JP2002298405A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2002298405A
JP2002298405A JP2001092722A JP2001092722A JP2002298405A JP 2002298405 A JP2002298405 A JP 2002298405A JP 2001092722 A JP2001092722 A JP 2001092722A JP 2001092722 A JP2001092722 A JP 2001092722A JP 2002298405 A JP2002298405 A JP 2002298405A
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JP
Japan
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damper base
circuit board
printed circuit
optical pickup
pickup device
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Withdrawn
Application number
JP2001092722A
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English (en)
Inventor
Kenji Kato
賢二 加藤
Akihiro Moriya
昭弘 森谷
Hiroaki Hizuka
博昭 飛塚
Ryoji Nishina
了治 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパーベースの背面へのプリント基板の実
装を、ねじや接着剤を使用せずに行うことのできる光ピ
ックアップ装置を提供する。 【解決手段】 ダンパーベース10の背面に、プリント
基板20の挿入可能な有底の2つのスリット部11から
成る保持部を設けることにより、挿入のみでプリント基
板をダンパーベースに実装できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに対し
て情報の記録再生を行う光ピックアップ装置に関し、特
に光ピックアップ装置のアクチュエータの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の光ピックアップ装置は、例え
ば、実用新案登録第2521564号公報に記載されて
いる。図3、図4は従来技術による光ピックアップ装置
を示す図である。図3において、光ピックアップ装置5
1は、対物レンズ2を保持するレンズホルダー3と、こ
のレンズホルダー3に備えられたコイルボビンに巻回さ
れたフォーカシング用コイル3a及びトラッキング用コ
イル3bと、複数のサスペンションワイヤー5を介して
レンズホルダー3をフォーカシング方向F及びトラッキ
ング方向Tに移動可能に支持するためのダンパーベース
4とを含んでいる。
【0003】サスペンションワイヤー5は、図示の場
合、それぞれレンズホルダー3の両側にて、その側部を
貫通して、はんだ付けされて半田固定部5aを形成して
いる。特に、レンズホルダー3の側部とダンパーベース
4との間を連結するように、全体として二対、計四本の
サスペンションワイヤー5が配設されている。後で説明
されるように、サスペンションワイヤー5はレンズホル
ダー3の支持と電気的接続を行うためのものである。
【0004】レンズホルダー3の側部及びダンパーベー
ス4におけるサスペンションワイヤー5の貫通部には一
部大きな空洞部が形成され、この空洞部には、共振防止
のためにシリコーンを主成分とするゲル状ダンピング材
5b、5bが充填されている。このようなダンピング材
5b、5bによって制振が行われ、レンズホルダー3
は、片持ちに支持されて傾斜することなく、フォーカシ
ング方向F及びトラッキング方向Tに関して有害な振動
が抑制された状態で移動可能にされている。
【0005】また、フォーカシング用コイル3a及びト
ラッキング用コイル3bの巻線端末は、レンズホルダー
3に備えられた端子3c、3d等(レンズホルダー3の
他側に備えられた二つの端子は、図示されていない)に
接続される。そして、サスペンションワイヤー5の一端
が、これら端子3c、3dに、ハンダ付けにより、機械
的に固定され且つ電気的に接続されている。一方、サス
ペンションワイヤー5の他端は、ダンパーベース4を貫
通し、このダンパーベース4の背面から突出している。
【0006】ダンパーベース4の背面には、図4に示す
ように、プリント基板56が取り付けられている。プリ
ント基板56は、ダンパーベース4の背面から突出した
サスペンションワイヤー5の他端が貫通し、ハンダ付け
により端子部5cとして接続されている。プリント基板
56には、端子部5cとも接続した回路形成用の導電パ
ターンが設けられているが、ここでは図示、説明は省略
する。いずれにしても、プリント基板56の回路は、図
示しないフレキシブルプリント基板を介して外部の駆動
電圧供給源に接続されるようになっている。
【0007】図3に戻って、アクチュエータベース7に
は2つのヨークが固定配置されている。これらのヨーク
は、二つの端部8a、8bが、それぞれレンズホルダー
3をトラッキング方向に垂直な水平方向から間隔をあけ
て挟むように配設されている。さらに、これら端部8
a、8bのレンズホルダー3に対向した内面には、マグ
ネット9a、9bが備えられている。
【0008】このように構成された従来の光ピックアッ
プ装置51においては、レンズホルダー3のコイル巻回
部に巻回された各コイルの巻線は、それぞれサスペンシ
ョンワイヤー5、プリント基板56及びフレキシブルプ
リント基板を介して、外部の駆動電圧供給源に接続され
る。これにより、外部から、各コイル3a、3bに駆動
電圧が印加されることにより、フォーカシング用コイル
3aまたはトラッキング用コイル3bに磁界が発生し、
その磁束が、ヨーク8及びマグネット9a、9bにより
形成され且つこれらコイル3a、3bを通過する磁束と
相互に作用することにより、レンズホルダー3が、フォ
ーカシング方向F及びトラッキング方向Tに移動され得
る。かくして、レンズホルダー3に取り付けられた対物
レンズ2が、フォーカシング方向F及びトラッキング方
向Tに関して適宜に移動せしめられ得るようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまで、
プリント基板56は、ねじ57又は接着剤によりダンパ
ーベース4の背面に取り付けられており、工数の低減化
が望まれていた。
【0010】そこで、本発明の課題は、ダンパーベース
の背面へのプリント基板の実装を、ねじや接着剤を使用
せずに行うことのできる光ピックアップ装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズを保持
