JP4089168B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタとして、例えば特開平6−176815号公報に開示されたもののように、ハウジングの側方からリテーナを差し込んでキャビティ内の端子金具に直接係止するようにしたコネクタが知られている。この種のコネクタでは、ハウジングに対してリテーナを仮係止位置に組付けた状態で端子金具の組付け現場へ搬入され、同現場で端子金具をキャビティ内に挿入し、その後にリテーナを本係止位置に押し込んで端子金具を抜け止めするようになっている。ところで、現場への搬送中等において仮係止位置にあるリテーナに他の部材が当接して誤って本係止位置まで押し込まれてしまうと、現場では本係止位置から仮係止位置へ戻す作業が必要となってしまう。このため、こうした不用意な仮係止位置から本係止位置への移動を防ぐために、仮係止位置では、リテーナの押し込み面がハウジングの側面と面一にすることが考えられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のコネクタでは、リテーナを本係止位置に押し込んだ場合に押し込み量が不足してリテーナが本係止位置に至っていない場合でも、それを明確に識別する方法が無かった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナの半装着を即座に識別することを可能とするコネクタの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具を収容するキャビティを形成したハウジングと、前記ハウジングに対し前記端子金具の挿入方向と交差する方向に押し込み操作されて前記キャビティへの前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と前記端子金具に係合して抜止め状態とする本係止位置とに組付けられるリテーナとを備え、前記仮係止位置における前記リテーナの押込み操作面と前記ハウジングの側面とが面一になるように形成したコネクタにおいて、前記ハウジングの下面には、指標突部が突出形成され、前記リテーナは、前記ハウジングの前方に臨んで前記キャビティの前面に配される前面板を有し、前記前面板の下端縁には、前面が前記前面板と面一であって左右幅が前記指標突部と同幅である指標リブが、下向きに突出する形態で形成され、前記リテーナが仮係止位置にある状態では、前記指標リブが前記指標突部と不整合であることが嵌合面側から目視可能とされ、前記リテーナが本係止位置にある状態では、前記指標リブが前記指標突部と重なり合って整合するようになっており、前記指標リブは、前記リテーナが本係止位置に至ると前記ハウジングの当接部に当接することで、前記リテーナのそれ以上の移動を規制するようになっており、前記ハウジングの上面には、相手側ハウジングに対して係合することで前記相手側ハウジングとの嵌合状態にロックするロックアームが設けられているところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記指標リブと前記指標突部は、前記リテーナが前記本係止位置に移動したときに、当該コネクタの嵌合相手となる相手側コネクタに対する嵌合案内手段となっているところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記指標リブは、当該指標リブと同等あるいはそれ以上の高さを備えた保護壁で取り囲まれているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
リテーナが本係止位置に至るとリテーナに設けた指標リブとハウジングに設けた指標突部とが整合し、この指標リブと指標突部の整合を嵌合面側から視認できるので、リテーナが本係止位置に至ったか否かを明確に識別できる。
また、キャビティの前面にあるリテーナに指標リブが設けられているので、指標リブと指標突部の整合を視認し易い。
【0009】
<請求項2の発明>
指標リブと指標突部は、リテーナが本係止位置に至ったときに相手側コネクタとの嵌合案内手段をすることができる。即ち、指標リブと指標突部はリテーナが本係止位置に至ったか否かの識別機能とハウジング同士の嵌合動作の案内機能とを併せ持つため、これらの機能を別個の部位で発揮させる場合に比べて構成が簡単になる。
【0011】
請求項3の発明
保護壁に取り囲まれているので、指標リブに他の部材等が引っ掛かることを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。
コネクタ10(雌型)は、ハウジング11と、このハウジング11内に収容される複数の端子金具40と、これらの端子金具40を抜止するリテーナ20とを備える。また、本実施形態のリテーナ20は、ハウジング11への端子金具40の挿入方向に対して交差する方向にスライドさせて組付けられるいわゆるサイドリテーナタイプのものである。
【0013】
