JP2002369336A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2002369336A
JP2002369336A JP2001169863A JP2001169863A JP2002369336A JP 2002369336 A JP2002369336 A JP 2002369336A JP 2001169863 A JP2001169863 A JP 2001169863A JP 2001169863 A JP2001169863 A JP 2001169863A JP 2002369336 A JP2002369336 A JP 2002369336A
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修司 山川
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Takashi Ota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護装置を確実に搭載することができる電気
接続箱を提供する。 【解決手段】 電気接続箱111は保護装置取付凹部1
12を備えている。保護装置取付凹部112には電源遮
断装置10が装着されるようになっている。電源遮断装
置10は、固定部材11と可動部材12とを備えてい
る。固定部材11は箱本体113に取り付けられてい
る。可動部材12は固定部材11に対して着脱可能に取
り付けられている。電源遮断装置10は、固定部材11
から可動部材12を取り外すことによってバッテリーか
ら電気負荷への電力供給を遮断するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、電気負荷の整備時等に車載電源から電気負荷
への電力供給を遮断する保護装置の取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車には、ラジオやナビゲ
ーション装置等の電気負荷が多数搭載されている。特に
近年では、搭載される電気負荷が益々増加していく傾向
にあり、各電気負荷の電源容量に対応させるために、従
来用いられてきた12Vのバッテリーに加えて36Vの
バッテリーも用いられるようになってきている。
【0003】これら電気負荷のメインテナンス作業を行
う場合、バッテリーからの電圧が各電気負荷に印加され
たままの状態にしておくことは好ましくない。そのた
め、電気負荷のメインテナンス作業を行うためには、予
めバッテリーに接続される電線を取り外すこと等によっ
て、各電気負荷への電力供給を遮断しておかなければな
らなかった。
【0004】そこで、メインテナンス作業時にバッテリ
ーから各電気負荷への電力供給を遮断する保護装置を、
コネクタ等の取付構造を介してバッテリーの近傍に取り
付けることが提案されている。例えば、特開平9−22
3439号公報、特開平9−147734号公報及び特
開平9−147674号公報に示されるような保護装置
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの保
護装置は独立した状態でエンジンルーム内に設けられて
いた。しかし、車両の高機能化が進み、エンジンルーム
内には多くの部品が搭載されるようになってきている。
その結果、エンジンルーム内に保護装置を搭載するため
のスペースを確保できなくなり、保護装置をエンジンル
ーム内に搭載することが困難になってしまうという問題
があった。また、保護装置を固定するための取付構造を
作製する必要があるため、保護装置の取り付けに必要な
コストが上昇してしまうという問題があった。さらに、
保護装置はエンジンルーム内にそのまま配設されていた
ため、保護装置の防水性を確保することが困難であっ
た。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その第1の目的は、保護装置を確実に搭載する
ことができる電気接続箱を提供することにある。また、
第2の目的は、保護装置を取り付けるために必要なコス
トを低減させることができる電気接続箱を提供すること
にある。さらに、第3の目的は、保護装置の防水性を確
保することができる電気接続箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、箱本体に取り付けら
れる固定部材と、前記固定部材に対して着脱可能に取り
付けられる可動部材とからなり、前記固定部材から前記
可動部材を取り外すことによって車載電源から電気負荷
への電力供給を遮断する保護装置が装着される保護装置
取付部を備えることを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記固定部材の外側面に、前記電気
接続箱側に設けられた導電部材に係合することによって
前記車載電源と放電抵抗との間を電気的に接続するバス
バーを突設したことを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の発明において、前記保護装置取付部は、前
記保護装置が収容される保護装置取付凹部であることを
要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記保護装置取付凹部の内側面に被
係止部を設けるとともに、前記固定部材の外側面に前記
被係止部に係止する係止部を設けたことを要旨とする。
【0011】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、保護装置は電気接
続箱に搭載されている。よって、エンジンルーム内に保
護装置を搭載するためのスペースを確保できない場合で
も保護装置を容易に搭載することができる。また、保護
装置は保護装置取付部に装着されるため、保護装置を固
定するための取付構造を電気接続箱とは別に作製しなく
てもよい。ゆえに、保護装置の取付コストを低減でき
る。さらに、保護装置を電気接続箱内に収容することが
可能になるため、保護装置の防水性を向上させることが
できる。
【0012】請求項2に記載の発明によると、バスバー
を電気接続箱側に設けられた導電部材に係合させること
によって、保護装置が電気接続箱に取り付けられるよう
になっている。そのため、バスバーをボルト締めするこ
とによって保護装置を電気接続箱に取り付ける場合に比
べて、保護装置の取付作業を効率よく行うことができ
る。また、保護装置取付部及びバスバーに、ボルトを締
め付けるための構造を設けなくてもよくなるので、保護
装置を電気接続箱に取り付けるために必要な部品の点数
を削減することができる。ゆえに、電気接続箱への保護
装置の取付コストを低減できる。
【0013】請求項3に記載の発明によると、保護装置
