JP4337257B2 - 自動販売機およびその商品販売システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末を用いて商品を購入するのに好適となる、自動販売機およびその商品販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機を用いて自動販売機の商品を購入する技術は、例えば特開平8−87655号に開示されている。この技術に使用する携帯電話機は、ICカードを装着し、このICカードは、利用者の取引銀行情報(銀行識別番号、口座番号等)を予め記憶したものである。先ず、利用者は、携帯電話機を操作して購入要求信号を自動販売機に送信する。自動販売機は、この購入要求情報に対応する商品を払い出すとともに、この商品の金額情報を携帯電話機に送信する。携帯電話機は、この商品の金額情報を取引銀行情報と関連付けて記憶する。その後、利用者は、携帯電話機を通信回線(電話回線等)を介して取引銀行と接続する。取引銀行は、ICカードの情報を基に、利用者の口座から必要金額を引き落とすとともに、営業所等の口座に振り込んで決済処理を行う。
【0003】
また、自動販売機に制御情報を送信する技術は、例えば特開平8−161599号に開示されている。この技術は、光通信等の無線通信機能を有するポータブルコンピュータを用いて、自動販売機本体の外部から制御情報を送信するものである。
【0004】
更に、自動販売機に対する苦情を処理する技術は、例えば特開平9−128607号に開示されている。この技術に使用する自動販売機は、自動販売機と管理者とを通信接続する有線または無線通信システム(例えばPHS)を有し、利用者はこの無線通信システムを介して管理者に苦情を送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平8−87655号では、決済処理を行うとき、利用者は携帯電話機を通信回線を介して取引銀行と接続しなければならない。従って、決済処理は利用者からの発信に依存してしまい、取引銀行側は決済処理までの時間が長引くとともに、利用者側は通信費用を負担しなければならない問題があった。
【0006】
また、特開平8−161599号では、ルートマンは営業所が管轄する個々の自動販売機の設置場所まで出向いてポータブルコンピュータを操作しなければならないので、作業効率の低下に伴って、個々の自動販売機の制御動作を変更するまでの時間が長引いてしまう問題があった。
【0007】
更に、特開平9−128607号では、個々の自動販売機は苦情処理のための専用の有線または無線通信システムを持たなければならないので、自動販売機自体のコストが上昇してしまう問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記問題点を解決するために創作されたものである。
【0009】
請求項1の自動販売機の商品販売システムは、利用者の携帯端末と特定距離以下になったとき、前記携帯端末に商品に関する情報を送信する第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の受信内容に応じて商品販売を制御する制御手段と、を備えた自動販売機と、前記自動販売機と前記特定距離以下になったとき、前記商品に関する情報を受信して表示する表示手段と、前記表示手段の表示内容に基づいて、前記自動販売機に希望商品を販売要求するための情報を送信する第2の無線通信手段と、を備えた前記携帯端末と、から成る。
【0010】
請求項2の自動販売機の商品販売システムは、請求項1に従属し、前記商品に関する情報は、広告情報である。
【0011】
請求項3の自動販売機の商品販売システムは、請求項1に従属し、前記商品に関する情報は、アンケート情報であって、前記第1の無線通信手段は、前記アンケート情報に回答した利用者の前記携帯端末に、商品を割引販売するための情報を送信する。
【0012】
請求項4の自動販売機の商品販売システムは、請求項1に従属し、前記商品に関する情報は、利用者が商品を割引購入する際に必要となるパスワードを要求する情報であって、前記制御手段は、前記第1の無線通信手段が正当なパスワードを受信することによって、商品を割引販売させる。
【0013】
請求項5の自動販売機の商品販売システムは、請求項4に従属し、前記パスワードは、利用者がインターネット上の特定のサイトから得たものである。
【0014】
請求項6の自動販売機の商品販売システムは、請求項1乃至5の何れかに従属し、前記携帯端末は、少なくとも利用者が利用する金融機関の口座情報を予め記憶した記憶媒体を有し、前記自動販売機は、前記口座情報と商品を販売したときの金額情報とを関連付けて記憶する記憶手段を有する。
【0015】
請求項7の自動販売機の商品販売システムは、請求項6に従属し、前記記憶媒体は、前記携帯端末と着脱自在に外部接続されるとともに、情報を書き換え可能なメモリを内蔵したICカードである。
【0016】
請求項8の自動販売機の商品販売システムは、請求項6または7に従属し、前記自動販売機は、前記記憶手段に記憶された口座情報および金額情報を通信回線を介して前記金融機関に送信し、前記金融機関は、前記口座情報および前記金額情報に基づいて、利用者の口座から必要金額を引き落とすとともに、前記自動販売機を管理する営業所等の口座に振り込む。
【0017】
請求項9の自動販売機の商品販売システムは、請求項8に従属し、前記記憶手段は、前記営業所等の口座情報を予め記憶し、前記自動販売機は、前記営業所等の口座情報を前記利用者の口座情報および金額情報とともに前記金融機関に送信する。
【0018】
請求項10の自動販売機の商品販売システムは、請求項1乃至5の何れかに従属し、前記携帯端末は、商品を購入するための価値情報を予め記憶する記憶手段を有し、前記自動販売機は、前記記憶手段の価値情報を、商品を販売する毎にこの商品の金額情報を減算した情報に書き換える書換手段を有する。
【0019】
請求項11の自動販売機の商品販売システムは、請求項10に従属し、前記記憶手段は、前記携帯端末に内蔵されるとともに、情報を書き換え可能な不揮発性メモリである。
【0020】
請求項12の自動販売機の商品販売システムは、請求項1乃至11の何れかに従属し、前記自動販売機と前記特定距離以下の範囲に設置されるとき、前記自動販売機の前記第1の無線通信手段との間で情報を送受信する第3の無線通信手段を備えた前記営業所等のための管理端末、から成る。
【0021】
請求項13の自動販売機の商品販売システムは、請求項12に従属し、前記自動販売機と前記特定距離以上の範囲に設置されるとき、前記管理端末は通信回線を介して前記自動販売機との間で情報を送受信する。
【0022】
