JPH10312558A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
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- JPH10312558A JPH10312558A JP9123673A JP12367397A JPH10312558A JP H10312558 A JPH10312558 A JP H10312558A JP 9123673 A JP9123673 A JP 9123673A JP 12367397 A JP12367397 A JP 12367397A JP H10312558 A JPH10312558 A JP H10312558A
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- Japan
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- damper base
- pickup device
- optical pickup
- lens holder
- suspension wire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストを低減することができ，ダンピング材
がフレキシブルプリント基板とダンパーベースとの隙間
から流出せず，従って品質が高められ，作製が容易であ
り，４本のサスペンションワイヤーのバランスが良くな
り，アクチュエータの振動特性を向上させることができ
る光ピックアップ装置を提供すること。 【解決手段】 対物レンズを保持するレンズホルダー
と，前記レンズホルダーに設けられたフォーカシング用
コイル及びトラッキンキング用コイルと，前記レンズホ
ルダーを固定配置されたダンパーベースに対してフォー
カシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持す
ると共に，前記コイルに給電を行うサスペンションワイ
ヤーとを含む光ピックアップ装置において，前記サスペ
ンションワイヤーの一端は前記ダンパーベースを一端か
ら他端に貫通して突出端を形成し，前記他端において紫
外線硬化型樹脂により固定されている。
がフレキシブルプリント基板とダンパーベースとの隙間
から流出せず，従って品質が高められ，作製が容易であ
り，４本のサスペンションワイヤーのバランスが良くな
り，アクチュエータの振動特性を向上させることができ
る光ピックアップ装置を提供すること。 【解決手段】 対物レンズを保持するレンズホルダー
と，前記レンズホルダーに設けられたフォーカシング用
コイル及びトラッキンキング用コイルと，前記レンズホ
ルダーを固定配置されたダンパーベースに対してフォー
カシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持す
ると共に，前記コイルに給電を行うサスペンションワイ
ヤーとを含む光ピックアップ装置において，前記サスペ
ンションワイヤーの一端は前記ダンパーベースを一端か
ら他端に貫通して突出端を形成し，前記他端において紫
外線硬化型樹脂により固定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，光ディスクに対し
て情報の記録再生を行う光ピックアップ装置に関し，詳
しくは，光ピックアップ装置のアクチュエータの支持構
造に関する。
て情報の記録再生を行う光ピックアップ装置に関し，詳
しくは，光ピックアップ装置のアクチュエータの支持構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，このような光ピックアップ装置
は，例えば，実用新案登録第２５２１５６４号公報に記
載されている。図６乃至図８は従来技術による光ピック
アップ装置を示す図である。図６において，光ピックア
ップ装置５１は，対物レンズ２を保持するレンズホルダ
ー３と，このレンズホルダー３に備えられたコイルボビ
ンに巻回されたフォーカシング用コイル３ａ及びトラッ
キング用コイル３ｂと，このレンズホルダー３を固定配
置されたダンパーベース４に対してフォーカシング方向
Ｆ及びトラッキング方向Ｔに移動可能に支持するサスペ
ンションワイヤー５とを含んでいる。
は，例えば，実用新案登録第２５２１５６４号公報に記
載されている。図６乃至図８は従来技術による光ピック
アップ装置を示す図である。図６において，光ピックア
ップ装置５１は，対物レンズ２を保持するレンズホルダ
ー３と，このレンズホルダー３に備えられたコイルボビ
ンに巻回されたフォーカシング用コイル３ａ及びトラッ
キング用コイル３ｂと，このレンズホルダー３を固定配
置されたダンパーベース４に対してフォーカシング方向
Ｆ及びトラッキング方向Ｔに移動可能に支持するサスペ
ンションワイヤー５とを含んでいる。
【０００３】上記サスペンションワイヤー５は，図示の
場合，それぞれレンズホルダー３の両側にて，その側面
とダンパーベース４とを貫通して，はんだ付けされて半
田固定部５ａを形成し，機械的に固定され且つ電気的に
接続されて，レンズホルダー３の側面とダンパーペース
４との間を連結するように，全体として二対，計四本の