は保護装置取付凹部に収容された状態で装着されるた
め、保護装置において箱本体から突出する部分が小さく
なる。よって、電気接続箱を小型化することができる。
このとき、保護装置は、保護装置取付凹部によって底面
だけでなく側面も保持される。そのため、保護装置の取
付強度を向上させることができる。また、保護装置に対
して直接外力が作用しにくくなるため、外力によって保
護装置が外れてしまうのが防止される。よって、保護装
置と電気接続箱との電気的な接続が確実に維持され、車
載電源から電気負荷への電力供給を安定して行うことが
できる。さらに、保護装置において露出する部分が少な
くなるため、保護装置の防水性を向上させることができ
る。
【0014】請求項4に記載の発明によると、保護装置
は、バスバーを電気接続箱側に係合させることだけでな
く、係止部を被係止部に係止させることによっても電気
接続箱に固定される。そのため、保護装置と電気接続箱
との接続部分が増加する。よって、保護装置を電気接続
箱により確実に固定することができる。また、被係止部
に係止部が接触するため、保護装置に対して振動等の外
力が作用しても保護装置が移動してしまうのが防止され
る。従って、保護装置が外れてしまうのを防止すること
ができる。ゆえに、車載電源から電気負荷への電力供給
を安定して行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を保護装置の取付構
造に具体化した自動車用の電気接続箱の一実施形態を図
1〜図19に基づき詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、電気接続箱111は、
箱本体113にアッパーカバー118及びロアーカバー
135を取り付けることによって構成されている。図2
に示すように、電気接続箱111は、バッテリー接続板
104,105を介して車載電源としてのバッテリー1
00に直付けされている。具体的に言うと、バッテリー
接続板104の先端部は、バッテリー100の+側端子
106に取り付けられている。バッテリー接続板104
は保護部109によって覆われている。また、バッテリ
ー接続板105の先端部は、バッテリー100の−側端
子107に取り付けられている。バッテリー接続板10
5は保護部110によって覆われている。尚、保護部1
09,110、+側端子106及び−側端子107は、
アッパーカバー118によって覆われるようになってい
る。
【0017】図2に示すように、箱本体113の上面に
は一対の嵌合突起81が突設されている。これら嵌合突
起81は、保護部110に設けられた係合孔110aに
係合することによって、保護部110及びバッテリー接
続板105を箱本体113に固定するようになってい
る。
【0018】また、箱本体113の上面には、電気部品
装着部としてのヒューズ装着部113a,113b及び
電流センサー装着部113cが設けられている。ヒュー
ズ装着部113a,113bには、電気部品としてのヒ
ューズ71,72が装着されるようになっている。電流
センサー装着部113cには、電気部品としての図示し
ない電流センサーが装着されるようになっている。
【0019】図4に示すように、箱本体113の底面に
は装着部92が設けられている。また、箱本体113の
底面にはコネクタ装着部93が設けられている。コネク
タ装着部93には、図示しないコネクタが装着されるよ
うになっている。このコネクタは、後記する電気負荷1
01に電気的に接続するためのものである。また、箱本
体113の底面には放電抵抗103が設けられている。
【0020】図3及び図4に示すように、箱本体113
には、導電板123が同箱本体113の底面側から取り
付けられている。導電板123は、導電性を有する金属
板によって形成されている。導電板123はバッテリー
接続板104の基端部104aに接触している。また、
導電板123は、ヒューズ71の端子部に電気的に接続
されるようになっている。さらに、導電板123は、ヒ
ューズ72の端子部に電気的に接続されるようになって
いる。
【0021】図4に示すように、箱本体113には、導
電板124が同箱本体113の底面側から取り付けられ
ている。導電板124は、導電性を有する金属板を略L
字状に折り曲げることによって形成されている。導電板
124の一端は、ヒューズ72の端子部に電気的に接続
されている。また、導電板124の他端は装着部92内
に収容されている。
【0022】図3に示すように、箱本体113には、導
電板122が同箱本体113の上面側から取り付けられ
ている。導電板122は、導電性を有する金属板によっ
て形成されている。導電板122の一端には、圧接部1
22aが略U字状に切欠形成されている。図4にも併せ
示すように、圧接部122aには、放電抵抗103の一
端103bが電気的に接続されている。また、導電板1
22の他端には、ボルト挿通孔122bが2箇所に設け
られている。各ボルト挿通孔122bに図示しないボル
トを挿通することにより、導電板122が前記バッテリ
ー接続板105の基端部105aに接続されるようにな
っている。その結果、放電抵抗103と前記バッテリー
100とが電気的に接続される。
【0023】図3及び図4に示すように、箱本体113
には、導電部材としての導電板114が同箱本体113
の底面側から取り付けられている。導電板114は、導
電性を有する金属板を折り曲げることによって形成され
ている。導電板114の一端には、圧接部114aが略
U字状に切欠形成されている。また、導電板114の他
端には、放電抵抗103の一端103aが電気的に接続
されている。その結果、導電板114とバッテリー10
0とが電気的に接続される。
【0024】また、図1〜図3に示すように、箱本体1
13の上面には、保護装置取付部としての保護装置取付
凹部112が設けられている。保護装置取付凹部112
は、箱本体113においてヒューズ装着部113a,1
13b及び電流センサー装着部113cが設けられてい
る面に開口している。保護装置取付凹部112の開口部
は略矩形状をなしている。箱本体113において保護装
置取付凹部112が設けられる面は、前記アッパーカバ
ー118によって覆われるようになっている。尚、この
保護装置取付凹部112には、保護装置としての電源遮
断装置10が装着されるようになっている。
【0025】図1〜図3に示すように、保護装置取付凹
部112の内側面112a,112b,112cには、
凹部132,133,134がそれぞれ設けられてい
る。各凹部132,133,134は、各内側面112
a,112b,112cにおける中央部に配設されてい
る。各凹部132,133,134には、被係止部とし
ての被係止凸部115が設けられている。各被係止凸部
115の突出高さは、各内側面112a,112b,1
