JP2002283904A - 自動車用床マット - Google Patents

自動車用床マット

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JP2002283904A
JP2002283904A JP2001093165A JP2001093165A JP2002283904A JP 2002283904 A JP2002283904 A JP 2002283904A JP 2001093165 A JP2001093165 A JP 2001093165A JP 2001093165 A JP2001093165 A JP 2001093165A JP 2002283904 A JP2002283904 A JP 2002283904A
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resin
floor mat
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thickness
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Application number
JP2001093165A
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English (en)
Inventor
Eiji Sakaguchi
榮治 阪口
Yoshiharu Nishino
善春 西野
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Suminoe Textile Co Ltd
Original Assignee
Suminoe Textile Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、不快な臭
気もなく、長年使用しても曇りを生じることがない上
に、耐摩耗性、クッション性に優れ、しかも表面に付着
した汚れを容易に除去できて清掃の容易な自動車用床マ
ットを提供する。 【解決手段】 特定量の充填剤を含有し、樹脂成分の5
0重量%以上がオレフィン系樹脂で構成される厚さ0.
5〜2.0mmの中間樹脂層3の上面側に、樹脂成分の
50重量%以上がオレフィン系樹脂で構成される厚さ1
00〜500μmの表面樹脂層2を積層一体化すると共
に、中間樹脂層3の下面側に不織布からなる厚さ1〜8
mm、目付50〜1000g/m2の裏打層4を積層一
体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の床に敷
設されたカーペット等の繊維敷物の上に敷いて用いられ
る自動車用床マットに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車室内の床には予めカーペット等の
繊維敷物が敷設されているが、この繊維敷物の汚れを防
止すること等を目的として、この繊維敷物の上に更に取
り外し可能な床マットを載置することが多く行われてい
る。このような床マットとしては、ポリ塩化ビニル樹脂
からなる樹脂シートマットや、該樹脂シートの上にパイ
ル織物からなる表材が積層一体化された構成のもの等が
公知である。前者のポリ塩化ビニル樹脂製の床マット
は、耐摩耗性に優れると共に、充填剤を多量に含有せし
めることができるのでコストの低減を図り得て経済的で
ある。また、後者のパイル織物製床マットでは、表層の
パイルにより十分なクッション性を付与することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の床マットではそれぞれ次のような問題があった。即
ち、前者のポリ塩化ビニル樹脂製の床マットでは、燃焼
時において多量の発煙と共に塩化水素等の有毒ガスを発
生することから、火災時において避難者が該有毒ガス等
を吸入してしまう等の防災上の問題、また廃棄時の焼却
処理によって環境汚染をもたらすという問題があった。
また、ポリ塩化ビニル樹脂製の床マットは可塑剤を多量
に含有しているので、特有の臭気があるし、長年の使用
により可塑剤が揮発して床マットとしての柔軟性が低下
