JP2002324626A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002324626A
JP2002324626A JP2001130258A JP2001130258A JP2002324626A JP 2002324626 A JP2002324626 A JP 2002324626A JP 2001130258 A JP2001130258 A JP 2001130258A JP 2001130258 A JP2001130258 A JP 2001130258A JP 2002324626 A JP2002324626 A JP 2002324626A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合時と離脱時の両方で半嵌合検知ができる
ようにする。 【解決手段】 雄ハウジング10のフード部11内に
は、嵌合される雌ハウジング30に係止可能なロックア
ーム18が突設されている。ロックアーム18は、雌ハ
ウジング30側に圧縮コイルばね61を介して組み付け
られたスライダ60に対して係合可能な係合姿勢と、ス
ライダ60から解離した解離姿勢との間を両ハウジング
10,30の嵌合方向と交差する向きに沿って弾性変形
可能とされている。嵌合・離脱作業を途中で中断した場
合は、後退移動しているスライダ60によって弾縮され
た圧縮コイルばね61に蓄積されたばね力が解放される
ことで、前方へ付勢されたスライダ60により係合姿勢
とされたロックアーム18が押圧されて、両ハウジング
10,30が強制的に離脱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合検知機能を有
するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコネクタとして、特開平1
1−185880号公報に記載されたものが知られてい
る。これは、図16に示すように、互いに嵌合される雌
雄のコネクタハウジング1,2のうちの雌ハウジング1
にロックアーム3が設けられる一方、雄ハウジング2に
スライダ4が装着されてその後面にコイルバネ5が配さ
れた構造となっている。そして、両ハウジング1,2が
嵌合されると、撓み変形したロックアーム3がスライダ
4をコイルバネ5の付勢力に抗して押し込み、両ハウジ
ング1,2が正規嵌合に至ると、ロックアーム3が復元
変形して両ハウジング1,2がロックされるとともに、
ロックアーム3がスライダ4から解離することでスライ
ダ4がコイルバネ5の付勢力で復動する。また、両ハウ
ジング1,2が半嵌合のままで嵌合操作が停止される
と、コイルバネ5の付勢力によりスライダ4がロックア
ーム3を押し返して両ハウジング1,2を離間させ、こ
の離間動作によって、両ハウジング1,2が半嵌合状態
に留められていたことが検知できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、メンテナンス等
において雌雄のハウジング1,2を離脱させる場合は、
ロックアーム3を強制的に撓み変形させることでロック
を解除したのち、雌ハウジング1を引張するのである
が、雌ハウジング1の引張操作が何らかの事情で中断さ
れ、それを失念して放置されたような場合には、離脱時
でも半嵌合状態に留められることがあり得る。しかるに
従来のものは、このような離脱時における半嵌合検知は
できないため、その出現が切望されていた。本発明は上
記のような事情に基づいて完成されたものであって、そ
の目的は、嵌合時と離脱時の両方で半嵌合検知ができる
ようにするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウ
ジングには、両コネクタハウジングの嵌合・離脱方向に
沿って前後に移動可能なスライダが付勢手段を介して組
み付けられる一方、他方のコネクタハウジングには、前
記スライダに係合可能な係合姿勢と、スライダから解離
する解離姿勢との間を前記嵌合・離脱方向と交差する向
きに弾性変位可能な弾性係合部が設けられており、前記
両コネクタハウジングが嵌合される途中と、離脱される
途中との両方では、前記係合姿勢とされた弾性係合部に
係合される前記スライダが前記付勢手段の付勢に抗しつ
つ後退した状態とされ、両コネクタハウジングが正規嵌
合されたときには、前記弾性係合部が解離姿勢に弾性変
位することで、前記スライダとの係合状態が解除される
とともに、前記付勢手段に蓄積された付勢力が解放され
ることで、スライダが前進移動されるようになってお
