JP2002352307A - 自動販売機の商品販売システム、および、このシステムに用いる携帯端末装置 - Google Patents

自動販売機の商品販売システム、および、このシステムに用いる携帯端末装置

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JP2002352307A JP2001153450A JP2001153450A JP2002352307A JP 2002352307 A JP2002352307 A JP 2002352307A JP 2001153450 A JP2001153450 A JP 2001153450A JP 2001153450 A JP2001153450 A JP 2001153450A JP 2002352307 A JP2002352307 A JP 2002352307A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が自動販売機の商品を短時間で容易に
購入できるようにする。 【解決手段】 利用者が、自動販売機401にカップ飲
料を購入できるだけの貨幣を投入して、携帯端末402
上で自動販売機401と近距離無線通信するための設定
入力を行うと、携帯端末402は、自動販売機401と
近距離無線で通信接続される。この状態で、利用者が、
携帯端末402上で商品視覚情報(イメージ、文字等)
を確認しながら、商品識別情報と対応するテンキーを入
力すると、CPU303は、RAM304の特定エリア
Bから商品識別情報を読み出して自動販売機401の通
信部207に送信する。自動販売機401の主制御部2
01は、通信部207からの商品識別情報がROM内の
商品識別情報と一致することを確認すると、販売制御部
205に商品識別情報と対応するカップ飲料を調理して
販売するための販売信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
販売システム、および、このシステムに用いる携帯端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動販売機の商品(飲料、菓
子、煙草等)を購入しようとする利用者は、パネル内に
陳列する複数の商品サンプルの中から1つの商品サンプ
ルを選択し、この商品サンプルと1対1に対応する商品
選択釦を押下することにより、希望する商品を購入す
る。特に、利用者は、複数の商品サンプルそれぞれから
得ることのできる銘柄、容量、冷温区別、値段等の情報
を1つ1つ確認して、購入の対象となる商品サンプルを
選択しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の購入手
順では、利用者は、自動販売機と対面して商品を選択す
るまでに多くの時間を必要とするので、不快感を覚えた
り、或いは、今後の自動販売機の利用を控えたりしてし
まう。特に、カップ飲料を調理して販売する自動販売機
の商品を購入しようとする利用者は、嗜好に応じて、飲
料(コーヒー)と添加物(砂糖、クリーム)との混合比
率を更に設定しなければならないので、毎度同じ混合比
率のカップ飲料を購入する利用者にとっては、上記の問
題は重要である。
【0004】そこで、本発明は、利用者が自動販売機の
商品を短時間で容易に購入できる、自動販売機の商品販
売システムおよびこのシステムに用いる携帯端末装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0006】請求項1の自動販売機の商品販売システム
は、商品を購入するための商品視覚情報を記憶する記憶
部と、前記記憶部からの商品視覚情報を表示する表示部
と、前記表示部での商品視覚情報に基づいて商品要求信
号を送信する第1通信部と、を有する携帯端末と、前記
第1通信部からの商品要求信号を受信する第2通信部
と、前記第2通信部からの商品要求信号に基づいて該当
する商品を販売する制御部と、を有する自動販売機と、
から成るものである。また、請求項10の携帯端末装置
は、商品を購入するための商品視覚情報を記憶する記憶
部と、前記記憶部からの商品視覚情報を表示する表示部
と、前記表示部での商品視覚情報に基づいて商品要求信
号を、この商品要求信号に該当する商品を販売する自動
販売機に送信する通信部と、から成るものである。これ
らの請求項1、10によれば、利用者は、自動販売機の
商品に関するイメージ、文字等を携帯端末の表示部で事
前に確認できるので、購入を希望する商品を確実に選択
できる作用効果を奏する。
【0007】請求項2の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1に係り、前記記憶部は、商品視覚情報と対
応する商品識別情報を記憶し、前記携帯端末は、前記商
品要求信号として、前記商品識別情報を送信するもので
ある。また、請求項11の携帯端末装置は、請求項10
に係り、前記記憶部は、商品視覚情報と対応する商品識
別情報を記憶し、前記通信部は、前記商品要求信号とし
て、前記商品識別情報を送信するものである。これらの
請求項2、11によれば、利用者は、携帯端末から自動
販売機へ商品を購入するための通信を行うので、即ち、
自動販売機の複数の商品選択釦の何れかを選択して押下
するという面倒な操作手順を省略できるので、購入を希
望する商品を短時間で容易に選択できる作用効果を奏す
る。
【0008】請求項3の自動販売機の商品販売システム
は、請求項2に係り、前記携帯端末は、前記商品識別情
報とともに、前記携帯端末の持ち主を表す個人識別情報
を送信するものである。また、請求項12の携帯端末装
置は、請求項11に係り、前記通信部は、前記商品識別
情報とともに、携帯端末装置の持ち主を表す個人識別情
報を送信するものである。これらの請求項3、12によ
れば、自動販売機の管理者は、自動販売機内に記憶され
る利用者の個人識別情報を、販売促進に活用できる作用
効果を奏する。
【0009】請求項4の自動販売機の商品販売システム
は、請求項2または3に係り、請求項13の携帯端末装
置は、請求項11または12に係り、前記記憶部は、特
定の商品識別情報を記憶するものである。これらの請求
項4、13によれば、携帯端末は、利用者が希望する購
入頻度の高い商品の商品識別情報のみを記憶するので、
利用者は、携帯端末の表示部で、購入を希望する商品を
短時間で検索できる作用効果を奏する。
【0010】請求項5の自動販売機の商品販売システム