12cから突出しない程度に設定されている。凹部13
3に設けられた被係止凸部115は、同凹部132にお
ける中央部に配設されている。凹部132,134に設
けられた被係止凸部115は、各凹部132,134に
おいて保護装置取付凹部112の内側面112d側に配
設されている。各凹部132,134に設けられた被係
止凸部115は、保護装置取付凹部112内において互
いに向かい合うように配設されている。そして、各被係
止凸部115は、保護装置取付凹部112の内側面11
2a,112b,112cにおいて3箇所に離間した状
態に配設されている。各被係止凸部115は、保護装置
取付凹部112の内側面112a,112b,112c
においてそれぞれ同一の高さに位置している。各被係止
凸部115は保護装置取付凹部112の開口部付近に位
置している。
【0026】図2及び図3に示すように、保護装置取付
凹部112の底面112eには、位置決めリブ131が
4箇所に離間した状態に突設されている。各位置決めリ
ブ131は、保護装置取付凹部112の内側面112
a,112cに2本ずつ接続されている。内側面112
aに接続された位置決めリブ131と内側面112cに
接続された位置決めリブ131は、底面112e上にお
いて互いに向かい合うように配設されている。各位置決
めリブ131は同一の高さに設定されている。また、保
護装置取付凹部112の底面112eには、入力端子挿
通部119が突設されている。入力端子挿通部119の
高さは、各位置決めリブ131の高さとほぼ同一の大き
さになっている。入力端子挿通部119には、略矩形状
をなす入力端子挿通孔119aが設けられている。ま
た、保護装置取付凹部112の底面112eには、出力
端子挿通部120が突設されている。出力端子挿通部1
20の高さは、各位置決めリブ131及び入力端子挿通
部119の高さとほぼ同一の大きさになっている。出力
端子挿通部120には、略矩形状をなす出力端子挿通孔
120aが設けられている。さらに、保護装置取付凹部
112の底面112eには、略矩形状をなすバスバー挿
通孔116が設けられている。バスバー挿通孔116
は、同バスバー挿通孔116の開口端縁の一部が内側面
112dに接するように配設されている。バスバー挿通
孔116は前記箱本体113の外部に貫通している。
【0027】次に、電源遮断装置10の回路構成を説明
する。図5及び図6に示すように、電源遮断装置10
は、前記バッテリー100とラジオやナビゲーション装
置等の電気負荷101との間に設けられ、バッテリー1
00から電気負荷101への電力供給を必要に応じて遮
断するようになっている。本実施形態において、バッテ
リー100は、放電時の電圧が36Vのものである。
尚、電気負荷101は、車両内に1つだけ搭載されてい
てもよいし、複数個搭載されていてもよい。
【0028】また、電源遮断装置10を構成する固定部
材11は、入力端子2、出力端子9及び端子部材5,6
を備えている。入力端子2はバッテリー100に接続さ
れている。出力端子9及び端子部材6は、電気負荷10
1に直接接続されている。端子部材5は、コンデンサ1
02を介して電気負荷101に接続されている。尚、端
子部材5,6は、入力端子2と出力端子9とを接続する
ための第2電流通路15の一部として機能するようにな
っている。
【0029】一方、電源遮断装置10を構成する可動部
材12は、第1電流通路を構成する可動側接続端子1,
8を備えている。可動側接続端子1は、可動部材12が
固定部材11に取り付けられたとき(以下、「取付状
態」という)に入力端子2の端子部2aに接続されるよ
うになっている。また、可動側接続端子8は、取付状態
において出力端子9の端子部9aに接続されるようにな
っている。さらに、可動部材12は、第1電流通路を構
成する導電材4及び接続導体3を備えている。導電材4
は、可動側接続端子1と可動側接続端子8とを互いに接
続するようになっている。
【0030】よって、図5に示すように、可動部材12
が固定部材11から取り外されたとき(以下、「取り外
し状態」という)には、可動側接続端子1と入力端子2
が互いに離間する。それとともに、可動側接続端子8と
出力端子9とが互いに離間する。また、図6に示すよう
に、取付状態では、バッテリー100からの電圧が、入
力端子2、可動側接続端子1,8、導電材4、出力端子
9を介して電気負荷101に与えられる。
【0031】また、入力端子2の通電切換用端子部2b
は、端子部材5の通電切換用端子部5aと向かい合うよ
うに配置されている。可動部材12を固定部材11に取
り付けていくとき、始めは、通電切換用端子部2bに接
続導体3の端子部3aが接続されるとともに、通電切換
用端子部5aに接続導体3の端子部3bが接続される。
そして、可動部材12を固定部材11に完全に取り付け
ると、端子部3bと通電切換用端子部5aとが離間され
る。尚、端子部3aは通電切換用端子部2bに接続され
たままの状態を維持するようになっている。また、通電
切換用端子部2b,5aは、取り外し状態において接続
導体3の端子部3a,3bと非接続状態となる。即ち、
通電切換用端子部2b,5a及び接続導体3は、第2電
流通路15を通電状態または遮断状態に切り換える通電
切換手段13として機能するようになっている。
【0032】また、端子部材5,6は、例えばリン青銅
等の弾性変形可能な材料によって形成されている。バネ
片5b,6aは、自然状態で互いに離間するように設定
されている。両バネ片5b,6aは取付状態で接触し、
取り外し状態で離間するようになっている。即ち、バネ
片5b,6aは第1接点手段14として機能する。この
第1接点手段14は、3つの垂下片16,17,18間
のガイド溝26,27によって開閉するようになってい
る。各ガイド溝26,27は、互いに平行に設けられて
いる。各垂下片16〜18は、前記可動部材12の内部
に設けられている。中央部の垂下片17の下端部には、
厚肉部17aが両側部に突出形成されている。尚、垂下
片16〜18は操作部48として機能するようになって
いる。これら垂下片16〜18は、可動部材12の装着
時にバネ片5b,6aを強制的に閉じることによって、
端子保護用接点30,31を互いに当接させるようにな
っている。
【0033】詳細には、可動部材12を取り付けると
き、反転部28aがガイド溝26内に案内されるととも
に、反転部29aがガイド溝27内に案内される。そし
て、厚肉部17aが反転部28a,29a間を通り抜け
ると、反転部28a,29aはガイド溝26,27の平
行な部分に案内される。その結果、それまで離間してい
たバネ片5b,6aが近接していき、両端子保護用接点
30,31が互いに当接状態になる。それに対して、可
動部材12を取り外すときには、上記とは逆の動作とな
り、バネ片5b,6aが互いに離間した状態に戻って、