サスペンションワイヤー５が配設されている。この場
合，共振防止としてシリコンを主成分とするゲル状ダン
ピング材５ｂ，５ｂが充填硬化されており，ダンピング
材５ｂ，５ｂによって制振が行われ，これにより，レン
ズホルダー３は，片持ちに支持されて傾斜することな
く，フォーカシング方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに関
して，有害な振動が抑制され，平行移動され得るように
なっている。
場合，それぞれレンズホルダー３の両側にて，その側面
とダンパーベース４とを貫通して，はんだ付けされて半
田固定部５ａを形成し，機械的に固定され且つ電気的に
接続されて，レンズホルダー３の側面とダンパーペース
４との間を連結するように，全体として二対，計四本の
サスペンションワイヤー５が配設されている。この場
合，共振防止としてシリコンを主成分とするゲル状ダン
ピング材５ｂ，５ｂが充填硬化されており，ダンピング
材５ｂ，５ｂによって制振が行われ，これにより，レン
ズホルダー３は，片持ちに支持されて傾斜することな
く，フォーカシング方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに関
して，有害な振動が抑制され，平行移動され得るように
なっている。
【０００４】また，上記フォーカシング用コイル３ａ及
びトラッキング用コイル３ｂは，その巻線端末が，レン
ズホルダー３に備えられた端子３ｃ，３ｄ等（レンズホ
ルダー３の他側に備えられた二つの端子は，図示されて
いない）に接続される。そして，上記サスペンションワ
イヤー５の一端が，これら端子３ｃ，３ｄに，ハンダ付
けにより，機械的に固定され且つ電気的に接続されてい
る。これに対して，このサスペンションワイヤー５の他
端は，ダンバーベース４を貫通して，このダンパーベー
ス４の後端面から突出している。
びトラッキング用コイル３ｂは，その巻線端末が，レン
ズホルダー３に備えられた端子３ｃ，３ｄ等（レンズホ
ルダー３の他側に備えられた二つの端子は，図示されて
いない）に接続される。そして，上記サスペンションワ
イヤー５の一端が，これら端子３ｃ，３ｄに，ハンダ付
けにより，機械的に固定され且つ電気的に接続されてい
る。これに対して，このサスペンションワイヤー５の他
端は，ダンバーベース４を貫通して，このダンパーベー
ス４の後端面から突出している。
【０００５】さらに，ダンパーベース４の後端面には，
図８に示すように，プリント基板５６が取り付けられて
いる。このプリント基板５６は，ダンパーベース４の後
端面から突出したサスペンションワイヤー５の他端が貫
通しハンダ付けにより接続される端子部５６ａから，こ
のプリント基板５６の下端縁に配設された接続端子部５
６ｂまで延びる導電パターン５６ｃを備えている。この
プリント基板５６の接続端子部５６ｂは，さらに，外部
の駆動電圧供給源に対して，フレキシブルプリント基板
５７を介して接続されるようになっている。
図８に示すように，プリント基板５６が取り付けられて
いる。このプリント基板５６は，ダンパーベース４の後
端面から突出したサスペンションワイヤー５の他端が貫
通しハンダ付けにより接続される端子部５６ａから，こ
のプリント基板５６の下端縁に配設された接続端子部５
６ｂまで延びる導電パターン５６ｃを備えている。この
プリント基板５６の接続端子部５６ｂは，さらに，外部
の駆動電圧供給源に対して，フレキシブルプリント基板
５７を介して接続されるようになっている。
【０００６】さらに，図６及び図７において，ダンパー
ベース４に対して，２本のヨークが固定配置されてい
る。このヨークは，二つの端部８ａ，８ｂが，それぞれ
レンズホルダー３をトラッキング方向に垂直な水平方向
から間隔を開けて挟むように配設されている。さらに，
これら端部８ａ，８ｂのレンズホルダー３に対向した内
面には，マグネット９ａ，９ｂが備えられている。
ベース４に対して，２本のヨークが固定配置されてい
る。このヨークは，二つの端部８ａ，８ｂが，それぞれ
レンズホルダー３をトラッキング方向に垂直な水平方向
から間隔を開けて挟むように配設されている。さらに，
これら端部８ａ，８ｂのレンズホルダー３に対向した内
面には，マグネット９ａ，９ｂが備えられている。
【０００７】このように構成された従来の光ピックアッ
プ装置５１においては，レンズホルダー３のコイル巻回
部に巻回された各コイルの巻線は，それぞれサスペンシ
ョンワイヤー５，プリント基板５６及びフレキシブルプ
リント基板５７を介して，外部の駆動電圧供給源に接続
される。これにより，外部から，各コイル３ａ，３ｂに
駆動電圧が供給されることにより，フォーカシング用コ
イル３ａまたはトラッキング用コイル３ｂに磁界が発生
し，その磁束が，ヨーク８及びマグネット９ａ，９ｂに
より形成され且つこれらコイル３ａ，３ｂを通過する磁
束と相互に作用することにより，このレンズホルダー３
が，フォーカシング方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに移
動され得る。かくして，レンズホルダー３に取り付けら
れた対物レンズ２が，フォーカシング方向Ｆ及びトラッ
キング方向Ｔに関して適宜に移動せしめられ得るように
なっている。
プ装置５１においては，レンズホルダー３のコイル巻回
