JP2002514250A - 水性水素化珪素架橋性ラテックス組成物及びその製造方法 - Google Patents

水性水素化珪素架橋性ラテックス組成物及びその製造方法

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JP2002514250A JP53446898A JP53446898A JP2002514250A JP 2002514250 A JP2002514250 A JP 2002514250A JP 53446898 A JP53446898 A JP 53446898A JP 53446898 A JP53446898 A JP 53446898A JP 2002514250 A JP2002514250 A JP 2002514250A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、(A)少なくとも1個の側鎖エチレン系不飽和官能性基を含む官能性ラテックスポリマー;(B)少なくとも2個の反応性水素原子を含む水素化珪素化合物:及び(C)架橋フィルムを得るのに適当な触媒を含む水性架橋性ポリマー組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 水性水素化珪素架橋性ラテックス組成物及びその製造方法 発明の背景 本発明は、被覆に適した架橋性水性(waterborne)ポリマー組成物に関する。 更に詳しくは、本発明は、エチレン系不飽和部分を含む官能性ラテックスポリマ ー、水素化珪素物質及び該水素化珪素と該官能性ラテックスポリマーとの反応に 適当な触媒を含む水性組成物に関する。 揮発性有機溶剤の環境に対する影響について意識が高まるにつてれ、被覆への 溶剤の使用が再評価されつつある。その結果、多くの被覆製造業者は、有機系か ら水性被覆系に切り換えつつある。硬質で強靱なフィルムを形成する水性被覆の 製造に使用される一般的な方策はこれまでは、ガラス転移温度(Tg)が室温より 高いエマルジョンポリマーを生成し且つポリマーのTgを低下させる溶剤でこのポ リマーを可塑化し、それによってラテックスのフィルム形成温度を低下させるこ とであった。ポリマーのガラス転移温度の低下に使用される溶剤は、当業界にお いて融合助剤として知られているものである。代表的な熱可塑性塗料組成物中に 融合助剤が存在すると、塗料の揮発性有機含量(VOC)が増大する。 硬さ及び靱性を有する被覆の別の製造方法は、室温でフィルムを形成してから 、フィルムを架橋してフィルムに靱性と耐溶剤性を与えることができる、室温よ り低いTgを有するラテックスを製造することである。発行された文献には、溶剤 を基剤とする系に適用されている硬化化学反応の多くの例がある。しかし、溶剤 を基剤とする系に適当な化学反応は必ずしも水性の系に適用できない。 珪素ポリマー系の架橋におけるヒドロシレーション(hydrosilation)反応の適 用は文献に公知である。Batchら(Rubber Chem.Technol.,64(2),218〜33(1991 ))によって発表された論文は、珪素系に適用されるヒドロシレーション反応を記 載している。この技術の総説はまた、Silicone Rubber in Powder Form,Swanso n,Leicht & Wegener,Amer.Chemical Society,Rubber Div.,Oct.1974にも 見られる。この化学反応の非珪素系への適用は制限される。 欧州特許出願第94109495.5号は、オルガノ水素ポリシロキサン(organohydrog enpolysiloxane)マクロモノマーのホモポリマーまたはコポリマー、アリル基含 有ポリマー及びヒドロシレーション触媒を含む硬化性樹脂組成物を開示している 。しかし、前記特許は、水性でないメラミン樹脂組成物を教示し、水性ラテック スポリマーの硬化にヒドロシレーション化学反応を使用することには言及してい ない。 