り、且つ、前記スライダには、前記付勢手段の付勢に抗
しつつスライダを、前記弾性係合部が前記係合姿勢へ弾
性変位するのを許容する位置まで後退移動させるための
操作部が外部に露出して設けられ、この操作部が前記両
コネクタハウジングが正規嵌合された状態で前記他方の
コネクタハウジングの先端部よりも後方に離間した位置
に配され、さらに前記スライダが前記一方のコネクタハ
ウジングの外周面を取り囲むように形成されている構成
としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記スライダは、前記一方のコネクタハウジ
ングの外周面を全周にわたって取り囲む枠状に形成され
ているところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求
項1または請求項2に記載のものにおいて、前記操作部
は、前記スライダの外側面における対称位置に一対配設
されているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両コネクタ
ハウジングが嵌合される途中では、係合姿勢とされた弾
性係合部によってスライダが押圧されることで、スライ
ダは付勢手段の付勢に抗しつつ後退移動される。このと
き嵌合作業が中断されると、付勢手段に蓄積された付勢
力が解放されることで前方へ付勢されたスライダが弾性
係合部を押圧して、両コネクタハウジングが強制的に離
脱され、もって半嵌合が検知される。両コネクタハウジ
ングが正規に嵌合されると、弾性係合部がスライダから
解離して、スライダに対する押圧状態が解除されるとと
もに付勢手段に蓄積された付勢力が解放されることで、
スライダが前進移動される。嵌合した両コネクタハウジ
ングを離脱させるには、外部に露出した操作部を操作す
ることでスライダを付勢手段の付勢に抗しつつ後退移動
させた状態としてから、両コネクタハウジングを離間さ
せる。離脱作業を途中で中断すると、解離姿勢から係合
姿勢に弾性変位された弾性係合部に対して、付勢手段に
蓄積された付勢力が解放されて前方へ付勢されたスライ
ダが係合することで、両コネクタハウジングが強制的に
離脱され、もって半嵌合が検知される。
【0007】以上のように嵌合時、離脱時のいずれのと
きでも半嵌合検知を行うことができる。しかも、操作部
が他方のコネクタハウジングの先端部から後方に離間し
た位置に配されており、言い換えると、操作部と他方の
コネクタハウジングとの間に操作用のスペースを確保す
ることができるから、離脱時におけるスライダの操作性
を良好なものとすることができる。さらには、スライダ
が一方のコネクタハウジングを取り囲むように形成され
ているから、スライダの移動動作が円滑なものとなり、
スライダの操作性の向上に寄与できる。
【0008】<請求項2の発明>スライダが移動される
際には、一方のコネクタハウジングの外周面が全周にわ
たってスライダの内周面に摺接されるから、スライダの
移動動作が円滑なものとなり、スライダの操作性を一層
向上させることができる。しかも、スライダの強度を向
上させることができる。 <請求項3の発明>一対の操作部を摘んでスライダを操
作することができるから、一層の操作性の向上に寄与す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図15によって説明する。この実施形態に示すコネクタ
は、図8に示すように、互いに嵌合可能な雄コネクタハ
ウジング10(以下、単に雄ハウジング10という)
と、雌コネクタハウジング30(以下、単に雌ハウジン
グ30という)とを備え、雄ハウジング10側にロック
アーム18が設けられる一方、雌ハウジング30側に圧
縮コイルばね61と共にスライダ60が組み付けられて
いる。なお、以下では両ハウジング10,30における
嵌合面側を前方として説明する。
【0010】雄ハウジング10は、図1及び図8に示す
ように、合成樹脂により機器の壁面に一体成形されると
ともに、前方へ突出する略角筒状のフード部11を備え
ており、このフード部11内に前方からスライダ60を
組み付けた雌ハウジング30が嵌合可能とされている。
雄ハウジング10の奥壁からは、幅方向に並んで配され
た4本の雄タブ端子12が突設されており、これら雄タ
ブ端子12は、フード部11により取り囲まれるととも
に、雌ハウジング30側の各雌端子金具31に導通接続
可能とされている。雄ハウジング10の奥壁における雄
タブ端子12の下方には、ショート端子13が収容され
ている。このショート端子13は、雄ハウジング10の
奥壁に形成された取付溝16内に圧入により取り付けら
