JP2002246700A - プリント配線基板 - Google Patents
プリント配線基板Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電パターンの狭ピッチ化が図れると共に、
小型のものを提供する。 【解決手段】 本発明のプリント配線基板において、第
1と第2の導電パターン2,3は互いに積層された積層
部2b、3bによって導通され、積層部2b、3bのパ
ターン幅は、その根本部のそれぞれの第1,第2の導電
パターン2,3のパターン幅より幅狭としたため、隣り
合う積層部2b、3b間の間隔を大きくできて、第1,
第2の印刷工程で若干の印刷ズレが生じても、隣り合う
第1,第2の導電パターン2,3が導通することが無
く、従って、第1,第2の導電パターン2,3のピッチ
P1を小さくできて、狭ピッチ化が図れると共に、小型
のプリント配線基板を提供できる。
小型のものを提供する。 【解決手段】 本発明のプリント配線基板において、第
1と第2の導電パターン2,3は互いに積層された積層
部2b、3bによって導通され、積層部2b、3bのパ
ターン幅は、その根本部のそれぞれの第1,第2の導電
パターン2,3のパターン幅より幅狭としたため、隣り
合う積層部2b、3b間の間隔を大きくできて、第1,
第2の印刷工程で若干の印刷ズレが生じても、隣り合う
第1,第2の導電パターン2,3が導通することが無
く、従って、第1,第2の導電パターン2,3のピッチ
P1を小さくできて、狭ピッチ化が図れると共に、小型
のプリント配線基板を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の電子機器に
使用して好適なプリント配線基板に関する。
使用して好適なプリント配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント配線基板の構成を図2に
基づいて説明すると、帯状のフレキシブル絶縁基板51
の一面には、第1の導電材料(銀とカーボン)からなる
第1の導電パターン52と、第2の導電材料(銀)から
なる第2の導電パターン53とが所定の間隔をいて所定
のピッチP2で、複数個が並設した状態で印刷形成され
ている。
基づいて説明すると、帯状のフレキシブル絶縁基板51
の一面には、第1の導電材料(銀とカーボン)からなる
第1の導電パターン52と、第2の導電材料(銀)から
なる第2の導電パターン53とが所定の間隔をいて所定
のピッチP2で、複数個が並設した状態で印刷形成され
ている。
【0003】また、第1の導電パターン52は、フレキ
シブル絶縁基板51の一端から中央部側にわたって、パ
ターン幅H5の同じ幅で形成されると共に、フレキシブ
ル絶縁基板51の中央部側に形成された第2の導電パタ
ーン53は、パターン幅H6の幅広パターン部53a
と、幅広パターン53aの一端から第1の導電パターン
52側に延び、パターン幅H6よりも幅狭のパターン幅
H7からなる幅狭パターン部53bとを有し、第1の導
電パターン52の中央部側の端部と第2の導電パターン
53の幅狭パターン53bとが積層されて、第1と第2
の導電パターン52,53が互いに接続されている。
シブル絶縁基板51の一端から中央部側にわたって、パ
ターン幅H5の同じ幅で形成されると共に、フレキシブ
ル絶縁基板51の中央部側に形成された第2の導電パタ
ーン53は、パターン幅H6の幅広パターン部53a
と、幅広パターン53aの一端から第1の導電パターン
52側に延び、パターン幅H6よりも幅狭のパターン幅
H7からなる幅狭パターン部53bとを有し、第1の導
電パターン52の中央部側の端部と第2の導電パターン
53の幅狭パターン53bとが積層されて、第1と第2
の導電パターン52,53が互いに接続されている。
【0004】そして、第1,第2の導電パターン52,
53の製造方法は、先ず、第1の印刷工程で、第2の導
電パターン53をフレキシブル絶縁基板51の中央部側
に印刷形成した後、第2の印刷工程で、フレキシブル絶
縁基板51の一端から中央部側にわたって第1の導電パ
ターン52を印刷形成して、第1と第2の印刷工程で製
造するようになっている。この時、第1の導電パターン