するという問題や、長年の使用により可塑剤が表面にブ
リードして曇りを生じやすく外観体裁が悪くなるという
問題もあった。
【0004】一方、後者のパイル織物製床マットでは、
表層のパイルにゴミ、埃等が吸着され易いので、清潔感
を確保するのが難しいという問題があった。また、パイ
ル間にゴミ、埃等が入り込むとこれらを取り除くのは容
易ではないし、例えば飲料等をこぼした場合にはその跡
が残りやすく外観体裁が低下することが多く、このよう
に清掃が非常に困難であるという問題もあった。
【0005】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、燃焼時に有毒ガスを発生しにく
く、不快な臭気もなく、長年使用しても曇りを生じるこ
とがない上に、耐摩耗性、クッション性に優れ、しかも
表面に付着した砂、泥、塵、埃、飲食物等による汚れな
どを容易に除去できて清掃の容易な自動車用床マットを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、充填剤を含
有し、樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹脂で
構成される厚さ0.5〜2.0mmの中間樹脂層の上面
側に、樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹脂で
構成される厚さ100〜500μmの表面樹脂層が積層
一体化されると共に、前記中間樹脂層の下面側に不織布
からなる厚さ1〜8mm、目付50〜1000g/m2
の裏打層が積層一体化されてなり、前記中間樹脂層にお
ける充填剤の配合量が、該中間樹脂層を構成する樹脂1
00重量部に対して20〜500重量部の範囲であるこ
とを特徴とする自動車用床マットによって達成される。
【0007】各樹脂層の構成樹脂のうちの50重量%以
上がオレフィン系樹脂であるから、燃焼時の有毒ガスの
発生が少なく、燃焼安全性に優れて防災面で好都合であ
ると共に環境保全にも十分に貢献できる。また、表面層
がパイルのない樹脂層で構成され、かつこの表面樹脂層
を構成する樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹
脂であるので、床マット表面における耐摩耗性に優れる
と共に、汚れ等を容易に除去できて清掃が容易であり耐
汚染性にも優れている。しかも、この表面樹脂層の厚さ
が100〜500μmに規定されているので、十分に優
れた耐摩耗性を確保しつつ、寸法安定性、上反り発生防
止性に優れたものとなし得る。また、中間樹脂層には充
填剤を特定量含有せしめているので、床マットとして寸
法安定性に優れると共に十分な引張強度を有したものと
なる。また、中間樹脂層の厚さが0.5〜2.0mmに
規定されているので、十分な寸法安定性を確保しつつ自
動車の床面形状に対する追従性が良好なものとなし得
る。更に、中間樹脂層の下面側に不織布からなる特定厚
さ、特定目付の裏打層が積層一体化されているので、ク
ッション性に優れたものとなし得る。加えて、可塑剤を
含有させる必要がないので、これ特有の臭気が発生する
こともなく、また長年使用しても表面に曇りが発生する
こともなく耐久性にも優れている。
【0008】表面樹脂層のデュロメータD硬さは40〜
70の範囲で、かつ中間樹脂層のデュロメータD硬さは
35〜65の範囲にあるのが好ましく、これにより自動
車床面形状に十分に追従させて敷設できると共に、十分
な引張強度を備えた耐久性に優れたものとなし得る。か
つ、JIS L1096で規定される(床マットの)剛
軟度が3〜30Nの範囲である場合には、自動車床面形
状に対する追従性を一層向上させつつ、引張強度をより
向上させることができる。
【0009】裏打層を構成する樹脂成分の50重量%以
上はオレフィン系樹脂であるのが好ましい。このような
構成とすることで、裏打層は表面樹脂層と同等程度の熱
収縮性を有したものとなるから、表面樹脂層の上反り傾
向を相殺できて床マットの上反りを効果的に防止するこ
とができる。
【0010】裏打層としては、厚さ2〜5mm、目付1
00〜500g/m2のニードルパンチ不織布を用いる
のが好ましい。これにより、一層優れたクッション性が
確保されると共に、摩擦抵抗が増大して下地繊維敷物に
