JP2002248067A - トイレットブースの壁 - Google Patents
トイレットブースの壁Info
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- JP2002248067A JP2002248067A JP2001048198A JP2001048198A JP2002248067A JP 2002248067 A JP2002248067 A JP 2002248067A JP 2001048198 A JP2001048198 A JP 2001048198A JP 2001048198 A JP2001048198 A JP 2001048198A JP 2002248067 A JP2002248067 A JP 2002248067A
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- JP
- Japan
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- handrail
- vertical
- sitting
- toilet
- wall
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/022—Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者や虚弱者が腰掛便器を使用する場合
に、使用者の動作における負担をより少なくすると共に
壁面を有効利用したトイレットブースの壁を提供するこ
と。 【解決手段】 腰掛便器Ｓの側方に位置する壁Ｗにおい
て、腰掛便器に着座状態で把持できる位置に配置される
水平手摺杆１の前端に対して下端部３が水平手摺杆に垂
直とされると共に上端部４にかけて前方に傾斜している
縦手摺杆２の下端を接合した補助手摺が取付けられると
共に、縦手摺杆における下端部の前方に隣接して腰掛便
器に着座状態で使用する物品の収容具Ｃが取付けられた
ことを特徴とする。
に、使用者の動作における負担をより少なくすると共に
壁面を有効利用したトイレットブースの壁を提供するこ
と。 【解決手段】 腰掛便器Ｓの側方に位置する壁Ｗにおい
て、腰掛便器に着座状態で把持できる位置に配置される
水平手摺杆１の前端に対して下端部３が水平手摺杆に垂
直とされると共に上端部４にかけて前方に傾斜している
縦手摺杆２の下端を接合した補助手摺が取付けられると
共に、縦手摺杆における下端部の前方に隣接して腰掛便
器に着座状態で使用する物品の収容具Ｃが取付けられた
ことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレットブース
の壁、特に高齢者や虚弱者の動作を補助する補助手摺を
備えたトイレットブースの壁に関する。
の壁、特に高齢者や虚弱者の動作を補助する補助手摺を
備えたトイレットブースの壁に関する。
【０００２】
【従来の技術】高齢者や虚弱者に対して腰掛便器の着座
状態と起立状態との間の動作を補助するために、従来か
ら補助手摺をトイレットブースの壁に設置することが知
られている。そして補助手摺を含むトイレットブースに
ついて各種の提案がなされているが、これらは補助手摺
やその他の物品単体の機能を追求するものや各種の器具
を取付けてより多機能とするのものが主であり、トイレ
ットブース全体の使い勝手についての配慮に欠けている
ものが少なくない。
状態と起立状態との間の動作を補助するために、従来か
ら補助手摺をトイレットブースの壁に設置することが知
られている。そして補助手摺を含むトイレットブースに
ついて各種の提案がなされているが、これらは補助手摺
やその他の物品単体の機能を追求するものや各種の器具
を取付けてより多機能とするのものが主であり、トイレ
ットブース全体の使い勝手についての配慮に欠けている
ものが少なくない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、高齢者や虚弱者が腰掛便器を使用する場合
に、使用者の動作における負担をより少なくすると共に
壁面を有効利用したトイレットブースの壁を提供するこ
とにある。
する課題は、高齢者や虚弱者が腰掛便器を使用する場合
に、使用者の動作における負担をより少なくすると共に
壁面を有効利用したトイレットブースの壁を提供するこ
とにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明にかかるトイレットブースの壁は、腰掛便器
の側方に位置する壁において、腰掛便器に着座状態で把
持できる位置に配置される水平手摺杆の前端に対して少
なくとも下端部が該水平手摺杆に垂直とされると共に上
端部にかけて前方に傾斜している縦手摺杆の下端を連結
部材により連結した補助手摺が取付けられると共に、該
縦手摺杆における該下端部の前方に隣接して腰掛便器に
着座状態で使用する物品の収容具が取付けられたことを
主な特徴とする。
に、本発明にかかるトイレットブースの壁は、腰掛便器
の側方に位置する壁において、腰掛便器に着座状態で把
持できる位置に配置される水平手摺杆の前端に対して少
なくとも下端部が該水平手摺杆に垂直とされると共に上
端部にかけて前方に傾斜している縦手摺杆の下端を連結
部材により連結した補助手摺が取付けられると共に、該
縦手摺杆における該下端部の前方に隣接して腰掛便器に
着座状態で使用する物品の収容具が取付けられたことを
主な特徴とする。
【０００５】そして補助手摺の一態様として、前記補助
手摺の前記縦手摺杆は、前記水平手摺杆と垂直な前記下
端部から垂直のまま伸長する下方部と、該下方部上端か
ら前方に屈曲して傾斜伸長する上方部とを有することを
特徴とする。
手摺の前記縦手摺杆は、前記水平手摺杆と垂直な前記下
端部から垂直のまま伸長する下方部と、該下方部上端か
ら前方に屈曲して傾斜伸長する上方部とを有することを
特徴とする。
【０００６】さらに補助手摺の他の態様として、前記補
助手摺の前記縦手摺杆は、前記水平手摺杆と垂直な前記
下端部から前方に向って徐々に傾斜して弧状に伸長する
ことを特徴とする。
助手摺の前記縦手摺杆は、前記水平手摺杆と垂直な前記
下端部から前方に向って徐々に傾斜して弧状に伸長する
ことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
図面を参照して説明する。図１乃至図３には本発明にか
かるトイレットブースの壁の第一実施形態が示されてお
り、図中Ｆはトイレットブースの床を、Ｓは床Ｆ上に設
置された腰掛便器を、またＷは腰掛便器Ｓの側方に位置
する壁を示している。このトイレットブースは、主とし
て高齢者や虚弱者を対象とするものであるが、健常者の
使用を妨げるものではない。壁Ｗは、木製、各種ボード
製、コンクリ−ト製等の現場施工の場合や、パーテショ
ン組立体で設置される場合があり、使用材料や施工方法
が特定されるものではない。腰掛便器Ｓの側方における
壁Ｗには補助手摺Ｒが壁材料に適した手段で取付けられ
ている。補助手摺Ｒは、腰掛便器Ｓに着座状態の使用者
が把持することが出来る位置に配置される水平手摺杆１
の前端に対して下端部３が水平手摺杆１に垂直とされる
と共に上端部４にかけて前方に傾斜している縦手摺杆２
の下端を連結部材５により接合して形成されている。
図面を参照して説明する。図１乃至図３には本発明にか
かるトイレットブースの壁の第一実施形態が示されてお
り、図中Ｆはトイレットブースの床を、Ｓは床Ｆ上に設
置された腰掛便器を、またＷは腰掛便器Ｓの側方に位置
する壁を示している。このトイレットブースは、主とし
て高齢者や虚弱者を対象とするものであるが、健常者の
使用を妨げるものではない。壁Ｗは、木製、各種ボード
製、コンクリ−ト製等の現場施工の場合や、パーテショ
ン組立体で設置される場合があり、使用材料や施工方法
が特定されるものではない。腰掛便器Ｓの側方における
壁Ｗには補助手摺Ｒが壁材料に適した手段で取付けられ
ている。補助手摺Ｒは、腰掛便器Ｓに着座状態の使用者
が把持することが出来る位置に配置される水平手摺杆１
の前端に対して下端部３が水平手摺杆１に垂直とされる
と共に上端部４にかけて前方に傾斜している縦手摺杆２
の下端を連結部材５により接合して形成されている。
【０００８】補助手摺Ｒの水平手摺杆１および縦手摺杆
２は、円形断面や楕円形断面等の通常の手摺杆で採用さ
れる断面を有し、金属や硬質または半硬質の合成樹脂を
単独に使用して製造したり、また金属芯体に合成樹脂を
被覆して製造する等、この種の手摺の製造に通常使用さ
れる材料によって製造することができるが、水平手摺杆
１と縦手摺杆２との接合部分を詳細に示した図３では、
水平手摺杆１および縦手摺杆２は金属管９上に硬質また
は半硬質の合成樹脂被覆１０が施された管状体で形成さ
れ、また両者を接合する連結部材５は硬質または半硬質
