JP2002269982A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JP2002269982A
JP2002269982A JP2001063723A JP2001063723A JP2002269982A JP 2002269982 A JP2002269982 A JP 2002269982A JP 2001063723 A JP2001063723 A JP 2001063723A JP 2001063723 A JP2001063723 A JP 2001063723A JP 2002269982 A JP2002269982 A JP 2002269982A
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JP2001063723A
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Katsuyuki Fujita
勝之 藤田
Kaoru Nakagawa
薫 中川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、DDR−SDRAMにおいて、動作
速度やチップ面積に影響をおよぼすことなく、アクティ
ブ動作時における消費電流を削減できるようにすること
を最も主要な特徴としている。 【解決手段】本発明にかかる半導体メモリは、複数のセ
ル領域に分割され、行列状に配置された複数のメモリセ
ルを有するセルアレイと、前記メモリセルを選択する複
数のワード線と、行アドレス信号にもとづいて、前記セ
ルアレイの行を選択する行デコーダと、列アドレス信号
にもとづいて、前記セル領域を選択するセル領域選択回
路と、前記行デコーダの出力と前記セル領域選択回路の
出力とにもとづいて、前記ワード線を駆動するワード線
駆動回路とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリに
関するもので、特に、ワード線選択の方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMでは、破壊読み出し方式
が一般的となっている。そのため、読み出し動作もしく
は書き込み動作においては、1本のワード線をアクティ
ブ状態にすることにより、そのワード線につながるすべ
てのセル(1ページ=通常、1K個程度)のデータをい
ったんセンスアンプ(S/A)に読み出さなければなら
ない。したがって、読み出し動作もしくは書き込み動作
に際しては、1K個ものビット線対の充放電を行わなけ
ればならず、このことが、アクティブ動作時における消
費電流の増大を招いている。
【0003】本来、少数ビットのデータ、たとえば16
ビットのデータの読み出し動作もしくは書き込み動作を
行いたい場合、非破壊読み出し方式ならば、16個のビ
ット線対の充放電で済ますことができる。勿論、あらか
じめページ長を短くしておけば(この場合でいえば、1
ページ=16個)、上記の問題は生じない。
【0004】しかし、ページ長を短くするようにした場
合、ロウデコーダやワード線駆動回路を、その分だけ余
分に持たせる必要があるため、ひいてはチップ面積の増
大という大きなペナルティを負うことになる。
【0005】一方、メモリとCPUとの間のデータ転送
を、クロック信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がり
エッジの両方に同期させることで、該データ転送を従来
の倍のスピードで行うDDR転送技術を用いたSDRA
M(DDR−SDRAM)が開発されている。
【0006】図4は、CAS信号のレイテンシー(La
tency)を2、バースト長(Burst Leng
th)を4とした場合の、DDR動作を示すものであ
る。なお、同図(a)は4バンク(BANK)のインタ
ーリーブでの読み出し動作を、同図(b)は同じく書き
込み動作を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、あらかじめページ長を短くすることによっ
て、ビット線の充放電によるアクティブ動作時の消費電
流の増大を抑えることができるものの、チップ面積の増
大を招くことなく、それを実現するのは困難であった。
【0008】そこで、この発明は、動作速度やチップ面
積に影響をおよぼすことなく、読み出し動作時および書
き込み動作時に充放電されるビット線の本数を減少で
き、アクティブ動作時における消費電流を削減すること
が可能な半導体メモリを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体メモリにあっては、複数のセル
