JPH11120584A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents
対物レンズ駆動装置Info
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- JPH11120584A JPH11120584A JP28323697A JP28323697A JPH11120584A JP H11120584 A JPH11120584 A JP H11120584A JP 28323697 A JP28323697 A JP 28323697A JP 28323697 A JP28323697 A JP 28323697A JP H11120584 A JPH11120584 A JP H11120584A
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Abstract
で固定部より支持されている対物レンズ駆動装置におい
て、薄型化を容易にすること。 【解決手段】 対物レンズを備えた可動部が、4本の弾
性部材で固定部より支持されている対物レンズ駆動装置
において、フォーカシング方向の位置がほぼ同一の2組
の弾性部材のトラッキング方向の間隔に差異を設けた対
物レンズ駆動装置。又は、フォーカシング方向の位置が
ほぼ同一の2組の弾性部材の固定部側及び可動部側の固
定位置を、弾性部材の延在方向にずらした対物レンズ駆
動装置。
Description
て光学的に記録又は再生を行う光ピックアップ装置の対
物レンズ駆動装置に係り、特に、薄型化に好適な対物レ
ンズ駆動装置に関する。
生を行う光ピックアップ装置は、一般に、対物レンズを
備えた対物レンズ駆動装置と、対物レンズに光の送受を
行う光学系とで構成されている。上記対物レンズ駆動装
置は、対物レンズ、フォーカシングコイル及びトラッキ
ングコイルを備えた可動部と、磁気回路を備えた固定部
で構成され、可動部は固定部より支持されている。
に配置された弾性部材で支持する方法が知られている。
この支持方法では、図7に示したように対物レンズ11
9を挟んで両側に配置された4本の弾性部材122で可
動部は支持されており、各側の一対の弾性部材122は
フォーカシング方向(Z方向)に一定の間隔を置いて配
置されている(実公平1-32176公報参照)。
るものが用いられ、フォーカシングコイル113とトラ
ッキングコイル117、118への駆動電流を供給する
ためのリード線も兼ねており、弾性部材22と各コイル
は、可動部側で電気的に接続されている。更に、弾性部
材122は、固定部側で対物レンズ駆動装置へ駆動電流
を供給する駆動回路に電気的に接続されている。
弾性部材と駆動回路との接続には、プリント基板(中継
基板)が用いられることが多い(特公平4-49174)。
4本の平行に配置された弾性部材で支持する対物レンズ
駆動装置で薄型化を図るためには、各弾性部材のフォー
カシング方向(Z方向)の間隔を狭くする必要がある。
グ方向(Z方向)の間隔を狭くすると、弾性部材を半田
付けするプリント基板(中継基板)のランドの間隔も狭
めざるを得ないため、半田付け作業が困難になり、狭め
る間隔にも限界があった。従って、対物レンズ駆動装置
の薄型化を図ることが困難であった。
動部が4本の弾性部材で固定部より支持されている対物
レンズ駆動装置において、薄型化を容易にした対物レン
ズ駆動装置を提供するものである。
ズ駆動装置は、対物レンズを備えた可動部が、4本の弾
性部材で固定部より支持されている対物レンズ駆動装置
において、フォーカシング方向の位置がほぼ同一の2組
の弾性部材のトラッキング方向の間隔に差異を設けたも
のである。
物レンズを備えた可動部が、4本の弾性部材で固定部よ
り支持されている対物レンズ駆動装置において、フォー
カシング方向の位置がほぼ同一の2組の弾性部材の固定
部側及び可動部側の固定位置を、弾性部材の延在方向に
ずらしたものである。
の構成例を図面を参照して説明する。
レンズ駆動装置の第1の構成を示す斜視図であり、図2
は、そのAA’断面図である。
レンズ10、フォーカシングコイル30及びトラッキン
グコイル40を備えたレンズホルダー20で構成されて
いる。又、固定部は、永久磁石50及び弾性部材70を
固定するための支持用ベース81とベース基板82を備
えたベース80で構成され、ベース80からはヨーク6
0が折り起こされている。更に、上記可動部は、4本の
弾性部材70で固定部より支持されている。
イル30とトラッキングコイル40は、固定部に設けら
れた永久磁石50とヨーク60で構成される磁気回路の
磁気ギャップ中に配置されており、各々のコイルに駆動
電流を供給することによってフォーカシング方向やトラ
ッキング方向の駆動力を得ている。可動部には、この駆
動力と弾性部材70からの支持力が加わり、両者の釣り
合いにより対物レンズ10をフォーカシング方向やトラ
ッキング方向に移動させる位置制御を行っている。
置について説明する。又、図2は、フォーカシング方向
及びトラッキング方向に平行な断面を示している。
は、フォーカシング方向の位置が同じで、対物レンズ1
0の光軸に対してほぼ対称に配置されている。又、弾性
部材70cと70dも、フォーカシング方向の位置が同
じで、対物レンズ10の光軸に対してほぼ対称に配置さ
れている。
グ方向の間隔L2は、弾性部材70aと70bのトラッ
キング方向の間隔L1より大きくなっているため、弾性
部材70aと70cの先端が半田付け固定されているホ
ルダー基板21aと、弾性部材70bと70dの先端が
半田付け固定されているホルダー基板21bは、フォー
カシング方向に対して傾斜配置されている。
ー基板21a上での間隔L4は、フォーカシング方向の
位置の差L3よりも大きくなっている。同様に、弾性部
材70bと70dのホルダー基板21b上での間隔L4
も、フォーカシング方向の位置の差L3よりも大きくな
っている。
上での間隔L4をフォーカシング方向の位置の差L3よ
り大きくなるようにすれば、対物レンズ駆動装置の薄型
化に伴いL3が小さくなった場合であっても、弾性部材
の先端を半田付け固定するホルダー基板上のランド間隔
を大きくすることができる。又、半田付け作業も容易に
行うことができる。
り、L4を大きくすることができるので、L1とL2の差
を調整することにより、L4の大きさを調整することが
できる。又、L1とL2の差を調整することにより、L4
を一定に保ちつつ、L3を狭めていくことが可能になる
ので、対物レンズ駆動装置の薄型化を容易に実現させる
ことができる。
田付け固定されるが、ベース基板82側についても同様
な効果を得ることができる。
レンズ駆動装置の第2の構成を示す斜視図である。第2