部に巻回された各コイルの巻線は，それぞれサスペンシ
ョンワイヤー５，プリント基板５６及びフレキシブルプ
リント基板５７を介して，外部の駆動電圧供給源に接続
される。これにより，外部から，各コイル３ａ，３ｂに
駆動電圧が供給されることにより，フォーカシング用コ
イル３ａまたはトラッキング用コイル３ｂに磁界が発生
し，その磁束が，ヨーク８及びマグネット９ａ，９ｂに
より形成され且つこれらコイル３ａ，３ｂを通過する磁
束と相互に作用することにより，このレンズホルダー３
が，フォーカシング方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに移
動され得る。かくして，レンズホルダー３に取り付けら
れた対物レンズ２が，フォーカシング方向Ｆ及びトラッ
キング方向Ｔに関して適宜に移動せしめられ得るように
なっている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，このよ
うな構成の従来の光ピックアッブ装置５１においては，
各サスペンションワイヤー５のその他端が，ダンパーベ
ース４を貫通して，プリント基板５６の端子部５６ａに
対してハンダ付け固定され，その後にシリコンゲルが注
入される。
うな構成の従来の光ピックアッブ装置５１においては，
各サスペンションワイヤー５のその他端が，ダンパーベ
ース４を貫通して，プリント基板５６の端子部５６ａに
対してハンダ付け固定され，その後にシリコンゲルが注
入される。
【０００９】さらに，このプリント基板５６の端子部５
６ａから，導電パターン５６ｃを介して接続端子部５６
ｂに接続され，この接続端子部５６ｂは，フレキシブル
プリント基板５７に対してハンダ付けされている。この
ため，半田付けの際にサスペンションワイヤー５を固定
保持する必要あり，その調整が困難であるといった欠点
を有した。
６ａから，導電パターン５６ｃを介して接続端子部５６
ｂに接続され，この接続端子部５６ｂは，フレキシブル
プリント基板５７に対してハンダ付けされている。この
ため，半田付けの際にサスペンションワイヤー５を固定
保持する必要あり，その調整が困難であるといった欠点
を有した。
【００１０】さらに，サスペンションワイヤー５からフ
レキシブルプリント基板５７に中継するために，プリン
ト基板５６が必要であり，また，フレキシブルプリント
基板７も半田付け等によって接続しなければならないの
で，部品コスト及び組立コストが高くなると共に，制振
材として注入したシリコンゲルが，ダンパーベース４と
プリント基板５６との間から流出してしまい，作業性が
あまり良くないという問題があった。
レキシブルプリント基板５７に中継するために，プリン
ト基板５６が必要であり，また，フレキシブルプリント
基板７も半田付け等によって接続しなければならないの
で，部品コスト及び組立コストが高くなると共に，制振
材として注入したシリコンゲルが，ダンパーベース４と
プリント基板５６との間から流出してしまい，作業性が
あまり良くないという問題があった。
【００１１】そこで，本発明の一技術的課題は，コスト
を低減することができるピックアップ装置を提供するこ
とにある。
を低減することができるピックアップ装置を提供するこ
とにある。
【００１２】また，本発明の他の技術的課題は，ダンピ
ング材がフレキシブルプリント基板とダンパーベースと
の隙間から流出せず，従って品質が高められ，作製の容
易なピックアップ装置を提供することにある。
ング材がフレキシブルプリント基板とダンパーベースと
の隙間から流出せず，従って品質が高められ，作製の容
易なピックアップ装置を提供することにある。
【００１３】また，本発明の別の技術的課題は，４本の
サスペンションワイヤーのバランスが良くなり，アクチ
ュエータの振動特性を向上させることができる光ピック
アップ装置を提供することにある。
サスペンションワイヤーのバランスが良くなり，アクチ
ュエータの振動特性を向上させることができる光ピック
アップ装置を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば，対物レ
ンズを保持するレンズホルダーと，前記レンズホルダー
に設けられたフォーカシング用コイル及びトラッキンキ
ング用コイルと，前記レンズホルダーを固定配置された
ダンパーベースに対してフォーカシング方向及びトラッ
キング方向に移動可能に支持すると共に，前記コイルに
給電を行うサスペンションワイヤーとを含む光ピックア
ップ装置において，前記サスペンションワイヤーの一端
は，前記ダンパーベースを一端から他端に貫通して突出
端を形成し，前記他端において前記サスペンションワイ
ヤーの一端は，紫外線硬化型樹脂により固定されている
ことを特徴とする光ピックアップ装置が得られる。
ンズを保持するレンズホルダーと，前記レンズホルダー
に設けられたフォーカシング用コイル及びトラッキンキ
ング用コイルと，前記レンズホルダーを固定配置された
ダンパーベースに対してフォーカシング方向及びトラッ
キング方向に移動可能に支持すると共に，前記コイルに
給電を行うサスペンションワイヤーとを含む光ピックア
ップ装置において，前記サスペンションワイヤーの一端
は，前記ダンパーベースを一端から他端に貫通して突出
端を形成し，前記他端において前記サスペンションワイ