は、請求項4に係り、請求項14の携帯端末装置は、請
求項13に係り、前記特定の商品識別情報は、前記携帯
端末の持ち主の嗜好情報を含むものである。これらの請
求項5、14によれば、カップ飲料を調理して販売する
自動販売機の商品を購入しようとする利用者は、飲料と
添加物との混合比率を設定するという面倒な操作手順を
省略できるので、購入を希望する商品を短時間で容易に
選択できる作用効果を奏する。
【0011】請求項6の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1乃至5の何れかに係り、前記自動販売機
は、前記第2通信部から前記第1通信部へ商品に関する
付加情報を送信し、前記携帯端末は、前記記憶部に前記
付加情報を記憶するものである。また、請求項15の携
帯端末装置は、請求項10乃至14の何れかに係り、前
記記憶部は、前記自動販売機からの商品に関する付加情
報を記憶するものである。これらの請求項6、15によ
れば、利用者は、付加情報を商品を購入する際の参考に
できる作用効果を奏する。
【0012】請求項7の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1乃至6の何れかに係り、請求項16の携帯
端末装置は、請求項10乃至15の何れかに係り、前記
記憶部は、前記自動販売機が商品を販売したときの信号
に基づいて、購入実績情報を記憶するものである。ま
た、請求項8の自動販売機の商品販売システムは、請求
項7に係り、前記携帯端末からの購入実績情報を受信し
たとき、前記携帯端末の持ち主に対して、前記購入実績
情報に相当する所定の還元を行う販売促進手段を、通信
網に設けたものである。また、請求項17の携帯端末装
置は、請求項16に係り、前記記憶部からの購入実績情
報を受信したとき、携帯端末装置の持ち主に対して、前
記購入実績情報に相当する所定の還元を行う販売促進手
段と、通信網を介して接続されるものである。これらの
請求項7、8、16、17によれば、利用者は、購入実
績情報を用いて、商品製造会社、商品販売会社等が主催
する販売促進活動に容易に参加できる作用効果を奏す
る。
【0013】請求項9の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1乃至8の何れかに係り、前記携帯端末と前
記自動販売機との間で通信を行うためのプログラムを格
納するプログラム格納手段を、通信網に設け、前記記憶
部は、前記プログラム格納手段からのプログラムを記憶
するものである。また、請求項18の携帯端末装置は、
請求項10乃至17の何れかに係り、前記自動販売機と
の間で通信を行うためのプログラムを格納するプログラ
ム格納手段と、通信網を介して接続され、前記記憶部
は、前記プログラム格納手段からのプログラムを記憶す
るものである。これらの請求項9、18によれば、利用
者は、自動販売機との間で通信を行うためのプログラム
を容易に取得できる作用効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0015】図1は、本発明に使用する自動販売機の正
面図の一例である。尚、本発明の実施の形態では、自動
販売機は、カップ飲料を調理して販売するものであるも
のとする。
【0016】図1において、前扉1は、自動販売機の右
側面端を支軸として開閉するものであり、カップ飲料を
調理するときに必要となる、希釈水、炭酸水、濃縮液体
原料等を混合したり、砂糖、クリーム、氷等を添加した
りするためのデータ設定や、販売機構のメンテナンスを
行うときは開錠して開き、通常販売を行うときは施錠し
て閉じておくものである。パネル2は、透明な樹脂板で
あり、内部に陳列されている複数種類のカップ飲料サン
プル3を確認するためのものである。つまり、利用者
は、パネル2を通して複数種類のカップ飲料サンプル3
を見渡すことにより、購入したいカップ飲料を選択でき
る。尚、複数種類のカップ飲料の写真または絵柄をパネ
ル2に印刷してもよい。硬貨投入口4は、利用者が硬貨
を投入する部分であり、投入硬貨は自動販売機内部のコ
インメカに供給される。紙幣挿入口5は、利用者が紙幣
を挿入する部分であり、挿入紙幣は自動販売機内部のビ
ルバリに供給される。表示部6は、投入硬貨金額、挿入
紙幣金額等を表示するものである。値段ラベル7は、カ
ップ飲料サンプル3の下部に1対1に対応して配置され
るものである。商品選択釦8は、販売可ランプおよび売
り切れランプを内蔵し、カップ飲料サンプル3の下部に
1対1に対応して配置されるものである。販売可ランプ
は、利用者が少なくとも1杯のカップ飲料を購入できる
硬貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部の希
釈水タンク、炭酸水タンク、濃縮液体原料タンクが中味
を有する場合のみ、このカップ飲料に対応するものが点
灯する。売り切れランプは、希釈水タンクが空になる
と、希釈水を使用するカップ飲料に対応するものが常時
点灯し、炭酸水タンクが空になると、炭酸水を使用する
カップ飲料に対応するものが常時点灯し、何れかの濃縮
液体原料タンクが空になると、この濃縮液体原料を使用
するカップ飲料に対応するものが常時点灯する。増量釦
9、10、11は、1杯のコーヒー飲料を調理する際に
コーヒー原料、砂糖、クリームの増量を希望するとき、
商品選択釦8を押下する前に押下するものである。同様
に、減量釦12、13、14は、1杯のコーヒー飲料を
調理する際にコーヒー原料、砂糖、クリームの減量を希
望するとき、商品選択釦8を押下する前に押下するもの
である。表示部15は、コーヒー原料、砂糖、クリーム
の増減の度合を表示するものである。氷なし釦16は、
1杯のCOLD飲料を調理する際に氷の添加を希望しな
いとき、商品選択釦8を押下する前に押下するものであ
る。増量釦9、10、11、減量釦12、13、14、
氷なし釦16を必要に応じて押下し、その後、販売可ラ
ンプが点灯している商品選択釦8を押下すると、このカ
ップ飲料サンプル3に対応するカップ飲料が調理され、
商品取出口17から取り出し可能となる。返却レバー1
8は、投入硬貨を返却口19から返却したり、投入硬貨
または挿入紙幣からカップ飲料購入金額を差し引いた釣
銭を返却口19から返却したりするためのものである。
販売中ランプ20は、カップ飲料が正常販売されるとき
に点灯するものである。販売中止ランプ21は、全カッ
プ飲料が売り切れとなったとき、或いは、カップ飲料を