の合成樹脂で成形されたものが示されている。水平手摺
杆１の前端および縦手摺杆２の下端はそれぞれパッキン
グ１１を介在させて連結部材５における直交状に形成さ
れた一対の環状溝に挿入固定されている。そして第１実
施形態では、縦手摺杆２は、水平手摺杆１と垂直な縦手
摺杆２の下端部３から垂直のまま伸長する下方部６と、
この下方部６上端から前方に屈曲して傾斜伸長する上方
部７とを有し、上端部４にかけて傾斜する構成を有して
いる。補助手摺Ｒは、補助手摺Ｒの所要箇所に設けられ
た取付ブラケット８を介して壁Ｗに取付けられる。符号
Ｃは、腰掛便器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具、
例えばトイレットペーパーホルダーである。収容具Ｃは
縦手摺杆２における下端部３の前方に隣接して壁Ｗに取
付けられる。
２は、円形断面や楕円形断面等の通常の手摺杆で採用さ
れる断面を有し、金属や硬質または半硬質の合成樹脂を
単独に使用して製造したり、また金属芯体に合成樹脂を
被覆して製造する等、この種の手摺の製造に通常使用さ
れる材料によって製造することができるが、水平手摺杆
１と縦手摺杆２との接合部分を詳細に示した図３では、
水平手摺杆１および縦手摺杆２は金属管９上に硬質また
は半硬質の合成樹脂被覆１０が施された管状体で形成さ
れ、また両者を接合する連結部材５は硬質または半硬質
の合成樹脂で成形されたものが示されている。水平手摺
杆１の前端および縦手摺杆２の下端はそれぞれパッキン
グ１１を介在させて連結部材５における直交状に形成さ
れた一対の環状溝に挿入固定されている。そして第１実
施形態では、縦手摺杆２は、水平手摺杆１と垂直な縦手
摺杆２の下端部３から垂直のまま伸長する下方部６と、
この下方部６上端から前方に屈曲して傾斜伸長する上方
部７とを有し、上端部４にかけて傾斜する構成を有して
いる。補助手摺Ｒは、補助手摺Ｒの所要箇所に設けられ
た取付ブラケット８を介して壁Ｗに取付けられる。符号
Ｃは、腰掛便器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具、
例えばトイレットペーパーホルダーである。収容具Ｃは
縦手摺杆２における下端部３の前方に隣接して壁Ｗに取
付けられる。
【０００９】水平手摺杆１の前端に、下端部３が水平手
摺杆１に垂直とされる縦手摺杆２が接合された構成の補
助手摺Ｒを使用することによって、補助手摺Ｒが水平手
摺杆１の前方壁面を無意味に占有することがない。そこ
で縦手摺杆２における下端部３の前方に隣接して腰掛便
器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具Ｃ、例えばトイ
レットペーパーホルダー等が取付けられており、使用者
は水平手摺杆１の高さで身体を曲げることなく手を伸し
てトイレットペーパー等の腰掛便器Ｓに着座位置で使用
する物品を容易に取出すことが可能である。このような
位置関係から、補助手摺Ｒの取付位置は、壁Ｗの垂直方
向には、使用者が腰掛便器Ｓに着座している場合に水平
手摺杆１を肘掛に利用できる位置とされ、また壁Ｗの水
平方向には、縦手摺杆２の下端部３が、腰掛便器Ｓに着
座している使用者の手が届く収容具Ｃよりも腰掛便器Ｓ
側に接近している位置とされる。
摺杆１に垂直とされる縦手摺杆２が接合された構成の補
助手摺Ｒを使用することによって、補助手摺Ｒが水平手
摺杆１の前方壁面を無意味に占有することがない。そこ
で縦手摺杆２における下端部３の前方に隣接して腰掛便
器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具Ｃ、例えばトイ
レットペーパーホルダー等が取付けられており、使用者
は水平手摺杆１の高さで身体を曲げることなく手を伸し
てトイレットペーパー等の腰掛便器Ｓに着座位置で使用
する物品を容易に取出すことが可能である。このような
位置関係から、補助手摺Ｒの取付位置は、壁Ｗの垂直方
向には、使用者が腰掛便器Ｓに着座している場合に水平
手摺杆１を肘掛に利用できる位置とされ、また壁Ｗの水
平方向には、縦手摺杆２の下端部３が、腰掛便器Ｓに着
座している使用者の手が届く収容具Ｃよりも腰掛便器Ｓ
側に接近している位置とされる。
【００１０】本発明で使用される補助手摺Ｒは、腰掛便
器Ｓに着座状態で把持できる位置に配置される水平手摺
杆１の前端に対して少なくとも下端部３が水平手摺杆１
