JP2002370677A - 自動車の荷台部構造 - Google Patents

自動車の荷台部構造

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JP2002370677A
JP2002370677A JP2001180666A JP2001180666A JP2002370677A JP 2002370677 A JP2002370677 A JP 2002370677A JP 2001180666 A JP2001180666 A JP 2001180666A JP 2001180666 A JP2001180666 A JP 2001180666A JP 2002370677 A JP2002370677 A JP 2002370677A
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deck board
handle
tire
leg
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JP2001180666A
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Kohei Ishikawa
公平 石川
Hiroshi Ishiyama
広志 石山
Ryoji Furukawa
良治 古川
Setsu Takuma
摂 宅間
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MITSUIYA KOGYO KK
Toyota Motor Corp
Aisin Engineering Co Ltd
Original Assignee
MITSUIYA KOGYO KK
Toyota Motor Corp
Aisin Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、デッキボードの高さ位置を腰や膝等
に負担をかけることなく変更し、自動車の荷室の上下巾
を簡単に拡大することを課題とする。 【解決手段】自動車床2後部に設定されている荷台部3
において、タイヤ収納凹部6に被着されるデッキボード
10の位置を、床レベルL1 とタイヤ直上レベルL2
に変更可能とし、該デッキボード10の大きさは該タイ
ヤ収納凹部6に嵌まり込むことが出来る大きさとし、該
デッキボード10が床レベルL1 にある場合に該デッキ
ボード10は取外し可能な支持手段によって支持されて
おり、該デッキボード10を床レベルL1 からタイヤ直
上レベルL2 に移せば、荷室13の上下巾はL1 −L2
だけ拡大される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の床に適用さ
れる自動車の荷台部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばバンタイプの自動車にあっては、
床後部に荷台部が設定され、該荷台部にはタイヤ収納凹
部が設けられている。最近では追突の際に火災が起こら
ないようにするために、ガソリンタンクを前寄りに配置
するようになっている。そのために床の後部に設定され
る荷台部は、該ガソリンタンクとの干渉を避けるため
に、高い位置に配置される。また従来、例えば車幅方向
サイズがラゲッジルームの底面を形成するフロアパネル
の車幅方向サイズよりも大であるラゲッジフロアボード
を、そのラゲッジルーム内の一定の高さ位置(床レベ
ル)に配する自動車用ラゲッジフロアボードの取付け構
造であって、該ラゲッジフロアボードは2分割可能なも
ので、床レベルに配された状態では全体が移動不能に固
定され、かつその配された状態から2分割して取外しそ
れぞれを下方のフロアパネル上(タイヤ直上レベル)に
直接載置可能とする自動車用ラゲッジフロアボードの取
付け構造が提供されている(実開昭61−155248
号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、荷台部を高い
位置に配置すれば、それだけ荷室の収納容積が縮小さ
れ、丈の高い荷物が置き難くなる。特にスポーツタイプ
のバンにあっては、バックドアの傾斜がゆるく設定され
るので、更に荷室の収納容積は縮小される。また、上記
従来の自動車用ラゲッジフロアボードの取付け構造で
は、該ラゲッジフロアボードの位置を床レベルまたはタ
イヤ直上レベルに変更する際に、該ラゲッジフロアボー
ドを2分割または組合せするために、大変な手間がかか
るという問題点があった。更に、該ラゲッジフロアボー
ドが床レベルにある時は全体を移動不能にする固定手段
が必要であり、またフロアパネル上に直接載置した状態
ではラゲッジルームとボードとの間のスペースが大き
く、自動車走行中の振動等によってがたつくという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、自動車床(2) 後部に設定
されている荷台部(3) において、タイヤ収納凹部(6) に
被着されるデッキボード(10)の位置を、床レベルL1