れる板状の本体部14を備え、本体部14の後端から前
方へ向けて4本の弾性接触片15が折り返して形成され
ている。各弾性接触片15が各雄タブ端子12に臨んで
形成された収容凹部17内に収容されて、各雄タブ端子
12に弾性接触されることで、4本の雄タブ端子12が
短絡され、各雄タブ端子12間に電位差が生じないよう
になっている。各弾性接触片15は、フード部11内に
突出する前端部が下方へ屈曲して形成されており、この
前端部がフード部11内に嵌合される雌ハウジング30
により押圧されることで雄タブ端子12から離間するよ
うに弾性変形可能とされている。
【0011】雄ハウジング10の奥壁における雄タブ端
子12の上方位置で、且つ幅方向の中央位置からは、片
持ち状のロックアーム18が上記雄タブ端子12よりも
やや前方位置まで突出して設けられている。このロック
アーム18は、基端側を中心として図示上下方向(嵌合
・離脱方向と交差する向き)に沿って弾性変形可能とさ
れている。ロックアーム18の自由端(前端)には、下
方へ突出する鈎部19が形成され、この鈎部19の後端
面20が後記する雌ハウジング30側のロック部43に
係止されることで、両ハウジング10,30を嵌合状態
から離間不能に保持できるようになっている。また、フ
ード部11の下部両側端には、雌ハウジング30側のス
ライダ60のガイドリブ62を受け入れ可能な一対のガ
イド凹部21が下方へ膨出して設けられている。
【0012】雌ハウジング30は、図2及び図5(A)
に示すように、合成樹脂により略ブロック状に形成され
るとともに、内部には、電線Wの端末に接続された雌端
子金具31を収容可能なキャビティ32が前後に貫通し
て設けられている。キャビティ32は、相手側の雄タブ
端子12と整合する位置に4室幅方向に並んで設けられ
ている。雌端子金具31は、雄タブ端子12に弾性接触
可能な弾性接触片33と、電線Wに圧着接続されるバレ
ル部34とを前後に備えた端子本体35の前部の周りを
箱部36により取り囲んだ構成とされており、箱部36
の上下面からは金属ランス37が突設されている。各キ
ャビティ32の上下内側面には、雌端子金具31の両金
属ランス37が係止可能な係止溝部38が一対ずつ前方
へ開口して設けられている。雌ハウジング30の下面前
端側には、雄ハウジング10側のショート端子13の各
弾性接触片15に係合可能な係合凹部39が幅方向に沿
って設けられており、弾性接触片15に対する係合面
は、弾性接触片15が円滑に下方へ撓むように図5の右
下がり状のテーパ面として形成されている。一方、雌ハ
ウジング30の下面後端側には、幅方向に沿って延出す
るリブ40が突設されており、両ハウジング10,30
の嵌合時にこのリブ40の後端面近辺を押圧することで
嵌合作業が行われるようになっている。
【0013】雌ハウジング30における長さ方向の略中
央位置には、図3及び図5(B)に示すように、リテー
ナ50を取り付けるためのリテーナ取付孔41が側方へ
開口して設けられている。リテーナ取付孔41は、各キ
ャビティ32に連通して形成されてリテーナ50の基部
51を挿入可能な基部挿入部41aと、雌ハウジング3
0の上下面に凹み形成されてリテーナ50の保持アーム
52を挿入可能な保持アーム挿入部41bとから構成さ
れている。リテーナ50は、図6に示すように、雌ハウ
ジング30の幅寸法とほぼ同じ長さを有する平板状の基
部51を備えるとともに、基部51の上下面から一対の
保持アーム52が基部51と平行に延びて形成されてい
る。基部51には、各キャビティ32に整合する形状の
挿通孔53が4つ穿設されており、各挿通孔53の孔縁
部のうちリテーナ50の組付方向手前側には、雌端子金
具31の箱部36の後端部に係止可能な係止部54が上
下に一対ずつ形成されている(図9参照)。両保持アー
ム52の内面には、保持凹部55,56が幅方向(リテ
ーナ50の組付方向)に2つずつ並んで設けられてい
る。これら保持凹部55,56がリテーナ取付孔41の
保持アーム挿入部41bの周面に突設された一対の保持
突部42に係止されることで、リテーナ50は、続いて
説明する仮係止位置と本係止位置の2位置に保持可能と
され、2位置間を幅方向に沿って移動可能とされてい
る。
【0014】詳しくは、リテーナ50は、リテーナ50
の組付方向奥側の保持凹部55が保持突部42に係止さ
れることで仮係止位置に保持される。この仮係止位置で
は、図5及び図6に示すように、キャビティ32に挿通
孔53が連通して、係止部54がキャビティ32から退
避して配されることで、雌端子金具31のキャビティ3
2への挿抜が許容される。このとき、図6に示すよう