両端子保護用接点30,31が互いに非当接状態にな
る。
【0034】尚、両端子保護用接点30,31は、入力
端子2及び出力端子9に一般的に用いられている導電性
材料(例えば銅等)よりも耐アーク性の高い材料によっ
て形成されている。例えば、端子保護用接点30,31
は、Ag−CdO系材料、Ag−Ni系材料、Ag−金
属酸化物系材料、Ag−Gr系材料等によって形成され
ている。
【0035】さらに、端子部材6の端子部6cは、電気
負荷101及びコンデンサ121に接続されている。コ
ンデンサ121は接地されている。バッテリー100と
電気負荷101との間は、第2電流通路15に設けられ
た通電切換手段13及び第1接点手段14を介して接続
されている。
【0036】また、端子部6bは、端子部7aに対して
接続または非接続の状態に切り換えられるようになって
いる。これら端子部6b,7aは第2接点手段49を構
成している。この第2接点手段49は、自然状態で端子
部6b,7aが互いに接続状態となるように設定されて
いる。また、端子部6b,7aは、取付状態において垂
下片19によって非接続状態となるように設定されてい
る。尚、バスバー7のタブ部7bは放電抵抗103に接
続されている。この放電抵抗103はバッテリー100
の前記−側端子107に電気的に接続されている。
【0037】次に、電源遮断装置10の機械的な構成を
説明する。図1及び図7に示すように、電源遮断装置1
0は、前記固定部材11及び前記可動部材12によって
構成されている。固定部材11は、前記保護装置取付凹
部112内に収容されるようになっている。
【0038】図8に示すように、固定部材11は、ハウ
ジング21の一部をハウジングカバー22によって覆う
ことによって構成されている。ハウジング21及びハウ
ジングカバー22は、合成樹脂等の絶縁性を有する材料
によって形成されている。ハウジングカバー22の下端
には、同ハウジングカバー22をハウジング21に係合
させるための結合爪21bが設けられている。結合爪2
1bは、ハウジングカバー22の下端において複数箇所
(本実施形態では4箇所)に離間した状態に配設されて
いる。
【0039】図7及び図9に示すように、ハウジング2
1の上端部には係止部41が設けられている。係止部4
1は、ハウジング21の壁部22bに配設されている。
係止部41には、鉤部41aがハウジング21の外方に
突設されている。固定部材11を保護装置取付凹部11
2に装着したとき、係止部41は、前記箱本体113の
上面から露出するようになっている。また、ハウジング
21の外側面には、係止部としての係止凸部61が設け
られている。係止凸部61は、ハウジング21の外側面
において複数箇所(本実施形態では3箇所)に離間した
状態に配設されている。固定部材11を保護装置取付凹
部112に装着したとき、各係止凸部61は前記各被係
止凸部115に係止されるようになっている。尚、電源
遮断装置10が保護装置取付凹部112に誤った向きで
挿入されてしまうのは、係止凸部61が前記保護部10
9の基端部や保護装置取付凹部112の開口部に引っ掛
かることによって防止される。
【0040】また、図8及び図12に示すように、ハウ
ジング21には、出力端子9が下側から取り付けられて
いる。この出力端子9は、端子部9a,9b,9c,9
dを有している。図8及び図10において、端子部9a
は上方に延びており、ハウジングカバー22の外部に露
出している。図8に示すように、端子部9bは左方に延
びており、端子部9c及び端子部9dは下方に延びてい
る。図12に示すように、端子部9bはハウジングの下
側に設けられた舌片21aの右側に配設されている。端
子部9bは、コンデンサ102の一端102aに接続さ
れている。また、端子部9cは舌片21aの右側に配設
されている。端子部9cは、前記出力端子挿通孔120
aを介して前記コネクタ装着部93内に突出するように
なっている。この状態において、前記コネクタを装着す
ると、端子部9cは前記電気負荷101に電気的に接続
される。
【0041】図8に示すように、ハウジング21には端
子部材6が上側から取り付けられている。この端子部材
6は、端子部6b,6c及びバネ片6aを有している。
図12に示すように、端子部6cは、ハウジング21を
上下方向に貫通するようになっている。この端子部6c
は、ハウジング21の下側において端子部9dと接触し
ている。図11及び図14に示すように、バネ片6aの
下端部には、端子保護用接点31が取り付けられてい
る。また、バネ片6aの長手方向における中央部には反
転部29aが設けられている。図10及び図11に示す
ように、ハウジング21にハウジングカバー22が取り
付けられた状態において、反転部29aの両端部はハウ
ジングカバー22の側面22a,22bから突出するよ
うになっている。
【0042】図8に示すように、ハウジング21には端
子部材5が上側から取り付けられている。この端子部材
5は、通電切換用端子部5a、端子部5c及びバネ片5
bを有している。図8及び図10に示すように、通電切
換用端子部5aは、端子部5cから直角に折り曲げるこ
とによって形成され、ハウジングカバー22の外部に露
出している。図12に示すように、端子部5cは、ハウ
ジング21を上下方向に貫通するようになっている。端
子部5cは、ハウジング21の下側に設けられた舌片2
1aの左側に配置されている。端子部5cは、舌片21
aによって端子部9bから絶縁されている。端子部5c
は、コンデンサ102の他端102bに接続されてい
る。図10及び図13に示すように、バネ片5bはバネ
片6aと対向している。また、バネ片5bの下端部に
は、端子保護用接点30が端子保護用接点31に当接す
るように配設されている。また、バネ片5bの長手方向
における中央部には反転部28aが設けられている。図
10及び図11に示すように、ハウジング21にハウジ
ングカバー22が取り付けられた状態において、反転部
28aの両端部はハウジングカバー22の側面22a,
22bから突出するようになっている。
【0043】図8に示すように、ハウジング21には入
力端子2が下側から取り付けられている。この入力端子
2は、通電切換用端子部2b、端子部2a及び端子部2
cを有している。図11にも併せ示すように、通電切換
用端子部2bは上方に延びており、ハウジングカバー2
2の外部に露出している。通電切換用端子部2bは、ハ
ウジング21を挟んで通電切換用端子部5aの反対側に
配設されている。また、端子部2aは上方に延びてお
り、ハウジングカバー22の外部に露出している。端子
部2cは下方に延びており、ハウジングカバー22の外
部に露出している。尚、この端子部2cは、前記入力端
子挿通孔119aを介して前記装着部92内に挿通され
て、前記導電板124に電気的に接続されるようになっ