米国特許第5,321,082号は、多数のアルケニル基を有するポリマー、オルガノ 水素ポリシロキサン、多数のアルケニル基を有するポリマー及びヒドロシレーシ ョン触媒を含んでなる硬化性樹脂組成物を記載している。この特許は、水性ラテ ックスポリマーを硬化する組成物には言及していない。 米国特許第4,962,165号は、懸濁重合による珪素含有ポリマー粒子の製造方法 に言及している。この特許のポリマー粒子は、シロキサン鎖当たり少なくとも1 個の共重合性官能性基を含む官能化珪素含有物質の重合によって製造される。次 に、官能化シロキサン含有物質が懸濁重合されて、架橋シリコンゴム粒子が形成 される。あるいは、この特許の官能化シロキサン含有物質は、珪素含有物質を架 橋させてシロキサン含有物質の表面特性を改質した後で、活性な界面活性剤を用 いて懸濁重合によって共重合させることもできるし、 乳化共重合などによって他の共重合性不飽和モノマーを被覆するか封入すること もできる。しかし、米国特許第4,962,165号は、粒子が予備架橋されるので、架 橋反応を制御する方法としてヒドロシレーション反応を使用しない。 欧州特許出願公開第0 072 068号は、自動車ボデーのような下地上に多層塗膜 を形成する方法に言及している。欧州特許出願公開第0 072 068号の方法は、支 持体に着色ベースコート組成物を適用し、ベースコートに透明なトップコート組 成物を適用し、そしてベースコート及びトップコートを別々にまたは同時に硬化 させる工程を含む。透明なトップコート組成物は、分子内に多数のヒドロシリル 基及びアルケニル基を有する樹脂、または分子内に多数のヒドロシリル基を有す る樹脂と分子内に多数のアルケニル基を有する樹脂とのブレンドを含んでなる。 さらに、欧州特許出願公開第0 072 068号の方法は、触媒有効量のヒドロシリル 化(hydrosilylation)触媒を必要とする。これらの組成物はいずれも水性ラテッ クスポリマーではない。 欧州特許出願公開第0 602 933号は、アクリルポリエステルまたは分子内に少 なくとも2個のアルケニルもしくはアルキニル基を有するエポキシ樹脂、及び少 なくとも2個の水素原子が各々分子内の珪素原子に直接結合した有機珪素化合物 、ヒドロシリル化触媒、ならびに有機鉄化合物及び有機アルミニウム化合物の少 なくとも1つを含んでなるヒドロシリル化組成物に言及している。これらの組成 物はいずれも水性ラテックスポリマーではない。 欧州特許出願公開第0 566 095号及び対応する米国特許第5,321,082号は、多数 のアルケニル基を有するポリマー、及び多数のヒドロシリル基を有するオルガノ 水素ポリシロキサン、複数のアルキニル基を有するポリマーならびにヒドロシリ ル化触媒を含む硬化性樹 脂組成物に言及している。この特許の組成物は室温で安定であるが、高温では架 橋性である。これらの組成物はいずれも水性ラテックスポリマーではない。 欧州特許出願公開第0 450 844号は、分子当たり少なくとも2個のアルケニル 基を含み且つ特定の分子量を有する有機樹脂、及び分子当たり2個以上のSi−H 結合を含むオルガノ水素ポリシロキサンならびに白金触媒を含む硬化性樹脂組成 物に言及している。有機樹脂は好ましくは、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂及 びエポキシ樹脂の少なくとも1つから選ばれる。この特許の組成物は、収縮を生 ずることなく、低温で硬化させて、優れた耐水性、耐薬品性及び再塗布性を有す る生成物を生成できる。これらの組成物はいずれも水性ラテックスポリマーでは ない。 米国特許第5,539,073号は、側鎖アリル基を含む水性ポリマーの製造について 記載している。この特許はさらに、このようなラテックスの金属ドライヤーによ る酸化硬化については記載しているが、ヒドロシレーション反応の使用は教示し ていない。 先行技術はいずれも、ヒドロシレーション反応を用いて硬化させることができ る水性架橋性ポリマー組成物を開示していない。従って、揮発性有機含量(VOC) の一因となる融合助剤または他の化合物を使用せずにヒドロシレーションによっ て架橋するのに適当な水性ポリマー組成物へのニーズが依然としてある。 