タイヤ直上レベルL2 とに変更可能にした構成であっ
て、該デッキボード(10)の大きさは該タイヤ収納凹部
(6) に嵌まり込むことが出来る大きさとし、該デッキボ
ード(10)が床レベルL1 にある場合には、該デッキボー
ド(10)は取外し可能な支持手段によって支持されている
自動車の荷台部構造を提供するものである。
【0005】該支持手段は、該デッキボード(10)の前縁
部両端からボス(24,24) を突出させ、該ボス(24,24) を
それぞれ基礎に立設されている左右一対のガイドブラケ
ット(25,25) のガイド開口部(28)にスライド自在に嵌入
し、該デッキボード(10)の後縁部裏面に脚部(11,11) を
倒立可能に取付けた構成であり、該ガイドブラケット(2
5,25) は二股状であり、内側板(26)にはガイド開口部(2
8)が設けられ、該ガイド開口部(28)は斜長孔(28A) と、
該斜長孔(28A) の上端部の一端から略水平に延長される
横孔部(28B) と、他端からスロープ(28D) を介して斜め
下方に延長される斜孔部(28C) とからなり、外側板(27)
にはV形のガイドレバー(29)の中央部が回転自在に軸支
され、該ガイドレバー(29)は横孔部(28B) 側において下
方にスプリング付勢されていることが望ましい。
【0006】該支持手段は、該デッキボード(10)の裏面
側に倒立可能に脚部(11,11) を取付け、該デッキボード
(10)の表面側に操作ハンドル(15)を取付け、該操作ハン
ドル(15)の裏面側において該ハンドル(15)と該脚部(11,
11) とをリンク機構で連結し、該ハンドル(15)を操作す
ることによって該脚部(11,11) を倒立させることが望ま
しい。更に、該ハンドル(15)は回転ハンドル(15A) であ
り、該デッキボード(10)の裏面側において該ハンドル(1
5A) から差出されるアーム(36,36) と脚部(11,11) とを
ロッド(34,34) によって連結してリンク機構を構成した
ことが望ましく、該ハンドル(15A) のアーム(36,36) に
は更に該デッキボード(10)の側縁から突出し該タイヤ収
納凹部(6) の壁面に設けられている係合孔(21,21) に係
合するピン(17,17) からのロッド(34,34) が連結されて
いることが望ましい。また更に、該ハンドル(15)はスラ
イドハンドル(15B) または倒立ハンドル(15C) であり、
該デッキボード(10)の裏面側において該ハンドル(15B,1
5C) のスライドまたは倒立によってスライドするスライ
ド板(41)を設定し、該スライド板(41)の一端部には開閉
自在に二股リンクの根端回動軸を接続し、更に該二股リ
ンクの両先端部と脚部(11,11) とをロッド(34,34) によ
って連結してリンク機構を構成し、該ハンドル(15B,15
C))をスライドまたは倒立させることによって該スライ
ド板(41)を一方向または逆方向にスライドさせて該二股
リンクを開閉し、ロッド(34,34) を介して脚部(11,11)
を倒立させることが望ましく、該スライド板(41)は一方
向または逆方向にスプリング付勢されており、該スライ
ド板(41)の側縁には係止段部(49)が設けられ、該係止段
部(49)には該デッキボード(10)裏面に取付けられている
ロック片(48)が解除可能に係合することによって、該ス
ライド板(41)のスプリング付勢によるスライドが係止さ
れることが望ましい。
【0007】
【作用】例えば荷室(13)に長い荷物G1 を置く場合に
は、タイヤ収納凹部(6) に被着されるデッキボード(10)
を床レベルL1 (高位)に置く。また丈の高い荷物G2
を置く場合には、該デッキボード(10)をタイヤ直上レベ
ルL2 に置き、該デッキボード(10)の上に該荷物G2
載置する。該デッキボード(10)の大きさは該タイヤ収納
凹部(6) に嵌まり込むことが出来る大きさとしているた
め、該デッキボード(10)の位置を床レベルL1 またはタ
イヤ直上レベルL2 に変更する場合に、該デッキボード
(10)を2分割または組合せする手間がかからず一体的に
床レベルL1 とタイヤ直上レベルL2 とに位置を変更す
ることが出来る。更に、該デッキボード(10)が床レベル
1 にある時の固定手段が不要であり、また更に、該デ
ッキボード(10)の大きさを該タイヤ収納凹部(6) に丁度
嵌まり込む大きさとすれば、自動車走行中の振動等によ
ってがたつくことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】〔実施例1〕本発明の一実施例を
図1〜図4によって説明する。自動車車体(1) の床(2)
の後部には荷台部(3) が設定されているが、該荷台部
(3) はガソリンタンク(4) との干渉を避けるために高い
位置に配置される。そして自動車背面にはバックドア
(5) を有する開口部が設けられているが、スポーツタイ
プの場合には該バックドア(5) の傾斜をゆるく設定す
る。
【0009】該荷台部(3) の後半部にはタイヤ収納凹部
(6) が設けられており、該タイヤ収納凹部(6) の下部に