ている。ゆえに、端子部2cは、前記バッテリー100
の前記+側端子106に電気的に接続される。
【0044】図8に示すように、ハウジング21にはバ
スバー(導電板)7が上側から取り付けられている。こ
のバスバー7は、金属板を略L字状に折り曲げることに
よって形成されている。バスバー7は、鉛直片7c、端
子部7a、水平片7d及びタブ部7bを有している。端
子部7aは鉛直片7cの上端から折り返されている。図
13及び図14に示すように、端子部7aは端子部6b
に対向するようになっている。タブ部7bは水平片7d
の一端に設けられている。図5、図6、図8及び図10
に示すように、タブ部7bは、固定部材11の外側面か
ら下方に突出している。このタブ部7bは、前記バスバ
ー挿通孔116に挿通させることによって前記導電板1
14の前記圧接部114aに係合されるようになってい
る。その結果、タブ部7bが放電抵抗103に電気的に
接続される。
【0045】図1及び図7に示すように、前記固定部材
11には可動部材12が着脱可能に取り付けられるよう
になっている。図5及び図6にも併せ示すように、可動
部材12は、メインテナンス作業時等において固定部材
11から取り外されることによって、バッテリー100
から電気負荷101への電力供給を遮断するためのもの
である。
【0046】図15に示すように、可動部材12は、プ
ラグハウジング23をプラグハウジングカバー24に収
納することによって構成されている。プラグハウジング
23及びプラグハウジングカバー24は、合成樹脂等の
絶縁性を有する材料によって形成されている。
【0047】図17に示すように、プラグハウジング2
3の内側面23a,23bには、前記操作部48を構成
する前記垂下片16,17,18が形成されている。垂
下片16,17間にはガイド溝26が構成されている。
ガイド溝26は前記反転部28aを案内するようになっ
ている。また、垂下片17,18間にはガイド溝27が
構成されている。ガイド溝27は前記反転部29aを案
内するようになっている。また、垂下片16の左側に
は、取付状態において前記端子部6b,7a間を絶縁す
る垂下片19が形成されている。
【0048】図17に示すように、垂下片19の近傍に
は挿入孔32が設けられている。挿入孔32には前記端
子部9aが挿入されるようになっている。また、図17
において、垂下片18の右側には挿入孔33が設けられ
ている。挿入孔33には前記端子部2aが挿入されるよ
うになっている。
【0049】図15及び図19に示すように、プラグハ
ウジング23には、接続導体3が上側から取り付けられ
ている。接続導体3は略コ字状をなし、端子部3a,3
bを備えている。各端子部3a,3bは、挿入孔33付
近に設けられた空洞部34内に露出している。端子部3
aには前記通電切換用端子部2bが接続されるようにな
っている。また、端子部3bには前記通電切換用端子部
5aが接続されるようになっている。
【0050】図18に示すように、挿入孔32の上側に
は可動側接続端子8が配設されている。一方、図19に
示すように、挿入孔33の上側には可動側接続端子1が
配設されている。また、図18及び図19に示すよう
に、プラグハウジング23には、導電材4が上側から取
り付けられている。図15に示すように、導電材4の両
側には、端子部4a,4bがそれぞれ下向きに形成され
ている。端子部4aは端子部4bよりも長くなってい
る。図18に示すように、端子部4aは可動側接続端子
8に接続されている。その可動側接続端子8には、前記
端子部9aが接続されるようになっている。図19に示
すように、端子部4bは可動側接続端子1に接続されて
いる。その可動側接続端子1には、前記端子部2aが接
続されるようになっている。
【0051】図15〜図17に示すように、プラグハウ
ジングカバー24の外側面には、レバー25が回動可能
に取り付けられている。レバー25は略コ字状をなし、
合成樹脂等の絶縁性を有する材料によって形成されてい
る。図2および図3に示すように、レバー25は、取付
状態において前記ヒューズ装着部113a,113b及
び前記電流センサー装着部113cが設けられている側
とは反対方向に傾動するようになっている。このレバー
25は、前記係止部41の前記鉤部41aに係止される
ようになっている。
【0052】次に、電気負荷101のメインテナンス作
業を行う前に、固定部材11から可動部材12を取り外
す方法を説明する。まず、図1に示す電気接続箱111
からアッパーカバー118を取り外すことによって、箱
本体113の上面を露出させる。そして、図2、図3及
び図6に示される状態において、レバー25を回動して
上方に引っ張る。その結果、固定部材11から可動部材
12のみが取り外される。このとき、各係止凸部61は
各被係止凸部115に係止しているため、固定部材11
が保護装置取付凹部112から外れてしまうのが防止さ
れる。
【0053】次に、固定部材11から可動部材12を取
り外す工程を、第1工程〜第5工程に分けて説明する。
第1工程において、図6に示す状態から通電切換用端子
部5aと端子部3bとを接続状態にする。このとき、通
電切換用端子部2bと端子部3aとが接続状態のままで
ある。また、端子部6b,7aは垂下片19により絶縁
されており、端子保護用接点30,31は互いに接触し
ている。さらに、可動側接続端子8に端子部9aが接続
されるとともに、可動側接続端子1に端子部2aが接続
されている。よって、バッテリー100の電圧は、第1
電流通路及び第2電流通路15の両方を介して電気負荷
101に印加される。
【0054】第2工程においては、可動側接続端子8と
端子部9aとが非接続状態になるとともに、可動側接続
端子1と端子部2aとが非接続状態になる。このとき、
端子部6b,7aは垂下片19により絶縁されており、
端子保護用接点30,31は互いに接触している。さら
に、端子部3aと通電切換用端子部2bとが接続されて
おり、端子部3bと通電切換用端子部5aとが接続され
ている。よって、第1電流通路は遮断状態となるが、第
2電流通路15は通電状態を維持している。そのため、
引き続きバッテリー100の電圧が第2電流通路15を
介して電気負荷101に印加される。尚、この時点で、
端子部2a,9aと可動側接続端子1,8との間にアー
クが飛んでしまうのが防止されるため、これらの可動側
接続端子1,8、入力端子2及び出力端子9は有効に保
護される。
【0055】第3工程においては、厚肉部17aによっ
て反転部28a,29aを案内することにより、バネ片
6a,5bとが互いに広がり、端子保護用接点30,3
1が互いに離間する。このとき、端子部6b,7aは垂
下片19により絶縁されている。また、端子部3aと通
電切換用端子部2bとが接続されており、端子部3bと
通電切換用端子部5aとが接続されている。尚、この時