ヤーの一端は，紫外線硬化型樹脂により固定されている
ことを特徴とする光ピックアップ装置が得られる。
【００１５】また，本発明によれば，前記光ピックアッ
プ装置において，前記ダンパーベースには，一端から他
端に貫通し，前記サスペンションワイヤーの一端を通す
るための貫通孔を備え，前記ダンパーベースの他端側に
は，前記ダンパーベースの両側面から前記貫通孔に向か
って設けられた切込みを備えていることを特徴とする光
ピックアップ装置が得られる。
プ装置において，前記ダンパーベースには，一端から他
端に貫通し，前記サスペンションワイヤーの一端を通す
るための貫通孔を備え，前記ダンパーベースの他端側に
は，前記ダンパーベースの両側面から前記貫通孔に向か
って設けられた切込みを備えていることを特徴とする光
ピックアップ装置が得られる。
【００１６】さらに，本発明によれば，前記いずれかの
光ピックアップ装置において，前記ダンパーベースの他
端には，前記サスペンションワイヤーの突出端を通して
フレキシブルプリント基板が当接し，前記突出端の半田
付けによって前記フレキシブルプリント基板が前記ダン
パーベースの他端面に固定されていることを特徴とする
光ピックアップ装置が得られる。
光ピックアップ装置において，前記ダンパーベースの他
端には，前記サスペンションワイヤーの突出端を通して
フレキシブルプリント基板が当接し，前記突出端の半田
付けによって前記フレキシブルプリント基板が前記ダン
パーベースの他端面に固定されていることを特徴とする
光ピックアップ装置が得られる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態につい
て，図面を参照しながら説明する。
て，図面を参照しながら説明する。
【００１８】図１は本発明の第１の実施の形態による光
ピックアップ装置を示す分解組立斜視図である。図２乃
至図３（ａ）及び（ｂ）は図１の光ピックアップ装置の
アクチュエータのワイヤーの支持構造の説明に供せられ
る図である。
ピックアップ装置を示す分解組立斜視図である。図２乃
至図３（ａ）及び（ｂ）は図１の光ピックアップ装置の
アクチュエータのワイヤーの支持構造の説明に供せられ
る図である。
【００１９】図１において，光ピックアップ装置１は，
対物レンズ２を保持するレンズホルダー３と，レンズホ
ルダー３に備えられたコイルボビンに巻回されたフォー
カシング用コイル３ａ及びトラッキング用コイル３ｂ
と，このレンズホルダー３を固定配置されたダンパーベ
ース４に対してフォーカシング方向Ｆ及びトラッキング
方向Ｔに移動可能に支持するサスペンションワイヤー５
とを含んでいる。
対物レンズ２を保持するレンズホルダー３と，レンズホ
ルダー３に備えられたコイルボビンに巻回されたフォー
カシング用コイル３ａ及びトラッキング用コイル３ｂ
と，このレンズホルダー３を固定配置されたダンパーベ
ース４に対してフォーカシング方向Ｆ及びトラッキング
方向Ｔに移動可能に支持するサスペンションワイヤー５
とを含んでいる。
【００２０】サスペンションワイヤー５は，全体として
二対，合計四本のサスペンションワイヤー５が配置され
ている。
二対，合計四本のサスペンションワイヤー５が配置され
ている。
【００２１】図２に最も良く示されるように，夫々のサ
スペンションワイヤー５の一端は，それぞれレンズホル
ダー３の両側にて，その側面とダンパーベース４とを貫
通してはんだ付けされタ半田固定部５ａを形成し，機械
的に固定され且つ電気的に接続されている。また，夫々
のサスペンションワイヤー５の他端は，ダンパーベース
４の一端４ｂから他端４ｃまで貫通して形成された貫通
孔４ａを貫通して外側に突出し，ダンパーベース４の外
側から，紫外線硬化型樹脂（ＵＶ樹脂）７を充填するこ
とによって固定され，更に，ダンパーベース４の外側面
にフレキシブルプリント基板６を当接して，半田付けさ
れて半田固定部５ｃを形成している。
スペンションワイヤー５の一端は，それぞれレンズホル
ダー３の両側にて，その側面とダンパーベース４とを貫
通してはんだ付けされタ半田固定部５ａを形成し，機械
的に固定され且つ電気的に接続されている。また，夫々
のサスペンションワイヤー５の他端は，ダンパーベース
４の一端４ｂから他端４ｃまで貫通して形成された貫通
孔４ａを貫通して外側に突出し，ダンパーベース４の外
側から，紫外線硬化型樹脂（ＵＶ樹脂）７を充填するこ
とによって固定され，更に，ダンパーベース４の外側面
にフレキシブルプリント基板６を当接して，半田付けさ
れて半田固定部５ｃを形成している。
【００２２】さらに，サスペンションワイヤー５の他端
において，レンズホルダー３の側面とダンパーベース４
との間を連結するように，この場合，共振防止としてシ
リコンを主成分とするゲル状ダンピング材５ｂ，５ｂが
充填硬化されており，このダンピング材５ｂ，５ｂによ
って制振が行われ，これにより，レンズホルダー３は，
片持ちに支持されて傾斜することなく，フォーカシング
方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに関して，有害な振動が
抑制され，平行棒動され得るようになっている。
において，レンズホルダー３の側面とダンパーベース４
との間を連結するように，この場合，共振防止としてシ
リコンを主成分とするゲル状ダンピング材５ｂ，５ｂが