領域に分割され、行列状に配置された複数のメモリセル
を有するセルアレイと、前記メモリセルを選択する複数
のワード線と、行アドレス信号にもとづいて、前記セル
アレイの行を選択する行デコーダと、列アドレス信号に
もとづいて、前記セル領域を選択するセル領域選択回路
と、前記行デコーダの出力と前記セル領域選択回路の出
力とにもとづいて、前記ワード線を駆動するワード線駆
動回路とを具備したことを特徴とする。
【0010】この発明の半導体メモリによれば、データ
転送効率の向上を図りつつ、セルアレイより選択された
1つのセル領域に対応するセンスアンプのみをアクティ
ブ状態に設定できるようになる。これにより、チップ面
積を増大させることなく、アクセススピードの高速化
と、読み出し動作時および書き込み動作時に充放電され
るビット線の本数の減少とが同時に可能となるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態にかかる、セ
グメントワード線(セグメントロウデコード)方式を採
用したDDR−SDRAMの、チップ構成例を概略的に
示すものである。
【0013】図1において、メモリセルアレイ11は、
ロウ方向に複数(この場合、4個)のサブアレイ(セル
領域)SA0〜SA3がそれぞれ設けられた、たとえば
BK0〜BK3の4バンク(BANK)11aを有して
構成されている。また、本実施形態の場合、メインのメ
インワード線MWL0,MWL1は、各バンク11aに
おいて、サブアレイSA0〜SA3に共通に設けられて
いる。メインワード線MWL0,MWL1には、それぞ
れ、ワード線駆動回路(WLDV)13a,13bが接
続されている。
【0014】ビット線対BL,bBL(bは反転信号を
示す)は、サブアレイSA0〜SA3ごとに、メインワ
ード線MWL0,MWL1とそれぞれ直交するように設
けられている。ビット線対BL,bBLには、それぞ
れ、センスアンプ(S/A)15が接続されている。
【0015】たとえば、サブアレイSA0の各センスア
ンプ15は、それぞれ、アンド回路(活性化回路)17
aの出力端に接続されて、アクティブ信号(SALON
_0)が供給されるようになっている。サブアレイSA
1,SA2の各センスアンプ15は、それぞれ、アンド
回路(活性化回路)17bの出力端に共通に接続され
て、アクティブ信号(SALON_1)が供給されるよ
うになっている。サブアレイSA3の各センスアンプ1
5は、それぞれ、アンド回路(活性化回路)17cの出
力端に接続されて、アクティブ信号(SALON_2)
が供給されるようになっている。
【0016】アンド回路17a〜17cの入力端の一方
には、ドライバ回路19が共通に接続されて、アクティ
ブ信号(SAGON)がそれぞれ供給されるようになっ
ている。アンド回路17a〜17cの入力端の他方に
は、それぞれ、センスアンプセグメント選択線ドライバ
21a〜21cが接続されて、アクティブ信号(RCS
L_0〜RCSL_2)が供給されるようになってい
る。このアクティブ信号(RCSL_0〜RCSL_
2)は、サブアレイSA0〜SA3のうち、活性化する
サブアレイを選択するための信号である。
【0017】さらに、サブアレイSA0〜SA3には、
ワード線としてのサブのサブワード線SWL0,SWL
1が、それぞれ、メインワード線MWL0,MWL1と
平行するように設けられている。なお、サブアレイSA
1,SA2のサブワード線SWL0,SWL1は、互い
に共有されている。
【0018】サブアレイSA0のサブワード線SWL0
は、アンド回路(選択回路)23aの出力端に接続され
て、サブワード線選択信号(SWL0_0)が供給され
るようになっている。サブアレイSA1,SA2のサブ
ワード線SWL0は、アンド回路(選択回路)23bの
出力端に共通に接続されて、サブワード線選択信号(S
WL0_1)が供給されるようになっている。サブアレ
イSA3のサブワード線SWL0は、アンド回路(選択
回路)23cの出力端に接続されて、サブワード線選択
信号(SWL0_2)が供給されるようになっている。
【0019】アンド回路23a〜23cの入力端の一方
には、メインワード線MWL0が共通に接続されてい
る。アンド回路23a〜23cの入力端の他方にはセン
スアンプセグメント選択線ドライバ21a〜21cが接
続されて、アクティブ信号(RCSL_0〜RCSL_
2)がそれぞれ供給されるようになっている。
【0020】サブアレイSA0のサブワード線SWL1
は、アンド回路(選択回路)25aの出力端に接続され
て、サブワード線選択信号(SWL1_0)が供給され