に、リテーナ50の組付方向手前側端部が雌ハウジング
30の外側面から突出している。リテーナ50は、リテ
ーナ50の組付方向手前側の保持凹部56が保持突部4
2に係止されることで本係止位置に保持される。この本
係止位置では、図8及び図9に示すように、キャビティ
32内に係止部54が突入するとともに雌端子金具31
の箱部36の後端部に係止されることで、雌端子金具3
1を抜け止め保持できるようになっている。このとき、
図9に示すように、リテーナ50の組付方向手前側端部
がリテーナ取付孔41内に収容されるとともに、その外
側面が雌ハウジング30の外側面とほぼ面一とされてい
る。
【0015】雌ハウジング30の上面における幅方向の
略中央位置には、図5(A)に示すように、前端側にロ
ック部43を残しつつロック溝部44が後方へ開放して
形成されている。ロック部43には、両ハウジング1
0,30が嵌合されるのに伴って、雄ハウジング10側
のロックアーム18が弾性変形しつつ乗り上げ可能とさ
れ、嵌合深さが正規に至ると、ロックアーム18の鈎部
19がロック溝部44内に進入するとともに、その後端
面20がロック部43の後端面45(ロック溝部44の
前端面)に係止されるようになっている。ロック部43
は、その前端面にロックアーム18の乗り上げ動作を案
内するテーパ面が形成されるとともに、その上面とロッ
クアーム18のうちアーム部分の下面とがほぼ同じ高さ
位置に揃えられている。互いに係止される鈎部19の後
端面20とロック部43の後端面45は、共に図示左側
へ向けて緩やかな上がり勾配となるテーパ状に形成され
ることで、セミロック構造をなしている。すなわち、鈎
部19がロック部43に係止した状態から、両ハウジン
グ10,30に対して離脱方向に所定以上の引張力が作
用した場合に、テーパ状の後端面20,45によって案
内されることで、ロックアーム18が係止状態を解除し
つつ自動的に弾性変形されるようになっている。また、
ロック溝部44には、図9に示すように、リテーナ取付
孔41の保持アーム挿入部41bが連通して形成されて
いる。本係止位置とされてロック溝部44内に進入する
リテーナ50の保持アーム52に対して、正規嵌合時に
ロック溝部44内に進入するロックアーム18の鈎部1
9は非干渉とされている(図12参照)。
【0016】雌ハウジング30の上面のうち、幅方向の
両側端には、図2及び図5に示すように、全長にわたっ
て前後に延出する一対の側壁46が突設され、後端に
は、図4及び図5に示すように、両側壁46に連結され
る後壁47が突設されている。そして、この雌ハウジン
グ30には、その周りを取り囲むスライダ60が一対の
圧縮コイルばね61と共に前方から組み付けられてい
る。このスライダ60は、合成樹脂からなり、図2に示
すように、雌ハウジング30の外周面を全周にわたって
取り囲む略四角形の枠状に形成されるとともに、図3に
示すように、長さ寸法が雌ハウジング30とほぼ同じ大
きさとされている。このスライダ60は、両ハウジング
10,30の嵌合・離脱方向に沿って前後に移動可能さ
れ、移動過程ではその内周面が全域にわたって雌ハウジ
ング30の外周面に摺接されるようになっている。スラ
イダ60の下端両側縁には、雄ハウジング10側のガイ
ド凹部21に進入してスライダ60の移動動作を案内可
能な一対のガイドリブ62が突設されている。また、ス
ライダ60の下部のうちリテーナ50よりも後側の部分
は切り欠いて形成されており、スライダ60が移動過程
で雌ハウジング30のリブ40に干渉するのが回避され
るようになっている。
【0017】スライダ60の上部には、図2に示すよう
に、両側壁46間に挟まれるように張出部分が突設され
ており、この張出部分のうち両側壁46に隣接する両端
部が一対のばね押さえ部63とされ、中央部が被係合部
64とされている。このうち両ばね押さえ部63は、図
5(B)に示すように、後端面が凹んで形成されること
で、圧縮コイルばね61を前止まり状態に支持してい
る。圧縮コイルばね61は、後端部が雌ハウジング30
の後壁47に凹んで形成されたばね収容凹部48内に収
容されることで、ばね押さえ部63と後壁47との間に
挟まれてやや弾縮された状態で保持される。また、ばね
押さえ部63の側面及び下面は、図2に示すように、両
側壁46の内側面及び雌ハウジング30の上面に近接ま
たは当接して配されている。ばね押さえ部63の両側面
には、図7に示すように、一対のストッパ突部65が突
設され、これらストッパ突部65が側壁46の内面に形
成されたストッパ溝部49内に進入されるとともに、ス
トッパ溝部49の前端面に係合することで、スライダ6
0の前止まりが図られている。
