JP2002362271A - 車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体

Info

Publication number
JP2002362271A
JP2002362271A JP2001172730A JP2001172730A JP2002362271A JP 2002362271 A JP2002362271 A JP 2002362271A JP 2001172730 A JP2001172730 A JP 2001172730A JP 2001172730 A JP2001172730 A JP 2001172730A JP 2002362271 A JP2002362271 A JP 2002362271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
parking
path
steering
route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001172730A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsutoshi Ishikawa
哲理 石川
Hirohiko Yanagawa
博彦 柳川
Katsuyuki Imanishi
勝之 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001172730A priority Critical patent/JP2002362271A/ja
Publication of JP2002362271A publication Critical patent/JP2002362271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転技術レベルが低い運転者であっても適切
に駐車操作ができるように、運転者を支援することがで
きる車両駐車誘導装置を提供する。 【解決手段】 本実施例の車両駐車誘導装置1は、運転
者がタッチパネル8からの入力操作により目標駐車経路
を設定でき、車速センサ21およびステアリングセンサ
23に基づいて車両が実際に移動する移動進路を検出す
るよう構成されている。そして、車両が実際に移動する
移動進路が目標駐車経路となるように、運転者のステア
リング操作に対する反力である車両のステアリング荷重
を制御している。このように、ステアリング荷重を制御
することで、移動進路が目標駐車経路から遠ざかる方向
へのステアリング操作が行われるのを防止でき、運転者
が不適切な方向へステアリング操作を行うのを抑制でき
るため、車両が実際に通過する移動進路が目標駐車経路
から逸脱するのを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を移動して目
標駐車位置に駐車する駐車操作の際に、車両を誘導する
車両駐車誘導装置、コンピュータを車両駐車誘導装置の
各手段として機能させるためのプログラムおよび記録媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両を目標駐車位置に移動する駐車操作
は、運転者のうち車両運転経験が短く、運転技術レベル
が低い初心者が苦手とする車両操作の一つである。ま
た、駐車操作のうち車両を後進させて目標駐車位置に移
動する後進駐車操作は、特に難易度の高い運転操作であ
り、初心者に限らず多くの運転者が苦手とする車両操作
である。なお、後進駐車操作が困難であるのは、運転席
から車両の進路に当たる車両後方の状況を視認すること
が難しく、運転者が車両後方の状況を把握し難いことが
原因であると考えられる。
【0003】こうした問題に対し、後進駐車操作時にお
ける運転者を支援するための装置として、車両の後部に
取り付けたカメラで車両後方の様子を撮影し、カメラで
撮影した後方カメラ画像を車内のモニタに出力(表示)
する車両周辺表示装置が知られている。このように車両
後方の映像が提供されることにより、運転者からの死角
に存在する車両後方の障害物を表示できるため、運転者
は車両後方の状況を把握し易くなり、後進駐車操作時に
おける運転者の負担を軽減することができる。
【0004】なお、後方カメラ画像を表示することで、
運転者は車両後方における障害物の有無等については把
握し易くなるが、後方カメラ画像内における車両の進路
の位置関係はカメラの撮影角度によって異なることか
ら、後方カメラ画像内において車両がどの部分を進行す
るのかを把握することは必ずしも容易ではない。
【0005】この問題を解決するものとして、車両の予
測進路を上述の後方カメラ画像に重ね合わせ表示するこ
とで、駐車操作時における運転者を支援する装置が提案
されている。つまり、車両の予測進路を後方カメラ画像
に重ね合わせ表示することで、カメラの撮影角度によら
ず、運転者は後方カメラ画像内における車両の進路を容
易に把握することができ、後進駐車操作時における運転
者の負担をより軽減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
予測進路を後方カメラ画像に重ね合わせ表示する装置を
用いることで、運転者が後方カメラ画像内における車両
の予測進路を把握できたとしても、運転者の運転技術レ
ベルが低い場合には、円滑な駐車操作を実現できない虞
がある。
【0007】つまり、運転者が、把握した内容に基づき
車両周辺の状況に応じて車両を適切に移動することがで
きない場合には、後方カメラ画像内における車両の予測
進路を把握できたとしても、適切に車両を目標駐車領域
まで移動することは難しい。特に、初心者のように運転
技術レベルが低い運転者は、意図した経路を通過するた
めの適切なステアリング操作(ハンドル操作)を行うこ
とができないことが多く、後方カメラ画像内における車
両の予測進路を把握できたとしても、適切なステアリン
グ操作ができずに、後進駐車操作を円滑に実行できない
可能性が高くなる。
【0008】また、初心者においては、後進駐車操作に
限らず、自身の目で目視可能な駐車領域に前進しながら
駐車する前進駐車操作であっても、駐車操作を苦手とす
る場合がある。例えば、壁に囲まれた幅の狭い駐車領域
に右折(あるいは左折)しながら進入して駐車する場
合、初心者は、車両感覚を正確に把握できず、車両前方
角部と駐車領域を囲む壁との距離を誤って認識して衝突
する可能性が高い。
【0009】一方、運転者に対して車両周辺の状況を通
知するための装置として、カメラで撮影した画像をその
ままの状態でモニタに表示するのではなく、カメラで撮
影した画像をカメラを視点として投影した地上面座標系
のデータに変換し、この変換により生成される鳥瞰図画
像をモニタに表示する装置が提案されている。
【0010】このように、車両周辺の状況を鳥瞰図画像
として表示した場合、自車両とその周囲の障害物等との
位置関係を客観的に見ることができるため、運転者は車
両周辺の状況を容易に理解することができる。また、こ
の装置であれば、カメラの撮影角度に応じた変換処理を
行うことで、常に一定の角度(例えば真上)から車両を
見下ろした状態の鳥瞰図画像を運転者に提供することが
可能であり、異なる車種の車両を運転する場合でも、運
転者は、車両と車両周囲の障害物等との位置関係を容易
に把握することが可能となる。
【0011】しかしながら、鳥瞰図画像を表示する装置
を用いることで、車両周囲の状況を把握できたとして
も、運転技術レベルが低いなどの原因により、運転者が
意図したとおりに車両を移動させることができない場合
には、適切な駐車操作を行うことは難しい。
【0012】そこで、本発明は上記問題に鑑みなされた
ものであり、運転技術レベルが低い運転者であっても適
切に駐車操作ができるように、運転者を支援することが
できる車両駐車誘導装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、車両周辺鳥瞰図
画像を自車両の現在位置とともに表示する表示手段を備
える車両に搭載され、車両を目標駐車位置に誘導する車