充填硬化されており，このダンピング材５ｂ，５ｂによ
って制振が行われ，これにより，レンズホルダー３は，
片持ちに支持されて傾斜することなく，フォーカシング
方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに関して，有害な振動が
抑制され，平行棒動され得るようになっている。
【００２３】また，上記フォーカシング用コイル３ａ及
びトラッキング用コイル３ｂは，その巻線端末が，レン
ズホルダー３に備えられた端子３ｃ，３ｄ等（レンズホ
ルダー３の他側に備えられた二つの端子は，図示されて
いない）に接続される。そして，上記サスペンションワ
イヤー５の一端が，これらの端子３ｃ，３ｄに，ハンダ
付け５ａにより，機械的に固定され且つ電気的に接続さ
れている。これに対して，このサスペンションワイヤー
５の他端は，ダンパーベース４を貫通して，このダンバ
ーベース４の後端面から突出している。
びトラッキング用コイル３ｂは，その巻線端末が，レン
ズホルダー３に備えられた端子３ｃ，３ｄ等（レンズホ
ルダー３の他側に備えられた二つの端子は，図示されて
いない）に接続される。そして，上記サスペンションワ
イヤー５の一端が，これらの端子３ｃ，３ｄに，ハンダ
付け５ａにより，機械的に固定され且つ電気的に接続さ
れている。これに対して，このサスペンションワイヤー
５の他端は，ダンパーベース４を貫通して，このダンバ
ーベース４の後端面から突出している。
【００２４】さらに，ダンパーベース４の後端面には，
図３（ａ）及び（ｂ）に示すように，直接フレキシブル
プリント基板６が取り付けられている。このフレキシブ
ルプリント基板６は，ダンパーベース４の後端面から突
出したサスペンションワイヤー５の他端が貫通しハンダ
付けにより接続されるスルーホール６ａから，このフレ
キシブルプリント基板６の下端縁に配設された導電パタ
ーン６ｂには，図示しない外部の駆動電圧供給源に対し
て接続されるコネクタが設けられている。
図３（ａ）及び（ｂ）に示すように，直接フレキシブル
プリント基板６が取り付けられている。このフレキシブ
ルプリント基板６は，ダンパーベース４の後端面から突
出したサスペンションワイヤー５の他端が貫通しハンダ
付けにより接続されるスルーホール６ａから，このフレ
キシブルプリント基板６の下端縁に配設された導電パタ
ーン６ｂには，図示しない外部の駆動電圧供給源に対し
て接続されるコネクタが設けられている。
【００２５】さらに，図１及び図２を再び参照して，ダ
ンパーベース４に対して，２本のヨークが固定配置され
ている。このヨークは，二つの端部８ａ，８ｂが，それ
ぞれレンズホルダー３をトラッキング方向に垂直な水平
方向から間隔を開けて挟むように配設されている。さら
に，これら端部８ａ，８ｂのレンズホルダー３に対向し
た内面には，マグネット９ａ，９ｂが備えられている。
ンパーベース４に対して，２本のヨークが固定配置され
ている。このヨークは，二つの端部８ａ，８ｂが，それ
ぞれレンズホルダー３をトラッキング方向に垂直な水平
方向から間隔を開けて挟むように配設されている。さら
に，これら端部８ａ，８ｂのレンズホルダー３に対向し
た内面には，マグネット９ａ，９ｂが備えられている。
【００２６】このように構成された光ピックアップ装置
１においては，レンズホルダー３のコイル巻回部に巻回
された各コイルの巻線は，それぞれサスペンションワイ
ヤー５，フレキシブルプリント基板７を介して，外部の
駆動電圧供給源に接続される。これにより，外部から，
各コイル３ａ，３ｂに駆動電圧が供給されることによ
り，フォーカシング用コイル３ａまたはトラッキング用
コイル３ｂに磁界が発生し，その磁束が，ヨーク８及び
マグネット９ａ，９ｂにより形成され且つこれらコイル
３ａ，３ｂを通過する磁束と相互に作用することによ
り，このレンズホルダー３が，フォーカシング方向Ｆ及
びトラッキング方向Ｔに移動され得る。かくして，レン
ズホルダー３に取り付けられた対物レンズ２が，フォー
カシング方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに関して適宜に
移動せしめられ得るようになっている。
１においては，レンズホルダー３のコイル巻回部に巻回
された各コイルの巻線は，それぞれサスペンションワイ
ヤー５，フレキシブルプリント基板７を介して，外部の
駆動電圧供給源に接続される。これにより，外部から，
各コイル３ａ，３ｂに駆動電圧が供給されることによ
り，フォーカシング用コイル３ａまたはトラッキング用
コイル３ｂに磁界が発生し，その磁束が，ヨーク８及び
マグネット９ａ，９ｂにより形成され且つこれらコイル
３ａ，３ｂを通過する磁束と相互に作用することによ
り，このレンズホルダー３が，フォーカシング方向Ｆ及
びトラッキング方向Ｔに移動され得る。かくして，レン
ズホルダー３に取り付けられた対物レンズ２が，フォー
カシング方向Ｆ及びトラッキング方向Ｔに関して適宜に
移動せしめられ得るようになっている。
【００２７】次に，図３（ａ）及び図３（ｂ）を参照し
て，ダンパーベース４にサスペンションワイヤー５を固
定する方法について説明する。サスペンションワイヤー
５を固定するには，まず，図３（ａ）に示すように，ダ
ンパーベース４の貫通孔４ｂにサスペンションワイヤー