対する滑り防止性に優れたものとなし得る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る自動車用床
マットの一実施形態を図面に基づいて説明する。この自
動車用床マット(1)は、図1に示すように、充填剤を
含有してなる厚さ0.5〜2.0mmの中間樹脂層
(3)の上面側に、厚さ100〜500μmの表面樹脂
層(2)が積層一体化されると共に、中間樹脂層(3)
の下面側に不織布からなる厚さ1〜8mm、目付50〜
1000g/m2の裏打層(4)が積層一体化された積
層構造を有するものであり、前記中間樹脂層(3)及び
表面樹脂層(2)はいずれも各層を構成する樹脂成分の
50重量%以上がオレフィン系樹脂で構成されるもので
あり、かつ中間樹脂層(3)における充填剤の配合量
が、該中間樹脂層(3)を構成する樹脂100重量部に
対して20〜500重量部の範囲に規定されたものであ
る。
【0012】前記表面樹脂層(2)は、これを構成する
樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹脂からなる
ものである。表面層がこのような特定樹脂で構成され、
しかも表面層がパイルのない樹脂層で構成されているの
で、床マット(1)表面における耐摩耗性、耐汚染性に
優れたものとなる。また、樹脂成分の50重量%以上が
オレフィン系樹脂であるから、燃焼時に有毒ガスを発生
しにくい。
【0013】前記オレフィン系樹脂としては、特に限定
されるものではないが、例えばポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、非晶性ポリα−オレフィン樹脂、エチ
レンプロピレン−ジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン系アイオノマー樹脂等が挙げられ
る。なお、表面樹脂層(2)を構成する樹脂成分として
前記オレフィン系樹脂以外の樹脂を併用する場合には、
化学構造中に塩素原子を有しない樹脂であればどのよう
なものでも用いることができる。
【0014】前記表面樹脂層(2)は、上記構成に係る
樹脂で構成される限り、単層で構成されても良いし、多
層で構成されても良い。
【0015】前記表面樹脂層(2)は、意匠性を向上さ
せるべく、通常は、化粧が施されたものとなされてい
る。このような化粧を施す手段としては、表面樹脂層
(2)の上面、下面または表面樹脂層中等に印刷模様を
付与する手段等が挙げられるが、いずれにせよ、床マッ
ト(1)の表面側から見て印刷模様が視認される形態と
なされていれば良く、上記構成のものに特に限定される
ものではない。これらの中でも、図1に示されるよう
に、表面樹脂層(2)の下面に柄印刷等の印刷層(8)
を積層するのがより好ましく、このように印刷層(8)
が表面樹脂層(2)の下に配置されていることで、使用
時の接触等によって印刷層(8)が擦れて傷付いたり、
剥離するようなことが防止され、ひいては優れた意匠性
を長期にわたり確保することができる。なお、印刷模様
付与のための印刷方法としては、特に限定されず、例え
ばインクジェット法、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法、転写印刷法等が挙げられる。
【0016】また、化粧を施す他の手段として、表面樹
脂層(2)に柄材を混入する手段が挙げられる。表面樹
脂層(2)にこのような柄材を混入することにより、柄
材が透明ないしは半透明な表面樹脂層(2)中にランダ
ムに混在し、深みのある柄模様を表出することができ
る。
【0017】上記柄材としては、公知のものを使用する
ことができ、特に限定されるものではないが、例えば熱
硬化性尿素樹脂や熱可塑性ポリエステル樹脂からなる粒
状物、セルロースやアルミニウムを主原料とした角状な
いしフレーク状の柄チップ、あるいはセルロースを主原
料とした針状物からなるもの等が好適に用いられる。こ
れらの柄材は、単独で用いても良いし、あるいは複数種
併用して用いても良い。また、柄材の代わりに、あるい
は柄材と併用して、表面樹脂層(2)に着色顔料を混入
しても良い。
【0018】更に意匠性を向上させるために、表面樹脂
層(2)の表面にエンボス加工等により凹凸を形成せし