【0018】被係合部64は、図5(A)に示すよう
に、前端面がばね押さえ部63(雌ハウジング30)の
前端面よりも凹んで形成され、両ハウジング10,30
を嵌合させる途中でロックアーム18の前端面が係合可
能とされている。この被係合部64の下端には、雌ハウ
ジング30の上面との間に所定の空間を空けるように逃
がし凹部66が形成されており、図8(A)に示すよう
に、この逃がし凹部66の上面の高さ位置が自然状態の
ロックアーム18の上面よりもやや高く設定されてい
る。従って被係合部64は、嵌合途中にロック部43に
乗り上げて弾性変形して係合姿勢とされたロックアーム
18の鈎部19の前端面が係合されるのに対し(図10
(A)参照)、両ハウジング10,30が正規嵌合に至
って自然状態に弾性復帰して解離姿勢とされたロックア
ーム18からは解離されるようになっている(図12
(A)参照)。また、図2に示すように、被係合部64
と両ばね押さえ部63との前端面の中央には、それぞれ
肉抜き部が前方へ開放して形成されている。
【0019】スライダ60の両外側面後端には、図2、
図3及び図4に示すように、スライダ60を強制的に後
退移動させる際に操作が可能な一対の操作部67が側方
へ突出して設けられている。両操作部67は、キャビテ
ィ32とほぼ同じ高さ位置に配されるとともに、スライ
ダ60の外側面における対称位置(略180度の角度間
隔を空けた位置)に配設されることで、作業者が片手の
指で摘んで操作できるようになっている。両操作部67
は、後側へ行くほど外方へ段付き状に突出して形成さ
れ、3段の階段状に形成されている。両操作部67は、
スライダ60の後端位置に形成されることで、両ハウジ
ング10,30が正規に嵌合した状態で、図13に示す
ように、雄ハウジング10の前端面から所定長さ分後方
に離れた位置に配される。これにより、操作部67と雄
ハウジング10との間には、操作部67を操作する際に
指を引っ掛けやすいように空間が確保される。
【0020】スライダ60のうちで、雌ハウジング30
におけるリテーナ取付孔41が開口する側面を覆う部分
には、図3に示すように、リテーナ取付孔41を側方外
部へ開放するとともにリテーナ50を挿通可能なリテー
ナ挿通孔68が貫通して設けられている。これにより、
スライダ60を雌ハウジング30に組み付けた状態で、
リテーナ50をリテーナ取付孔41に組み付けることが
できる。このリテーナ挿通孔68は、側方から視て長方
形の窓状に形成され、リテーナ取付孔41よりも僅かに
広く形成されている。リテーナ50が仮係止位置に組み
付けられた状態では、図6に示すように、雌ハウジング
30の側面から突出したリテーナ50の組付方向手前側
端部がスライダ60のリテーナ挿通孔68内に進入した
状態とされている。従ってこの状態でスライダ60が後
退しようとした場合は、リテーナ挿通孔68の孔縁の前
部がリテーナ50の突出部分に干渉することで、スライ
ダ60の移動動作が規制されるようになっている。一
方、リテーナ50が本係止位置に組み付けられると、図
9に示すように、リテーナ50が完全にリテーナ取付孔
41内に収容されて、リテーナ挿通孔68からは退避さ
れる。従って、リテーナ挿通孔68の孔縁の前部はリテ
ーナ50とは非干渉とされるから、スライダ60の後退
移動が許容される。すなわち、スライダ60の後退動作
が許容されるか否かによって、リテーナ50の組付状態
を検知することができ、リテーナ挿通孔68の孔縁の前
部が検知部69とされている。
【0021】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。先に雌ハウジング30
に関する組付作業を説明する。まず、2つの圧縮コイル
ばね61をそれぞれ雌ハウジング30のばね収容凹部4
8内に挿入しつつ、雌ハウジング30に対して前方から
スライダ60を組み付ける(図5(B)参照)。スライ
ダ60が雌ハウジング30に対して前後端面が揃えられ
る正規位置に至ると、一旦側壁46の内側面を摺接され
たストッパ突部65がストッパ溝部49内に進入すると
ともにその前端面に係合することで、スライダ60が前
止まり状態に保たれる。このとき、リテーナ挿通孔68
がリテーナ取付孔41に整合している(図3参照)。
【0022】スライダ60を組み付けた後に、リテーナ
50をリテーナ挿通孔68を通過させつつリテーナ取付
孔41内に組み付けて、図5及び図6に示すように、仮
係止位置とする。その後、電線Wに接続した雌端子金具
31を後方からキャビティ32内に挿入すると、金属ラ
ンス37が係止溝部38の後端面に係止することで、雌