はタイヤ(7) の収納部(8) が設定され、その上にカバー
ボード(9) が被着されている。デッキボード(10)は該タ
イヤ収納凹部(6) に被着されるが、該デッキボード(10)
は例えばポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン共重合体、ポリエステ
ル、ポリカーボネート等の硬質のプラスチックを材料と
し、本体(10A) と、該本体(10A) の両側に延設される耳
部(10B,10B) とからなる。
【0010】該デッキボード(10)の裏面後部において、
左右一対の脚部(11,11) 、および前部の中央より一方の
側に若干オフセットして斜めに一個の脚部(11)が軸受ブ
ラケット(12,12) を介して倒立可能に取付けられてい
る。
【0011】図1に示すように長い荷物G1 を荷室(13)
に収納する時には、該デッキボード(10)の脚部(11,11)
を立てた状態とし、該脚部(11,11) を介して車体基礎上
にデッキボード(10)を支持する。この場合、該デッキボ
ード(10)は床レベルL1 に位置する。
【0012】図3に示すように丈の高い荷物G2 を荷室
(13)に収納するには、図4に示すようにバックドア(5)
を開け、該デッキボード(10)後縁に取付けられているル
ープ状バンド(14)を手で上後方に引張り上げ、手で各脚
部(11,11) を倒し、再びタイヤ収納凹部(6) に戻す。こ
の状態では該デッキボード(10)はタイヤ直上レベル
2 、即ちカバーボード(9) 上に位置し、荷室(13)の上
下巾はこの状態ではL1 −L2 だけ拡大される。したが
って丈の高い荷物G2 でもこのデッキボード(10)上に載
せれば、バックドア(5) との干渉を避けることが出来
る。また小さい荷物G3は該タイヤ収納部(8) の前側の
荷台部(3) に置く。
【0013】〔実施例2〕図5〜図10にはデッキボー
ド(10)の他の実施例が示される。該デッキボード(10)の
中央部には回転ハンドル(15A) が取付けられており、図
6に示すように該デッキボード(10)の裏面において、本
体(10A) の四隅角にはガイドフレーム(16,16) にピン(1
7,17) が摺動可能に貫通支持されており、前側の一対の
ピン(17,17) の根端間と、後側の一対のピン(17,17) の
根端間には当て板(18,18) が差渡され、該前後一対の当
て板(18,18) には上記回転ハンドル(15A) の裏側に取付
けられているカム(19)の両端が当接している。そして該
前後一対の当て板(18,18) の両端間には左右一対のコイ
ルスプリング(20,20) が差渡されており、各ピン(17)は
該コイルスプリング(20,20) によって該当て板(18,18)
を介して図6に示す引込み方向に付勢されている。
【0014】上記構成のデッキボード(10)にあっては、
図7に示す床レベルL1 に位置する時には、図8に示す
ように回転ハンドル(15A) を図5S−S位置に合わせて
カム(19)によって当て板(18)を前後両側に押して各ピン
(17)を突出状態とし、各ピン(17)をタイヤ収納凹部(6)
の前後壁の上側係合孔(21)に係合させることによって、
該デッキボード(10)を支持する。この時コイルスプリン
グ(20,20) の付勢力は当て板(18,18) を介してカム(19)
の長軸AXに並行に及ぼされるので、回転ハンドル(15
A) には剪断回転力が及ぼされず、回転ハンドル(15A)
は突張り効果によってこの状態を維持することが出来
る。
【0015】該デッキボード(10)をタイヤ直上レベルL
2 に移す時には、図9に示すように手によって回転ハン
ドル(15A) を図5のO−Oの位置に合わせてカム(19)の
突張りを解除し、コイルスプリング(20,20) の付勢力に
よって当て板(18,18) を介してピン(17,17) を引込めて
タイヤ収納凹部(6) の前後壁の上側係合孔(21,21) との
係合を解除する。この時には該回転ハンドル(15A) には
コイルスプリング(20,20) の付勢力が剪断回転力として
及ぼされるが、該回転ハンドル(15A) の回転は係止ピン
(22,22) によって係止される。
【0016】ピン(17,17) 引込み状態において、該デッ
キボード(10)をタイヤ直上レベルL 2 に移し、再び回転
ハンドル(15A) を図5S−Sの位置に合わせてピン(17,
17)を下段の係合孔(23,23) に係合する。この下段の係
合孔(23,23) は必ずしも必要ではなく、ピン(17,17) を
引込み状態のままカバーボード(9) 上に載置するだけで
もよい。
【0017】〔実施例3〕図11〜図20にはデッキボ
ード(10)の更に他の実施例が示される。図13および図
14に示すように、該デッキボード本体(10A) の前縁部
両端からは左右一対のボス(24,24) が外側に向けて突出
されている。更に該デッキボード本体(10A) の後縁部裏
面には、左右一対の脚部(11,11) が軸受ブラケット(12,
12) を介して倒立可能に取付けられている。
【0018】図14〜図17に示すように、車体基礎上
