクシャフトプーリ4、カムシャフトプ
ーリ5と、これらクランクシャフトプーリ4、カムシャ
フトプーリ5間に掛け渡されたタイミングベルト6およ
びタイミングベルト6の間に設けられたテンションプー
リ21,22を避けるようにして、レゾネータ室16の容積を
できる限り大きくなるようにしてある。
【0015】レゾネータ室16には気密性が必要であるこ
とから、図2に示すように、壁部20とエンジン本体1と
の間にはシール材23が装着されている。タイミングベル
トカバー11にはレゾネータ室16に連通するように口部17
が設けられており、この口部17の部分でジョイント18を
介して吸気通路19に結合されている。吸気通路19は、エ
ンジンのインテークマニホールド直前のものであり、図
中の矢印の方向に吸気が流れるものである。
【0016】このように構成されたこのレゾネータ装置
は、始動して吸気が図中の矢印方向に流れるとき、その
一部がレゾネータ室16に出入する。これによって流れの
平滑作用が行なわれるので、燃焼室への吸入が安定し、
吸気音が低減するとともに、燃焼効率も向上することに
なる。このようにレゾネータとしての機能においては図
5に示したものと変わるところはない。しかしながら図
5に示したものはレゾネータ室16の外郭をブラケットで
タイミングベルトカバー11に支持していたので、たとえ
ばジョイント18の部分等において振動に対する配慮が必
要であったが、この構造においてはそのような配慮は不
必要となる。
【0017】図3に示すものは本発明の他の実施例であ
る。この場合にはレゾネータ室16の底部となる底板24を
設け、この底板24を壁部20の隅部に接合してレゾネータ
室16を形成している。このようにすることにより、底板
24によってタイミングベルトカバー11が二重構造になる
ので、透過音の減少を図ることができることになる。さ
らに、底板24によりエンジン本体1の表面仕上げ等の配
慮が不要となる。レゾネータとしての機能において変わ
るところはない。
【0018】図4に示すものは本発明のさらに他の実施
例である。この場合にはタイミングベルトカバー11とは
別にレゾネータ室16を形成し、このレゾネータ室16を、
エンジン本体1の表面でクランクシャフトプーリ4、カ
ムシャフトプーリ5間に掛け渡されたタイミングベルト
6およびタイミングベルト6の間に設けられたテンショ
ンプーリ21,22を避けるようにして、装着してある。こ
の実施例においては、レゾネータ室16をタイミングベル
トカバー11とは全く別に製作するので、補修や交換等が
容易にしかも低コストで行なえることになる。また図3
の実施例同様に、透過音の減少が図れることになる。レ
ゾネータとしての機能において変わるところはない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
車輌用エンジンのレゾネータ装置であるから、タイミン
グベルトカバー内の空いた容積が減少することになり、
タイミングベルトカバー内の空気の固有振動数が高くな
るので、この空気がタイミングベルトの回転中の振動と
共振しにくくなって、騒音低減ができることになる。従
来のもののように、レゾネータの外郭を支持するブラケ
ットが不要となってコストダウンを図ることができる。
またレゾネータ室がタイミングベルトカバーの外部に突
出しないので、エンジンルーム内の部品配置レイアウト
に自由度が向上し、デザイン的にも有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1のものの縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例の縦断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例の縦断面図である。
【図5】従来のものの縦断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 2 クランクシャフト 3 カムシャフト 4 クランクシャフトプーリ 5 カムシャフトプーリ 6 タイミングベルト 11 タイミングベルトカバー 16 レゾネータ室 17 口部 18 ジョイント 19 吸気通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトプーリとカムシャフト
    プーリとをタイミングベルトで連係し、該タイミングベ
    ルトをタイミングベルトカバーで覆った車輌用エンジン
    において、前記タイミングベルトカバーの内側でクラン
    クシャフトプーリとカムシャフトプーリの間の部分に、
    エンジンの吸気通路に連通するレゾネータ室を形成した
    ことを特徴とする車輌用エンジンのレゾネータ装置。
JP21458792A 1992-07-20 1992-07-20 車輌用エンジンのレゾネータ装置 Pending JPH0642420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21458792A JPH0642420A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 車輌用エンジンのレゾネータ装置

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JP21458792A JPH0642420A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 車輌用エンジンのレゾネータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0642420A true JPH0642420A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16658191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21458792A Pending JPH0642420A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 車輌用エンジンのレゾネータ装置

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JP (1) JPH0642420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999067517A1 (en) * 1998-06-24 1999-12-29 Siemens Canada Limited Housing system
JP2011094498A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Suzuki Motor Corp スクータ型自動二輪車

Cited By (3)

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