両駐車誘導装置であり、車両の駐車作業時において、車
両が実際に移動する移動進路が、運転者により設定され
た目標駐車経路となるように、運転者のステアリング操
作に対する反力である車両のステアリング荷重を制御す
ることを特徴とする車両駐車誘導装置である。
【0014】まず、この車両駐車誘導装置は、撮影手段
が車両周辺の画像を撮影し、鳥瞰図画像生成手段が撮影
手段にて撮影された画像を撮影手段を視点として投影し
た地上面座標系のデータに変換して車両周辺鳥瞰図画像
を生成し、表示手段が鳥瞰図画像生成手段にて生成され
た車両周辺鳥瞰図画像を自車両の現在位置とともに表示
するよう構成された車両に搭載されている。
【0015】そして、この車両駐車誘導装置には、経路
入力手段、進路検出手段およびステアリング荷重制御手
段とが備えられている。このうち、経路入力手段は、表
示手段に表示された車両周辺鳥瞰図画像に基づいて運転
者が車両の現在位置から目標駐車位置までの目標駐車経
路を入力するための入力部として備えられ、進路検出手
段は、実際に車両が移動する経路である移動進路を検出
する。
【0016】また、ステアリング荷重制御手段は、車両
の駐車作業時において、移動進路が目標駐車経路となる
ように、運転者のステアリング操作に対する反力である
ステアリング荷重を制御している。ここで、ステアリン
グ荷重制御手段は、例えば、移動進路が目標駐車経路に
近付く方向へのステアリング操作を行う場合のステアリ
ング荷重が軽くなるように、反対に、移動進路が目標駐
車経路から遠ざかる方向へのステアリング操作を行う場
合のステアリング荷重が重くなるように、ステアリング
荷重を制御する。
【0017】このように移動進路が目標駐車経路となる
ようにステアリング荷重制御を行うことで、移動進路が
目標駐車経路から遠ざかる方向へのステアリング操作が
行われるのを防止でき、運転者が不適切な方向へステア
リング操作を行うのを抑制できるため、車両が実際に通
過する移動進路が目標駐車経路から逸脱するのを抑制す
ることができる。
【0018】よって、本発明の車両駐車誘導装置は、車
両周辺鳥瞰図画像を表示することで運転者が車両周辺の
状況を理解し易くなることに加えて、移動進路が目標駐
車経路となるように車両のステアリング荷重を制御する
ことから、運転技術レベルが低い等の理由から運転者が
適切なステアリング操作(ハンドル操作)を実行できな
い場合でも、車両の実際の移動進路が目標駐車経路から
逸脱するのを抑制することができる。
【0019】したがって、本発明(請求項1)の車両駐
車誘導装置によれば、運転技術レベルが低い運転者が車
両の駐車操作を行う場合でも、目標駐車位置に向けて車
両が移動するよう誘導することができ、適切な駐車操作
が可能となるように運転者を支援することができる。
【0020】ところで、駐車操作時におけるステアリン
グ荷重を適切に制御するためには、車両の現在位置を的
確に把握する必要があり、そのためには車両が実際に通
過する移動進路を精度良く検出する必要がある。そし
て、車両が実際に通過する移動進路は、例えば、車両の
移動時における移動方向および移動距離を用いること
で、精度良く検出することができる。
【0021】そこで、上述(請求項1)の車両駐車誘導
装置においては、請求項2に記載のように、進路検出手
段が、車速センサにて検出される車両速度と、操舵角セ
ンサにて検出される車両の操舵輪の操舵角とに基づい
て、移動進路を検出するように構成すると良い。
【0022】つまり、車速センサで検出した車両速度を
経過時間で積分することで車両の移動距離を算出し、ま
た、操舵角センサで検出した操舵輪の操舵角から車両の
移動方向を判定することができる。そして、算出した移
動距離および判定した移動方向を用いることで、車両の
移動進路を精度良く検出することが可能となる。
【0023】したがって、本発明(請求項2)の車両駐
車誘導装置によれば、車両が実際に移動する移動進路を
精度良く検出できることから、目標駐車経路に対する移
動進路の位置関係を正確に把握でき、ステアリング荷重
を適切に制御することができるため、より確実に車両を
目標駐車位置まで誘導することができる。
【0024】次に、上述の車両駐車誘導装置において
は、例えば、移動進路および目標駐車経路をX−Y平面
座標における座標(X,Y)として規定し、それぞれ対
応する複数地点での座標を比較することで、移動進路が
目標駐車経路に一致しているか否かを判断することがで
きる。そして、この比較方法においては、移動進路およ
び目標駐車経路の双方の座標が一致することで、移動進
路が目標駐車経路に一致していると判断できる。
【0025】この場合、過去から現在までの移動進路に
ついて、目標駐車経路に一致しているか否かを判断する
ことはできるが、しかし、この後に車両が移動する未来
の移動進路が目標駐車経路に一致するか否かの判断をす
ることはできない。そこで、上述(請求項2)の車両駐
車誘導装置は、請求項3に記載のように、ステアリング
荷重制御手段が、経路入力手段から入力された目標駐車
経路の各地点での目標操舵角を設定し、移動進路の各地
点での操舵輪の操舵角が目標操舵角となるように、車両
のステアリング荷重を制御するように構成すると良い。
【0026】つまり、車両の移動方向は操舵輪の操舵角
によって決まることから、操舵輪の操舵角を適切に設定
することで、車両の未来の移動進路が目標駐車経路とな
るように車両を移動させることができる。また、目標駐
車経路における各地点での操舵輪の操舵角は、車両が目
標駐車経路に沿って移動するように、目標駐車経路の形
状に基づいて各地点毎に一定角度に決定することができ
る。
【0027】そして、このようにして決定した操舵輪の
操舵角を、目標駐車経路の各地点での目標操舵角として
設定し、車両が実際に移動する移動進路の各地点での操
舵輪の操舵角が目標操舵角となるように、ステアリング
荷重を制御することで、車両の未来の移動進路を目標駐
車経路に一致させることができる。
【0028】したがって、本発明(請求項3)の車両駐
車誘導装置によれば、車両の未来の移動進路を目標駐車
経路に一致させることができ、運転者の運転技術レベル
が低い場合でも、より精度良く車両が目標駐車経路に沿
って移動できるように運転者を支援することが可能とな
る。
【0029】ところで、車両周辺鳥瞰図画像を表示する
ことで、車両と周囲の障害物等との相対位置を客観的に
把握することは容易となるが、目標駐車経路の設定方法
が複雑である場合には、目標駐車経路の設定時における
運転者への負担が増大してしまう。
【0030】そこで、上述(請求項1から請求項3のい
ずれか)の車両駐車誘導装置は、請求項4に記載のよう
に、経路入力手段が、表示手段における車両周辺鳥瞰図
画像の表示領域の前面に配置されるタッチパネルを備
え、車両周辺鳥瞰図画像の上からのタッチ入力操作によ
り駐車経路を入力可能に構成されるとよい。
【0031】つまり、経路入力手段がタッチパネルを備
えて構成されることで、運転者が車両周辺鳥瞰図画像の
上から指でなぞりながら目標駐車経路を入力することが
可能となる。このようなタッチ入力操作を可能とするこ
とで、運転者は、自車両および車両周囲の障害物等が表
示された車両周辺鳥瞰図画像の上で、自車両の位置から
目標駐車位置までの駐車経路として、障害物などを避け
た最適な目標駐車経路を容易に設定することができる。
【0032】したがって、本発明(請求項4)の車両駐
車誘導装置によれば、車両周囲の状況(障害物など)を
把握した上で、障害物などを避けた最適な目標駐車経路
を容易に設定することができ、目標駐車経路の設定操作
時における運転者への負担を軽減することができる。
【0033】なお、目標駐車経路の入力時においては、
車両周辺鳥瞰図画像に自車両を示す画像を加えて表示す
るとよい。これにより、自車両と周囲配置物との相対位
置関係が画像として明確に表示されることになり、運転
者は、自車両の位置を容易に把握することができ、運転
者の負担をさらに軽減することが可能となる。
【0034】次に、駐車操作のうち車両を後進させて目
標駐車位置に移動する後進駐車操作は、前述したよう
