JP2002326740A - 画像記録装置における重送検知装置 - Google Patents

画像記録装置における重送検知装置

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JP2002326740A
JP2002326740A JP2001136529A JP2001136529A JP2002326740A JP 2002326740 A JP2002326740 A JP 2002326740A JP 2001136529 A JP2001136529 A JP 2001136529A JP 2001136529 A JP2001136529 A JP 2001136529A JP 2002326740 A JP2002326740 A JP 2002326740A
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秀樹 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙を無駄にすることなく、なるべく記録ス
ピードを損ねることなく重送を検知することができる記
録装置における重送検知装置を提供すること。 【構成】 重ねられて置かれた複数枚の用紙から1枚ず
つ送り出して搬送する装置を備える画像記録装置におけ
る重送検知装置において、画像記録装置において記録が
行われる用紙の先に記録が行われる用紙端を検出する手
段と、画像記録装置において記録が行われる用紙の記録
面側に該用紙以外の用紙を検出する手段(投光部111
とセンサ部112)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置にお
ける重送検知装置に関する。
【0002】
【従来技術】所定の大きさにカットされた用紙を搬送す
る搬送路を有する複写機やプリンター等の画像形成装置
においては、シートフィーダや給紙トレイから用紙を1
枚ずつ搬送してその用紙上に画像を形成するが、このと
き用紙が2枚以上重なった状態で搬送される重送が生じ
た場合には、この重送された用紙が搬送路での紙詰まり
の原因となったり、画像形成後の用紙に白紙が混入され
た状態を生じたりし、最終的に希望する出力結果が本来
その記録装置が持ち合わせている記録スピードで得られ
ない。そのため、この種の装置は用紙の重送を検知する
重送検知装置を備えているることが多い。
【0003】一般に重送検知装置は、用紙の搬送路に用
紙の厚さを検出するセンサ(透過型フォトセンサや揺動
アームを利用したもの等)で用紙厚を検出し、これを予
め設定した値と比較することによって重送を検知してい
る。
【0004】しかし、検出した用紙厚を予め設定した値
と比較する方法では、用紙のばらつきや厚さが異なる多
種の用紙に対応することが困難である。このため、例え
ば特開平3−192050号公報等には、搬送路に用紙
の厚さを検出するセンサを配し、このセンサが検出した
給紙後のn枚目の用紙厚さデータに予め設定した所定の
値を乗じ、この値とn+1枚目の用紙厚さデータを比較
することによって、用紙の重送を検知する用紙の重送検
知装置が提案されている。
【0005】又、上記装置の改良として、特開平11−
116101号公報には、搬送路に用紙の厚さを検出す
るセンサを配し、このセンサが検出した給紙後の用紙厚
さデータとこれまで給紙した用紙厚の平均値を算出し、
両者を比較することによって重送を検知する方法が開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の特開
平3−192050号公報で提案されている技術では、
給紙後のn枚目の用紙厚さデータに予め設定した所定の
値を乗じ、この値とn+1枚目の用紙厚さデータを比較
することによってn+1枚目の用紙の重送を検知してい
るため、給紙後1枚目に搬送される用紙の重送を検知す
ることができないという問題があった。
【0007】又、特開平11−116101号公報に開
示されている技術では、重送の検出精度は向上するもの
の、最終出力結果においては用紙に白紙が混入された状
態を生じさせてしまう。
【0008】上記問題を解決するため、給紙トレイのセ
ット後に自動的に用紙を1枚以上搬送し、これを基準値
として次に搬送される用紙の重送を検知することも提案
されているが、自動的に搬送した分の用紙が無駄になっ
てしまう。
【0009】又、基準値の比較を得るために自動搬送し
た用紙が既に重送であった場合には、以降の重送検知が
正常に行えないことになる。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、用紙を無駄にすることなく、
なるべく記録スピードを損ねることなく重送を検知する
ことができる記録装置における重送検知装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、重ねられて置かれた複数枚の用紙から1
枚ずつ送り出して搬送する装置を備える画像記録装置に
おける重送検知装置において、画像記録装置において記
録が行われる用紙の先に記録が行われる用紙端を検出す
