JP2002327622A - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
- Publication number
- JP2002327622A JP2002327622A JP2001132526A JP2001132526A JP2002327622A JP 2002327622 A JP2002327622 A JP 2002327622A JP 2001132526 A JP2001132526 A JP 2001132526A JP 2001132526 A JP2001132526 A JP 2001132526A JP 2002327622 A JP2002327622 A JP 2002327622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- combustion engine
- internal combustion
- ignition plug
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B23/00—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
- F02B23/08—Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B2031/006—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air intake valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F3/00—Pistons
- F02F3/26—Pistons having combustion chamber in piston head
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
燃機関のピストンを提供する。 【解決手段】 ピストン本体2が収容されたシリンダ1
aの開口部を覆うシリンダヘッド4の内壁面4aに、シ
リンダヘッド4に設けられた点火プラグ5を挟んで対向
するよう吸気弁6と排気弁7を開閉自在に設けた内燃機
関のピストンであって、ピストン本体2の冠面2aに、
吸気弁6の開放とともにシリンダ1a内に吸入された混
合気を、旋回させながら点火プラグ5へ直接向かわせる
凹部2bを形成したもので、吸気弁6の開放とともにシ
リンダ1a内に吸入された混合気が点火プラグ5へ達す
るまでの旋回距離を短縮することができるため、混合気
が点火プラグ5に達する前に点火プラグ5が点火されて
しまうことがなく、これによって内燃機関の高速回転域
でも、良好な燃焼作用が得られるようになる。
Description
混合気が、旋回されながら点火プラグへ達するまでの旋
回距離を短縮した内燃機関のピストンに関する。
収容された内燃機関にあっては、シリンダヘッドに設け
られた吸気ポートよりシリンダ内の燃焼室に吸入された
混合気は、燃焼室内で旋回されながら点火プラグ付近へ
と達した後、点火プラグにより点火されて燃焼されるよ
うになっている。
く燃焼されるよう、予めピストンの冠面に、吸気弁と対応
するようほぼ楕円状の凹部を形成して、これら凹部によ
り混合気を燃焼室の軸方向に旋回させるようにした内燃
機関のピストンが、例えば特開平9−317555号公
報などで提案されている。
ダヘッドに設けられた一対の吸気弁と対応するようピス
トンの冠面にほぼ楕円状の凹部を形成して、吸気弁回り
に形成される開口より吸入された混合気に、互いに並列
して流動する水平軸回りの一対の旋回流を形成するよう
にしたもので、旋回流により凹部内の付着燃料が良好に
除去されるため、デポジットの形成を阻止できるなどの
効果を有している。
機関のピストンのように、冠面にほぼ楕円状の凹部を形
成して、これら凹部により水平軸回りの一対の旋回流を
形成するようにしたものでは、複数の吸気ポートより燃
焼室内に吸入された混合気は、シリンダヘッドの内壁面
に沿って排気弁側へと進行し、さらにシリンダ内面に沿
ってピストン冠面に達した後、ピストン冠面に形成され
た凹部により再びシリンダヘッドの内壁面側へ旋回さ
れ、シリンダヘッドに設けられた点火プラグに到達する
ようになっている。
ラグへ達するまでの旋回距離が長いことから、内燃機関
の高速回転域では、混合気が点火プラグに達する前に点
火プラグが点火されてしまうことがあり、良好な燃焼作
用が得られないなどの問題があった。
めになされたもので、燃焼室内に吸入された混合気が旋
回しながら点火プラグへ達するまでの旋回距離を短縮し
た内燃機関のピストンを提供して、高速回転域でも良好
な燃焼作用が得られるようにすることを目的とするもの
である。
本発明の内燃機関のピストンは、ピストン本体が収容さ
れたシリンダの開口部を覆うシリンダヘッドの内壁面
に、シリンダヘッドに設けられた点火プラグを挟んで対
向するよう吸気弁と排気弁を開閉自在に設けた内燃機関
のピストンであって、ピストン本体の冠面に、吸気弁の
開放とともにシリンダ内に吸入された混合気を、旋回さ
せながら点火プラグへ直接向かわせる凹部を形成したも
のである。
リンダ内の燃焼室に吸入された混合気は、ピストン冠面
に形成された凹部により旋回流となって点火プラグへ直
接向かうため、吸気弁より吸入されてから点火プラグへ
達するまでの旋回距離を短縮することができ、これによ
って混合気が点火プラグに達する前に点火プラグが点火
されてしまうことがなくなるため、内燃機関の高速回転