に、特に難易度の高い運転操作であり、初心者に限らず
多くの運転者が苦手とする車両操作である。そこで、上
述(請求項1から請求項4のいずれか)の車両駐車誘導
装置においては、請求項5に記載のように、経路入力手
段が、目標駐車経路として、少なくとも車両を後進させ
て駐車する際の目標後進駐車経路を入力可能に構成され
るとよい。
【0035】このように、少なくとも後進駐車操作時に
おける目標駐車経路(すなわち目標後進駐車経路)を入
力可能とすることで、目標後進駐車経路を確実に設定す
ることができ、後進駐車操作時において車両を目標駐車
位置まで移動する場合の運転者の負担を軽減することが
できる。
【0036】よって、本発明(請求項5)の車両駐車誘
導装置によれば、多くの運転者が苦手とする後進駐車操
作時において、車両を目標駐車位置まで移動する操作を
支援することができ、運転者はより安全に後進駐車操作
を行うことができる。なお、車両を後進させて駐車する
際の目標後進駐車経路を入力可能とするためには、車両
後方の状況を撮影可能とする必要があり、例えば、撮影
手段を車両の後方周囲が撮影可能な位置に設置して、車
両後方の状況を中心とする車両周辺鳥瞰図画像を生成す
ると良い。これにより、車両後方の状況が把握しやすく
なるなると共に、タッチ入力操作を行う場合の目標後進
駐車経路の設定作業が容易となるため、運転者の負担を
軽減することができる。
【0037】ところで、車両に搭載される装置として
は、設定された目的地までの経路案内を行うカーナビゲ
ーション装置が知られている。このカーナビゲーション
装置は、人工衛星からの信号を利用して自車両の位置を
判定する処理や、車速センサ、操舵角センサおよびヨー
レートセンサ等からの出力信号に基づき自車両の移動距
離および移動方向を判定する処理などを行う装置であ
る。そして、カーナビゲーション装置は、判定した自車
両の位置や自車両の移動距離および移動方向に基づい
て、現在位置から目的地までの経路案内を運転者に提供
して、当該車両を目的地まで誘導するための装置であ
る。
【0038】ここで、カーナビゲーション装置は、自車
両の移動距離や移動方向を判定するために各種センサ
(車速センサ、操舵角センサおよびヨーレートセンサ
等)から検出信号が入力されるよう構成されている。ま
た、カーナビゲーション装置は、目的地を設定するため
の入力手段や、目的地までの経路を表示するために表示
手段(モニタなど)を備えて構成されている。
【0039】そこで、上述(請求項1から請求項5のい
ずれか)の車両駐車誘導装置においては、請求項6に記
載のように、設定された目的地までの経路案内を行うカ
ーナビゲーション手段を備えて構成されるとよい。つま
り、車両駐車誘導装置を構成する構成要素(表示手段、
経路入力手段および進路検出手段等)には、カーナビゲ
ーション装置の構成要素と兼用できるものが多い。その
ため、設定された目的地までの経路案内を行うカーナビ
ゲーション手段を備えることで、車両駐車誘導装置をカ
ーナビゲーション装置としても機能させることが可能と
なる。
【0040】なお、カーナビゲーション装置としての制
御処理(経路案内に関する処理等)が実行される時期
は、主に車両の通常走行時であり、車両駐車誘導装置と
しての制御処理(ステアリング荷重の制御処理)が実行
される時期と重複することはない。このため、各種制御
処理をマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)
などの内部処理として実行する場合に、カーナビゲーシ
ョン装置としての制御処理と、車両駐車誘導装置として
の制御処理とが同時に実行されることはなく、マイコン
の処理負荷が過度に上昇して異常動作が発生する虞はな
い。
【0041】したがって、本発明(請求項6)の車両駐
車誘導装置によれば、カーナビゲーション装置としての
制御処理と、車両駐車誘導装置としての制御処理とが実
行可能となるため、車両駐車操作時の運転者の負担を軽
減できると共に、目的地までの車両移動時における運転
者の負担も軽減することができる。
【0042】また、車両駐車誘導装置とカーナビゲーシ
ョン装置とを別個独立に備える場合に比べて、表示手段
や各種センサなどを兼用することができることから、総
合的なコストを低く抑えることが可能となる。なお、既
存のカーナビゲーション装置に対して、車両を目標駐車
位置に誘導するための車両駐車誘導処理を付加すること
で、カーナビゲーション装置を車両駐車誘導装置として
機能させても良い。
【0043】次に、請求項7に記載の発明は、請求項1
から請求項6のいずれかに記載の車両駐車誘導装置にお
ける鳥瞰図画像生成手段、進路検出手段およびステアリ
ング荷重制御手段としての機能のうち、少なくとも1つ
の機能をコンピュータの処理により実現するためのプロ
グラムである。
【0044】つまり、このプログラムを用いることによ
り、上述した車両駐車誘導装置の各手段(鳥瞰図画像生
成手段、進路検出手段、ステアリング荷重制御手段)の
機能をコンピュータの処理により実現することができ
る。そして、コンピュータは、物理的な大きさを変更す
ることなく、実行するプログラムを増加することで、複
数の処理を実行することが可能となる。このため、例え
ば、既に車両に搭載されているコンピュータに対してプ
ログラムを追加することにより、車両における設置スペ
ースを増大することなく、新たな機能を追加することが
できる。
【0045】また、各手段(鳥瞰図画像生成手段、進路
検出手段、ステアリング荷重制御手段)としての全ての
機能をコンピュータの処理で実現することで、各手段と
しての機能を実現する装置を個別に複数搭載する場合に
比べて、車両における設置スペースを縮小することがで
きる。
【0046】したがって、このプログラムを利用するこ
とにより、車両における装置の設置スペースの拡大を抑
制できると共に、好適な車両駐車誘導処理を実現するこ
とが可能となる。さらに、請求項8に記載の発明は、請
求項1から請求項6のいずれかに記載の車両駐車誘導装
置における鳥瞰図画像生成手段、進路検出手段およびス
テアリング荷重制御手段としての機能のうち、少なくと
も1つの機能をコンピュータの処理により実現するため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。
【0047】コンピュータシステムで実行されるプログ
ラムは、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じ
てコンピュータシステムにロードして起動することによ
り用いることができる。この他、ROMやバックアップ
RAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として前
記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバッ
クアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用
いても良い。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用した車両駐
車誘導装置1の実施例を説明する。本実施例の基本的な
システム構成を図1および図2を用いて説明する。図1
に示す様に、本実施例の車両駐車誘導装置1は、自動車
(以下、車両Cという)の後部に配置されたカメラ2
(例えばCCDカメラ)と、車内のダッシュボード等に
配置された車載モニタ3(例えば液晶ディスプレイ)
と、各種制御処理を行うためのマイクロコンピュータを
中心として形成された制御処理ユニット4と、を備えて
いる。なお、車載モニタ3は、画像が表示される表示領
域3aの前面にタッチパネル8が配置されたタッチパネ
ル付き車載モニタており、運転者がタッチパネル8を操
作すると、操作内容に応じた操作信号がタッチパネル8
から制御処理ユニット4に対して出力される。
【0049】また、車両駐車誘導装置1は、制御処理ユ
ニット4に対して車両速度に関する検出信号を出力する
車速センサ21と、制御処理ユニット4に対して操舵輪
