JP2002245600A - 航空機地上走行誘導管制システム - Google Patents

航空機地上走行誘導管制システム

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JP2002245600A
JP2002245600A JP2001036108A JP2001036108A JP2002245600A JP 2002245600 A JP2002245600 A JP 2002245600A JP 2001036108 A JP2001036108 A JP 2001036108A JP 2001036108 A JP2001036108 A JP 2001036108A JP 2002245600 A JP2002245600 A JP 2002245600A
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guidance
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ground
route
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JP2001036108A
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English (en)
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Masakazu Kato
雅一 加藤
Atsushi Onozato
篤 小野里
Yoshinori Aoki
芳憲 青木
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 悪天候時や低視程時であっても、飛行場面を
走行する航空機や車両の位置を常に正確に把握して、適
切な誘導を行うようにする。 【解決手段】 中央装置38の管制サブシステム40
は、空港運用管理情報源50から空港運用に関する情報
を収集する。地上を走行する航空機10は、地上ビーコ
ン28との間で通信を行い、位置、航空機ID、種別、
方向、速度、ヘルスチェックなどの情報を送信し、LA
Nケーブル36を介して中央装置38の監視サブシステ
ム42へ送り、そこで移動物体の位置把握が行われる。
経路設定サブシステム44は、管制サブシステム40と
監視サブシステム42から送られてくる情報に基づい
て、最適な誘導経路を算出して設定する。設定された経
路情報は、誘導サブシステム46で誘導指示したり、航
空機等へ送信してディスプレー18上に画面表示するこ
とで、安全かつ確実に誘導することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機地上走行誘
導管制システムに係り、更に詳しくは、飛行場面を地上
走行する航空機を誘導管制する航空機地上走行誘導管制
(A−SMGC:Advanced−Surface
Movement Guidance Contro
l)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーダーなどを使った航空機の誘
導管制が行われているが、これは飛行中の航空機に対す
るものであって、飛行場に着陸した後、地上走行する航
空機に対して誘導管制を行うシステムは無かった。しか
し、空港が大型化し、航空便の増加に伴って発着便の間
隔が短くなると、常時飛行場面に居る航空機の数が多く
なってくるため、地上走行する航空機や車両を安全かつ
的確に誘導指示することにより、効率的な空港運営を行
う必要性に迫られている。特に、飛行中の航空機に対し
ては、機影位置と便名とを把握しながら誘導管制が行わ
れているが、着陸後の航空機に対しては便名把握までは
行われていなかった。そこで、現在では、例えば、空
港面レーダ(ASDE)からの情報の信号処理、埋め
込み型地上センサ(多地点)、GNSS−VHFデー
タリンク、あるいは、SSR−モードSのトランスポ
ンダなどを使うことによって、着陸後の航空機や地上を
走行する車両位置を把握する監視サブシステムが提案さ
れている。また、航空機や車両を誘導する誘導サブシス
テムとしては、地上埋め込み型の灯火を点灯/消灯させ
たり、路側に設置した表示板を用いて誘導することが提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな航空機の監視誘導システムにあっては、例えば、上