端子金具40は雌型のものであり、前部には図示しない相手側端子金具のタブを内側に嵌合させる角筒状の接続部41を備えていると共に、後部には電線Wの端末部をバレルで圧着する圧着部42が設けられている(図12参照)。また、接続部41の前部には、被係止溝43が全幅に亘って穿設されており、後述するようにリテーナ20の係止突部25が係止可能となっている。また、端子金具40は天井壁41Aの後端縁をランス13でもって係止されるようになっており、リテーナ20による係止と併せて二重に係止される(図13参照)。
【0014】
ハウジング11は合成樹脂製で略角柱形状をなし、その前後両端面に開口する複数のキャビティ12が上下2段に設けられている。キャビティ12は上下で背中合わせの対称に形成されており(図1、12参照)、上段のキャビティ12では天井面に、下段のキャビティ12では底面に、撓み可能なランス13が設けられている。
【0015】
また、ハウジング11の下面には図示しない相手側ハウジングとの嵌合方向に沿って延びる指標突部15(本発明のハウジング側の「指標部」に相当する)が突設されている(図3参照)。指標突部15は幅方向の中央部よりも僅かに片側(図3の右側)に寄せて配されており、相手側ハウジング11に設けられた溝部(図示なし)との凹凸嵌合を行うことで相手側ハウジング11への嵌合案内を行い、円滑な嵌合を可能とする。
加えて、ハウジング11の下面には、後端縁及び両側縁の周縁部に沿って周縁リブ16が突設されている。周縁リブ16は、指標突部15と等しい高さで設けられている。本実施形態では、周縁リブ16のうちハウジング11の両側縁に配されたものも相手側ハウジング11との凹凸の嵌め合いによりハウジング全体の嵌合案内を行うようになっている。
尚、ハウジング11の上面には、図示しない相手側ハウジング11に対して係合することでハウジング11同士の嵌合状態をロックするロックアーム17が設けられている。
【0016】
図4に示すように、ハウジング11の前端部には、リテーナ装着部30が凹み形成されている。リテーナ装着部30はキャビティ12の前面壁、キャビティ12の前端部の上方壁と下方壁、及びハウジング11前端部の一方側(図1の右側)の側壁を除肉して形成した領域で構成される。リテーナ装着部30は図1の左側の開口がリテーナ20を挿入するリテーナ挿入口31となっており、このリテーナ挿入口31からリテーナ20を挿入させると、リテーナ20をハウジング11の前方に臨ませるようにして装着させる(図12参照)。
【0017】
さらに、ハウジング装着部30は、キャビティ12の上方壁及び下方壁の除肉部を左右両側方に開口させており、この箇所に後述するリテーナ20の上面板22及び下面板23を挿通させる(図12参照)。また、図4又は図12に示すように、リテーナ装着部30における上段のキャビティ12の側面の上端縁と、下段のキャビティ12の側面の下端縁との所定位置、すなわち端子金具40が正規挿入された場合の被係止溝43と対応する位置には、リテーナ20の係止突部25(後述)を側方から挿通可能とする挿通溝14が幅方向に沿って形成されている。
【0018】
また、リテーナ装着部30の天井面と底面とにはリテーナ20の挿入方向に沿うようにしてハウジング11の全幅に亘るスライド凹部32が形成されている(図4参照)。さらに、図1に示すように、リテーナ装着部30の天井面のリテーナ挿入口21側の端部付近には前後方向に延びる第1係止溝33と第2係止溝34とが形成されている。
【0019】
続いて、リテーナ20について説明する。
リテーナ20はキャビティ12の前面に配される前面板21と前面板21の上端縁及び後端縁から後方へ延設された上面板22及び下面板23とを備えると共に幅方向の一端側(リテーナ挿入口31と対向する側)を側面板24で閉じた構成である。
前面板21は、キャビティ12の前面を覆って端子金具40の前方への移動を規制すると共に、相手側端子金具のタブ(図示なし)を挿入可能とする端子挿入孔21Aが穿設されている。
【0020】
上面板22及び下面板23は、リテーナ装着部30におけるキャビティ12の前端部の上壁又は下壁をなす(図12参照)と共に、図8に示すように、それぞれの内面側における奥行き方向の中央部には、各キャビティ12に対応させて係止突部25が形成されている。各係止突部25は、端子金具40の被係止溝43に側方から進入して被係止溝43の開口縁に当接することで端子金具40を係止(二次係止)するようになっている(図13参照)。
また、図6に示すように、上面板22と下面板23とのそれぞれの外面の前部側には、スライド凸部26がほぼ全幅に亘って形成されており、リテーナ装着部30のスライド凹部32と嵌め合わされてリテーナ20のスライド動作を円滑なものとする。さらに、リテーナ20の上面板22の外面における側板24寄りの位置には、リテーナ20の挿入方向と垂直をなす方向に延びる仮係止突条27と本係止突条28とが所定間隔をおいて並列して突設されている。
【0021】
リテーナ20がリテーナ挿入口31から挿入されると、まず図10に示すように、仮係止突条27が第1係止溝33に嵌まって保持され、これがリテーナ20の仮係止位置となる。さらにリテーナ20が押し込まれると、図11に示すように本係止突条28が第1係止溝33に嵌まると共に仮係止突条27が第2係止溝34に嵌って保持され、これが本係止位置となる。
【0022】
ここで、リテーナ20が仮係止位置にあるときには、図10に示すように、側板24の外面20Lがハウジング11の側面11Lと面一になっていると共に、各係止突部25は端子金具40の挿抜を許容する退避位置にある。