点で電力が大きい場合には、バッテリー100からの電
圧により端子保護用接点30と端子保護用接点31との
間でアーク放電が行われる。よって、アークが飛ぶのは
両端子保護用接点30,31間であり、入力端子2及び
出力端子9と可動側接続端子1,8との間でアークが飛
ぶことはない。そのため、これら可動側接続端子1,
8、入力端子2及び出力端子9は確実に保護される。ゆ
えに、電源遮断装置10をバッテリー100の高電圧に
対応させることが可能となる。
【0056】第4工程においては、通電切換用端子部5
aの上端から端子部3bが抜け出るとともに、通電切換
用端子部2bの上端から端子部3aが抜け出る。このと
き、端子部6b,7aは垂下片19により絶縁されてい
る。
【0057】そして、第5工程においては、端子部6
b,7aが互いに当接してコンデンサ121に溜まって
いる電圧が放電抵抗103を介して放電される。その結
果、図5に示すように、バッテリー100から各電気負
荷101への電力供給が遮断される。ゆえに、電気負荷
101のメインテナンス作業を行うことが可能になる。
【0058】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)電源遮断装置10は、電気接続箱111の箱本体
113に搭載されている。よって、エンジンルーム内に
電源遮断装置10を搭載するためのスペースを確保でき
ない場合でも電源遮断装置10を容易に搭載することが
できる。また、電源遮断装置10は保護装置取付凹部1
12に装着されるため、電源遮断装置10を固定するた
めの取付構造を電気接続箱111とは別に作製しなくて
もよい。ゆえに、電源遮断装置10の取付コストを低減
できる。さらに、電源遮断装置10がアッパーカバー1
18に覆われた状態で電気接続箱111内に収容され
る。よって、電源遮断装置10の防水性を向上させるこ
とができる。
【0059】(2)バスバー7のタブ部7bを導電板1
14の圧接部114aに係合させることによって、電源
遮断装置10が電気接続箱111に取り付けられるよう
になっている。そのため、バスバー7をボルトで導電板
114に締結することによって電源遮断装置10を電気
接続箱111に取り付ける場合等に比べて、電源遮断装
置10の取付作業を効率よく行うことができる。また、
保護装置取付凹部112及びバスバー7に、ボルトを締
め付けるための構造を設けなくてもよくなる。そのた
め、電源遮断装置10を電気接続箱111に取り付ける
ために必要な部品の点数を削減することができる。ま
た、バスバー7をボルトの締め付けが容易になるように
は配索しなくてもよい。ゆえに、電気接続箱111への
電源遮断装置10の取付コストを低減できる。
【0060】(3)電源遮断装置10は保護装置取付凹
部112内に収容された状態で装着される。このため、
例えば、電源遮断装置10を箱本体113の上面に載置
した場合に比べて、箱本体113から電源遮断装置10
が突出する量が小さくなる。ゆえに、アッパーカバー1
18の高さを小さく設定することができる。よって、電
気接続箱111を全体的に小型化することができる。
【0061】このとき、電源遮断装置10は、保護装置
取付凹部112によって底面だけでなく側面も保持され
る。そのため、電源遮断装置10に対して直接外力が作
用してしまう確率が小さくなる上、電源遮断装置10に
外力が作用したとしても、電源遮断装置10が外れてし
まうのが防止される。よって、電源遮断装置10の取付
強度を向上させることができる。また、電源遮断装置1
0と電気接続箱111との電気的な接続が確実に維持さ
れ、バッテリー100から電気負荷101への電力供給
を安定して行うことができる。
【0062】さらに、電源遮断装置10において露出す
る部分が少なくなるため、電気接続箱111内に水が浸
入してしまった場合でも、電源遮断装置10に水が付着
してしまう可能性が小さくなる。よって、電源遮断装置
10の防水性を向上させることができる。
【0063】(4)電源遮断装置10は、バスバー7の
タブ部7bを圧接部114aに係合させることだけでな
く、各係止凸部61を各被係止凸部115に係止させる
ことによっても電気接続箱111に固定される。そのた
め、電源遮断装置10と電気接続箱111との接続部分
が増加する。つまり、固定部材11を保護装置取付凹部
112から外れてしまうのが、タブ部7bと圧接部11
4aとの間に生じる摩擦力だけでなく、各係止凸部61
と各被係止凸部115との間に生じる係止力によっても
防止される。よって、電源遮断装置10を電気接続箱1
11により確実に固定することができる。
【0064】また、各被係止凸部115に各係止凸部6
1が係止しているため、電源遮断装置10に対して振動
等の外力が作用しても電源遮断装置10が移動してしま
うのが防止される。従って、電源遮断装置10が外れて
しまうのを防止することができる。ゆえに、バッテリー
100から電気負荷101への電力供給を安定して行う
ことができる。
【0065】また、固定部材11は、各被係止凸部11
5と各係止凸部61との係合によって保護装置取付凹部
112に対して着脱可能になっている。そのため、電源
遮断装置10自体が破損してしまったときに、電源遮断
装置10の交換が可能になる。また、同じ規格の保護装
置取付凹部112を備える機器を持つ別の車両があるよ
うな場合、箱本体113から電源遮断装置10を取り外
して、同電源遮断装置10をその車両に対して取り付け
ることもできる。よって、汎用性の高い電源遮断装置1
0となる。
【0066】(5)保護装置取付凹部112は箱本体1
13の上側に配設されている。そのため、電気負荷10
1のメインテナンス作業を行うために、箱本体113か
らアッパーカバー118を取り外せば、電源遮断装置1
0が見易い位置に露出する。よって、電源遮断装置10
の操作性を向上させることができる。
【0067】(6)各係止凸部61は、固定部材11の
外側面において離間した状態に配設されている。そのた
め、電源遮断装置10は各係止凸部61が被係止凸部1
15に係止することにより均等に押さえられる。よっ
て、電源遮断装置10が外れてしまうのをより確実に防
止することができる。
【0068】(7)端子保護用接点30,31は、入力
端子2及び出力端子9よりも耐アーク性の高い材料で構
成されている。そのため、端子保護用接点30,31を
長期にわたって使用することが可能となり、端子保護用
接点30,31のメインテナンスの回数を減らすことが
できる。尚、耐アーク性の高い材料は、通常の導電性材
料(例えば銅等)に比べて抵抗が高くなっている。しか
し、可動部材12を固定部材11に装着した状態では、
通電切換手段13により第2電流通路15が遮断され
て、各電気負荷101への給電は第1電流通路を介して
