JP2002319184A - 光記録媒体 - Google Patents
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
ーズを抑制できる光記録媒体を提供する。また、高密度
記録時のジッタが小さい光記録媒体を提供する。 【解決手段】 記録/再生光入射側から見て、記録層、
吸収層および放熱層をこの順で有し、前記吸収層の消衰
係数kが、記録/再生光の波長においてk>0であり、
記録/再生光の波長λと、記録/再生光の照射光学系の
開口数NAとの関係がλ/NA≦680nmである条件で
記録/再生が行われる光記録媒体。記録/再生光入射側
から見て、吸収層および記録層をこの順で有し、前記吸
収層の消衰係数kが、記録/再生光の波長においてk>
0であり、マーク長MSがMS≦0.17μmである最短
マークを含む信号が記録される光記録媒体。
Description
体等の光記録媒体に関する。
情報を消去して書き換えることが可能な光記録媒体が注
目されている。書き換え可能型の光記録媒体のうち相変
化型のものは、レーザー光を照射することにより記録層
の結晶状態を変化させて記録を行い、このような状態変
化に伴なう記録層の反射率変化を検出することにより再
生を行うものである。相変化型の光記録媒体は、駆動装
置の光学系が光磁気記録媒体のそれに比べて単純である
ため、注目されている。
質状態とで反射率の差が大きいこと、非晶質状態の安定
度が比較的高いことなどから、Ge−Sb−Te系等の
カルコゲナイド系材料が用いられることが多い。
る際には、記録層が融点以上まで昇温されるような高パ
ワー(記録パワー)のレーザー光を照射する。記録パワ
ーが加えられた部分では記録層が溶融した後、急冷さ
れ、非晶質の記録マークが形成される。一方、記録マー
クを消去する際には、記録層がその結晶化温度以上であ
ってかつ融点未満の温度まで昇温されるような比較的低
パワー(消去パワー)のレーザー光を照射する。消去パ
ワーが加えられた記録マークは、結晶化温度以上まで加
熱された後、徐冷されることになるので、結晶質に戻
る。したがって、相変化型光記録媒体では、単一のレー
ザー光の強度を変調することにより、オーバーライトが
可能である。
生波長の短縮、記録再生光学系の対物レンズの高開口数
化が進んでいる。記録用レーザービームの記録層表面に
スポット径は、レーザー波長をλ、開口数をNAとした
とき、λ/NAで表される。
マークの結晶状態に影響を与えない低パワーのレーザー
光であるが、繰り返し再生を行うと記録マークの再結晶
化が生じ、その結果、ジッタが増大する。本発明者らの
研究によれば、高密度記録のために、開口数の大きな対
物レンズを有する光学系によって短波長のレーザー光を
照射した場合、すなわち前記λ/NAが小さい場合、レ
ーザービームスポット内でのエネルギー密度が高くなる
ため、繰り返し再生回数が比較的少なくてもジッタが増
大すること、すなわち再生耐久性が大きく低下すること
がわかった。
トラックに隣接するトラックの温度も上昇する。そのた
め、記録対象トラックに隣接するトラックに存在する非
晶質記録マークが再結晶化することがある。このような
現象を、本明細書ではクロスイレーズと呼ぶ。クロスイ
レーズが生じるとC/Nが低下する。クロスイレーズ
は、レーザービームスポット径に対する記録トラックピ
ッチが狭いほど発生しやすくなる。また、本発明者らの
研究によれば、記録トラックピッチに対するビームスポ
ット径の比率が同じであっても、ビームスポット内での
エネルギー密度が高ければ、クロスイレーズがより発生
しやすくなることがわかった。
り、また、クロスイレーズを抑制できる光記録媒体を提
供することであり、また、高密度記録時のジッタが小さ
い光記録媒体を提供することである。
(1)〜(4)の本発明により達成される。 (1) 記録/再生光入射側から見て、記録層、吸収層
