JP2002301606A - 切削インサート - Google Patents

切削インサート

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JP2002301606A
JP2002301606A JP2001102676A JP2001102676A JP2002301606A JP 2002301606 A JP2002301606 A JP 2002301606A JP 2001102676 A JP2001102676 A JP 2001102676A JP 2001102676 A JP2001102676 A JP 2001102676A JP 2002301606 A JP2002301606 A JP 2002301606A
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corner
cutting edge
cutting
chips
breaker
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Ryosuke Ueda
亮介 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】、特にねばい材料を加工する場合でも、浅い切
り込みの仕上げ加工領域において小さい送りから大きな
送りまでの広い切削条件で切屑処理が可能な、すなわち
汎用性に優れた切削インサートを提供する。 【解決手段】すくい面2としての上面と着座面としての
下面と逃げ面3としての側面を備えた多角形板状体から
なり、上記すくい面2と逃げ面3の間の稜辺に切刃4が
形成され、上記多角形板状体の稜辺が交差するコーナー
部分5にはコーナー切刃6と該コーナー切刃6の両端側
に連なる横切刃7とを備え、該横切刃7は上記コーナー
切刃6に隣接してコーナー切刃6から離れるにしたがっ
て低くなる下降傾斜部71を有し、上記コーナー部分5
のすくい面2側にはこのコーナー部分5の先端に対する
高さd2が0.25〜0.35mmである上記ブレーカ
ー***部10を有することを特徴とする切削インサート
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具本体に着取自
在に装着して金属材料などの切削加工に用いる切削イン
サートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、切屑処理が困難な切り込みの浅い
仕上げ加工領域については、コーナー部分にブレーカー
***部を形成した切削インサートが用いられてきた。図
5は、そのような従来の切削インサート20におけるコ
ーナー部分21の形状を示し、同図に示すように、上記
切削インサート20では、コーナー切刃22とブレーカ
ー***部23との距離Aを小さくして切り込みの浅い、
仕上げ加工領域の切屑処理に対処することを主眼として
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5の切削インサート20では、S10C,S12C,S
15C,SCM415,SS400,STKM種材など
のねばい材料を加工する場合、他の材料に比べて良好な
加工範囲が狭い。特にねばい材料をコーナー切刃のみを
使用するような非常に浅い切り込み且つ高送りの条件で
加工すると切屑処理に問題が発生しやすい。また、若干
切り込みを上げ横切刃も使用するようにした場合でも、
切屑処理に改善の余地があった。このような従来技術の
課題に鑑み、本発明は、特にねばい材料を加工する場合
でも、浅い切り込みの仕上げ加工領域において、小さい
送りから大きな送りまでの広い切削条件で切屑処理が可
能な、すなわち汎用性に優れた切削インサートを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決するため請求項1の切削インサートは、すくい面とし
ての上面と着座面としての下面と逃げ面としての側面を
備えた多角形板状体からなり、上記すくい面と逃げ面の
間の稜辺に切刃が形成され、上記多角形板状体の稜辺が
交差するコーナー部分にはコーナー切刃と該コーナー切
刃の両端側に連なる横切刃とを備え、該横切刃は上記コ
ーナー切刃に隣接してコーナー切刃から離れるにしたが
って傾斜角θ=3〜8°で低くなる下降傾斜部を有し、
上記コーナー部分のすくい面側にはこのコーナー部分の
先端に対する高さd2が0.25〜0.35mmである
ブレーカー***部を有することを特徴とする。
【0005】かかる構成によれば、コーナー部分の先端
に対する上記ブレーカー***部の高さd2を従来0.1
5〜0.20mm程度であったところ、0.25〜0.
