JP2002359320A - 電子部品の外部電極パターン - Google Patents

電子部品の外部電極パターン

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JP2002359320A
JP2002359320A JP2001166505A JP2001166505A JP2002359320A JP 2002359320 A JP2002359320 A JP 2002359320A JP 2001166505 A JP2001166505 A JP 2001166505A JP 2001166505 A JP2001166505 A JP 2001166505A JP 2002359320 A JP2002359320 A JP 2002359320A
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JP
Japan
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electronic component
terminal
electrode pattern
terminal electrodes
smd
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JP2001166505A
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English (en)
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Hideyuki Sugano
英幸 菅野
Shigehisa Kurogo
重久 黒後
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の外部電極パターンにおいて、
端子電極間ショートの発生を皆無とし、且つ、基板のほ
ぼ中央部に設けた端子電極の半田付け状態も検査するこ
とができ、更に、導通不良も皆無にし得る電極パターン
を提供すること。 【解決手段】 プリント基板上に実装する表面実装型電
子部品の外部電極パターンにおいて、電子部品底部の四
隅に位置する端子電極と、該底部のほぼ中央部に設けた
端子電極とを備え、前記中央部の端子電極に当該底部周
辺端部に延在する引き出し電極を有する電子部品の外部
電極パターン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板上に
実装する表面実装型電子部品の外部電極パターンに関
し、特に多数の端子電極を有する小型の表面実装型電子
部品の外部電極パターン配置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信機器、例えば携帯電話機等の
プリント回路基板に実装される電子部品は、低背化の要
求から表面実装型電子部品(Surface Mount Device:以
下、SMD)が広く用いられている。SMDに使用され
るセラミックパッケージ等の底面には、入・出力,及び
GND等の端子電極が配置されている。図4は、前記端
子電極のフットパターン(端子配置)の一例を示すパッ
ケージの上面透視図であって、1はパッケージ、2は端
子電極である。しかし、最近、SMDの高機能化に伴っ
て、パッケージ底面に構成される端子電極の数が増加し
ており、 例えば、6個の端子電極が必要な場合には、
図5のようなフットパターンを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 SM
Dの小型化によって端子電極を設けるパッケージ底面の
面積が小さくなっているために、図5のフットパターン
を用いると、端子電極3,4間の間隙sが狭いため半田
ブリッジによる端子電極間ショートが発生する問題があ
った。この問題を避けるため図6に示すように基板中央
部に2つの端子電極5を設けることも考えられるが、端
子電極5の半田付け状態の検査(良否判定)ができない
問題があった。
【0004】更に、端子電極間ショートを防止し、且
つ、半田付け状態の検査を可能とするため図7に示すよ
うなフットパターンも考えられている。しかし、図7に
示すフットパターンでは、端子電極6の幅tが細すぎる
ため、SMDのプリント基板への搭載位置精度を高くし
なければ、SMDパッケージ外部端子とプリント基板の
パターンとが一致せず両者間の導通不良が生じ易いとい
う問題があった。
【0005】本発明は上述の如き従来の問題を解決する
ためになされたものであって、SMDの基板外部電極パ
ターンにおいて、端子電極間ショートの発生を皆無と
し、且つ、基板のほぼ中央部に設けた端子電極の半田付
け状態も検査することができ、更に、導通不良も皆無に
し得る基板外部電極パターンを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電子部品の外部電極パターンの請求項1
記載の発明は、プリント基板上に実装する表面実装型電
子部品の外部電極パターンにおいて、電子部品底部の四
隅に位置する端子電極と、該底部のほぼ中央部に設けた
端子電極とを備え、前記中央部の端子電極に当該底部周
辺端部に延在する引き出し電極を有することを特徴とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施の形態例に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る基
板外部電極パターンを備えたSMDの裏面斜視概観図で
あって、該裏面7の四隅に位置しキャスタレーション
(SDMの側面に設けた凹部)8に接続した端子電極
9、該裏面7のほぼ中央部に対向して設けた端子電極1
0、該裏面7の対向する一組の外周辺のほぼ中央に位置
するキャスタレーション11から前記中央部の端子電極
10に接続する引き出し電極12とから構成されてい
る。尚、前記裏面7の四隅に位置する端子電極9と前記
裏面7の中央部の端子電極10の面積はほぼ同じで、且
つ、端子電極9,10間の間隙は半田ブリッジによる端
子電極間ショートが生じないように十分確保している。
【0008】図2はリフロー方式により本発明の実施形