記の空港面レーダ(ASDE)からの情報を信号処理
して航空機や車両位置を把握する監視サブシステムの場
合、空港面レーダは、激しい降雨など悪天候に弱く、使
用できなくなるおそれがあり、安全性を重視する空港で
は採用し難いという問題があった。また、空港面レーダ
はゴーストが出ることがあるため、レーダ画像情報処理
を行って正しい物体検出処理を行わなければならず、手
間やコストがかかるという問題があった。また、上記
の埋め込み型地上センサを多地点に設ける場合は、走行
路にセンサを埋め込むと電源配線をしなければならない
上、航空機による踏圧や着陸時の衝撃に耐えて、センシ
ング機能が維持できるような埋め込み構造を工夫しなけ
ればならないという問題があった。さらに、上記のG
NSS−VHFデータリンクを用いるという提案につい
ては、現在は洋上管制等の上空飛行中に使われている
が、電波資源等の問題があるため空港内では使用されて
いない。また、上記のSSR−モードSのトランスポ
ンダを用いる提案については、現在は航空機の着陸進入
時に使用されているが、着陸以後は使用されていなかっ
た。仮に、上記〜を使って航空機等の位置が把握で
きたとしても、航空機の管制に必要な航空機ID、速
度、目的地、緊急機内情報などのような多様な情報を入
手することが困難であったため、的確な誘導管制が行え
ないという問題があった。特に、航空機IDは、連続追
跡による中央での情報処理が必要となるため、入手する
のが非常に難しい。また、従来の誘導サブシステムは、
灯火制御線が複雑化すると共に、視界の悪い低視程時に
おけるシステム稼動率は、灯火や表示板の視認性に依存
するため、低視程時に表示板で伝達できる情報には限り
があるという問題があった。本発明は、上記課題に鑑み
てなされたものであり、悪天候時や低視程時であっても
飛行場面を走行する航空機や車両の位置を常に正確に把
握して、適切に誘導管制することが可能であり、航空機
の踏圧や着陸時の衝撃や空港内における電波資源等の問
題を考慮する必要がなく、航空機の管制に必要な多様な
情報が入手可能な航空機地上走行誘導管制システムを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、飛行場面を地上走行する航空機を誘導管制する航空
機地上走行誘導管制システムであって、前記航空機は、
現在位置を検出する位置検出手段と、データの送受信を
行う通信手段と、受信した誘導管制情報を画面表示する
表示手段と、を具備し、前記航空機の走行路の路側帯に
所定間隔毎に配置され、前記航空機との間で近距離通信
を行ってデータをやり取りする複数個の近距離通信手段
と、前記各近距離通信手段と接続され、該近距離通信手
段を介して各航空機の位置、ID、方向などのデータを
取得し、これらに基づく誘導管制情報を作成して各航空
機へ送信する中央装置と、を備えていることを特徴とす
る。これによれば、航空機の位置検出手段によって現在
位置を検出し、通信手段によりデータを送受信し、表示
手段により受信した誘導管制情報を画面表示するように
する。また、航空機の走行路の路側帯には、複数の近距
離通信手段が所定間隔毎に配置され、航空機との間で近
距離通信を行って航空機の現在位置など管制に必要な情
報をやり取りし、中央装置は近距離通信手段を介して各
航空機の位置、ID、方向などの情報を取得して、これ
らに基づいて誘導管制情報を作成し、各航空機へ送信す
る。このため、悪天候時や低視程時であっても飛行場面
を走行する航空機の位置を常に正確に把握し、適切な誘
導管制を行うことが可能となり、航空機の踏圧や着陸時
の衝撃や空港内の電波資源等を考慮する必要がなく、管
制に必要な情報を各航空機から容易に入手することが可
能である。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の航空機地上走行誘導管制システムにおいて、前記飛行
場面に居る移動物体は、少なくとも現在位置を検出する
位置検出手段と、データを送受信する通信手段とを具備
し、前記中央装置は、空港の運用に関する情報を取得す
る管制手段と、飛行場面に居る移動物体の種類や位置等
を検出する監視手段と、各航空機の誘導経路を設定する
経路設定手段と、前記飛行場面の航空機を誘導指示する
誘導指示手段とを備えていることを特徴とする。これに
よれば、飛行場面に居る車両等の移動物体は、位置検出
手段で現在位置を検出し、通信手段でその現在位置デー
タを送信して、近距離通信手段を介して中央装置に集め
られ、監視手段により航空機や車両等の移動物体の種類