請求項14の自動販売機の商品販売システムは、請求項12または13に従属し、前記管理端末は、少なくとも、商品に関する情報と自動販売機の動作に関する制御情報とを前記自動販売機に送信し、前記自動販売機は、少なくとも、販売情報と故障情報とを前記管理端末に送信する。
【0023】
請求項15は、利用者の携帯端末と特定距離以下になったとき、前記携帯端末に商品に関する情報を送信する第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の受信内容に応じて商品販売を制御する制御手段と、を備えた自動販売機であって、前記自動販売機と前記特定距離以下になったとき、前記商品に関する情報を受信して表示する表示手段と、前記表示手段の表示内容に基づいて、前記自動販売機に希望商品を販売要求するための情報を送信する第2の無線通信手段と、を備えた前記携帯端末との間で、情報を送受信する。
【0024】
請求項16の自動販売機は、請求項15に従属し、前記商品に関する情報は、広告情報である
請求項17の自動販売機は、請求項15に従属し、前記商品に関する情報は、アンケート情報であって、前記第1の無線通信手段は、前記アンケート情報に回答した利用者の前記携帯端末に、商品を割引販売するための情報を送信する。
【0025】
請求項18の自動販売機は、請求項15に従属し、前記商品に関する情報は、利用者が商品を割引購入する際に必要となるパスワードを要求する情報であって、前記制御手段は、前記第1の無線通信手段が正当なパスワードを受信することによって、商品を割引販売させる。
【0026】
請求項19の自動販売機は、請求項18に従属し、前記パスワードは、利用者がインターネット上の特定のサイトから得たものである。
【0027】
請求項20の自動販売機は、請求項15乃至19の何れかに従属し、前記携帯端末は、少なくとも利用者が利用する金融機関の口座情報を予め記憶した記憶媒体を有し、前記自動販売機は、前記口座情報と商品を販売したときの金額情報とを関連付けて記憶する記憶手段を有する。
【0028】
請求項21の自動販売機は、請求項20に従属し、前記記憶媒体は、前記携帯端末と着脱自在に外部接続されるとともに、情報を書き換え可能なメモリを内蔵したICカードである。
【0029】
請求項22の自動販売機は、請求項20または21に従属し、前記自動販売機は、前記記憶手段に記憶された口座情報および金額情報を通信回線を介して前記金融機関に送信し、前記金融機関は、前記口座情報および前記金額情報に基づいて、利用者の口座から必要金額を引き落とすとともに、前記自動販売機を管理する営業所等の口座に振り込む。
【0030】
請求項23の自動販売機は、請求項22に従属し、前記記憶手段は、前記営業所等の口座情報を予め記憶し、前記自動販売機は、前記営業所等の口座情報を前記利用者の口座情報および金額情報とともに前記金融機関に送信する。
【0031】
請求項24の自動販売機は、請求項15乃至19の何れかに従属し、前記携帯端末は、商品を購入するための価値情報を予め記憶する記憶手段を有し、前記自動販売機は、前記記憶手段の価値情報を、商品を販売する毎にこの商品の金額情報を減算した情報に書き換える書換手段を有する。
【0032】
請求項25の自動販売機は、請求項24に従属し、前記記憶手段は、前記携帯端末に内蔵されるとともに、情報を書き換え可能な不揮発性メモリである。
【0033】
請求項26の自動販売機は、請求項15乃至25の何れかに従属し、前記自動販売機と前記特定距離以下の範囲に設置されるとき、前記自動販売機の前記第1の無線通信手段との間で情報を送受信する第3の無線通信手段を備えた前記営業所等のための管理端末、を設けたものである。
【0034】
請求項27の自動販売機は、請求項26に従属し、前記自動販売機と前記特定距離以上の範囲に設置されるとき、前記管理端末は通信回線を介して前記自動販売機との間で情報を送受信する。
【0035】
請求項28の自動販売機は、請求項26または27に従属し、前記管理端末は、少なくとも、商品に関する情報と自動販売機の動作に関する制御情報とを前記自動販売機に送信し、前記自動販売機は、少なくとも、販売情報と故障情報とを前記管理端末に送信する。
【0036】
以上より、自動販売機は、携帯端末と特定距離範囲内となったとき、商品に関する情報を携帯端末に送信するので、多くの携帯端末所有者に商品購入のための意志を持たせ、商品販売数を増加できる。特に、自動販売機は、利用者がアンケート情報に回答したり、或いは、利用者がインターネット上の特定のサイトからパスワードを得ていれば、商品を割引販売するので、商品販売数を確実に増加できる。また、自動販売機と金融機関との間で決済処理を行うので、決済処理に要する時間を短縮できるとともに、利用者が通信費用を負担するのを防止できる。更に、管理端末は、自動販売機に商品に関する情報、制御情報等を送信するとともに、自動販売機から販売情報、故障情報等を受信するので、ルートマンが個々の自動販売機の設置場所まで出向いてポータブルコンピュータを操作するという、面倒な作業を省略でき、個々の自動販売機の仕様を変更するまでの時間を短縮できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を図面に従って具体的に説明する。
【0038】
図1は、本発明の自動販売機の商品販売システムを説明するための図である。
【0039】
図1において、複数の自動販売機1は、後述の携帯端末および管理端末と双方向通信を行うための近距離無線通信部2(第1の無線通信手段)を内蔵し、営業所の管轄内に設置される。この近距離無線通信部2の無線通信方式としては、Bluetooth、IEEE802.11、HomeRF等が存在するが、本発明の実施の形態では、Bluetoothを使用するものとする。Bluetoothは、2.4GHzの周波数帯域ISM(Industry Science Medical)を使用して、10m程度の特定距離範囲に存在するモバイル機器等の様々な機器を1対1または複数対1で接続し、1Mbpsの情報を双方向通信で提供するものである。
【0040】
携帯電話3(携帯端末)は、複数の自動販売機1と双方向通信を行うための、近距離無線通信部2と同様の近距離無線通信部4(第2の無線通信手段)を内蔵する。また、携帯電話3は、利用者が取り扱う金融機関の口座情報が予め記憶されたICカード5を着脱自在に保持する。利用者が携帯電話3を携行しながら、徒歩、自転車、車等で移動し、自動販売機1と携帯電話3とが特定距離(10m程)まで近づくと、携帯電話3の近距離無線通信部4は、自動販売機1の近距離無線通信部2から商品に関する情報(おすすめ商品の広告情報、アンケート情報等)を受信する。このとき、携帯電話3は、表示部6に商品に関する情報を表示するとともに、利用者に表示部6上の情報を確認するための注意(音、振動等)を促す。その後、携帯電話3の無線通信制御部4は、利用者の携帯電話3の操作に従って、自動販売機1の近距離無線通信部2に希望商品を販売要求するための情報を送信する。