行われる。ゆえに、両端子保護用接点30,31の抵抗
が高くても給電に何ら支障はない。
【0069】(8)コンデンサ102は、端子保護用接
点30,31と並列に設けられているため、コンデンサ
102の蓄電作用によって端子保護用接点30,31間
でのアーク放電が抑止される。よって、端子保護用接点
30,31の寿命を延ばすことができる。この場合も、
コンデンサ102を含む第2電流通路15は各電気負荷
101への給電時には通電切換手段13によって遮断さ
れるため、給電に何ら支障はない。
【0070】(9)端子保護用接点30,31を接離さ
せるために、端子保護用接点30,31にそれぞれ弾性
変形可能なバネ片5b,6aが設けられている。これら
バネ片5b,6aは、固定部材11に可動部材12を装
着していない状態では互いに離間している。そして、各
バネ片5b,6aは、固定部材11に可動部材12を装
着するときに、操作部48によって強制的に接触する。
従って、電磁リレー等の電気回路を使用しなくても、端
子保護用接点30,31間のオンオフが可能となる。
【0071】尚、本発明の実施形態は以下のように変更
してもよい。 ・前記実施形態では、タブ部7bを圧接部114aで係
合させることによって、電源遮断装置10を箱本体11
3に固定するようになっていた。しかし、タブ部7bを
導電板114に接続された図示しない中継端子に係合さ
せることによって、電源遮断装置10を箱本体113に
固定するようにしてもよい。また、図20に示すよう
に、タブ部7bにボルト挿通孔141を設けてLA端子
状にし、ボルト挿通孔141に図示しないボルトを挿通
して導電板114に螺着させることにより、電源遮断装
置10を箱本体113に固定してもよい。
【0072】・前記実施形態では、保護装置取付凹部1
12に被係止凸部115が設けられるとともに、固定部
材11の外側面に係止凸部61が設けられていた。しか
し、被係止凸部115を被係止凹部に変更してもよい
し、係止凸部61を係止凹部に変更してもよい。
【0073】・前記実施形態では、被係止凸部115が
保護装置取付凹部112の内側面112a〜112dに
おいて3箇所に配設されるとともに、係止凸部61が固
定部材11の外側面において3箇所に配設されていた。
しかし、被係止凸部115及び係止凸部61をそれぞれ
4箇所以上に配設してもよいし、被係止凸部115及び
係止凸部61をそれぞれ2箇所以下に配設してもよい。
また、被係止凸部115及び係止凸部61は設けられて
いなくてもよい。
【0074】・前記実施形態では、保護装置取付凹部1
12が電気接続箱111の上側に配設されていた。しか
し、保護装置取付凹部112を電気接続箱111の側面
に配設してもよいし、電気接続箱111の底面に配設し
てもよい。
【0075】・前記実施形態では、入力端子2、接続導
体3、導電材4、端子部材5,6、バスバー7及び出力
端子9が複数の端子部によって構成されていたが、本発
明はこれに限らない。例えば、各端子部を別々に形成
し、各端子部同士を溶接等により接続したり、電線を介
して接続することによって入力端子2、接続導体3、導
電材4、端子部材5,6,バスバー7及び出力端子9を
構成してもよい。特に、端子部材5,6については、バ
ネ片5b,6aのみを弾性材料で構成し、他の部分と接
続してもよい。尚、弾性材料はリン青銅に限らない。
【0076】・前記実施形態では、通電切換手段13が
バッテリー100側に、第1接点手段14が電気負荷1
01側に設けられているが、通電切換手段13を電気負
荷101側に、第1接点手段14をバッテリー100側
に設けてもよい。
【0077】次に、上記実施形態及び別例によって把握
される技術的思想を以下に列挙する。 (1)請求項3または4において、前記保護装置取付凹
部の底面に、前記バスバーを挿通させることにより、同
バスバーを前記導電部材に電気的に接続させるバスバー
挿通孔を設けたことを特徴とする電気接続箱。
【0078】(2)請求項4において、前記保護装置取
付凹部の開口部に、前記係止部に当接することによって
前記保護装置の誤挿入を防止する誤挿入防止部を設けた
ことを特徴とする電気接続箱。
【0079】(3)請求項4、技術的思想(2)のいず
れか一項において、前記係止部は、前記固定部材の外側
面において複数箇所に離間した状態に配設されるととも
に、前記被係止部は、前記保護装置取付凹部の内側面に
おいて前記各係止部に対応するように配設されることを
特徴とする電気接続箱。よって、技術的思想(3)によ
れば、保護装置が外れてしまうのをより確実に防止する
ことができる。
【0080】(4)請求項1〜4、技術的思想(1)〜
(3)のいずれか一項において、前記保護装置取付部を
前記箱本体の上側に配設したことを特徴とする電気接続
箱。よって、技術的思想(4)によれば、保護装置の操
作性を向上させることができる。
【0081】(5)請求項1〜4、技術的思想(1)〜
(4)のいずれか一項において、前記バスバーにタブ部
を折曲形成したことを特徴とする電気接続箱。 (6)請求項1〜4、技術的思想(1)〜(5)のいず
れか一項において、前記固定部材は、前記車載電源に接
続される入力端子と、前記電気負荷に接続される出力端
子と、前記入力端子及び前記出力端子が収容される突出
部とを備え、前記可動部材は、前記固定部材を装着した
ときに前記入力端子及び前記出力端子に接続される可動
側接続端子と、前記固定部材を装着したときに前記突出
部を覆うカバー部とを備えることを特徴とする電気接続
箱。
【0082】(7)請求項1〜4、技術的思想(1)〜
(6)のいずれか一項において、前記保護装置に、前記
固定部材に設けられ、前記車載電源に接続される前記入
力端子、前記固定部材に設けられ、前記電気負荷に接続
される前記出力端子及び前記可動部材に設けられ、前記
可動部材を前記固定部材に装着したときに前記入力端子
及び前記出力端子に接続される前記可動側接続端子を有
する第1電流通路と、前記固定部材に設けられ、前記第
1電流通路とは別に前記入力端子と前記出力端子とを接
続するための第2電流通路とを備え、前記第2電流通路
に、前記可動部材が前記固定部材に装着されているとき
に、前記第2電流通路を非通電状態にするとともに、前
記可動部材が前記固定部材から取り外されるときであっ
て、前記入力端子及び前記出力端子と前記各可動側接続
端子とが離れる前に前記第2電流通路を通電状態にする
通電切換手段と、前記可動部材が前記固定部材に装着さ
れているときに、相互接触状態になるととともに、前記
可動部材が前記固定部材から取り外されるときであっ
て、前記通電切換手段によって前記第2電流通路が非通
電状態から通電状態に切り換えられた後に離間する一対
の端子保護用接点とを備えることを特徴とする電気接続
箱。
【0083】(8)技術的思想(7)において、前記両
端子保護用接点は、前記入力端子及び前記出力端子より