には内側板(26)と外側板(27)とからなる二股状のガイド
ブラケット(25,25) が左右一対立設されており、該ガイ
ドブラケット(25)の内側板(26)には斜長孔(28A) と、該
斜長孔(28A) の上端部の一端から略水平に延長される横
孔部(28B) と、他端からスロープ(28D) を介して斜め下
方に延長される斜孔部(28C) とからなるガイド開口部(2
8)が設けられ、該ガイド開口部(28)には該デッキボード
(10)のボス(24)がそれぞれスライド自在に嵌入される。
本実施例において該ガイド開口部(28)の斜孔部(28C) 下
端の高さ位置は床レベルL1 に設定されており、該ガイ
ド開口部(28)斜長孔(28A) 下端の高さ位置はタイヤ直上
レベルL2 に設定されている。一方、該ガイドブラケッ
ト(25)の外側板(27)にはV形のガイドレバー(29)の中央
部が回転自在に軸支され、該ガイドレバー(29)の横孔部
(28B) 側において外側へ向けて突出されるピン(30)がス
ライド自在に嵌入する円弧状ガイド溝(31)が設けられ、
該ガイド溝(31)の下部には該ガイドレバー(29)のピン(3
0)を突出部分において下方に付勢するスプリング(32)が
取付けられている。
【0019】図11に示すように長い荷物G1 を荷室(1
3)に収納する時には、該デッキボード(10)のボス(24,2
4) をガイドブラケット(25,25) のガイド開口部(28)の
斜孔部(28C) 内に位置させ、該デッキボード(10)の脚部
(11,11) を立てることにより、該デッキボード(10)を床
レベルL1 に位置させる。この時、ガイドレバー(29)は
スプリング(32)の付勢力により横孔部(28B) 側に低く斜
孔部(28C) 側に高く傾斜している。
【0020】図12に示すように丈の高い荷物G2 を荷
室(13)に収納するには、該デッキボード(10)を低位置
(タイヤ直上レベルL2 )にスライド移動させる。この
時には、図18に示すようにバックドア(5) を開け、該
デッキボード(10)後縁に取付けられているループ状バン
ド(14)を介して該デッキボード(10)をガイド開口部(28)
の横孔部(28B) 方向に引張り、手で各脚部(11,11) を倒
す。そうすると、図19において矢印で示すように該デ
ッキボード(10)のボス(24,24) は該斜孔部(28C)から脱
出し、更に該ガイドレバー(29)とスロープ(28D) とによ
って上下をガイドされつつ斜長孔(28A) 内に落ち込み、
該斜長孔(28A) の下端に位置し、デッキボード(10)はタ
イヤ直上レベルL2 に位置する。上記スライド移動の
際、該ガイドレバー(29)のピン(30)が円弧状ガイド溝(3
1)の下端に当接することにより該ガイドレバー(29)は回
転不可能となるため、該デッキボード(10)のボス(24)は
該ガイド開口部(28)の横孔部(28B) へスライド移動する
のを防止され、スロープ(28D) を介して斜長孔(28A) へ
スライド移動するように規制される。この状態では該デ
ッキボード(10)はタイヤ直上レベルL2 、即ちカバーボ
ード(9) 上に位置し、荷室(13)の上下巾はこの状態では
1 −L2 だけ拡大される。したがって丈の高い荷物G
2 でもこのデッキボード(10)上に載せれば、バックドア
(5) との干渉を避けることが出来る。また小さい荷物G
3は該タイヤ収納部(8) の前側の荷台部(3) に置く。
【0021】該デッキボード(10)を上記タイヤ直上レベ
ルL2 から床レベルL1 に戻す時には、図18に示すよ
うにバックドア(5) を開け、該デッキボード(10)後縁の
ループ状バンド(14)を介して該デッキボード(10)を該ガ
イド開口部(28)の横孔部(28B) 方向に引張り、手で脚部
(11,11) を立てる。図20において矢印で示すように、
該デッキボード(10)のボス(24,24) は該ガイド開口部(2
8)の斜長孔(28A) 内を斜め上方にスライドし、スプリン
グ(32)の付勢力に打克って該ガイドレバー(29)を排除通
過して該横孔部(28B) 内に移動する。該ガイドレバー(2
9)は該デッキボード(10)のボス(24,24) が通過した後、
再びスプリング(32)の付勢力によって横孔部(28B) 側に
低く傾斜した状態に戻る。更に該デッキボード(10)を該
ガイド開口部(28)の斜孔部(28C) 方向に押せば、該デッ
キボード(10)のボス(24,24) は該ガイドレバー(29)を排
除通過して該斜孔部(28C) 内に進入し、該デッキボード
(10)を床レベルL1 に支える。該ガイドレバー(29)は該
デッキボード(10)のボス(24,24) が通過した後、再びス
プリング(32)の付勢力によって横孔部(28B) 側に低く傾
斜した状態に戻る。この時、該デッキボード(10)のボス
(24,24) が該ガイドレバー(29)を排除通過する際に、該
ガイドレバー(29)のピン(30)は該ガイド溝(31)内を下端
から上側方向へ移動し、該ボス(24)通過後にスプリング
(32)の付勢力によって再び該ガイド溝(31)下端へ戻る。