52の中央部側の端部が幅狭パターン53b上に積層さ
れるようなっている。
53の製造方法は、先ず、第1の印刷工程で、第2の導
電パターン53をフレキシブル絶縁基板51の中央部側
に印刷形成した後、第2の印刷工程で、フレキシブル絶
縁基板51の一端から中央部側にわたって第1の導電パ
ターン52を印刷形成して、第1と第2の印刷工程で製
造するようになっている。この時、第1の導電パターン
52の中央部側の端部が幅狭パターン53b上に積層さ
れるようなっている。
【0005】また、フレキシブル絶縁基板51の一面に
は、フレキシブル絶縁基板51の端部と第1の導電パタ
ーン52の端部を除いて、第1,第2の導電パターン5
2,53を覆うように絶縁性のレジスト層54が設けら
れている。このような構成により従来のプリント配線基
板が形成されており、そして、このようなプリント配線
基板は、フレキシブル絶縁基板51の端部と第1の導電
パターン52の端部が外部回路(図示せず)に接続され
たコネクタ55に挿入されて、第1の導電パターン52
の端部がコネクタ55の接触部(図示せず)を介して外
部回路に接続されようになっている。
は、フレキシブル絶縁基板51の端部と第1の導電パタ
ーン52の端部を除いて、第1,第2の導電パターン5
2,53を覆うように絶縁性のレジスト層54が設けら
れている。このような構成により従来のプリント配線基
板が形成されており、そして、このようなプリント配線
基板は、フレキシブル絶縁基板51の端部と第1の導電
パターン52の端部が外部回路(図示せず)に接続され
たコネクタ55に挿入されて、第1の導電パターン52
の端部がコネクタ55の接触部(図示せず)を介して外
部回路に接続されようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリント配線基
板は、第1の導電パターンの幅広の端部と第2の導電パ
ターン53の幅狭の幅狭パターン53bとが積層される
ため、幅狭パターン53bとこれと隣り合う第1の導電
パターン52との間隔が小さく、第1と第2の印刷工程
で僅かな印刷ズレを生じると、隣り合う第1と第2の導
電パターン52,53が導通する事態が生じ、このた
め、隣り合う第1,第2の導電パターン52,53間の
間隔を大きくせねばならず、ピッチP2が大きくなっ
て、狭ピッチ化が図れないという問題がある。
板は、第1の導電パターンの幅広の端部と第2の導電パ
ターン53の幅狭の幅狭パターン53bとが積層される
ため、幅狭パターン53bとこれと隣り合う第1の導電
パターン52との間隔が小さく、第1と第2の印刷工程
で僅かな印刷ズレを生じると、隣り合う第1と第2の導
電パターン52,53が導通する事態が生じ、このた
め、隣り合う第1,第2の導電パターン52,53間の
間隔を大きくせねばならず、ピッチP2が大きくなっ
て、狭ピッチ化が図れないという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、導電パターンの狭ピッ
チ化が図れると共に、小型のプリント配線基板を提供す
ることを目的とする。
チ化が図れると共に、小型のプリント配線基板を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、基部とこの基部から延びるケ
ーブル部とを有するフレキシブル絶縁基板と、複数が並
設されて前記ケーブル部に印刷形成された第1の導電材
料からなる第1の導電パターンと、前記基部に複数個が
印刷形成され、前記第1の導電材料と異なる第2の導電
材料からなる第2の導電パターンとを備え、前記第1と
第2の導電パターンは互いに積層された積層部によって
導通され、前記積層部のパターン幅は、その根本部のそ
れぞれの前記第1,第2の導電パターンのパターン幅よ
り幅狭とし、前記第1の導電パターンが前記フレキシブ
ル絶縁基板外の外部回路に接続可能とした構成とした。
の第1の解決手段として、基部とこの基部から延びるケ
ーブル部とを有するフレキシブル絶縁基板と、複数が並
設されて前記ケーブル部に印刷形成された第1の導電材
料からなる第1の導電パターンと、前記基部に複数個が
印刷形成され、前記第1の導電材料と異なる第2の導電
材料からなる第2の導電パターンとを備え、前記第1と