端子金具31が一次係止される(図8参照)。全ての雌
端子金具31を挿入したら、リテーナ挿通孔68内に指
または治具を突っ込んでリテーナ50を本係止位置へ押
し込むと、図8及び図9に示すように、係止部54が雌
端子金具31の箱部36の後端面に直接に係止されるこ
とで、雌端子金具31の二次係止がなされて、その抜け
止めが図られる。ここで、例えばリテーナ50の押し込
みが不足したり、あるいはリテーナ50の押し込み操作
そのものを失念した場合には、リテーナ50が本係止位
置よりも手前の半挿入状態とされ、係止部54の箱部3
6に対する係止状態が不完全なものとなってしまう。
【0023】雌ハウジング30に関する組み付けが完了
したら、続いて両ハウジング10,30の嵌合作業を行
う。雌ハウジング30のリブ40の後端面近辺を押圧す
ることで、雄ハウジング10のフード部11内に前方か
らスライダ60と共に雌ハウジング30が嵌合される
と、スライダ60のガイドリブ62がフード部11のガ
イド凹部21内に進入されることで、嵌合動作が案内さ
れる。雄タブ端子12が雌ハウジング30のキャビティ
32内に突入する前の段階で、ロックアーム18がロッ
ク部43のテーパ状の前端面に係合して、図10に示す
ように、ロック部43に乗り上げつつ係合姿勢へと弾性
変形される。係合姿勢とされたロックアーム18がスラ
イダ60の被係合部64に係合した状態で、さらに嵌合
が進行すると、スライダ60はロックアーム18により
後方へと押圧される。
【0024】ここで、仮にリテーナ50が半挿入状態に
留められていた場合には、スライダ60がロックアーム
18により押圧される段階で、スライダ60のうちリテ
ーナ挿通孔68の孔縁の前部である検知部69が、リテ
ーナ挿通孔68内に進入した状態のリテーナ50の組付
方向手前側端部に干渉することで、スライダ60の後退
移動が規制され、もって両ハウジング10,30の嵌合
作業が阻止される。嵌合が停止されたら、一旦雄ハウジ
ング10から雌ハウジング30を引き抜いて、リテーナ
50を本係止位置まで押し込み、雌端子金具31の抜け
止めを確実ならしめた上で、再度嵌合作業を行うように
する。なお、この実施形態では、嵌合途中でリテーナ5
0の半挿入を検知する場合を例示しているが、例えば嵌
合作業を行う前の段階で、スライダ60の後退移動の可
否を検査することでリテーナ50の半挿入検知作業を行
うようにしてもよく、このようにすれば嵌合作業が中断
されるのを回避することができる。
【0025】リテーナ50が本係止位置に組み付けられ
ていれば、ロックアーム18により押圧されたスライダ
60は、図11に示すように、圧縮コイルばね61の付
勢に抗しつつ後退移動される。この嵌合途中の段階にお
いて、何らかの事情によって嵌合作業を中断した場合に
は、弾縮された圧縮コイルばね61にそれまでに蓄積さ
れたばね力が解放されて、前方へ付勢されたスライダ6
0がロックアーム18を押圧することで、両ハウジング
10,30が強制的に離脱される。これにより、両ハウ
ジング10,30が半嵌合状態に留め置かれることが回
避される。
【0026】嵌合が継続されると、ショート端子13の
各弾性接触片15に雌ハウジング30の係合凹部39が
係合して、各弾性接触片15が雄タブ端子12から解離
しつつ下方へ弾性変形されることで、各雄タブ端子12
の短絡状態が解除される(図12参照)。そして、両ハ
ウジング10,30が正規深さまで嵌合されると、図1
2に示すように、両端子金具12,31が導通接続さ
れ、ロックアーム18の鈎部19がロック溝部44内に
進入するとともに、ロックアーム18が解離姿勢へと弾
性復帰して、鈎部19の後端面20とロック部43の後
端面45とが係止される。これと同時にロックアーム1
8から解離されたスライダ60は、圧縮コイルばね61
に蓄積されたばね力が解放されることで前進移動し、ス
トッパ突部65がストッパ溝部49の前端面に突き当た
ることで嵌合前と同じ位置で前止まりされる。このと
き、ロックアーム18が逃がし凹部66内に逃がされ
て、ロックアーム18の全長にわたってその上方に被係
合部64が配されることで、解離姿勢とされたロックア
ーム18が上方へ弾性変形するのが規制される。これに
より、両ハウジング10,30は、ロックアーム18が
ロック部43に係止され、且つそのロックアーム18が
スライダ60により係止解除方向へ弾性変形するのが規
制されているから、離脱不能状態に強固に保持される。
このとき、図13に示すように、スライダ60の両操作
部67が雄ハウジング10の前端面から後方(離脱方
向)に所定長さ分離間した位置に配されている。