調理するための販売機構が故障したとき、点灯するもの
である。釣銭切れランプ22は、コインメカ内部の釣銭
用硬貨の合計金額が一定金額以下のときに点灯する。
尚、販売中ランプ20、販売中止ランプ21、釣銭切れ
ランプ22は、表示部6の基板上に配設される。
【0017】利用者は、自動販売機と対面して、携帯端
末から自動販売機へ商品識別情報および個人識別情報を
送信すると、複数の商品選択釦8の何れかを押下すると
いう操作手順を省略して、この商品識別情報に該当する
カップ飲料を購入することができる。携帯端末と自動販
売機との間の通信は、赤外線通信(例えばIrda)、
近距離無線通信(例えばBluetooth)等があ
る。自動販売機は、赤外線通信を使用するとき、赤外線
通信を行うための受発光窓部23を設ける必要がある。
【0018】図2は、本発明に使用する自動販売機の販
売機構の一例を説明するための図である。
【0019】図2において、水電磁弁101は、水供給
口と結合され、弁の開閉に従って、水供給口からの水の
供給と遮断とを行うものである。水ポンプ102は、ポ
ンプモータ103の駆動力を用いて、水電磁弁101か
らの水を一定量ずつ放出するものである。水冷却コイル
104は、水ポンプ102からの水を冷却するものであ
る。水フローレギュレータ105は、水冷却コイル10
4からの冷却水を、流量調整した後に水電磁弁106を
介して水供給ライン107に供給するものである。
【0020】カーボネータ108は、炭酸水を貯水する
ものであり、水冷却コイル104からの冷却水が水電磁
弁109を介して供給されるとともに、炭酸ガスボンベ
110からの炭酸ガスが供給される。これより、カーボ
ネータ108内部は、冷却水と炭酸ガスとが混合されて
炭酸水が生成され、一定圧力(例えば0.6MPa)が
かかる。カーボネータ108内部の炭酸水は、炭酸ガス
ボンベ110からのガス圧力で下流側に放出される。
尚、水電磁弁109は、カーボネータ108内部におけ
る貯水量検出用のフロースイッチ(図示せず)のオンオ
フに応じて開閉するものであるが、水電磁弁106が開
くと、前記フロースイッチの状態に関わらず閉じたまま
となる。これより、水供給ライン107の供給圧力が低
下するのを防止できる。炭酸水フローレギュレータ11
1は、カーボネータ108からの炭酸水を流量調整する
ものである。炭酸水冷却コイル112は、炭酸水フロー
レギュレータ111からの炭酸水を冷却した後に炭酸水
電磁弁113を介して炭酸水供給ライン114に供給す
るものである。
【0021】シロップタンク115は、飲料の元となる
濃縮液体原料を貯蔵するものである。シロップタンク1
15内部の濃縮液体原料は、炭酸ガスボンベ110から
のガス圧力で下流側に放出される。シロップ冷却コイル
116は、シロップタンク115からの濃縮液体原料を
冷却するものである。シロップフローレギュレータ11
7は、シロップ冷却コイル116からの冷却シロップ
を、流量調整した後にシロップ電磁弁118を介してシ
ロップ供給ライン119に供給するものである。尚、シ
ロップタンク115からシロップ供給ライン119まで
の経路は、カップ飲料の種類に応じた数だけ設けられ
る。
【0022】マルチバルブ120は、カップ飲料の種類
に応じた数だけ設けられる。例えば、図中上段のマルチ
バルブ120は、水供給ライン107および2種類の異
なるシロップ供給ライン119と接続される。この上段
のマルチバルブ120は、水と2種類の異なるシロップ
とを希釈混合した飲料を調理し、飲料供給ノズル121
からカップ122へ排出する。また、図中中段のマルチ
バルブ120は、水供給ライン107および1種類のシ
ロップ供給ライン119と接続される。この中段のマル
チバルブ120は、水と1種類のシロップとを希釈混合
した飲料を調理し、飲料供給ノズル121からカップ1
22へ排出する。更に、図中下段のマルチバルブ120
は、炭酸水供給ライン114および1種類のシロップ供
給ライン119と接続される。この下段のマルチバルブ
120は、炭酸水と1種類のシロップとを希釈混合した
飲料を調理し、飲料供給ノズル121からカップ122
へ排出する。
【0023】図3は本発明に使用する自動販売機の動作
を説明するための図である。
【0024】図3において、主制御部201は、自動販
売機の制御を統括するものであり、ROM、CPU、R
AM、周辺回路(カウンタ等)から成るものである。詳
述すると、ROMは、後述する複数の従制御部を統括制
御するためのプログラムデータが予め格納されたもので
あり、CPUは、ROMから読み出されたプログラムデ
ータの解読結果に従って複数の従制御部を統括制御する
ものであり、RAMは、CPUによる演算結果、複数の
従制御部からの各種データ等の書き込みまたは読み出し
を行うものである。ハードウエア面では、ROMは、デ
ータを製造工程で焼き付け固定するマスクROM、デー
タを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込
み読み出しできるEPROM、またはデータを電気消去
することによりデータを繰り返し書き込み読み出しでき
るEEPROM(フラッシュROMを含む)等の不揮発
性メモリである。CPUは、ROMの実行アドレスを指
定するプログラムカウンタ、ROMからの読み出し内容
を解読するインストラクションデコーダ、論理演算を行
う演算論理ユニット、演算データを一時格納するアキュ
ムレータ等を内蔵する。RAMは、SRAM等の揮発性
メモリであり、バックアップ電源を用いて記憶内容を保
持する。本発明の実施の形態では、ROMは、カップ飲
料の種類および添加物に関する情報を記憶するテーブル
と、携帯端末に送信するための、カップ飲料に関する商
品視覚情報(イメージ、文字等)、商品識別情報、その
他の付加情報を記憶するテーブルとを有する。上記の付
加情報は、各自動販売機が取り扱うカップ飲料の種類、
詳細説明、在庫数、HOT飲料およびCOLD飲料の設
定温度、キャンペーン、自動販売機の管理会社のホーム
ページアドレス、電子メールアドレス等の情報である。
【0025】硬貨処理制御部202、紙幣処理制御部2
03、接客制御部204、販売制御部205、入出力制
御部206、通信部207,通信部208は、複数の従
制御部に相当し、ハードウエア面において、主制御部2
01と同様のROM、CPU、RAMを内蔵する。硬貨
投入機構209は、釣銭切れを検出する釣銭切れセンサ