態を有するSMDをクリーム半田を用いてプリント基板
13に実装する方法を説明するための図である。先ず、
図2(a)に示す如くプリント基板13上に配線された
パターン14及び15の斜線部14s及び15s上にク
リーム半田を塗布した後、前記斜線部14s及び15s
にSMD裏面7の端子電極9及び10が対向するように
SMDを図2(b)に示す如く搭載する。
【0009】前記SMDを搭載したプリント基板13を
リフロー炉内で所定温度にて加熱した後、冷却すること
によりクリーム半田を介して、SMD裏面7の端子電極
9及び10とプリント基板上に配線されたパターンの斜
線部14s及び15s間が固着し、半田ブリッジによる
ショートが発生することなく実装が完了する。
【0010】図2(c)はSMDのプリント基板実装後
の状態を示した斜視概観図である。16,17は、半田
付けにより形成された半田フィレットである。以下、前
記半田フィレット17が形成される過程について説明す
る。SMDの裏面7の中央部に設けた端子電極10が、
リフロー炉内で溶融したクリーム半田によりプリント基
板上の配線パターン斜線部15sと接合すると同時に、
前記溶融したクリーム半田は半田の界面張力の性質によ
りSMD裏面7の引き出し電極12を介してキャスタレ
ーション11まで到達し該キャスタレーション11部で
フィレット17が形成される。
【0011】従って、SMD裏面7の中央部に設けた端
子電極10の半田付け状態の検査において、キャスタレ
ーション11に形成されるフィレットの有・無の観察に
より検査が可能となる。
【0012】尚、半田の塗布量において、殊にSMD裏
面7の中央部に設けた端子電極10とプリント基板との
接合に用いる半田の量は、引き出し電極12を介してキ
ャスタレーション11まで到達するだけの量を適宜設定
する。
【0013】更に、該引き出し電極12の幅uは細く形
成されており、前記引き出し電極12とSMD裏面7の
四隅に位置する端子電極9との間隙は十分確保されてい
るため、半田ブリッジによる電極間ショートが発生する
問題はないことは説明するまでもない。
【0014】図3(a)及び(b)は本発明の他の実施
形態を示す電子部品の外部電極パターンの上面透視図で
あり、上記図1に示したもの以外にも種々変形が可能で
あって、小型、且つ、端子電極を多数必要とする表面実
装型発振器や表面実装型弾性表面波装置等の電子部品に
広く適用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明した如く構成するの
で、請求項1記載の発明は、小型の表面実装型電子部品
の基板外部電極パターンにおいて、基板の四隅に位置す
る端子電極と前記基板のほぼ中央部に設けた端子電極と
の間隙が十分確保されているので半田ブリッジによる電
極間ショートの発生を皆無にできるという優れた効果を
奏する。
【0016】更に、前記基板の任意の外周辺の一辺のほ
ぼ中央から前記中央部の端子電極に接続する引き出し電
極を設けたことにより、半田が前記引き出し電極を介し
て基板の外周辺まで到達するため、前記中央部の端子電
極の半田付け後の半田付け状態を検査することができる
という優れた効果を奏する。
【0017】更にまた、各端子電極の面積をほぼ同等と
したことにより、プリント基板へ搭載するにあたり従来
の搭載位置精度でも導通不良を来すことなく十分導通を
確保できるという優れた効果を奏する。
【0018】従って、小型、且つ、端子電極を多数必要
とする表面実装型発振器や表面実装型弾性表面波装置等
の電子部品に広く適用できるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品の外部電極パターンの一
実施例を示す斜視概観図である。
【図2】本発明を説明するために用いる図であり、
(a)はプリント基板の平面図、(b)SMDをプリン
ト基板へ搭載した斜視概観図、(c) SMDをプリン
ト基板へ搭載し半田付けが完了した斜視概観図である。
【図3】(a),(b)共に本発明に係る基板外部電極
パターンの実施形態を示す上面透視図である。
【図4】従来の基板外部電極パターンを示す上面透視図
である。
【図5】従来の基板外部電極パターンを示す上面透視図
である。
【図6】従来の基板外部電極パターンを示す上面透視図
である。
【図7】従来の基板外部電極パターンを示す上面透視図
である。
【符号の説明】
1 パッケージ 2、 3、4、5、6 端子電極 7 表面実装型電子部品(SMD)の裏面 8 キャスタレーション(電子部品の側面に設けた凹
部) 9、10 端子電極 11 キャスタレーション 12 引き出し電極 13 プリント基板 14、15 配線パターン 14s、15s クリーム半田塗布部(斜線部) 16、17 フィレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に実装する表面実装型電
    子部品の外部電極パターンにおいて、電子部品底部の四
    隅に位置する端子電極と、該底部のほぼ中央部に設けた
    端子電極とを備え、前記中央部の端子電極に当該底部周
    辺端部に延在する引き出し電極を有することを特徴とし
    た電子部品の外部電極パターン。
JP2001166505A 2001-06-01 2001-06-01 電子部品の外部電極パターン Pending JP2002359320A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303035A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Rohm Co Ltd 半導体装置
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JP2010165991A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
US8059420B2 (en) 2003-07-22 2011-11-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface mountable device

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