や位置等を把握し、管制手段により気象情報、航空機の
ダイヤ情報、運用支障情報など空港の運用に関する各種
情報を取得して、経路設定手段で各航空機の誘導経路設
定が行われ、その誘導経路情報を航空機等へ送信して表
示手段に表示したり、誘導指示手段を使って現場で航空
機等を誘導指示する。このため、航空機だけでなく、飛
行場面に居る車両も含めて最も適切な経路設定が可能と
なり、これに基づいて誘導指示手段で誘導指示したり、
航空機や車両に設けられた表示手段に画面表示を行っ
て、的確に誘導指示することができる。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の航空機地上走行誘導管制システムにおいて、
前記近距離通信手段は、狭域無線を使ってデータをやり
取りする無線ビーコンであることを特徴とする。これに
よれば、狭域無線を使ってデータをやり取りする無線ビ
ーコンを近距離通信手段としたため、空港内における電
波資源等の問題がほとんど生じない。請求項4に記載の
発明は、請求項1または2に記載の航空機地上走行誘導
管制システムにおいて、前記近距離通信手段は、可視光
や赤外線などの光を使ってデータをやり取りする光ビー
コンであることを特徴とする。これによれば、可視光や
赤外線などの光を使ってデータをやり取りする光ビーコ
ンを近距離通信手段としたため、空港内における電波資
源等の問題が生じない。請求項5に記載の発明は、飛行
場面を地上走行する航空機を誘導管制する航空機地上走
行誘導管制システムであって、前記航空機は、現在位置
を検出する位置検出手段と、データの送受信を行う通信
手段と、受信した誘導管制情報を画面表示する表示手段
と、を具備し、前記航空機との間で直接通信を行ってデ
ータをやり取りし、各航空機の位置、ID、方向などを
取得し、これらに基づく誘導管制情報を作成して各航空
機に送信する中央装置と、を備えていることを特徴とす
る。これによれば、航空機の位置検出手段によって現在
位置を検出し、通信手段によりデータを送受信し、表示
手段により受信した誘導管制情報を画面表示するように
する。また、中央装置は、航空機との間で直接通信を行
って各航空機の位置、ID、方向などのデータを取得し
て、これらに基づいて誘導管制情報を作成し、各航空機
へ送信する。このため、悪天候時や低視程時であっても
飛行場面を走行する航空機の位置を常に正確に把握し、
適切な誘導管制を行うことが可能となり、航空機の踏圧
や着陸時の衝撃等を考慮する必要がなく、管制に必要な
情報を各航空機から容易に入手することが可能である。
【0007】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の航空機地上走行誘導管制システムにおいて、前記飛行
場面に居る移動物体は、少なくとも現在位置を検出する
位置検出手段と、データを送受信する通信手段とを具備
し、前記中央装置は、航空機との間で直接通信を行う直
接通信手段と、空港の運用に関する情報を取得する管制
手段と、飛行場面に居る移動物体の種類や位置等を検出
する監視手段と、各航空機の誘導経路を設定する経路設
定手段と、前記飛行場面の航空機を誘導指示する誘導指
示手段とを備えていることを特徴とする。これによれ
ば、飛行場面に居る車両等の移動物体は、位置検出手段
で現在位置を検出し、通信手段でその現在位置データを
送信して、中央装置の直接通信手段で受信し、監視手段
により航空機や車両等の移動物体の種類および位置等を
把握し、管制手段により気象情報、航空機のダイヤ情
報、運用支障情報など空港の運用に関する各種情報を取
得して、経路設定手段で各航空機の誘導経路設定が行わ
れ、その誘導経路情報を航空機等へ送信して表示手段に
表示したり、誘導指示手段を使って現場で航空機等を誘
導指示する。このため、航空機だけでなく、飛行場面に
居る車両も含めて最も適切な経路設定が可能となり、こ
れに基づいて誘導指示手段で誘導指示したり、航空機や
車両に設けられた表示手段に画面表示を行って、的確に
誘導指示することができる。請求項7に記載の発明は、
請求項1〜6の何れか一項に記載の航空機地上走行誘導
管制システムにおいて、前記位置検出手段は、GPSア
ンテナとGPS受信器を用いていることを特徴とする。
これによれば、GPSアンテナとGPS受信器を用いて
位置検出手段を構成したため、現在位置データを非常に
精度良く、リアルタイムに得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態1に係る航空機