するレンズホルダーと、前記レンズホルダーに設けられ
たフォーカシング用コイル及びトラッキンキング用コイ
ルと、前記各コイルに給電を行うためのサスペンション
ワイヤーを介して前記レンズホルダーを、フォーカシン
グ方向及びトラッキング方向に移動可能に支持するため
のダンパーベースとを含み、該ダンパーベースの背面に
はプリント基板を実装した光ピックアップ装置におい
て、前記ダンパーベースの背面に、前記プリント基板の
挿入可能なスリットを持つ保持部を設けることにより、
挿入のみで該プリント基板を実装できるようにしたこと
を特徴とする。
【0012】具体的には、前記保持部は、前記ダンパー
ベースの背面における両側にそれぞれ形成された、前記
プリント基板の側縁部の挿入可能な有底のスリット部か
ら成る。
【0013】なお、前記2つのスリット部の間の前記ダ
ンパーベースの背面に更に、これら2つのスリット部に
挿入された前記プリント基板をわずかに撓ませるための
突条を上下方向に設けることで、プリント基板の機械的
保持強度を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、図2を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明による光
ピックアップ装置のうち、特にダンパーベース10とこ
れに実装されるプリント基板20とを示した図である。
図2は、図1のダンパーベース10にプリント基板20
を実装した状態を示す平面図である。なお、プリント基
板20には、図示しないフレキシブルプリント基板が接
続される場合がある。また、プリント基板20は配線パ
ターン(図示省略)が形成されている面を表側、すなわ
ちダンパーベース10とは反対側に向けて実装される。
ダンパーベース10とプリント基板20以外の部分につ
いては、基本的に図3、図4に示されたものと同じ構成
となるので、以下では図示、説明は省略する。
【0015】本形態は、ダンパーベース10の背面に、
プリント基板20の挿入可能なスリットを持つ保持部を
設けることにより、挿入のみでプリント基板20を実装
できるようにしたことを特徴とする。
【0016】具体的には、前記保持部は、ダンパーベー
ス10の背面における両側にそれぞれ形成された、プリ
ント基板20の側縁部の挿入可能な有底の2つのスリッ
ト部11から成る。特に、2つのスリット部11の間の
ダンパーベース10の背面には更に、2つのスリット部
11に挿入されたプリント基板20をわずかに外方へ撓
ませるための突条12を上下方向に設けている。これ
は、プリント基板20を単に2つのスリット部11に挿
入しただけでは、製造工程においてこれらを逆さにした
時にプリント基板20が落下し易いからである。つま
り、図2に示すように、プリント基板20を撓ませるこ
とで、2つのスリット部11内でのプリント基板20の
機械的保持強度を向上させることができる。
【0017】プリント基板20には、ダンパーベース1
0の背面から突出したサスペンションワイヤー5の他端
の挿通可能な穴20aが設けられている。プリント基板
20をダンパーベース10の2つのスリット部11に挿
入した後、ダンパーベース10にサスペンションワイヤ
ー5が挿入され、更にその他端がプリント基板20の穴
20aに挿入される。そして、プリント基板20から突
出した部分がハンダ付けにより端子部20bとして接続
される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント基板をダンパーベースに実装する際に、ねじや
接着剤を使用しないので、組立て工数の削減、部品点数
の削減によるコスト低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を、光ピックアップ装置の
うちダンパーベースとこれに実装されるプリント基板と
について示した分解斜視図である。
【図2】図1のダンパーベースとこれに実装されたプリ
ント基板とについて示した平面図である。
【図3】従来の光ピックアップ装置の主要構成要素を示
す分解斜視図である。
【図4】図3の光ピックアップ装置のサスペンションワ
イヤー接続及び支持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2 対物レンズ 3 レンズホルダー 3a フォーカシング用コイル 3b トラッキング用コイル 3c、3d 端子 4、10 ダンパーベース 5 サスペンションワイヤー 5b ダンピング材 9a、9b マグネット 11 スリット部 12 突条 20、56 プリント基板 20b 端子部 51 光ピックアップ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛塚 博昭 山形県山形市立谷川1丁目1059番地の5 山形ミツミ株式会社内 (72)発明者 仁科 了治 山形県山形市立谷川1丁目1059番地の5 山形ミツミ株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA06 DC03 EA02 FA29 FB04 FB12 FC10 5D119 AA38 BA01 NA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを保持するレンズホルダーと、前
    記レンズホルダーに設けられたフォーカシング用コイル
    及びトラッキンキング用コイルと、前記各コイルに給電
    を行うためのサスペンションワイヤーを介して前記レン
    ズホルダーを、フォーカシング方向及びトラッキング方
    向に移動可能に支持するためのダンパーベースとを含
    み、該ダンパーベースの背面にはプリント基板を実装し
    た光ピックアップ装置において、 前記ダンパーベースの背面に、前記プリント基板の挿入
    可能なスリットを持つ保持部を設けることにより、挿入
    のみで該プリント基板を実装できるようにしたことを特
    徴とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記保持部は、前記ダンパーベースの背面におけ
    る両側にそれぞれ形成された、前記プリント基板の側縁
    部の挿入可能な有底のスリット部から成ることを特徴と
    する光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光ピックアップ装置にお
    いて、前記2つのスリット部の間の前記ダンパーベース
    の背面には更に、これら2つのスリット部に挿入された
    前記プリント基板をわずかに撓ませるための突条を上下
    方向に設けたことを特徴とする光ピックアップ装置。
JP2001092722A 2001-03-28 2001-03-28 光ピックアップ装置 Withdrawn JP2002298405A (ja)

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