第2の導電パターンは互いに積層された積層部によって
導通され、前記積層部のパターン幅は、その根本部のそ
れぞれの前記第1,第2の導電パターンのパターン幅よ
り幅狭とし、前記第1の導電パターンが前記フレキシブ
ル絶縁基板外の外部回路に接続可能とした構成とした。
【0009】また、第2の解決手段として、前記積層部
のパターン幅は、それぞれの前記第1,第2の導電パタ
ーンの前記根本部における前記パターン幅の50%〜7
0%の幅を有すると共に、積層部のパターンの幅方向の
中心と前記第1,第2の導電パターンの幅方向の中心と
を一致させた状態で、前記積層部が形成された構成とし
た。
のパターン幅は、それぞれの前記第1,第2の導電パタ
ーンの前記根本部における前記パターン幅の50%〜7
0%の幅を有すると共に、積層部のパターンの幅方向の
中心と前記第1,第2の導電パターンの幅方向の中心と
を一致させた状態で、前記積層部が形成された構成とし
た。
【0010】また、第3の解決手段として、前記第1の
導電材料は、導電粒子を熱硬化性バインダ樹脂に分散し
て構成されると共に、前記第2の導電材料は、導電粒子
を熱可塑性バインダ樹脂に分散して構成された。
導電材料は、導電粒子を熱硬化性バインダ樹脂に分散し
て構成されると共に、前記第2の導電材料は、導電粒子
を熱可塑性バインダ樹脂に分散して構成された。
【0011】また、第4の解決手段として、前記ケーブ
ル部の端部がコネクタに挿入されて、前記第1の導電パ
ターンが前記コネクタを介して前記外部回路に接続され
るようにした構成とした。また、第5の解決手段とし
て、前記ケーブル部の端部には、前記外部回路を形成し
た回路基板が熱圧着されて、前記第1の導電パターンが
前記外部回路に接続された構成とした。
ル部の端部がコネクタに挿入されて、前記第1の導電パ
ターンが前記コネクタを介して前記外部回路に接続され
るようにした構成とした。また、第5の解決手段とし
て、前記ケーブル部の端部には、前記外部回路を形成し
た回路基板が熱圧着されて、前記第1の導電パターンが
前記外部回路に接続された構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のプリント配線基板の構成
を、図1に示した本発明の平面図で説明すると、ポリエ
ステルフイルム等からなるフレキシブル絶縁基板1は、
幅広の基部1aと、この基部1aから延びる帯状のケー
ブル部1bとを有する。第1の導電パターン2は、銀粉
末、或いは銀粉末とカーボンからなる導電性粒子を熱硬
化性バインダ樹脂(フェノール樹脂)に分散した第1の
導電材料で構成されて、パターン幅H1の幅広パターン
2aと、この幅広パターン2aの根本部である一端から
延びて形成され、パターン幅H2の幅狭パターンからな
る積層部2bとを有する。
を、図1に示した本発明の平面図で説明すると、ポリエ
ステルフイルム等からなるフレキシブル絶縁基板1は、
幅広の基部1aと、この基部1aから延びる帯状のケー
ブル部1bとを有する。第1の導電パターン2は、銀粉
末、或いは銀粉末とカーボンからなる導電性粒子を熱硬
化性バインダ樹脂(フェノール樹脂)に分散した第1の
導電材料で構成されて、パターン幅H1の幅広パターン
2aと、この幅広パターン2aの根本部である一端から
延びて形成され、パターン幅H2の幅狭パターンからな
る積層部2bとを有する。
【0013】そして、この第1の導電パターン2は、フ
レキシブル絶縁基板1のケーブル部1bの端部から中央
部側にわたって、所定の間隔をおいて所定のピッチP1
で、複数が並設された状態で印刷形成され、幅広パター
ン2aの端部がケーブル部1bの端部側に位置すると共
に、積層部2bがケーブル部1bの中央部側に位置する
ように形成されている。また、幅狭パターンである積層
部2bのパターンの幅方向の中心C1は、幅広パターン
2aのパターンの幅方向に中心C1と一致すると共に、
積層部2bの幅は、幅広パターン2aの一端部である根
本部のパターン幅の50%〜70%程度の幅で形成され
ている。
レキシブル絶縁基板1のケーブル部1bの端部から中央
部側にわたって、所定の間隔をおいて所定のピッチP1
で、複数が並設された状態で印刷形成され、幅広パター
ン2aの端部がケーブル部1bの端部側に位置すると共
