JP2002297071A - 光点式表示器の製造方法 - Google Patents
光点式表示器の製造方法Info
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- JP2002297071A JP2002297071A JP2001098557A JP2001098557A JP2002297071A JP 2002297071 A JP2002297071 A JP 2002297071A JP 2001098557 A JP2001098557 A JP 2001098557A JP 2001098557 A JP2001098557 A JP 2001098557A JP 2002297071 A JP2002297071 A JP 2002297071A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 明るく高品位な表示が得られ、かつ非点灯時
でも表示体の白濁化現象が生じることのないローコスト
で省エネルギーに対応した光点式表示器の提供を目的と
する。 【解決手段】 透光性を有し微小な凹部からなる反射ド
ットを複数形成してなる導光板２の一側面に光源４を配
設し、反射ドットに光源からの光を反射させて表示を行
う光点式表示器１において、平板状の導光板に形成した
反射ドットが該導光板の撓曲で開口径を変化する変化量
を見越して平板部分と曲面となる部分とで反射ドットの
配列密度を変化させて形成した後、導光板を撓曲して曲
面を形成する。
でも表示体の白濁化現象が生じることのないローコスト
で省エネルギーに対応した光点式表示器の提供を目的と
する。 【解決手段】 透光性を有し微小な凹部からなる反射ド
ットを複数形成してなる導光板２の一側面に光源４を配
設し、反射ドットに光源からの光を反射させて表示を行
う光点式表示器１において、平板状の導光板に形成した
反射ドットが該導光板の撓曲で開口径を変化する変化量
を見越して平板部分と曲面となる部分とで反射ドットの
配列密度を変化させて形成した後、導光板を撓曲して曲
面を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、透光性を有する導
光板に微小な凹部からなる反射ドットを複数形成し、そ
の一側面からの光を反射ドットで反射させて表示体とし
て表示する光点式表示器に係り、特に曲面を有する導光
板を備えてなる光点式表示器の製造方法に関するもので
ある。
光板に微小な凹部からなる反射ドットを複数形成し、そ
の一側面からの光を反射ドットで反射させて表示体とし
て表示する光点式表示器に係り、特に曲面を有する導光
板を備えてなる光点式表示器の製造方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、大型の装置であっても僅かな光源
で表示を行えて駆動回路を簡単にすることができるとと
もに、一部の光源が消灯した場合でも表示内容に欠陥が
生じることのない表示装置として、光点式表示器があ
る。この光点式表示器は、アクリル等の透光性を有する
導光板に、その表示面の反対面に微小な円錐形の凹部か
らまる反射ドットを多数配列して表示体を形成するとと
もに、導光板の一側面から光を入射し、反射ドットに光
を反射させて導光板の表示面に明るい表示を行わせるも
のである。これは、ＬＥＤを多数使用する表示装置と比
較して、ローコスト、高品質、かつ省エネルギーに対応
した優れた表示装置である。
で表示を行えて駆動回路を簡単にすることができるとと
もに、一部の光源が消灯した場合でも表示内容に欠陥が
生じることのない表示装置として、光点式表示器があ
る。この光点式表示器は、アクリル等の透光性を有する
導光板に、その表示面の反対面に微小な円錐形の凹部か
らまる反射ドットを多数配列して表示体を形成するとと
もに、導光板の一側面から光を入射し、反射ドットに光
を反射させて導光板の表示面に明るい表示を行わせるも
のである。これは、ＬＥＤを多数使用する表示装置と比
較して、ローコスト、高品質、かつ省エネルギーに対応
した優れた表示装置である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した光点式表示器
の製造方法としては、平板状のアクリル樹脂板に対しレ
ーザー加工、エッチング、切削加工、樹脂成形等により
