JP2002257608A - 熱式流量測定装置 - Google Patents

熱式流量測定装置

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JP2002257608A JP2001054106A JP2001054106A JP2002257608A JP 2002257608 A JP2002257608 A JP 2002257608A JP 2001054106 A JP2001054106 A JP 2001054106A JP 2001054106 A JP2001054106 A JP 2001054106A JP 2002257608 A JP2002257608 A JP 2002257608A
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圭一 中田
Kei Kamiyama
上山  圭
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    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
    • G01F1/6842Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow with means for influencing the fluid flow
    • GPHYSICS
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    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流量検出用センサ素子に水滴等の液状体が付着
することが防止され、信頼性の高い熱式流量測定装置を
実現する。 【解決手段】副通路6の内壁に複数の溝2を形成し、複
数の溝2は流体の流れ10に対して約45度の角度をつ
けて副通路6内の大きな遠心力を発生する方向に向か
う。水滴21が副通路6の内壁に付着すると、水滴21
は複数の溝2に接触し、表面張力により複数の溝2に捕
獲され、溝2に沿って副通路6内の流体の流れ10によ
り生じる遠心力が大きい側の側壁に移動する。側壁に到
達した水滴21は流体の流れによる遠心力を受けながら
出口部8に向かい側壁から剥離することはない。このた
め、水滴21が流量計測用センサ素子4に付着すること
が無くなり、信頼性の高い熱式流量計測装置を実現する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を検出
する流量計測装置に係わり、特に流体が流れる主通路内
に副通路を形成し、この副通路内を流れる流体の流量を
計測する熱式流量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱式流量計測装置の従来の技術として
は、特開平9−304140号公報に記載された熱式流
量計がある。この公報記載の熱式流量計は、流路内にL
字状の副通路が形成され、その中に流量検出用センサ素
子が配された構造となっている。
【0003】また、特開平9−287991号公報に記
載された空気流量計は、空気通路内に逆U字状の副通路
が形成され、その出口部近傍に流量検出用センサ素子が
配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の吸
入空気を計測する空気流量計測装置では、例えぱ、雨天
走行時にタイヤから大量の水滴を巻き上げながら走行す
る車両の後方を走行した場合や、大雨の中を走行した場
合には、容易にエアクリーナーを経由して、細かい水滴
が浸入してくる。
【0005】熱式の空気流量計測装置は、流量検出用セ
ンサ素子に水滴が付着すると、水滴が蒸発するまでの間
は出力異常となることが当業者の間では周知である。自
動車用の空気流量検出用センサの出力が異常となると、
適正な空燃比を得ることが困難となり、正常なエンジン
の回転が維持できなくなるという問題がある。
【0006】従来技術である上記特開平9−30414
0号公報に記載された技術では、水滴が浸入すると、直
接、流量検出用センサ素子に衝突し、付着するために正
常な出力を得ることが困難となってしまう。
【0007】一方、上記特開平9−287991号公報
に記載された技術では、流量検出用センサ素子はU宇状
の通路内に配置されており、水滴が直接流量検出用セン
サ素子に衝突する可能性は低い。
【0008】しかし、このようなU宇状の構造であって
も、完全には、センサ素子への水滴付着を防止すること
はできない。すなわち、水滴が副通路内に浸入すると、
その一部は副通路壁に付着し、やがて付着した水滴同志
が結びついて大きな水滴に成長する。
【0009】すると、大きな水滴は空気流によって吹き
飛ばされやすくなり、吹き飛んだ水滴が流量検出用セン
サ素子に付着することが実験により判明した。
【0010】本発明の目的は、流量検出用センサ素子に
水滴等の液状体が付着することが防止され、信頼性の高