発明の要約 本発明は、(A)少なくとも1個の側鎖エチレン系不飽和官能性基を含む官能 性ラテックスポリマー、(B)少なくとも2個の反応性水素原子を含む水素化珪 素化合物、及び(C)該水素化珪素と該官能性ラテックスポリマーとの反応に適 当な触媒を包含する水性架 橋性組成物に関する。架橋性被覆組成物の製造方法も開示される。前記水性組成 物から流延されたフィルムは、フィルムの耐溶剤性及び物理的性質が向上する。 発明の詳細な説明 本発明は、(A)少なくとも1個のエチレン系不飽和官能性基を含む官能性ラ テックスポリマー、(B)少なくとも2個の反応性水素原子を含む水素化珪素エ マルジョン、及び(C)適当なヒドロシレーション触媒を含む水性架橋性被覆組 成物に関する。 本発明の架橋性被覆組成物は好ましくは、触媒を官能性ラテックスポリマーに 溶解させ、次いでラテックスポリマー/触媒混合物を適当な乳化された水素化珪 素化合物とブレンドすることによって製造する。前記水性組成物から流延された フィルムは次に架橋して、フィルムの耐溶剤性及び物理的性質を向上させること ができる。(A)官能性ラテックスポリマー 側鎖エチレン系不飽和を含む官能性ラテックスポリマーは、二官能価モノマー 、例えば、メタクリル酸アリルと別のエチレン系不飽和モノマーとの共重合によ って製造することができる。このような方法は、米国特許第4,244,850号に記載 されており、この特許を引用することによって本明細書中に取り入れる。あるい は、ラテックス粒子に酸、エポキシまたはカルホジイミド官能価を持たせる合成 の後、各々、二重結合を含むエポキシまたは酸官能性化合物と反応させる。この ような方法は米国特許第4,244,850号及び同第4,033,920号に記載されており、こ れらの特許を引用することによって本明細書中に取り入れる。 少なくとも1個の側鎖エチレン系不飽和官能性基を含む任意の官能性ラテック スポリマーを、本発明の成分(A)として使用できる 。エチレン系不飽和基は、共有二重結合が2個の炭素原子の間に存在する基であ る。これらの不飽和基は、触媒の存在下に水素化珪素と反応できるはずである。 本発明に係る適当なエチレン系不飽和官能性基は、側鎖アリル、(メタ)アクリ ル、アルケンまたはアルキン官能価を含むがこれらに限定されない。 用語「ポリマー」は、本明細書全体にわたり、ホモポリマーまたはコポリマー を示すのに用い;用語「(メタ)アクリル」は、式: の基を示すのに用い;用語「アリル」は、式: の基を示すのに用い;用語「アルケン」は、式: の基を示すのに用い;用語「アルキン」は、式: の基を示すのに用いる(前記式の全てにおいて、R0は水素またはC1〜C3−ア ルキル基、好ましくは水素またはメチル基、より好ましくは水素である)。 本発明に係る官能性ラテックスポリマーの製造に適当な共重合性モノエチレン 系不飽和モノマーとしては、一般式(I): (式中、R1は水素またはC1〜C3−アルキル基、R2はC1〜C20−アルキル基 、フェニル、ベンジル、アルコキシ−(C1〜C4)−アルキル、シクロペンチル、 シクロヘキシル、フリル、C1〜C4−アルキルフリル、テトラヒドロフリルまた はC1〜C4−アルキルテトラヒドロフリルである) で表すことができるモノエチレン系不飽和モノマー及びこれらのモノマーの組み 合わせが挙げられるが、これらに限定されない。官能 性ラテックスポリマーのガラス転移温度を改良するためには、R1が水素である モノマーとR1がアルキル基であるモノマーとの組み合わせを使用する。