微小な反射ドットからなる反射ドット群を形成するもの
である。そして、この平板状の導光板を加熱し撓曲する
ことで曲面を有する光点式表示器が得られるのである
が、この導光板を撓曲した曲面を有する光点式表示器に
あっては、曲面部分の反射ドットと平面部分の反射ドッ
トとで光源からの光の反射に差異が生じて、表示体の明
るさにムラが生じるという問題があった。
の製造方法としては、平板状のアクリル樹脂板に対しレ
ーザー加工、エッチング、切削加工、樹脂成形等により
微小な反射ドットからなる反射ドット群を形成するもの
である。そして、この平板状の導光板を加熱し撓曲する
ことで曲面を有する光点式表示器が得られるのである
が、この導光板を撓曲した曲面を有する光点式表示器に
あっては、曲面部分の反射ドットと平面部分の反射ドッ
トとで光源からの光の反射に差異が生じて、表示体の明
るさにムラが生じるという問題があった。
【０００４】そこで本発明は、曲面を有する導光板を備
える光点式表示器において平面部分も曲面部分も一定の
明るさで高品位な表示を得ることができる光点式表示器
の製造方法を提供することを目的とする。
える光点式表示器において平面部分も曲面部分も一定の
明るさで高品位な表示を得ることができる光点式表示器
の製造方法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光点式表示器の製造方法は、透光性を有し
微小な凹部からなる反射ドットを複数形成してなる導光
板の一側面に光源を配設し、上記反射ドットに上記光源
からの光を反射させて表示を行う光点式表示器におい
て、平板状の導光板に形成した反射ドットの開口径が該
導光板の撓曲により変化する変化量を見越して、反射ド
ットを配設する面が曲面の内側になる場合には曲面とな
る部分に形成する反射ドットは平面部分の反射ドットの
配列間隔よりも予め高密度に配列し、また反射ドットを
配設する面が曲面の外側になる場合には曲面となる部分
に形成する反射ドットは平面部分の反射ドットの配列間
隔よりも予め低密度に配列して形成した後、この導光板
を撓曲して曲面を形成することを特徴とするものであ
る。
め、本発明の光点式表示器の製造方法は、透光性を有し
微小な凹部からなる反射ドットを複数形成してなる導光
板の一側面に光源を配設し、上記反射ドットに上記光源
からの光を反射させて表示を行う光点式表示器におい
て、平板状の導光板に形成した反射ドットの開口径が該
導光板の撓曲により変化する変化量を見越して、反射ド
ットを配設する面が曲面の内側になる場合には曲面とな
る部分に形成する反射ドットは平面部分の反射ドットの
配列間隔よりも予め高密度に配列し、また反射ドットを
配設する面が曲面の外側になる場合には曲面となる部分
に形成する反射ドットは平面部分の反射ドットの配列間
隔よりも予め低密度に配列して形成した後、この導光板
を撓曲して曲面を形成することを特徴とするものであ
る。
【０００６】または、透光性を有し微小な凹部からなる
反射ドットを複数形成してなる導光板の一側面に光源を
配設し、上記反射ドットに上記光源からの光を反射させ
て表示を行う光点式表示器において、平板状の導光板に
形成した反射ドットの開口径が該導光板の撓曲により変
化する変化量を見越して、反射ドットを配設する面が曲
面の内側になる場合には曲面となる部分に形成する反射
ドットは平面部分の反射ドットの開口径よりも予め大径
とし、また反射ドットを配設する面が曲面の外側になる
場合には曲面となる部分に形成する反射ドットは平面部
分の反射ドットの開口径よりも予め小径として形成した
後、この導光板を撓曲して曲面を形成することを特徴と
するものである。
反射ドットを複数形成してなる導光板の一側面に光源を
配設し、上記反射ドットに上記光源からの光を反射させ
て表示を行う光点式表示器において、平板状の導光板に
形成した反射ドットの開口径が該導光板の撓曲により変
化する変化量を見越して、反射ドットを配設する面が曲
面の内側になる場合には曲面となる部分に形成する反射
ドットは平面部分の反射ドットの開口径よりも予め大径
とし、また反射ドットを配設する面が曲面の外側になる
場合には曲面となる部分に形成する反射ドットは平面部
分の反射ドットの開口径よりも予め小径として形成した
後、この導光板を撓曲して曲面を形成することを特徴と
するものである。