【0041】
金融機関7は、自動販売機1から利用者の口座情報と商品購入の金額情報とを月単位(または週単位、日単位等)で受信し、利用者の口座から必要金額を引き落とすものである。自動販売機1の近距離無線通信部2は、利用者が希望商品を購入したとき、携帯電話3の近距離無線通信部4からICカード5に記憶済みの口座情報を受信する。自動販売機1は、この口座情報と金額情報とを関連付けて記憶しているのである。
【0042】
管理端末8は、複数の自動販売機1と双方向通信を行うための、近距離無線通信部2と同様の近距離無線通信部9(第3の無線通信手段)を内蔵し、営業所または店舗に設置される。自動販売機1と管理端末8との設置距離が特定距離範囲(10m程度)のとき、管理端末8の近距離無線通信部9は、自動販売機1の近距離無線通信部2から販売情報と故障情報とを受信するとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2に商品に関する情報と自動販売機1の動作に関する制御情報とを送信することができる。
【0043】
複数の自動販売機1、携帯電話3、金融機関7、管理端末8は、通信回線10と接続される。特に、自動販売機1と管理端末8との設置距離が特定距離(10m程度)より長いとき、自動販売機1は、通信回線10を介して管理端末に販売情報と故障情報とを送信し、管理端末8は、通信回線10を介して自動販売機1に商品に関する情報と自動販売機1の動作に関する制御情報とを送信する。また、携帯電話3は、通信回線10を介してインターネット11上のサイトをアクセスできる。
【0044】
図2は、図1の自動販売機の正面図であり、例えば缶飲料を販売するものとする。
【0045】
図2において、前扉101は、自動販売機1の左側面端を支軸として開閉するものであり、コラム設定、缶飲料補充等を行うときは開錠して開き、通常販売を行うときは施錠して閉じておくものである。パネル102は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されている複数種類の缶飲料サンプル103を確認するためのものである。つまり、利用者は、パネル102を通して複数種類の缶飲料サンプル103を見渡すことにより、購入したい缶飲料を選択できる。硬貨投入口104は、利用者が硬貨を投入する部分であり、投入硬貨は自動販売機内部のコインメカに供給される。紙幣挿入口105は、利用者が紙幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自動販売機内部のビルバリに供給される。表示部106は、投入硬貨金額、挿入紙幣金額等を表示するものである。商品選択釦107は、販売可ランプおよび売り切れランプを内蔵し、缶飲料サンプル103それぞれに対応してパネル102に設けられるものである。販売可ランプは、利用者が少なくとも1本の缶飲料を購入できる硬貨投入または紙幣挿入を行うと、自動販売機内部のコラムに缶飲料が収容されている場合のみ、この缶飲料に対応するものが点灯する。売り切れランプは、自動販売機内部の所定コラムが空になると、この缶飲料に対応するものが常時点灯する。販売可ランプが点灯している商品選択釦107を押下すると、この缶飲料サンプル103に対応する缶飲料が商品取出口108まで搬出される。返却レバー109は、投入硬貨を返却口110から返却したり、投入硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金額を差し引いた釣銭を返却口110から返却したりするためのものである。
【0046】
図3は、図1の自動販売機の動作を説明するためのブロック図である。
【0047】
図3において、主制御部201は、自動販売機の制御を統括するものであり、ROM202、CPU203、RAM204と、先の近距離無線通信部2という周辺回路とを内蔵したマイクロコンピュータから成るものである。詳しくは、ROM202は、近距離無線通信部2を制御するためのプログラムデータと、後述する複数の従制御部を統括制御するためのプログラムデータとを予め記憶したものである。CPU203は、ROM202から読み出されたプログラムデータの解読結果に従って、近距離無線通信部2を制御するとともに複数の従制御部を統括制御するものである。RAM204は、CPU203による演算結果、近距離無線通信部2の送受信データ、複数の従制御部からの各種データ等の書き込みまたは読み出しを行うものである。ハードウエア面では、ROM202は、データを製造工程で焼き付け固定するマスクROM、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュメモリを含む)等の不揮発性メモリである。CPU203は、ROM202の実行アドレスを指定するプログラムカウンタ、ROM202からの読み出し内容を解読するインストラクションデコーダ、論理演算を行う演算論理ユニット、演算データを一時格納するアキュムレータ等を内蔵する。RAM204は、SRAM等の揮発性メモリである。
【0048】
硬貨処理制御部205、紙幣処理制御部206、接客制御部207、販売制御部208、通信制御部209は、複数の従制御部に相当し、ハードウエア面において、主制御部201と同様のROM、CPU、RAMを内蔵する。コインメカ210は、釣銭切れを検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口104からの投入硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を返却口110から返却するものである。硬貨処理制御部205は、コインメカ210を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等を行わせるものである。ビルバリ211は、コインメカ210と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口105からの挿入紙幣を受け取り、必要に応じて釣札を紙幣挿入口105から返却するものである。紙幣処理制御部206は、ビルバリ211を制御し、挿入紙幣の金種、正偽等の判別、金種別枚数の計算、釣札払い出し等を行わせるものである。硬貨処理制御部205および紙幣処理制御部206は、硬貨投入および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行する。尚、コインメカ210およびビルバリ211の代わりに、先払いカードまたは後払いカードを挿入するカード読み取り装置(図示せず)を設けることによって、商品を販売できるようにしてもよい。接客部212は、表示部106と、複数種類の缶飲料サンプル103に対応して設けられた複数の商品選択釦107と、販売中、販売中止、釣銭切れを表すランプと、を備えたものである。接客制御部207は、接客部212を制御する。つまり、接客制御部207は、主制御部201からの缶飲料販売に関する接客指示に従って、販売中、販売中止、釣銭切れを表すランプを点灯させたり、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れランプを点灯させたり、更には、複数の商品選択釦107の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出信号を主制御部201に送信したりする。販売機構213は、利用者が希望する缶飲料を商品取出口108まで搬出させるものである。販売制御部208は、販売機構213を制御し、接客制御部207からの前記検出信号に応答した主制御部201からの販売指示に従って、利用者の希望商品を商品取出口108まで搬出させる。通信制御部209は、通信回線10を介して金融機関7または管理端末8との間でデータ送受信を行うものである。