【0023】
一方、リテーナ20が本係止位置にあるときには、図11に示すように、リテーナ20の挿入方向奥方の端面20Rがハウジング11の側面11Rと面一となっていると共に、各係止突部25が対応するキャビティ12内に進入して端子金具40の被係止溝43へ係合するようになっている。
【0024】
さて、リテーナ20の前面板21の下端縁には、下向きに指標リブ(本発明のリテーナ側の「指標部」に相当する)29が突設されている。指標リブ29は前面板21の幅方向に関する中央部よりも僅かに片側(図5の右側)に配設されていると共に、前面は前面板21と面一となっている。この指標リブ29は、左右幅及び下方への突出幅を指標突部15と同幅となるように形成されており、リテーナが20が仮係止位置においては指標突部15と不整合となっていると共に、リテーナ20が本係止位置に至った際に指標突部15と重なり合って整合するようになっている。また、指標リブ29と指標突部15との前後方向にも隙間が生じないようになっている。
また、指標リブ29は、リテーナ20が本係止位置に至るとリテーナ装着部30の下側の前端部の当接部35に左側面を当接させることで、リテーナ20がそれ以上の押し込みを規制する(図11参照)。
【0025】
本係止位置に至った指標リブ29は、指標突部15と整合することによって相手側ハウジングへの嵌合案内が可能となる。本実施形態では、整合した指標リブ29と指標突部15に加えてハウジング11の左右両側部に配された周縁リブ16の合計3箇所でもって嵌合案内を行うようになっている。このため、指標リブ29が本係止位置に至っていない指標突部15と不整合の状態では、周縁リブ16を対応する相手側ハウジングの凹部に合わせても、指標リブ29は対応する相手側ハウジングの凹部と位置ずれしてしまうので、コネクタ同士の嵌合が不可能となる。
【0026】
続いて本実施形態の作用を説明する。リテーナ20のスライド凸部26とリテーナ装着部30のスライド凹部32とを嵌め合わせつつ、リテーナ挿入口31からリテーナ20をリテーナ装着部30に対して挿入すると、図10に示すように仮係止突条27と第1係止溝33とが嵌合して、リテーナ20は仮係止位置に組み付けられる。この状態では、リテーナ20の各係止突部25は端子金具40の挿入に干渉しない位置に退避している。また、リテーナ20の前面板21は、キャビティ12と端子挿入孔21Aとの軸心がずれた状態でキャビティ12の前面を塞いでいる。
【0027】
ここで、図10に示すように、仮係止位置におけるリテーナ20の側板24とリテーナ挿入口31側のハウジング11の側面とは面一になっている。
このため、他の部材によってリテーナ20が押し込まれにくいため、誤って本係止位置に押し込まれてしまう可能性は低い。
【0028】
さらに、仮係止位置においては、リブがハウジング11のリブよりも左側に位置しているのでリブ同士が不整合となっている。これにより、リテーナ20が本係止位置に至っていないことが一目瞭然である。
【0029】
この状態で図12に示すように、雌側端子金具40を上下で背中合わせの姿勢として、対応するキャビティ12内に挿入する。雌側端子金具40は、ランス13を撓み変形させつつ、またリテーナ20の係止突部25に邪魔されることなく押し込まれる。正規位置まで挿入されると、ランス13が復元変形して天井壁41Aの後端縁に引っ掛かることで抜け止め状態に一次係止される(図13参照)。
【0030】
すべての雌側端子金具40がキャビティ12内に挿入されたら、リテーナ20を本係止位置に向けて押し込む。すると、図11に示すように本係止突条28と第1係止溝33とが嵌合し、仮係止突条27と第2係止溝34とが嵌合することでリテーナ20は本係止位置に係止される。リテーナ20が本係止位置に押し込まれると、リテーナ20の係止突部25がキャビティ12内に進入して、雌側端子金具40の被係止溝43に側方から嵌まり、端子金具40が引き抜かれることが防止される。
すなわち、端子金具40は、ランス13に加えて、リテーナ20により二重に抜け止め状態に係止されることになる。また、前面板21の端子挿入口21Aは各キャビティ12の前面で同心に整合した状態となる。
【0031】
ここで、リテーナ20が本係止位置に至っていない場合、リテーナ20の指標リブ29とハウジング11の指標突部15とは位置ずれし整合していない。作業者は、嵌合面側からこの状態を視認することによりリテーナ20が本係止位置に至っていない、すなわち、リテーナ20が半装着の状態にあることを認識することができる。これにより、作業者は再度リテーナ20を本係止位置まで押し込み操作を行って、確実にリテーナ20を本係止位置に至らしめることができる。
仮に、作業者がリテーナ20が本係止位置に至っていないことを見落とした場合でも、本係止位置に至っていないリテーナ20は指標リブ29と指標突部15とがずれており、コネクタ10と相手側コネクタとの嵌合が不可能となるから、これをもって、リテーナ20の半装着を認識することができる。
【0032】