めても良く、むしろ滑り防止の観点からは表面樹脂層
(2)の表面に凹凸を形成するのが好ましい。
【0019】更に、耐摩耗性、防汚性、帯電防止性等の
向上を目的として、必要に応じて、床材(1)表面、即
ち表面樹脂層(2)の上面に処理剤を塗工する等して皮
膜を形成しても良い。例えば耐摩耗性を向上させる観点
から、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン樹
脂を主成分とする皮膜を表面樹脂層(2)上面に形成し
ても良い。なお、このような皮膜は50μm以下の厚さ
に形成するのが一般的である。
【0020】前記表面樹脂層(2)の厚さは、100〜
500μmとする必要がある。100μm未満では耐摩
耗性が低下するし、一方500μmを超えると床マット
(1)に上反りが発生しやすくなるし、寸法安定性が低
下する。中でも、表面樹脂層(2)の厚さは150〜3
00μmとするのが好ましい。
【0021】一方、前記中間樹脂層(3)は、床マット
として耐久性を付与するための十分な強度を与えると共
に、表面樹脂層(2)と裏打層(4)とを接合する役割
を担うものであり、該中間樹脂層(3)は、充填剤を含
有し、樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹脂で
構成される樹脂組成物からなるものである。このように
樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹脂であるか
ら、燃焼時に有毒ガスを発生しにくいものとなる。
【0022】前記オレフィン系樹脂としては、特に限定
されるものではないが、例えばポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、非晶性ポリα−オレフィン樹脂、エチ
レンプロピレン−ジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン系アイオノマー樹脂等が挙げられ
る。中でも、中間樹脂層(3)を構成するオレフィン系
樹脂としては、非晶性ポリα−オレフィン樹脂及びエチ
レン−酢酸ビニル共重合体からなる群より選ばれる少な
くとも1種の樹脂と、ポリプロピレン樹脂のような熱変
形温度が100℃以上である樹脂を併用して用いるの
が、充填剤の高充填を可能にしつつ耐熱性を十分に確保
し得る点で、好ましい。なお、中間樹脂層(3)を構成
する樹脂成分として前記オレフィン系樹脂以外の樹脂を
併用する場合には、化学構造中に塩素原子を有しない樹
脂であればどのようなものでも使用することができる。
【0023】この中間樹脂層(3)も、上記構成に係る
樹脂で構成される限り、単層で構成されても良いし、多
層で構成されても良い。
【0024】前記充填剤の配合量は、中間樹脂層(3)
を構成する樹脂100重量部に対して20〜500重量
部の範囲とする。20重量部未満では寸法安定性が低下
するし、500重量部を超えると引張強度が低下して耐
久性に劣るものとなる。中でも、充填剤の配合量は、中
間樹脂層(3)を構成する樹脂100重量部に対して1
00〜350重量部の範囲とするのが好ましい。
【0025】前記充填剤としては、特に限定されるもの
ではないが、従来床材の充填剤として公知のものが使用
でき、例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウム、クレー、タルク、ア
ルミナ、シリカ等が挙げられる。水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウムを用いる場合には難燃性を付与させ
ることができる。
【0026】前記中間樹脂層(3)の厚さは、0.5〜
2.0mmとする。0.5mm未満では十分な寸法安定
性が得られなくなると共に引張強度も低下する。一方
2.0mmを超えると重量が増大してハンドリングが悪
くなると共に自動車床面形状に対する追従性も低下して
敷設性が低下してしまう。
【0027】なお、前記表面樹脂層(2)、中間樹脂層
(3)のいずれにも、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑
剤、安定剤、光安定剤、難燃剤、着色剤、帯電防止剤、