35mmと高く設定したことにより、ねばい材料をコー
ナー切刃のみで切削するような非常に浅い切り込み且つ
高送りの条件で加工する場合でも、切屑がブレーカー隆
起部に乗り上げずにカールして切断することができる。
【0006】また、本発明者は、横切刃のコーナー切刃
に隣接した部位に傾斜角θ=3〜8°で低くなる下降傾
斜部を設けたことにより、若干切り込みを上げて横切刃
も切削に供するようにしても、切屑が切刃に対して直交
方向よりも切刃のコーナー部から離れる方向にやや傾い
て流れるようになり、これにより切屑が確実に横切刃の
すくい面を滑り減速することを見出した。そして、この
ように減速した切屑は前述のように高く設定されたブレ
ーカー***部によって、このブレーカー***部に乗り上
げることなく、確実にカールして切断する。
【0007】また、請求項2の切削インサートは、上記
横切刃が上記下降傾斜部に連続して略コーナー切刃の高
さまで上昇する上昇傾斜部を有することを特徴とする。
【0008】かかる構成によれば、加工による切屑の厚
みが部分的に異なることとなり、特に厚みの大きな部分
(上記上昇傾斜部によって削られた部分)がカールしや
すいので、切屑全体としてカールされ切断しやすくな
る。
【0009】また、大径の管状物の内径加工時など、管
開口部のバリ等を除去するため横切刃の一部を切削に供
するが、横切刃は上昇傾斜部の終端でコーナー部と同じ
高さに戻るので、芯高ズレによる加工精度のズレがおこ
らない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1乃至図4に本発明の実施形態の切
削インサート1を示し、この切削インサート1の全体形
状は図1に示す如く、すくい面2としての上面と着座面
としての下面を備え、すくい面2と逃げ面3の間の稜辺
に切刃4が形成された多角形板状体をなす。この多角形
板状体の稜辺が交差するコーナー部分5には、その先端
に円弧状のコーナー切刃6が、このコーナー切刃6の両
側にはコーナー切刃6に連なる横切刃7が、そして上記
すくい面2側にはブレーカー***部10がそれぞれ形成
されている。図2の部分拡大図に示すように上記横切刃
7はコーナー切刃6から離れるにしたがって低くなる下
降傾斜部71を有する。このように、横切刃7のコーナ
ー切刃6に隣接した部位に下降傾斜部71を設けたこと
により、若干切り込みを上げて横切刃7も切削に供する
ようにしても、切屑は、切刃4に対して直交方向よりも
コーナー切刃6から離れる方向にやや傾いて流れるよう
になる。これにより切屑は確実に横切刃7のすくい面9
を滑り減速する。そして、このように減速した切屑は後
述のように高く設定されたブレーカー***部10によっ
て、このブレーカー***部10に乗り上げることなく、
確実にカールして切断する。
【0011】なお、上記横切刃7の下降傾斜部71にお
ける傾斜角θは、3°〜8°の範囲が好ましい。この下
降傾斜部71における傾斜角θが3°未満の場合、低送
り加工時に切屑がブレーカー***部10に乗り上げ易く
なる。これに対して、上記傾斜角θが8°を越えると、
高送り加工時に切屑がブレーカ部分5で詰まり気味にな
り易くなる傾向がある。
【0012】また、上記切削インサート1において、上
記横切刃7に上記下降傾斜部71に連続して略コーナー
切刃6の高さまで上昇する上昇傾斜部72を有する凹状
切刃部分73を備えたことにより、加工による切屑の厚
みが部分的に異なることとなる。これにより、特に厚み
の大きな部分(上記上昇傾斜部72によって削られた部
分)がカールし易くなるので、切屑全体として、カール
し且つ切断しやすくなる。
【0013】また、大径の管状物の内径加工時など、管
開口部のバリ等を除去するため横切刃の一部を切削に供
するが、横切刃7は凹状部分73における上昇傾斜部7
2の終端でコーナー切刃6と同じ高さに戻るので、芯高
ズレによる加工精度のズレがおこらない。次に、上記切
削インサート1は、前記コーナー切刃6に臨み且つその
すくい面2から***したブレーカー***部10が形成さ
れている。そして、コーナー切刃6に対する上記ブレー
カー***部10の高さd2は0.25〜0.35mmと
高く設定されている。これにより、ねばい材料をコーナ
ー切刃6のみで切削するような非常に浅い切り込み且つ
高送りの条件で加工する場合でも、切屑がブレーカー隆
起部10に乗り上げずにカールして切断することができ
る。また、若干切り込みを上げて横切刃7も切削に供す
るようにしても、上記横切刃7によって切屑が切刃に対
して直交方向よりもコーナー切刃6から離れる方向にや
や傾いて流れるようになる。これにより切屑が確実に横
切刃7のすくい面9を滑り、その結果、減速する。このよ
うに減速した切屑は前述のように高く設定されたブレー
カー***部10によって、このブレーカー***部10に
乗り上げることなく、確実にカールして切断する。な
お、上記ブレーカー***部10の高さd2が0.25m
m未満の場合、特に高送りで切屑がブレーカー***部1
0に乗り上げやすく、他方、0.35mmより高い場合
