JP2002347261A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2002347261A
JP2002347261A JP2001152967A JP2001152967A JP2002347261A JP 2002347261 A JP2002347261 A JP 2002347261A JP 2001152967 A JP2001152967 A JP 2001152967A JP 2001152967 A JP2001152967 A JP 2001152967A JP 2002347261 A JP2002347261 A JP 2002347261A
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JP
Japan
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ink
carriage
flow path
jet printer
fan
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001152967A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Endo
克幸 遠藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドから吐出されるインクミストを回
収することにより、高品質な印字が得られ、かつ長期的
使用における外装ケースの汚れを防ぐことができるイン
クジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 キャリッジの記録紙排出側に印字ヘッド
近傍の雰囲気を吸引する気体流路と流路を吸引するファ
ンと排出する流路を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの印字機構
に関し、特に、インクジェットプリンタの微少インク滴
を回収して、本体および記録紙に付着するインク汚れと
その悪影響を減少させることができる印字機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】第2図は一般的な印字機構を設けたイン
クジェットプリンタの印字部を示すもので、14は記録
紙、20は記録紙14にたいして移動するキャリッジ、
21はキャリッジ20の移動をガイドするキャリッジガ
イド軸、22はインクを吐出する印字ヘッド、23は記
録紙14を送る紙送りローラ、24はプラテン、25は
印字された記録紙14を紙排出口に導く紙ガイドローラ
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第2図のように上記従
来の印字機構が設けられたインクジェットプリンタにお
いて、印字ヘッド22からのインクの吐出に伴ってイン
クミストが発生し、このインクミストがヘッド近傍から
紙出口にかけて浮遊し、記録紙14および外装の紙出口
付近に付着する。インクミスト自体は微少ではあるが、
インクジェットプリンタの高画質化および長期使用にお
ける外観の汚れという点でインクミストの付着が課題と
なっている。
【0004】従って本発明の目的は、印字ヘッド22か
ら吐出されるインクミストを回収することによって、ヘ
ッド近傍から紙出口および記録紙にインクミストが付着
することを防ぐものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、前記キャリッジに筒
状の気体流路と前記流路を吸引するファンを備えてい
る。このため印字ヘッドから吐出された浮遊しているイ
ンクミストは前記ファンで吸引され、ヘッド近傍から紙
出口および記録紙にインクミストが付着することを防
ぐ。この場合、請求項2記載の発明のように、請求項1
記載の発明において、紙出口近傍へのインクミスト付着
を防ぐためには前記気体流路がキャリッジの記録紙排出
側に備えることが効果的である。また、請求項3記載の
発明のように、吸引した気体を排出する筒状の気体流路
を備えることによって、プリンタ本体内部にミストを浮
遊させずに回収し、プリンタメカニズムにインクミスト
を付着することを防げる。
【0006】また請求項4記載の発明によれば、前記フ
ァンが前記キャリッジの移動により駆動されることによ
り、ファン駆動のための駆動源となる機構を省くことが
でき、 部品点数の削減が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
沿って説明する。第1図は本発明の一実施形態に係るプ
リンタの概略構成図である。図1に示すプリンタは、イ
ンクジェット方式で印刷を行うものであり、本体ケース
10a及びフロントケース10bで外装されている。本
体ケース10a内に印字ヘッド22やキャリッジ20、
紙送りローラ23等の印字機構と印字された記録紙14
を切断するオートカッタ(不図示)、プリンタを制御す
る基板(不図示)を内装しており、フロントケース10
b内にインクを充填したインクカートリッジ(不図示)
を内装している。
【0008】また、フロントケース10bには、インク
カートリッジを投入するためのインクカートリッジカバ
ー11が配置されている。インクカートリッジカバー1
1はフロントケース10bに対して回動自在に軸支され
ている。ユーザーは、このインクカートリッジカバー1
1を開放してインクカートリッジを交換できるようにな
っている。
【0009】本体ケース前部には、記録紙14が巻回さ
れたロール紙(不図示)を交換するためのロール紙カバ
ー12が配置されている。ロール紙カバー12は本体ケ
ース10aに対して回動自在に軸支され、紙ガイド部1
3と一緒に回動する。ユーザーは紙ガイド部13を操作
してカバーのロックを解除し、ロール紙カバー12を開
放してロール紙を交換できるようになっている。
【0010】プリンタの印刷時の動作は以下のようにな
る。プリンタはホストコンピュータで作成したデータを
受信すると、紙送りローラ23によってプリンタ本体内
部にある記録紙14が搬送される。記録紙にたいしてキ
ャリッジガイド軸21に沿って移動するキャリッジ20
上に搭載された印字ヘッド22は先端に多数のノズルを
整列配置しており、インクカートリッジによって供給さ
れるインクをこれらのノズルから噴射することにより記
録紙に印字を行う。印字された記録紙は紙ガイドローラ
25で搬送され、オートカッタで切断して、プリンタの
前面に配置された紙ガイド部13から外部に排出され
る。