に垂直とされると共に上端部４にかけて前方に傾斜して
いる縦手摺杆２の下端を接合したものである。もとより
この種の補助手摺Ｒは不特定な着座方法あるいは起立方
法で使用されて差支えないものであるが次のような代表
的な例が見られる。即ち着座状態から起立動作を行う場
合には、水平手摺杆１に肘を載置した着座状態から腕を
伸して縦手摺杆２を把持し、次いで把持した縦手摺杆２
を手前に引寄せつつ下方に押下げるように腕に力を入れ
て脚による起立動作を助力し、やがて腰が伸びると共に
体重が前方に位置する足位置に移動して起立状態に至る
方法である。縦手摺杆２の把持位置について、起立動作
の当初から縦手摺杆２の上方を把持する場合や、起立動
作を行いながら徐々に把持位置を上方にずらす場合があ
るが、縦手摺杆２は上端部４にかけて前方に傾斜してい
るので、把持した縦手摺杆２を手前に引寄せつつ下方に
押下げるように腕に力を入れた場合に前腕と縦手摺杆２
とは自然に略直線状の位置に保たれ、手首を無理に曲げ
る必要がないから容易に起立補助動作を遂行できる。
器Ｓに着座状態で把持できる位置に配置される水平手摺
杆１の前端に対して少なくとも下端部３が水平手摺杆１
に垂直とされると共に上端部４にかけて前方に傾斜して
いる縦手摺杆２の下端を接合したものである。もとより
この種の補助手摺Ｒは不特定な着座方法あるいは起立方
法で使用されて差支えないものであるが次のような代表
的な例が見られる。即ち着座状態から起立動作を行う場
合には、水平手摺杆１に肘を載置した着座状態から腕を
伸して縦手摺杆２を把持し、次いで把持した縦手摺杆２
を手前に引寄せつつ下方に押下げるように腕に力を入れ
て脚による起立動作を助力し、やがて腰が伸びると共に
体重が前方に位置する足位置に移動して起立状態に至る
方法である。縦手摺杆２の把持位置について、起立動作
の当初から縦手摺杆２の上方を把持する場合や、起立動
作を行いながら徐々に把持位置を上方にずらす場合があ
るが、縦手摺杆２は上端部４にかけて前方に傾斜してい
るので、把持した縦手摺杆２を手前に引寄せつつ下方に
押下げるように腕に力を入れた場合に前腕と縦手摺杆２
とは自然に略直線状の位置に保たれ、手首を無理に曲げ
る必要がないから容易に起立補助動作を遂行できる。
【００１１】また起立位置から着座動作を行う場合に
は、縦手摺杆２の上方を把持しながら着座位置に向けて
腰を落して行くが、この場合にも下方に且つ足位置の後
方に移動する体重の一部は縦手摺杆２の把持によって支
えらえ、その際にも上端部４にかけて前方に傾斜してい
る縦手摺杆２は、前腕と略直線状に保たれるので手首を
無理に曲げる必要がなく容易に着座補助動作を遂行でき
る。さらにトイレットブースへの出入りの際に、起立状
態の使用者は腰掛便器Ｓの前方で身体の方向転換を行う
必要があるが、本発明では補助手摺Ｒの上端部４が腰掛
便器Ｓを外れた前方に位置するために、補助手摺Ｒに掴
まりながら身体の方向転換を行っても腰掛便器Ｓに脚部
が接触して方向転換の動作が妨害されるようなことがな
い。前記のように本発明では、水平手摺杆１の前端に対
して下端部３が水平手摺杆１に垂直とされると共に上端
部４にかけて前方に傾斜している縦手摺杆２の下端を連
結部材５により連結した補助手摺Ｒを使用したことによ
り、腰掛便器Ｓに着座した使用者が収容具Ｃに収容され
ているトイレットペーパー等の物品を容易に取出すこと
ができると同時に、補助手摺Ｒとしての機能も充分に発
揮させることができるものである。
は、縦手摺杆２の上方を把持しながら着座位置に向けて
腰を落して行くが、この場合にも下方に且つ足位置の後
方に移動する体重の一部は縦手摺杆２の把持によって支
えらえ、その際にも上端部４にかけて前方に傾斜してい
る縦手摺杆２は、前腕と略直線状に保たれるので手首を
無理に曲げる必要がなく容易に着座補助動作を遂行でき
る。さらにトイレットブースへの出入りの際に、起立状
態の使用者は腰掛便器Ｓの前方で身体の方向転換を行う
必要があるが、本発明では補助手摺Ｒの上端部４が腰掛
便器Ｓを外れた前方に位置するために、補助手摺Ｒに掴
まりながら身体の方向転換を行っても腰掛便器Ｓに脚部
が接触して方向転換の動作が妨害されるようなことがな
い。前記のように本発明では、水平手摺杆１の前端に対
して下端部３が水平手摺杆１に垂直とされると共に上端
部４にかけて前方に傾斜している縦手摺杆２の下端を連
結部材５により連結した補助手摺Ｒを使用したことによ