【0022】このようにデッキボード(10)の前縁部両端
から突出したボス(24,24) を自動車基礎上に立設したガ
イドブラケット(25,25) のガイド開口部(28,28) に嵌入
して該デッキボード(10)をスライドさせるとともに後縁
部裏面に取付けた脚部(11,11) を倒立させることによっ
て、簡単に該デッキボード(10)の高さ位置を変更するこ
とが可能となる。更に、上記操作は腰を深く屈めること
なく荷台部(3) 後側から簡単に行うことが出来るため、
操作する者の腰や膝等への負担が大幅に軽減される。
【0023】〔実施例4〕図21〜図28にはデッキボ
ード(10)の更に他の実施例が示される。図23に示すよ
うに該デッキボード(10)表面の中央部には回転ハンドル
(15A) が取付けられており、図24〜図27に示すよう
に該デッキボード本体(10A) 裏面には、左右一対の脚部
(11,11) が軸受ブラケット(12,12) の軸(33,33) を介し
て倒立可能に取付けられており、該脚部(11,11) の該軸
(33,33) よりも根端にはロッド(34,34) の一端がそれぞ
れ連結され、該ロッド(34,34) の他端は該回転ハンドル
(15A) の裏面から差出され該回転ハンドル(15A) と一体
的に回転する十字状アーム(35)の前後のアーム(36,36)
にそれぞれ連結されている。そして該脚部(11)と該軸受
ブラケット(12)との間にはターンオーバースプリング(3
7)が差渡されており、該軸受ブラケット(12)には該脚部
(11)の開脚角度を規制するためのストッパー(38)が設け
られている。また、デッキボード本体(10A) 裏面の前縁
部および後縁部にはピン(17,17) が摺動可能に貫通支持
している左右一対のガイドフレーム(16,16) がそれぞれ
取付けられており、前側の一対のピン(17,17) の根端間
および後側の一対のピン(17,17) の根端間にはそれぞれ
T字状ロッド(39,39) が差渡され、該前後一対のT字状
ロッド(39,39) の根端は該回転ハンドル(15A) 裏側の十
字状アーム(35)の左右のアーム(36,36) にそれぞれ連結
されている。
【0024】図21に示すように長い荷物G1 を荷室(1
3)に収納する時には、図28に示すように回転ハンドル
(15A) をS−S位置に合わせて十字状アーム(35)によっ
てロッド(34,34) を左右内側に引いて左右の脚部(11,1
1) を起立状態とするとともに、T字状ロッド(39,39)
を前後外側に押して各ピン(17,17) を突出状態として、
各ピン(17,17) をタイヤ収納凹部(6) の前後壁の上側係
合孔(21,21) に係合させることによって該デッキボード
(10)を支持する(図23参照)。この場合、該デッキボ
ード(10)は床レベルL1 に位置する。この際、該脚部(1
1)はターンオーバースプリング(37)によって図26に示
すように開脚方向に付勢されているため、円滑に起立操
作を行うことが可能となる。また、各ピン(17,17) を該
タイヤ収納凹部(6) の上側係合孔(21,21) に係合させる
ことによって該デッキボード(10)の剛性を補強して、荷
物G1 の重さによって該デッキボード(10)が撓むのを防
ぐ。
【0025】図22に示すように丈の高い荷物G2 を荷
室(13)に収納するには、バックドア(5) を開け、図28
に示すように手によって回転ハンドル(15A) をO−Oの
位置に合わせて十字状アーム(35)によってロッド(34,3
4) を左右外側に押して左右の脚部(11,11) を倒した状
態とするとともに、T字状ロッド(39,39) を前後内側に
引いて各ピン(17,17) を引込み状態として、該デッキボ
ード(10)をカバーボード(9) の上に載置する(図23参
照)。この際、該脚部(11)はターンオーバースプリング
(37)によって図27に示すように閉脚方向に付勢されて
いるため、円滑に脚倒操作を行うことが出来る。この状
態では該デッキボード(10)はタイヤ直上レベルL2 に位
置し、荷室(13)の上下巾はL1 −L2 だけ拡大される。
したがって丈の高い荷物G2 でもこのデッキボード(10)
上に載せれば、バックドア(5) との干渉を避けることが
出来る。また小さい荷物G3は該タイヤ収納部(8) の前
側の荷台部(3) に置く。
【0026】〔実施例5〕図29〜図33にはデッキボ
ード(10)の更に他の実施更に例が示される。図29に示
すように該デッキボード(10)の中央部にはスライドハン
ドル(15B) が取付けられており、図30および図31に
示すように該スライドハンドル(15B) はカバー部(40)と
該カバー部(40)の下側にスライド可能に配置されるスラ
イド板(41)とからなり、該カバー部(40)には切欠き***
部(42)が設けられ、該スライド板(41)には該切欠き***
部(42)内に入り込むスライドレバー(43)が立設されてい
る。該スライド板(41)は支持ガイドフレーム(44)に摺動
可能に支持され、該スライド板(41)の一端部には左右一
対のくの字状リンク(45,45) が根端部の長孔(46)を介し