の操舵角に関する検出信号を出力するステアリングセン
サ23と、制御処理ユニット4からの制御指令信号に応
じて運転者のステアリング操作に対する反力であるステ
アリング荷重を制御するステアリングコントローラ25
と、を備えている。
【0050】そして、制御処理ユニット4は、マイクロ
コンピュータを主要部とする画像データの処理を行う電
子装置であり、図2に示すように、画像処理部5と駐車
制御部6とを備えている。なお、図2は、車両駐車誘導
装置1の概略構成および制御処理ユニット4の機能ブロ
ックを示す説明図である。
【0051】このうち、画像処理部5は、カメラ2で撮
影した画像データの座標変換を行って鳥瞰図画像を生成
する座標変換処理部と、いわゆるブロックマッチング法
により最新の鳥瞰図画像と過去の鳥瞰図画像とを比較し
て両者の不一致領域を抽出して、過去の鳥瞰図画像に不
一致領域を付加した車両周辺鳥瞰図画像を生成する周辺
画像生成部とを備えている。
【0052】そして、画像処理部5は、前回の処理時に
生成した車両周辺鳥瞰図画像に対して最新の鳥瞰図画像
における不一致領域を付加する処理を繰り返し行うこと
で、最新の車両周辺鳥瞰図画像を生成している。つま
り、画像処理部5は、前回の車両周辺鳥瞰図画像に対し
て、新たな不一致領域を逐次付加することで、最新の鳥
瞰図画像を生成するのである。
【0053】このように生成された車両周辺鳥瞰図像
は、過去の全ての鳥瞰図画像に基づき生成されることに
なり、不一致領域が付加されるに従い表示可能な領域が
広がることから、広範囲の車両周辺の状況を運転者に提
供することが可能となる。なお、座標変換処理部は、従
来技術(例えば、特願平10−211849号公報に記
載の技術)である透視変換を用いて画像の座標変換を行
うことで、カメラ2で撮影した車両周辺の実際の映像を
鳥瞰図画像に変換する処理を行い、鳥瞰図画像を生成す
る。
【0054】また、駐車制御部6は、画像処理部5で生
成した車両周辺鳥瞰図画像を取り込むと共にこの車両周
辺鳥瞰図画像を車載モニタ3に表示する処理を行う描画
処理部と、運転者がタッチパネル8を操作して入力した
経路を目標駐車経路SLとして設定する目標経路設定部
と、車速センサ21およびステアリングセンサ23から
の検出信号に基づき車両が実際に移動する移動進路ML
を検出する処理を行う進路検出部と、車両の駐車作業時
において、移動進路MLが目標駐車経路SLとなるよう
にステアリング荷重を制御する処理を行うステアリング
荷重制御部と、を備えている。
【0055】ここで、制御処理ユニット4の駐車制御部
6にて実行される車両駐車誘導処理の処理内容を、図3
に示すフローチャートを用いて説明する。なお、駐車制
御部6は、後進駐車操作の開始時期に車両駐車誘導処理
を開始するよう構成されており、例えば、車両Cのシフ
トレンジがリバース(後進)であるか否かを判断して、
シフトレンジがリバースとなる時点を後進駐車操作の開
始時期であると判定する。また、後進駐車操作の開始時
期となると、駐車制御部6にて車両駐車誘導処理が開始
されると共に、画像処理部5にて車両周辺鳥瞰図画像を
生成する処理が開始される。
【0056】そして、車両駐車誘導処理が開始される
と、まず、S110(Sはステップを表す)では、画像
処理部5で生成された車両周辺鳥瞰図画像の画像データ
を取り込むと共に、この車両周辺鳥瞰図画像を車載モニ
タ3に表示する処理を行う。このS110が、前述の描
画処理部に相当する。
【0057】次のS120では、ステアリング制御中で
あるか否かを判断しており、肯定判定されるとS140
に移行し、否定判定されるとS130に移行する。ここ
で、ステアリング制御中であるか否かの判断は、目標駐
車経路SLの設定が完了しているか否かを判断すること
で行っている。具体的には、目標駐車経路SLが設定完
了である場合には肯定判定(ステアリング制御中である
と判定)し、目標駐車経路SLが設定未完了である場合
には否定判定(ステアリング制御中ではないと判定)す
るように処理を行っている。
【0058】そして、S120で否定判定されてS13
0に移行すると、S130では、目標駐車経路SLの設
定中であるか否かを判断しており、肯定判定されるとS
150に移行し、否定判定されると再びS110に移行
する。ここで、目標駐車経路SLの設定中であるか否か
の判断は、運転者がタッチパネル8を介して目標駐車経
路SLを入力する操作中であるか否かを判断することで
行っている。
【0059】ここで、S130で否定判定されるのは、
目標駐車経路SLが設定されておらず、かつ設定中では
ない場合であり、このときには、運転者が目標駐車経路
SLの入力操作を開始するまで、S110,S120,
S130の処理を繰り返し実行することになる。
【0060】一方、S130で肯定判定されてS150
に移行すると、S150では、運転者の操作内容に応じ
てタッチパネル8から出力される操作信号を取り込むこ
とにより、運転者がタッチパネル8を操作して入力した
経路を目標駐車経路SLとして設定する処理を行う。な
お、S150は、前述した目標経路設定部に相当するも
のである。また、このとき、運転者がタッチパネル8に
備えられる入力操作完了ボタン(図示省略)を押下する
と、入力操作完了を表す入力完了信号がタッチパネル8
から駐車制御部6に対して送信される。
【0061】続くS160では、目標駐車経路SLの設
定が完了したか否かを判定しており、肯定判定されると
S170に移行し、否定判定されるとS110に移行す
る。ここで、目標駐車経路SLの設定が完了したか否か
の判断は、前述した入力完了信号がタッチパネル8から
入力されたか否かを判断することで行っており、入力完
了信号が入力されると肯定判定され、入力完了信号が未
入力であると否定判定される。
【0062】そして、S160で肯定判定されると、S
150での処理においてタッチパネル8から取り込んだ
最新の経路を最終的な目標駐車経路SLとして設定し、
目標駐車経路SLの設定処理が完了する。なお、S16
0で否定判定されるのは、目標駐車経路SLの設定中の
場合であり、このときには、運転者が目標駐車経路SL
の入力完了操作を行うまで、S110,S120,S1
30,S150,S160の処理を繰り返し実行するこ
とで、目標駐車経路SLの入力操作が完了するまで待機
する。
【0063】一方、S120で肯定判定されてS140
に移行すると、S140では、目標駐車経路SLの再設
定中であるか否かを判断しており、肯定判定されるとS
150に移行し、否定判定されるとS170に移行す
る。ここで、目標駐車経路SLの再設定中であるか否か
の判断は、運転者がタッチパネル8を介して目標駐車経
路SLの再入力を実行しているか否かを判断することで
行っている。
【0064】なお、目標駐車経路SLは、運転者がタッ
チパネル8に備えられる経路再設定ボタン(図示省略)
を押下することで再設定操作が可能となる。また、再設
定操作についても、前述した初回の目標駐車経路SLの
設定入力操作と同様に、運転者がタッチパネル8に備え
られる入力操作完了ボタン(図示省略)を押下して、入
力完了信号がタッチパネル8から駐車制御部6に対して
送信されることで完了する。
【0065】そして、S140で肯定判定されてS15
0に移行すると、S150では、前述したように、運転
者の操作内容に応じてタッチパネル8から出力される操
作信号を取り込むことにより、運転者がタッチパネル8
を操作して入力した経路を目標駐車経路SLとして設定
する処理を行う。
【0066】続くS160では、前述したように、タッ
チパネル8からの入力完了信号の入力の有無に基づい
て、目標駐車経路SLの設定が完了したか否かを判定し
ており、肯定判定されるとS170に移行し、否定判定
されるとS110に移行する。そして、S160で肯定
判定されると、S150での処理においてタッチパネル
8から取り込んだ最新の経路を最終的な目標駐車経路S
Lとして再設定し、目標駐車経路SLの再設定処理が完
了する。
【0067】なお、目標駐車経路SLの再設定時におい
ては、運転者が目標駐車経路SLの入力完了操作を行う