【０００７】また、反射ドットは横断面形状が短軸と長
軸を有する非正円形状とするとともに、該長軸は光源か
らの光の進行方向と直交すべく配設したことを特徴とす
るものである。
軸を有する非正円形状とするとともに、該長軸は光源か
らの光の進行方向と直交すべく配設したことを特徴とす
るものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１及び図２は、本発明の光点式
表示器を示しており、光点式表示器１は、「く」字形状
に撓曲したアクリル等の透光性を有する導光板２の左右
両側面３1、３2に、複数個のＬＥＤからなる光源４1、
４2を配置した構成からなる。導光板２は、その左右両
側面３1、３2と連設する導光板２の裏面５（図１の手前
側で曲面の内側）に、図２に示す表示体となる多数の微
小な凹部からなる円形の反射ドット群６1、６2、６3を
形成するとともに、左右両側面３1、３2から入射する光
源４1、４2からの光を反射ドット群６1、６2、６3で反
射し、これを導光板２の表示面７側に３個の円形の光の
表示体として表示するものである。８は、導光板２にお
ける上下面に被着した反射テープであり、光源４1、４2
からの光を効率よく表示面７に導くものである。
表示器を示しており、光点式表示器１は、「く」字形状
に撓曲したアクリル等の透光性を有する導光板２の左右
両側面３1、３2に、複数個のＬＥＤからなる光源４1、
４2を配置した構成からなる。導光板２は、その左右両
側面３1、３2と連設する導光板２の裏面５（図１の手前
側で曲面の内側）に、図２に示す表示体となる多数の微
小な凹部からなる円形の反射ドット群６1、６2、６3を
形成するとともに、左右両側面３1、３2から入射する光
源４1、４2からの光を反射ドット群６1、６2、６3で反
射し、これを導光板２の表示面７側に３個の円形の光の
表示体として表示するものである。８は、導光板２にお
ける上下面に被着した反射テープであり、光源４1、４2
からの光を効率よく表示面７に導くものである。
【０００９】図２に示すごとく、両側の反射ドット群６
1、６3が平面部分に位置し、中央の反射ドット群６2が
曲面に位置している本発明の光点式表示器１を製造する
に際しては、まず平板状の導光板の一面にレーザー加
工、エッチング、切削加工、樹脂成形等により、図３の
ごとき裏面５と平行な面で切断した横断面形状が楕円で
深くなるほど幅径が小さくなる椀形状若しくは錐体形状
の凹部からなる反射ドット９を、図４に示すような配列
で形成する。この楕円形状の反射ドット９の長軸が、光
源４からの光の進行方向と直交するように配列すること
で、反射ドット９の長軸に沿ったラインで効率的に光源
からの光を反射して明るい表示が得られる。また、この
反射ドット９の配列を、光源４側から見て１列ごとに反
射ドット９が互い違いになるように配置することで、反
射ドットと反射ドットの隙間に無駄に光を透過させるこ
となく配列の全域に亘って効率よく反射ドット９に光を
反射させることができるものであり、また反射ドットと
反射ドットとの間の非点灯部分が線状にならずに輝度む
らのない均等な明るさの表示が得られる。
1、６3が平面部分に位置し、中央の反射ドット群６2が
曲面に位置している本発明の光点式表示器１を製造する
に際しては、まず平板状の導光板の一面にレーザー加
工、エッチング、切削加工、樹脂成形等により、図３の
ごとき裏面５と平行な面で切断した横断面形状が楕円で
深くなるほど幅径が小さくなる椀形状若しくは錐体形状
の凹部からなる反射ドット９を、図４に示すような配列
で形成する。この楕円形状の反射ドット９の長軸が、光
源４からの光の進行方向と直交するように配列すること
で、反射ドット９の長軸に沿ったラインで効率的に光源
からの光を反射して明るい表示が得られる。また、この
反射ドット９の配列を、光源４側から見て１列ごとに反
射ドット９が互い違いになるように配置することで、反
射ドットと反射ドットの隙間に無駄に光を透過させるこ
となく配列の全域に亘って効率よく反射ドット９に光を
反射させることができるものであり、また反射ドットと
反射ドットとの間の非点灯部分が線状にならずに輝度む
らのない均等な明るさの表示が得られる。
【００１０】そして、図１の「粗←→密←→粗」で示す
ように、両側の反射ドット群６1、６3の反射ドット９
は、平板での通常の配列密度（ピッチ）で形成し、中央