て摺動回動自在に取付けられ、更に該一対のくの字状リ
ンク(45,45) の先端部と脚部(11,11) との間にはロッド
(34,34) が差渡されている。そして該くの字状リンク(4
5,45) は屈曲部において回動可能に軸受支持されてい
る。図32および図33において示すように該デッキボ
ード(10)裏面のスライド板(41)は前端にスライドスプリ
ング(47)が取付けられてスプリング付勢されており、該
スライド板(41)の一方の側縁にはロック片(48)が係合す
る係止段部(49)が設けられている。該ロック片(48)は、
付勢スプリング(図示せず)によって付勢されて該デッ
キボード(10)裏面に取付けられ、該デッキボード(10)表
面のロック解除レバー(50)に連結されている。また、デ
ッキボード本体(10A) 裏面の左右前縁部にはガイドフレ
ーム(16,16)にピン(17,17) が摺動可能に貫通支持され
ており、該一対のピン(17,17) の根端間にはT字状ロッ
ド(39)が差渡され、該T字状ロッド(39)の根端は該スラ
イドハンドル(15B) 裏面のスライド板(41)に連結されて
いる。
【0027】上記構成のデッキボード(10)を床レベルL
1 からタイヤ直上レベルL2 に移すときには、図31に
示すようにスライドハンドル(15B) の切欠き***部(42)
とスライドレバー(43)とを指で掴んで操作して、スライ
ドスプリング(47)の付勢力に抗ってスライド板(41)を後
側に押し、左右一対のくの字状リンク(45,45) の先端部
をそれぞれ外側に回動させてロッド(34,34) を左右外側
に押して左右の脚部(11,11) を倒した状態とする。この
ようにするとスプリングによって付勢されている該ロッ
ク片(48)が該スライド板(41)の係止段部(49)に係合し
て、スライドスプリング(47)の付勢力によって該脚部(1
1,11) が立たないようにロックする(図32および図3
3参照)。この場合に各ピン(17,17) は、該スライド板
(41)に連結するT字状ロッド(39)を介して後側に引かれ
て引込み状態とされる(図30参照)。
【0028】該デッキボード(10)を床レベルL1 へ戻す
ときには、スプリングの付勢力に抗って該ロック解除レ
バー(50)を操作して、該ロック片(48)をスライド板(41)
の係止段部(49)から外して該脚部(11,11) のロックを解
除するとともに、該デッキボード(10)後縁に取付けられ
ているループ状バンド(14)または該ハンドル(15B) を介
して該デッキボード(10)を持ち上げる。上記のようにし
てロックを解除すると、該スライド板(41)はスライドス
プリング(47)の付勢力によって前側に引かれ、該一対の
くの字状リンク(45,45) の先端部はそれぞれ内側へ回動
し、ロッド(34,34) が左右内側へ引かれて、左右の脚部
(11,11) は起立状態になるとともに、左右一対のピン(1
7,17) はT字状ロッド(39)を介して前側に押されて突出
状態となり、タイヤ収納凹部(6) の前壁の上側係合孔(2
1,21) に係合する(図29参照)。
【0029】〔実施例6〕図34〜図38にはデッキボ
ード(10)の更に他の実施例が示される。図34に示すよ
うに該デッキボード(10)の中央部にはコの字状の倒立ハ
ンドル(15C) が取付けられており、図35および図36
に示すように該倒立ハンドル(15C) は中間部において軸
受されて回動可能とされ、該倒立ハンドル(15C) の両根
端部には長孔(51,51) が設けられている。該デッキボー
ド本体(10A) 裏面において、該倒立ハンドル(15C) の長
孔(51,51) に摺動可能に嵌着されるボス(52,52) を両側
面に有するスライド板(41)が設定されており、該倒立ハ
ンドル(15C) の倒立させることによって該スライド板(4
1)は前後にスライドする。本実施例において、倒立ハン
ドル(15C) と脚部(11,11) およびピン(17,17) とのリン
ク機構は実施例5とは前後逆向きに設定されている(図
35〜図38参照)。
【0030】上記構成のデッキボード(10)を床レベルL
1 からタイヤ直上レベルL2 に移すときには、図36に
示すように倒立ハンドル(15C) を手で引き起こしてスラ
イドスプリング(47)の付勢力に抗ってスライド板(41)を
前側に押し、左右一対のくの字状リンク(45,45) の先端
部をそれぞれ外側に回動させてロッド(34,34) を左右外
側に押して左右の脚部(11,11) を倒した状態とする。こ
のようにすると該ロック片(48)をスライド板(41)の係止
段部(49)に係合させて、スライドスプリング(47)の付勢
力によって該脚部(11,11) が立たないようにロックする
(図37および図38参照)。この場合に各ピン(17,1
7) は、該スライド板(41)に連結するT字状ロッド(39)
を介して前側に引かれて引込み状態とされる(図35参
照)。
【0031】該デッキボード(10)を床レベルL1 へ戻す
ときには、スプリングの付勢力に抗って該ロック解除レ