い熱式流量測定装置を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成される。 (1)流体が流れる主通路と、この主通路を流れる流体
の一部を導入する副通路と、この副通路内に配置され、
流体の流量を検出するセンサとを備える熱式流量計測装
置において、上記副通路の内面に形成され、上記流体に
含まれる液状体を捕獲し、移動させる捕獲手段を備え
る。
【0012】(2)好ましくは、上記(1)において、
上記捕獲手段により、捕獲され移動された液状体を上記
副通路外に排出する排出手段を備える。
【0013】(3)また、好ましくは、上記(1)にお
いて、上記液状体の捕獲手段、または捕獲手段と排出手
段は、副通路内に形成された複数の溝、または複数のは
り状の突部、あるいは複数の溝とはり状の突部の組み合
せであり、捕獲された液状体が上記複数の溝、または複
数のはり状の突部を伝って移動する。
【0014】(4)また、好ましくは、上記(3)にお
いて、上記の複数の溝、または複数のはり状の突部、あ
るいは複数の溝とはり状の突部の組み合せは、副通路内
の流体の上流側から下流側にかけて形成されており、上
記副通路内を通過する液状体が集まり難い副通路内面か
ら、より集まりやすい副通路内面に向かうように形成さ
れている。
【0015】(5)また、好ましくは、上記(3)にお
いて、上記複数の溝、または複数のはり状の突部、ある
いは複数の溝とはり状の突部の組み合せは、副通路内の
上流側から下流側にかけて形成されており、上記副通路
内を通過する流体による遠心力が小である上記副通路内
面部位から、遠心力が大である上記副通路内面部位に向
かうように形成される。
【0016】(6)また、好ましくは、上記(3)にお
いて、上記複数の溝、または複数のはり状の突部、ある
いは複数の溝とはり状の突部の組み合せは、副通路内の
上流側から下流側にかけて形成されており、上記副通路
内を通過する流体の流れ方向に対して傾斜して形成され
ている。
【0017】(7)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記液状体の捕獲手段、または捕獲手段と排出手
段は、副通路内面に親水性を有し、液状体が上記副通路
内面に付着したときに、その接触角が約30度以下にな
るように構成される。
【0018】(8)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記捕獲手段と排出手段は、副通路内面に形成さ
れた複数の溝、あるいは、はり状の突部であり、これら
溝、あるいは、はり状の突部と結合した別の溝が入口部
近傍から出口部近傍にわたりほぼ連続して形成されてい
る。
【0019】(9)また、好ましくは、上記(2)にお
いて、上記捕獲手段は、副通路内面に形成された複数の
溝であり、さらに上記溝部以外の副通路内面に撥水性を
持たせることで、液状体が上記副通路内面に付着したと
きに、その接触角が約90度以上になるように構成され
る。
【0020】(10)また、好ましくは、上記(2)に
おいて、上記捕獲手段は副通路内面に形成された複数の
溝であり、上記排出手段は、複数の溝の下流側に溝と接
続された貫通穴である。
【0021】(11)流体が流れる主通路と、この主通
路中に配置され、流体の流量を検出するセンとを備える
熱式流量計測装置において、上記主通路は、上記センサ
が配置される上流側近傍で屈曲するとともに、屈曲した
主通路の内面に、液状体の捕獲手段が形成されている。
【0022】(12)熱式流量計測装置と、この熱式流
量計測装置によって検出された車両の状態に基づいて、
車両を制御するコントロールユニットとを有し、上記熱
式流量検出装置は、主通路を流れる流体の一部を導入す
る副通路と、この副通路内に流量を検出するセンサとを
備え、上記流体の流量を検出する熱式流量計測装置を用
いた車両制御システムにおいて、上記副通路の内面に、
液状体の捕獲手段、または捕獲手段と排出手段とを備え
る。
【0023】このようにして形成された溝、あるいはは
り状の突部は、副通路内面に付着した水滴等の液状体を
捕獲して、液状体同志が結びついて成長し、流体の流れ
に吹き飛ぱされて飛散するのを防止することが可能であ
る。
【0024】また、液状体の飛散を防止しながら、浸入
した液状体を効率よく副通路外部に排出することができ
るようになる。これにより、流量検出用センサへの液状
体付着防止を図ることが可能となる。
【0025】また、副通路内面に親水性を持たせること
で、液状体が副通路内面に付着しても副通路内面に一様
に濡れるため、流体の流れで吹き飛ばされることが無く
なる。これにより、流量検出用センサへの液状体付着防
止を図ることが可能となる。
【0026】副通路内面に複数の溝、あるいははり状の
突部を形成するとともに、この溝、あるいははり状の突
部と結合した別の溝を、入口部近傍から出口部近傍にわ
たりほぼ連続して形成する。複数の溝、またははり状の
突部によって捕獲された液状体は、入口部から出口部に