【0027】一方、メンテナンスなどの事情により両ハ
ウジング10,30を離脱させる場合がある。その場合
には、外部に露出した状態のスライダ60の両操作部6
7を片手の指で摘んでこれを後方へ引っ張ることで、ス
ライダ60を圧縮コイルばね61の付勢に抗しつつ後退
移動させる。このとき、操作部67と雄ハウジング10
との間には、操作部67に指を引っ掛け易くできるよう
所定のスペースが確保されているから、スライダ60の
操作性に優れる。そして、図14に示すように、被係合
部64がロックアーム18の上方から完全に退避する位
置(ロックアーム18が係合姿勢へ弾性変位するのを許
容する位置)にスライダ60が至ると、スライダ60に
加えていた離脱方向への引張力により、ロックアーム1
8が、互いに係止した鈎部19とロック部43のテーパ
状の後端面20,45によって案内されて自動的に係合
姿勢へと弾性変形される(図15参照)。そのままスラ
イダ60を後方へ引っ張ることで、雌ハウジング30は
雄ハウジング10のフード部11内から引き抜かれる。
この過程でショート端子13の各弾性接触片15が係合
凹部39との係合を解除されて、再び各雄タブ端子12
と弾性接触される。このようにスライダ60の操作部6
7を引っ張り操作するだけで簡単に両ハウジング10,
30を離脱させることができる。
【0028】ここでも、何らかの事情により雌ハウジン
グ30が離脱途中であるにも拘わらず、離脱作業が中断
されることがあり得る。その場合は、圧縮コイルばね6
1に蓄積されたばね力が解放されることで、図15に示
すように、スライダ60が前進移動するとともに、係合
姿勢とされたロックアーム18の前端面に被係合部64
が突き当たって、両ハウジング10,30が強制的に離
脱される。一方、嵌合状態から雌ハウジング30が僅か
に後方へ移動し、ロックアーム18が僅かに弾性変形し
た状態で離脱作業を中断した場合には、圧縮コイルばね
61により付勢されたスライダ60がロックアーム18
の前端上部に形成された面取り部分に突き当たること
で、ロックアーム18が解離姿勢に戻るように案内され
るとともに、両ハウジング10,30は嵌合状態に戻さ
れる。その場合は、再度離脱作業を行うようにする。こ
のように、離脱時にも両ハウジング10,30が半嵌合
状態に留め置かれることが回避される。
【0029】以上説明したように本実施形態によれば、
嵌合時のみならず、離脱時においても両ハウジング1
0,30の半嵌合検知を行うことができる。しかも、離
脱作業時に、操作部67が雄ハウジング10の前端面か
ら後方に離間した位置に配され、言い換えると操作部6
7と雄ハウジング10との間に指掛け操作用のスペース
を確保することができるから、離脱時におけるスライダ
60の操作性を良好なものとすることができる。
【0030】さらには、スライダ60が雌ハウジング3
0の周りをほぼ全周にわたって取り囲む枠状に形成され
ることで、スライダ60の移動時にスライダ60の内周
面が雌ハウジング30の外周面のほぼ全域に摺接される
から、スライダ60の移動動作が円滑なものとなり、も
ってスライダ60の操作性を一層向上させることができ
る。また、枠状とすることでスライダ60の強度を高く
することができる。さらには、一対の操作部67がスラ
イダ60の外側面のうち対称位置に配設されているか
ら、両操作部67を摘んで簡単にスライダ60を操作す
ることができ、一層のスライダ60の操作性の向上を図
ることができる。
【0031】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、一対の操作部がスライダ
の外側面における対称位置に配された場合を示したが、
操作部の配設位置は、要は両ハウジングが正規嵌合した
状態において雄ハウジングの前端面から後方へ離間した
位置であれば任意に変更することができる。また、操作
部の数は、1つでもよく、また3つ以上設けるようにし
てもよい。
【0032】(2)上記した実施形態では、スライダが
雌ハウジングの全周を取り囲む枠状に形成された場合を
示したが、例えばスライダが雌ハウジングの3つの側面
を取り囲むチャンネル型や、雌ハウジングの2つの側面
を取り囲むL字型であってもよく、そのようなものも本
発明に含まれる。 (3)上記した実施形態では、スライダの後に圧縮コイ
ルばねを組み付けるものについて示したが、スライダの
前側に引っ張りコイルばねを組み付けるようにしたもの
も本発明に含まれる。
【0033】(4)上記した実施形態とは逆に、スライ
ダ及び圧縮コイルばねを雄ハウジング側に組み付けて、
ロックアームを雌ハウジング側に設けるようにしたもの