柄剤等の各種添加剤を適宜含有せしめても良い。
【0028】前記裏打層(4)は、不織布で構成される
層であり、その厚さは1〜8mmに設定される必要があ
る。1mm未満ではクッション性が不十分なものとなる
し、8mmを超えると全体厚さの大きいものとなり床マ
ット(1)として実用的でなくなる。中でも、裏打層
(4)の厚さは2〜5mmの範囲に設定するのが好まし
い。
【0029】また、裏打層(4)の目付は50〜100
0g/m2の範囲に設定される必要がある。50g/m2
未満ではクッション性が不十分なものとなるし、100
0g/m2を超えると軽量性の確保が困難となる。中で
も、裏打層(4)の目付は100〜500g/m2の範
囲に設定されるのが好ましい。
【0030】前記裏打層(4)に用いられる不織布とし
ては、特に限定されるものではないが、例えばニードル
パンチ不織布、スパンボンド不織布、サーマルボンド不
織布、ケミカルボンド不織布等が挙げられる。その素材
も特に限定されず、例えばポリプロピレン不織布、ポリ
エステル不織布、ナイロン不織布等が用いられるが、中
でも、裏打層(4)を構成する樹脂成分の50重量%以
上はオレフィン系樹脂からなるのが好ましい。表面樹脂
層(2)を構成する樹脂成分の50重量%以上がオレフ
ィン系樹脂であるので、表面樹脂層(2)に熱収縮が生
じやすく床マット(1)が若干上反り傾向になりやすい
のであるが、裏打層(4)を構成する樹脂成分の50重
量%以上にオレフィン系樹脂を用いることにより、裏打
層(4)が表面樹脂層と同等程度の熱収縮性を有したも
のとなるから、表面樹脂層(2)の上反り傾向を相殺で
きて床マット(1)の上反りを効果的に防止することが
できる。
【0031】更に、前記裏打層(4)としては、厚さ2
〜5mm、目付100〜500g/m2のニードルパン
チ不織布を用いるのが好ましい。このような構成を採用
することで、一層優れたクッション性を確保できると共
に、摩擦抵抗の増大により下地の繊維敷物に対する滑り
防止性が一段と向上して安全性により優れたものとな
る。
【0032】この発明では、前記表面樹脂層(2)のデ
ュロメータD硬さが40〜70の範囲にあり、かつ中間
樹脂層(3)のデュロメータD硬さが35〜65の範囲
にあるのが好ましく、このような範囲に設定されること
で、自動車の床面形状に十分に追従させて敷設すること
が可能となると共に、十分な引張強度を具備して耐久性
により優れたものを構成できる利点がある。なお、前記
「デュロメータD硬さ」とは、JIS K7215に準
拠して測定される値であって、23±2℃の温度に馴ら
した試験片に、D型デュロメータ(押針突出量2.5m
m、加圧力49.03N)を用いて測定される値であ
り、押針が試験片に侵入してから1秒以内にD型デュロ
メータの最大値を読みとり、この数値をデュロメータD
硬さとする。
【0033】しかして、床マット(1)の剛軟度(JI
S L1096)が3〜30Nの範囲となるように構成
されるのが好適である。3N未満では引張強度が低下し
て耐久性が低下するので好ましくないし、一方30Nを
超えると自動車の床面形状に対する追従性が低下して敷
設施工性が低下するので好ましくない。中でも、床マッ
ト(1)の剛軟度は10〜25Nの範囲に設定されるの
が特に好適である。
【0034】この発明の自動車用床マット(1)の厚さ
は、特に限定されないが、通常2〜10mmが一般的で
ある。
【0035】なお、この発明に係る自動車用床マット
(1)の製造方法としては、特に限定されず、例えばカ
レンダー加工機、エクストルーダ、ドクターコーター加
工機、ロールコーター加工機等の公知の装置を用いて製
造できる。また、これに2次成形加工が施されて立体状
に構成されたものであっても良い。
【0036】
【実施例】次に、この発明の具体的実施例について説明
する。
【0037】<実施例1>表1に示すように、非晶性プ
ロピレン−エチレン共重合体(数平均分子量6000)
6重量部、エチレン−αオレフィン共重合体(数平均分
子量160000)8重量部、ポリプロピレン樹脂11
重量部、炭酸カルシウム(充填剤)75重量部、酸化防
止剤(ヒンダードフェノール系酸化防止剤)0.4重量
部、滑剤(リン酸エステル系)1.2重量部からなる組
成物をバンバリーミキサーで混練し、カレンダー成形機