わたって連続して形成された別の溝を経由して副通路外
部へ排出することができる。これにより、流量検出用セ
ンサへの液状体の付着防止を図ることが可能となる。
【0027】副通路内面に複数の溝を形成するととも
に、溝部以外の副通路内面に撥水膜を形成する。これに
より、副通路内面に付着した液状体は移動しやすくな
り、液状態同志が結びついて成長する前に、溝に捕獲さ
れやすくなる。
【0028】これにより、液状態の飛散を防止し、流量
検出用センサへの液状体の付着防止を図ることが可能と
なる。
【0029】副通路内面に複数の溝を形成するととも
に、溝の下流側に溝と接続された貫通穴を設けた構造と
して、捕獲した液状体を貫通穴から排出させる。これに
より、液状態の飛散を防止するとともに、液状態が副通
路内に溜まるのを防止する。
【0030】主通路は副通路が取り付けられる近傍の上
流側で屈曲するとともに、屈曲した主通路の内面に、液
状体の捕獲手段が形成された構造とする。例えば、屈曲
した主通路の内面に複数の溝、または複数のはり状の突
部等を設けた構造とし、主通路内面からの液状体の飛散
を防止する。
【0031】これにより、主通路に付着した液状体の飛
散が無くなるため、副通路内に浸入する液状体が減少
し、流量検出用センサへの液状態の付着の確立を下げる
ことが可能となる。
【0032】以上に述べた構成によれば、液状体が流量
検出用センサに付着することが無くなるために、安定し
た出力が得られるようになり、これにより信頼性の高い
流量計を実現することが可能となる。
【0033】また、本発明により、ブローバイガス中に
含まれるエンジンオイルのような油滴を含んだ液状の汚
損物質が副通路内に浸入しても、油滴の流量検出用セン
サ素子への付着防止ができるため、オイル汚損による特
性変化も防止できる。
【0034】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について、
添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の
実施形態である熱式流量計測装置の部分断面図である。
【0035】図1において、熱式流量計測装置1は、主
通路31中の流体の一部が流入する副通路6を有してお
り、その中に流量を検知するための流量計測用センサ素
子4が配置されている。また、熱式流量計測装置1は、
流量計測用センサ素子4を駆動すると共に、流量信号を
外部に出力するための制御回路32と、この制御回路3
2を収納するハウジング34とを備えている。
【0036】そして、副通路6の、流体が流入する入口
部7近傍の内壁には流体の流れ方向10に対して傾斜し
た、つまり、流れ方向10に対して、図上、時計方向に
0より大で90度より小の角度傾斜した(副通路6の内
回り面6bから外回り面6aに向かって傾斜した)複数
の溝2、あるいは、はり状の突部3が形成されている。
なお、5は測温抵抗体であり、33は、カバーである。
【0037】図2は図1の副通路6を、A−A線に沿っ
て切断した時の断面図であり、溝2の形状の一例を示す
図である。副通路6はガラス繊維30%を含有するPB
T樹脂のような部材で構成し、副通路6の厚さは約2m
m、溝2の幅は0.3mm〜2mm程度、溝2の深さは
0.2〜1mm程度である。
【0038】なお、溝2の深さは特に制限があるもので
は無く、副通路6の厚さが厚い場合は更に深い溝2であ
っても良い。
【0039】また、図3は、図2と同様に、図1の副通
路6を、A−A線に沿って切断した時の断面図であり、
はり状の突部3の形状の一例を示す図である。副通路6
の厚さは約2mm、はり状の突部3の幅は0.3mm〜
2mm程度、はり状の突部3高さは0.2〜1mm程度
である。
【0040】なお、はり状の突部3の高さは、高すぎる
と流体の流れを阻害するため、無制限に高くすることは
できない。通常、設計される副通路6の幅Lは10mm
程度であり、その場合の、はり状の突部3の高さは、1
mm程度が限界である。
【0041】従って、副通路6の幅が広くなれば、はり
状の突部3の高さを1mm以上にすることも可能であ
る。
【0042】このように、流量計測用センサ素子4が配
置される副通路6内に、溝2、あるいは、はり状の突部
3を形成することにより、流量計測用センサ素子4に水
滴21が付着するのを防止することが可能となる。
【0043】この水滴付着防止のメカニズムを図4、図
5、図6により説明する。図4は、副通路6内に溝2、
あるいは、はり状の突部3が無い場合の主な水滴21移
動の様子を示した図であり、図5は図4の構造の副通路
6内壁に付着した水滴21の移動の様子を示した図であ
る。一方、図6は、図4の構造に対して、副通路6内に
複数個の溝2、あるいは、はり状の突部3が形成されて
いる場合の副通路6内壁に付着した水滴21の移動の様
子を示した図である。
【0044】図4〜図6のいずれの図も、副通路6内に
配置される流量計測用センサ素子4や測温抵抗体5は省
略してあり、その配置は図1と同じである。
【0045】さて、水滴21が副通路6内に浸入する