の構成も、可動部及び固定部の構成は、第1の構成と同
様であるが、弾性部材の先端をレンズホルダー20側に
固定する部分が、第1の構成と異なっている。
面に弾性部材を固定するための階段部が設けられてお
り、上の段22aには弾性部材70bが、下の段22b
には弾性部材70dが、接着剤23により固定されてい
る。又、階段部の突出部22cにはコイル端末が絡げら
れており、更にその部分を半田24で半田付けすること
により、弾性部材とコイルを電気的接続を確保してい
る。
定する部分についても、同様に半田付け固定されてい
る。
dのフォーカシング方向の位置の差L3を小さくして
も、上の段22aと下の段22bの段差が小さくなるだ
けなので、L3を狭くしても半田付け作業を容易に行う
ことができる。従って、第1の構成と同様に対物レンズ
駆動装置の薄型化を容易に実現させることができる。
図4に示したようにコイル端末を絡げずに半田付けして
もよい。
り固定せずに、図5インサート成形によりレンズホルダ
ー(可動部)に固定してもよい。尚、弾性部材の固定部
側の固定についてもインサート成形を用いてもよい。
レンズ駆動装置の第3の構成を示す斜視図である。同図
を参照して第3の構成における弾性部材の配置について
説明する。
aと70b、弾性部材70cと70dはフォーカス方向
の位置が同じになるように配置されている。第3の構成
では、可動部に半田付け固定されている弾性部材70b
と70dの半田付け位置はL5だけずらしている。又、
固定部側の半田付け位置もL5だけずらし、弾性部材7
0bと70dの固定部側の半田付け固定位置から可動部
側の半田付け固定位置までの長さを等しくしている。
定する部分についても同様に配置している。従って、弾
性部材70a、70bと弾性部材70c、70dの固定
部側及び可動部側の半田付け固定位置は、弾性部材の延
在方向(延長線上)にL5だけずれ、4本の弾性部材の
固定部側の半田付け固定位置から可動部側の半田付け固
定位置までの長さは等しくなっている。
ーカス方向の間隔を狭くしても、弾性部材を半田付け固
定するホルダー基板21及びベース基板82上でのラン
ド間隔を大きくすることができるので、対物レンズ駆動
装置の薄型化を容易に実現することができ、又、半田付
け作業も容易に行うことができる。
の2組の弾性部材のトラッキング方向の間隔に差異を設
け、更に、フォーカシング方向の位置がほぼ同一の2組
の弾性部材の固定部側及び可動部側の半田付け固定位置
を、弾性部材の延在方向(延長線上)にずらしてもよ
い。
剤により固定されている場合には、固定部側及び可動部
側の接着固定位置を、弾性部材の延在方向(延長線上)
にずらしてもよい。
向の位置がほぼ同一の2組の弾性部材のトラッキング方
向の間隔に差異を設けることにより、対物レンズ駆動装
置の薄型化を容易に実現させることができる。
場合でも、半田付け作業を容易に行うことができる。
の2組の弾性部材の固定部側及び可動部側の半田付け固
定位置を、弾性部材の延在方向(延長線上)にずらして
も、同様の効果が得られる。
である(第1の構成)。
(図1AA’断面)である(第1の構成)。
である(第2の構成)。
固定する部分を示す斜視図である(第2の構成)。
固定する部分を示す斜視図である(第2の構成)。
である(第2の構成)。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 対物レンズを備えた可動部が、4本の弾
性部材で固定部より支持されている対物レンズ駆動装置
において、フォーカシング方向の位置がほぼ同一の2組
の弾性部材のトラッキング方向の間隔に差異を設けた対
物レンズ駆動装置。 - 【請求項2】 対物レンズを備えた可動部が、4本の弾
性部材で固定部より支持されている対物レンズ駆動装置
において、フォーカシング方向の位置がほぼ同一の2組
の弾性部材の固定部側及び可動部側の固定位置を、弾性
部材の延在方向にずらした対物レンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28323697A JPH11120584A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 対物レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28323697A JPH11120584A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 対物レンズ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11120584A true JPH11120584A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17662860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28323697A Pending JPH11120584A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 対物レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11120584A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006134437A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Funai Electric Co Ltd | 対物レンズ駆動装置 |
JP2007188596A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Konica Minolta Opto Inc | レンズ駆動装置 |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP28323697A patent/JPH11120584A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006134437A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Funai Electric Co Ltd | 対物レンズ駆動装置 |
JP2007188596A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Konica Minolta Opto Inc | レンズ駆動装置 |
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