【0049】
図4は、図1の携帯電話の動作を説明するためのブロック図である。
【0050】
図4において、ROM301は、携帯電話3の通信動作と近距離無線通信部4の通信動作とを制御するためのプログラムデータを予め記憶したものである。尚、ROM301は、マスクROM、EPROM、EEPROM等の不揮発性メモリである。CPU302は、ROM301からのプログラムデータの解読結果に従って、携帯電話3の各種動作を制御するものである。RAM303は、 CPU302による演算結果、近距離無線通信部4の送受信データ等の書き込みまたは読み出しを行うものである。尚、RAM303は、SRAM等の揮発性メモリである。テンキー304は、利用者が相手先の電話番号またはインターネットのURL等を入力するためのものである。電波送受信部305は、アンテナ306を介して相手先に情報を送信したり、アンテナ306を介して相手先から情報を受信したりするものである。表示部6は、送信情報または受信情報を表示するものである。価値記憶部307は、商品を購入するための価値情報(例えば1000円に相当する情報)を予め記憶しておくものである。尚、価値記憶部307は、データを書き換えできるEEPROM等の不揮発性メモリである。カード接続部308は、外部のICカード5と接続されることによって、携帯電話3とICカード5との間のインターフェイスを行うものである。ICカード5は、少なくとも利用者が取り扱う金融機関7の口座情報を記憶する記憶部309と、記憶部309に対する情報の書き込みおよび読み出しを制御する制御部310と、を内蔵する。さて、価値記憶部307の価値情報を書き換えるとき(例えば1000円に相当する情報を追加するとき)、以下の通信を行えばよい。先ず、利用者は、携帯電話3を金融機関7が開設するインターネット11上のホームページと接続し、案内文に従って、ICカード5に記憶済みの口座情報を送信するとともに価値情報の書き換えを要求する。金融機関7は、利用者の口座から要求金額を減額するとともに価値情報に変換して携帯電話3に送信する。同時に、金融機関7は、営業所等の口座に要求金額を振り込む。携帯電話3は、価値記憶部307の価値情報を受信済みの新しい価値情報に書き換える。
【0051】
図5は、図1の管理端末を説明するためのブロック図である。
図5において、記憶部401は、商品に関する情報(例えば広告情報)、自動販売機の動作に関する制御情報、自動販売機の販売情報、自動販売機の故障情報等を、個々の自動販売機1毎のテーブルに記憶するものである。通信制御部402は、通信回線10を介して自動販売機1および金融機関7との間でデータ送受信を行うものである。制御部403は、記憶部401の書き込みおよび読み出し動作と、通信制御部402の通信動作と、近距離通信制御部9の通信動作とを制御するものである。
「第1の実施の形態」
以下、利用者が商品を購入する第1の実施の形態について、図6のフローチャートと図7の案内画面とを用いて説明する。尚、利用者は、近距離無線通信部4を備えた携帯電話3を携行し、徒歩、自転車、車等で移動しているものとする。
【0052】
先ず、主制御部201は、自動販売機1と携帯電話3との距離が特定距離範囲(10m程度)であるかどうかを判別する(A1)。主制御部201は、自動販売機1と携帯電話3との距離が特定距離範囲まで近づいたものと判別すると(A1:YES)、ROM202から図7(a)の商品に関する広告情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品に関する広告情報を表示するとともに、利用者に着信の事実を音、振動等の図示しない手段で知らせる(A2)。その後、利用者は、図7(a)の表示画面を確認し、商品を購入する“1”または商品を購入しない“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”または“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A3)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品を購入するものと判別すると(A3:YES)、ROM202から図7(b)の支払方法に関する情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に支払方法に関する情報を表示する(A4)。その後、利用者は、図7(b)の表示画面を確認し、ICカード“1”、価値情報“2”、現金“3”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”、“3”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A5)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品購入金額をICカード5で支払うものと判別すると(A5:YES)、ROM202から図7(c)の支払方法に関する確認情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に支払方法に関する確認情報を表示する(A6)。その後、利用者は、図7(c)の表示画面を確認し、OK“1”、NO“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A7)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品購入金額をICカード5で支払うことを確認したものと判別すると(A7:YES)、利用者が取り扱う金融機関7の口座情報を要求する情報を、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、ICカード5の記憶部309から口座情報を読み出すとともに、携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する(A8)。