り、腰掛便器Ｓに着座した使用者が収容具Ｃに収容され
ているトイレットペーパー等の物品を容易に取出すこと
ができると同時に、補助手摺Ｒとしての機能も充分に発
揮させることができるものである。
【００１２】図４および図５には本発明にかかるトイレ
ットブースの壁の第二実施形態が示されている。第二実
施形態は前記した第１実施形態とほぼ類似の構成と効果
を有しており、図４および図５において図１乃至図３と
同一の符号は同一の部品および部分を示し、第二実施形
態の同一符号についての詳細は前記した第一実施形態の
同一符号についての詳細と同様である。第二実施形態で
第一実施形態と相違する最初の点は、使用される補助手
摺Ｒにおいて、第一実施形態では、縦手摺杆２が、水平
手摺杆１と垂直な下端部３から垂直のまま伸長する下方
部６と、下方部６上端から前方に屈曲して傾斜伸長する
上方部７とを有するのに対し、第二実施形態では、縦手
摺杆２が、水平手摺杆１と垂直な下端部３から前方に向
って徐々に傾斜して弧状に伸長している点で相違する。
第一実施形態では、縦手摺杆２の下方部６が下端部３か
ら垂直のまま伸長しているので、着座位置で使用する物
品の収容具Ｃの取付空間を広く且つ自由に確保すること
が可能であり、また第二実施形態では、縦手摺杆２を把
持する位置により角度が徐々に変化するので滑らかな把
持位置移動が可能である。
ットブースの壁の第二実施形態が示されている。第二実
施形態は前記した第１実施形態とほぼ類似の構成と効果
を有しており、図４および図５において図１乃至図３と
同一の符号は同一の部品および部分を示し、第二実施形
態の同一符号についての詳細は前記した第一実施形態の
同一符号についての詳細と同様である。第二実施形態で
第一実施形態と相違する最初の点は、使用される補助手
摺Ｒにおいて、第一実施形態では、縦手摺杆２が、水平
手摺杆１と垂直な下端部３から垂直のまま伸長する下方
部６と、下方部６上端から前方に屈曲して傾斜伸長する
上方部７とを有するのに対し、第二実施形態では、縦手
摺杆２が、水平手摺杆１と垂直な下端部３から前方に向
って徐々に傾斜して弧状に伸長している点で相違する。
第一実施形態では、縦手摺杆２の下方部６が下端部３か
ら垂直のまま伸長しているので、着座位置で使用する物
品の収容具Ｃの取付空間を広く且つ自由に確保すること
が可能であり、また第二実施形態では、縦手摺杆２を把
持する位置により角度が徐々に変化するので滑らかな把
持位置移動が可能である。
【００１３】第二実施形態で第一実施形態と相違する次
の点は、図１乃至図２に示される第一実施形態における
腰掛便器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具Ｃがトイ
レットペーパーホルダーであるのに対し、第二実施形態
における腰掛便器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具
Ｃがトイレットペーパーホルダー以外に手洗器を備え且
つ他の物品も収容することが出来る複合型収容具である
点である。複合型収容具は、各種の機能を単一物品で奏
するので便利であるが、その性質上比較的大きい壁面を
使用することになる。しかしながら設置空間を縮小した
補助手摺Ｒを使用する本発明によれば、補助手摺Ｒの機
能を損わずまた着座状態で使用する物品の取扱易さを損
わないで大きい収容具Ｃの設置壁面を得ることが可能で
ある。
の点は、図１乃至図２に示される第一実施形態における
腰掛便器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具Ｃがトイ
レットペーパーホルダーであるのに対し、第二実施形態
における腰掛便器Ｓに着座状態で使用する物品の収容具
Ｃがトイレットペーパーホルダー以外に手洗器を備え且
つ他の物品も収容することが出来る複合型収容具である
点である。複合型収容具は、各種の機能を単一物品で奏
するので便利であるが、その性質上比較的大きい壁面を
使用することになる。しかしながら設置空間を縮小した
補助手摺Ｒを使用する本発明によれば、補助手摺Ｒの機
能を損わずまた着座状態で使用する物品の取扱易さを損
わないで大きい収容具Ｃの設置壁面を得ることが可能で
ある。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。 Ａ．補助手摺が水平手摺杆の前方壁面を無意味に占有す
ることがないから、縦手摺杆における下端部の前方に隣