るようになっている。サブアレイSA1,SA2のサブ
ワード線SWL1は、アンド回路(選択回路)25bの
出力端に共通に接続されて、サブワード線選択信号(S
WL1_1)が供給されるようになっている。サブアレ
イSA3のサブワード線SWL1は、アンド回路(選択
回路)25cの出力端に接続されて、サブワード線選択
信号(SWL1_2)が供給されるようになっている。
【0021】アンド回路25a〜25cの入力端の一方
には、メインワード線MWL1が共通に接続されてい
る。アンド回路25a〜25cの入力端の他方にはセン
スアンプセグメント選択線ドライバ21a〜21cが接
続されて、アクティブ信号(RCSL_0〜RCSL_
2)がそれぞれ供給されるようになっている。
【0022】なお、本構成におけるメモリセルアレイ1
1の場合、サブアレイSA0,SA1,SA3について
は、ビット線BLとサブワード線SWL0との各交点、
および、ビット線bBLとサブワード線SWL1との各
交点に、それぞれメモリセルが配置されている。サブア
レイSA2については、ビット線bBLとサブワード線
SWL0との各交点、および、ビット線BLとサブワー
ド線SWL1との各交点に、それぞれメモリセルが配置
されている。
【0023】一方、アドレスピン31には、カラム系の
アドレス信号であるカラムアドレスとロウ系のアドレス
信号であるロウアドレスとを含む、アドレス信号が供給
される。アドレスピン31に供給されたアドレス信号の
うち、ロウ系のアドレス信号は、アドレス部32を介し
て、上記ワード線駆動回路13a,13bにつながるロ
ウデコーダ33a,33b、および、上記ドライバ回路
19につながるデコーダ35に、それぞれ供給される。
【0024】カラム系のアドレス信号は、上記アドレス
部32を介して、上記センスアンプセグメント選択線ド
ライバ21a〜21cにつながるセンスアンプセグメン
ト選択線デコーダ37a〜37cに、それぞれ供給され
る。センスアンプセグメント選択線デコーダ37a〜3
7cには、上記アクティブ信号(RCSL_0〜RCS
L_2)のすべてを活性化させるための活性化信号(R
CSLALLON)が、それぞれ供給されるようになっ
ている。
【0025】すなわち、リフレッシュ動作時やバーンイ
ン(Burn−In)動作などのテストモード時のよう
な、カラム系のアドレス信号が入力されない場合および
サブワード線SWL0,SWL1をすべて活性化させる
ことが望まれる場合には、RCSLALLON信号がア
クティブ状態にされる。これにより、アクティブ信号
(RCSL_0〜RCSL_2)のすべてが強制的に活
性化されて、すべてのサブワード線SWL0,SWL1
およびセンスアンプ15を活性化させることが可能とな
っている。
【0026】また、上記カラム系のアドレス信号は、上
記アドレス部32を介して、カラムデコーダ39に供給
される。このカラムデコーダ39には、カラム駆動回路
41が接続されている。たとえば、上記カラム駆動回路
41からのカラム選択信号(CSL)によってトランジ
スタ対43がオンされることにより、センスアンプ15
がローカルデータ線ldq,bldqに接続される。な
お、便宜上、本図には詳細に示していないが、カラム選
択信号(CSL)がハイレベル状態とされることによっ
て、各サブアレイSA0〜SA3のそれぞれのセンスア
ンプ15が、ローカルデータ線ldq,bldqと接続
されるようになっている。
【0027】アドレス部32は、たとえば、上記アドレ
ス信号を取り込むアドレスバッファ32a、カラムアド
レスラッチ回路32b、および、ロウアドレスラッチ回
路32cを有して構成されている。カラムアドレスラッ
チ回路32bは、上記アドレス信号のうち、カラム系の
アドレス信号をクロック信号(CLK)の立ち上がりエ
ッジ(もしくは、立ち下がりエッジ)に同期してラッチ
する。ロウアドレスラッチ回路32cは、上記アドレス
信号のうち、ロウ系のアドレス信号をクロック信号(C
LK)の立ち下がりエッジ(もしくは、立ち上がりエッ
ジ)に同期してラッチする。
【0028】ここで、セグメントロウデコード方式を採
用したDDR−SDRAMにおいて、アクセス時間に影
響をおよぼさないようにするためには、ロウ系のアドレ
ス信号およびカラム系のアドレス信号の入力に時間差を
設けず、できるだけ同時に近い状態で入力することが望
ましい。そこで、本実施形態のDDR−SDRAMにあ
っては、クロック信号(CLK)の、同一クロックの立
ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジの一方に同期