主制御部201は、口座情報を受信したものと判別すると(A9:YES)、RAM204の口座情報記憶領域に口座情報を書き込んだ後に、ROM202から図7(d)の商品に関する選択情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品に関する選択情報を表示する(A10)。その後、利用者は、図7(d)の表示画面を確認し、コーラ“1”、オレンジ“2”、お茶“3”・・・の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”、“3”・・・の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A11)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者がコーラを購入したいものと判別すると(A11:YES)、販売制御部208を制御することによって、販売機構213からコーラの缶飲料を払い出す(A12)。主制御部201は、RAM204の金額情報記憶領域に、このときの商品販売金額情報を、口座情報記憶領域の口座情報と関連付けて書き込む(A13)。その後、主制御部201は、通信制御部209を制御することによって、通信回線10を介して自動販売機1と金融機関7とを通信接続する。主制御部201は、RAM204から利用者毎の口座情報および商品販売金額情報を読み出すとともに金融機関7に送信する。金融機関7は、この口座情報および商品販売金額情報に基づいて、利用者の口座から必要金額を引き落とすとともに、自動販売機1を管轄する営業所等の口座に振り込み、決済処理を終了する。尚、自動販売機1から金融機関7へ口座情報および商品販売金額情報を送信するタイミングは、月単位、週単位、日単位等である(A14)。
【0053】
先のステップA5に戻り、主制御部201は、“1”情報を受信せず、利用者が商品購入金額をICカード5以外で支払うものと判別すると(A5:NO)、次に、主制御部201は、残りの“2”、“3”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A15)。例えば、利用者が“2”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“2”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“2”情報を受信することによって、利用者が商品購入金額を価値記憶部307の価値情報で支払うものと判別すると(A15:YES)、ROM202から図7(e)の支払方法に関する確認情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に支払方法に関する確認情報を表示する(A16)。その後、利用者は、図7(e)の表示画面を確認し、OK“1”、NO“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A17)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品購入金額を価値記憶部307の価値情報で支払うことを確認したものと判別すると(A17:YES)、価値記憶部307の価値情報を要求する情報を、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、価値記憶部307から価値情報を読み出すとともに、携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する(A18)。主制御部201は、価値情報を受信したものと判別すると(A19:YES)、RAM204の価値情報記憶領域に価値情報を書き込んだ後に、ROM202から図7(d)の商品に関する選択情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品に関する選択情報を表示する(A20)。その後、利用者は、図7(d)の表示画面を確認し、コーラ“1”、オレンジ“2”、お茶“3”・・・の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”、“3”・・・の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A21)。例えば、利用者が“2”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“2”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“2”情報を受信することによって、利用者がオレンジジュースを購入したいものと判別すると(A21:YES)、販売制御部208を制御することによって、販売機構213からオレンジジュースの缶飲料を払い出す(A22)。主制御部201は、RAM204の価値情報記憶領域から価値情報(例えば1000円)を読み出して商品販売金額(例えば120円)を減額し、このときの残額情報を自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、価値記憶部307に残額情報を新たな価値情報として記憶する(A23)。
【0054】
先のステップA15に戻り、主制御部201は、“1”情報、“2”情報ともに受信せず、利用者が商品購入金額を現金で支払うものと判別すると(A15:NO)、ROM202から図7(f)の支払方法に関する確認情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に支払方法に関する確認情報を表示する(A24)。その後、利用者は、図7(f)の表示画面を確認し、OK“1”、NO“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A25)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品購入金額を現金で支払うことを確認したものと判別すると(A25:YES)、次に、少なくとも1本の缶飲料を販売できる金銭を取り込んだかどうかを判別する(A26)。主制御部201は、硬貨処理制御部205がコインメカ210への硬貨投入を検出するか、または、紙幣処理制御部206がビルバリ211への紙幣挿入を検出することによって、金銭を取り込んだものと判別すると(A26:YES)、ROM202から図7(d)の商品に関する選択情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品に関する選択情報を表示する(A27)。その後、利用者は、図7(d)の表示画面を確認し、コーラ“1”、オレンジ“2”、お茶“3”・・・の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”、“2”、“3”・・・の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(A28)。例えば、利用者が“3”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“3”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“3”情報を受信することによって、利用者がお茶を購入したいものと判別すると(A28:YES)、販売制御部208を制御することによって、販売機構213からお茶の缶飲料を払い出す(A29)。
