JP2002305029A - リチウムイオンポリマー二次電池 - Google Patents

リチウムイオンポリマー二次電池

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JP2002305029A
JP2002305029A JP2001108143A JP2001108143A JP2002305029A JP 2002305029 A JP2002305029 A JP 2002305029A JP 2001108143 A JP2001108143 A JP 2001108143A JP 2001108143 A JP2001108143 A JP 2001108143A JP 2002305029 A JP2002305029 A JP 2002305029A
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electrode current
collector foil
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JP2001108143A
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Kensuke Muraishi
賢介 村石
Yusuke Watarai
祐介 渡会
Tadashi Kobayashi
正 小林
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電容量に応じた端子の必要断面積を得ると
ともに、フレキシブル性を確保しつつ端子接合部におけ
る抵抗を低減する。 【解決手段】複数の正極集電体箔12の一方の端部12
bが積層順に複数組に分けられ、組数に応じた複数の正
極端子23の各一端が組毎に積層された正極集電体箔の
一方の端部12bの間に挿入されてその一方の端部12
bに接続され、複数の負極集電体箔15の他方の端部1
5aが積層順に複数組に分けられ、組数に応じた複数の
負極端子21の各一端が組毎に積層された負極集電体箔
の他方の端部15aの間に挿入されてそのの他方の端部
15aに接続され、パッケージ26が複数の正極端子2
3の各他端と複数の負極端子21の各他端とを個別に表
出し得る端子取出口26dを有し、かつ複数の正極端子
23の各他端及び複数の負極端子21の各他端がそれぞ
れ積層されて接着可能に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリマー電解質層
を介して正極活物質と負極活物質を積層したリチウムイ
オンポリマー二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラやノート型パソコン
等のポータブル機器の普及によって薄くてある程度フレ
キシブルな電池に対する需要が高まっている。この薄型
の電池として、正極シートと負極シートを積層して形成
されたリチウムイオンポリマー二次電池が知られてい
る。この正極シートは、正極集電体箔の表面に活物質を
塗布することにより作られ、負極シートは負極集電体箔
の表面に活物質を塗布することにより作られる。正極シ
ートの活物質と負極シートの活物質の間にはポリマー電
解質層が介装される。この電池では、それぞれの活物質
における電位差を電流として取出すための正極端子及び
負極端子が正極集電体箔及び負極集電体箔に設けられ、
このように積層された積層体をパッケージで密閉するこ
とによりリチウムイオンポリマー二次電池が作成され
る。このリチウムイオンポリマー二次電池ではパッケー
ジから引出された正極端子及び負極端子を電池の端子と
して使用することにより所望の電気が得られるようにな
っている。
【0003】また、近年ではリチウムイオンポリマー二
次電池の放電容量を増大させる傾向にあり、複数枚の正
極シート及び複数枚の負極シートを用いて積層し、その
放電容量を増大させたり、単一の正極シート及び単一の
負極シートの面積を拡大させ、拡大した正極シート及び
負極シートを所望の大きさに折畳むことによりその放電
容量を拡大している。一方、正極シート及び負極シート
を複数枚用いるか或いは折り畳んで放電容量を拡大する
ことに伴い、層状に引き出された複数枚の正極集電体箔
及び負極集電体箔の端部を互いに接続させて正極端子及
び負極端子を接続することが必要である。この接続手段
として、層状に引き出された複数枚の正極集電体箔及び
負極集電体箔の端部を分離して束ね、端子を兼ねる導電
体でこの束ねた端部を挟み、束ねられた端部と導電体を
溶接してその導電体を通じて電気を取り出すようにした
二次電池が提案されている(特開平7−26302
9)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、束ねられた正