と、図4の(a)に示すように、水滴21の殆どは、内
壁の外回り面6aにおけるU字状に曲がった付近に衝突
し、副通路6内壁の外回り面6aに付着する。そして、
図4の(b)に示すように、付着した水滴21は副通路
6内の流れに沿って、副通路6の外回り面6aを伝って
出口部8へ移動する。この際、流体の流れ10で発生す
る遠心力が水滴21に作用するために、水滴21は側壁
から剥離することはない。
【0046】そして、図4の(c)に示すように、水滴
21は出口部8から副通路6外へ排出される。そのた
め、水滴21が流量計測用センサ素子4に付着すること
はない。当初は、図4に示すようなU字形状の構造を採
用すれば、流量計測用センサ素子4への水滴21の付着
を防止することが可能と考えられていた。
【0047】しかし、実際に霧状の水滴を、主通路31
上流から浸入させて、流量計測用センサ素子4の出力を
モニターすると、出力が頻繁に変動しており、U字形状
の構造では、対策として不十分であることが判った。
【0048】そこで、透明な樹脂製副通路6を製作し、
水滴21を噴霧したときの副通路6内の水滴21の動き
を観察した結果、図5に示す現象により、水滴21が流
量計測用センサ素子4に付着することが判明した。
【0049】すなわち、図5の(a)に示すように、副
通路6内を通過する水滴21の一部は、外回り面6aと
内回り面6bとの間の、副通路6の入口部7付近の内壁
面(側面)にも付着し、流体の流れ10に押されながら
側面を伝って移動する。この時の水滴21の大きさは直
径で1mm以下である。
【0050】次に、図5の(b)に示すように、水滴2
1は副通路6の側面を移動する過程で、多数の水滴21
同志が結びついて成長し、大きな水滴21となる。水滴
21は大きいものでは直径3mm程度にまで成長する。
【0051】そして、図5の(c)に示すように、成長
した水滴21は流体の流れ10に押されて吹き飛ぶよう
になり、吹き飛んだ水滴21の一部が流量計測用センサ
秦子4に付着することになる。
【0052】一方、図6に示した例の場合は、副通路6
の側面に複数の溝2、あるいは複数の、はり状の突部3
を形成したものである。複数の溝2、あるいは複数の、
はり状の突部3は、流体の流れ10に対して、約45度
の角度をつけて副通路6内の大きな遠心力を発生する方
向に向かう構造である。
【0053】図6の(a)に示すように、水滴21が副
通路6の側面に付着するのは、図5の(a)に示した場
合と同じである。しかし、図6の(b)に示すように、
付着した水滴21は、複数の溝2、あるいは複数の、は
り状の突部3に接触すると表面張力により、複数の溝2
あるいは突部3に捕獲され、溝2、あるいは、はり状の
突部3に沿って副通路6内の流体の流れ10により生じ
る遠心力が大きい側の側壁、つまり、外回り面6aに移
動する。
【0054】そして、図6の(c)に示すように、外回
り面6aに到達した水滴21は、流体の流れによる遠心
力を受けながら、外回り面6aに沿いながら、出口部8
に向かうために、水滴21は外回り面6aから離脱する
ことはない。
【0055】このように、副通路6内に複数の溝2、あ
るいは、はり状の突部6(捕獲手段、排出手段)を形成
することで水滴21を捕獲し、遠心力の大きい側の側壁
である外回り面6aに沿って水滴21を移動させて、出
口部8(排出手段)から外部に排出することで、水滴2
1が流量計測用センサ素子4に付着することが無くな
り、信頼性の高い熱式流量計測装置を実現することがで
きる。
【0056】なお、複数の溝2、あるいは複数のはり状
の突部3は、実際に水滴を流した時に、副通路内で水滴
の集まりやすい内壁面に向かうように形成しても効果は
同じである。
【0057】また、本構造を適用すれば、水滴21に限
らずブローバイガス中に含まれるエンジンオイルのよう
な油滴を含んだ液状の汚損物質が副通路6内に浸入して
も、油滴が流量検出用センサ素子4に付着することが防
止できるため、オイル汚損による特性変化も防止でき
る。なお、本明細書においては、水滴、油滴等を液状体
と定義することとする。
【0058】なお、上述した複数の溝2、あるいは複数
のはり状の突部3は、図7に示すような複数の溝2と、
はり状の突部3を組み合わせたものでも効果は同じであ
り、同様の構造を有するものは本発明の複数の溝2、あ
るいは複数のはり状の突部3の概念に含まれるものであ
る。
【0059】また、図示した例では、溝2及び突部3
は、直線状となっているが、直線状に限らず、曲線状で
あってもよい。
【0060】また、図示した例では、溝2及び突部3は
連続した一直線となっているが、点線のように、分離し
た形状となっていてもよい。
【0061】さらに、溝2及び突部3は、製造上の制限
さえ無ければ、副通路の内壁面全面に形成されていても
よい。
【0062】次に、本発明の第2の実施形態を図8を参
照して説明する。図1、図4、図5、図6に示した副通
路6構造は、全てU字状のものであったが、本発明の第
2の実施形態においては、図8に示すように、副通路6
を渦巻き状にして、その中に流量計測用センサ素子4を