を用いて厚さ0.8mmの中間シート(中間樹脂層)を
作成した。
【0038】一方、ポリプロピレンからなる厚さ200
μmのシート(表面樹脂層)の裏面にグラビア印刷によ
り所定の柄を印刷して上層シートを得た。
【0039】この上層シートと前記中間シートとをホッ
トラミネート加工することで積層一体化した後、該中間
シートの裏面にエチレン−酢酸ビニル共重合体のパウダ
ー(接着剤)を散布し遠赤外線装置により該パウダーを
溶融せしめ、これにニードルパンチ不織布(厚さ4m
m、目付350g/m2)を貼り合わせることにより、
床マット原反を得た。なお、ニードルパンチ不織布の組
成は、ポリプロピレン60重量%、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)樹脂40重量%であった。
【0040】前記床マット原反を成形加工した後、所定
形状に切断し、自動車用床マットを得た。
【0041】<実施例2>ポリプロピレン樹脂からなる
ニードルパンチ不織布(厚さ4mm、目付350g/m
2)と、ポリエチレンテレフタレート樹脂からなるスパ
ンボンド不織布(目付50g/m2)とをニードル交絡
させることによって複合不織布を作成した。この複合不
織布の上面に、表1に示す組成からなる組成物をエクス
トルーダーにより塗工積層(塗工量1400g/m2
して中間樹脂層を形成し、同時にこの上に、裏面にグラ
ビア印刷が施された厚さ200μmのポリプロピレン製
シート(表面樹脂層)を貼り合わせて床マット原反を得
た。この床マット原反を成形加工した後、所定形状に切
断し、自動車用床マットを得た。
【0042】<実施例3、4>各層の組成、厚さ等の条
件を表2に示す構成とした以外は、実施例1と同様にし
て床マットを得た。
【0043】<実施例5>ニードルパンチ不織布の組成
を、ポリプロピレン10重量%、ポリエチレンテレフタ
レート樹脂90重量%とした以外は、実施例1と同様に
して床マットを得た。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】<比較例1>表面樹脂層の厚さを20μm
に設定した以外は、実施例1と同様にして床マットを得
た。
【0048】<比較例2>表面樹脂層の厚さを1000
μmに設定した以外は、実施例1と同様にして床マット
を得た。
【0049】<比較例3>表面樹脂層の構成樹脂として
ポリエチレンテレフタレートを用いた以外は、実施例1
と同様にして床マットを得た。
【0050】<比較例4>中間樹脂層の厚さを0.3m
mに設定した以外は、実施例1と同様にして床マットを
得た。
【0051】<比較例5>中間樹脂層の厚さを3.0m
mに設定した以外は、実施例1と同様にして床マットを
得た。
【0052】<比較例6>中間樹脂層に充填剤を含有せ
しめない構成とした以外は、実施例1と同様にして床マ
ットを得た。
【0053】<比較例7>中間樹脂層における充填剤
(炭酸カルシウム)の配合量を、75重量部に代えて1
50重量部とした以外は、実施例1と同様にして床マッ
トを得た。
【0054】<比較例8>裏打層の厚さを0.5mmに
設定した以外は、実施例1と同様にして床マットを得
た。
【0055】<比較例9>裏打層の目付を20g/m2
に設定した以外は、実施例1と同様にして床マットを得
た。
【0056】上記のようにして得られた各床マットに対
して、下記の試験を行った。これらの試験結果を表4に
示す。
【0057】<耐摩耗性試験>JIS A1453によ
る建築材料及び建築構成部分の摩擦試験方法に準じて、
各床マットの表面に、所定の研磨紙を巻き付けた摩耗輪
を使用し、テーパ摩耗試験機にて1000回転させ、摩
耗減量(g)を測定した。摩耗減量が0.25g以下の
ものを「◎」とし、0.25〜0.30gのものを
「○」とし、0.30gを超えるものを「×」とした。
【0058】<耐汚染性試験>JIS A5705によ
るビニル系床材の汚染性試験に準じて、各床マットの表
面に汚染材料を2mL滴下し、24時間静置して、中性
洗剤を含む水で洗浄し、更にアルコールで洗浄した後、
ガーゼで拭き取って、1時間放置後、目視により滴下部
分の色、光沢及び膨れの変化を観察した。汚染材料とし
ては、大豆油、潤滑油、95%エチルアルコール、2%