および放熱層をこの順で有し、前記吸収層の消衰係数k
が、記録/再生光の波長において k>0 であり、記録/再生光の波長λと、記録/再生光の照射
光学系の開口数NAとの関係が λ/NA≦680nm である条件で記録/再生が行われる光記録媒体。 (2) 記録トラックピッチPTが PT≦0.35μm である上記(1)の光記録媒体。 (3) 記録/再生光入射側から見て、前記記録層の手
前側に吸収層を有し、この吸収層の消衰係数kが、記録
/再生光の波長において k>0 であり、マーク長MSが MS≦0.17μm である最短マークを含む信号が記録される上記(1)ま
たは(2)の光記録媒体。 (4) 記録/再生光入射側から見て、吸収層および記
録層をこの順で有し、前記吸収層の消衰係数kが、記録
/再生光の波長において k>0 であり、マーク長MSが MS≦0.17μm である最短マークを含む信号が記録される光記録媒体。
の媒体の層構成を、図1(B)に本発明の第2の態様の
媒体の層構成を、図1(C)に第1の態様と第2の態様
とを組み合わせた媒体の層構成を、それぞれ模式的に示
す。
生光入射側から見て、記録層4、吸収層A2および放熱
層5がこの順で設けられる。また、本発明の第2の態様
では、記録/再生光入射側から見て、記録層4の手前側
に吸収層A1が設けられる。本明細書では、記録層4と
放熱層5との間に設ける吸収層A2を第2吸収層と呼
び、記録層4の手前側に設ける吸収層A1を第1吸収層
と呼ぶ。
明における吸収層は、記録/再生光の波長における消衰
係数kが k>0 である。消衰係数kが0であると、本発明の効果が実現
しない。また、本発明の効果を十分に実現するために
は、 k≧0.05 であることが好ましい。ただし、消衰係数kが大きすぎ
ると、吸収層における記録/再生光の吸収率が高くなり
すぎ、記録および再生に支障が生じるため、好ましくは
k≦3とし、より好ましくは k≦2 とする。
率から算出することができる。具体的には、例えば以下
の手順で測定することが好ましい。まず、スライドガラ
ス上に厚さ20nmの吸収層を形成し、これを測定用サン
プルAとする。また、スライドガラス上に、厚さ20nm
の吸収層と厚さ100nmの反射層とをこの順で形成し、
これを測定用サンプルBとする。なお、この反射層は、
複素屈折率が既知である必要がある。次いで、サンプル
AおよびサンプルBについて、記録/再生光の波長にお
ける反射率および透過率を測定する。この測定には、例
えば島津製作所製の分光光度計(MPS-2000)用45°絶
対鏡面反射率測定付属装置(RTA-2000特形)を用いるこ
とが好ましい。これらの反射率および透過率から、マト
リクス法により複素屈折率n+ikを求める。なお、エ
リプソメータなど、他の手段によって複素屈折率を求め
ることもできる。
層4および第2吸収層A2を透過して放熱層5で反射
し、再び第2吸収層A2を透過して記録層4に到達す
る。第2吸収層A2は、記録/再生光の一部を吸収して
発熱し、一方、記録層4の発熱は、第2吸収層A2を設
けない場合に比べ抑えられる。第2吸収層A2は、放熱
性の良好な放熱層5と記録層4との間に存在し、第2吸
収層A2で生じた熱は放熱層5に伝導して速やかに放熱
されるので、第2吸収層A2の発熱は記録層4にほとん
ど影響を及ぼさない。このような作用により、第1の態
様では再生耐久性が向上する。
層5に伝導して速やかに放熱されるので、記録層4に記
録/再生光が照射されたとき比較的高温まで昇温する領
域は、ビームスポットおよびそのごく近傍に限られるこ
とになる。そのため、第1の態様ではクロスイレーズを
低減できる。
記録/再生光の照射光学系の開口数NAとの関係がλ/
NA≦680nmである場合、好ましくは λ/NA≦630nm である場合に適用される。λ/NAは、記録/再生用の
レーザービームのスポット径に相関し、λ/NAが小さ