バー(50)を操作して、該ロック片(48)をスライド板(41)
の係止段部(49)から外して該脚部(11,11) のロックを解
除するとともに、該デッキボード(10)後縁のループ状バ
ンド(14)または該ハンドル(15C) を介して該デッキボー
ド(10)を持ち上げる。上記のようにしてロックを解除す
ると、該スライド板(41)はスライドスプリング(47)の付
勢力によって後側に引かれ、該一対のくの字状リンク(4
5,45) の先端部はそれぞれ内側へ回動し、ロッド(34,3
4) が左右内側へ引かれて、左右の脚部(11,11) は起立
状態になるとともに、左右一対のピン(17,17) はT字状
ロッド(39)を介して後側に押されて突出状態となり、タ
イヤ収納凹部(6) の後壁の上側係合孔(21,21) に係合す
る(図34参照)。
【0032】このように表面側の操作ハンドル(15)を操
作してデッキボード(10)の裏面側の脚部(11,11) を倒立
させることによって、簡単にデッキボード(10)の高さ位
置を変更することが出来る。また上記実施例以外、デッ
キボード(10)のピン(17,17) が係合するタイヤ収納凹部
(6) の上側係合孔(21,21) は、図39に示すような係止
凹部(53,53) であってもよく、該ピン(17,17) は該係止
凹部(53,53) 上に載せるだけでもよい。更に、本発明の
荷台部構造は一般の乗用車のトランクに適用されてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明では、タイヤ収納凹部に被着され
るデッキボードを床レベルからタイヤ直上レベルに降ろ
すことによって、簡単にデッキボードの高さ位置を変更
して荷室の上下巾を拡大することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の実施例1を示すものである。
【図1】自動車後部の側断面図(デッキボード床レベル
1 位置)である。
【図2】デッキボード裏面図である。
【図3】自動車後部の側断面図(デッキボードタイヤ直
上レベルL2 位置)である。
【図4】デッキボード引張り上げ状態説明図である。
【図5】実施例2における荷台部平面図である。
【図6】実施例2におけるデッキボード裏面図(ピン引
込み状態)である。
【図7】実施例2におけるタイヤ収納凹部付近側断面図
(デッキボード床レベルL1 位置)である。
【図8】実施例2におけるデッキボード裏面図(ピン突
出状態)である。
【図9】実施例2において回転ハンドルを回す様子を示
す説明斜視図である。
【図10】実施例2におけるタイヤ収納凹部付近側断面
図(デッキボードタイヤ直上レベルL2 位置)である。
【図11】実施例3における自動車後部の側断面図(デ
ッキボード床レベルL1 位置)である。
【図12】実施例3における自動車後部の側断面図(デ
ッキボードタイヤ直上レベルL2位置)である。
【図13】実施例3におけるデッキボードの裏面図であ
る。
【図14】実施例3におけるデッキボード(床レベルL
1 位置)の説明斜視図である。
【図15】実施例3におけるガイドブラケットの内側面
図である。
【図16】実施例3におけるガイドブラケットの外側面
図である。
【図17】実施例3におけるガイドブラケットの説明正
断面図である。
【図18】実施例3におけるデッキボード引張り上げ状
態説明図である。
【図19】実施例3においてデッキボードのボスがガイ
ドブラケットのガイド開口部内で床レベルL1 位置から
タイヤ直上レベルL2 位置へスライド移動する様子を示
す説明側面図である。
【図20】実施例3においてデッキボードのボスがガイ
ドブラケットのガイド開口部内でタイヤ直上レベルL2
位置から床レベルL1 位置へスライド移動する様子を示
す説明側面図である。
【図21】実施例4における自動車後部の側断面図(デ
ッキボード床レベルL1 位置)である。
【図22】実施例4における自動車後部の側断面図(デ
ッキボードタイヤ直上レベルL2位置)である。
【図23】実施例4における荷台部およびデッキボード
の平面図である。
【図24】実施例4におけるデッキボードの裏面図であ
る。
【図25】実施例4における回転ハンドル裏面のリンク
機構の平面図である。
【図26】実施例4における脚部(起立状態)の側面図
である。
【図27】実施例4における脚部(倒した状態)側面図
である。
【図28】実施例4において回転ハンドルを回す様子を
示す説明斜視図である。
【図29】実施例5における荷台部およびデッキボード
の平面図である。
【図30】実施例5におけるデッキボードの裏面図であ
る。
【図31】実施例5においてスライドハンドルをスライ
ドする様子を示す説明斜視図である。
【図32】実施例5におけるスライドハンドル裏面のリ
ンク機構(スライド前)の説明平面図である。
【図33】実施例5におけるスライドハンドル裏面のリ
ンク機構(スライド後)の説明平面図である。
【図34】実施例6における荷台部およびデッキボード
の平面図である。
【図35】実施例6におけるデッキボードの裏面図であ
る。
【図36】実施例6において倒立ハンドルを引き起こす