に、積層部2bがケーブル部1bの中央部側に位置する
ように形成されている。また、幅狭パターンである積層
部2bのパターンの幅方向の中心C1は、幅広パターン
2aのパターンの幅方向に中心C1と一致すると共に、
積層部2bの幅は、幅広パターン2aの一端部である根
本部のパターン幅の50%〜70%程度の幅で形成され
ている。
【0014】第2の導電パターン3は、銀粉末からなる
導電性粒子を熱可塑性バインダ樹脂(ポリエステル樹
脂)に分散した第2の導電材料で構成されて、パターン
幅H3の幅広パターン3aと、この幅広パターン3aの
根本部である一端から延びて形成され、パターン幅H4
の幅狭パターンからなる積層部3bとを有する。そし
て、この第2の導電パターン3は、フレキシブル絶縁基
板1のケーブル部1bの中央部側から基部1a上におい
て第1の導電パターン2と同一方向に延びると共に、所
定の間隔をおいて第1の導電パターン2と同じピッチP
1で、複数が並設された状態で印刷形成されている。
導電性粒子を熱可塑性バインダ樹脂(ポリエステル樹
脂)に分散した第2の導電材料で構成されて、パターン
幅H3の幅広パターン3aと、この幅広パターン3aの
根本部である一端から延びて形成され、パターン幅H4
の幅狭パターンからなる積層部3bとを有する。そし
て、この第2の導電パターン3は、フレキシブル絶縁基
板1のケーブル部1bの中央部側から基部1a上におい
て第1の導電パターン2と同一方向に延びると共に、所
定の間隔をおいて第1の導電パターン2と同じピッチP
1で、複数が並設された状態で印刷形成されている。
【0015】また、印刷形成された第2の導電パターン
3の積層部3bが第1の導電パターン2の積層部2bと
積層されて、第1と第2の導電パターン2,3のそれぞ
れが接続されると共に、幅狭パターンである積層部3b
のパターンの幅方向の中心C2は、幅広パターン3aの
パターンの幅方向に中心C2と一致すると共に、積層部
3bの幅は、幅広パターン3aの一端部である根本部の
パターン幅の50%〜70%程度の幅で形成されてい
る。
3の積層部3bが第1の導電パターン2の積層部2bと
積層されて、第1と第2の導電パターン2,3のそれぞ
れが接続されると共に、幅狭パターンである積層部3b
のパターンの幅方向の中心C2は、幅広パターン3aの
パターンの幅方向に中心C2と一致すると共に、積層部
3bの幅は、幅広パターン3aの一端部である根本部の
パターン幅の50%〜70%程度の幅で形成されてい
る。
【0016】更に、第2の導電パターン3は、ケーブル
部1b以外の基部1aにおいても印刷形成されており、
基部1aには、ここでは図示しないが、スイッチの接点
部、或いはLED、チップ型電気部品等の半田付けラン
ド部等からなる第2の導電パターン3が形成されてい
る。
部1b以外の基部1aにおいても印刷形成されており、
基部1aには、ここでは図示しないが、スイッチの接点
部、或いはLED、チップ型電気部品等の半田付けラン
ド部等からなる第2の導電パターン3が形成されてい
る。
【0017】そして、第1,第2の導電パターン2,3
の製造方法は、先ず、第1の印刷工程で、第2の導電パ
ターン3をフレキシブル絶縁基板1の基部1aとケーブ
ル部1bに印刷形成した後、第2の印刷工程で、フレキ
シブル絶縁基板1のケーブル部1bの一端から中央部側
にわたって第1の導電パターン2を印刷形成して、第1
と第2の印刷工程で製造するようになっている。この
時、第1の導電パターン2の幅狭パターンである積層部
2bが第2の導電パターン3の幅狭パターンである積層
部3b上に積層されるようなっている。
の製造方法は、先ず、第1の印刷工程で、第2の導電パ
ターン3をフレキシブル絶縁基板1の基部1aとケーブ
ル部1bに印刷形成した後、第2の印刷工程で、フレキ
シブル絶縁基板1のケーブル部1bの一端から中央部側
にわたって第1の導電パターン2を印刷形成して、第1
と第2の印刷工程で製造するようになっている。この
時、第1の導電パターン2の幅狭パターンである積層部
2bが第2の導電パターン3の幅狭パターンである積層
部3b上に積層されるようなっている。
【0018】これによって、第1と第2の導電パターン