地上走行誘導管制システムの概略構成を説明するブロッ
ク図である。図1に示す航空機地上走行誘導管制システ
ムは、飛行場面を地上走行する航空機の誘導管制を行う
ものであり、航空機10には、GPS(グローバル・ポ
ジショニング・システム)衛星からの電波を受信して現
在位置を高精度に検出可能な位置検出手段としてのGP
Sアンテナ12とGPS受信器14とを備えている。さ
らに航空機10には、GPS受信器14で検出した位置
情報、航空機各部の状態をリアルタイムで知らせる航空
機状態各種センサ20からのセンサ情報、パイロット操
作器22で操作が行われたコマンド情報、あるいは、通
信手段としてのデータ送受信器24が受信した受信デー
タなどに基づいて情報処理を行う情報処理装置16を具
備しており、受信された誘導管制情報を表示手段として
のディスプレー18上に画面表示することにより、パイ
ロット等に確実に情報を伝えることができると共に、不
良視界に伴う周囲確認の負担軽減を図ることができる。
例えば、後述する中央装置38で設定された経路などの
誘導管制情報をディスプレー18上に画面表示して誘導
するようにしたため、悪天候などの低視程時であっても
各航空機を確実に誘導することができる。また、本実施
の形態1では、上記した航空機10と中央装置38との
間には、飛行場の走行路の路側帯に所定間隔毎に近距離
通信手段としての地上ビーコン28が複数個配置されて
おり、LANケーブル36を介して接続されている。こ
の地上ビーコン28に小電力型の狭域無線(DSRC)
を使い、さらに航空機ID付きで相互通信に用いるなら
ば、電波法上の制約など空港内における電波資源の問題
が生じ難くなり、さらに地上ビーコン28に可視光や赤
外線などを使う光ビーコンを用いるならば、電波資源の
問題は全く生じなくなる。なお、この地上ビーコンへの
電源供給は、実配線供給によるもの以外に、太陽光発電
とバッテリとを組み合わせることで配線不要とすること
も可能である。
【0009】図1は、狭域無線を用いた例であり、航空
機10のデータ送受信器24とアンテナ26、および、
地上ビーコン28の送受信器32とアンテナ30との間
で近距離通信が行われると、データ変換LANインター
フェース(I/F)34でデータ変換され、LANケー
ブル36を介して中央装置38のLANインターフェー
ス(I/F)48へ送信される。地上ビーコン28が光
ビーコンの場合は、アンテナ26,30に代えて、可視
光や赤外線等の送受光動作を行う光通信ポートを設ける
ようにすればよい。中央装置38は、ここでは管制手段
としての管制サブシステム40、監視手段としての監視
サブシステム42、経路設定手段としての経路設定サブ
システム44、誘導指示手段としての誘導サブシステム
46、および、LANI/F48などで構成されてい
る。管制サブシステム40は、空港運用管理情報源50
にアクセスして、気象台による気象情報、エアラインか
らの航空機のダイヤ情報、警察署や消防署等による事故
などの運用支障情報を収集したり、監視サブシステム4
2や経路設定サブシステム44からの情報に基づいて情
報処理が行われる。
【0010】監視サブシステム42は、LANI/F4
8で受信された航空機10からの位置情報、航空機I
D、進行方向などのデータを取得し、飛行場面に居る航
空機便名や位置等を検出するものである。また、航空機
以外の空港車両等の移動物体に、図1の航空機10と同
様のGPSアンテナ、GPS受信器、情報処理装置、デ
ータ送受信器、アンテナ、およびディスプレーなどを具
備させることで、地上ビーコンを介して中央装置38が
各車両の種類や位置等を把握することが可能となる。経
路設定サブシステム44は、着陸してくる航空機や地上
を移動する空港車両にはそれぞれ出発地と目的地とがあ
り、どのような経路で誘導するのが最も安全で、効率良
く移動できるのかを演算処理して経路を設定するもので
ある。すなわち、設定経路は、できるだけ最短で、他の
移動物体と交叉しないようにすることが望ましい。誘導
サブシステム46は、経路設定サブシステム44で設定
された経路に基づいて、飛行場面に居る航空機や車両に
対してストップバー(赤色灯)や誘導灯(青色灯)、あ
るいは、表示器等を使って現場で誘導指示するものであ
る。また、これと並行して、LANI/F48や地上ビ
ーコン28を介して、無線で航空機や車両に誘導経路情
報を送信し、ディスプレー18等に画面表示させること
により誘導指示が行われる。その際、地上ビーコン28