【0011】第3図は本発明の実施形態に係る印字機構
の構造を説明する斜視図であり、第4図はその印字機構
の気体流路を説明する一部断面図である。キャリッジ2
0には印字ヘッド22とともにインクミスト吸引機構3
0を搭載する。インクミスト吸引機構30は印字ヘッド
22の紙出口側で、印字ヘッド22の発熱部を経由する
吸引流路31を配置し、記録紙14に対向する開口部が
形成され、吸引流路上方にはファン33とファン駆動機
構34を配置し、排気流路32と、排気されたインクミ
ストを付着させる吸収材35から構成される。
【0012】ファン駆動機構34はキャリッジ20の移
動によってプリンタメカニズムを支持するフレーム不動
部との位置関係により回転する輪列を備え、キャリッジ
20の左右往復運動でもファンが一定方向に回転するよ
うに遊星歯車を内蔵している。
【0013】以上の如く、キャリッジの記録紙排出側に
気体流路と流路を吸引するファンと排出する流路と排出
したインクミストを回収する吸収材を備えている。
【0014】このため、インク滴を吐出して印字を行う
際に印字ヘッド近傍に発生するインクミストは気体流路
を通してファンで吸引され、排出流路を経て吸収材に吹
き付けられることにより、記録紙および紙出口近傍外装
に付着することなく、高品質の記録紙を得ることがで
き、外装ケースを汚すこともない。また印字ヘッド発熱
部を経由することにより、印字ヘッドの冷却となる。以
上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施
形態において示された事項に限定されず、特許請求の範
囲および発明の詳細な説明の記載、並びに周知の技術に
基づいて、当業者がその変更・応用を行うことができる
範囲が含まれている。
【0015】例えば、上述した実施形態では、ファン駆
動機構はキャリッジの左右往復運動でもファンが一定方
向に回転するように遊星歯車を内蔵したが、クラッチを
利用した一方向の動力のみを取り出す機構でも良い。ま
たファンは正逆回転を行うが、気体吸引流路に弁を配置
し、吸引のみを行う機構でも良い。
【0016】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、キャリッジ
に筒状の気体流路と前記流路を吸引するファンを備えて
いることにより、印字ヘッドから吐出された浮遊してい
るインクミストは前記ファンで吸引され、ヘッド近傍か
ら紙出口および記録紙にインクミストが付着することを
防ぐ。また、紙出口近傍へのインクミスト付着を防ぐた
めには前記気体流路がキャリッジの記録紙排出側に備え
ることが効果的である。また、吸引した気体を排出する
筒状の気体流路を備えることによって、プリンタ本体内
部にミストを浮遊させずに回収し、プリンタメカニズム
にインクミストを付着することを防げる。そして、前記
ファンが前記キャリッジの移動により駆動されることに
より、ファン駆動のための駆動源となる機構を省くこと
ができ、部品点数の削減が可能となる。また、気体流路
が印字ヘッド発熱部を経由することによって印字ヘッド
の冷却が可能となる。このように、インクミストのない
高品質な印字を得られ、かつ長期使用においても外装ケ
ースが汚れて外観を損なうことのないインクジェットプ
リンタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプリンタの概略構成
図である。
【図2】一般的な印字機構を設けたプリンタの概略構成
図である。
【図3】本発明の実施に係る印字機構を示す概略図であ
る。
【図4】本発明の実施に係る印字機構を示す一部断面説
明図である。
【符号の説明】
10a 本体ケース 10b フロントケース 11 インクカートリッジカバー 12 ロール紙カバー 13 紙ガイド部 14 記録紙 20 キャリッジ 21 キャリッジガイド軸 22 印字ヘッド 23 紙送りローラ 24 プラテン 25 紙送りガイドローラ 30 インクミスト吸引機構 31 吸引流路 32 排気流路 33 ファン 34 ファン駆動機構 35 吸収材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して記録紙に印字を行う印
    字ヘッドと、前記印字ヘッドを搭載し、前記記録紙にた
    いして移動するキャリッジを備えたインクジェットプリ
    ンタにおいて、前記キャリッジに筒状の気体流路と前記
    流路を吸引するファンを備えたことを特徴とするインク
    ジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記気体流路を前記キャリッジの前記記
    録紙排出側に備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェットプリンタ
  3. 【請求項3】 吸引した気体を排出する筒状の気体流路
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のインクジェットプリンタ
  4. 【請求項4】 前記ファンが前記キャリッジの移動によ
    り駆動されることを特徴とする請求項1〜3何れかに記
    載のインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記気体流路が印字ヘッド発熱部を経由
    することを特徴とする請求項1〜4何れかに記載のイン
    クジェットプリンタ。
JP2001152967A 2001-05-22 2001-05-22 インクジェットプリンタ Withdrawn JP2002347261A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137483A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ
US7971989B2 (en) 2005-12-07 2011-07-05 Seiko Epson Corporation Printer used with rolled sheet
JP2012011710A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014188927A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Seiko Epson Corp 液体吐出装置

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Effective date: 20080805