域でも良好な燃焼作用が得られるようになる。
のピストンは、凹部を点火プラグの下方付近から排気弁
の下方にかけて形成すると共に、凹部の底面に、凹部に
達した旋回流を点火プラグへ直接向かわせる傾斜面を形
成したものである。
とんどが、凹部底面の傾斜面に案内されて点火プラグ方
向へ直接向かい、点火プラグを超えて吸気弁側へ旋回さ
れる旋回流が低減されるため、さらに良好な燃焼作用が
得られるようになる。
のピストンは、凹部に吸気弁より吸入された混合気を直
接受けた部分から、ピストンの周方向へ旋回させる延出
部を形成し、かつ延出部の先端に、旋回流を点火プラグ
へ向かわせる傾斜面を形成したものである。
り排気弁側に形成された傾斜面と、延出部に形成された
傾斜面の協同作用により旋回流を点火プラグまでもって
行くことができるため、凹部内より混合気が漏れること
がなく、これによって凹部に達した旋回流を無駄なく、
かつ確実に点火プラグへ向かわせることができるように
なる。
のピストンは、延出部の外周部に、旋回流の主流より副
流を分岐させる分岐路を形成したものである。
延出部以外のところへ漏れるのを分岐路が阻止するた
め、凹部に達した旋回流を無駄なく、かつ確実に点火プ
ラグへ向かわせることができるようになる。
のピストンは、延出部及び/または分岐路を、入口側が
広くかつ出口が順次狭くなるよう形成したものである。
たは分岐路内に収集しやすくなると同時に流速を上げる
ことができるため、分岐路により分岐された副流は、速
度を上げながら点火プラグへ達するようになり、これに
よって主流より遅れて点火プラグへ達することが少な
い。
のピストンは、ピストン本体が収容されたシリンダの開
口部を覆うシリンダヘッドの内壁面に、シリンダヘッド
に設けられた点火プラグを挟んで対向するよう吸気弁と
排気弁を開閉自在に設けた内燃機関のピストンであっ
て、ピストン本体の冠面に、吸気弁の開放とともにシリ
ンダ内に吸入された混合気を、旋回させながら点火プラ
グへ直接向かわせる平面ほぼC字形の凹部を形成したも
のである。
リンダ内の燃焼室に吸入された混合気が、旋回流となっ
て点火プラグへ達するまでの旋回距離を短縮することが
できるため、混合気が点火プラグに達する前に点火プラ
グが点火されてしまうことがなく、これによって内燃機
関の高速回転域でも、良好な燃焼作用が得られるように
なる。
が、中央付近に発生する旋回流を包み込むようにして点
火プラグへと向かわせるため、凹部に達した旋回流を無
駄なく、かつ確実に点火プラグへ向かわせることができ
るようになる。
のピストンは、C字形凹部の開放端部を、ほぼ直線状に
向かい合うよう屈曲させたものである。
流出するのを極力抑制することができるため、混合気を
確実に点火プラグへ直接向かわせることができる。
して詳述する。
冠面の平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図であ
る。
数のシリンダ1aが形成されていて、これらシリンダ1
a内にピストン本体2が摺動自在に収容されている。
1a内に形成された燃焼室3の開口部を閉鎖するようシ
リンダヘッド4が設けられており、シリンダヘッド4の
燃焼室3と合致する内壁面4aは、頂部に点火プラグ5
が着脱自在に取付けられたほぼ逆V字形のテーパ面とな
っている。
には、一対の吸気ポート4bが形成され、他方には一対
の排気ポート4cが点火プラグ5を挟んで対向するよう
形成されていて、吸気ポート4bの燃焼室3側開口部に
吸気弁6が、そして排気ポート4cの燃焼室3側開口部
に排気弁7がそれぞれ開閉自在に設けられている。
より開閉されるようになっていて、吸気弁6の開放とと
もに吸気ポート4bより燃焼室3内に空気と液体燃料の
混合気が吸入されると共に、排気弁7の開放とともに燃
焼後の排ガスが排気ポート4cへ排出されるようになっ
ている。
本体2の冠面2aには、吸気弁6の開放とともに吸気ポ
ート4bより燃焼室3内に吸入された混合気を、点火プ
ラグ5方向へ直接旋回させる凹部2bが形成されてい
る。
れた混合気が旋回されながら点火プラグ5へ達するまで
の旋回距離を短縮するため、図1に示すように平面ほぼ
C字形に形成されている。
放端2cが吸気弁6の下方に位置するようになってい
て、開放端2cはほぼ直線状に向かい合うように屈曲さ
れており、凹部2bの外周円はピストン本体2の外周面
とほぼ同心円に形成され、内周円は点火プラグ5の周囲
を囲むように形成されている。
4の内壁面4aの排気弁7側のテーパ面に沿って旋回さ
れながら凹部2bに到達した旋回流が、点火プラグ5方
向へ直接向かうように円弧状の傾斜面に形成されてい
る。
作用を説明すると、燃焼機関の運転とともに回転される
カムにより吸気弁6が開放されると、吸気ポート4bよ
りシリンダ1a内の燃焼室3に混合気が吸入される。
た混合気の旋回流8は、図2に示すようシリンダヘッド
4の内壁面4aに沿って排気弁7側へ進行した後、ピス
トン本体2の冠面2aに形成されたほぼC字形の凹部2
b内に到達する。
2bの外周円に沿って開放端2c側へと進行すると同時
に、一部が凹部2bの底面に案内されて小さく旋回され
ながら点火プラグ5へ直接向うようになると共に、凹部
2bの両端部2cは、ほぼ直線状に向かい合うように屈
曲されているため、旋回流8は吸気ポート側へ流出する
のが抑制されて点火プラグ5へ直接向かうようになる。
内に吸入された混合気の旋回流は、凹部2bの外周に沿
って開放端2c側へ進行し、ピストン本体2の冠面2a
に形成された凹部2bの底面に案内されて小さく旋回さ
れながら点火プラグ5へ向かう旋回流を包み込むように