尚、メンテナンス等で、端子金具40を雌ハウジング11から抜き取る場合は、リテーナ20を本係止位置から仮係止位置を経てハウジング11から抜き取る。これによりランス13の前面が開放されるから、ランス13を治具等で強制的に撓み変形させることで係止を解除し、端子金具40をキャビティ12の後方に抜き出せばよい。
【0033】
このように、本実施形態のコネクタ10では、仮係止位置における指標リブ29とスライド凸部26とは不整合であり、リテーナ20が本係止位置に至って初めて整合状態となる。そして、指標リブ29とスライド凸部26とが整合したか否かをコネクタ10の嵌合面側から容易に確認できる。従って、仮係止位置のリテーナ20の側板とリテーナ挿入口31側のハウジング11の側面とが面一になるようにしてリテーナ20の誤挿入を防止するものであっても、コネクタ同士の嵌合前にリテーナ20が本係止位置に至ったか否かを明確に視認できる。
【0034】
さらに、リテーナ20が本係止位置に至って初めて指標リブ29とスライド凸部26とが嵌合案内可能となるので、リテーナ20が本係止位置に至っていない場合には相手側コネクタ10との嵌合が不可能であるから、リテーナ20の半装着を認識することができる。従って、本実施形態のコネクタ10によればリテーナ20の半装着をより確実に防止することが可能となる。
【0035】
また、本係止位置へ移動させる場合に、指標リブ29と指標突部15との双方指等で触りながら嵌合操作を行えば、直接視認しなくても、指標リブ29と指標突部15とが整合しているか否かを作業者の触覚で認識できるので、確認作業が容易である。
さらに、指標リブ29の周囲を周縁リブ16で包囲して、他の部材等が仮係止位置における指標リブ29に引っ掛かることを規制しているから、誤ってリテーナ20が本係止位置へ移動することを回避できる。
【0036】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)リテーナ20はハウジング11の左側から挿入するものであったが、例えばハウジングの下面から挿入する構造のものであっても良い。
(2)指標部は突出させて形成した指標リブ29とスライド凸部26とであったが、例えば、溝状のような凹部によって構成するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るハウジングの正面図
【図2】ハウジングの平面図
【図3】ハウジングの底面図
【図4】ハウジングの右側面図
【図5】リテーナの正面図
【図6】リテーナの平面図
【図7】リテーナの底面図
【図8】リテーナの右側面図
【図9】リテーナの左側面図
【図10】リテーナが仮係止位置に装着された状態の正面図
【図11】リテーナが本係止位置に装着された状態の正面図
【図12】端子金具の挿入動作を示す縦断面図
【図13】端子金具の挿入後の縦断面図
【符号の説明】
10…コネクタ
11…ハウジング
12…キャビティ
15…指標突部(指標部)
16…周縁リブ(保護壁)
20…リテーナ
21…前面板(前面壁)
29…指標リブ(指標部)
40…端子金具

Claims (3)

  1. 端子金具を収容するキャビティを形成したハウジングと、
    前記ハウジングに対し前記端子金具の挿入方向と交差する方向に押し込み操作されて前記キャビティへの前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と前記端子金具に係合して抜止め状態とする本係止位置とに組付けられるリテーナとを備え、
    前記仮係止位置における前記リテーナの押込み操作面と前記ハウジングの側面とが面一になるように形成したコネクタにおいて、
    前記ハウジングの下面には、指標突部が突出形成され、
    前記リテーナは、前記ハウジングの前方に臨んで前記キャビティの前面に配される前面板を有し、
    前記前面板の下端縁には、前面が前記前面板と面一であって左右幅が前記指標突部と同幅である指標リブが、下向きに突出する形態で形成され、
    前記リテーナが仮係止位置にある状態では、前記指標リブが前記指標突部と不整合であることが嵌合面側から目視可能とされ、
    前記リテーナが本係止位置にある状態では、前記指標リブが前記指標突部と重なり合って整合するようになっており、
    前記指標リブは、前記リテーナが本係止位置に至ると前記ハウジングの当接部に当接することで、前記リテーナのそれ以上の移動を規制するようになっており、
    前記ハウジングの上面には、相手側ハウジングに対して係合することで前記相手側ハウジングとの嵌合状態にロックするロックアームが設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記指標リブと前記指標突部は、前記リテーナが前記本係止位置に移動したときに、当該コネクタの嵌合相手となる相手側コネクタに対する嵌合案内手段となっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記指標リブは、当該指標リブと同等あるいはそれ以上の高さを備えた保護壁で取り囲まれていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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