いほどスポット径は小さくなり、その結果、レーザービ
ームスポット内のエネルギー密度が高くなる。前述した
ように、レーザービームスポット内でのエネルギー密度
が高ければ、再生耐久性が低くなり、また、クロスイレ
ーズが発生しやすくなる。第1の態様では、λ/NAが
上記した比較的小さい場合において、再生耐久性を改善
し、クロスイレーズを減少させる。ただし、利用可能な
レーザー波長および開口数には制限があり、著しく短い
波長および著しく大きい開口数とすることは困難である
ため、通常、250nm≦λ/NAとし、好ましくは 350nm≦λ/NA とする。
ッチが狭い場合に発生しやすい。そのため、λ/NAが
上記範囲内であって、かつ、記録トラックピッチPTが
PT≦0.35μmである場合、特に PT≦0.33μm である場合に、本発明は特に有効である。なお、記録ト
ラックピッチの下限は特にないが、上述したように、利
用可能なレーザー波長および開口数には制限があるた
め、λ/NAと相関するビームスポット径を著しく小さ
くすることは困難である。そのため、通常、0.14μ
m≦PTとし、好ましくは 0.15μm≦PT とする。
の態様では、記録/再生光入射側から見て、記録層4の
手前側に第1吸収層A1を設けることにより、ジッタ低
減をはかる。
低減効果は、記録信号の最短マーク長MSが MS≦0.17μm である場合に実現する。また、MS≦0.165μmであ
る場合、特にMS<0.16μmである場合、さらには MS≦0.155μm である場合に、ジッタ低減効果は特に高くなる。このよ
うに最短マーク長MSが短い場合にジッタを低減できる
ので、第2の態様は高密度記録がなされる媒体に対し特
に有効である。なお、第1吸収層A1を設けることによ
るジッタ低減効果が、最短マーク長MSが一定値以下と
なったときに初めて実現する理由は、明らかではない。
吸収層A2と第1吸収層A1とを共に設けてもよい。その
場合、第1の態様における再生耐久性向上効果およびク
ロスイレーズ低減効果と、第2の態様におけるジッタ低
減効果とが、共に実現する。
に実現するように、また、媒体全体としての光学設計お
よび熱設計が容易となるように適宜決定すればよいが、
第2吸収層A2および第1吸収層A1の厚さは、いずれも
好ましくは5〜50nm、より好ましくは5〜40nmであ
る。吸収層が薄すぎると本発明の効果が不十分となる。
一方、吸収層が厚すぎると、媒体からの反射光量が少な
くなるため、十分な再生出力が得られにくくなる。
全体としての光学設計および熱設計が容易となるように
適宜選択すればよい。具体的に好ましい材料としては、
例えば酸化セリウムまたは酸化亜鉛であり、また、これ
らの少なくとも1種を含有する誘電体も用いることがで
きる。なお、吸収層は、組成の異なる複数の層から構成
してもよい。吸収層は、スパッタ法により形成すること
が好ましい。
(消衰係数k=0.1)からなる吸収層を設ければ本発
明の効果は実現するが、ZnOターゲットを用い、酸素
ガス含有雰囲気中で反応性スパッタにより形成した吸収
層(消衰係数k=0)を設けた場合には、本発明の効果
は実現しない。すなわち、吸収層の構成元素が同じであ
っても、構成元素の比率の変化によって消衰係数kが
0.1から0へとわずかに変化しただけで、本発明の効
果は実現しなくなる。したがって、本発明の効果を安定
して実現するためには、吸収層の消衰係数kの厳密な制
御および管理が必要である。吸収層をスパッタ法により
形成する場合、消衰係数kは、ターゲット組成や、反応
性スパッタ時の反応性ガスの流量などによって制御でき
る。
は、吸収層を記録層4に密着して設けることが好まし
い。ただし、必要に応じ、記録層4と吸収層との間に他
の層、例えば誘電体層を設けてもよい。ただし、前記他
の層の厚さは、30nm以下、特に20nm以下であること
が好ましい。前記他の層が厚すぎると、本発明の効果を
損なうことがある。