も本発明に含まれる。 (5)上記した実施形態では、雄ハウジングが機器と一
体的に形成されたものについて示したが、例えば雄ハウ
ジングが機器から導出した電線の端末部分に設けられる
タイプのものであったり、また雄ハウジングが中継コネ
クタであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタのうち雄ハ
ウジングの正面図
【図2】雌ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの側面図
【図4】雌ハウジングの背面図
【図5】(A)雌ハウジングにリテーナを仮係止位置に
組み付けた状態を示す図2のA−A線断面図 (B)雌ハウジングにリテーナを仮係止位置に組み付け
た状態を示す図2のB−B線断面図
【図6】図5のC−C線断面図
【図7】図5のD−D線断面図
【図8】(A)リテーナを本係止位置に組み付けた雌ハ
ウジングと雄ハウジングのA−A線断面図 (B)リテーナを本係止位置に組み付けた雌ハウジング
と雄ハウジングのB−B線断面図
【図9】図8のC−C線断面図
【図10】(A)ロックアームが弾性変形され、スライ
ダに係合した状態を示すA−A線断面図 (B)両ハウジングの嵌合初期の状態を示すB−B線断
面図
【図11】(A)ロックアームにより押圧されてスライ
ダが後退移動した状態を示すA−A線断面図 (B)圧縮コイルばねが弾縮した状態を示すB−B線断
面図
【図12】(A)両ハウジングが正規に嵌合した状態を
示すA−A線断面図 (B)両ハウジングが正規に嵌合した状態を示すB−B
線断面図
【図13】図12の側面図
【図14】(A)スライダを後退移動させた状態を示す
A−A線断面図 (B)圧縮コイルばねが弾縮した状態を示すB−B線断
面図
【図15】(A)両ハウジングを離脱させる途中の状態
を示すA−A線断面図 (B)両ハウジングを離脱させる途中の状態を示すB−
B線断面図
【図16】従来例の側断面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング) 18…ロックアーム(弾性係合部) 30…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング) 60…スライダ 61…圧縮コイルばね(付勢手段) 67…操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングのうち、一方のコネクタハウジングには、両コネク
    タハウジングの嵌合・離脱方向に沿って前後に移動可能
    なスライダが付勢手段を介して組み付けられる一方、他
    方のコネクタハウジングには、前記スライダに係合可能
    な係合姿勢と、スライダから解離する解離姿勢との間を
    前記嵌合・離脱方向と交差する向きに弾性変位可能な弾
    性係合部が設けられており、 前記両コネクタハウジングが嵌合される途中と、離脱さ
    れる途中との両方では、前記係合姿勢とされた弾性係合
    部に係合される前記スライダが前記付勢手段の付勢に抗
    しつつ後退した状態とされ、 両コネクタハウジングが正規嵌合されたときには、前記
    弾性係合部が解離姿勢に弾性変位することで、前記スラ
    イダとの係合状態が解除されるとともに、前記付勢手段
    に蓄積された付勢力が解放されることで、スライダが前
    進移動されるようになっており、 且つ、前記スライダには、前記付勢手段の付勢に抗しつ
    つスライダを、前記弾性係合部が前記係合姿勢へ弾性変
    位するのを許容する位置まで後退移動させるための操作
    部が外部に露出して設けられ、この操作部が前記両コネ
    クタハウジングが正規嵌合された状態で前記他方のコネ
    クタハウジングの先端部よりも後方に離間した位置に配
    され、さらに前記スライダが前記一方のコネクタハウジ
    ングの外周面を取り囲むように形成されていることを特
    徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記スライダは、前記一方のコネクタハ
    ウジングの外周面を全周にわたって取り囲む枠状に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、前記スライダの外側面に
    おける対称位置に一対配設されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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