には、切屑の流れが悪くなって、切屑詰まりが発生し易
くなる傾向がある。
【0014】かかる構成の切削インサート1において、
諸部位のサイズや角度の好適な範囲は、被削材や切削条
件等によって範囲が異なることがあるが概ね次のとおり
である。まず上記ブレーカー***部10において、それ
ぞれ、コーナー部分5の先端から該ブレーカー***部1
0の立ち上がり境界までの距離d1は0.4〜0.7m
m、コーナー切刃6のすくい角αは3°〜10°、ブレ
ーカー***部10正面の立ち上がり角βは30°〜50
°の範囲であることが好ましい。このように構成される
上記切削インサート1において、コーナー部分5の先端
から該ブレーカー***部10の立ち上がり境界までの距
離d1を0.4〜0.7mmとし、且つ、コーナー切刃
6のすくい角αを3°〜10°と緩やかとする場合の利
点は、ねばい材料における浅い切り込みでの低送り切削
時でも切屑を確実にカールさせ、切断し易くなることで
ある。また、ブレーカー***部10正面の立ち上がり角
βを30°〜50°とやや大きく傾斜させることの利点
は、緩やかな角度のすくい面上を切屑が滑ると、切屑は
減速されて立ち上がり部(ブレーカー***部10)に衝
突することにより、切屑を小さくカールさせ切断させ易
くなることである。これにより、上記切削インサート1
によれば低切込みの切削時にねばい材料でも切屑を確実
にカールさせることが可能である。しかも、切屑処理方
向が安定するので、切屑処理性を向上させることが可能
である。
【0015】これに対して、前記コーナー部分5の先端
からブレーカー***部10の立ち上がり境界までの距離
d1が0.4mmより小さい場合、切屑の流速が減速さ
れる前にブレーカー***部10に切屑が接触し、その結
果、ブレーカー***部10 が削り取られてしまう恐れが
あり、他方、0.7 mmより大きい場合には低切込み
切削時に切屑とブレーカー***部10が十分に接触せず
切屑が延びやすくなる場合がある。
【0016】また、上記コーナー切刃6のすくい角αが
3 ー未満の場合、低送りで切屑がカールせず延びてしま
う場合がある。他方、すくい角αが10ーを越えた場
合、切屑がコーナー部分5で詰まり気味となる場合があ
る。
【0017】さらに、前記ブレーカー***部10正面の
立ち上がり角βが30ー未満の場合、切屑がブレーカー
***部10の正面を擦る様に流れて、カールせず延びて
しまうという場合がある。他方、立ち上がり角βが50
ーより大きい場合には、切屑は一応切断するが飛散し易
く、切屑の排出方向が安定しないという場合があること
に加え、ブレーカー***部10が破損し易くなる場合が
ある。
【0018】次に、横切刃7のすくい角α1は3°〜1
0°、ブレーカー***部10の側面の立ち上がり角γは
40°〜70°の範囲であることが好ましい。これらを
このように設定することの利点は、次のとおりである。
【0019】切り込みが大きいときには、幅が大きな切
屑が形成される。この切屑は、大きめのすくい角α1を
有する横切刃7のすくい面9を滑り、その後、大きな立
ち上がり角γを有するブレーカー***部10の側面に衝
突するので切屑はカールし、切断し易くなる。
【0020】これに対して、上記横切刃7のすくい角α
1が3 ー未満の場合、切込みが大きいときに切屑がカー
ルせず延びてしまう場合がある。他方、すくい角α1が
10ーを越えると、切屑がコーナー部分5で詰まり気味
になる場合がある。
【0021】また、上記ブレーカー***部10の側面の
立ち上がり角γが40ー未満の場合、切込みが大きい時
に、切屑がカールせず延びてしまう場合がある。他方、
立ち上がり角θが70ーを越えると、切込みが大きい時
に、切屑がブレーカー***部10の側面に強く当たるの
で一応切断するが飛散し易く、切屑の排出方向が安定し
ない傾向があり、加えてブレーカー***部10が破損し
易くなる場合がある。
【0022】
【実験例】次に、本発明に関する実験例を示す。
【0023】本実験例では前記実施形態の切削インサー
ト1を工具ホルダーに装着して内径切削を行い、切屑の
処理能力を評価した。加工条件は以下のとおりである。 V(切削速度)=250m/min d(切り込み)=0.2〜1.0mm f(送り)=0.1〜0.25mm/rev 湿式 ワーク材質:S12C冷間鍛造材 また、同様形状の切削インサートで前記すくい角α、
β、前記立ち上がり角γ、横切刃の下降傾斜部における
傾斜角θなどを表1のように設定した切削インサートの
評価を行った。それらの結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示すように比較例1は横切刃7にお
ける下降傾斜部71の傾斜角θが本発明の範囲3°〜8
°より小さい2°である結果、低送りで切屑がブレーカ
ー***部10に乗り上げる不具合があった。また、比較
例2は上記ブレーカー***部10の高さd2が本発明の
範囲0.25mm〜0.35mmより小さい0.2mm
である結果、高送りで切屑がブレーカー***部10に乗