から航空機10に空港IDが送られると、航空機10側
ではこれに基づいて機上に内蔵している空港別の地図情
報を選択して、ディスプレー18上に表示させる。空港
ID以外に送られる情報としては、走行経路、停止命
令、コンフリクト対象機の位置等があり、これらの走行
情報を上記した地図の上にグラフィク表示させる。
【0011】図2は、図1の地上ビーコンの設置状況例
を示した図であり、飛行場面の走行路52の路側帯に沿
って所定間隔毎に地上ビーコン28a,28b,・・・
が設置され、航空機が10a→10bに移動するのに伴
って、近距離通信を行う地上ビーコンも28a→28b
のように変化しながら通信が継続される。次に、動作に
ついて説明する。まず、中央装置38の管制サブシステ
ム40は、空港運用管理情報源50にアクセスして、エ
アラインの運行ダイヤと共に、航空機ID、発着地点、
時刻などを収集する。また、経路設定サブシステム44
も空港運用管理情報源50から同様の情報収集が行われ
る。これと並行して、着陸後に飛行場面で地上走行する
航空機10は、近距離通信を使って地上ビーコン28か
ら質問信号が発せられると、その応答として機上の情報
である航空機位置、航空機ID、種別、方向、速度、お
よびGPSセンサの動作チェック(ヘルスチェック)情
報などを地上ビーコン28に送信する。地上ビーコン2
8へ送信されたこれらの情報は、リアルタイムでLAN
ケーブル36を介して中央装置38の監視サブシステム
42へ送られ、監視サブシステム42から更に管制サブ
システム40と経路設定サブシステム44へ送られる。
また、地上ビーコン28から航空機へは、後述するよう
に空港ID、経路設定情報、管制情報等が送信される。
【0012】管制サブシステム40では、上記した監視
サブシステム42から送られてくる航空機の位置、航空
機ID、種別、方向、速度、ヘルスチェック情報と、エ
アラインの運行ダイヤに基づく航空機ID、発着地点、
時刻などの情報と、気象台から送られてくる視程、雲
高、風力、風向、ダウンシェア予報などの情報を収集す
る。さらに、管制サブシステム40は、メンテナンス車
両や緊急車両などから航空機無線を使って、運用支障情
報や事故情報などの報告があると、飛行場面に入場する
許可を与えると共に、経路設定サブシステム44に対し
て同様の入場申請や運用支障情報、事故情報を航空機無
線で送信する。また、経路設定サブシステム44では、
上記した監視サブシステム42から送られてくる航空機
の位置、航空機ID、種別、方向、速度、ヘルスチェッ
ク情報と、エアラインの運行ダイヤに基づく航空機I
D、発着地点、時刻などの情報に基づいて演算処理が行
われ、最適な誘導経路を算出して設定する。このように
設定された経路情報は、経路設定サブシステム44から
管制サブシステム40に対して、移動物体(航空機・車
両)毎の経路、コンフリクト(衝突)警報、ID、位
置、速度、方向、ダイヤ、接近航空機や介入応答情報な
どを送ると共に、誘導サブシステム46に対して走行進
路指示、競合航空機(他機)表示、緊急警報等を送信す
ることにより、飛行場面に設けられたストップバー(赤
色灯)や誘導灯(青色灯)、あるいは、表示器を使って
航空機や車両に対して誘導指示が行われる。誘導サブシ
ステム46から経路設定サブシステム44へは、ストッ
プバー、誘導灯、表示器などの点灯状態のヘルスチェッ
ク結果を応答する。また、誘導サブシステム46は、L
ANI/F48、地上ビーコン28を介して、走行進路
指示、競合航空機(他機)表示、進路が競合する航空機
との優先関係、空港内の走行制限等の情報、あるいは、
緊急警報等の誘導管制情報等を航空機10へ送信し、デ
ィスプレー18上に画面表示することにより、悪天候や
低視程時であっても航空機を安全かつ確実に誘導するこ
とができる。
【0013】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、悪天候時や低視程時であっても飛行場面を走行す
る各航空機がGPSなどを用いて自分の位置を正確に検
出して中央装置へ送信し、集められた情報に基づいて最
適経路を設定した後、各航空機等に誘導管制情報として
送信して、ディスプレーに画面表示するので、安全かつ
確実に航空機を誘導することができる。また、本実施の
形態1によれば、地上ビーコンと中央装置とがLANケ
ーブルのような実回線で結ばれているので、信頼性の高
い情報伝送が可能である。その上、地上ビーコンは、走
行路の路側帯に所定間隔毎に配置されているので、航空
機の踏圧や着陸時の衝撃等を考慮する必要がなくなり、