【0055】
尚、自動販売機1は商品選択釦107を有するが、自動販売機1と携帯電話3との間の近距離無線通信で商品を購入できるようにしたので、商品選択釦7を省略してもよい。これより、自動販売機1の製造コストを低減できる。
「第2の実施の形態」
以下、利用者が商品を購入する第2の実施の形態について、図8のフローチャートと図9の案内画面とを用いて説明する。尚、利用者は、近距離無線通信部4を備えた携帯電話3を携行し、徒歩、自転車、車等で移動しているものとする。
【0056】
先ず、主制御部201は、自動販売機1と携帯電話3との距離が特定距離範囲(10m程度)であるかどうかを判別する(B1)。主制御部201は、自動販売機1と携帯電話3との距離が特定距離範囲(10m程度)まで近づいたものと判別すると(B1:YES)、ROM202から図9(a)の商品に関する広告情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品に関する広告情報を表示するとともに、利用者に着信の事実を音、振動等の図示しない手段で知らせる(B2)。その後、利用者は、図9(a)の広告画面を確認した後に、アンケートに回答する“1”またはアンケートに回答しない“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”または“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(B3)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者がアンケートに回答するものと判別すると(B3:YES)、ROM202からアンケート情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6にアンケート情報を表示し、アンケートに対する回答情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する(B4)。主制御部201は、アンケートに対する回答情報を受信したものと判別すると(B5:YES)、ROM202から図9(b)の商品購入に関する情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品購入に関する情報を表示する(B6)。その後、利用者は、図9(b)の表示画面を確認し、商品を購入する“1”または商品を購入しない“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”または“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(B7)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品を購入するものと判別すると(B7:YES)、図6のステップA4以降と同様の処理を実行する。尚、図6のステップ4以降の処理は割引販売を考慮していないが、このときの商品販売金額を割引金額(例えば5%引き)に置き換えて考えればよい。
【0057】
尚、スーパーマーケット等の店舗に設置されるレジスター装置に、自動販売機1と同様の近距離無線通信部を設けてもよい。これより、客は、アンケートに対する回答情報を携帯電話3の近距離無線通信部4からレジスター装置の近距離無線通信部へ送信することによって、商品を割引購入できる。
「第3の実施の形態」
以下、利用者が商品を購入する第3の実施の形態について、図10のフローチャートと図11の案内画面とを用いて説明する。尚、利用者は、近距離無線通信部4を備えた携帯電話3を携行し、徒歩、自転車、車等で移動しているものとする。また、缶飲料の製造会社は、インターネット上のホームページで商品に関するアンケートを実施しており、利用者が携帯電話3からホームページへアクセスしてアンケートに回答したとき、缶飲料を割引販売するためのパスワードを発行するものとする。また、缶飲料の製造会社は、通信回線10を介して自動販売機1に発行済みパスワードを送信し、自動販売機1は、RAM204に発行済みパスワードを書き込むものとする。
【0058】
先ず、主制御部201は、自動販売機1と携帯電話3との距離が特定距離範囲(10m程度)であるかどうかを判別する(C1)。主制御部201は、自動販売機1と携帯電話3との距離が特定距離範囲(10m程度)まで近づいたものと判別すると(C1:YES)、ROM202から図11(a)のパスワードの有無を確認する情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6にパスワードの有無を確認する情報を表示するとともに、利用者に着信の事実を音、振動等の図示しない手段で知らせる(C2)。その後、利用者は、図11(a)の表示画面を確認し、パスワードを持っている“1”またはパスワードを持っていない“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”または“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(C3)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者がパスワードを持っているものと判別すると(C3:YES)、ROM202から図11(b)のパスワードを要求する情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6にパスワードを要求する情報を表示する(C4)。その後、利用者は、図11(b)の表示画面を確認し、パスワードと同じテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、RAM204の発行済みパスワードを参照し、発行済みパスワードと同じテンキー304が押下されたかどうかを判別する(C5)。