５を挿通，他端を突出させ突出端５ｄとする。次に，Ｕ
Ｖ樹脂７を，貫通孔４ａのダンパーベースの他端４ｃ側
に充填して，紫外線照射して硬化させ，サスペンション
ワイヤー５の他端の突出端５ｄを突出した状態で固定す
る。次に，コイルに電流を送るためのフレキシブルプリ
ント基板６に形成されたスルーホール６ａに突出端５ｄ
を挿入して，ダンパーベース４の他端部４ａにフレキシ
ブルプリント基板６を当接した後，突出端５ｄを半田付
けして，半田固定部を形成し，図２に示すように，ダン
パーベース４の他端部４ａにフレキシブルプリント基板
６が固定される。その後，ゲル状ダンピング材５ｂ，５
ｂがダンパーベース４の他端部４ｃから挿入され硬化さ
れる。
て，ダンパーベース４にサスペンションワイヤー５を固
定する方法について説明する。サスペンションワイヤー
５を固定するには，まず，図３（ａ）に示すように，ダ
ンパーベース４の貫通孔４ｂにサスペンションワイヤー
５を挿通，他端を突出させ突出端５ｄとする。次に，Ｕ
Ｖ樹脂７を，貫通孔４ａのダンパーベースの他端４ｃ側
に充填して，紫外線照射して硬化させ，サスペンション
ワイヤー５の他端の突出端５ｄを突出した状態で固定す
る。次に，コイルに電流を送るためのフレキシブルプリ
ント基板６に形成されたスルーホール６ａに突出端５ｄ
を挿入して，ダンパーベース４の他端部４ａにフレキシ
ブルプリント基板６を当接した後，突出端５ｄを半田付
けして，半田固定部を形成し，図２に示すように，ダン
パーベース４の他端部４ａにフレキシブルプリント基板
６が固定される。その後，ゲル状ダンピング材５ｂ，５
ｂがダンパーベース４の他端部４ｃから挿入され硬化さ
れる。
【００２８】図４は本発明の第２実施の形態による光ピ
ックアップ装置のアクチュエータのワイヤーの支持構造
の説明に供せられる図である。図５（ａ）及び（ｂ）
は，図４のアクチュエータのワイヤーの支持構造の組み
立ての説明に供せられる斜視図である。
ックアップ装置のアクチュエータのワイヤーの支持構造
の説明に供せられる図である。図５（ａ）及び（ｂ）
は，図４のアクチュエータのワイヤーの支持構造の組み
立ての説明に供せられる斜視図である。
【００２９】図４に示す第２の実施の形態による光ピッ
クアップ装置のアクチュエータのワイヤーの支持構造
は，第１の実施の形態に示されるものとは，ダンパーベ
ース４の構造が異なる他は，同様の構成を有する。即
ち，第２の実施の形態によるアクチュエータのワイヤー
の支持構造においては，ダンパーベース４の他端４ｃ側
に，表裏（図では，上下）面から貫通孔４ａに向かって
貫通した切込み４ｄを有する点で異なっている。
クアップ装置のアクチュエータのワイヤーの支持構造
は，第１の実施の形態に示されるものとは，ダンパーベ
ース４の構造が異なる他は，同様の構成を有する。即
ち，第２の実施の形態によるアクチュエータのワイヤー
の支持構造においては，ダンパーベース４の他端４ｃ側
に，表裏（図では，上下）面から貫通孔４ａに向かって
貫通した切込み４ｄを有する点で異なっている。
【００３０】次に，第２の実施の形態による光ピックア
ップ装置のサスペンションワイヤー５を固定する方法に
ついて説明する。
ップ装置のサスペンションワイヤー５を固定する方法に
ついて説明する。
【００３１】まず，サスペンションワイヤー５を固定す
るには，図５（ａ）に示すように，ダンパーベース４の
貫通孔４ａにサスペンションワイヤー５を一端５ｂ側か
ら他端４ｃ側に向かって挿通し，サスペンションワイヤ
ー５の他端を，ダンパーベース４の他端４ｃから突出さ
せ突出端５ｄとする。次に，ＵＶ樹脂７を，切込み４ｄ
に充填して，紫外線照射して硬化させ，サスペンション
ワイヤー５の他端に突出端５ｄを形成した状態で固定す
る。次に，コイルに電流を送るためのフレキシブルプリ
ント基板６に形成されたスルーホール６ａに突出端５ｄ
を挿入して，図３（ｂ）に示すように，ダンパーベース
４の他端部４ａにフレキシブルプリント基板６を当接し
た後，突出端５ｄとスルホール６ａのパターンとを半田
付けして，半田固定部５ｃ（図４参照）を形成し，図４
に示すように，ダンパーベース４の他端部４ａにフレキ
シブルプリント基板６が固定される。その後，ゲル状ダ
ンピング材５ｂ，５ｂがダンパーベース４の一端部４ｃ
から挿入され硬化される。
るには，図５（ａ）に示すように，ダンパーベース４の
貫通孔４ａにサスペンションワイヤー５を一端５ｂ側か
ら他端４ｃ側に向かって挿通し，サスペンションワイヤ
ー５の他端を，ダンパーベース４の他端４ｃから突出さ
せ突出端５ｄとする。次に，ＵＶ樹脂７を，切込み４ｄ
に充填して，紫外線照射して硬化させ，サスペンション
ワイヤー５の他端に突出端５ｄを形成した状態で固定す
る。次に，コイルに電流を送るためのフレキシブルプリ
ント基板６に形成されたスルーホール６ａに突出端５ｄ
を挿入して，図３（ｂ）に示すように，ダンパーベース
４の他端部４ａにフレキシブルプリント基板６を当接し
た後，突出端５ｄとスルホール６ａのパターンとを半田
付けして，半田固定部５ｃ（図４参照）を形成し，図４
に示すように，ダンパーベース４の他端部４ａにフレキ
シブルプリント基板６が固定される。その後，ゲル状ダ
ンピング材５ｂ，５ｂがダンパーベース４の一端部４ｃ
から挿入され硬化される。
【００３２】以上説明したように，本発明の第２の実施