極集電体箔又は負極集電体箔の全ての端部と導電体とを
溶接によって接合したときには、その接合部分における
機械的強度が溶接により高まり、電池のフレキシブル性
が失われる不具合がある。特に増大させた放電容量に応
じた端子の断面積を確保するために、端子の断面積が比
較的大きな棒状の金属片からなる導電体を用いた場合に
はその接合部分における可撓性か完全に失われる欠点が
ある。逆に、比較的可撓性を有する導電体で挟み、その
導電体と束ねられた端部を部分的に溶接したときには、
電池のフレキシブル性を保つことはできるけれども、増
大させた放電容量に応じた端子の必要断面積を得ること
が困難になるとともに、電池を湾曲させることにより溶
接された部分以外の端部と外側から挟んだ導電体との間
に隙間が生じ、その部分における導電性が失われ、結果
として抵抗値が増加して十分な電力を得られない問題が
ある。本発明の目的は、放電容量に応じた端子の必要断
面積を比較的容易に得ることのできるリチウムイオンポ
リマー二次電池を提供することにある。本発明の別の目
的は、フレキシブル性を確保しつつ端子接合部における
抵抗を低減し得るリチウムイオンポリマー二次電池を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図2に示すように、複数の正極集電体箔12の
各表面に正極活物質13が塗布され、複数の負極集電体
箔15の各表面に負極活物質16が塗布され、複数の正
極集電体箔12と複数の負極集電体箔15とが正極活物
質13と負極活物質16との間にそれぞれポリマー電解
質層17を介して積層され、負極集電体箔15の一方の
端部15bから突出する複数の正極集電体箔12の全て
の一方の端部12bにシート状の正極端子23の一端が
接続され、正極集電体箔12の他方の端部12aから突
出する複数の負極集電体箔15の全ての他方の端部15
aにシート状の負極端子21の一端が接続され、正極端
子23の他端及び負極端子21の他端を表出するように
正極集電体箔12と負極集電体箔15との積層体20が
パッケージ26により密閉されたリチウムイオンポリマ
ー二次電池の改良である。
【0006】その特徴ある構成は、複数の正極集電体箔
12の一方の端部12bが積層順に複数組に分けられ、
組数に応じた複数の正極端子23の各一端が組毎に積層
された正極集電体箔の一方の端部12bの間に挿入され
て正極集電体箔の一方の端部12bに接続され、複数の
負極集電体箔15の他方の端部15aが積層順に複数組
に分けられ、組数に応じた複数の負極端子21の各一端
が組毎に積層された負極集電体箔の他方の端部15aの
間に挿入されて負極集電体箔の他方の端部15aに接続
され、パッケージ26が複数の正極端子23の各他端と
複数の負極端子21の各他端とを個別に表出し得る組数
に応じた数の端子取出口26dを有し、かつ複数の正極
端子23の各他端及び複数の負極端子21の各他端がそ
れぞれ積層されて接着可能に構成されたところにある。
【0007】この請求項1に係る発明では、端子21,
23の数を増加させるだけでその断面積を拡大すること
が可能になり、増大させた放電容量に応じた端子の断面
積を比較的容易に得ることができる。また、厚さの比較
的厚い単一の端子を接続する場合に比較して比較的湾曲
させやすい二次電池を得ることができる。また、正極端
子23の一端は複数の正極集電体箔12の組毎に積層さ
れた一方の端部12bの間に挿入され、負極端子21の
一端は複数の負極集電体箔15の組毎に積層された他方
の端部15aの間に挿入されるので、二次電池10を繰
り返し湾曲させても、正極端子23とその正極端子23
を挟む正極集電体箔12の間に、又は負極端子21とそ
の負極端子21を挟む負極集電体箔15の間に隙間が生
じることはなく、その接触部分における導電性は確保さ
れ、端子接合部における抵抗を十分に低減することがで
きる。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、複数の正極端子23及び複数の負極端子2
1がそれぞれエキスパンデッドメタル又は穿孔された金
属シートであるリチウムイオンポリマー二次電池であ
る。この請求項2に係る発明では、端子21,23自体
の可撓性を確保することによりシート状の二次電池10
のフレキシブル性を確実に確保するとともに、パッケー
ジ26との密着性を向上させてそのパッケージ26によ
る二次電池の密封性を確保することができる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明であって、複数の正極端子23の各一端が組毎
に積層された正極集電体箔12の一方の端部12bの間
に挿入された状態で挿入方向と交差する方向に所定の間
隔tをあけてかしめられた複数のはとめ25により正極