を備え、硬貨投入口4からの投入硬貨を受け取り、必要
に応じて釣銭を返却口19から返却するものである。硬
貨処理制御部202は、硬貨投入機構209を制御し、
投入硬貨の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、金
庫への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等を行わせるもの
である。紙幣挿入機構210は、硬貨投入機構209と
同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを備え、紙
幣挿入口5からの挿入紙幣を受け取り、必要に応じて釣
札を紙幣挿入口5から返却するものである。紙幣処理制
御部203は、紙幣挿入機構210を制御し、挿入紙幣
の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、釣札払い出
し等を行わせるものである。硬貨処理制御部202およ
び紙幣処理制御部203は、硬貨投入および紙幣挿入が
行われるその都度、処理動作を実行する。尚、硬貨処理
制御部202および硬貨投入機構209はコインメカを
構成し、紙幣処理制御部203および紙幣挿入機構21
0はビルバリを構成するが、コインメカおよびビルバリ
の代わりに、先払いカードまたは後払いカードを挿入す
るカード読み取り装置(図示せず)を設けることによっ
て、カップ飲料を販売できるようにしてもよい。接客面
211は、表示部6、商品選択釦8、増量釦9、10、
11、減量釦12、13、14、表示部15、氷なし釦
16、販売中ランプ20、販売中止ランプ21、釣銭切
れランプ22から成るものである。接客制御部204
は、接客面211を制御する。つまり、接客制御部20
4は、主制御部201からのカップ飲料販売に関する接
客指示に従って、販売中ランプ20、販売中止ランプ2
1、釣銭切れランプ22を点灯させたり、販売飲料別の
販売可ランプまたは売り切れランプを点灯させたり、更
には、複数の商品選択釦8の何れが押下されたのかを検
出し、このときの検出信号を主制御部201に送信した
りする。販売機構212は、図2に示すものである。販
売制御部205は、販売機構212を制御し、接客制御
部204からの前記検出信号または通信部207からの
商品要求信号に応答した主制御部201からの販売指示
に従って、利用者が希望するカップ飲料を調理して商品
取出口17で取り出し可能とするものである。
【0026】キーボード213は、テンキーおよびファ
ンクションキーと、これらのキーの操作に関する内容を
表示する表示部(有機EL、LCD等)とを、前面に備
えたものである。キーボード213は、入出力制御部2
06と有線で接続されるとともに、前扉1の裏面に着脱
自在に配設され、カップ飲料を調理するためのデータ設
定、金額設定、メンテナンス等を行う際に操作するもの
である。入出力制御部206は、キーボード213から
の入力情報を主制御部201に送信する。主制御部20
1は、この入力情報に基づいて、硬貨処理制御部20
2、紙幣処理制御部203、接客制御部204、販売制
御部205、通信部208に対して、それぞれの指示を
行う。
【0027】通信部207は、携帯端末からの商品識別
情報(利用者の嗜好情報を含む)および個人識別情報を
受信して主制御部201に送信するものである。主制御
部201は、この商品識別情報に基づく接客指示を接客
制御部204に送信するとともに、この商品識別情報に
基づく販売指示を販売制御部205に送信する。接客制
御部204は、この接客指示に従って、商品選択釦8、
増量釦9、10、11、減量釦12、13、14、氷な
し釦16を消灯して、押下信号の発生を禁止する。販売
制御部205は、この販売信号に従って、利用者が希望
するカップ飲料を調理して販売する。一方、主制御部2
01は、利用者毎の個人識別情報をRAMに記憶するこ
とによって、販売促進に活用するためのテーブルを作成
する。通信部207は、携帯端末との間で赤外線通信、
近距離無線通信等の双方向通信を行うものである。特
に、通信部207は、赤外線通信を行うものであると
き、受発光窓部23を備えるものとなる。
【0028】通信部208は、通信回線を介して、自動
販売機の管理会社のホストコンピュータまたはインター
ネット上のサーバ等に接続される。通信部208は、主
制御部201のRAMが記憶する各種テーブルの情報
を、上記のホストコンピュータ、サーバ等に送信する。
これより、自動販売機の管理会社は、利用者の携帯端末
に対して、新商品、人気商品等をリアルタイムで案内す
るという販売促進活動を実行できることになる。
【0029】尚、主制御部201と従制御部202〜2
08との間の通信は、主制御部201が優先的な送信権
を有するポーリング方式、或いは、主制御部201およ
び従制御部202〜208が対等な送信権を有するコン
テンション方式の何れであってもよい。
【0030】図4は、本発明に使用する携帯端末の動作
を説明するための図である。本発明の実施の形態では、
携帯端末は、携帯電話であり、自動販売機の通信部20
7との間で近距離無線通信を行うものとする。尚、携帯
端末は、PDA(Personal Digital
Assistants)と言う携帯情報機器であっても
よい。
【0031】図4において、近距離無線通信部301
(第1通信部)は、自動販売機の通信部207(第2通
信部)との間で双方向通信を行うものである。本発明の
実施の形態では、近距離無線通信部301と通信部20
7との間の通信方式は、Bluetoothであるもの
とする。Bluetoothは、2.4GHzの周波数
帯域ISM(Industry Science Me
dical)を使用して、10m程度の特定距離範囲に
存在する機器同士を接続し、1Mbpsの情報を双方向
通信で提供するものである。ROM302は、携帯電話
の既存の通信動作および近距離無線通信部301の通信
動作を制御するためのプログラムデータを予め記憶した
ものである。尚、ROM302は、マスクROM、EP
ROM、EEPROM等の不揮発性メモリである。CP
U303は、ROM302からのプログラムデータの解
読結果に従って、携帯電話の各種動作を制御するもので
ある。RAM304(記憶部)は、自動販売機と近距離
無線を行うためのプログラムデータ、近距離無線通信部
301の送受信データ(商品視覚情報、商品識別情報、
付加情報、ポイント情報(購入実績情報))、CPU3