接して例えばトイレットペーパーホルダー等の腰掛便器
に着座状態で使用する物品の収容具が取付けられてお
り、使用者は水平手摺杆の高さで身体を曲げることなく
手を伸してトイレットペーパー等の腰掛便器に着座位置
で使用する物品を容易に取出すことが可能である。 Ｂ．着座状態から起立動作を行う場合に、着座状態から
腕を伸して縦手摺杆を把持し、次いで把持した縦手摺杆
を手前に引寄せつつ下方に押下げるように腕に力を入れ
て脚による起立動作を助力し、やがて腰が伸びると共に
体重が前方に位置する足位置に移動して起立状態に向う
が、縦手摺杆は上端部にかけて前方に傾斜しているの
で、把持した縦手摺杆を手前に引寄せつつ下方に押下げ
るように腕に力を入れた場合に前腕と縦手摺杆とは自然
に略直線状の位置に保たれ、手首を無理に曲げる必要が
ないから容易に起立補助動作を遂行できる。
ることがないから、縦手摺杆における下端部の前方に隣
接して例えばトイレットペーパーホルダー等の腰掛便器
に着座状態で使用する物品の収容具が取付けられてお
り、使用者は水平手摺杆の高さで身体を曲げることなく
手を伸してトイレットペーパー等の腰掛便器に着座位置
で使用する物品を容易に取出すことが可能である。 Ｂ．着座状態から起立動作を行う場合に、着座状態から
腕を伸して縦手摺杆を把持し、次いで把持した縦手摺杆
を手前に引寄せつつ下方に押下げるように腕に力を入れ
て脚による起立動作を助力し、やがて腰が伸びると共に
体重が前方に位置する足位置に移動して起立状態に向う
が、縦手摺杆は上端部にかけて前方に傾斜しているの
で、把持した縦手摺杆を手前に引寄せつつ下方に押下げ
るように腕に力を入れた場合に前腕と縦手摺杆とは自然
に略直線状の位置に保たれ、手首を無理に曲げる必要が
ないから容易に起立補助動作を遂行できる。
【００１５】Ｃ．起立位置から着座動作を行う場合に
は、縦手摺杆の上方を把持しながら着座位置に向けて腰
を落してゆくが、この場合にも下方に且つ足位置の後方
に移動する体重の一部は縦手摺杆の把持によって支えら
え、その際にも上端部にかけて前方に傾斜している縦手
摺杆は、前腕と略直線状に保たれるので手首を無理に曲
げる必要がなく容易に着座補助動作を遂行できる。 Ｄ．トイレットブースへの出入りの際に、起立状態の使
用者は腰掛便器の前方で身体の方向転換を行う必要があ
るが、補助手摺の上端部が腰掛便器を外れた前方に位置
するために、補助手摺に掴まりながら身体の方向転換を
行っても腰掛便器に脚部が接触して方向転換の動作が妨
害されるようなことがない。 Ｅ．縦手摺杆が、水平手摺杆と垂直な下端部から垂直の
まま伸長する下方部と、下方部上端から前方に屈曲して
傾斜伸長する上方部とを有する補助手摺を使用した壁で
は、着座位置で使用する物品の収容具の取付空間を広く
且つ自由に確保することができる。 Ｆ．縦手摺杆が、水平手摺杆と垂直な下端部から前方に
向って徐々に傾斜して弧状に伸長している補助手摺を使
用した壁では、縦手摺杆を把持する位置により角度が徐
々に変化するので滑らかな把持位置移動が可能である。
は、縦手摺杆の上方を把持しながら着座位置に向けて腰
を落してゆくが、この場合にも下方に且つ足位置の後方
に移動する体重の一部は縦手摺杆の把持によって支えら
え、その際にも上端部にかけて前方に傾斜している縦手
摺杆は、前腕と略直線状に保たれるので手首を無理に曲
げる必要がなく容易に着座補助動作を遂行できる。 Ｄ．トイレットブースへの出入りの際に、起立状態の使
用者は腰掛便器の前方で身体の方向転換を行う必要があ
るが、補助手摺の上端部が腰掛便器を外れた前方に位置
するために、補助手摺に掴まりながら身体の方向転換を
行っても腰掛便器に脚部が接触して方向転換の動作が妨
害されるようなことがない。 Ｅ．縦手摺杆が、水平手摺杆と垂直な下端部から垂直の
まま伸長する下方部と、下方部上端から前方に屈曲して
傾斜伸長する上方部とを有する補助手摺を使用した壁で
は、着座位置で使用する物品の収容具の取付空間を広く
且つ自由に確保することができる。 Ｆ．縦手摺杆が、水平手摺杆と垂直な下端部から前方に
向って徐々に傾斜して弧状に伸長している補助手摺を使
用した壁では、縦手摺杆を把持する位置により角度が徐
々に変化するので滑らかな把持位置移動が可能である。
【図１】本発明の第一実施形態の側面図である。
【図２】本発明の第一実施形態の上面図である。
【図３】補助手摺の接合部分を示す一部分解断面図であ
る。
る。