航空機の位置をビーコンと航空機との接続状態、およ
び、航空機のGPS情報の2つを使って二重に確認でき
ることから、より信頼性の高い位置確認が行える。さら
に、本実施の形態1によれば、航空機だけでなく、車両
もGPSなどを搭載して自分の位置を検出し、地上ビー
コンに送信するようにしたので、飛行場面に居る航空機
と車両を含めた最適経路が設定可能となり、これに基づ
いて適切に誘導指示することができる。また、地上ビー
コンと航空機との間で、狭域無線や光通信を使って近距
離通信を行うので、空港内における電波資源等の問題を
心配する必要がなくなる。
【0014】(実施の形態2)図3は、実施の形態2に
係る航空機地上走行誘導管制システムの概略構成を説明
するブロック図である。本実施の形態2の特徴的な構成
は、上記実施の形態1で中央装置38がLANケーブル
36を介して複数の地上ビーコン28と接続され、航空
機10と近距離通信で結ばれているのに対し、航空機1
0と中央装置64とが空港内無線電話で直接結ばれてい
るという点にある。なお、図3において、図1と同一物
または相当物を用いた構成部分には、同一符号を付し
て、重複説明を省略する。図3に示すように、中央装置
64側には、大きなアンテナ60とデータ送受信器62
とが設けられ、飛行場面に居る航空機10との間で直接
空港内無線電話でデータがやり取りされるので、地上側
の設備が一層簡略化された航空機地上走行誘導管制シス
テムが実現できる。図4は、図3の航空機地上走行誘導
管制システムを説明する飛行場面における斜視図であ
る。図4に示すように、空港内の飛行場面70には、航
空機10c〜10hや空港関係車両が走行する走行路5
2が縦横に走っている。着陸後の航空機は、走行路52
を自力走行してターミナルビル72のエプロン74に設
けられた所定のゲートのボーディングブリッジ(搭乗
橋)まで誘導指示され、航空機10hのように駐機させ
る。航空機や空港関係車両への誘導指示は、図3に示し
た中央装置64が機器室76に隣接する管制塔78内に
設置されていて、空港内無線電話のアンテナ60から直
接各航空機や車両との間で無線通信が行われる。航空機
から管制塔78の中央装置へは、航空機ID、目的地、
GPS位置情報、走行速度、乗員数、緊急機内情報等の
航空機情報が送信され、管制塔78から航空機へは、空
港ID、走行経路、停止命令、コンフリクト対象機の位
置等の走行情報などを送信して、機内のディスプレー1
8にグラフィック表示して誘導指示が行われる。図4で
は、図示していないが、管制塔78の中央装置と空港関
係車両との間も空港内無線電話を使って各種情報がやり
取りされ、誘導指示が行われる。本実施の形態2の動作
は、空港内無線電話を使って直接情報を送受信する動作
以外は、上記実施の形態1とほぼ同様であるので、ここ
では説明を省略する。
【0015】以上説明したように、本実施の形態2によ
れば、悪天候時や低視程時であっても飛行場面を走行す
る各航空機がGPSなどを用いて自分の位置を正確に検
出して中央装置へ直接送信し、収集された各種情報に基
づいて最適経路を設定して、各航空機や車両等に誘導管
制情報として送信し、ディスプレーに画面表示するよう
にしたので、安全かつ確実に航空機や車両を誘導するこ
とができる。また、本実施の形態2によれば、航空機や
車両と中央装置とが直接空港内無線電話で結ばれている
ので、地上側の通信設備や配線等を少なくすることがで
きる。さらに、本実施の形態2によれば、航空機だけで
なく、車両もGPSなどの位置確認手段を搭載して自分
の位置を検出し、空港内無線電話を使って直接送信する
ようにしたので、飛行場面に居る航空機と車両を含めた
最適経路が設定可能となり、これに基づいて適切な誘導
指示を行うことができる。なお、上記した実施の形態1
および2では、位置検出手段として、GPSアンテナと
GPS受信器を用いて実施しているが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、これ以外の位置検出手段を用
いても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、航空機の位置検出手段によって現在位置
を検出し、通信手段によりデータを送受信して、受信し
た誘導管制情報を表示手段に画面表示を行う。また、航
空機の走行路の路側帯には、複数の近距離通信手段が所
定間隔毎に配置されていて、航空機との間で近距離通信
を行い、航空機の現在位置など管制に必要な情報をやり