配置する。
【0063】そして、流量計測用センサ素子4の位置よ
りも上流側に、流体の流れ10に対して緩やかな傾斜を
有する複数の溝2、または複数のはり状の突部3が形成
されている。そして、これらの溝2、または、はり状の
突部3は、流体の流れ10によって強く遠心力を生じる
外周部にまで延在するように形成される。
【0064】副通路壁に付着した水滴21は、溝2、あ
るいは、はり状の突部3にトラップされ、外周部、出口
部8を経由して副通路6外に排出される。副通路6の形
状を渦巻き状にすることの有利な点は副通路6内に急激
な屈曲部が無いため、溝2、あるいは、はり状の突部3
にトラップされた水滴21を外周部に移動させ易く、ま
た、水滴21を、外周部を経由して出口部8へ移動させ
易いことである。
【0065】これにより、排水性もよくなり、水滴21
の付着防止効果が高くなる。
【0066】以上のように、本発明の第2の実施形態に
よれば、第1の実施形態と同様な効果を得ることができ
る他、副通路6の形状が渦巻き状となっているため、溝
2、あるいは、はり状の突部3にトラップされた水滴2
1を外周部を経由して出口部8へ移動させ易く、排水性
もよくなり、水滴21の付着防止効果が高くなるという
効果を有する。
【0067】次に、本発明の第3の実施形態を図9を参
照して説明する。図9に示した例においては、U字状の
副通路6内に複数の枝状の溝2aが形成され、それが中
央の溝2に結合している。この中央の溝2は、流れ10
の方向と同様な方向に延び、副通路6の入口部7近傍か
ら出口部8近傍にまで繋がった形状である。
【0068】なお、図9においては、副通路6内に配置
される流量計測用センサ秦子4は省略してあり、その配
置は図1と同じである。
【0069】本発明の第3の実施形態による構造では、
溝2、2aに捕獲された水滴21は出口部8近傍まで溝
2を経由して副通路6の外部に排出される。このような
構造にすれば、水滴21の捕獲手段と排出手段は全て溝
2、2aにより達成できる。
【0070】この第3の実施形態によっても、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0071】なお、図示はしないが、枝状の溝2aの代
わりに、はり状の突部3として中央の溝2に結合した構
造であっても、同様の効果が得られる。また、図示した
例においては、溝2、2aは一本の繋がったものである
が、枝状の溝2aは、図1を用いて説明した「複数の溝
2」と同じ効果を有しており、「複数の溝2」という基
本的な概念に変わりはない。
【0072】次に、本発明の第4の実施形態を図10を
参照して説明する。図10に示した例は、U宇状の副通
路6内に屈曲した一本の溝2が形成されるとともに、溝
2以外の副通路6内壁には撥水性を有する環状シリコー
ンポリマー、あるいはフッ素系の化合物等の撥水膜22
が形成されたものである。
【0073】なお、ここで述べる「撥水性を有する」と
は通常の樹脂材料では、水との接触角が70度から90
度以下であるのに対し、約90度以上の接触角を有する
ものを指している。
【0074】副通路6内壁に撥水膜22を形成すること
で、副通路6内壁に付着した水滴21は移動しやすくな
り、水滴21同志が結びついて大きく成長する前に溝2
に捕獲されやすくなる。
【0075】このような構成にすると、特に流速の低い
状態で優れた水滴21捕獲性が得られる。以上のよう
に、本発明の第4の実施形態においても、第1の実施形
態と同様な効果を得ることができる。
【0076】なお、ここに示した溝2は、一本の屈曲部
を有する溝であるが、構造的には図1に示した「複数の
溝2」と同じ役割を果たしており、「複数の溝2」とい
う基本的な概念に変わりはない。
【0077】次に、本発明の第5の実施形態を、図11
を参照して説明する。図11に示した例は、U字状の副
通路6の内壁に、流体の流れ方向に対して傾斜して形成
された複数の溝2が形成されるとともに、溝2の下流側
には水滴排出用の貫通穴9が形成された構造である。
【0078】なお、図11においては、副通路6内に配
置される流量計測用センサ素子4は省略してあり、その
配置は図1に示した例と同じである。
【0079】本発明の第5の実施形態における構造で
は、水滴21の捕獲手段は溝2であり、排出手段は溝2
の下流側に形成された貫通穴9である。このように、水
滴排出用の貫通穴9を複数形成した構造であれば、大量
の水滴21が、副通路6内に浸入した場合であっても、
効率よく水滴21の排出を行うことができる。
【0080】また、副通路6の内壁に貫通穴9を形成す
ることにより、副通路6内の流体の流速を向上すること
ができる。
【0081】つまり、副通路6の内壁に貫通穴が形成さ
れていない場合、副通路6の中心部付近においては、流
体の流速は速いが、内壁近辺は、流体が滞留する。この
ため、副通路6全体としては、流体の流速が、主通路に
おける流速より遅くなってしまうこととなる。
【0082】これに対して、副通路6の内壁に貫通穴が
形成されている場合には、この貫通穴は主通路と通じて