【図４】本発明の第二実施形態の側面図である。
【図５】本発明の第二実施形態の上面図である。
１ 水平手摺杆 ２ 縦手摺杆 ３ 下端部 ４ 上端部 ６ 下方部 ７ 上方部 Ｗ 壁 Ｓ 腰掛便器 Ｒ 補助手摺 Ｃ 収容具
Claims (3)
- 【請求項１】 腰掛便器の側方に位置する壁において、
腰掛便器に着座状態で把持できる位置に配置される水平
手摺杆の前端に対して少なくとも下端部が該水平手摺杆
に垂直とされると共に上端部にかけて前方に傾斜してい
る縦手摺杆の下端を接合した補助手摺が取付けられると
共に、該縦手摺杆における該下端部の前方に隣接して腰
掛便器に着座状態で使用する物品の収容具が取付けられ
たことを特徴とするトイレットブースの壁。 - 【請求項２】 前記補助手摺の前記縦手摺杆は、前記水
平手摺杆と垂直な前記下端部から垂直のまま伸長する下
方部と、該下方部上端から前方に屈曲して傾斜伸長する
上方部とを有することを特徴とする請求項１記載のトイ
レットブースの壁。 - 【請求項３】 前記補助手摺の前記縦手摺杆は、前記水
平手摺杆と垂直な前記下端部から前方に向って徐々に傾
斜して弧状に伸長することを特徴とする請求項１記載の
トイレットブースの壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001048198A JP2002248067A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | トイレットブースの壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001048198A JP2002248067A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | トイレットブースの壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002248067A true JP2002248067A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18909507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001048198A Pending JP2002248067A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | トイレットブースの壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002248067A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012161599A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-30 | Toto Ltd | トイレ用手すり |
| JP2013022363A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Toto Ltd | トイレ用手すり |
| JP2013256808A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Kei Products Co Ltd | 引き戸用手摺、引き戸装置 |
| JP2017053148A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | マツ六株式会社 | 手すり |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000186409A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 手すりの取付構造 |
| JP2000201859A (ja) * | 1999-01-11 | 2000-07-25 | Inax Corp | トイレのキャビネット |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001048198A patent/JP2002248067A/ja active Pending
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