2,3が互いに接続される積層部2b、3bにおいて
は、隣り合う積層部2b、3b間の間隔が大きくなっ
て、第1,第2の印刷工程で若干の印刷ズレが生じて
も、隣り合う第1,第2の導電パターン2,3が導通す
ることが無く、従って、第1,第2の導電パターン2,
3のピッチP1を小さくできて、狭ピッチ化が図れる。
2,3が互いに接続される積層部2b、3bにおいて
は、隣り合う積層部2b、3b間の間隔が大きくなっ
て、第1,第2の印刷工程で若干の印刷ズレが生じて
も、隣り合う第1,第2の導電パターン2,3が導通す
ることが無く、従って、第1,第2の導電パターン2,
3のピッチP1を小さくできて、狭ピッチ化が図れる。
【0019】また、フレキシブル絶縁基板1の一面に
は、ここでは図示しないが、フレキシブル絶縁基板1の
端部と、第1の導電パターン2の端部と、接点部、及び
半田付けランド部を除いて、第1,第2の導電パターン
2,3を覆うように絶縁性のレジスト層が設けられてい
る。
は、ここでは図示しないが、フレキシブル絶縁基板1の
端部と、第1の導電パターン2の端部と、接点部、及び
半田付けランド部を除いて、第1,第2の導電パターン
2,3を覆うように絶縁性のレジスト層が設けられてい
る。
【0020】このような構成により本発明のプリント配
線基板が形成されており、そして、このようなプリント
配線基板は、フレキシブル絶縁基板1の端部と第1の導
電パターン2の端部が外部回路(図示せず)に接続され
たコネクタ4に挿入されて、第1の導電パターン2の端
部がコネクタ4の接触部(図示せず)を介して外部回路
に接続されようになっている。
線基板が形成されており、そして、このようなプリント
配線基板は、フレキシブル絶縁基板1の端部と第1の導
電パターン2の端部が外部回路(図示せず)に接続され
たコネクタ4に挿入されて、第1の導電パターン2の端
部がコネクタ4の接触部(図示せず)を介して外部回路
に接続されようになっている。
【0021】また、プリント配線基板の外部回路への接
続は、上記のコネクタ4を用いる他に、ケーブル部1b
の端部には、外部回路を形成したプリント基板等からな
る回路基板が接着剤等により熱圧着されて、第1の導電
パターン2を外部回路に接続するようにしても良い。な
お、上記実施の形態においては、幅広パターン2a、3
aと積層部たる幅狭パターン2b、3bを段部を有する
階段状に形成したもので説明したが、本発明はこれに限
らず、導電パターン2,3の根本部から連続的に先細と
なるような(例えば、平面から見て三角形状をした)積
層部を形成し、両積層部同士を接続するようにしても良
い。
続は、上記のコネクタ4を用いる他に、ケーブル部1b
の端部には、外部回路を形成したプリント基板等からな
る回路基板が接着剤等により熱圧着されて、第1の導電
パターン2を外部回路に接続するようにしても良い。な
お、上記実施の形態においては、幅広パターン2a、3
aと積層部たる幅狭パターン2b、3bを段部を有する
階段状に形成したもので説明したが、本発明はこれに限
らず、導電パターン2,3の根本部から連続的に先細と
なるような(例えば、平面から見て三角形状をした)積
層部を形成し、両積層部同士を接続するようにしても良
い。
【0022】
【発明の効果】本発明のプリント配線基板において、第
1と第2の導電パターン2,3は互いに積層された積層
部2b、3bによって導通され、積層部2b、3bのパ
ターン幅は、その根本部のそれぞれの第1,第2の導電
パターン2,3のパターン幅より幅狭としたため、隣り
合う積層部2b、3b間の間隔を大きくできて、第1,
第2の印刷工程で若干の印刷ズレが生じても、隣り合う
第1,第2の導電パターン2,3が導通することが無
く、従って、第1,第2の導電パターン2,3のピッチ
P1を小さくできて、狭ピッチ化が図れると共に、小型
のプリント配線基板を提供できる。
1と第2の導電パターン2,3は互いに積層された積層
部2b、3bによって導通され、積層部2b、3bのパ
ターン幅は、その根本部のそれぞれの第1,第2の導電
パターン2,3のパターン幅より幅狭としたため、隣り
合う積層部2b、3b間の間隔を大きくできて、第1,
第2の印刷工程で若干の印刷ズレが生じても、隣り合う
第1,第2の導電パターン2,3が導通することが無