端子23の各一端が複数の正極集電体箔12の一方の端
部12bに接続され、複数の負極端子21の各一端が組
毎に積層された負極集電体箔15の他方の端部15aの
間に挿入された状態で挿入方向と交差する方向に所定の
間隔tをあけてかしめられた複数のはとめ25により負
極端子21の各一端が複数の負極集電体箔15の他方の
端部15aに接続されたリチウムイオンポリマー二次電
池である。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明であって、複数の正極端子23の各一端が組毎
に積層された正極集電体箔12の一方の端部12bの間
に挿入された状態で挿入方向と交差する方向に所定の間
隔tをあけて複数箇所超音波溶接することにより正極端
子23の各一端が複数の正極集電体箔12の一方の端部
12bに接続され、複数の負極端子21の各一端が組毎
に積層された負極集電体箔15の他方の端部15aの間
に挿入された状態で挿入方向と交差する方向に所定の間
隔tをあけて複数箇所超音波溶接することにより負極端
子21の各一端が複数の負極集電体箔15の他方の端部
15aに接続されたリチウムイオンポリマー二次電池で
ある。
【0011】この請求項3及び請求項5に係る発明で
は、複数の正極集電体箔12の一方の端部12b及び複
数の負極集電体箔15の他方の端部15aをそれぞれ組
毎に積層して、その組数に応じた正極端子23及び負極
端子21を接続するが、その接続は、所定の間隔tをあ
けてかしめられた複数のはとめ25により又は複数箇所
超音波溶接することにより行われるので、積層された端
部12a,15bの全ての部分を接合する場合に比較し
て機械的強度の上昇を抑制することができ、シート状の
二次電池10が従来から有するフレキシブル性を確保す
ることができる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項3に係る発
明であって、正極集電体箔12の材質又は負極集電体箔
15の材質と同一材質であって0.05〜0.5mmの
厚さを有する補強箔又は補強薄板22,24が正極集電
体箔12又は負極集電体箔15のいずれか一方又は双方
の端部の組毎に積層されたそれぞれの外面に配置され、
補強箔又は補強薄板22,24を介して複数のはとめ2
5がそれぞれかしめられたリチウムイオンポリマー二次
電池である。請求項6に係る発明は、請求項5に係る発
明であって、正極集電体箔12の材質又は負極集電体箔
15の材質と同一材質であって0.05〜0.5mmの
厚さを有する補強箔又は補強薄板22,24が正極集電
体箔12又は負極集電体箔15のいずれか一方又は双方
の端部の組毎に積層されたそれぞれの外面に配置され、
補強箔又は補強薄板22,24を介して超音波溶接され
たリチウムイオンポリマー二次電池である。
【0013】この請求項4又は請求項6に係る発明で
は、補強箔又は補強薄板22,24を配置することによ
り、二次電池10を湾曲させた場合の、外側における正
極集電体箔12及び負極集電体箔15のかしめ箇所にお
ける亀裂等の破損を防止でき、二次電池10の信頼性を
向上させることができる。ここで、補強薄板22,24
の厚さが0.05mm未満であると、はとめ25をかし
める時や超音波溶接する時に補強薄板22,24が破壊
されるおそれがあり、その厚さが0.5mmを越えると
はとめ25のかしめ不良や溶接不良が発生するおそれが
ある。なお、補強薄板22,24の更に好ましい厚さは
0.1〜0.3mmである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1及び図5に示すように、
リチウムイオンポリマー二次電池10は、正極シート1
1と負極シート14との間にポリマー電解質層17を介
装し、その正極シート11及び負極シート14を積層し
たものである。正極シート11は正極集電体箔12の表
面に正極活物質13が塗布されたものであり、負極シー
ト14は負極集電体箔15の表面に負極活物質16が塗
布されたものである。また、ポリマー電解質層17は正
極集電体箔12に塗布形成された正極活物質13と負極
集電体箔15の表面に塗布形成された負極活物質16と
の間に介装される。このリチウムイオンポリマー二次電
池10は、放電容量を拡大するために帯状の負極集電体
箔15を用い、その帯状の負極集電体箔15は負極活物
質16の表面にポリマー電解質層17を有した状態で折
畳まれる。なお、この実施の形態における負極集電体箔
15はCu箔であり、負極活物質16にはグラファイト
系の活物質が使用される。
【0015】図9(a)及び(b)に示すように、負極
活物質16の負極集電体箔15の表面への具体的な形成
手順は、活物質を溶液に分散混合して作製したスラリー
を帯状の負極集電体箔15の上面にドクターブレード法
により塗布して乾燥することにより行われる。一方、負