いるので、上記滞留部分を減少することができ、副通路
6内の流体の流速を向上することができる。
【0083】なお、副通路6の内壁に溝や突起が形成さ
れている場合も、上記滞留部分を減少することができ、
副通路6内の流速を向上することができる。
【0084】次に、本発明の第6の実施形態を、図1
2、図13を参照して説明する。図12は熱式流量計測
装置1の部分断面図であり、図13は図12のA−A線
に沿った断面図である。
【0085】図12に示すように、流量計測用センサ素
子4は直管状の副通路6内に納められ、副通路6の内壁
には空気の流れに対して傾斜した複数の溝2が形成され
た構造である。そして、図13に示すように、直管状の
副通路6は空気の流れ方向に対して傾斜した構造を有し
ており、水滴21等が流量計測用センサ素子4に直接衝
突しない構造となっている。
【0086】しかし、このような構成であっても副通路
6内壁に溝2が形成されていないと、図5を用いて説明
したメカニズムにより水滴21が流量計測用センサ素子
4に付着してしまう。
【0087】本発明の有利な点は、ここで示すような単
純な直管状の副通路6であっても水滴21の付着防止が
可能なことである。なお、溝21の代わりに、はり状の
突部3、あるいは溝2とはり状の突部3の組み合せる構
造であっても効果は同じである。
【0088】次に、本発明の第7の実施形態を、図14
を参照して説明する。図14に示すように、主通路31
の上流側には曲がった上流側ダクト41が接続されてお
り、その下流側の主通路31内に直管状の副通路6が配
置されている。また、副通路6の内壁には溝2が形成さ
れており、この溝2は図示しないが図12に示したよう
に、流体の流れ方向に対して傾斜を有している。
【0089】この曲がった上流側ダクト41により、主
通路31及び副通路6内を通過する水滴の流れ11が慣
性効果により曲がるため、直管状の副通路6であって
も、水滴21の殆どは、直接流量計測用センサ素子4に
衝突することがなくなる。
【0090】しかし、副通路6内の側壁に付着する水滴
21の量は増加するため、副通路6内壁に溝2を形成し
た本発明を適用しないと、流量計測用センサ素子4への
水滴21付着を防止することはできない。
【0091】なお、溝2の代わりに、はり状の突部3、
あるいは溝2と、はり状の突部3とを組み合せた構造で
あっても効果は同じである。また、その他の実施形態と
しては、図示はしないが、水滴21が激しく副通路6内
壁に衝突し、その衝突の反動で水滴21が飛散する場合
は、副通路6内壁に親水性を有する親水膜を形成してお
くと有利である。
【0092】なお、ここで述べる「親水性を有する」と
は親水膜と水との接触角が約30度以下の接触角を有す
るものを指している。
【0093】界面活性剤などを用いて実験を行った結
果、親水性が高いほど、水滴21は副通路6内壁に一様
に濡れ広がるため、飛散しなくなる。この場合は、溝2
や、はり状の突部3が無くても十分な水滴21の付着防
止効果が得られる。
【0094】次に、本発明の第8の実施形態を、図15
を参照して説明する。図15に示すように、主通路3
1、31aは、副通路6が取り付けられる近傍で屈曲す
るとともに、屈曲した主通路31aの内壁面には複数の
溝2、又は複数の、はり状の突部3が形成された構造と
なっている。主通路31aに浸入した水滴は、慣性効果
により主通路31aの屈曲部付近で内壁面に付着する。
【0095】そして、付着した水滴は、複数の溝、又は
複数の、はり状の突部で捕獲されるため、水滴の成長を
抑えることができ、副通路6内に飛散して浸入する水滴
を減少させることができる。
【0096】なお、本発明の第8の実施形態では、副通
路6を設けた構成の熱式流量計を用いて説明したが、主
通路での水滴飛散防止策をとることにより、副通路を設
けない構造の熱式流量計測装置1であっても、水滴付着
防止を図ることが可能となる。このため、副通路を形成
する必要がなくなり、熱式流量計測装置の価格を低下す
ることができるという効果もある。
【0097】また、水滴の浸入しやすい車両等では、さ
らに副通路内壁にも水滴飛散防止策を施すことにより、
より一層の改善を図ることが可能となる。
【0098】なお、複数の溝、又は複数の、はり状の突
部を設ける代わりに、屈曲部の内壁面に親水膜を形成し
ても同様の効果がえられる。
【0099】図16は、内燃機関、特にガソリンエンジ
ンにおいて、空気流量を測定する場合に、本発明の熱式
流量測定装置を適用した場合の例を示す断面図である。
図16において、エアクリーナ102、ボディ105、
ダクト106、スロットル角度センサ107、アイドル
エアーコントロールバルブ108、スロットルボディ1
09は、吸気マニホールド110と一体となり、吸気通
路を形成している。
【0100】エンジンヘの吸入空気101は、上記吸気
通路を流れる途中の通路あるいはバイパス通路中で、本
発明による熱式流量センサ1に流量を検知される。そし
て、検知された流量の信号が電圧、周波数等の信号形態
で、コントロールユニット111に取り込まれ、インジ