03の演算データ、利用者および相手先の電話番号デー
タ等を書き込んだり読み出したりするものである。尚、
RAM304は、EEPROM等の不揮発性メモリであ
る。操作キー305は、テンキーおよびファンクション
キーであり、利用者が相手先の電話番号またはインター
ネットのURL等を入力するためのものである。通信部
306は、アンテナ307を介して相手先との間でデー
タの送受信を行うためのものである。表示部308は、
近距離無線通信部301および通信部306の送受信内
容を表示するものである。
【0032】図5は、本発明の自動販売機の商品販売シ
ステムを説明するための図である。
【0033】図5において、自動販売機401は、図1
乃至図3に説明したとおりのものである。携帯端末40
2は、図4に説明したとおりのものである。管理サーバ
403(プログラム格納手段、販売促進手段)は、イン
ターネット404上の1Webであり、通信回線405
を介して自動販売機401および携帯端末402と通信
接続されるものである。管理サーバ403は、プログラ
ム格納手段として、自動販売機401と携帯端末402
との間の通信を行うためのプログラムデータを予め格納
したものである。管理サーバ403は、携帯端末402
からのダウンロード要求を受信すると、プログラムデー
タを通信回線405を介して携帯端末402に送信す
る。更に、管理サーバ403は、携帯端末402からの
ポイント数の情報を受信すると、このポイント数に相当
するサービス情報(音楽情報、ゲーム情報等)を通信回
線405を介して携帯端末402に送信する。尚、管理
サーバ403は、自動販売機401が記憶する商品視覚
情報(イメージ、文字等)、商品識別情報、付加情報を
別途格納してもよい。更に、管理サーバ403を、プロ
グラム格納手段、販売促進手段それぞれを実行するため
の個別サーバに分割してもよい。
【0034】図6は、本発明の自動販売機の商品販売シ
ステムにおける動作の一例を説明するための図である。
【0035】先ず、利用者が、携帯端末402の操作キ
ー305上で管理サーバ403のURLを設定入力する
と、携帯端末402は、管理サーバ403と通信接続さ
れる。この状態で、管理サーバ403は、携帯端末40
2からダウンロード要求信号を受信すると、携帯端末4
02に自動販売機401と携帯端末402との間で通信
を行うためのプログラムデータを送信する。携帯端末4
02は、このプログラムデータをRAM304の特定エ
リアAに記憶する。
【0036】次に、利用者が、携帯端末402の操作キ
ー305上で自動販売機401と近距離無線通信するた
めの設定入力を行うと、CPU303は、RAM304
の特定エリアAからプログラムデータを読み出して実行
し、携帯端末402は、自動販売機401と近距離無線
で通信接続される。この状態で、自動販売機401は、
携帯端末402からダウンロード要求信号を受信する
と、携帯端末402にカップ飲料に関する商品視覚情
報、商品識別情報を送信する。尚、利用者が、携帯端末
402の操作キー305上で商品を特定するための設定
入力を更に行うと、携帯端末402は、利用者の本来必
要とする商品視覚情報、商品識別情報のみを受信でき
る。また、利用者が、携帯端末402の操作キー305
上で付加情報を要求するための設定入力を更に行うと、
携帯端末402は、付加情報を受信できる。携帯端末4
02は、商品視覚情報、商品識別情報、付加情報をRA
M304の特定エリアBに記憶する。尚、利用者は、自
動販売機401の管理会社のホームページアドレス、電
子メールアドレスを携帯端末402に記憶しておくと、
1文字単位でアルファベットを確認しながら設定入力す
るという面倒な操作を省略できるので、相手先の持つ有
益な情報を手軽に取得したり、相手先との間で双方向通
信を手軽に実現したりできる。また、自動販売機401
の管理会社は、利用者からの電子メールを受信すると、
利用者の電子メールアドレスを確認できるので、販売促
進に利用できる。
【0037】これより、利用者は、携帯端末402を用
いて自動販売機401の商品を購入するための準備を整
えたことになる。
【0038】次に、利用者が、自動販売機401と対面
し、カップ飲料を購入できるだけの硬貨を硬貨投入口4
に投入するか、紙幣を紙幣挿入口5に挿入すると、商品
選択釦8の販売可ランプが点灯する。その後、利用者
が、携帯端末402の操作キー305上で自動販売機4
01と近距離無線通信するための設定入力を行うと、C
PU303は、RAM304の特定エリアAからプログ
ラムデータを読み出して実行し、携帯端末402は、自
動販売機401と近距離無線で通信接続される。この状
態で、利用者が、携帯端末402の表示部308上で商
品イメージ情報を確認し、携帯端末402の操作キー3
05上で商品識別情報と対応するテンキーを入力する
と、CPU303は、RAM304の特定エリアBから
商品識別情報(商品要求信号)を読み出して自動販売機
401の通信部207に送信する。自動販売機401の
主制御部201は、通信部207からの商品識別情報が
ROMの記憶済みの商品識別情報と一致することを確認
すると、接客制御部204に商品選択釦8の販売可ラン
プを消灯するための接客信号を送信するとともに、販売
制御部205に商品識別情報と対応するカップ飲料を調
理して販売するための販売信号を送信する。これより、
接客面211は、商品選択釦8の押下を無効とし、販売
機構212は、カップ飲料を調理して商品取出口17か
ら取り出し可能とする。
【0039】携帯端末402は、携帯端末402の持ち
主を表す個人識別情報をRAM304に記憶している。
本発明の実施の形態では、個人識別情報は、携帯電話の
持ち主の電話番号であるものとする。携帯端末402
は、自動販売機401と近距離無線で通信接続された状
態で、カップ飲料を購入するためのテンキー入力を受け
ると、商品識別情報または利用者の好みのカップ飲料の
情報とともに、電話番号を暗号化して自動販売機401
の通信部207に送信する。自動販売機401の主制御
部201は、通信部207からの暗号化信号を復号化し
てRAMに記憶し、顧客管理のためのテーブルを作成す
る。自動販売機401の主制御部201は、管理サーバ
403からの要求または一定時間の経過に応じて、RA
Mの顧客管理テーブルを読み出して通信部208を介し
て管理サーバ403に送信する。これより、自動販売機
401の管理会社は、顧客管理テーブルの情報を利用し
て、利用者の携帯端末402の電子メールアドレスに新