取りすることで、中央装置が各航空機の位置、ID、方
向などのデータを取得し、これらに基づいて誘導管制情
報を作成して各航空機へ送信するようにしたので、悪天
候時や低視程時でも飛行場面を走行する航空機の位置を
常に正確に把握して、適切な誘導管制を行うことができ
る。その上、航空機の踏圧や着陸時の衝撃や空港内の電
波資源等を考慮する必要がなく、管制に必要な情報も各
航空機から容易に入手することができる。請求項2に記
載の発明によれば、飛行場面に居る車両等の移動物体
は、位置検出手段で現在位置を検出し、通信手段でその
現在位置データを送信すると、近距離通信手段を介して
中央装置で受信し、監視手段により航空機や車両等の移
動物体の種類および位置等を検出すると共に、管制手段
により気象情報、航空機のダイヤ情報、運用支障情報な
ど空港の運用に関する各種情報を取得して、経路設定手
段で各航空機の誘導経路設定を行い、その誘導経路情報
を航空機等へ送信して表示手段に表示させたり、誘導指
示手段を使って飛行場面の航空機等を誘導指示するよう
にするので、航空機だけでなく、飛行場面に居る車両と
の位置関係も含めて最も適切な経路を設定することが可
能となり、これに基づいて誘導指示手段で誘導指示した
り、誘導管制情報を各航空機等へ送って表示手段に画面
表示することにより的確に誘導指示することができる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、狭域無線
を使ってデータをやり取りする無線ビーコンを近距離通
信手段としたので、空港内における電波資源等の問題が
少なくて済む。請求項4に記載の発明によれば、可視光
や赤外線などの光を使ってデータをやり取りする光ビー
コンを近距離通信手段として用いたので、空港内におけ
る電波資源等の問題が生じない。請求項5に記載の発明
によれば、航空機の位置検出手段により現在位置を検出
し、通信手段によりデータを送受信すると共に、受信し
た誘導管制情報を表示手段に画面表示し、中央装置は、
航空機との間で直接通信を行って各航空機の位置、I
D、方向などのデータを取得し、これらに基づいて誘導
管制情報を作成して各航空機へ送信するので、悪天候時
や低視程時であっても飛行場面を走行する航空機の位置
を常に正確に把握して、適切な誘導管制を行うことが可
能であり、航空機の踏圧や着陸時の衝撃等を考慮する必
要がない上、管制に必要な情報を各航空機から容易に入
手することができる。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、飛行場面
に居る車両等の移動物体は、位置検出手段で現在位置を
検出し、通信手段でその現在位置データを送信すると、
中央装置の直接通信手段で受信し、監視手段により航空
機や車両等の移動物体の種類および位置等を検出すると
共に、管制手段により気象情報、航空機のダイヤ情報、
運用支障情報など空港の運用に関する各種情報を取得し
て、経路設定手段で各航空機の誘導経路設定を行い、そ
の誘導経路情報を航空機等へ送信して表示手段に表示さ
せたり、誘導指示手段を使って飛行場面の航空機等を誘
導指示するようにするので、航空機だけでなく、飛行場
面に居る車両との位置関係も含めて最も適切な経路が設
定可能となり、これに基づいて誘導指示手段で誘導指示
したり、誘導管制情報を各航空機等へ送って表示手段に
画面表示することでより的確な誘導指示を行うことがで
きる。請求項7に記載の発明によれば、GPSアンテナ
とGPS受信器を用いて位置検出手段を構成したので、
現在位置データを非常に精度良く、リアルタイムに得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係る航空機地上走行誘導管制
システムの概略構成を説明するブロック図である。
【図2】図1の地上ビーコンの設置状況例を示した図で
ある。
【図3】本実施の形態2に係る航空機地上走行誘導管制
システムの概略構成を説明するブロック図である。
【図4】図3の航空機地上走行誘導管制システムを説明
する飛行場面における斜視図である。
【符号の説明】
10,10a〜10h 航空機、 12 GPSアンテナ、 14 GPS受信器、 16 情報処理装置、 18 ディスプレー、 20 航空機状態各種センサ、 22 パイロット操作器、 24 データ送受信器、 26 アンテナ、 28,28a,28b 地上ビーコン、 30 アンテナ、 32 送受信器、 34 データ変換LANインターフェース(I/