まで、S110,S120,S140,S150,S1
60の処理を繰り返し実行することで、再入力操作が完
了するまで待機する。そして、S140で否定判定され
るかあるいはS160で肯定判定されることでS170
に移行すると、S170では、車速センサ21にて検出
される車両速度と、ステアリングセンサ23(以下、操
舵角センサ23ともいう)にて検出される車両Cの操舵
輪の操舵角とに基づいて、車両Cが実際に移動する移動
進路MLを検出する処理を行う。つまり、S170で
は、まず、車速センサ21で検出した車両速度を経過時
間で積分することで車両の移動距離を算出し、また、操
舵角センサ23で検出した操舵輪の操舵角から車両の移
動方向を判定する処理を行う。そして、算出した移動距
離および判定した移動方向を用いて、車両Cの移動進路
MLを検出するのである。なお、S170は、前述の進
路検出部に相当するものである。
【0068】次のS180では、S170で検出される
移動進路MLが、運転者の入力操作により設定された目
標駐車経路SLとなるように、運転者のステアリング操
作に対する反力である車両のステアリング荷重を制御す
る処理を行う。具体的には、移動進路MLが目標駐車経
路SLに近付く方向へのステアリング操作を行う場合の
ステアリング荷重が軽くなるように、反対に、移動進路
MLが目標駐車経路SLから遠ざかる方向へのステアリ
ング操作を行う場合のステアリング荷重が重くなるよう
に、ステアリング荷重を制御している。なお、S180
は、前述のステアリング荷重制御部に相当する。
【0069】このようにステアリング荷重制御を行うに
際しては、まず、運転者の入力操作に基づき設定した目
標駐車経路SLの各地点の目標操舵角を設定する。そし
て、S170で検出した移動進路MLの各地点での操舵
輪の操舵角が、目標操舵角に近付く方向へのステアリン
グ操作を行う場合には、ステアリング荷重が軽くなるよ
うにステアリング荷重を制御する。反対に、S170で
検出した移動進路MLの各地点での操舵輪の操舵角が、
目標操舵角から遠ざかる方向へのステアリング操作を行
う場合には、ステアリング荷重が重くなるように、ステ
アリング荷重を制御する。
【0070】なお、ステアリング荷重の物理的な制御
は、ステアリングコントローラ25で実行しており、ス
テアリングコントローラ25は外部からの制御指令信号
に基づいてステアリング荷重を制御するよう構成されて
いる。そして、制御処理ユニット4の駐車制御部6が、
上述の処理に基づいてステアリングコントローラ25に
対して制御指令信号を出力することにより、移動進路M
Lが目標駐車経路SLとなるように、ステアリング荷重
が制御される。
【0071】そして、ステアリング荷重の制御が行われ
る間は、S110,S120,S140,S170,S
180の処理を繰り返し実行することになり、車両Cの
目標駐車位置PAへの移動が完了すると、車両駐車誘導
処理が終了する。ここで、運転者がタッチパネル8を用
いて目標駐車経路SLを入力する操作について、図4に
示す説明図を用いて説明する。
【0072】なお、図4には、車載モニタ3における表
示領域3aを記載しており、表示領域3aには車両Cお
よび目標駐車位置PAを含む車両周辺鳥瞰図画像が表示
されている。また、表示領域3aの前面には、タッチパ
ネル8が配置されている。そして、図4に示すように、
表示領域3aに表示された画像の上から、運転者がタッ
チパネル8に指で触れながら手の位置をH1からH2に
移動することで、車両Cの現在位置から目標駐車位置P
Aまでの目標駐車経路SLの入力操作が行われる。この
とき、運転者により入力された経路は表示領域3aに表
示され、このあと、運転者が車載モニタ3に備えられる
入力操作完了ボタン(図示省略)を押下すると、表示領
域3aに表示された経路が目標駐車経路SLとして設定
され、目標駐車経路SLの設定処理が完了する。
【0073】また、このようにして目標駐車経路SLの
設定が完了すると、上述のように車両駐車誘導処理にお
けるS180では、車両Cの現在位置から目標駐車位置
PAにかけての目標駐車経路SLの各地点における目標
操舵角を設定する処理が実行される。
【0074】ここで、目標駐車経路SLにおいて目標操
舵角が設定される地点(以下、操舵角設定地点という)
について、目標駐車経路SLにおいて4個の操舵角設定
地点が設定された状態を表す概念図である図5を用いて
説明する。図5に示すように、4個の操舵角設定地点X
1,X2,X3,X4は、現在の車両Cの位置から目標
駐車位置PAにかけての目標駐車経路SLの上に等間隔
で配置されている。そして、操舵角設定地点X1,X
2,X3,X4には、S180での処理により、車両C
が目標駐車経路SLに沿って移動するのに適した操舵輪
の操舵角が、各操舵角設定地点ごとに設定される。
【0075】以上、説明したように、本実施例の車両駐
車誘導装置1は、運転者が車両周辺の状況を理解し易く
なるように車両周辺鳥瞰図画像を表示することに加え
て、移動進路が目標駐車経路に近付く方向へのステアリ
ング操作を行う場合のステアリング荷重が軽くなるよう
に、反対に、移動進路が目標駐車経路から遠ざかる方向
へのステアリング操作を行う場合のステアリング荷重が
重くなるように、ステアリング荷重を制御している。
【0076】このように、ステアリング荷重を制御する
ことで、移動進路が目標駐車経路から遠ざかる方向への
ステアリング操作が行われるのを防止でき、運転者が不
適切な方向へステアリング操作を行うのを抑制できるた
め、車両が実際に通過する移動進路が目標駐車経路から
逸脱するのを抑制することができる。
【0077】よって、本実施例の車両駐車誘導装置は、
車両周辺鳥瞰図画像を表示することで運転者が車両周辺
の状況を理解し易くなるよう構成されることに加えて、
移動進路が目標駐車経路となるように車両のステアリン
グ荷重を制御することから、運転技術レベルが低い等の
理由から運転者が適切なステアリング操作(ハンドル操
作)を実行できない場合でも、車両の実際の移動進路が
目標駐車経路から逸脱し難くすることができる。
【0078】したがって、本実施例の車両駐車誘導装置
によれば、運転技術レベルが低い運転者が車両の駐車操
作を行う場合でも、目標駐車位置に向けて車両を誘導し
て、適切な駐車操作が可能となるように運転者を支援す
ることができる。また、本実施例の車両駐車誘導装置
は、車速センサ21で検出した車両速度を経過時間で積
分することで車両の移動距離を算出し、操舵角センサ2
3で検出した操舵輪の操舵角から車両の移動方向を判定
し、そして、算出した移動距離および判定した移動方向
を用いて、車両Cの移動進路MLを検出している。
【0079】このように車速センサおよび操舵角センサ
を用いることで、移動距離および移動方向を確実に検出
することができるため、車両が実際に移動する移動進路
を精度良く検出できる。よって、本実施例の車両駐車誘
導装置によれば、車両が実際に移動する移動進路を精度
良く検出できることから、目標駐車経路に対する移動進
路の位置関係を正確に把握でき、ステアリング荷重を適
切に制御することができるため、より確実に車両を目標
駐車位置まで誘導することができる。
【0080】さらに、本実施例の車両駐車誘導装置は、
ステアリング荷重制御を行うに際して、目標駐車経路S
Lの各地点の目標操舵角を設定し、実際に車両が移動す
る移動進路MLの各地点で検出した操舵輪の操舵角が、
目標操舵角に近付くようにステアリング荷重を制御して
いる。
【0081】そして、車両の移動方向は操舵輪の操舵角
によって決まるため、目標駐車経路SLの各地点での目
標操舵角を設定し、車両が実際に移動する移動進路ML
の各地点での操舵輪の操舵角が目標操舵角となるよう
に、ステアリング荷重を制御することで、車両の未来の
移動進路を目標駐車経路に一致させることができる。
【0082】したがって、本実施例の車両駐車誘導装置
によれば、車両の未来の移動進路を目標駐車経路に一致
させることができ、運転者の運転技術レベルが低い場合
でも、より精度良く車両が目標駐車経路に沿って移動で
きるように運転者を支援することが可能となる。