ェクタ112、回転速度計113、エンジンシリンダ1
14、排気マニホールド115、ガス116、酸素濃度
計117から構成される燃焼部構造及びサブシステムの
制御に用いられる。
【0101】この燃焼部構造及びサブシステムの制御
に、本発明による熱式流量計測装置1を適用することに
より、水滴や油滴がセンサ素子に付着することが防止さ
れるため、正確な空気流量を測定でき、エンジンコント
ロール精度が向上されるなお、図示しないが、ディーゼ
ルエンジンの場合も、基本構成はほぼ同じであり、本発
明を適用することができる。
【0102】また、本発明は、空気のみならず、他の流
体の流量も測定可能である。例えば、燃料電池の水素ガ
スの流量を測定する場合にも、適用可能である。この水
素ガスの測定に用いる場合、湿度100%のガスを使用
するため、水滴が発生し易く、本発明を適用すれば、測
定精度を向上することができる。また、プロパンガスの
流量を測定する場合にも、本発明は適用可能である。
【0103】
【発明の効果】本発明によれぱ、副通路若しくは主通路
に水滴又は油滴等の液状体の捕獲手段を形成し、捕獲手
段により、捕獲された液状体を、流量検出用センサ素子
とは、離隔した経路を介して、副通路外部に排出するよ
うに構成したので、流量検出用センサ素子に水滴等の液
状体が付着することが防止され、信頼性の高い熱式流量
測定装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態である熱式流量計
測装置の部分断面図である。
【図2】図1に示す熱式流量計測装置の一例のA−A線
に沿った断面図である。
【図3】図1に示す熱式流量計測装置の他の例のA−A
線に沿った断面図である。
【図4】本発明を説明するための副通路内に浸入した水
滴の挙動を示す模式図である。
【図5】本発明を説明するための副通路内に浸入した水
滴の挙動を示す模式図である。
【図6】本発明を説明するための副通路内に浸入した水
滴の挙動を示す楳式図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の変形例を示す副通路
の断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態である熱式流量計測装
置の部分断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態である熱式流量計測装
置の部分断面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態である熱式流量計測
装置の部分断面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態である熱式流量計測
装置の部分断面図である。
【図12】本発明の第6の実施形態である熱式流量計測
装置の部分断面図である。
【図13】図12に示す熱式流量計測装置のA−A線に
沿った断面図である。
【図14】本発明の第7の実施形態である熱式流量計測
装置の部分断面図である。
【図15】本発明の第8の実施形態である熱式流量計測
装置の部分断面図である。
【図16】内燃機関、特にガソリンエンジンにおいて、
空気流量を測定する場合に、本発明の熱式流量測定装置
を適用した場合の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 熱式流量計測装置 2、2a 溝 3 はり状の突部 4 流量計測用センサ素子 5 測温抵抗体 6 副通路 7 入口部 8 出口部 9 貫通穴 10 流体の流れ 11 水滴の流れ 20 吸気温センサ 21 水滴 22 撥水膜 31、31a 主通路 32 制御回路 33 カバー 34 ハウジング 35 支持体 41 上流側ダクト 42 下流側ダクト 101 吸入空気 102 エアクリーナー 105 ボディ 106 ダクト 107 アイドルエアーコントロールバルブ 108 スロットル角度センサ 109 スロットルボディ 110 吸気マニホールド 111 コントロールユニヅト 112 インジェクタ 113 回転速度計 114 エンジンシリンダ 115 排気マニホールド 116 ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/68 101A (72)発明者 堀江 潤一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 中田 圭一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 上山 圭 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 2F035 AA02 EA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体が流れる主通路と、この主通路を流れ
    る流体の一部を導入する副通路と、この副通路内に配置
    され、流体の流量を検出するセンサとを備える熱式流量