携帯電話3は、利用者がテンキー304を押下したままの情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、この情報が発行済みパスワードと一致して正当であるものと判別すると(C5:YES)、ROM202から図11(c)の商品割引購入に関する情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品割引購入に関する情報を表示する(C6)。その後、利用者は、図11(c)の表示画面を確認し、商品を購入する“1”または商品を購入しない“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”または“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(C7)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品を購入するものと判別すると(C7:YES)、RAM204から先の発行済みパスワードのみを消去する(C8)。その後、主制御部201は、図6のステップA4以降と同様の処理を実行する。尚、図6のステップ4以降の処理は割引販売を考慮していないが、このときの商品販売金額を割引金額(例えば5%引き)に置き換えて考えればよい。
【0059】
先のステップC3に戻り、主制御部201は、“2”情報を受信することによって、利用者がパスワードを持っていないものと判別すると(C3:NO)、ROM202から図11(d)の割引のない商品購入に関する情報を読み出すとともに、自動販売機1の近距離無線通信部2から携帯電話3の近距離無線通信部4へ送信する。携帯電話3は、表示部6に商品購入に関する情報を表示する(C9)。その後、利用者は、図11(d)の表示画面を確認し、商品を購入する“1”または商品を購入しない“2”の何れかのテンキー304を押下することになるので、主制御部201は、“1”または“2”の何れのテンキー304が押下されたのかを判別する(C10)。例えば、利用者が“1”のテンキー304を押下すると、携帯電話3は、“1”情報を携帯電話3の近距離無線通信部4から自動販売機1の近距離無線通信部2へ送信する。主制御部201は、“1”情報を受信することによって、利用者が商品を購入するものと判別すると(C10:YES)、図6のステップA4以降と同様の処理を実行する。
【0060】
尚、スーパーマーケット等の店舗に設置されるレジスター装置に、自動販売機1と同様の近距離無線通信部を設けてもよい。これより、客は、パスワードを携帯電話3の近距離無線通信部4からレジスター装置の近距離無線通信部へ送信することによって、商品を割引購入できる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)自動販売機は、携帯端末と特定距離範囲内となったとき、商品に関する情報を携帯端末に送信するので、多くの携帯端末所有者に商品購入のための意志を持たせ、商品販売数を増加できる。特に、自動販売機は、利用者がアンケート情報に回答したり、或いは、利用者がインターネット上の特定のサイトからパスワードを得ていれば、商品を割引販売するので、商品販売数を確実に増加できる。
(2)自動販売機と金融機関との間で決済処理を行うので、決済処理に要する時間を短縮できるとともに、利用者が通信費用を負担するのを防止できる。
(3)管理端末は、自動販売機に商品に関する情報、制御情報等を送信するとともに、自動販売機から販売情報、故障情報等を受信するので、ルートマンが個々の自動販売機の設置場所まで出向いてポータブルコンピュータを操作するという、面倒な作業を省略でき、個々の自動販売機の制御動作を変更するまでの時間を短縮できる。
(4)商品の販売元または製造元は、商品の販売数の増加を見込めるとともに、アンケートに対する回答情報(年齢、性別、商品に関する意見等)を、新商品を開発する際の重要な情報として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の商品販売システムを説明するための図である。
【図2】図1の自動販売機の正面図である。
【図3】図1の自動販売機の動作を説明するためのブロック図である。
【図4】図1の携帯電話の動作を説明するためのブロック図である。
【図5】図1の管理端末を説明するためのブロック図である。
【図6】第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【図7】第1の実施の形態を説明するための案内画面である。
【図8】第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態を説明するための案内画面である。
【図10】第3の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
【図11】第3の実施の形態を説明するための案内画面である。
【符号の説明】
1 自動販売機
2 近距離無線通信部
3 携帯電話
4 近距離無線通信部
5 ICカード
6 表示部
7 金融機関
8 管理端末
9 近距離無線通信部
10 通信回線
11 インターネット
201 主制御部
208 販売制御部
209 通信制御部
402 通信制御部

Claims (28)

  1. 利用者の携帯端末と特定距離以下になったとき、前記携帯端末に商品に関する情報を送信する第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の受信内容に応じて商品販売を制御する制御手段と、を備えた自動販売機と、
    前記自動販売機と前記特定距離以下になったとき、前記商品に関する情報を受信して表示する表示手段と、前記表示手段の表示内容に基づいて、前記自動販売機に希望商品を販売要求するための情報を送信する第2の無線通信手段と、を備えた前記携帯端末と、
    から成ることを特徴とする自動販売機の商品販売システム。
  2. 前記商品に関する情報は、広告情報であることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品販売システム。
  3. 前記商品に関する情報は、アンケート情報であって、前記第1の無線通信手段は、前記アンケート情報に回答した利用者の前記携帯端末に、商品を割引販売するための情報を送信することを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品販売システム。
  4. 前記商品に関する情報は、利用者が商品を割引購入する際に必要となるパスワードを要求する情報であって、前記制御手段は、前記第1の無線通信手段が正当なパスワードを受信することによって、商品を割引販売させることを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品販売システム。