様子を示す説明斜視図である。
【図37】実施例6における倒立ハンドル裏面のリンク
機構(倒立前)の説明平面図である。
【図38】実施例6における倒立ハンドル裏面のリンク
機構(倒立後)の説明平面図である。
【図39】タイヤ収納凹部の係止凹部の斜視図である。
【符号の説明】 1 自動車車体 2 床 3 荷台部 6 タイヤ収納凹部 10 デッキボード 11 脚部 15 操作ハンドル 15A 回転ハンドル 15B スライドハンドル 15C 倒立ハンドル 21 上側係合孔 24 ボス 25 ガイドブラケット 26 内側板 27 外側板 28 ガイド開口部 28A 斜長孔 28B 横孔部 28C 斜孔部 28D スロープ 29 ガイドレバー 34 ロッド 36 アーム 41 スライド板 48 ロック片 49 係止段部 L1 床レベル L2 タイヤ直上レベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 公平 愛知県豊田市三軒町3丁目1番地 三井屋 工業株式会社内 (72)発明者 石山 広志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 古川 良治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 宅間 摂 愛知県刈谷市八軒町1丁目15番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA14 AA19 BB01 CA16 CA43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車床後部に設定されている荷台部にお
    いて、タイヤ収納凹部に被着されるデッキボードの位置
    を、床レベルとタイヤ直上レベルとに変更可能にした構
    成であって、該デッキボードの大きさは該タイヤ収納凹
    部に嵌まり込むことが出来る大きさとし、該デッキボー
    ドが床レベルにある場合には、該デッキボードは取外し
    可能な支持手段によって支持されていることを特徴とす
    る自動車の荷台部構造。
  2. 【請求項2】該支持手段は、該デッキボードの前縁部両
    端からボスを突出させ、該ボスをそれぞれ基礎に立設さ
    れている左右一対のガイドブラケットのガイド開口部に
    スライド自在に嵌入し、該デッキボードの後縁部裏面に
    脚部を倒立可能に取付けた構成であり、該ガイドブラケ
    ットは二股状であり、内側板にはガイド開口部が設けら
    れ、該ガイド開口部は斜長孔と、該斜長孔の上端部の一
    端から略水平に延長される横孔部と、他端からスロープ
    を介して斜め下方に延長される斜孔部とからなり、外側
    板にはV形のガイドレバーの中央部が回転自在に軸支さ
    れ、該ガイドレバーは横孔部側において下方にスプリン
    グ付勢されている請求項1に記載の自動車の荷台部構
    造。
  3. 【請求項3】該支持手段は、該デッキボードの裏面側に
    倒立可能に脚部を取付け、該デッキボードの表面側に操
    作ハンドルを取付け、該操作ハンドルの裏面側において
    該ハンドルと該脚部とをリンク機構で連結し、該ハンド
    ルを操作することによって該脚部を倒立させる請求項1
    に記載の自動車の荷台部構造。
  4. 【請求項4】該ハンドルは回転ハンドルであり、該デッ
    キボードの裏面側において該ハンドルから差出されるア
    ームと脚部とをロッドによって連結してリンク機構を構
    成した請求項3に記載の自動車の荷台部構造。
  5. 【請求項5】該ハンドルのアームには更に該デッキボー
    ドの側縁から突出し該タイヤ収納凹部の壁面に設けられ
    ている係合孔に係合するピンからのロッドが連結されて
    いる請求項4に記載の自動車の荷台部構造。
  6. 【請求項6】該ハンドルはスライドハンドルまたは倒立
    ハンドルであり、該デッキボードの裏面側において該ハ
    ンドルのスライドまたは倒立によってスライドするスラ
    イド板を設定し、該スライド板の一端部には開閉自在に
    二股リンクの根端回動軸を接続し、更に該二股リンクの
    両先端部と脚部とをロッドによって連結してリンク機構
    を構成し、該ハンドルをスライドまたは倒立させること
    によって該スライド板を一方向または逆方向にスライド
    させて該二股リンクを開閉し、ロッドを介して脚部を倒
    立させる請求項3に記載の自動車の荷台部構造。
  7. 【請求項7】該スライド板は該一方向または逆方向にス
    プリング付勢されており、該スライド板の側縁には係止
    段部が設けられ、該係止段部には該デッキボード裏面に
    取付けられているロック片が解除可能に係合することに
    よって、該スライド板のスプリング付勢によるスライド
    が係止される請求項6に記載の自動車の荷台部構造。
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