極活物質16は他方の側部15bを除いて表面である図
における負極集電体箔15の上面に形成され、ポリマー
電解質層17はその負極活物質16の上面に電解質スラ
リーを塗布乾燥することにより作られる。ポリマー電解
質層17はこの負極活物質16を被覆する面積を有する
ように形成される。具体的には、図9(c)に示すよう
に、電解質スラリーを負極活物質16を覆うように塗布
し、その後乾燥することにより負極活物質16を被覆す
る面積に形成される。
【0016】図5に戻って、リチウムイオンポリマー二
次電池10は、折畳まれた負極シート14の折目を除く
ポリマー電解質層17の間にそれぞれ折畳み面積に相応
した面積を有する複数の正極シート11が挟持される。
挟持される正極シート11の正極活物質13の表面にも
ポリマー電解質層17が形成される、この実施の形態に
おける正極集電体箔12はAl箔であり、正極活物質1
3には例えばLiCoO2が使用される。
【0017】具体的な正極シート11の作製手順は、図
8(a)及び(b)に示すように、活物質を溶液に分散
混合したスラリーをドクターブレード法により塗布して
乾燥することにより後に正極集電体箔になる帯状のAl
箔18の上面に先ず正極活物質13を形成する。正極活
物質13はAl箔18の一方の側部を除いて形成され、
ポリマー電解質層17はこの正極活物質13を被覆する
面積を有するように形成される。具体的には、図8
(c)に示すように、電解質スラリーは正極活物質13
を覆うように塗布し、その後乾燥することにより正極活
物質13を被覆する面積に形成される。その後図8
(d)に示すように、正極活物質13及びポリマー電解
質層17を有する帯状のAl箔18は、その正極活物質
13及びポリマー電解質層17とともに負極シート14
の折畳み面積に相応した面積を有するように切断され
る。これにより、正極集電体箔12の表面に正極活物質
13が形成され、その正極活物質13表面にポリマー電
解質層17を有する所定の面積の正極シート11が複数
枚作られる。
【0018】次いで図7に示すように、ポリマー電解質
層17を間に介装して正極シート11及び負極シート1
4が積層される。この積層は熱圧着により行われる。即
ち、負極シート14に折目の間隔に相応する所定のピッ
チで複数の正極シート11を配置し、その状態で所定の
温度に加熱された反対方向にそれぞれ回転する一対のロ
ーラ19,19間に図の実線矢印に示すように通過さ
せ、ポリマー電解質層17を介装した状態で正極シート
11及び負極シート14を熱圧着する。複数の正極シー
ト11の負極シート14上への配置は、複数の正極集電
体箔12の一方の端部12bがその帯状の負極集電体箔
15の一方の端部15bから突出し、帯状の負極集電体
箔15の他方の端部15aが複数の正極集電体箔12の
他方の端部12aから突出し、するように、またそれぞ
れの正極シート11が負極シート14の折目に相当する
部分をあけて配置される。
【0019】図6に示すように、このように正極シート
11が積層された負極シート14の折畳みは、正極シー
ト11が配置されていない負極シート14の折目を交互
に折曲げることにより行われる。このように折畳むと、
図5に示すように、このように折畳まれた負極シート1
4の折目を除くポリマー電解質層17の間には、それぞ
れ折畳み面積に相応した面積を有する複数の正極シート
11が挟持される。そして、図1に示すように、複数の
正極集電体箔12の一方の端部12bは帯状の負極集電
体箔15の一方の端部15bから突出し、帯状の負極集
電体箔15の他方の端部15aは複数の正極集電体箔1
2の他方の端部12aから突出する。
【0020】図1及び図2に示すように、負極集電体箔
15の一方の端部15bから突出した複数の正極集電体
箔12の一方の端部12bは、積層順に複数組に分かれ
て積層される。そしてその組数に応じた複数の正極端子
23の各一端が組毎に積層された正極集電体箔12の一
方の端部12bの間に挿入される。この実施の形態で
は、正極集電体箔12の一方の端部12bは積層順に二
組に分かれて積層され、シート状の二枚の正極端子23
の各一端が組毎に積層された正極集電体箔12の一方の
端部12bの間に挿入されて正極集電体箔12の一方の
端部12bに接続される。同様に、正極集電体箔12の
他方の端部12aから突出した複数の負極集電体箔15
の他方の端部15aも積層順に二組に分かれて積層さ
れ、そしてその組数に応じた二枚のシート状の負極端子
21の各一端が組毎に積層された負極集電体箔15の他
方の端部15aの間に挿入されて負極集電体箔15の他
方の端部15aに接続される。この実施の形態における
正極端子23及び負極端子21にはそれぞれ可撓性を有
するエキスパンデッドメタル又は穿孔された金属シート
が用いられる。
【0021】この実施の形態における組毎に積層された