の反射ドット群６2の反射ドット９の密度は、両側の反
射ドット群６1、６3の反射ドット９の密度よりも高密度
に、すなわち単位面積当たり多くの反射ドット９を形成
するものである。そして、この平板状の導光板を加熱
し、その中央部分を反射ドット群を内側にして撓曲する
ものである。
ように、両側の反射ドット群６1、６3の反射ドット９
は、平板での通常の配列密度（ピッチ）で形成し、中央
の反射ドット群６2の反射ドット９の密度は、両側の反
射ドット群６1、６3の反射ドット９の密度よりも高密度
に、すなわち単位面積当たり多くの反射ドット９を形成
するものである。そして、この平板状の導光板を加熱
し、その中央部分を反射ドット群を内側にして撓曲する
ものである。
【００１１】導光板を撓曲することにより、中央の反射
ドット群６2の反射ドットの開口径は小径となり、両側
の反射ドット群６1、６3の反射ドットよりも光源からの
光の反射効率が減少して暗くなるが、本実施例にあって
はその暗くなる分を見越して、中央の反射ドット群６2
の反射ドットの配列密度を予め高めて形成しておくこと
により、撓曲後に中央の反射ドット群６2と両側の反射
ドット群６1、６3とで同程度の輝度が得られ、輝度ムラ
のない高品位な表示が得られる。
ドット群６2の反射ドットの開口径は小径となり、両側
の反射ドット群６1、６3の反射ドットよりも光源からの
光の反射効率が減少して暗くなるが、本実施例にあって
はその暗くなる分を見越して、中央の反射ドット群６2
の反射ドットの配列密度を予め高めて形成しておくこと
により、撓曲後に中央の反射ドット群６2と両側の反射
ドット群６1、６3とで同程度の輝度が得られ、輝度ムラ
のない高品位な表示が得られる。
【００１２】図５は、本発明の光点式表示器の製造方法
の第２の実施例を示しており、平板状の導光板２の一面
にレーザー加工、エッチング、切削加工、樹脂成形等に
より、横断面形状が楕円で深くなるほど幅径が小さくな
る椀形状若しくは錐体形状の凹部からなる反射ドット９
を形成するのであるが、その際、中央の反射ドット群６
2における撓曲する部分に位置する反射ドット９´につ
いては、撓曲した際に開口径が小さくなる分を見込んで
開口径を予め大径に形成するものである。すなわち、本
実施例にあっては、図５（ａ）に示すごとく、撓曲する
部分の反射ドット９´の長軸方向の幅径を大径にする。
そして、導光板２を加熱して撓曲することで、図５
（ｂ）に示すごとく、撓曲部分の反射ドット９´は開口
径が小さくなり、これにより反射ドット９全体としてほ
ぼ均一な開口径になるとともに、導光板２全体として輝
度ムラのない高品位な表示が実現できる。
の第２の実施例を示しており、平板状の導光板２の一面
にレーザー加工、エッチング、切削加工、樹脂成形等に
より、横断面形状が楕円で深くなるほど幅径が小さくな
る椀形状若しくは錐体形状の凹部からなる反射ドット９
を形成するのであるが、その際、中央の反射ドット群６
2における撓曲する部分に位置する反射ドット９´につ
いては、撓曲した際に開口径が小さくなる分を見込んで
開口径を予め大径に形成するものである。すなわち、本
実施例にあっては、図５（ａ）に示すごとく、撓曲する
部分の反射ドット９´の長軸方向の幅径を大径にする。
そして、導光板２を加熱して撓曲することで、図５
（ｂ）に示すごとく、撓曲部分の反射ドット９´は開口
径が小さくなり、これにより反射ドット９全体としてほ
ぼ均一な開口径になるとともに、導光板２全体として輝
度ムラのない高品位な表示が実現できる。
【００１３】平面部分の反射ドット９の寸法・配列の一
例としては、短軸が１３５μｍで長軸が１８５μｍ、深
さが１１６μｍ、長軸方向のピッチが５００μｍで短軸
方向のピッチが５００μｍとするものである。このよう
に反射ドット９を配置することで、反射ドット９におけ
る長軸に沿った面で多くの光を反射するとともに、表示
面（裏面）から反射ドット９を見る際の反射ドット９開
口面積が小さくなって、外部からの光が反射ドット９に
反射することによる表示体の白濁化現象を防止すること
ができる。この反射ドット９を導光板２に形成する手段
としては、レーザー加工、エッチング、切削加工、樹脂
成形等があるが、表示体の白濁化現象を防止するために
も、加工面を鏡面状にきわめて平滑にすることが必要で
あり、それからしてレーザー加工が適している。