式(I )で表されるコモノマーの好ましい例は以下の通りであるが、これらに限定され ない:(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア クリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレー ト、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル (メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ )アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレ ート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリ レート、ベンジル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート 、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロペンチル(メタ)アクリレ ート及びイソボルニル(メタ)アクリレート、ならびにこれらのモノマーの組み 合わせ。用語「アルキル」は、直鎖または分岐鎖アルキル基を示すのに用いる。 さらに、用語「(メタ)アクリレート」は、アクリレートまたはメタクリレート を示すのに用いる。これらのモノマーの組み合わせは、官能性ラテックスポリマ ーの適当なTgまたは他の望ましい性質を達成するのに使用できる。 C1〜C20アルコール部分を有するアクリル酸及びメタクリル酸エステルは市 販されており、あるいは公知のエステル化方法によって製造できる。 別の適当なモノエチレン系不飽和モノマーとしてはスチレンモノマーが挙げら れる。スチレンモノマーは、スチレン、もしくは置換スチレン、例えば、C1〜 C6アルキル環置換スチレン、C1〜C3アルキルα−置換スチレンまたは環及び α−アルキル置換スチレンの組み合わせを示す。好ましいスチレン共重合性モノ マーとして は、スチレン、p−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−ブチルスチレン 、α−メチルスチレン及びそれらの組み合わせが挙げられる。 さらに、ビニルエステルモノマーを共重合性モノエチレン系不飽和モノマーと して使用できる。ビニルエステルモノマーとしてはまた、ビニルアルコールのビ ニルエステル、例えば、Shell Chemical テルは、一般式(II) (式中、nは、商標に使用される数表示に対応する整数である)によって表すこ とができる。 本発明の官能性ラテックスポリマーの好ましい組成は、側鎖官能性基を含むモ ノマーが約1〜15重量%で、残りが別のエチレン系不飽和モノマーで、合計が10 0%となる。より好ましい組成は、側鎖エチレン系不飽和部分を含むモノマーを 約2〜10重量%含む。 一般に、モノマーは、常用の遊離基開始懸濁または乳化重合技術によって重合 させる。重合は、適当な温度、通常は約35℃〜約90℃において水溶性または水分 散性遊離基開始剤によって、場合によっては還元剤を組み合わせて開始できる。 モノマーの重合は回分式、半回分式または連続式で行うことができる。 本発明に係る官能性ラテックスポリマーの好ましい粒子サイズは、約0.01〜5. 0μである。より好ましい粒子サイズは、約0.05〜2.5μである。 本発明に係る官能性ラテックスポリマーのガラス転移温度(Tg) は、約100℃以下であることができる。本発明の好ましい態様において、粒子を 周囲温度でフィルム形成するのが望ましい場合には、ガラス転移温度は好ましく は約60℃以下であることができる。 本発明に係る官能性ラテックスポリマーの好ましい分子量は、ゲル透過クロマ トフラフィー(GPC)によって測定された重量平均分子量(Mw)が約1,000〜10,000 ,000である。重量平均分子量の好ましい範囲は約1,000〜1,000,000、より好まし くは約5,000〜250,000である。 本発明に従って使用するのに適当なラテックスは、米国特許第5,539,073号に 記載されたアリル官能性ラテックスまたは米国特許第4,244,850号に記載された アクリレート官能性ラテックスであるが、これらに限定されない(両特許を参照 することによって本明細書中に取り入れる)。