く、従って、第1,第2の導電パターン2,3のピッチ
P1を小さくできて、狭ピッチ化が図れると共に、小型
のプリント配線基板を提供できる。
【0023】また、積層部2b、3bのパターン幅は、
それぞれの第1,第2の導電パターン2,3の根本部に
おけるパターン幅の50%〜70%の幅を有すると共
に、積層部2b、3bのパターンの幅方向の中心と第
1,第2の導電パターンの幅方向の中心とを一致させた
状態で、積層部2b、3bが形成されたため、積層部2
b、3bの接続を確実に図ることができると共に、隣り
合う積層部2b、3b間の間隔を大きくできて、狭ピッ
チ化が図れる。
それぞれの第1,第2の導電パターン2,3の根本部に
おけるパターン幅の50%〜70%の幅を有すると共
に、積層部2b、3bのパターンの幅方向の中心と第
1,第2の導電パターンの幅方向の中心とを一致させた
状態で、積層部2b、3bが形成されたため、積層部2
b、3bの接続を確実に図ることができると共に、隣り
合う積層部2b、3b間の間隔を大きくできて、狭ピッ
チ化が図れる。
【0024】また、第1の導電材料は、導電粒子を熱硬
化性バインダ樹脂に分散して構成されると共に、第2の
導電材料は、導電粒子を熱可塑性バインダ樹脂に分散し
て構成されたため、ケーブル部1bの端部に形成された
第1の導電パターン2を機械的、及び熱的に強くできる
と共に、第2の導電材料により、フレキシブル絶縁基板
1の可撓性を損なうことのないプリント配線基板を提供
できる。
化性バインダ樹脂に分散して構成されると共に、第2の
導電材料は、導電粒子を熱可塑性バインダ樹脂に分散し
て構成されたため、ケーブル部1bの端部に形成された
第1の導電パターン2を機械的、及び熱的に強くできる
と共に、第2の導電材料により、フレキシブル絶縁基板
1の可撓性を損なうことのないプリント配線基板を提供
できる。
【0025】また、ケーブル部1bの端部がコネクタ4
に挿入されて、第1の導電パターン2がコネクタ4を介
して外部回路に接続されるようにしたため、第1の導電
パターン2は機械的強度が強く、従って、コネクタ4へ
の抜き差しの繰り返しによっても、第1の導電パターン
2の剥がれの無いものが得られる。
に挿入されて、第1の導電パターン2がコネクタ4を介
して外部回路に接続されるようにしたため、第1の導電
パターン2は機械的強度が強く、従って、コネクタ4へ
の抜き差しの繰り返しによっても、第1の導電パターン
2の剥がれの無いものが得られる。
【0026】また、ケーブル部1bの端部には、外部回
路を形成した回路基板が熱圧着されて、第1の導電パタ
ーン2が外部回路に接続されたため、第1の導電パター
ン2は耐熱性が高く、従って、熱圧着により他の回路基
板と接続する場合にも、第1の導電パターン2は断線す
ることが無く、確実に電気的な接続状態を得ることがで
きる。
路を形成した回路基板が熱圧着されて、第1の導電パタ
ーン2が外部回路に接続されたため、第1の導電パター
ン2は耐熱性が高く、従って、熱圧着により他の回路基
板と接続する場合にも、第1の導電パターン2は断線す
ることが無く、確実に電気的な接続状態を得ることがで
きる。
【図1】本発明のプリント配線基板の要部の平面図。
【図2】従来のプリント配線基板の要部の平面図。
1 フレキシブル絶縁基板 1a 基部 1b ケーブル部 2 第1の導電パターン 2a 幅広パターン 2b 積層部(幅狭パターン) 3 第2の導電パターン 3a 幅広パターン 3b 積層部(幅狭パターン) 4 コネクタ H1〜H4 パターン幅 P1 ピッチ C1,C2 中心
Claims (5)
- 【請求項1】 基部とこの基部から延びるケーブル部と
を有するフレキシブル絶縁基板と、複数が並設されて前
記ケーブル部に印刷形成された第1の導電材料からなる
第1の導電パターンと、前記基部に複数個が印刷形成さ
れ、前記第1の導電材料と異なる第2の導電材料からな
る第2の導電パターンとを備え、前記第1と第2の導電
パターンは互いに積層された積層部によって導通され、
前記積層部のパターン幅は、その根本部のそれぞれの前
記第1,第2の導電パターンのパターン幅より幅狭と
し、前記第1の導電パターンが前記フレキシブル絶縁基