してカラム系のアドレス信号を入力し、同一クロック信
号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジの他方
に同期してロウ系のアドレス信号を入力するようにして
いる。なお、このようなDDR動作を行うことによっ
て、データ転送上でのデータのすき間をなくし、データ
転送効率を上げること、および、アドレスストローブ信
号を一本化して回路の簡素化、高速化、低消費電力化を
可能とする半導体メモリとしては、たとえば特願200
0−200253号に既に開示されており、その技術を
用いて、上記アドレス部32のアドレスバッファ32
a、カラムアドレスラッチ回路32bおよびロウアドレ
スラッチ回路32cは構成されている。
【0029】次に、上記した構成における動作について
簡単に説明する。
【0030】たとえば、アドレスピン31に供給された
アドレス信号は、アドレス部32のアドレスバッファ3
2aに取り込まれる。その後、カラム系のアドレス信号
が、クロック信号(CLK)の立ち上がりエッジに同期
して、カラムアドレスラッチ回路32bでラッチされ
る。また、ロウ系のアドレス信号が、クロック信号(C
LK)の立ち下がりエッジに同期して、ロウアドレスラ
ッチ回路32cでラッチされる。
【0031】上記ロウ系のアドレス信号は、ロウデコー
ダ33a,33bおよびデコーダ35でデコードされ、
これにより、ワード線駆動回路13a,13bの出力の
いずれかがハイレベル状態に設定されて、メインワード
線MWL0,MWL1のどちらかがアクティブ状態に設
定されるとともに、ドライバ回路19の出力であるアク
ティブ信号(SAGON)がハイレベル状態に設定され
る。
【0032】一方、上記カラム系のアドレス信号は、セ
ンスアンプセグメント選択線デコーダ37a〜37cお
よびカラムデコーダ39でデコードされ、これにより、
センスアンプセグメント選択線ドライバ21a〜21c
の出力であるアクティブ信号(RCSL_0〜RCSL
_2)のいずれかがハイレベル状態に設定されるととも
に、カラム駆動回路41の出力であるカラム選択信号
(CSL)がハイレベル状態に設定される。
【0033】すると、カラム選択信号(CSL)で選択
されたセンスアンプ15が、ローカルデータ線ldq,
bldqに接続される。また、共にハイレベル状態に設
定された、上記ワード線駆動回路13a,13bの各出
力と上記センスアンプセグメント選択線ドライバ21a
〜21cの各出力(RCSL_0〜RCSL_2)とに
対応する、上記アンド回路23a〜23c,25a〜2
5cの出力であるサブワード線選択信号(SWL0_0
〜SWL0_2,SWL1_0〜SWL1_2)のいず
れかがハイレベル状態に設定される。これによって、所
定のサブアレイSA0〜SA3の、サブワード線SWL
0またはサブワード線SWL1のいずれかのみがアクテ
ィブ状態に設定される。
【0034】同様に、共にハイレベル状態に設定され
た、上記ドライバ回路19の出力(SAGON)と上記
センスアンプセグメント選択線ドライバ21a〜21c
の各出力(RCSL_0〜RCSL_2)とに対応す
る、上記アンド回路17a〜17cの出力であるアクテ
ィブ信号(SALON_0〜SALON_2)のいずれ
かがハイレベル状態に設定される。これによって、所定
のサブアレイSA0〜SA3の、センスアンプ15のみ
がアクティブ状態に設定される。
【0035】すなわち、ロウデコーダ33a,33bに
よってロウアドレスをデコードすることによりアクティ
ブ状態になるメインワード線MWL0,MWL1と、セ
ンスアンプセグメント選択線デコーダ37a〜37cに
よってカラムアドレスをデコードすることによりアクテ
ィブ状態になるアクティブ信号(RCSL_0〜RCS
L_2)との論理積(AND出力)を、アンド回路23
a〜23c,25a〜25cにより求める。そして、そ
のAND出力(SWL0_0〜SWL0_2,SWL1
_0〜SWL1_2)により、任意のサブアレイSA0
〜SA3のサブワード線SWL0,SWL1のいずれか
のみをアクティブ状態にする。
【0036】また、センスアンプ15についても、任意
のサブアレイSA0〜SA3のビット線対BL,bBL
に接続されたセンスアンプ15のみがアクティブ状態に
なるように、デコーダ35によってロウアドレスをデコ
ードすることによりアクティブ状態になるアクティブ信
号(SAGON)と、センスアンプセグメント選択線デ
コーダ37a〜37cによってカラムアドレスをデコー
ドすることによりアクティブ状態になるアクティブ信号
(RCSL_0〜RCSL_2)との論理積(AND出
力)を、アンド回路17a〜17cにより求める。そし