(B)水素化珪素成分 本発明に従って架橋するのに適当な水素化珪素化合物は、一般式(III): (式中、R3は同一または異なるC1〜C3アルキル基であり、R4はC1〜C3アル キル基、アリール基、アラルキル、シクロアルキル基、ハロゲン化物置換C1〜 C3アルキル基またはエステル基であるから選ばれた同一または異なる基であり 、xは0〜200、好ましくは0〜100、より好ましくは0〜50の整数であり、yは 少なくとも2、好ましくは10〜50の整数である) で表すことができる。これに関連して、式(III)によって表される 分子構造は、(IIIa)または(IIIb)基: のブロックを含むこともできるし、前記(IIIa)及び(IIIb)基をポリマー主 鎖全体にわたってランダムに分布させることもできる。 これに関連して、用語「ブロック」は、モノマー単位が、隣接部分に欠けている 少なくとも1つの構造上または形状上の特徴を有するポリマー分子の部分と定義 される。さらに、珪素原子に直接接続している、基(IIIb)の水素原子は、本 明細書において反応性水素と称する。さらに、本明細書において、「アリール」 はフェニル、ナフチルまたはアントラセニルを意味し、これらの基中の各水素原 子は、C1〜C2アルキル基で置換されることもできる。従って、フェニルは1〜 4回置換されることができ、ナフチルは1〜6回置換されることができる。さら に、これに関連した「アルキル」は、直鎖または分岐鎖アルキル基を意味する。 さらに、「シクロアルキル」基は、別のC1〜C2アルキル置換基を有することが できる。 好ましい水素化珪素は、官能性ラテックスポリマーへの溶解度が増大したもの である。好ましくは、R4基の少なくとも1つは、式: (式中、R5はC1〜C3−アルキル基であり、R6は水素またはフェニル環のオル ト、メタまたはパラ位のC1〜C3−アルキル基である) によって表される。適当な水素化珪素の例は、ポリ(ジメチル−コ−メチル水素 )シロキサン、ポリ(フェニルメチル−コ−メチル水素)シロキサンなどである が、これらに限定されない。水素化珪素物質は水性エマルジョンとするのが好ま しい。 水素化珪素物質の水性エマルジョンは典型的に、機械的手段によって調製し、 エマルジョンを調製するために当業界で知られている界面活性剤と水を含む。界 面活性剤の一覧は、専門書:“McCutcheon's Emulsifiers Detergents”,North American Edition and International Edition,MC Publishing Co.,Glenn Ro ck,N.j.,1993に記載されている。適当な界面活性剤としては、官能性ラテック スポリマーと相溶性の界面活性剤、例えば、陰イオンまたは非イオン界面活性剤 が挙げられるが、これらに限定されない。(C)触媒 本発明に係る適当な触媒は、例えば、論文:“Homogeneous Catalysis of Hyd rosilylation by Transition Metals”,J.Speier,Advances in Organometalli c Chemistry,Vol.17,Academic Press,1979,407〜447に記載されたようなヒ ドロシレーション触媒である。触媒は、反応性を制御できるように選ぶことがで きる。本発明に使用するのに適当な触媒の例としては、白金(Pt)、パラジウム (Pd)、ロジウム(Rh)及びルテニウム(Ru)から選ばれた元素の錯体、好まし くはPtCl4またはH2PtCl6・6H2Oが挙げられるが、これらに限定されない。他の 好ましい触媒は、白金オレフィン錯体、例えば、白金とビニルシロキサン又は無 水マレイン酸のマレエートとの錯体、PdCl2(PPh3)2,RhCl2(PPh3)3などである( Phはフェニル基を示す)。 好ましい態様において、触媒は不活性溶剤、例えば、キシレンに溶解させて触 媒溶液を形成する。これは次に官能性ラテックスポリ マーに添加できる。ポリマー粒子は、触媒を含む不活性溶剤で膨潤させることに よって水性分散液を形成できる。あるいは、触媒は、官能性ラテックスポリマー の一部または相溶性ラテックスポリマーで乳化させてから、官能性ラテックスポ リマーに添加することもできる。水素化珪素物質及び界面活性剤の、あらかじめ 形成した水性エマルジョンを次に、水性分散液に添加して、水性架橋性ラテック ス組成物を形成する。