商品、キャンペーン等の情報を送信し、販売促進を実行
できる。
【0040】次に、自動販売機401の主制御部201
は、販売制御部205からの販売終了信号を受信する
と、このカップ飲料の販売金額に相当するポイント数
(購入実績情報)を携帯端末402に送信する。携帯端
末402は、このポイント数をRAM304の特定エリ
アDに記憶する。
【0041】次に、利用者が、携帯端末402の操作キ
ー305上で管理サーバ403のURLを設定入力する
と、携帯端末402は、管理サーバ403と通信接続さ
れる。この状態で、管理サーバ403は、携帯端末40
2からのポイント数の情報を受信すると、このポイント
数に相当するサービス情報(音楽情報、ゲーム情報等)
を携帯端末402に送信し、販売促進を実行する。
【0042】図7は、本発明の自動販売機の商品販売シ
ステムにおける動作の他の例を説明するための図であ
る。尚、図6と同じ動作に関する説明は省略するものと
する。
【0043】先ず、利用者が、携帯端末402の操作キ
ー305上で、利用者のみ有効となる「商品決定キー」
を作成するための設定入力を行うと、CPU303は、
RAM304の特定エリアAからプログラムデータを読
み出して実行し、携帯端末402を単体で動作させる。
利用者が、カップ飲料の情報(コーヒー、紅茶、コーラ
等の種類)と嗜好情報(砂糖、クリーム、氷等の添加物
の有無増減)とを嗜好に応じて組み合わせて設定入力す
ると、携帯端末402は、利用者の嗜好に合うカップ飲
料の情報とテンキーの情報とを組み合わせてRAM30
4の特定エリアCに記憶する。例えば、テンキー“1”
は、利用者の好みのホットコーヒーを購入するための
「商品決定キー」となり、テンキー“2”は、利用者の
好みの紅茶を購入するための「商品決定キー」となる。
尚、これらの「商品決定キー」は、必要に応じて作成す
ればよい。
【0044】次に、利用者が、自動販売機401と対面
し、カップ飲料を購入できるだけの硬貨を硬貨投入口4
に投入するか、紙幣を紙幣挿入口5に挿入すると、商品
選択釦8の販売可ランプが点灯する。その後、利用者
が、携帯端末402の操作キー305上で自動販売機4
01と近距離無線通信するための設定入力を行うと、C
PU303は、RAM304の特定エリアAからプログ
ラムデータを読み出して実行し、携帯端末402は、自
動販売機401と近距離無線で通信接続される。この状
態で、利用者が、携帯端末402の操作キー305上で
「商品決定キー」を入力すると、CPU303は、RA
M304の特定アリアCから利用者の好みのカップ飲料
の情報(商品要求信号)を読み出して自動販売機401
の通信部207に送信する。自動販売機401の主制御
部201は、通信部207からの利用者の好みのカップ
飲料の情報が如何なるカップ飲料の情報および嗜好情報
を有しているのかを確認すると、接客制御部204に商
品選択釦8の販売可ランプを消灯するための接客信号を
送信するとともに、販売制御部205に利用者の好みの
カップ飲料を調理して販売するための販売信号を送信す
る。これより、接客面211は、商品選択釦8の押下を
無効とし、販売機構212は、カップ飲料を調理して商
品取出口17から取り出し可能とする。このとき、利用
者は、貨幣を投入した後、携帯端末402の「商品決定
キー」に相当するテンキーを入力するという非常に簡単
な操作だけで好みのカップ飲料を購入できるので、複数
の商品選択釦8の中から好みのカップ飲料に対応する商
品選択釦8を探したり、増量釦9、10、11、減量釦
12、13、14、氷なし釦16を嗜好に応じて操作し
たりという煩わしさから開放される。
【0045】本発明の自動販売機の商品販売システム
は、カップ飲料の自動販売機の他に、缶飲料、菓子、煙
草等の自動販売機を対象とすることもできるので、高い
汎用性を有することになる。これより、本発明のシステ
ムの実行に携わる会社等は、高収益を期待できる利点を
有する。更に、本発明の自動販売機の商品販売システム
は、自動販売機の商品選択釦を省略しても、差し支えな
く実現できる。これより、自動販売機の製造会社は、安
価な自動販売機を提案できる利点を有する。
【0046】本発明の自動販売機の商品販売システム
は、貨幣を直接用いる他に、携帯端末402を用いて非
接触の先払いまたは後払いを行う決裁方法を採用しても
よい。
【0047】非接触の先払いの決裁方法は、以下の通り
である。
【0048】(1)携帯端末402は、銀行口座からの
所定金額の電子マネーをRAM304に記憶する。
【0049】(2)携帯端末402は、商品要求信号を
自動販売機401に送信する。
【0050】(3)自動販売機401は、商品要求信号
と対応する商品を販売するとともに、この商品と対応す
る販売終了信号を携帯端末402に送信する。
【0051】(4)携帯端末402は、RAM304内
の電子マネーの値を、販売終了信号と対応する金額を減
額した値に書き換える。
【0052】これより、自動販売機401自体は、決裁
処理を行わないので、制御が複雑になって高価になると
いう問題を解決できる。
【0053】非接触の後払いの決裁方法は、以下の通り
である。
【0054】(1)管理サーバ403は、携帯端末40
2からの個人識別情報を登録する。
【0055】(2)携帯端末402は、個人識別情報を
管理サーバ403に送信する。
【0056】(3)管理サーバ403は、個人識別情報
が登録済みであることを確認すると、認証信号を携帯端
末402に送信する。
【0057】(4)携帯端末402は、認証信号を自動
販売機401に送信する。
【0058】(5)自動販売機401は、認証信号に応
答して商品を販売可能となる。
【0059】(6)携帯端末402は、商品要求信号を
自動販売機401に送信する。
【0060】(7)自動販売機401は、商品要求信号
と対応する商品を販売するとともに、この商品と対応す
る販売終了信号を携帯端末402に送信する。
【0061】(8)携帯端末402は、販売終了信号を
管理サーバ403に送信する。
【0062】(9)管理サーバ403は、販売終了信号
から利用者の商品の購入金額を管理し、一定期間(例え
ば1ヶ月)毎に精算のための処理を行う。
【0063】これより、自動販売機401自体は、決裁
処理を行わず且つ決裁処理用のネットワークも不要とな
るので、制御が複雑になって高価になるという問題を解
決できる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、以下の利点を得ること