【0083】また、本実施例の車両駐車誘導装置は、車
載モニタ3における表示領域3aの前面に配置されるタ
ッチパネル8を備え、表示領域3aに表示される車両周
辺鳥瞰図画像の上から指でなぞりながらタッチ入力操作
することで目標駐車経路SLを入力できるように構成さ
れている。
【0084】このように、目標駐車経路の入力方法とし
てタッチ入力操作を採用することにより、運転者は、自
車両および車両周囲の障害物等が表示された車両周辺鳥
瞰図画像の上で、自車両の位置から目標駐車位置までの
駐車経路として、障害物などを避けた最適な目標駐車経
路を容易に設定することができる。
【0085】したがって、本実施例の車両駐車誘導装置
によれば、車両周囲の状況(障害物など)を把握した上
で、障害物などを避けた最適な目標駐車経路を容易に設
定することができ、目標駐車経路の設定操作時における
運転者への負担を軽減することができる。
【0086】そして、本実施例の車両駐車誘導装置にお
いては、カメラ2が車両後部に配置されており、目標駐
車経路として、少なくとも車両を後進させて駐車する際
の目標後進駐車経路を入力可能に構成されている。この
ように、少なくとも後進駐車操作時における目標駐車経
路(すなわち目標後進駐車経路)を入力可能とすること
で、目標後進駐車経路を確実に設定することができ、後
進駐車操作時において車両を目標駐車位置まで移動する
場合の運転者の負担を軽減することができる。
【0087】よって、本実施例の車両駐車誘導装置によ
れば、多くの運転者が苦手とする後進駐車操作時におい
て、車両を目標駐車位置まで移動する操作を支援するこ
とができ、運転者はより安全に後進駐車操作を行うこと
ができる。なお、上記実施例の車両駐車誘導装置におい
ては、カメラ2が特許請求の範囲における撮影手段に相
当し、制御処理ユニット4における画像処理部5が鳥瞰
図画像生成手段に相当し、車載モニタ3が表示手段に相
当し、タッチパネル8が経路入力手段に相当する。ま
た、制御処理ユニット4の駐車制御部6にて実行される
車両駐車誘導処理のうち、S170が進路検出手段に相
当し、S180がステアリング荷重制御手段に相当する
ものである。
【0088】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されることはなく、種
々の態様をとることができる。例えば、車両駐車誘導装
置は、設定された目的地までの経路案内を行うカーナビ
ゲーション手段を備えて構成してもよい。つまり、車両
駐車誘導装置を構成する構成要素(車載モニタ、タッチ
パネル、車速センサ、ステアリングセンサなど)には、
カーナビゲーション装置の構成要素と兼用できるものが
多い。そのため、設定された目的地までの経路案内を行
うカーナビゲーション手段を、例えば制御処理ユニット
4の内部処理(ソフトウェア処理)として備えること
で、車両駐車誘導装置をカーナビゲーション装置として
も機能させることが可能となる。
【0089】なお、カーナビゲーション装置としての制
御処理(経路案内に関する処理等)が実行される時期
は、主に車両の通常走行時であり、車両駐車誘導装置と
しての制御処理(ステアリング荷重の制御処理)が実行
される時期と重複することはない。このため、各種制御
処理をマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)
などの内部処理として実行する場合に、カーナビゲーシ
ョン装置としての制御処理と、車両駐車誘導装置として
の制御処理とが同時に実行されることはなく、マイコン
の処理負荷が過度に上昇して異常動作が発生する虞はな
い。
【0090】したがって、カーナビゲーション手段を備
える車両駐車誘導装置によれば、カーナビゲーション装
置としての制御処理と、車両駐車誘導装置としての制御
処理とが実行可能となるため、車両駐車操作時の運転者
の負担を軽減できると共に、目的地までの車両移動時に
おける運転者の負担も軽減することができる。
【0091】また、カーナビゲーション手段を備えて構
成された車両駐車誘導装置は、車両駐車誘導装置とカー
ナビゲーション装置とを別個独立に備える場合に比べ
て、表示手段や各種センサなどを兼用することができる
ことから、総合的なコストを低く抑えることが可能とな
る。なお、既存のカーナビゲーション装置に対して、車
両を目標駐車位置に誘導するための車両駐車誘導処理を
付加することで、カーナビゲーション装置を車両駐車誘
導装置として機能させても良い。
【0092】そして、制御処理ユニット4の駐車制御部
6にて実行される車両駐車誘導処理は、車両Cのシフト
レンジに基づいて開始される構成に限定することはな
く、運転者からの指令操作に基づいて開始するように構
成しても良い。さらに、他の実施例としては、制御処理
ユニット4の内部処理により、車両の現在位置、目標駐
車位置および障害物などに基づいて駐車経路として複数
の推奨経路を算出し、この複数の推奨経路を運転者に対
して提示して、運転者が複数の推奨経路の中から1つの
経路を選択するように構成しても良い。
【0093】また、操舵角センサの代わりにヨーレート
センサを備えて、車両が実際に移動する移動進路を、ヨ
ーレートセンサが検出する車両状態に関する情報に基づ
いて検出するように構成しても良い。さらに、目標駐車
経路SLにおける操舵角設定地点の間隔は、等間隔に限
定されることはなく、目標駐車経路のうち直進部分にお
いては間隔を長くし、曲折部分においては間隔を短くす
るように設定しても良い。これにより、操舵輪の操舵角
を変化させる頻度の高い曲折部分において、不適切な方
向にステアリング操作が行われるのを防止でき、車両の
移動進路が目標駐車経路から逸脱してしまうのを効率よ
く抑制することができる。
【0094】また、コンピュータを、車両駐車誘導装置
の制御処理ユニット4での各処理(画像の座標変換処
理、車両駐車誘導処理、目標操舵角の算出処理、ステア
リング荷重制御処理等)の実行手段として機能させるた
めのプログラムについても、本発明の範囲に含まれる。
このプログラムを利用することにより、コンピュータシ
ステムを用いた好適な車両駐車誘導を実現することがで
きる。
【0095】さらに、コンピュータを、車両駐車誘導装
置の制御処理ユニット4での各処理の実行手段として機
能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体についても、本発明の範囲に含まれ
る。コンピュータシステムで実行されるプログラムは、
例えば、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録することができる。そして、記録媒体
に記録したプログラムを必要に応じてコンピュータシス
テムにロードして起動することにより、コンピュータシ
ステムを用いた好適な車両駐車誘導を行うことができ
る。
【0096】なお、ROMやバックアップRAMをコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラム
を記録しておき、このROMあるいはバックアップRA
Mをコンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両に搭載された車両駐車誘導装置のシステ
ム構成を示す説明図である。
【図2】 車両駐車誘導装置の概略構成および制御処理
ユニットの機能ブロックを示す説明図である。
【図3】 駐車制御部にて実行される車両駐車誘導処理
の処理内容示すフローチャートである。
【図4】 運転者がタッチパネルを用いて目標駐車経路
を入力する操作を示す説明図である。
【図5】 目標駐車経路において4個の操舵角設定地点
が設定された状態を表す概念図である。
【符号の説明】
1…車両駐車誘導装置、2…カメラ、3…車載モニタ、
3a…表示領域、4…制御処理ユニット、5…画像処理
部、6…駐車制御部、8…タッチパネル、21…車速セ
ンサ、23…ステアリングセンサ(操舵角センサ)、2