例としては、短軸が１３５μｍで長軸が１８５μｍ、深
さが１１６μｍ、長軸方向のピッチが５００μｍで短軸
方向のピッチが５００μｍとするものである。このよう
に反射ドット９を配置することで、反射ドット９におけ
る長軸に沿った面で多くの光を反射するとともに、表示
面（裏面）から反射ドット９を見る際の反射ドット９開
口面積が小さくなって、外部からの光が反射ドット９に
反射することによる表示体の白濁化現象を防止すること
ができる。この反射ドット９を導光板２に形成する手段
としては、レーザー加工、エッチング、切削加工、樹脂
成形等があるが、表示体の白濁化現象を防止するために
も、加工面を鏡面状にきわめて平滑にすることが必要で
あり、それからしてレーザー加工が適している。
【００１４】尚、上述した実施例にあっては、撓曲する
導光板２の内側に反射ドットを形成する場合について説
明したが、これと反対に、撓曲する導光板２の外側に反
射ドットを形成する場合にも本発明を応用することがで
きる。すなわち、上述した第１の実施例を応用すると、
平板状の導光板に反射ドットを形成する際に、撓曲する
部分の反射ドットの密度を粗く形成し、また第２の実施
例を応用すると、撓曲する部分の反射ドットの開口径を
予め小径に形成するものである。そして、導光板を加熱
し撓曲することで、反射ドット全体として輝度ムラのな
い高品位な表示が実現できるものである。
導光板２の内側に反射ドットを形成する場合について説
明したが、これと反対に、撓曲する導光板２の外側に反
射ドットを形成する場合にも本発明を応用することがで
きる。すなわち、上述した第１の実施例を応用すると、
平板状の導光板に反射ドットを形成する際に、撓曲する
部分の反射ドットの密度を粗く形成し、また第２の実施
例を応用すると、撓曲する部分の反射ドットの開口径を
予め小径に形成するものである。そして、導光板を加熱
し撓曲することで、反射ドット全体として輝度ムラのな
い高品位な表示が実現できるものである。
【００１５】また上述した実施例にあっては、反射ドッ
トの横断面形状を楕円として説明したが、これ以外にも
図６に示すごとく、長円、ひょうたん形、繭形等の短軸
と長軸を有する椀形状、錐体形状、鍋底形状等であって
も同様の効果を発揮し得るものである。
トの横断面形状を楕円として説明したが、これ以外にも
図６に示すごとく、長円、ひょうたん形、繭形等の短軸
と長軸を有する椀形状、錐体形状、鍋底形状等であって
も同様の効果を発揮し得るものである。
【００１６】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の光点式表示
器の製造方法によれば、曲面を有する導光板を備える光
点式表示器において平面部分も曲面部分も一定の明るさ
で高品位な表示を得ることができる。
器の製造方法によれば、曲面を有する導光板を備える光
点式表示器において平面部分も曲面部分も一定の明るさ
で高品位な表示を得ることができる。
【００１７】また、反射ドットは横断面形状が短軸と長
軸を有する非正円形状とするとともに、該長軸は光源か
らの光の進行方向と直交すべく配設することで、反射ド
ットの長軸に沿ったラインで効率的に光を反射して明る
い表示が得られるとともに、光源からの光を反射する反
射ドット部分の幅径を、従来の正円の直径と本発明の非
正円形状の長軸とで同一に設定した場合、表示面から反
射ドットを見る際に従来の正円形状の開口面積と比較し
て本発明の非正円形状の開口面積を小さくすることがで
き、これにより外部からの光が反射ドットに反射するこ
とによる白濁化現象を防止することができる。そして、
非点灯時に反射ドット群を視認させず点灯時のみ反射ド
ット群を表示させるという高品位な表示が得られるもの
である。
軸を有する非正円形状とするとともに、該長軸は光源か
らの光の進行方向と直交すべく配設することで、反射ド
ットの長軸に沿ったラインで効率的に光を反射して明る
い表示が得られるとともに、光源からの光を反射する反
射ドット部分の幅径を、従来の正円の直径と本発明の非
正円形状の長軸とで同一に設定した場合、表示面から反
射ドットを見る際に従来の正円形状の開口面積と比較し
て本発明の非正円形状の開口面積を小さくすることがで
き、これにより外部からの光が反射ドットに反射するこ
とによる白濁化現象を防止することができる。そして、
非点灯時に反射ドット群を視認させず点灯時のみ反射ド