かせいソーダ、5%酢酸、5%塩酸セメントペーストを
用いて行った。観察によりいずれも変化のないものを
「◎」とし、少なくともいずれか1つ変化のあるものを
「×」とした。
【0059】<寸法安定性試験>JIS A5705に
よるビニル系床材の加熱による長さ変化試験に準じて、
各床マットを80℃で6時間加熱したのち、室内に1時
間静置し、加熱前の長さに対する変化率を測定した。長
さ変化率が1.0%未満のものを「◎」とし、同1.0
〜1.5%のものを「○」とし、同1.5%を超えるも
のを「×」とした。
【0060】<敷設床面に対する追従性評価>自動車の
床面形状に非常に良く追従して馴染みの非常に良いもの
を「◎」とし、床面形状に良く追従して馴染みの良いも
のを「○」とし、床面形状に対する追従性が不十分で馴
染みの悪いものを「×」とした。
【0061】<上反り防止性試験>JIS L4406
のタイルカーペットの反り試験に準拠して、JIS G
4305に規定する厚さ3mmのステンレス鋼板の上に
床材試験片(50cm×50cmサイズに裁断されたも
の)を置き、水平にして標準状態(20±2℃、65±
2%RH)で24時間放置した後、水平な試験台の上に
載置し、各試験片の四隅と試験台の隙間の大きさを測定
した。各試験片四隅における試験台との隙間の合計が、
1.0mm以下のものを「◎」とし、1.0mmを超え
1.5mm以下のものを「○」とし、1.5mmを超え
るものを「×」とした。
【0062】<引張強度試験法>JIS L1096の
織物の引張強度試験に準拠して、オートグラフを用いて
床マット試験片(5cm×30cmに裁断されたもの)
の引張強度を測定した。測定値が100N/cm以上の
ものを「◎」とし、50N/cm以上100N/cm未
満のものを「○」とし、50N/cm未満のものを
「×」とした。
【0063】<クッション性試験法>床マット試験片に
20g/cm2の荷重をかけ、30秒後の厚さを測定し
た。次に、床マット試験片に1000g/cm2の荷重
をかけ、同じく30秒後の厚さを測定した。20g/c
2の荷重をかけた時の厚さと、1000g/cm2の荷
重をかけた時の厚さの差が0.8mm以上のものを
「◎」とし、0.8mm未満のものを「×」とした。
【0064】
【表4】
【0065】表4から明らかなように、この発明の実施
例1〜5の床マットは、耐摩耗性、耐汚染性、寸法安定
性、床面に対する追従性、上反り防止性、クッション
性、引張強度のいずれにも優れていた。また、可塑剤を
含有しないので、臭気がないし、長年使用しても表面に
曇りが発生しない。
【0066】これに対し、表面樹脂層の厚さがこの発明
の規定範囲を下回って逸脱する比較例1の床マットは耐
摩耗性が不十分であり、同規定範囲を上回って逸脱する
比較例2の床マットは寸法安定性、上反り防止性に劣っ
ていた。また、表面樹脂層の構成樹脂がPETである比
較例3の床マットは、耐摩耗性、耐汚染性に劣ってい
た。また、中間樹脂層の厚さがこの発明の規定範囲を下
回って逸脱する比較例4の床マットは寸法安定性、引張
強度が不十分であり、同規定範囲を上回って逸脱する比
較例5の床マットは、床面への追従性が不十分であっ
た。また、中間樹脂層に充填剤を含有せしめない比較例
6の床マットは寸法安定性が不十分であり、充填剤含有
量がこの発明の規定範囲を上回って逸脱する比較例7の
床マットは引張強度が不十分であった。また、裏打層の
厚さがこの発明の規定範囲を下回って逸脱する比較例8
の床マットおよび裏打層の目付がこの発明の規定範囲を
下回って逸脱する比較例9の床マットはいずれもクッシ
ョン性が不十分であった。
【0067】
【発明の効果】この発明の自動車用床マットは、各樹脂
層の構成樹脂のうちの50重量%以上がオレフィン系樹
脂であるから、低発煙性であり、燃焼時の有毒ガスの発
生が少なく、燃焼安全性に優れて防災面で好都合である
と共に環境保全にも十分に貢献できる。また、表面層が
パイルのない樹脂層で構成され、かつこの表面樹脂層を
構成する樹脂成分の50重量%以上がオレフィン系樹脂
であるので、耐摩耗性、耐汚染性に優れている。また、
表面樹脂層の厚さが特定範囲に規定されているので、耐
摩耗性、寸法安定性、上反り発生防止性に優れたものと
なる。また、中間樹脂層には充填剤を特定量含有せしめ