て、そのAND出力である、任意のサブアレイSA0〜
SA3のセンスアンプ15のみを活性化させるための、
センスアンプ活性化信号としてのアクティブ信号(SA
LON_0〜SALON_2)のいずれかを活性化させ
る。
【0037】これにより、データの読み出し動作時およ
び書き込み動作時には、所定のサブアレイSA0〜SA
3に対応するセンスアンプ15のみを活性化できるよう
になる結果、チップ面積を増大させることなく、アクセ
ススピードの高速化と、読み出し動作時および書き込み
動作時に充放電されるビット線BL,bBLの本数の減
少とが同時に可能となる。
【0038】上記の状態において、所定のサブアレイS
A0〜SA3のメモリセルに対するデータの書き込みま
たは読み出しが、図示していないコマンド部に供給され
るコマンド信号にしたがって、クロック信号(CLK)
の立ち上がりおよび立ち下がりの両方のエッジに同期し
て行われる。
【0039】図2は、本発明の動作波形を示すものであ
る。なお、同図(a)は、CAS信号のレイテンシー
(Latency)を2、バースト長(Burst L
ength)を4とした場合の、4バンク(BANK)
のインターリーブでの読み出し動作を、同図(b)は、
同じく書き込み動作を示している。
【0040】本発明の方式では、カラムアドレス(C)
が同一クロックの立ち上がりエッジに同期して入力さ
れ、ロウアドレス(R)が同一クロックの立ち下がりエ
ッジに同期して入力される。
【0041】このような方式を採用することにより、従
来のDDR−SDRAM(図4参照)のようなデータ転
送上でのデータのすき間をなくすことができ、結果とし
て、データ転送効率の向上が可能となる。
【0042】また、アドレス信号の入力用トリガ信号と
してはbRASCASの一種類ですみ、従来のように、
bRAS(ロウアドレス用のストローブ信号)およびb
CAS(カラムアドレス用のストローブ信号)の2種類
のトリガ信号を設ける必要がなくなる。そのため、アド
レスラッチ回路32b,32cの簡素化、高速化、低消
費電力化が可能となる。
【0043】上記したように、データ転送効率の向上を
図りつつ、セルアレイより選択された1つのサブアレイ
に対応するセンスアンプのみをアクティブ状態に設定で
きるようにしている。
【0044】すなわち、DDR−SDRAMにおいて、
セグメントロウデコード方式を採用するとともに、同一
クロックの立ち上がりおよび立ち下がりの両方のエッジ
に同期して、メモリセルのアドレスを指定するためのア
ドレス信号を入力するようにしている。これにより、チ
ップ面積を増大させることなく、アクセススピードの高
速化と、読み出し動作時および書き込み動作時に充放電
されるビット線の本数の減少とが同時に可能となる。し
たがって、動作速度やチップ面積に影響をおよぼすこと
なく、読み出し動作時および書き込み動作時に充放電さ
れるビット線の本数を減少でき、アクティブ動作時にお
ける消費電流を削減することが可能な半導体メモリを実
現できるものである。
【0045】なお、上述の実施形態においては、カラム
アドレス(C)を同一クロックの立ち上がりエッジに同
期して入力し、ロウアドレス(R)を同一クロックの立
ち下がりエッジに同期して入力するように構成した場合
を例に説明したが、これに限らず、たとえば図3に示す
ように、ロウアドレス(R)を同一クロックの立ち上が
りエッジに同期して入力し、カラムアドレス(C)を同
一クロックの立ち下がりエッジに同期して入力するよう
に構成することも可能である。
【0046】その他、本願発明は、上記(各)実施形態
に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸
脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さら
に、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれ
ており、開示される複数の構成要件における適宜な組み
合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、
(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構
成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の
欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)
が得られる場合には、その構成要件が削除された構成が
発明として抽出され得る。