も耐アーク性の高い材料で構成されていることを特徴と
する電気接続箱。
【0084】(9)技術的思想(7),(8)のいずれ
か一項において、前記両端子保護用接点と並列にコンデ
ンサが設けられていることを特徴とする電気接続箱。 (10)技術的思想(7)〜(9)のいずれか一項にお
いて、前記両端子保護用接点はそれぞれ弾性変形可能な
バネ片を有し、前記両端子保護用接点は、外力を受けて
いないときに互いに離間するとともに、前記固定部材に
前記可動部材が装着されたときに、前記可動部材に設け
られた操作部によって強制的に接触することを特徴とす
る電気接続箱。
【0085】(11)技術的思想(7)〜(10)のい
ずれか一項において、前記通電切換手段は、前記第2電
流通路に互いに離間した状態で設けられる通電切換用端
子と、前記可動部材に設けられ、同可動部材が前記固定
部材に装着された状態では少なくとも一方の前記通電切
換用端子から離間するとともに、少なくとも前記両端子
保護用接点が相互接触状態から離間するときには、前記
通電切換用端子に接触して前記両通電切換用端子同士を
電気的に接続する接続導体とを備えていることを特徴と
する電気接続箱。
【0086】(12)箱本体に取り付けられる固定部材
と、前記固定部材に対して着脱可能に取り付けられる可
動部材とからなり、前記固定部材から前記可動部材を取
り外すことによって車載電源から電気負荷への電力供給
を遮断する保護装置が装着される保護装置取付部と、前
記車載電源と前記保護装置との間に配設され、前記保護
装置に過電流が流れてしまうのを防止するヒューズが装
着されるヒューズ装着部と、前記保護装置と前記車載電
源との間に配設され、前記保護装置から出力された電流
を検知する電流センサーが装着される電流センサー装着
部とを備えることを特徴とする電気接続箱。
【0087】(13)箱本体に取り付けられる固定部材
と、前記固定部材に対して着脱可能に取り付けられる可
動部材とからなり、前記固定部材から前記可動部材を取
り外すことによって車載電源から電気負荷への電力供給
を遮断する保護装置の取付構造であって、前記保護装置
を、電気接続箱に設けられた保護装置取付部に装着した
ことを特徴とする保護装置の取付構造。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、エンジンルーム内に保護装置を搭載する
ためのスペースを確保できない場合でも保護装置を容易
に搭載することができる。また、保護装置の取付コスト
を低減できる。さらに、保護装置の防水性を向上させる
ことができる。
【0089】請求項2に記載の発明によれば、保護装置
の取付作業を効率よく行うことができる。また、電気接
続箱への保護装置の取付コストを低減できる。請求項3
に記載の発明によれば、保護装置の取付強度を向上させ
ることができる。また、車載電源から電気負荷への電力
供給を安定して行うことができる。さらに、保護装置の
防水性を向上させることができる。
【0090】請求項4に記載の発明によれば、保護装置
を電気接続箱により確実に固定することができる。ま
た、車載電源から電気負荷への電力供給を安定して行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における電気接続箱を示す分解斜
視図。
【図2】 箱本体の上面図。
【図3】 箱本体の側断面図。
【図4】 箱本体の底面図。
【図5】 電源遮断装置の取り外し状態を示す回路図。
【図6】 電源遮断装置の取付状態を示す回路図。
【図7】 電源遮断装置の上面図。
【図8】 固定部材を示す分解斜視図。
【図9】 固定部材の全体斜視図。
【図10】 固定部材の要部斜視図。
【図11】 固定部材の要部斜視図。
【図12】 固定部材を下側から見た図。
【図13】 固定部材を示す分解斜視図。
【図14】 固定部材を示す分解斜視図。
【図15】 可動部材を示す分解斜視図。
【図16】 可動部材の全体斜視図。
【図17】 可動部材の全体斜視図。
【図18】 図17のA−A線における概略断面図。
【図19】 図17のB−B線における概略断面図。
【図20】 別例における保護装置の取付構造を示す全
体斜視図。
【符号の説明】
7…バスバー、10…保護装置としての電源遮断装置、
11…固定部材、12…可動部材、61…係止部として
の係止凸部、100…車載電源としてのバッテリー、1
01…電気負荷、103…放電抵抗、111…電気接続
箱、112…保護装置取付部としての保護装置取付凹
部、113…箱本体、114…導電部材としてのバスバ
ー、115…被係止部としての被係止凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 恵里子 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 山川 修司 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 太田 孝士 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB20 FC31 HB02 5E087 EE16 EE17 FF03 FF06 HH01 LL02 LL17 QQ04 RR12 5G361 BA02 BB01 BC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱本体に取り付けられる固定部材と、前記
    固定部材に対して着脱可能に取り付けられる可動部材と
    からなり、前記固定部材から前記可動部材を取り外すこ
    とによって車載電源から電気負荷への電力供給を遮断す
    る保護装置が装着される保護装置取付部を備えることを
    特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】前記固定部材の外側面に、前記電気接続箱
    側に設けられた導電部材に係合することによって前記車
    載電源と放電抵抗との間を電気的に接続するバスバーを
    突設したことを特徴とする請求項1に記載の電気接続
    箱。
  3. 【請求項3】前記保護装置取付部は、前記保護装置が収
    容される保護装置取付凹部であることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】前記保護装置取付凹部の内側面に被係止部
    を設けるとともに、前記固定部材の外側面に前記被係止
    部に係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項3
    に記載の電気接続箱。
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