るが、ヒートモード記録を行う他の光記録媒体、例えば
光磁気記録媒体にも適用可能である。光磁気記録媒体で
は、前記λ/NAが小さいと、繰り返し再生により磁化
反転が生じやすく、また、クロスイレーズが生じやすい
が、本発明の第1の態様ではこれらを抑えることができ
る。
報には、記録層の両側に透明な耐熱保護層を有し、か
つ、記録層と透明な耐熱保護層との間に、記録および消
去に用いるレーザー光の波長において吸収を示す第2の
耐熱保護層を有する光学情報記録部材が記載されてい
る。同公報における第2の耐熱保護層は、記録光の波長
において吸収を示す点で本発明における吸収層と同じで
ある。しかし、以下に説明する点で、同公報記載の発明
と本発明とは異なる。
護層を用いることにより、光吸収層(記録層+保護層)
の厚さが従来より厚くなって熱容量が大きくなるため、
記録トラック溝(グルーブ)内におけるトラック幅方向
での温度分布を均一にできる旨が記載されている。すな
わち、同公報記載の発明では、同公報の第2図に曲線1
0として示されるように、記録光照射によって昇温する
領域が記録トラック幅方向に広がり、かつ、記録トラッ
ク中央におけるピーク温度が低くなっている。したがっ
て、同公報の記載からは、光吸収のある保護層を設ける
と、クロスイレーズは低減されず、むしろ悪化してしま
うことが予想される。
の小さい記録/再生光を用いて実験したところ、予想に
反し、上述したようにクロスイレーズ低減効果が得られ
た。同公報記載の発明が本発明の第1の態様と異なるの
は、放熱性の良好な放熱層を設けていない点である。同
公報記載の発明では、放熱層を設けていないために、光
吸収性の保護層において発生した熱が溜まり、その結
果、記録層の昇温領域が記録トラック幅方向に広がると
考えられる。また、同公報の実施例では、波長830nm
のレーザー光により記録を行っており、本発明の第1の
態様に比べビームスポット径が大きいので、ビームスポ
ット内でのエネルギー密度が比較的低くなる。そのため
同公報では、クロスイレーズおよび再生耐久性に関し特
に問題は生じなかったと考えられる。
の態様と同様に、記録/再生光入射側から見て記録層の
手前側に、光吸収性の保護層を設ける。同公報には、最
短マーク長に関する記載はないが、同公報で用いている
レーザー光の波長は830nmと著しく長いので、同公報
における最短マーク長は、本発明の第2の態様において
限定する最短マーク長に比べ著しく長くなるはずであ
る。したがって、同公報では、本発明の第2の態様によ
るジッタ低減効果は実現しない。
する場合の具体的な構成例を、図面に基づいて説明す
る。
ぞれ示す。これらの光記録媒体は、支持基体20上に、
金属または半金属から構成される放熱層5、第2誘電体
層32、相変化型の記録層4、第1誘電体層31および
透光性基体2を、この順で積層して形成したものであ
る。記録光および再生光は、透光性基体2を通して入射
する。なお、支持基体20と放熱層5との間に、誘電体
材料からなる中間層を設けてもよい。
る。支持基体20の厚さは、通常、0.2〜1.2mm、
好ましくは0.4〜1.2mmとすればよく、透明であっ
ても不透明であってもよい。支持基体20は、通常の光
記録媒体と同様に樹脂から構成すればよいが、ガラスか
ら構成してもよい。光記録媒体において通常設けられる
グルーブ(案内溝)21は、図示するように、支持基体
20に設けた溝を、その上に形成される各層に転写する
ことにより、形成できる。グルーブ21は、記録再生光
入射側から見て相対的に手前側に存在する領域であり、
隣り合うグルーブ間に存在する領域がランド22であ
る。
u、Ag、Pt、Cu、Ni、Cr、Ti、Si等の金
属または半金属の単体あるいはこれらの1種以上を含む
合金などから構成すればよい。ただし、AgまたはAl
の単体では十分な耐食性が得られないため、耐食性向上
のための元素を添加することが好ましい。また、図2お