正極集電体箔12の一方の端部12bと正極端子23の
一端との接続及び組毎に積層された負極集電体箔15の
他方の端部15aと負極端子21の一端との接続は、正
極端子23及び負極端子21の挿入状態で挿入方向と交
差する方向に所定の間隔t(図2)をあけてかしめられ
た複数のはとめ25により行われる。このはとめ25に
よる接続を負極端子21を接続する場合を代表して具体
的に説明すると、図4に示すように、はとめ25は円筒
部25aとその円筒部25aの一方の端部に連続して形
成された固定フランジ25cを有する。一方、負極端子
21の一端が間に挿入された負極集電体箔15の組毎に
積層された他方の端部15aの積層外面には、負極集電
体箔15の材質と同一材質であるCuであって厚さが
0.05〜0.5mmの補強箔又は補強薄板22がそれ
ぞれ配置される。そして、補強箔又は補強薄板22、負
極集電体箔15の組毎に積層された他方の端部15a及
び負極端子21の一端には、図4(a)に示すようにそ
れらが積層された状態で負極端子21の一端の挿入方向
と交差する方向に所定の間隔t(図2)をあけて複数の
貫通孔27が形成される。
【0022】図4(b)に示すように、はとめ25の円
筒部25aは、固定フランジ25bが孔縁に当接するま
でその貫通孔27に挿入される。すると円筒部25aの
他方の端部は貫通孔27を貫通して補強箔又は補強薄板
22から突出する。この突出した円筒部25aの他方の
端部にかしめポンチ28の端部を押し込むことにより、
その端部は機械的に押し広げられて図4(c)に示す爪
25cを形成する。この実施の形態では円筒部25aの
他方の端部には押し広げられる際にその端部が8つに分
割されるようにするための切り込み25dが形成され、
完全に押し広げられた際には8つの爪25cが放射状を
形成するように構成される。8つの放射状の爪25cは
貫通孔27の他方の孔縁に当接し、固定フランジ25a
とともに負極集電体箔15の組毎に積層された他方の端
部15aを補強箔又は補強薄板22及び負極端子21の
一端とともに挟持する。これにより、負極端子21の一
端は複数の負極集電体箔15の組毎に積層された他方の
端部15aにそれぞれ接続される。
【0023】図1及び図2に示すように、正極集電体箔
12の組毎に積層された一方の端部12bの積層外面に
は、正極集電体箔12の材質と同一材質であるAlから
なる厚さが0.05〜0.5mmの補強箔又は補強薄板
24がそれぞれ配置される。そして、補強箔又は補強薄
板24、正極集電体箔12の組毎に積層された一方の端
部12b及び正極端子23の一端には、それらが積層さ
れた状態で正極端子23の一端の挿入方向と交差する方
向に所定の間隔t(図2)をあけて複数の図示しない貫
通孔が形成される。この貫通孔には前述したはとめ25
が挿入されてかしめられ、正極端子23の一端は複数の
正極集電体箔12の組毎に積層された一方の端部12b
にそれぞれ接続される。なお、積層外面に配置される補
強箔又は補強薄板22,24は、はとめ25のかしめら
れた爪25cが覆う面積より広い面積を有するように作
られ、かしめ時における正極集電体箔12及び負極集電
体箔15のそれぞれに過剰な負荷が加わらないようにさ
れる。
【0024】複数の正極シート14を挟んで帯状の負極
シート14を折畳み正極端子23及び負極端子21が接
続された図2に示す積層体20は、図3に示すように、
正極端子23の他端及び負極端子21の他端を表出する
ようにパッケージ26で密封され、このパーケージ26
には2枚の正極端子23の各他端と2枚の負極端子21
の各他端とを個別に表出し得る組数に応じた数の端子取
出口26dが形成される。図1及び図5に示すように、
この実施の形態におけるパッケージ26は、積層体20
の表面及び裏面を覆う一対のパッケージシート26a,
26bと、2枚の正極端子23,23の間と2枚の負極
端子21,21の間にそれぞれ折り返された状態で配置
される一対の補助シート26cにより形成される。一対
のパッケージシート26a,26b及び一対の補助シー
ト26cはそれぞれ変性ポリプロピレンがラミネートさ
れたアルミニウム箔が用いられる。一対の補助シート2
6cはラミネートされた変性ポリプロピレンが表に表出
するようにそれぞれ折り返され、その状態で2枚の正極
端子23,23の間と2枚の負極端子21,21の間に
配置される。一対のパッケージシート26a,26bで
積層体20を表面及び裏面から挟み、真空雰囲気中で一
対のパッケージシート26の重ね合わされた周囲を熱圧
着することにより積層体20は正極端子23の他端及び
負極端子21の他端がそれぞれそ外部に表出するように
パッケージ26により密閉される。
【0025】図1に示すように、密封の際、一対のパッ
ケージシート26a,26bの周囲と補助シート26c
の間には正極端子23及び負極端子21がそれぞれ挟ま