【0047】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、動作速度やチップ面積に影響をおよぼすことなく、
読み出し動作時および書き込み動作時に充放電されるビ
ット線の本数を減少でき、アクティブ動作時における消
費電流を削減することが可能な半導体メモリを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるセグメントロウデ
コード方式を採用したDDR−SDRAMの構成例を示
す概略図。
【図2】同じく、動作波形の一例を示すタイミングチャ
ート。
【図3】本発明にかかる動作波形の他の一例を示すタイ
ミングチャート。
【図4】従来技術とその問題点を説明するために示す、
動作波形のタイミングチャート。
【符号の説明】
11…メモリセルアレイ 11a…バンク 13a,13b…ワード線駆動回路 15…センスアンプ 17a,17b,17c…アンド回路 19…ドライバ回路 21a〜21c…センスアンプセグメント選択線ドライ
バ 23a,23b,23c,25a,25b,25c…ア
ンド回路 31…アドレスピン 32…アドレス部 32a…アドレスバッファ 32b…カラムアドレスラッチ回路 32c…ロウアドレスラッチ回路 33a,33b…ロウデコーダ 35…デコーダ 37a,37b,37c…センスアンプセグメント選択
線デコーダ 39…カラムデコーダ 41…カラム駆動回路 43…トランジスタ対 SA0〜SA3…サブアレイ MWL0,MWL1…メインワード線 BL,bBL…ビット線対 SWL0,SWL1…サブワード線 ldq,bldq…ローカルデータ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5M024 AA04 AA49 CC39 CC40 CC82 DD73 DD79 DD85 JJ03 LL01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセル領域に分割され、行列状に配
    置された複数のメモリセルを有するセルアレイと、 前記メモリセルを選択する複数のワード線と、 行アドレス信号にもとづいて、前記セルアレイの行を選
    択する行デコーダと、 列アドレス信号にもとづいて、前記セル領域を選択する
    セル領域選択回路と、 前記行デコーダの出力と前記セル領域選択回路の出力と
    にもとづいて、前記ワード線を駆動するワード線駆動回
    路とを具備したことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記列アドレス信号はクロック信号の立
    ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジの一方に同期
    して取り込まれ、前記行アドレス信号は前記クロック信
    号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジの他方
    に同期して取り込まれることを特徴とする請求項1記載
    の半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 前記ワード線駆動回路は、前記行デコー
    ダの出力と前記セル領域選択回路の出力との論理積を求
    めるアンド回路によって構成されることを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 前記セル領域選択回路で選択された前記
    セル領域に対応して設けられるセンスアンプのみを活性
    化させる活性化回路をさらに具備することを特徴とする
    請求項1乃至3記載の半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルに対するデータの書き込
    みおよび読み出しは、前記クロック信号の立ち上がりお
    よび立ち下がりの両方のエッジに同期して行われること
    を特徴とする請求項1乃至4記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 前記列アドレス信号のトリガ信号および
    前記行アドレス信号のトリガ信号は、互いに共用される
    ことを特徴とする請求項1乃至5記載の半導体メモリ。
JP2001063723A 2001-03-07 2001-03-07 半導体メモリ Pending JP2002269982A (ja)

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