よび図3に示す構造の媒体では、放熱層形成時の結晶成
長により、レーザー光入射側における放熱層の表面粗さ
が大きくなりやすい。この表面粗さが大きくなると、再
生ノイズが増大する。そのため、放熱層の結晶粒径を小
さくすることが好ましいが、そのためにも、Agまたは
Alの単体ではなく、放熱層の結晶粒径を小さくするた
め、または、放熱層を非晶質層として形成するために、
添加元素を加えることが好ましい。
低下する。クロスイレーズ低減のためおよび再生耐久性
向上のためには、記録/再生光照射によって昇温した記
録層4および第2吸収層A2が速やかに冷却されること
が好ましい。そのため、放熱層には、熱伝導率のより高
いAgを主成分元素として用いることが好ましい。Ag
に添加することが好ましい副成分元素としては、例え
ば、Mg、Pd、Ce、Cu、Ge、La、S、Sb、
Si、TeおよびZrから選択される少なくとも1種が
挙げられる。これら副成分元素は、少なくとも1種、好
ましくは2種以上用いることが好ましい。放熱層中にお
ける副成分元素の含有量は、各元素について好ましくは
0.05〜2.0原子%、より好ましくは0.2〜1.
0原子%であり、副成分全体として好ましくは0.2〜
5原子%、より好ましくは0.5〜3原子%である。副
成分元素の含有量が少なすぎると、これらを含有するこ
とによる効果が不十分となる。一方、副成分元素の含有
量が多すぎると、熱伝導率が小さくなってしまう。
熱層の熱伝導率は、結晶粒径が小さいほど低くなるた
め、放熱層が非晶質であると、記録時に十分な冷却速度
が得られにくい。そのため、放熱層をまず非晶質層とし
て形成した後、熱処理を施して結晶化させることが好ま
しい。いったん非晶質層として形成した後に結晶化する
と、非晶質のときの表面粗さをほぼ維持でき、しかも、
結晶化による熱伝導率向上は実現する。
厚さは、通常、10〜300nmとすることが好ましい。
厚さが前記範囲未満であると十分な反射率を得にくくな
る。また、前記範囲を超えても反射率の向上は小さく、
コスト的に不利になる。放熱層は、スパッタ法や蒸着法
等の気相成長法により形成することが好ましい。
は、放熱層を金属または半金属から構成することが好ま
しいが、本発明では、放熱層を他の材料から構成しても
よい。例えば、複数の記録層を有し、他の記録層を通し
て記録/再生光が照射される記録層が存在する多層記録
媒体において、各記録層ごとに金属からなる放熱層を設
けると、この放熱層によって記録/再生光の透過率が著
しく低くなる。多層記録媒体では、隣り合う記録層同士
のクロストークを低減するために、記録層間に比較的厚
い樹脂層を設けることが多い。このような多層記録媒体
に本発明を適用する場合、上記樹脂層は熱容量が大きい
ので、本発明における放熱層として利用することが可能
である。
た、記録時に記録層から伝わる熱を遮断ないし面内方向
に逃がすことにより、支持基体20や透光性基体2を保
護する。また、これらの誘電体層を設けることにより、
変調度を向上させることができる。第1誘電体層31お
よび第2誘電体層32は、組成の相異なる2層以上の単
位誘電体層を積層したものであってもよい。
は、例えば、Si、Ge、Zn、Al、希土類元素等か
ら選択される少なくとも1種の金属成分を含む各種化合
物が好ましい。化合物としては、酸化物、窒化物または
硫化物が好ましく、これらの化合物の2種以上を含有す
る混合物を用いることもできる。
電体層32の全体を第2吸収層A2として利用してもよ
く、第2誘電体層32を複数の単位誘電体層から構成
し、単位誘電体層の少なくとも1層を第2吸収層A2と
してもよい。後者の場合、第2吸収層A2以外の誘電体
層は、熱伝導率が第2吸収層A2と同等またはこれより
高いことが好ましい。
の全体を第1吸収層A1として利用してもよいが、第1
吸収層A1が厚すぎると、媒体からの反射光量が少なく