    計測装置において、 上記副通路の内面に形成され、上記流体に含まれる液状
    体を捕獲し、移動させる捕獲手段を備えることを特徴と
    する熱式流量測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の熱式流量測定装置におい
    て、上記捕獲手段により、捕獲され移動された液状体を
    上記副通路外に排出する排出手段を備えることを特徴と
    する熱式流量計測装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記液状体の捕獲手段、または捕獲手段と排出手段
    は、副通路内に形成された複数の溝、または複数のはり
    状の突部、あるいは複数の溝とはり状の突部の組み合せ
    であり、捕獲された液状体が上記複数の溝、または複数
    のはり状の突部を伝って移動することを特徴とする熱式
    流量計測装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記の複数の溝、または複数のはり状の突部、ある
    いは複数の溝とはり状の突部の組み合せは、副通路内の
    流体の上流側から下流側にかけて形成されており、上記
    副通路内を通過する液状体が集まり難い副通路内面か
    ら、より集まりやすい副通路内面に向かうように形成さ
    れていることを特徴とする熱式流量計測装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記複数の溝、または複数のはり状の突部、あるい
    は複数の溝とはり状の突部の組み合せは、副通路内の上
    流側から下流側にかけて形成されており、上記副通路内
    を通過する流体による遠心力が小である上記副通路内面
    部位から、遠心力が大である上記副通路内面部位に向か
    うように形成されることを特徴とする熱式流量計測装
    置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記複数の溝、または複数のはり状の突部、あるい
    は複数の溝とはり状の突部の組み合せは、副通路内の上
    流側から下流側にかけて形成されており、上記副通路内
    を通過する流体の流れ方向に対して傾斜して形成されて
    いることを特徴とする熱式流量計測装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記液状体の捕獲手段、または捕獲手段と排出手段
    は、副通路内面に親水性を有し、液状体が上記副通路内
    面に付着したときに、その接触角が約30度以下になる
    ようにしたことを特徴とする熱式流量計測装置。
  8. 【請求項8】請求項2記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記捕獲手段と排出手段は、副通路内面に形成され
    た複数の溝、あるいは、はり状の突部であり、これら
    溝、あるいは、はり状の突部と結合した別の溝が入口部
    近傍から出口部近傍にわたりほぼ連続して形成されてい
    ることを特徴とする熱式流量計測装置。
  9. 【請求項9】請求項2記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記捕獲手段は、副通路内面に形成された複数の溝
    であり、さらに上記溝部以外の副通路内面に撥水性を持
    たせることで、液状体が上記副通路内面に付着したとき
    に、その接触角が約90度以上になるようにしたことを
    特徴とする熱式流量計測装置。
  10. 【請求項10】請求項2記載の熱式流量計測装置におい
    て、上記捕獲手段は副通路内面に形成された複数の溝で
    あり、上記排出手段は、複数の溝の下流側に溝と接続さ
    れた貫通穴であることを特徴とする熱式流量計測装置。
  11. 【請求項11】流体が流れる主通路と、この主通路中に
    配置され、流体の流量を検出するセンとを備える熱式流
    量計測装置において、 上記主通路は、上記センサが配置される上流側近傍で屈
    曲するとともに、屈曲した主通路の内面に、液状体の捕
    獲手段が形成されていることを特徴とする熱式流量計測
    装置。
  12. 【請求項12】熱式流量計測装置と、この熱式流量計測
    装置によって検出された車両の状態に基づいて、車両を
    制御するコントロールユニットとを有し、上記熱式流量
    検出装置は、主通路を流れる流体の一部を導入する副通
    路と、この副通路内に流量を検出するセンサとを備え、
    上記流体の流量を検出する熱式流量計測装置を用いた車
    両制御システムにおいて、 上記副通路の内面に、液状体の捕獲手段、または捕獲手
    段と排出手段とを備えることを特徴とする熱式流量計測
    装置。
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