前記水性組成物から流延されたフィルムは架橋して、フィ ルムの耐溶剤性及び物理的性質を向上させる。 本発明の水性架橋性ラテックス組成物は、種々の被覆配合物、例えば、建築用 被覆、金属用被覆、木材用被覆、プラスチック用被覆、布用被覆、セメント質被 覆、紙用被覆、インク及び接着剤において有用である。特定の用途に適合させら れたこのような被覆配合物の例としては、腐蝕抑制剤、コンクリート用被覆、保 全被覆、ラテックス被覆、工業用被覆、自動車用被覆、布裏面被覆、表面印刷イ ンク及び貼り合わせ用インクが挙げられるがこれらに限定されない。本発明の組 成物は、公知のポリマーラテックスと同様にしてこれらの被覆配合物中に混和す ることもできるし、このような組成物の常用の成分及び/または添加剤と共に使 用することもできる。これらの被覆配合物は透明又は着色されている。 配合によって、本発明の架橋性水性ポリマー組成物を含む被覆配合物は次に、 種々の表面、下地、または製品、例えば、紙、プラスチック、スチール、アルミ ニウム、木材、石膏ボード、コンクリート、煉瓦、組積造、またはトタン板(下 塗りされたまたはされていない)に適用することができる。塗布できる表面、下 地または一般に、製品の種類により、使用する被覆配合物の種類が決まる。被覆 配合物は、公知の手段を用いて適用できる。例えば、被覆配合物は、下地に噴霧 また塗布することによって適用できる。一般に、被覆 は、使用する触媒の種類に応じて、当業界において知られるようにして、加熱に よって乾燥させるか自然乾燥させることができる。別の面として、本発明は、本 発明の組成物を用いた被覆配合物が塗布された造形品または成形品に関する。 本発明の架橋性水性ポリマー組成物は、単独で使用することもできるし、また は他の常用の水性ポリマーと一緒に使用することもできる。このようなポリマー としては、水分散性ポリマー、例えば、ポリエステル、ポリエステル−アミド、 セルロースエステル、アルキド樹脂、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリアミド 、アクリル樹脂、ビニルポリマー、米国特許第5,539,073号に記載されたような 側鎖アリル基を有するポリマー、スチレン−ブタジエンポリマー、ビニルアセテ ート−エチレンコポリマーなどからなる水分散性ポリマーが挙げられるが、これ らに限定されない。 本発明について一般的に説明したが、いくつかの具体的実施例を参照すること によってさらに理解を得ることができる。これらの実施例は、単に説明のために 記載するのであって、特に断らない限り、限定的なものではない。 実施例例1−触媒エマルジョンの製造 白金(II)ジビニルテトラメチルジシロキサン錯体(キシレン中Pt 2.2重量% )5.67gを、モンサント(Monsanto)から入手できるXI-100ポリアリルグリシジ ルエーテル25.0g中に混合した。次いで カーバイド、Union Carbideから市販の、ノニルフェノールと約40モルのエチレ ンオキシドとの反応生成物;水中70重量%溶液)1.25gを添加することによって 、この混合物を乳化させた。混合しながら、この混合物に脱イオン水35gを徐々 に添加した。次に、この混 合物を超音波乳化機を用いて2分間乳化させて、固形分41重量%を含む触媒エマ ルジョンを製造した。例2−アリル官能性ラテックスの製造 凝縮器、モーター付き撹拌軸、窒素パージ及び表面下供給管を挿着したIL樹脂 缶に、脱イオン水221g、炭酸ナトリウム2.80g、H rnational,Inc.(日本)から市販のポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ ルアンモニウムスルフェート)6.40gをH2O中9.7% から入手可能)0.74g、メタクリル酸メチル(MMA)2.40g、スチレン(STY)3.97g 、アクリル酸2−エチルヘキシル(2-EHA)4.63g及びトリメチロールプロパント リアクリレート(TMPTA)0.02gを添加した。