の形態による光ピックアップ装置において，ダンパーベ
ース４の他端４ｃ側にかかる切込み４ｄを設けることに
よって，ＵＶ樹脂の注入が容易となるとともに紫外線照
射が容易となり，サスペンションワイヤー５の固定を第
１の実施の形態によるものよりも，更に簡単にすること
ができる。
の形態による光ピックアップ装置において，ダンパーベ
ース４の他端４ｃ側にかかる切込み４ｄを設けることに
よって，ＵＶ樹脂の注入が容易となるとともに紫外線照
射が容易となり，サスペンションワイヤー５の固定を第
１の実施の形態によるものよりも，更に簡単にすること
ができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
プリント基板を使用しないために，コストを低減するこ
とができるピックアップ装置を提供することができる。
プリント基板を使用しないために，コストを低減するこ
とができるピックアップ装置を提供することができる。
【００３４】また，本発明によれば，ダンパーベースの
貫通孔をＵＶ樹脂で埋めるために，ダンピング材がフレ
キシブルプリント基板とダンパーベースとの隙間から流
出せず，従って品質が高められ，作製の容易なピックア
ップ装置を提供することができる。
貫通孔をＵＶ樹脂で埋めるために，ダンピング材がフレ
キシブルプリント基板とダンパーベースとの隙間から流
出せず，従って品質が高められ，作製の容易なピックア
ップ装置を提供することができる。
【００３５】また，半田付けのみでは，半田こてを押し
当ててサスペンションワイヤーにストレスをかけながら
固定しなければならないが，本発明によれば，ＵＶ樹脂
を用いているので，ワイヤーの自由端をストレスなしに
固定できるため，４本のワイヤーのバランスが良くな
り，アクチュエータの振動特性を向上させることができ
る光ピックアップ装置を提供することができる。
当ててサスペンションワイヤーにストレスをかけながら
固定しなければならないが，本発明によれば，ＵＶ樹脂
を用いているので，ワイヤーの自由端をストレスなしに
固定できるため，４本のワイヤーのバランスが良くな
り，アクチュエータの振動特性を向上させることができ
る光ピックアップ装置を提供することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態による光ピックアッ
プ装置を示す分解組立斜視図である。
プ装置を示す分解組立斜視図である。
【図２】図１の光ピックアップ装置のアクチュエータの
ワイヤーの支持構造の説明に供せられる図である。
ワイヤーの支持構造の説明に供せられる図である。
【図３】（ａ）及び（ｂ）は図１の光ピックアップ装置
のアクチュエータのワイヤーの支持構造の説明に供せら
れる図である。
のアクチュエータのワイヤーの支持構造の説明に供せら
れる図である。
【図４】本発明の第２実施の形態による光ピックアップ
装置のアクチュエータのワイヤーの支持構造の説明に供
せられる断面図である。
装置のアクチュエータのワイヤーの支持構造の説明に供
せられる断面図である。
【図５】（ａ）及び（ｂ）は，図４のアクチュエータの
ワイヤーの支持構造の組み立ての説明に供せられる斜視
図である。
ワイヤーの支持構造の組み立ての説明に供せられる斜視
図である。
【図６】従来技術による光ピックアップ装置を示す分解
組立斜視図である。
組立斜視図である。
【図７】図６の光ピックアップ装置のサスペンションワ
イヤー支持部を示す断面図である。
イヤー支持部を示す断面図である。
【図８】図７のサスペンションワイヤー支持部の組み立
てを示す斜視図である。
てを示す斜視図である。
１，５１ 光ピックアップ装置 ２ 対物レンズ ３ レンズホルダー ３ａ フォーカシング用コイル ３ｂ トラッキング用コイル ３ｃ，３ｄ 端子 ４ ダンパーベース ４ａ 貫通孔 ４ｂ 一端 ４ｄ 切込み ４ｃ 他端 ５ サスペンションワイヤー ５ａ，５ｃ 半田固定部 ５ｂ ダンピング材 ５ｄ 突出端 ６，５７ フレキシブルプリント基板 ６ａ スルーホール ６ｂ 導電パターン ７ 紫外線硬化型樹脂（ＵＶ樹脂） ８ａ，８ｂ 端部 ９ａ，９ｂ マグネット ５６ プリント基板 ５６ａ 端子部 ５６ｂ 接続端子部 ５６ｃ 導電パターン
Claims (3)
- 【請求項１】 対物レンズを保持するレンズホルダー
と，前記レンズホルダーに設けられたフォーカシング用
コイル及びトラッキンキング用コイルと，前記レンズホ
ルダーを固定配置されたダンパーベースに対してフォー
カシング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持す
ると共に，前記コイルに給電を行うサスペンションワイ
ヤーとを含む光ピックアップ装置において，前記サスペ
ンションワイヤーの一端は，前記ダンパーベースを一端
から他端に貫通して突出端を形成し，前記他端において
前記サスペンションワイヤーの一端は，紫外線硬化型樹
脂により固定されていることを特徴とする光ピックアッ
プ装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の光ピックアップ装置にお
いて，前記ダンパーベースには，一端から他端に貫通
し，前記サスペンションワイヤーの一端を通するための
貫通孔を備え，前記ダンパーベースの他端側には，前記