れ、その状態で一対のパッケージシート26a,26b
の周囲と補助シート26cは熱圧着され、正極端子23
及び負極端子21を挟んだ部分におけるパッケージ26
は熱圧着後における端子取出口26dが形成される。こ
の実施の形態では、正極端子23及び負極端子21がそ
れぞれエキスパンデッドメタル又は穿孔された金属シー
トにより形成されているので、パッケージシート26の
周囲及び補助シート26cを熱圧着すると、アルミニウ
ム箔にラミネートされた変性ポリプロピレンは熱融解し
てエキスパンデッドメタルの編み目又は金属シートの穿
孔に侵入し、その後変性ポリプロピレンが硬化するので
パッケージ26における端子取出口26dと正極端子2
3及び負極端子21の密着性は確保され、そのパッケー
ジ26による積層体20の密封が確実に行われる。
【0026】図3に示すように、パッケージ26のそれ
ぞれの端子取出口26dから引出された複数の正極端子
23,23の各他端及び複数の負極端子21,21の各
他端はそれぞれ積層されて接着可能に構成される。この
実施の形態では、端子であるエキスパンデッドメタル又
は穿孔された金属シートの各他端を積層して抵抗溶接若
しくは超音波溶接することにより、又ははとめをかしめ
ることにより若しくははんだ付けすることにより正極及
び負極端子21,23の各他端を接着し、このように接
着された正極及び負極端子21,23の各他端を電池の
端子として使用することにより所望の電気を得るように
構成される。
【0027】このように構成されたリチウムイオンポリ
マー二次電池10では、複数の正極集電体箔12の一方
の端部12bを積層順に複数組に分け、その組数に応じ
た複数の正極端子21の各一端を組毎に積層された正極
集電体箔12の一方の端部12bの間に挿入してその一
方の端部12bに接続し、複数の負極集電体箔15の他
方の端部15aを積層順に複数組に分け、その組数に応
じた複数の負極端子21の各一端を組毎に積層した負極
集電体箔15の他方の端部15aの間に挿入してその他
方の端部15aに接続したので、端子21,23の数を
増加させるだけでその断面積を拡大することが可能にな
り、増大させた放電容量に応じた端子の断面積を比較的
容易に得ることができ、厚さの比較的厚い単一の端子を
接続する場合に比較して比較的湾曲させやすい二次電池
を得ることができる。
【0028】また、正極端子23の一端は複数の正極集
電体箔12の積層順に複数組に分けられて積層された各
組の一方の端部12bの間に挿入され、負極端子21の
一端は複数の負極集電体箔15の積層順に複数組に分け
られて積層された各組の積層された他方の端部15aの
間に挿入されるので、二次電池10を繰り返し湾曲させ
ても、正極端子23とその正極端子23を挟む正極集電
体箔12の間に、又は負極端子21とその負極端子21
を挟む負極集電体箔15の間に隙間が生じることはな
く、その接触部分における導電性は確保され、端子接合
部における抵抗を十分に低減することができる。
【0029】また、複数の正極集電体箔12の一方の端
部12b及び複数の負極集電体箔15の他方の端部15
aと正極端子23及び負極端子21との接続が、所定の
間隔tをあけてかしめられた複数のはとめ25により行
われるので、積層された端部の全ての部分を接合する場
合に比較して機械的強度の上昇を抑制することができ、
シート状の二次電池10が従来から有するフレキシブル
性を確保することができる。更に、正極集電体箔12の
積層された一方の端部12bの積層外面に補強箔又は補
強薄板24を配置し、負極集電体箔15の積層された他
方の端部15aの積層外面に補強箔又は補強薄板22を
配置したので、二次電池10を湾曲させた場合の、外側
における正極集電体箔12及び負極集電体箔15のかし
め箇所における亀裂等の破損を防止でき、二次電池10
の信頼性を向上させることができる。
【0030】なお、上述した実施の形態では、所定のピ
ッチで複数の正極シート11が熱圧着された帯状の負極
シート14を、正極シート11が配置されていない折目
で交互に折曲げたが、正極シートと同形同大の複数の負
極シートを正極シートと同じ数用意し、正極活物質と負
極活物質との間にそれぞれポリマー電解質層を介在さ
せ、それらのシートを構成する複数の正極集電体箔と複
数の負極集電体箔とを積層したものであっても良い。
【0031】また、上述した実施の形態では、複数のは
とめ25により端子21,23の各一端を正極集電体箔
12の一方の端部12b又は負極集電体箔15の他方の
端部15aに接続したが、複数の正極端子23の各一端
が組毎に積層された正極集電体箔12の一方の端部12
bの間に挿入された状態で挿入方向と交差する方向に所
定の間隔tをあけて複数箇所超音波溶接することにより
正極端子23の各一端を複数の正極集電体箔12の一方