ット群を表示させるという高品位な表示が得られるもの
である。
【図１】本発明の光点式表示器を裏面からみた状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】本発明の光点式表示器を表面からみた状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】本発明の光点式表示器の反射ドットを示す説明
図である。
図である。
【図４】本発明の光点式表示器の反射ドットの配列を示
す説明図である。
す説明図である。
【図５】本発明の光点式表示器の他の製造方法を示す説
明図である。
明図である。
【図６】本発明の光点式表示器の反射ドットの他の実施
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
１ 光点式表示器 ２ 導光板 ３ 側面 ４ 光源 ５ 裏面 ６ 反射ドット群 ７ 表示面 ８ 反射テープ ９、９´ 反射ドット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2H038 AA41 BA01 BA06 5C096 AA05 BA02 BB08 BC01 CA04 CA15 CA22 CA32 CB02 CC06 CD10 CD23 CD32 EB02 EB12
Claims (3)
- 【請求項１】 透光性を有し微小な凹部からなる反射ド
ットを複数形成してなる導光板の一側面に光源を配設
し、上記反射ドットに上記光源からの光を反射させて表
示を行う光点式表示器において、平板状の導光板に形成
した反射ドットの開口径が該導光板の撓曲により変化す
る変化量を見越して、反射ドットを配設する面が曲面の
内側になる場合には曲面となる部分に形成する反射ドッ
トは平面部分の反射ドットの配列間隔よりも予め高密度
に配列し、また反射ドットを配設する面が曲面の外側に
なる場合には曲面となる部分に形成する反射ドットは平
面部分の反射ドットの配列間隔よりも予め低密度に配列
して形成した後、この導光板を撓曲して曲面を形成する
ことを特徴とする光点式表示器の製造方法。 - 【請求項２】 透光性を有し微小な凹部からなる反射ド
ットを複数形成してなる導光板の一側面に光源を配設
し、上記反射ドットに上記光源からの光を反射させて表
示を行う光点式表示器において、平板状の導光板に形成
した反射ドットの開口径が該導光板の撓曲により変化す
る変化量を見越して、反射ドットを配設する面が曲面の
内側になる場合には曲面となる部分に形成する反射ドッ
トは平面部分の反射ドットの開口径よりも予め大径と
し、また反射ドットを配設する面が曲面の外側になる場
合には曲面となる部分に形成する反射ドットは平面部分
の反射ドットの開口径よりも予め小径として形成した
後、この導光板を撓曲して曲面を形成することを特徴と
する光点式表示器の製造方法。 - 【請求項３】 反射ドットは横断面形状が短軸と長軸を
有する非正円形状とするとともに、該長軸は光源からの
光の進行方向と直交すべく配設したことを特徴とする請
求項１又は２記載の光点式表示器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001098557A JP2002297071A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 光点式表示器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001098557A JP2002297071A (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 光点式表示器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002297071A true JP2002297071A (ja) | 2002-10-09 |
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ID=18952196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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