5…ステアリングコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 1/00 B60R 1/00 A B62D 6/00 B62D 6/00 H04N 7/18 H04N 7/18 J // B62D 101:00 B62D 101:00 113:00 113:00 (72)発明者 柳川 博彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 今西 勝之 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 3D032 CC20 DA02 DA03 DA23 DA76 DA87 DC38 DD02 EB12 5C054 AA01 CA04 CC05 CG02 CG07 CH02 EA05 FC11 FD03 FE11 FE16 FF07 HA30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両周辺の画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像を前記撮影手段を視
    点として投影した地上面座標系のデータに変換して車両
    周辺鳥瞰図画像を生成する鳥瞰図画像生成手段と、該鳥
    瞰図画像生成手段により生成された前記車両周辺鳥瞰図
    画像を自車両の現在位置とともに表示する表示手段と、
    を備える車両に搭載され、該車両を目標駐車位置に誘導
    する車両駐車誘導装置であって、 前記表示手段に表示された前記車両周辺鳥瞰図画像に基
    づいて、運転者が前記車両の現在位置から目標駐車位置
    までの目標駐車経路を入力するための経路入力手段と、 前記車両が実際に移動する移動進路を検出するための進
    路検出手段と、 前記車両の駐車作業時において、前記移動進路が前記目
    標駐車経路となるように、運転者のステアリング操作に
    対する反力である前記車両のステアリング荷重を制御す
    るステアリング荷重制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両駐車誘導装置。
  2. 【請求項2】 前記進路検出手段は、車速センサにて検
    出される車両速度と、操舵角センサにて検出される前記
    車両の操舵輪の操舵角とに基づき、前記移動進路を検出
    すること、 を特徴とする請求項1に記載の車両駐車誘導装置。
  3. 【請求項3】 前記ステアリング荷重制御手段は、前記
    経路入力手段から入力された前記目標駐車経路の各地点
    での目標操舵角を設定し、前記移動進路の各地点での前
    記操舵輪の操舵角が前記目標操舵角となるように、前記
    車両のステアリング荷重を制御すること、 を特徴とする請求項2に記載の車両駐車誘導装置。
  4. 【請求項4】 前記経路入力手段は、前記表示手段にお
    ける前記車両周辺鳥瞰図画像の表示領域の前面に配置さ
    れるタッチパネルを備え、前記車両周辺鳥瞰図画像の上
    からのタッチ入力操作により前記駐車経路を入力可能に
    構成されたこと、 を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    車両駐車誘導装置。
  5. 【請求項5】 前記経路入力手段は、前記目標駐車経路
    として、少なくとも前記車両を後進させて駐車する際の
    目標後進駐車経路を入力可能に構成されたこと、 を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    車両駐車誘導装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の車両駐車誘導装置であって、 設定された目的地までの経路案内を行うカーナビゲーシ
    ョン手段を備えて構成したこと、 を特徴とする車両駐車誘導装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1から請求項6のいずれかに
    記載の車両駐車誘導装置における前記鳥瞰図画像生成手
    段、前記進路検出手段および前記ステアリング荷重制御
    手段としての機能のうち、少なくとも1つの機能をコン
    ピュータの処理により実現するためのプログラム。
  8. 【請求項8】 前記請求項1から請求項6のいずれかに
    記載の車両駐車誘導装置における前記鳥瞰図画像生成手
    段、前記進路検出手段および前記ステアリング荷重制御
    手段としての機能のうち、少なくとも1つの機能をコン
    ピュータの処理により実現するためのプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2001172730A 2001-06-07 2001-06-07 車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体 Pending JP2002362271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001172730A JP2002362271A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001172730A JP2002362271A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002362271A true JP2002362271A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19014300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001172730A Pending JP2002362271A (ja) 2001-06-07 2001-06-07 車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002362271A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006064544A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Hitachi, Ltd. 自動車庫入れ装置
JP2006224778A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Nippon Soken Inc 駐車支援装置
JP2006347460A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Toyota Motor Corp 走行支援装置
JP2007148761A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Denso Corp 駐車支援システム
JP2008024195A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Equos Research Co Ltd 車両用誘導経路探索装置
JP2008540243A (ja) * 2005-05-19 2008-11-20 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ドライバーアシスト方法
JP2008290634A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Toyota Motor Corp 操舵装置
JP2010039870A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Honda Motor Co Ltd 運転支援装置
JP2014528862A (ja) * 2012-07-25 2014-10-30 コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. 自動式又は半自動式トレーラ後進装置のための経路を電子的に入力する方法