し、かつ両開放端2cにより直接点火プラグ5へよう旋
回された旋回流と干渉することもなく、直接点火プラグ
5へ到達するため、旋回流8の旋回距離が大幅に短縮さ
れ、その結果混合気が点火プラグ5に達する前に点火プ
ラグ5が点火されてしまうことがないため、高速回転域
でも良好な燃焼作用が得られるようになる。
冠面2aに形成された凹部2bの変形例を示すもので、
次にこれら変形例について説明する。
体2の冠面2aにほぼ繭形の凹部2bを形成したもの
で、凹部2bの外周円はピストン本体2の外周面とほぼ
同心円となっており、内周円はピストン本体2の中心付
近で小さく湾曲された構成となっている。
り燃焼室3内に吸入された混合気が旋回流8となって凹
部2bに達したところで、図3及び図4に示すように外
周円と内周面を結ぶ曲線2dに沿って旋回流8が直接点
火プラグ5へ向うようになるため、前記実施の形態と同
様に、旋回流8の旋回距離を短縮することができると共
に、この変形例によれば、外周側へ流出しようとする旋
回流を確実に点火プラグ5へ向かわせることができ
る。。
体2の冠面2aにほぼ蛤形の凹部2bを形成したもの
で、凹部2bの外周円はピストン本体2の外周面とほぼ
同心円となっていると共に、外周円の両端がピストン本
体2の中心に向う曲線2eに連接された構成となってい
る。
り燃焼室3内に吸入された混合気が旋回流8となって凹
部2bに達したところで、図5及び図6に示すように外
周円と中心を結ぶ曲線2eに沿って旋回流8が直接点火
プラグ5へ向うようになるため、前記実施の形態と同様
に、旋回流8の旋回距離を短縮することができる。
体2の冠面2aに形成されたほぼ繭形の凹部2bに、外
周円に沿って分岐路2fを形成したもので、凹部2bの
外周円はピストン本体2の外周面とほぼ同心円となって
おり、内周円はピストン本体2の中心付近で小さく湾曲
された構成となっている。
り燃焼室3内に吸入された混合気が旋回流8となって凹
部2bに達したところで、外周円と内周円を結ぶ曲線2
dに沿って旋回流8の主流8aが直接点火プラグ5へ向
うと同時に、外周側に流出した混合気が分岐路2fによ
り主流8aより分岐された副流8bがシリンダヘッド4
の内壁面4aに沿って点火プラグ5方向へ旋回されるた
め、前記実施の形態と同様に、旋回流8の旋回距離を短
縮することができる。
図8に示す変形例で説明した分岐路2fの入口側の幅を
広くして、より多くの副流8bが主流8aより分岐され
るようにしたもので、前記実施の形態と同様に、旋回流
8の旋回距離を短縮することができると共に、分岐路2
fにより分岐された副流8bは、速度を上げながら点火
プラグ5へ達するため、主流8aより遅れて点火プラグ
5へ達することが少ない。
2bの外周部に分岐路2fを一対設けたが、複数対設け
ても勿論よい。
た凹部2bの開放端2cの幅をほぼ等しくしたが、先端
側へ向かって順次狭くなるように形成してもよく、この
場合旋回流の流速を上げることができる。
本体が収容されたシリンダの開口部を覆うシリンダヘッ
ドの内壁面に、シリンダヘッドに設けられた点火プラグ
を挟んで対向するよう吸気弁と排気弁を開閉自在に設け
た内燃機関のピストンであって、ピストン本体の冠面
に、吸気弁の開放とともにシリンダ内に吸入された混合
気を、旋回させながら点火プラグへ直接向かわせる凹部
を形成したことから、吸気弁の開放とともにシリンダ内
の燃焼室に吸入された混合気は、ピストン冠面に形成さ
れた凹部により旋回流となって点火プラグへ直接向かう
ため、吸気弁より吸入されてから点火プラグへ達するま
での旋回距離を短縮することができ、これによって混合
気が点火プラグに達する前に点火プラグが点火されてし
まうことがなくなるため、内燃機関の高速回転域でも良
好な燃焼作用が得られるようになる。
弁の下方にかけて形成すると共に、凹部の底面に、凹部
に達した旋回流を点火プラグへ直接向かわせる傾斜面を
形成したことから、凹部に達した混合気のほとんどが、
凹部底面の傾斜面に案内されて点火プラグ方向へ直接向
かい、点火プラグを超えて吸気弁側へ旋回される旋回流
が低減されるため、さらに良好な燃焼作用が得られると
共に、凹部に吸気弁より吸入された混合気を直接受けた
部分から、ピストンの周方向へ旋回させる延出部を形成
し、かつ延出部の先端に、旋回流を点火プラグへ向かわ
せる傾斜面を形成したことから、点火プラグの下方付近
より排気弁側に形成された傾斜面と、延出部に形成され
た傾斜面の協同作用により旋回流を点火プラグまでもっ
て行くことができるため、凹部内より混合気が漏れるこ
とがなく、これによって凹部に達した旋回流を無駄な
く、かつ確実に点火プラグへ向かわせることができるよ
うになる。
り副流を分岐させる分岐路を形成したことから、延出部
に達した旋回流が延出部以外のところへ漏れるのを分岐
路が阻止するため、凹部に達した旋回流を無駄なく、か
つ確実に点火プラグへ向かわせることができると共に、
延出部及び/または分岐路を、入口側が広くかつ出口が
順次狭くなるよう形成したことから、混合気を延出部及
び/または分岐路内い収集しやすくなると同時に流速を
上げることができるため、分岐路により分岐された副流
は、速度を上げながら点火プラグへ達するようになり、
これによって主流より遅れて点火プラグへ達することが
少ない。
開口部を覆うシリンダヘッドの内壁面に、シリンダヘッ
ドに設けられた点火プラグを挟んで対向するよう吸気弁
と排気弁を開閉自在に設けた内燃機関のピストンであっ
て、ピストン本体の冠面に、吸気弁の開放とともにシリ
ンダ内に吸入された混合気を、旋回させながら点火プラ