る手段と、画像記録装置において記録が行われる用紙の
記録面側に該用紙以外の用紙を検出する手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】図1は画像記録装置の給紙部及び印宇部を
示す図であり、本実施の形態ではインクジェット方式の
記録装置に関してその構成を説明する。
【0014】図1において、101は印字を行うための
印字ヘッドであり、この記録ヘッド101は紙面垂直方
向に摺動して記録紙103に印字を行う。102は記録
紙を積載するASF(Auto Sheet Feeder )、103は
カットされた記録紙である。104はレジストローラ、
105は搬送ローラ、106は排紙ローラ、107はプ
ラテンである。又、111はLEDを内蔵した投光部、
112はフォトセンサを内蔵したセンサ部である。
【0015】而して、ASF102に積載された記録紙
103は不図示のピックアップローラにより1枚ずつ給
紙され、レジストローラ104まで搬送される。レジス
トローラ104では記録紙103の先端が突き当たり、
記録紙103の斜交が無くなるように一時的に記録紙1
03を送るための回転は行わない。レジストがレジスト
ローラ104部分において調整され、レジストローラ1
04は回転を開始し、記録紙103はレジストローラ1
04の回転によって、投光部111とセンサ部112の
間をLEDの光を遮りながら搬送される。記録紙103
の先端はやがて搬送ローラ105に突き当たり、搬送ロ
ーラ105によって搬送される。
【0016】記録紙103はその印字方法によって、プ
ラテン107上の決められた位置に毎回停止し、記録ヘ
ッド101によって印字が行われる。
【0017】以上記録紙103の搬送停止、記録ヘッド
101の印字を繰り返しながら記録画像を記録紙103
上に形成していく。又、記録紙103は排紙ローラ10
6によって印字中には搬送ローラ105に同期して搬送
されるが、記録が終了すると記録紙103を排紙するた
めに排紙ローラ106が回転する。
【0018】上記構成でASF102に積載された記録
紙103はピックアップローラで給紙されるが、その
際、印字が行われる一番上に積載されている記録紙10
3とその直下の記録紙103とが上手く分離されないで
本来1枚だけ給紙される筈が2枚以上になることがあ
る。又、分離は上手くいくが、1枚目の記録紙103の
給紙中にやはり直下の記録紙103が移動を開始してし
まうこともある。以上を総称して重送と呼んでいるが、
多くは分離が上手くいかず、記録紙2枚がほぼ重なって
給紙される場合と、1枚目又は2枚目どちらかが先行し
て給紙される場合がある。
【0019】図2は図1で説明した投光部111とセン
サ部112及び記録紙203の関係を示す図であり、重
送の検出及び記録紙103の先端検出に利用され、給紙
された記録紙103はLED201とフォトセンサ20
2の間を通過し、LED201の投光光を遮ることによ
り記録紙103の有無を検出すると同時に、フォトセン
サ202の出力をモニタすることでによって通過する記
録紙103に重送があるか否かの検出も行う。
【0020】図3は通常の重送がない場合におけるフォ
トセンサ202の出力信号を決められた記録紙103に
おける記録紙103の搬送に合わせて示した図であり、
信号の301の部分は記録紙101が無い場合、即ちL
ED201の光が全てフォトセンサ202に受光されて
いる場合で、303の部分は記録紙103がLED20
1からの光を遮っている状態を、即ち記録紙103が搬
送のためにLED201とフォトセンサ202の間を送
られていく状態を示している。ここで、LED201と
フォトセンサ202の間を通過する記録紙103に重送
があった場合、フォトセンサ202の出力は図3に示す
信号波形とは違ったものとなる。
【0021】図4(A)〜(C)はそれぞれ先に説明し
た図2の重送検出部を通過する重送を起こした場合の記
録紙103の状態と図3で示した出力信号を示す図であ
る。
【0022】図4(A)は積載された記録紙の給紙され
るべき記録紙402より1枚下に積載されている記録紙
401が何らかの理由で先に搬送された場合の状態を示
している。図4(B)は(A)とは逆に本来記録される
べき記録紙402のそれより下に積載されている記録紙
401が遅れて搬送された場合の状態を示している。
又、図4(C)は記録紙401と記録紙402が上手く
分離されないで同時に給紙されて搬送された場合の状態
を示している。ここで、図4(A)に示す状態では、記
録紙401がLED201の光を遮り、出力信号は30
1から303のレベルに移行する。
【0023】しかしながら、記録紙401のLED20
1側に記録紙402が記録紙401に合わせて搬送され
てくるために出力信号は一度404のレベルまで下が
り、やがて記録紙2枚でLED201を遮光した場合の
出力信号403になっている。このとき、記録紙402
の先端がLED201側に位置しているために記録紙4
02の先端による乱反射の影響で出力信号が一時的に4
04のレベルまで低下する。図4(B)に示す状態で
は、初めに記録紙402がLED201の光を遮り、出
力信号は301から303のレベルに移行する。