ダンパーベースの両側面から前記貫通孔に向かって設け
られた切込みを備えていることを特徴とする光ピックア
ップ装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の光ピックアップ装
置において，前記ダンパーベースの他端には，前記サス
ペンションワイヤーの突出端を通してフレキシブルプリ
ント基板が当接し，前記突出端の半田付けによって前記
フレキシブルプリント基板が前記ダンパーベースの他端
面に固定されていることを特徴とする光ピックアップ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123673A JPH10312558A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123673A JPH10312558A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312558A true JPH10312558A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14866476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9123673A Pending JPH10312558A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312558A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6246531B1 (en) * | 1999-08-05 | 2001-06-12 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Optical pickup for enabling accurate measurement of various characteristics thereof without increasing the number or parts |
| EP1107035A2 (en) * | 1999-11-22 | 2001-06-13 | Pioneer Corporation | Lens driving device, and apparatus for and method of manufacturing the device |
| KR100467838B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2005-01-24 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업 액추에이터 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP9123673A patent/JPH10312558A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6246531B1 (en) * | 1999-08-05 | 2001-06-12 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Optical pickup for enabling accurate measurement of various characteristics thereof without increasing the number or parts |
| EP1107035A2 (en) * | 1999-11-22 | 2001-06-13 | Pioneer Corporation | Lens driving device, and apparatus for and method of manufacturing the device |
| EP1107035A3 (en) * | 1999-11-22 | 2002-03-27 | Pioneer Corporation | Lens driving device, and apparatus for and method of manufacturing the device |
| US6462892B1 (en) | 1999-11-22 | 2002-10-08 | Pioneer Corporation | Lens driving apparatus, apparatus and method of manufacturing the lens driving apparatus |
| KR100467838B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2005-01-24 | 삼성전기주식회사 | 광 픽업 액추에이터 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040519 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040715 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050406 |