なって十分な再生出力が得られにくくなるので、前記し
たように第1吸収層A1の厚さは50nmを超えないこと
が好ましい。したがって、通常、図3に示すように第1
誘電体層31を複数の単位誘電体層から構成し、単位誘
電体層の少なくとも1層を第1吸収層A1とすることが
好ましい。
は、保護効果や変調度向上効果が十分に得られるように
適宜決定すればよいが、通常、第1誘電体層31の厚さ
は好ましくは30〜300nm、より好ましくは50〜2
50nmであり、第2誘電体層32の厚さは好ましくは5
〜50nmである。ただし、急冷構造とするためには、第
2誘電体層の厚さを好ましくは30nm以下、より好まし
くは25nm以下とする。
ことが好ましい。
宜選択すればよいが、少なくともSbおよびTeを含有
するものが好ましい。SbおよびTeだけからなる記録
層は、結晶化温度が130℃程度と低く、保存信頼性が
不十分なので、結晶化温度を向上させるために他の元素
を添加することが好ましい。この場合の添加元素として
は、In、Ag、Au、Bi、Se、Al、P、Ge、
H、Si、C、V、W、Ta、Zn、Ti、Sn、P
b、Pdおよび希土類元素(Sc、Yおよびランタノイ
ド)から選択される少なくとも1種が好ましい。これら
のうちでは、保存信頼性向上効果が特に高いことから、
希土類元素、Ag、InおよびGeから選択される少な
くとも1種が好ましい。
以下のものが好ましい。SbおよびTeをそれぞれ除く
元素をMで表し、記録層構成元素の原子比を 式I (SbxTe1-x)1-yMy で表したとき、好ましくは 0.2≦x≦0.9、0≦y≦0.4 であり、より好ましくは 0.5≦x≦0.85、0.01≦y≦0.2 である。
小さすぎると、結晶化速度が遅くなるため、比較的速い
線速度での記録マークの消去が困難となる。また、記録
層の結晶質領域での反射率が低くなるため、再生信号出
力が低くなる。また、xが著しく小さいと、記録も困難
となる。一方、xが大きすぎると、結晶状態と非晶質状
態との間での反射率差が小さくなるため、再生信号出力
が低くなってしまう。
向上効果を示す上記元素のなかから少なくとも1種を選
択することが好ましい。元素Mの含有量を表すyが大き
すぎると、再生出力が低くなりやすい。
以下、より好ましくは5〜30nmである。記録層が薄す
ぎると結晶相の成長が困難となり、結晶化が困難とな
る。一方、記録層が厚すぎると、記録層の熱容量が大き
くなるため記録が困難となるほか、再生信号出力の低下
も生じる。
とが好ましい。
限定されない。例えば、特開平8−221814号公報
や特開平10−226173号公報に記載された多層構
造の記録層を有する媒体にも本発明は適用可能である。
有する。透光性基体2には、支持基体20と同程度の厚
さの樹脂板やガラス板を用いてもよい。ただし、本発明
は、高密度記録を行う場合に特に有効である。したがっ
て、記録再生光学系の高NA化による高記録密度達成の
ために、透光性基体2を薄型化することが好ましい。こ
の場合の透光性基体の厚さは、30〜300μmの範囲
から選択することが好ましい。透光性基体が薄すぎる
と、透光性基体表面に付着した塵埃による光学的な影響
が大きくなる。一方、透光性基体が厚すぎると、高NA
化による高記録密度達成が難しくなる。
えば、透光性樹脂からなる光透過性シートを各種接着剤
や粘着剤により第1誘電体層31に貼り付けて透光性基
体としたり、塗布法を利用して透光性樹脂層を第1誘電
体層31上に直接形成して透光性基体としたりすればよ
い。
ブを記録トラックとして利用することができる。
体層31、記録層4、第2誘電体層32、放熱層5およ
び保護層6をこの順で有し、記録光および再生光は、透
光性基体2を通して入射する。
る支持基体20と同様なものを利用すればよいが、透光
性を有する必要がある。
めに設けられる。この保護層は種々の有機系の物質から
構成されることが好ましいが、特に、放射線硬化型化合