板外の外部回路に接続可能としたことを特徴とするプリ
ント配線基板。 - 【請求項2】 前記積層部のパターン幅は、それぞれの
前記第1,第2の導電パターンの前記根本部における前
記パターン幅の50%〜70%の幅を有すると共に、積
層部のパターンの幅方向の中心と前記第1,第2の導電
パターンの幅方向の中心とを一致させた状態で、前記積
層部が形成されたことを特徴とする請求項1記載のプリ
ント配線基板。 - 【請求項3】 前記第1の導電材料は、導電粒子を熱硬
化性バインダ樹脂に分散して構成されると共に、前記第
2の導電材料は、導電粒子を熱可塑性バインダ樹脂に分
散して構成されたことを特徴とする請求項1、又は2記
載のプリント配線基板。 - 【請求項4】 前記ケーブル部の端部がコネクタに挿入
されて、前記第1の導電パターンが前記コネクタを介し
て前記外部回路に接続されるようにしたことを特徴とす
る請求項3記載のプリント配線基板。 - 【請求項5】 前記ケーブル部の端部には、前記外部回
路を形成した回路基板が熱圧着されて、前記第1の導電
パターンが前記外部回路に接続されたことを特徴とする
請求項3記載のプリント配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035446A JP2002246700A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035446A JP2002246700A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | プリント配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002246700A true JP2002246700A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18898883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001035446A Withdrawn JP2002246700A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002246700A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146664A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-07-28 | Casio Computer Co Ltd | 半田接続構造とそれを備えた表示装置 |
WO2019234841A1 (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | コニカミノルタ株式会社 | ケーブル付きフレキシブル回路及びその製造方法、並びにケーブル付きフレキシブル回路中間体 |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035446A patent/JP2002246700A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011146664A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-07-28 | Casio Computer Co Ltd | 半田接続構造とそれを備えた表示装置 |
WO2019234841A1 (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | コニカミノルタ株式会社 | ケーブル付きフレキシブル回路及びその製造方法、並びにケーブル付きフレキシブル回路中間体 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040514 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060809 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060904 |