グへ直接向かわせる平面ほぼC字形の凹部を形成したこ
とから、吸気弁の開放とともにシリンダ内の燃焼室に吸
入された混合気が、旋回流となって点火プラグへ達する
までの旋回距離を短縮することができるため、混合気が
点火プラグに達する前に点火プラグが点火されてしまう
ことがなく、これによって内燃機関の高速回転域でも、
良好な燃焼作用が得られるようになると共に、凹部の外
周円に沿って進行する旋回流が、中央付近に発生する旋
回流を包み込むようにして点火プラグへと向かわせるた
め、凹部に達した旋回流を無駄なく、かつ確実に点火プ
ラグへ向かわせることができるようになる。
状に向かい合うよう屈曲させたことから、旋回流が凹部
から外側へ流出するのを極力抑制することができるた
め、混合気を確実に点火プラグへ直接向かわせることが
できる。
を示す平面図である。
(ロ)は図1のB−B線に沿う断面図である。
の変形例を示す平面図である。
の変形例を示す平面図である。
の変形例を示す平面図である。
の変形例を示す平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ピストン本体が収容されたシリンダの開
口部を覆うシリンダヘッドの内壁面に、前記シリンダヘ
ッドに設けられた点火プラグを挟んで対向するよう吸気
弁と排気弁を開閉自在に設けた内燃機関のピストンであ
って、前記ピストン本体の冠面に、前記吸気弁の開放と
ともに前記シリンダ内に吸入された混合気を、旋回させ
ながら前記点火プラグへ直接向かわせる凹部を形成した
ことを特徴とする内燃機関のピストン。 - 【請求項2】 前記凹部を、前記点火プラグの下方付近
から前記排気弁の下方にかけて形成すると共に、前記凹
部の底面に、前記凹部に達した旋回流を前記点火プラグ
へ直接向かわせる傾斜面を形成してなる請求項1に記載
の内燃機関のピストン。 - 【請求項3】 前記凹部に、前記吸気弁より吸入された
混合気を直接受けた部分から、前記ピストンの周方向へ
旋回させる延出部を形成し、かつ前記延出部の先端に、
混合気を前記点火プラグへ向かわせる傾斜面を形成して
なる請求項2に記載の内燃機関のピストン。 - 【請求項4】 前記延出部の外周部に、旋回流の主流よ
り副流を分岐させる分岐路を形成してなる請求項3に記
載の内燃機関のピストン。 - 【請求項5】 前記延出部及び/または前記分岐路を、
入口側が広くかつ出口が順次狭くなるよう形成してなる
請求項4に記載の内燃機関のピストン。 - 【請求項6】 ピストン本体が収容されたシリンダの開
口部を覆うシリンダヘッドの内壁面に、前記シリンダヘ
ッドに設けられた点火プラグを挟んで対向するよう吸気
弁と排気弁を開閉自在に設けた内燃機関のピストンであ
って、前記ピストン本体の冠面に、前記吸気弁の開放と
ともに前記シリンダ内に吸入された混合気を、旋回させ
ながら前記点火プラグへ直接向かわせる平面ほぼC字形
の凹部を形成したことを特徴とする内燃機関のピスト
ン。 - 【請求項7】 前記C字形凹部の開放端部を、ほぼ直線
状に向かい合うよう屈曲させてなる請求項6に記載の内
燃機関のピストン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132526A JP2002327622A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 内燃機関のピストン |
US10/131,032 US6705281B2 (en) | 2001-04-27 | 2002-04-25 | Piston for an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001132526A JP2002327622A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 内燃機関のピストン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002327622A true JP2002327622A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18980527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001132526A Pending JP2002327622A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 内燃機関のピストン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6705281B2 (ja) |
JP (1) | JP2002327622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220118A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関、シリンダヘッドおよびピストン |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005351200A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Toyota Motor Corp | 筒内噴射式火花点火内燃機関 |
JP2015124659A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | トヨタ自動車株式会社 | 火花点火式内燃機関の燃焼室構造 |