物やその組成物を、電子線、紫外線等の放射線により硬
化させた物質から構成されることが好ましい。保護層の
厚さは、通常、0.1〜100μm程度であり、スピン
コート、グラビア塗布、スプレーコート、ディッピング
等、通常の方法により形成すればよい。
様である。
製した。なお、これらのサンプルは、図2に示す構造を
もつものである。
ブを同時形成した直径120mm、厚さ1.2mmのディス
ク状ポリカーボネートを用いた。グルーブ深さは、光路
長でλ/6(波長λ=405nm)とした。また、ランド
・グルーブ記録方式における記録トラックピッチは、
0.3μmとした。
タ法により形成した。ターゲットにはAg98Pd1Cu1
を用いた。放熱層の厚さは100nmとした。
スパッタ法により形成した。第2誘電体層32の組成お
よび消衰係数kを表1に示す。k>0である第2誘電体
層は、第2吸収層A2として機能する。なお、表1に示
す組成における複素屈折率は、 CeO2:2.7+0.1i、 ZnO:2.3+0.1i、 Al2O3:1.76+0i である。なお、各吸収層の複素屈折率は、前記した島津
製作所製の分光光度計(MPS-2000)用45°絶対鏡面反
射率測定付属装置(RTA-2000特形)を用い、前記手順に
より測定した。
雰囲気中でスパッタ法により形成した。記録層の組成
(原子比)は、 式I (SbxTe1-x)1-yMy において x=0.796、 y=0.07、 M=In、Ge、 In:Ge=1:6 とした。記録層の厚さは12nmとした。
%)−SiO2(20モル%)ターゲットを用いてAr
雰囲気中でスパッタ法により形成した。第1誘電体層の
厚さは50nmとした。
に、紫外線硬化型樹脂をスピンコートして硬化すること
により形成した。
化(結晶化)した後、光記録媒体評価装置に載せ、 レーザー波長λ:405nm、 開口数NA:0.85、 記録線速度V:6.5m/s、 記録信号:(1−7)RLL(最短マーク長0.173
μm) の条件において、下記手順でクロスイレーズを測定し
た。上記条件において、λ/NAは476nmである。
回オーバーライトし、そのキャリア出力をC1とした。
次いで、上記測定対象トラックに隣接する両側のトラッ
クに、それぞれ7T信号を100回オーバーライトし
た。次に、最初に測定対象トラックに記録した8T信号
について再びキャリア出力を測定し、これをC2とし
た。C2−C1がクロスイレーズである。なお、測定対
象トラックにオーバーライトする際の記録パワーおよび
消去パワーは、各サンプルにおける最適値(ジッタが最
も小さくなる値)とした。一方、測定対象トラックに隣
接する両側のトラックにオーバーライトする際の記録パ
ワーおよび消去パワーは、各サンプルにおける最適値を
30%上回る値とした。この測定条件におけるクロスイ
レーズ(XE +30)を表1に示す。この測定条件では、
記録パワーおよび消去パワーを最適値としたときよりも
クロスイレーズが大きくなる。表1に、なお、表1に
は、グルーブ(G)を測定対象トラックとしたときのク
ロスイレーズと、ランド(L)を測定対象トラックとし
たときのクロスイレーズとを示してある。
性を評価した。まず、クロスイレーズ測定の際と同様に
上記条件で測定対象トラック(グルーブ)に混合信号を
最適記録パワーで記録した後、0.5mWのパワーで繰り
返し再生を行って、ジッタが悪化しない最大再生回数を
調べた。結果を表1に示す。
なわち、第2誘電体層32を第2吸収層A2としたサン
プルNo.101およびNo.102では、第2誘電体層32
が吸収層として機能しないサンプルNo.103に比べク
ロスイレーズが小さく、また、再生耐久性が良好であ
る。
の態様) 以下の手順で、表2に示す光記録ディスクサンプルを作
製した。なお、これらのサンプルは、図3に示す構造を
もつものである。
と同じとした。
スパッタ法により形成した。第2誘電体層32の組成お