ができる。
【0065】請求項1の自動販売機の商品販売システム
は、商品を購入するための商品イメージ情報を記憶する
記憶部と、前記記憶部からの商品視覚情報を表示する表
示部と、前記表示部での商品視覚情報に基づいて商品要
求信号を送信する第1通信部と、を有する携帯端末と、
前記第1通信部からの商品要求信号を受信する第2通信
部と、前記第2通信部からの商品要求信号に基づいて該
当する商品を販売する制御部と、を有する自動販売機
と、から成るものである。また、請求項10の携帯端末
装置は、商品を購入するための商品視覚情報を記憶する
記憶部と、前記記憶部からの商品視覚情報を表示する表
示部と、前記表示部での商品視覚情報に基づいて商品要
求信号を、この商品要求信号に該当する商品を販売する
自動販売機に送信する通信部と、から成るものである。
これより、利用者は、自動販売機の商品に関するイメー
ジ、文字等を携帯端末の表示部で事前に確認できるの
で、購入を希望する商品を確実に選択できる。
【0066】請求項2の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1に係り、前記記憶部は、商品視覚情報と対
応する商品識別情報を記憶し、前記携帯端末は、前記商
品要求信号として、前記商品識別情報を送信するもので
ある。また、請求項11の携帯端末装置は、請求項10
に係り、前記記憶部は、商品視覚情報と対応する商品識
別情報を記憶し、前記通信部は、前記商品要求信号とし
て、前記商品識別情報を送信するものである。これよ
り、利用者は、携帯端末から自動販売機へ商品を購入す
るための通信を行うので、即ち、自動販売機の複数の商
品選択釦の何れかを選択して押下するという面倒な操作
手順を省略できるので、購入を希望する商品を短時間で
容易に選択できる。
【0067】請求項3の自動販売機の商品販売システム
は、請求項2に係り、前記携帯端末は、前記商品識別情
報とともに、前記携帯端末の持ち主を表す個人識別情報
を送信するものである。また、請求項12の携帯端末装
置は、請求項11に係り、前記通信部は、前記商品識別
情報とともに、携帯端末装置の持ち主を表す個人識別情
報を送信するものである。これより、自動販売機の管理
者は、自動販売機内に記憶される利用者の個人識別情報
を、販売促進に活用できる。
【0068】請求項4の自動販売機の商品販売システム
は、請求項2または3に係り、請求項13の携帯端末装
置は、請求項11または12に係り、前記記憶部は、特
定の商品識別情報を記憶するものである。これより、携
帯端末は、利用者が希望する購入頻度の高い商品の商品
識別情報のみを記憶するので、利用者は、携帯端末の表
示部で、購入を希望する商品を短時間で検索できる。
【0069】請求項5の自動販売機の商品販売システム
は、請求項4に係り、請求項14の携帯端末装置は、請
求項13に係り、前記特定の商品識別情報は、前記携帯
端末の持ち主の嗜好情報を含むものである。これより、
カップ飲料を調理して販売する自動販売機の商品を購入
しようとする利用者は、飲料と添加物との混合比率を設
定するという面倒な操作手順を省略できるので、購入を
希望する商品を短時間で容易に選択できる。
【0070】請求項6の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1乃至5の何れかに係り、前記自動販売機
は、前記第2通信部から前記第1通信部へ商品に関する
付加情報を送信し、前記携帯端末は、前記記憶部に前記
付加情報を記憶するものである。また、請求項15の携
帯端末装置は、請求項10乃至14の何れかに係り、前
記記憶部は、前記自動販売機からの商品に関する付加情
報を記憶するものである。これより、利用者は、付加情
報を商品を購入する際の参考にできる。
【0071】請求項7の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1乃至6の何れかに係り、請求項16の携帯
端末装置は、請求項10乃至15の何れかに係り、前記
記憶部は、前記自動販売機が商品を販売したときの信号
に基づいて、購入実績情報を記憶するものである。ま
た、請求項8の自動販売機の商品販売システムは、請求
項7に係り、前記携帯端末からの購入実績情報を受信し
たとき、前記携帯端末の持ち主に対して、前記購入実績
情報に相当する所定の還元を行う販売促進手段を、通信
網に設けたものである。また、請求項17の携帯端末装
置は、請求項16に係り、前記記憶部からの購入実績情
報を受信したとき、携帯端末装置の持ち主に対して、前
記購入実績情報に相当する所定の還元を行う販売促進手
段と、通信網を介して接続されるものである。これよ
り、利用者は、購入実績情報を用いて、商品製造会社、
商品販売会社等が主催する販売促進活動に容易に参加で
きる。
【0072】請求項9の自動販売機の商品販売システム
は、請求項1乃至8の何れかに係り、前記携帯端末と前
記自動販売機との間で通信を行うためのプログラムを格
納するプログラム格納手段を、通信網に設け、前記記憶
部は、前記プログラム格納手段からのプログラムを記憶
するものである。また、請求項18の携帯端末装置は、
請求項10乃至17の何れかに係り、前記自動販売機と
の間で通信を行うためのプログラムを格納するプログラ
ム格納手段と、通信網を介して接続され、前記記憶部
は、前記プログラム格納手段からのプログラムを記憶す
るものである。これより、利用者は、自動販売機との間
で通信を行うためのプログラムを容易に取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する自動販売機の正面図の一例で
ある。
【図2】本発明に使用する自動販売機の販売機構の一例
を示す図である。
【図3】本発明に使用する自動販売機の動作を説明する
ための図である。
【図4】本発明に使用する携帯端末の動作を説明するた
めの図である。
【図5】本発明の自動販売機の商品販売システムを説明
するための図である。
【図6】本発明の自動販売機の商品販売システムにおけ
る動作の一例を説明するための図である。
【図7】本発明の自動販売機の商品販売システムにおけ
る動作の他の例を説明するための図である。
【符号の説明】