の端部12bに接続し、複数の負極端子21の各一端が
組毎に積層された負極集電体箔15の他方の端部15a
の間に挿入された状態で挿入方向と交差する方向に所定
の間隔tをあけて複数箇所超音波溶接することにより負
極端子21の各一端を複数の負極集電体箔15の他方の
端部15aに接続しても良い。超音波溶接により接続し
た場合、はとめ25を用いて接続する際に必要とされた
貫通孔27を形成する手間を省くことができるととも
に、積層された端部12a,15bの全ての部分を接合
する場合に比較して機械的強度の上昇を抑制することが
できてそのフレキシブル性を確保することができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
数の正極集電体箔の一方の端部を積層順に複数組に分
け、組数に応じた複数の正極端子の各一端を組毎に積層
された正極集電体箔の一方の端部の間に挿入して正極集
電体箔の一方の端部に接続し、複数の負極集電体箔の他
方の端部を積層順に複数組に分け、組数に応じた複数の
負極端子の各一端を組毎に積層された負極集電体箔の他
方の端部の間に挿入して負極集電体箔の他方の端部に接
続し、パッケージが複数の正極端子の各他端と複数の負
極端子の各他端とを個別に表出し得る組数に応じた数の
端子取出口を有し、かつ複数の正極端子の各他端及び複
数の負極端子の各他端がそれぞれ積層されて接着可能に
構成したので、端子の数を増加させるだけでその断面積
を拡大することが可能になり、増大させた放電容量に応
じた端子の断面積を比較的容易に得ることができ、ま
た、厚さの比較的厚い単一の端子を接続する場合に比較
して比較的湾曲させやすい二次電池を得ることができ
る。
【0033】また、正極端子の一端は複数の正極集電体
箔の組毎に積層された一方の端部の間に挿入され、負極
端子の一端は複数の負極集電体箔の組毎に積層された他
方の端部の間に挿入されるので、二次電池を繰り返し湾
曲させても、正極端子とその正極端子を挟む正極集電体
箔の間に、又は負極端子とその負極端子を挟む負極集電
体箔の間に隙間が生じることはなく、その接触部分にお
ける導電性は確保され、端子接合部における抵抗を十分
に低減することができる。更に、複数の正極集電体箔の
一方の端部及び複数の負極集電体箔の他方の端部をそれ
ぞれ組毎に積層して、その組数に応じた正極端子及び負
極端子を接続するが、その接続は、所定の間隔をあけて
かしめられた複数のはとめにより又は複数箇所超音波溶
接することにより行えば、積層された端部の全ての部分
を接合する場合に比較して機械的強度の上昇を抑制する
ことができ、シート状の二次電池10が従来から有する
フレキシブル性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二次電池を示す図5のB−B線断面
図。
【図2】その正極及び負極シートが積層され端子が接続
された積層体を示す斜視図。
【図3】その積層体がパッケージにより密封された本発
明の二次電池を示す斜視図。
【図4】そのはとめをかしめる手順を示す断面図。
【図5】その二次電池を示す図1のA−A線断面図。
【図6】その二次電池の構成を示す分解斜視図。
【図7】その負極シートに正極シートが熱圧着される状
態を示す斜視図。
【図8】その正極シートの製造工程を示す図。
【図9】その負極シートの製造工程を示す図。
【符号の説明】
10 リチウムイオンポリマー二次電池 12 正極集電体箔 12a 他方の端部 12b 一方の端部 13 正極活物質 15 負極集電体箔 15a 他方の端部 15b 一方の端部 16 負極活物質 17 ポリマー電解質層 21 負極端子 22 補強箔又は補強薄板 23 正極端子 24 補強箔又は補強薄板 25 はとめ 26 パッケージ 26d 端子取出口 t 所定の間隔
フロントページの続き (72)発明者 小林 正 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5H017 AA03 AS01 CC01 HH03 5H022 AA09 BB11 CC02 5H029 AJ06 BJ04 BJ12 CJ05 DJ05 DJ07 DJ09 EJ01 HJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の正極集電体箔(12)の各表面に正極
    活物質(13)が塗布され、複数の負極集電体箔(15)の各表
    面に負極活物質(16)が塗布され、前記複数の正極集電体
    箔(12)と前記複数の負極集電体箔(15)とが前記正極活物
    質(13)と前記負極活物質(16)との間にそれぞれポリマー
    電解質層(17)を介して積層され、前記負極集電体箔(15)
    の一方の端部(15b)から突出する前記複数の正極集電体
    箔(12)の全ての一方の端部(12b)にシート状の正極端子