F)、 36 LANケーブル、 38 中央装置、 40 管制サブシステム、 42 監視サブシステム、 44 経路設定サブシステム、 46 誘導サブシステム、 48 LANインターフェース(I/F)、 52 走行路、 60 アンテナ、 62 データ送受信器、 64 中央装置、 70 飛行場面、 72 ターミナルビル、 74 エプロン、 76 機器室、 78 管制塔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 芳憲 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 Fターム(参考) 5H180 AA26 BB15 CC02 CC12 FF05 FF13 FF22 FF32 5J062 AA05 BB03 CC07 5J070 AD01 AF01 AK22 BC06 BD10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛行場面を地上走行する航空機を誘導管
    制する航空機地上走行誘導管制システムであって、 前記航空機は、 現在位置を検出する位置検出手段と、 データの送受信を行う通信手段と、 受信した誘導管制情報を画面表示する表示手段と、 を具備し、 前記航空機の走行路の路側帯に所定間隔毎に配置され、
    前記航空機との間で近距離通信を行ってデータをやり取
    りする複数個の近距離通信手段と、 前記各近距離通信手段と接続され、該近距離通信手段を
    介して各航空機の位置、ID、方向などのデータを取得
    し、これらに基づく誘導管制情報を作成して各航空機へ
    送信する中央装置と、 を備えていることを特徴とする航空機地上走行誘導管制
    システム。
  2. 【請求項2】 前記飛行場面に居る移動物体は、少なく
    とも現在位置を検出する位置検出手段と、データを送受
    信する通信手段とを具備し、 前記中央装置は、空港の運用に関する情報を取得する管
    制手段と、飛行場面に居る移動物体の種類や位置等を検
    出する監視手段と、各航空機の誘導経路を設定する経路
    設定手段と、前記飛行場面の航空機を誘導指示する誘導
    指示手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の航空機地上走行誘導管制システム。
  3. 【請求項3】 前記近距離通信手段は、狭域無線を使っ
    てデータをやり取りする無線ビーコンであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の航空機地上走行誘導管
    制システム。
  4. 【請求項4】 前記近距離通信手段は、可視光や赤外線
    などの光を使ってデータをやり取りする光ビーコンであ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の航空機地
    上走行誘導管制システム。
  5. 【請求項5】 飛行場面を地上走行する航空機を誘導管
    制する航空機地上走行誘導管制システムであって、 前記航空機は、 現在位置を検出する位置検出手段と、 データの送受信を行う通信手段と、 受信した誘導管制情報を画面表示する表示手段と、 を具備し、 前記航空機との間で直接通信を行ってデータをやり取り
    し、各航空機の位置、ID、方向などを取得し、これら
    に基づく誘導管制情報を作成して各航空機に送信する中
    央装置と、 を備えていることを特徴とする航空機地上走行誘導管制
    システム。
  6. 【請求項6】 前記飛行場面に居る移動物体は、少なく
    とも現在位置を検出する位置検出手段と、データを送受
    信する通信手段とを具備し、 前記中央装置は、航空機との間で直接通信を行う直接通
    信手段と、空港の運用に関する情報を取得する管制手段
    と、飛行場面に居る移動物体の種類や位置等を検出する
    監視手段と、各航空機の誘導経路を設定する経路設定手
    段と、前記飛行場面の航空機を誘導指示する誘導指示手
    段とを備えていることを特徴とする請求項5に記載の航
    空機地上走行誘導管制システム。
  7. 【請求項7】 前記位置検出手段は、GPSアンテナと
    GPS受信器を用いていることを特徴とする請求項1〜
    6の何れか一項に記載の航空機地上走行誘導管制システ
    ム。
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