ているので寸法安定性に優れつつ十分な引張強度を有し
たものとなる。また、中間樹脂層の厚さが特定範囲に規
定されているので、寸法安定性に優れつつ自動車の床面
形状に対して良好に追従して敷設できるものとなる。更
に、中間樹脂層の下面側に不織布からなる特定厚さ、特
定目付の裏打層が積層一体化されているので、クッショ
ン性に優れている。加えて、可塑剤を含有させる必要が
ないので、これ特有の臭気が発生することもなく、また
長年使用しても表面に曇りが発生することもなく耐久性
にも優れている。
【0068】表面樹脂層のデュロメータD硬さが40〜
70であり、中間樹脂層のデュロメータD硬さが35〜
65である場合には、床面形状に対する追従性を一層向
上させつつ、十分な引張強度を具備した耐久性に優れた
ものとできる。
【0069】かつ、JIS L1096で規定される剛
軟度(床マットの)が3〜30Nの範囲である場合に
は、床面形状に対する追従性をより一層向上させつつ、
引張強度も一層向上させることができる。
【0070】裏打層を構成する樹脂成分の50重量%以
上がオレフィン系樹脂である場合には、床マットの上反
りを効果的に防止できる。
【0071】裏打層が、厚さ2〜5mm、目付100〜
500g/m2のニードルパンチ不織布からなる場合に
は、一層優れたクッション性を確保できると共に、下地
の繊維敷物に対する滑り防止性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動車用床マット
を示す断面図である。
【符号の説明】
1…床マット 2…表面樹脂層 3…中間樹脂層 4…裏打層
フロントページの続き Fターム(参考) 3B088 FB03 FB04 FB05 3B120 AA23 AA24 AB06 BA21 CA08 DB01 EA10 EB04 EB11 EB18 4F100 AA04H AA08H AH02H AK03A AK03B AK03C AK07 AK42 AK64 AK68H AL05 AL05A AL05B BA03 BA10B BA10C CA06 CA19 CA23A CB03 DG15C EC09C GB33 HB31 JA13C JK02 JK09 JK11 JK12A JK12B JK13 JL00 JL04 JL06 YY00A YY00B YY00C YY00H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填剤を含有し、樹脂成分の50重量%
    以上がオレフィン系樹脂で構成される厚さ0.5〜2.
    0mmの中間樹脂層の上面側に、樹脂成分の50重量%
    以上がオレフィン系樹脂で構成される厚さ100〜50
    0μmの表面樹脂層が積層一体化されると共に、前記中
    間樹脂層の下面側に不織布からなる厚さ1〜8mm、目
    付50〜1000g/m2の裏打層が積層一体化されて
    なり、前記中間樹脂層における充填剤の配合量が、該中
    間樹脂層を構成する樹脂100重量部に対して20〜5
    00重量部の範囲であることを特徴とする自動車用床マ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記表面樹脂層のデュロメータD硬さが
    40〜70であり、前記中間樹脂層のデュロメータD硬
    さが35〜65である請求項1に記載の自動車用床マッ
    ト。
  3. 【請求項3】 JIS L1096で規定される剛軟度
    が3〜30Nの範囲である請求項2に記載の自動車用床
    マット。
  4. 【請求項4】 前記裏打層を構成する樹脂成分の50重
    量%以上がオレフィン系樹脂である請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の自動車用床マット。
  5. 【請求項5】 前記裏打層が、厚さ2〜5mm、目付1
    00〜500g/m 2のニードルパンチ不織布からなる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車用床マッ
    ト。
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