反応器の内容物を80℃に加熱し、次 いで、過酸化ナトリウム2.95gの脱イオン水16ml中溶液を反応器に添加した。30 分の保持時 クインダストリーズ社、Cytec Industries,Inc.から市販のジオク 活性剤3.92g、MMA 45.64g、STY75.4g、2-EHA 87.9g及びTMPTA 0.42gからな るモノマーエマルジョン供給物を140分間にわたって反応器中に供給した。同時 に、脱イオン水43.04g中過酸化ナトリウム1.67gを300分間にわたって反応器中 に供給した。第1のモ リーズ社から入手可能なN−オクタデシルスルホスクシナメート界面活性剤)4. 19g、STY 113g、2-EHA 78.9g、メタクリル酸アリル19.0g及び2−エチルヘ キシルメルカプトプロピオネート1.92gからなる第2のモノマー供給を次の140 分間にわたって反応器中に 供給した。次いで、反応器を冷却させ、ラテックスを100メッシュスクリーンを 通して濾過した。例3−ポリ(メチルフェニル−コ−メチル水素)シロキサンエマルジョンの製造 ラウリル硫酸ナトリウム0.50gを脱イオン水30gに溶解させた。この溶液に撹 拌しながら、HPM-502ポリ(メチルフェニル−コ−メチル水素)シロキサン(ゲ レスト、Gelestから入手可能)20gを添加した。次いで、この溶液を、超音波乳 化機を用いて乳化させた。得られたエマルジョンは、動的光散乱によって測定た 粒子サイズが420nmであった。例4−架橋性ラテックス組成物の製造 例2のアリル官能性ラテックス50gに、例1のXI-100/Pt触媒エマルジョン1. 22gを添加した。ラテックスを24時間撹拌した。このラテックスに、例3のポリ (フェニルメチル−コ−メチル水素)シロキサン2gを添加し、ラテックスを緩 やかに振盪した。水性架橋性ラテックス組成物のフィルムを亜鉛セリニド(zinc selinide)の結晶上に流延した。スペクトルと、1649cm-1のアリル吸光度対1601c m-1のスチレン吸光度の比を得た。次いで、フィルムを60℃に30分間加熱し、ス ペクトルを再び記録した。アリル対スチレンの吸光度比を表1に示す。アリル官 能価は56%減少した。例5−比較例−非架橋性ラテックス組成物の製造 例2のアリル官能性ラテックス50gに例1のXI-100/Ptエマルジョン1.22gを 添加した。ラテックスを24時間撹拌した。ラテックスのフィルムを亜鉛セリニド の結晶上に流延した。FT-IRスペクトルと、1649cm-1のアリル吸光度対1601cm-1 のスチレン吸光度の比を得た。次いで、フィルムを60℃に30分間加熱し、FT-IR スペクトルを再び記録した。アリル対スチレンの吸光度比を表1に示す。アリル 官能価は2%減少した。 表1−アリル/スチレン比の変化を示す比較例 例6−反応速度と温度 水性架橋性ラテックス組成物を例4と同様にして製造した。水性架橋性ラテッ クスのいくつかのフィルムを亜鉛セリニドの結晶上に流延した。スペクトルを得 、1649cm-1のアリル吸光度対1601cm-1のスチレン吸光度の比を得た。次いで、フ ィルムを75℃、90℃、105℃及び120℃に加熱した。SiHの相対吸光度(relative a bsorbance)(2150cm-1)を記録し、室温の吸光度に対する吸光度比を経時的に求め 、SiH官能価の経時的消費が明らかなことを確認した。 前記教示に鑑みて本発明の多くの変更及び変形が可能なことは明らかである。 従って、添付した請求の範囲の範囲内であるならば、本明細書中に具体的に記載 した以外の方法で本発明を実施できることはいうまでもない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),BR,CN,JP,M X (72)発明者 テイラー,ジェイムス ウェイン アメリカ合衆国,テネシー 37660,キン グスポート,フォレスト リッジ ドライ ブ 1016