り上げる不具合があった。
【0026】また、比較例3は上記ブレーカー***部1
0の高さd2が本発明の範囲0.25mm〜0.35m
mの範囲より大きい0.37mmである結果、高送りで
切屑がコーナー部分5で詰まり気味となる不具合があっ
た。
【0027】次に、比較例4は上記下降傾斜部71の傾
斜角θが本発明の範囲3°〜8°より大きい9°である
結果、高送りで切屑がコーナー部分5で詰まり気味とな
る不具合があった。
【0028】これらに対して本発明実施例1、2、3
は、非常に良好な結果を示した。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の切削インサート
は、すくい面としての上面と着座面としての下面と逃げ
面としての側面を備えた多角形板状体からなり、上記す
くい面と逃げ面の間の稜辺に切刃が形成され、上記多角
形板状体の稜辺が交差するコーナー部分にはコーナー切
刃と該コーナー切刃の両端側に連なる横切刃を備え、該
横切刃は上記コーナー切刃に隣接してコーナー切刃から
離れるにしたがって傾斜角θ=3〜8°で低くなる下降
傾斜部を有し、上記コーナー部分のすくい面側にはコー
ナー部分の先端に対する高さd2が0.25〜0.35
mmであるブレーカー***部を有するものであって、コ
ーナー部分の先端に対する上記ブレーカー***部の高さ
d2を0.25〜0.35mmと高く設定したことによ
り、ねばい材料をコーナー切刃のみで切削するような非
常に浅い切り込み且つ高送りの条件で加工する場合で
も、切屑がブレーカー***部に乗り上げずにカールして
切断することができる。また、横切刃のコーナー切刃に
隣接した部位に傾斜角θ=3〜8°で低くなる下降傾斜
部を設けたことにより、切屑が切刃に対して直交方向よ
りも切刃のコーナー部から離れる方向にやや傾いて流れ
るようになり、これにより切屑を確実に横切刃のすくい
面をすべらせ減速させることができる。そして、このよ
うに減速した切屑は前述のように高く設定されたブレー
カー***部によって、このブレーカー***部に乗り上げ
ることなく、確実にカールして切断する。
【0030】したがって、上記切削インサートは、特に
ねばい材料を加工する場合でも、浅い切り込みの仕上げ
加工領域において小さい送りから大きな送りまでの広い
切削条件で切屑処理が可能な、すなわち汎用性に優れた
ものである。
【0031】また、上記切削インサートにおいて、上記
横切刃を上記下降傾斜部に連続して略コーナー切刃の高
さまで上昇する上昇傾斜部を有するものとすることで、
加工による切屑の厚みが部分的に異なることとなり、特
に厚みの大きな部分(上記上昇傾斜部によって削られた
部分)がカールしやすいので、切屑全体としてカールさ
れ切断しやすくなる。
【0032】また、大径の管状物の内径加工時など、管
開口部のバリ等を除去するため横切刃の一部が切削に供
されるが、横切刃は上昇傾斜部の終端でコーナー部と同
じ高さに戻るので、芯高ズレによる加工精度のズレがお
こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切削インサートの斜視図である。
【図2】図1の領域Lの拡大図である。
【図3】図2のX−X線図である。
【図4】図2のY−Y線図である。
【図5】従来の切削インサートの切削コーナー部分の平
面図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)
は斜視図である。
【符号の説明】
1 切削インサート 2 すくい面 3 逃げ面 4 切刃 5 コーナー部分 6 コーナー切刃 7 横切刃 71 下降傾斜部 72 上昇傾斜部 すくい面 10 ブレーカー***部 α、α1 すくい角 d1 距離 d2 高さ β、γ 立ち上がり角 θ 下降傾斜部の傾斜角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すくい面としての上面と着座面としての下
    面と逃げ面としての側面を備えた多角形板状体からな
    り、上記すくい面と逃げ面の間の稜辺に切刃が形成さ
    れ、上記多角形板状体の稜辺が交差するコーナー部分に
    はコーナー切刃と該コーナー切刃の両端側に連なる横切
    刃とを備え、該横切刃は上記コーナー切刃に隣接してコ
    ーナー切刃から離れるにしたがって傾斜角θ=3〜8°
    で低くなる下降傾斜部を有し、上記コーナー部分のすく
    い面側にはこのコーナー部分の先端に対する高さd2が
    0.25〜0.35mmであるブレーカー***部を有す
    ることを特徴とする切削インサート。
  2. 【請求項2】上記横切刃は上記下降傾斜部に連続して略
    コーナー切刃の高さまで上昇する上昇傾斜部を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の切削インサート。
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