【0024】しかしながら、記録紙402のフォトセン
サ202側に記録紙401が記録紙402に合わせて搬
送されてくるために出力信号はやがて記録紙2枚でLE
D201を遮光した場合の出力信号403になってい
る。又、図4(C)に示す状態では、記録紙401,4
02の先端が全く重なっているために出力信号は記録紙
が無い場合の301から記録紙2枚でLED201を遮
光した場合の出力信号403になっている。
【0025】図2に示す通常に重送がなく、給紙された
場合の印字された場合の印字に際して記録紙は、その先
端を検出して所定量を搬送し、プラテン107上の所定
位置に停止させ、記録ヘッド101で印字を開始する。
【0026】図4(A)に示す状態では、記録紙401
の先端を検出して印字を行うと記録紙401,402の
双方に1ページ分の記録画像が印字されてしまってその
ページが利用できないが、記録紙402の先端、即ちフ
ォトセンサ202の出力信号404を記録紙402の先
端信号としてそこから所定量を搬送して印字を開始する
と、そのページは記録紙402上に全て記録される。
【0027】又、図4(B)に示す状態においては、記
録紙402の先端、即ちフォトセンサ202の出力信号
405を記録紙402の先端信号としてそこから所定量
を搬送して印字を開始すれば良く、同様に図4(C)に
示す状態では、記録紙402,401の先端、即ちフォ
トセンサ202の出力信号405記録紙401,402
の先端信号としてそこから所定量を搬送して印字を開始
すれば良い。
【0028】以上のように構成することにより、たとえ
重送があった場合においても、白紙の混入はあるもの
の、出力されるべき画像は全て印字され、記録紙を無駄
にすることもなく、印字を一部やり直す必要もない。
【0029】以上2枚の重送について説明したが、それ
以上多数枚の場合、センサの出力が一定値以下になった
ときには搬送されても途中で搬送ができなくなり、ジャ
ムになったり、記録ヘッド摺動時に記録紙にヘッドが擦
れてヘッドを痛めてしまうために給紙エラー等で停止す
るのが望ましい。
【0030】当然記録紙の種類によってその出力信号の
レベルは変化して判定レベルも変わるが、これらについ
ては従来の方式によって解決できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、重ねられて置かれた複数枚の用紙から1枚ずつ
送り出して搬送する装置を備える画像記録装置における
重送検知装置において、画像記録装置において記録が行
われる用紙の先に記録が行われる用紙端を検出する手段
と、画像記録装置において記録が行われる用紙の記録面
側に該用紙以外の用紙を検出する手段を設けたため、用
紙を無駄にすることなく、なるべく記録スピードを損ね
ることなく重送を検知することができるという公課が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像記録装置の給紙部及び印宇部を示す図であ
る。
【図2】重送検出部示す図である。
【図3】重送検出部からの出力信号を示す図である。
【図4】重送が起こった場合における重送の形態と出力
信号を示す図である。
【符号の説明】
101 記録ヘッド 102 ASF 103 積載記録紙 111 投光部 112 センサ部 201 LED 202 フォトセンサ 401,402 記録紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ねられて置かれた複数枚の用紙から1
    枚ずつ送り出して搬送する装置を備える画像記録装置に
    おける重送検知装置において、 画像記録装置において記録が行われる用紙の先に記録が
    行われる用紙端を検出する手段と、画像記録装置におい
    て記録が行われる用紙の記録面側に該用紙以外の用紙を
    検出する手段を設けたことを特徴とする画像記録装置に
    おける重送検知装置。
JP2001136529A 2001-05-07 2001-05-07 画像記録装置における重送検知装置 Withdrawn JP2002326740A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7396175B2 (en) 2003-04-23 2008-07-08 Ricoh Company, Ltd. Sheet carrier and image forming device
JP2008162718A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置の重送防止機構、及びこれを備えた画像形成装置
CN100447064C (zh) * 2003-12-04 2008-12-31 尼司卡股份有限公司 薄片重送检测方法和薄片供给器与图像读取装置
JP2010058906A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Riso Kagaku Corp 印刷装置

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