US10526953B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-01-07 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10465629B2 (en) * | 2017-03-30 | 2019-11-05 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine having piston with deflector channels and complementary cylinder head |
US11041456B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-06-22 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10590813B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-03-17 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10753308B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-08-25 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10989138B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-04-27 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10590834B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-03-17 | Quest Engines, LLC | Internal combustion engine |
US10598285B2 (en) | 2017-03-30 | 2020-03-24 | Quest Engines, LLC | Piston sealing system |
JP6894981B2 (ja) | 2017-04-28 | 2021-06-30 | クエスト エンジンズ,エルエルシー | 可変容積室デバイス |
US10883498B2 (en) | 2017-05-04 | 2021-01-05 | Quest Engines, LLC | Variable volume chamber for interaction with a fluid |
US10808866B2 (en) | 2017-09-29 | 2020-10-20 | Quest Engines, LLC | Apparatus and methods for controlling the movement of matter |
WO2019147797A2 (en) | 2018-01-26 | 2019-08-01 | Quest Engines, LLC | Audio source waveguide |
US10753267B2 (en) | 2018-01-26 | 2020-08-25 | Quest Engines, LLC | Method and apparatus for producing stratified streams |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69300991T2 (de) * | 1992-02-28 | 1996-06-13 | Mitsubishi Motors Corp | Brennkraftmaschine mit geschichteter Verbrennung |
JPH08246877A (ja) * | 1995-03-06 | 1996-09-24 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の燃焼室構造 |
CN1083527C (zh) * | 1995-03-28 | 2002-04-24 | 三菱自动车工业株式会社 | 缸内喷油式内燃机 |
AT407425B (de) * | 1995-05-03 | 2001-03-26 | Avl Verbrennungskraft Messtech | Brennkraftmaschine mit fremdzündung |
DE19713028C2 (de) * | 1996-04-01 | 2000-02-24 | Avl List Gmbh | Viertakt-Brennkraftmaschine mit Fremdzündung |
DE19713029C2 (de) * | 1996-04-01 | 2000-02-24 | Avl List Gmbh | Viertakt-Brennkraftmaschine mit Fremdzündung |
DE19713030C2 (de) * | 1996-04-01 | 2000-02-24 | Avl List Gmbh | Viertakt-Brennkraftmaschine mit Fremdzündung |
JPH09317555A (ja) | 1996-05-29 | 1997-12-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のピストンの頂面構造 |