201 主制御部 202 硬貨処理制御部 203 紙幣処理制御部 204 接客制御部 205 販売制御部 207 通信部 208 通信部 301 近距離無線通信部 302 ROM 303 CPU 304 RAM 305 操作キー 308 表示部 401 自動販売機 402 携帯端末 403 管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 BA03 DA05 DC06 DE01 DE03 EB01 3E046 AA06 BA06 GA07 GA08 HA04 3E047 AA01 AA04 BA03 BA04 DC00 HA10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を購入するための商品視覚情報を記
    憶する記憶部と、前記記憶部からの商品視覚情報を表示
    する表示部と、前記表示部での商品視覚情報に基づいて
    商品要求信号を送信する第1通信部と、を有する携帯端
    末と、 前記第1通信部からの商品要求信号を受信する第2通信
    部と、前記第2通信部からの商品要求信号に基づいて該
    当する商品を販売する制御部と、を有する自動販売機
    と、 から成ることを特徴とする自動販売機の商品販売システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記記憶部は、商品視覚情報と対応する
    商品識別情報を記憶し、前記携帯端末は、前記商品要求
    信号として、前記商品識別情報を送信することを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機の商品販売システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末は、前記商品識別情報とと
    もに、前記携帯端末の持ち主を表す個人識別情報を送信
    することを特徴とする請求項2記載の自動販売機の商品
    販売システム。
  4. 【請求項4】 前記記憶部は、特定の商品識別情報を記
    憶することを特徴とする請求項2または3記載の自動販
    売機の商品販売システム。
  5. 【請求項5】 前記特定の商品識別情報は、前記携帯端
    末の持ち主の嗜好情報を含むことを特徴とする請求項4
    記載の自動販売機の商品販売システム。
  6. 【請求項6】 前記自動販売機は、前記第2通信部から
    前記第1通信部へ商品に関する付加情報を送信し、前記
    携帯端末は、前記記憶部に前記付加情報を記憶すること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の自動販売
    機の商品販売システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶部は、前記自動販売機が商品を
    販売したときの信号に基づいて、購入実績情報を記憶す
    ることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の自
    動販売機の商品販売システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯端末からの購入実績情報を受信
    したとき、前記携帯端末の持ち主に対して、前記購入実
    績情報に相当する所定の還元を行う販売促進手段を、通
    信網に設けたことを特徴とする請求項7記載の自動販売
    機の商品販売システム。
  9. 【請求項9】 前記携帯端末と前記自動販売機との間で
    通信を行うためのプログラムを格納するプログラム格納
    手段を、通信網に設け、 前記記憶部は、前記プログラム格納手段からのプログラ
    ムを記憶することを特徴とする請求項1乃至8の何れか
    に記載の自動販売機の商品販売システム。
  10. 【請求項10】 商品を購入するための商品視覚情報を
    記憶する記憶部と、 前記記憶部からの商品視覚情報を表示する表示部と、 前記表示部での商品視覚情報に基づいて商品要求信号
    を、この商品要求信号に該当する商品を販売する自動販
    売機に送信する通信部と、 から成ることを特徴とする携帯端末装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶部は、商品視覚情報と対応す
    る商品識別情報を記憶し、前記通信部は、前記商品要求
    信号として、前記商品識別情報を送信することを特徴と
    する請求項10記載の携帯端末装置。
  12. 【請求項12】 前記通信部は、前記商品識別情報とと
    もに、携帯端末装置の持ち主を表す個人識別情報を送信
    することを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶部は、特定の商品識別情報を
    記憶することを特徴とする請求項11または12記載の
    携帯端末装置。
  14. 【請求項14】 前記特定の商品識別情報は、携帯端末
    装置の持ち主の嗜好情報を含むことを特徴とする請求項
    13記載の携帯端末装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶部は、前記自動販売機からの
    商品に関する付加情報を記憶することを特徴とする請求
    項10乃至14の何れかに記載の携帯端末装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶部は、前記自動販売機が商品
    を販売したときの信号に基づいて、購入実績情報を記憶
    することを特徴とする請求項10乃至15の何れかに記
    載の携帯端末装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶部からの購入実績情報を受信
    したとき、携帯端末装置の持ち主に対して、前記購入実
    績情報に相当する所定の還元を行う販売促進手段と、通
    信網を介して接続されることを特徴とする請求項16記
    載の携帯端末装置。
  18. 【請求項18】 前記自動販売機との間で通信を行うた
    めのプログラムを格納するプログラム格納手段と、通信
    網を介して接続され、 前記記憶部は、前記プログラム格納手段からのプログラ
    ムを記憶することを特徴とする請求項10乃至17の何
    れかに記載の携帯端末装置。
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