    (23)の一端が接続され、前記正極集電体箔(12)の他方の
    端部(12a)から突出する前記複数の負極集電体箔(15)の
    全ての他方の端部(15a)にシート状の負極端子(21)の一
    端が接続され、前記正極端子(23)の他端及び前記負極端
    子(21)の他端を表出するように前記正極集電体箔(12)と
    前記負極集電体箔(15)との(20)がパッケージ(26)により
    密閉されたリチウムイオンポリマー二次電池において、 前記複数の正極集電体箔(12)の一方の端部(12b)が積層
    順に複数組に分けられ、前記組数に応じた複数の正極端
    子(23)の各一端が組毎に積層された前記正極集電体箔の
    一方の端部(12b)の間に挿入されて前記正極集電体箔の
    一方の端部(12b)に接続され、 前記複数の負極集電体箔(15)の他方の端部(15a)が積層
    順に複数組に分けられ、前記組数に応じた複数の負極端
    子(21)の各一端が組毎に積層された前記負極集電体箔の
    他方の端部(15a)の間に挿入されて前記負極集電体箔の
    他方の端部(15a)に接続され、 前記パッケージ(26)が前記複数の正極端子(23)の各他端
    と前記複数の負極端子(21)の各他端とを個別に表出し得
    る前記組数に応じた数の端子取出口(26d)を有し、かつ
    前記複数の正極端子(23)の各他端及び前記複数の負極端
    子(21)の各他端がそれぞれ積層されて接着可能に構成さ
    れたリチウムイオンポリマー二次電池。
  2. 【請求項2】 複数の正極端子(23)及び複数の負極端子
    (21)がそれぞれエキスパンデッドメタル又は穿孔された
    金属シートである請求項1記載のリチウムイオンポリマ
    ー二次電池。
  3. 【請求項3】 複数の正極端子(23)の各一端が組毎に積
    層された正極集電体箔(12)の一方の端部(12b)の間に挿
    入された状態で挿入方向と交差する方向に所定の間隔
    (t)をあけてかしめられた複数のはとめ(25)により前記
    正極端子(23)の各一端が前記複数の正極集電体箔(12)の
    一方の端部(12b)に接続され、 複数の負極端子(21)の各一端が組毎に積層された負極集
    電体箔(15)の他方の端部(15a)の間に挿入された状態で
    挿入方向と交差する方向に所定の間隔(t)をあけてかし
    められた複数のはとめ(25)により前記負極端子(21)の各
    一端が前記複数の負極集電体箔(15)の他方の端部(15a)
    に接続された請求項1又は2記載のリチウムイオンポリ
    マー二次電池。
  4. 【請求項4】 正極集電体箔(12)の材質又は負極集電体
    箔(15)の材質と同一材質であって0.05〜0.5mm
    の厚さを有する補強箔又は補強薄板(22,24)が前記正極
    集電体箔(12)又は前記負極集電体箔(15)のいずれか一方
    又は双方の端部の組毎に積層されたそれぞれの外面に配
    置され、前記補強箔又は補強薄板(22,24)を介して複数
    のはとめ(25)がそれぞれかしめられた請求項3記載のリ
    チウムイオンポリマー二次電池。
  5. 【請求項5】 複数の正極端子(23)の各一端が組毎に積
    層された前記正極集電体箔(12)の一方の端部の間に挿入
    された状態で挿入方向と交差する方向に所定の間隔(t)
    をあけて複数個所超音波溶接することにより前記正極端
    子(23)の各一端が前記複数の正極集電体箔(12)の一方の
    端部(12b)に接続され、 複数の負極端子(21)の各一端が組毎に積層された前記負
    極集電体箔(15)の他方の端部(15a)の間に挿入された状
    態で挿入方向と交差する方向に所定の間隔(t)をあけて
    複数個所超音波溶接することにより前記負極端子(21)の
    各一端が前記複数の負極集電体箔(15)の他方の端部(15
    a)に接続された請求項1又は2記載のリチウムイオンポ
    リマー二次電池。
  6. 【請求項6】 正極集電体箔(12)の材質又は負極集電体
    箔(15)の材質と同一材質であって0.05〜0.5mm
    の厚さを有する補強箔又は補強薄板(22,24)が前記正極
    集電体箔(12)又は前記負極集電体箔(15)のいずれか一方
    又は双方の端部の組毎に積層されたそれぞれの外面に配
    置され、前記補強箔又は補強薄板(22,24)を介して超音
    波溶接された請求項5記載のリチウムイオンポリマー二
    次電池。
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