よび消衰係数kを表2に示す。k>0である第2誘電体
層は、第2吸収層A2として機能する。なお、ZnOか
らなる第2誘電体層は、Arガス雰囲気中でZnOター
ゲットを用いてスパッタ法により形成し、一方、ZnO
+Oからなる第2誘電体層は、酸素ガスを含有するAr
ガス雰囲気中で、ZnOターゲットを用いて反応性スパ
ッタを行うことにより形成した。この実施例におけるZ
nO+Oの複素屈折率は、 ZnO+O:2.2+0i である。
厚さを10nmとした。第1吸収層A1の組成および消衰
係数kを表2に示す。なお、比較のために、第1吸収層
A1に替えてk=0である誘電体層を形成したサンプル
も作製した。第1誘電体層31中の単位誘電体層31C
は、厚さを25nmとし、ZnS(80モル%)−SiO
2(20モル%)から構成した。第1誘電体層31中の
単位誘電体層31Dは、厚さを60nmとし、Al2O3か
ら構成した。
化(結晶化)した後、光記録媒体評価装置に載せ、 レーザー波長λ:405nm、 開口数NA:0.85、 記録線速度V:6.5m/s、 記録信号:(1−7)RLL の条件において、ジッタを測定した。なお、測定の際に
は、最短マーク長MSが表2に示す値となるようにクロ
ック周波数を制御した。このジッタはクロックジッタで
あり、再生信号をタイムインターバルアナライザにより
測定して「信号の揺らぎ(σ)」を求め、検出窓幅Tw
を用いて σ/Tw (%) により算出した値である。結果を表2に示す。また、一
部のサンプルの結果を、図5に示す。なお、このジッタ
が13%以下であれば、エラーが許容範囲内に収まる。
また、各種マージンを十分に確保するためには、このジ
ッタが10%以下であればよい。
かである。
により本発明の効果が実現し、一方、ZnOに酸素を過
剰に添加することにより消衰係数kを低下させたサンプ
ルにおいて本発明の効果が実現しなかったことから、本
発明の効果は、吸収層の構成元素に依存して生じるもの
ではないことがわかる。
について、実施例1と同様にしてXE+30および再生耐
久性を測定した。結果を表3に示す。
層との間に吸収層を設けることにより、再生耐久性向上
およびクロスイレーズ低減が実現する。本発明の第2の
態様では、記録/再生光入射側から見て記録層の手前側
に吸収層を設けることにより、最短マーク長が短い場合
にジッタ低減が実現する。
層構成を模式的に表す図である。(B)は、本発明の第
2の態様の光記録媒体の層構成を模式的に表す図であ
る。(C)は、本発明の第1の態様と第2の態様とを組
み合わせた光記録媒体の層構成を模式的に表す図であ
る。
である。
である。
である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 記録/再生光入射側から見て、記録層、
吸収層および放熱層をこの順で有し、前記吸収層の消衰
係数kが、記録/再生光の波長において k>0 であり、 記録/再生光の波長λと、記録/再生光の照射光学系の
開口数NAとの関係が λ/NA≦680nm である条件で記録/再生が行われる光記録媒体。 - 【請求項2】 記録トラックピッチPTが PT≦0.35μm である請求項1の光記録媒体。
- 【請求項3】 記録/再生光入射側から見て、前記記録
層の手前側に吸収層を有し、この吸収層の消衰係数k
が、記録/再生光の波長において k>0 であり、 マーク長MSが MS≦0.17μm である最短マークを含む信号が記録される請求項1また
は2の光記録媒体。 - 【請求項4】 記録/再生光入射側から見て、吸収層お
よび記録層をこの順で有し、前記吸収層の消衰係数k
が、記録/再生光の波長において k>0 であり、 マーク長MSが MS≦0.17μm である最短マークを含む信号が記録される光記録媒体。
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