JP2015511900A (ja) * 2012-01-12 2015-04-23 ユタカ・ジェイ・カナヤマ センサーを用いた移動車制御方法
US9195230B2 (en) 2011-06-30 2015-11-24 Continental Automotive Systems, Inc Electronic path entering for autonomous or semi-autonomous trailer backing
JP2017032543A (ja) * 2016-05-31 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援装置、運転支援システム、運転支援方法、運転支援プログラム及び自動運転車両
KR101767074B1 (ko) * 2015-12-16 2017-08-23 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법
JP2018525266A (ja) * 2015-08-20 2018-09-06 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト 対話方式の軌道最適化を備えた駐車システム
JP2019216380A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 クラリオン株式会社 運転支援装置及び運転支援システム

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006064544A1 (ja) * 2004-12-14 2008-06-12 株式会社日立製作所 自動車庫入れ装置
WO2006064544A1 (ja) * 2004-12-14 2006-06-22 Hitachi, Ltd. 自動車庫入れ装置
JP2006224778A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Nippon Soken Inc 駐車支援装置
JP2011051586A (ja) * 2005-05-19 2011-03-17 Robert Bosch Gmbh ドライバーアシスト方法
JP2008540243A (ja) * 2005-05-19 2008-11-20 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ドライバーアシスト方法
JP4572752B2 (ja) * 2005-06-17 2010-11-04 トヨタ自動車株式会社 走行支援装置
JP2006347460A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Toyota Motor Corp 走行支援装置
JP4548322B2 (ja) * 2005-11-28 2010-09-22 株式会社デンソー 駐車支援システム
JP2007148761A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Denso Corp 駐車支援システム
JP2008024195A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Equos Research Co Ltd 車両用誘導経路探索装置
JP2008290634A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Toyota Motor Corp 操舵装置
JP2010039870A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Honda Motor Co Ltd 運転支援装置
US9195230B2 (en) 2011-06-30 2015-11-24 Continental Automotive Systems, Inc Electronic path entering for autonomous or semi-autonomous trailer backing
JP2015511900A (ja) * 2012-01-12 2015-04-23 ユタカ・ジェイ・カナヤマ センサーを用いた移動車制御方法
JP2014528862A (ja) * 2012-07-25 2014-10-30 コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. 自動式又は半自動式トレーラ後進装置のための経路を電子的に入力する方法
JP2018525266A (ja) * 2015-08-20 2018-09-06 コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト 対話方式の軌道最適化を備えた駐車システム
US10850743B2 (en) 2015-08-20 2020-12-01 Continental Teves Ag & Co. Ohg Parking system with interactive trajectory optimization
KR101767074B1 (ko) * 2015-12-16 2017-08-23 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법
JP2017032543A (ja) * 2016-05-31 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援装置、運転支援システム、運転支援方法、運転支援プログラム及び自動運転車両
JP2019216380A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 クラリオン株式会社 運転支援装置及び運転支援システム
JP7220027B2 (ja) 2018-06-14 2023-02-09 フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 運転支援装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1950097B1 (en) Parking support device
JP4853712B2 (ja) 駐車支援装置
US9043083B2 (en) Parking assistance apparatus
KR100788027B1 (ko) 주차 지원 장치
CN106541891B (zh) 车辆的停车引导装置和方法
EP3290301B1 (en) Parking assist device
JP2006175918A (ja) 駐車補助装置
JP4946631B2 (ja) 発進支援装置、表示装置
JP2003300443A (ja) 駐車補助装置
JP2002362271A (ja) 車両駐車誘導装置、プログラムおよび記録媒体
JP2008221894A (ja) 駐車支援装置
JP2001180405A (ja) 操舵支援装置
JP2008296697A (ja) 駐車支援装置
JP2008201363A (ja) 駐車支援装置
JP2012056428A (ja) 運転支援装置
JP5446139B2 (ja) 駐車支援装置及び駐車支援方法
JP2019051822A (ja) 駐車支援装置
JP2012176656A (ja) 駐車支援装置
JP2006248383A (ja) 駐車支援装置
JP5009205B2 (ja) 駐車支援装置
CN113386783B (zh) 用于机动车辆中的自动拖车倒车***的方法和设备
JP2001334899A (ja) 駐車補助装置
JP3374833B2 (ja) 駐車時の車両後退支援装置
JP6373916B2 (ja) 駐車出庫支援装置
JP4416000B2 (ja) 駐車支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070313