US5878712A (en) * | 1996-09-20 | 1999-03-09 | Fev Motorentechnik Gmbh & Co. Kg | System for the direct injection of fuel in internal-combustion engines |
AT1974U1 (de) * | 1997-02-10 | 1998-02-25 | Avl List Gmbh | Viertakt-brennkraftmaschine |
AT2333U1 (de) * | 1997-08-11 | 1998-08-25 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit fremdzündung |
AT2378U1 (de) * | 1997-08-28 | 1998-09-25 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit fremdzündung |
AT2432U1 (de) * | 1997-10-16 | 1998-10-27 | Avl List Gmbh | Brennkraftmaschine mit fremdzündung |
JP2002511549A (ja) * | 1998-04-10 | 2002-04-16 | ルノー | 制御された点火および直接噴射を有する内燃エンジン |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001132526A patent/JP2002327622A/ja active Pending
-
2002
- 2002-04-25 US US10/131,032 patent/US6705281B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220118A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関、シリンダヘッドおよびピストン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6705281B2 (en) | 2004-03-16 |
US20020157638A1 (en) | 2002-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002327622A (ja) | 内燃機関のピストン | |
JPH07150945A (ja) | 4サイクルエンジンの燃焼室構造 | |
US6655347B2 (en) | Intake port of internal combustion engine | |
JP2009228479A (ja) | ターボチャージャ | |
CA1280651C (en) | Combustion engine, particularly ignited four stroke engine | |
JPH1150907A (ja) | 内燃機関のピストン | |
JPH10317975A (ja) | 筒内直接噴射式火花点火機関 | |
US7137380B1 (en) | Internal combustion engine with ignition plug and vehicle provided with the same | |
KR20010041124A (ko) | 내연기관 | |
JP2003343351A (ja) | 内燃機関のピストン | |
TWI475154B (zh) | Two-stroke engine air filter | |
JP2971205B2 (ja) | 多弁式エンジンの吸気制御装置 | |
JPH0232826Y2 (ja) | ||
US6722337B2 (en) | Spark ignition internal combustion engine | |
JPH0320502Y2 (ja) | ||
JP2797811B2 (ja) | 渦流室式ディーゼル機関の燃焼室 | |
JP2872760B2 (ja) | 2サイクルエンジンの排気装置 | |
JP2006258092A (ja) | レジャービィークル用エンジン | |
JPS62623A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JPS6085222A (ja) | エンジンの吸気通路 | |
JP3334064B2 (ja) | エンジンの吸気制御装置 | |
JPH02176112A (ja) | エンジンの燃焼室 | |
JP3019045B2 (ja) | 筒内噴射型内燃機関 | |
JPH0211819A (ja) | 内燃機関の燃焼室 | |
FR2673705A1 (fr) | Chambre de combustion de turbomachine munie d'un dispositif anti-cokefaction du fond de ladite chambre. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031225 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060328 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060829 |