  5. 前記パスワードは、利用者がインターネット上の特定のサイトから得たものであることを特徴とする請求項4記載の自動販売機の商品販売システム。
  6. 前記携帯端末は、少なくとも利用者が利用する金融機関の口座情報を予め記憶した記憶媒体を有し、前記自動販売機は、前記口座情報と商品を販売したときの金額情報とを関連付けて記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の自動販売機の商品販売システム。
  7. 前記記憶媒体は、前記携帯端末と着脱自在に外部接続されるとともに、情報を書き換え可能なメモリを内蔵したICカードであることを特徴とする請求項6記載の自動販売機の商品販売システム。
  8. 前記自動販売機は、前記記憶手段に記憶された口座情報および金額情報を通信回線を介して前記金融機関に送信し、
    前記金融機関は、前記口座情報および前記金額情報に基づいて、利用者の口座から必要金額を引き落とすとともに、前記自動販売機を管理する営業所等の口座に振り込むことを特徴とする請求項6または7記載の自動販売機の商品販売システム。
  9. 前記記憶手段は、前記営業所等の口座情報を予め記憶し、前記自動販売機は、前記営業所等の口座情報を前記利用者の口座情報および金額情報とともに前記金融機関に送信することを特徴とする請求項8記載の自動販売機の商品販売システム。
  10. 前記携帯端末は、商品を購入するための価値情報を予め記憶する記憶手段を有し、前記自動販売機は、前記記憶手段の価値情報を、商品を販売する毎にこの商品の金額情報を減算した情報に書き換える書換手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の自動販売機の商品販売システム。
  11. 前記記憶手段は、前記携帯端末に内蔵されるとともに、情報を書き換え可能な不揮発性メモリであることを特徴とする請求項10記載の自動販売機の商品販売システム。
  12. 前記自動販売機と前記特定距離以下の範囲に設置されるとき、前記自動販売機の前記第1の無線通信手段との間で情報を送受信する第3の無線通信手段を備えた前記営業所等のための管理端末、から成ることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の自動販売機の商品販売システム。
  13. 前記自動販売機と前記特定距離以上の範囲に設置されるとき、前記管理端末は通信回線を介して前記自動販売機との間で情報を送受信することを特徴とする請求項12記載の自動販売機の商品販売システム。
  14. 前記管理端末は、少なくとも、商品に関する情報と自動販売機の動作に関する制御情報とを前記自動販売機に送信し、前記自動販売機は、少なくとも、販売情報と故障情報とを前記管理端末に送信することを特徴とする請求項12または13記載の自動販売機の商品販売システム。
  15. 利用者の携帯端末と特定距離以下になったとき、前記携帯端末に商品に関する情報を送信する第1の無線通信手段と、前記第1の無線通信手段の受信内容に応じて商品販売を制御する制御手段と、を備えた自動販売機であって、
    前記自動販売機と前記特定距離以下になったとき、前記商品に関する情報を受信して表示する表示手段と、前記表示手段の表示内容に基づいて、前記自動販売機に希望商品を販売要求するための情報を送信する第2の無線通信手段と、を備えた前記携帯端末との間で、情報を送受信することを特徴とする自動販売機。
  16. 前記商品に関する情報は、広告情報であることを特徴とする請求項15記載の自動販売機。
  17. 前記商品に関する情報は、アンケート情報であって、前記第1の無線通信手段は、前記アンケート情報に回答した利用者の前記携帯端末に、商品を割引販売するための情報を送信することを特徴とする請求項15記載の自動販売機。
  18. 前記商品に関する情報は、利用者が商品を割引購入する際に必要となるパスワードを要求する情報であって、前記制御手段は、前記第1の無線通信手段が正当なパスワードを受信することによって、商品を割引販売させることを特徴とする請求項15記載の自動販売機。
  19. 前記パスワードは、利用者がインターネット上の特定のサイトから得たものであることを特徴とする請求項18記載の自動販売機。
  20. 前記携帯端末は、少なくとも利用者が利用する金融機関の口座情報を予め記憶した記憶媒体を有し、前記自動販売機は、前記口座情報と商品を販売したときの金額情報とを関連付けて記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項15乃至19の何れかに記載の自動販売機。
  21. 前記記憶媒体は、前記携帯端末と着脱自在に外部接続されるとともに、情報を書き換え可能なメモリを内蔵したICカードであることを特徴とする請求項20記載の自動販売機。
  22. 前記自動販売機は、前記記憶手段に記憶された口座情報および金額情報を通信回線を介して前記金融機関に送信し、
    前記金融機関は、前記口座情報および前記金額情報に基づいて、利用者の口座から必要金額を引き落とすとともに、前記自動販売機を管理する営業所等の口座に振り込むことを特徴とする請求項20または21記載の自動販売機。
  23. 前記記憶手段は、前記営業所等の口座情報を予め記憶し、前記自動販売機は、前記営業所等の口座情報を前記利用者の口座情報および金額情報とともに前記金融機関に送信することを特徴とする請求項22記載の自動販売機。
  24. 前記携帯端末は、商品を購入するための価値情報を予め記憶する記憶手段を有し、前記自動販売機は、前記記憶手段の価値情報を、商品を販売する毎にこの商品の金額情報を減算した情報に書き換える書換手段を有することを特徴とする請求項15乃至19の何れかに記載の自動販売機。
  25. 前記記憶手段は、前記携帯端末に内蔵されるとともに、情報を書き換え可能な不揮発性メモリであることを特徴とする請求項24記載の自動販売機。
  26. 前記自動販売機と前記特定距離以下の範囲に設置されるとき、前記自動販売機の前記第1の無線通信手段との間で情報を送受信する第3の無線通信手段を備えた前記営業所等のための管理端末、を設けることを特徴とする請求項15乃至25の何れかに記載の自動販売機。
  27. 前記自動販売機と前記特定距離以上の範囲に設置されるとき、前記管理端末は通信回線を介して前記自動販売機との間で情報を送受信することを特徴とする請求項26記載の自動販売機。
  28. 前記管理端末は、少なくとも、商品に関する情報と自動販売機の動作に関する制御情報とを前記自動販売機に送信し、前記自動販売機は、少なくとも、販売情報と故障情報とを前記管理端末に送信することを特徴とする請求項26または27記載の自動販売機。
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