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A)少なくとも1個の側鎖エチレン系不飽和官能性基を含む官能性ラテ ックスポリマー; (B)少なくとも2個の反応性水素原子を含む水素化珪素化合物;及び (C)触媒 を含んでなる水性架橋性組成物。 2.前記官能性ラテックスポリマーの側鎖エチレン系不飽和官能性基が、アリ ル、(メタ)アクリル、アルケン及びアルキンからなる群から選ばれる請求の範 囲第1項に記載の水性架橋性組成物。 3.前記官能性ラテックスポリマーが100℃以下のTgを有する請求の範囲第1 項に記載の水性架橋性組成物。 4.前記官能性ラテックスポリマーが1,000〜10,000,000の重量平均分子量を 有する請求の範囲第1項に記載の水性架橋性組成物。 5.前記水素化珪素化合物が式(III): (式中、R3は同一または異なるC1〜C3アルキル基であり、R4はC1〜C3アル キル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、ハロゲン化物置換C1〜C3アル キル及びエステルから選ばれた同一または異なる基であり、xは0〜200の整数 であり、yは少なくとも2の整数である) で表される請求の範囲第1項に記載の水性架橋性組成物。 6.前記水素化珪素物質が、ポリ(ジメチル−コ−メチル水素) シロキサン及びポリ(フェニルメチル−コ−メチル水素)シロキサンからなる群 から選ばれる請求の範囲第1項に記載の水性架橋性組成物。 7.前記触媒がヒドロシレーション触媒である請求の範囲第1項に記載の水性 架橋性組成物。 8.前記触媒が、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)及びルテニ ウム(Ru)からなる群から選ばれる元素の錯体である請求の範囲第1項に記載の 水性架橋性組成物。 9.前記触媒がPtCl4及びH2PtCl6・6H2Oからなる群から選ばれる請求の範囲 第1項に記載の水性架橋性組成物。 10.触媒を不活性溶剤中に溶解させて、触媒エマルジョンを形成し; 該触媒エマルジョンを、少なくとも1個の側鎖エチレン系不飽和官能性部分を 含む官能性ラテックスポリマーに添加して、水性ポリマー分散液を形成し; 少なくとも2個の反応性水素原子を含む水素化珪素物質の水性エマルジョンを 形成し;そして 該水素化珪素水性エマルジョンを該水性ポリマー分散液に添加することによっ て、水性架橋性ラテックス組成物を形成する 工程を含んでなる、水性架橋性ラテックス組成物の製造方法。 11.前記触媒がヒドロシレーション触媒である請求の範囲第10項に記載の方法 。 12.前記官能性ラテックスポリマーの側鎖エチレン系不飽和官能性部分が、ア リル、(メタ)アクリル、アルケン及びアルキンからなる群から選ばれる請求の 範囲第10項に記載の方法。 13.前記水素化珪素化合物が、ポリ(ジメチル−コ−メチル水素)シロキサン 及びポリ(フェニルメチル−コ−メチル水素)シロキ サンからなる群から選ばれる請求の範囲第10項に記載の方法。 14.触媒を不活性溶剤中に溶解させて、触媒エマルジョンを形成し; 該触媒エマルジョンを、少なくとも1個の側鎖エチレン系不飽和官能性部分を 含む官能性ラテックスポリマーに添加して、水性ポリマー分散液を形成し; 少なくとも2個の反応性水素原子を含む水素化珪素物質の水性エマルジョンを 形成し; 該水素化珪素水性エマルジョンを該水性ポリマー分散液に添加することによっ て、水性架橋性組成物を形成し;そして 該水性架橋性組成物を下地に適用して、架橋フィルムを形成する工程を含んで なる、架橋フィルムの形成方法。 15.前記触媒がヒドロシレーション触媒である請求の範囲第14項に記載の方法 。 16.前記官能性ラテックスポリマーの側鎖エチレン系不飽和官能性部分が、ア リル、(メタ)アクリル、アルケン及びアルキンからなる群から選ばれる請求の 範囲第14項に記載の方法。 17.前記水素化珪素化合物が、ポリ(ジメチル−コ−メチル水素)シロキサン 及びポリ(フェニルメチル−コ−メチル水素)シロキサンからなる群から選ばれ る請求の範囲第14項に記載の方法。
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