JP2002220314A - 根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末 - Google Patents

根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末

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JP2002220314A JP2001050633A JP2001050633A JP2002220314A JP 2002220314 A JP2002220314 A JP 2002220314A JP 2001050633 A JP2001050633 A JP 2001050633A JP 2001050633 A JP2001050633 A JP 2001050633A JP 2002220314 A JP2002220314 A JP 2002220314A
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正雄 安蒜
Kimihiko Sato
公彦 佐藤
Shinichi Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の根管充填用シーラーとして用いられる
歯科用グラスアイオノマーセメント粉末の封鎖性,生体
親和性を有しながら、根管の再治療が必要なときには容
易に根管から取り除くことが可能な根管充填用グラスア
イオノマー系シーラー用粉末を提供する。 【既決手段】 根管充填用グラスアイオノマー系シーラ
ー用粉末を、フルオロアルミノシリケートガラス粉末
に、ミツロウ,ポリイソプレン,ポリイソプレン共重合
体,ポリスチレン,天然ガッタパーチャ,カルナバワッ
クス,カスターワックス,セラック,ダンマルゴム,コ
ーパルゴムのようなポリカルボン酸と反応しないポリマ
ー及び/又は珪藻土、タルク、パーライトのようなポリ
カルボン酸と反応しない無機充填材を配合させて構成す
る。その配合量は2〜70重量%が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科の根管治療に於い
て根管内に充填されたガッタパーチャポイントと根管壁
との隙間を封鎖するためにポリカルボン酸水溶液と反応
させて根管充填用シーラーに使用する根管充填用グラス
アイオノマー系シーラー用粉末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯髄疾患や根尖歯周疾患の歯科治療を行
うに際し、抜髄後の根管内に材質的に安定な物質を充填
し、根管内の空隙を封鎖し根管と歯周組織や、根管と口
腔との間の感染経路を遮断する根管治療が行われてい
る。この処置を行う際に現在最も多く用いられている方
法は、抜髄後の根管内にガッタパ−チャと酸化亜鉛とを
主成分とするガッタパーチャポイントと呼ばれる細い針
状の根管充填材を充填し、セメントなどで封鎖する方法
である。このガッタパーチャポイントを用いた根管の充
填方法は、複数のガッタパーチャポイントを順次根管内
に充填する側方加圧充填法と呼ばれる方法が一般的に行
われている。このとき、ガッタパーチャポイントを根管
内に緻密に充填することが必要であるが、ガッタパーチ
ャポイントは根管壁に対する密着性が不充分であるの
で、ガッタパーチャポイントに根管充填用シーラーと呼
ばれる材料を塗布してから根管内に充填し根管壁とガッ
タパーチャポイントとの隙間を埋めて封鎖性を高める方
法が行われている。
【0003】この根管充填用シーラーとして現在広く使
用されているものは、酸化亜鉛とユージノールとを主成
分とした材料である。しかし、酸化亜鉛・ユージノール
系の根管充填用シーラー組成物は、根管壁とガッタパー
チャポイントとの隙間を埋めることはできるが、根管壁
及びガッタパ−チャ−ポイント双方に対する接着性がな
いことから臨床に於ける根管の封鎖性が充分ではないと
いう欠点があった。また、ユージノールは生体に対する
為害作用があり、安全性に問題があった。
【0004】一方、歯科の充填治療や合着に用いられて
いる歯科用グラスアイオノマーセメントを根管充填用シ
ーラー組成物として利用した製品も販売されているが、
この根管充填用シーラーとして用いられる歯科用グラス
アイオノマーセメントは、歯牙に対する接着力があり、
またガッタパーチャポイントとも接着することから根管
の封鎖性に優れ、更に生体親和性が高いことから安全性
にも優れている。しかし、次に述べる理由により一般に
は殆ど使用されていない。
【0005】一般的に根管は複雑な形状をしており、歯
牙の種類によっては1歯当り3〜4本の根管が存在し、
しかもその形状も扁平状,樽状,湾曲状など個々の歯牙
により種々様々であるため、前述のようにガッタパーチ
ャポイントと根管充填用シーラーとを用いて治療を行っ
ても根管の隅々まで完全に密封し細菌の侵入を防止する
ことは難しく、細菌等の侵入により歯痛や歯肉の腫れが
起きてしまうことがあった。このような場合、根管治療
を再度やり直すことが必要となり、その場合には根管に
充填されているガッタパーチャポイント及び根管充填用
シーラーをリーマーやファイルで取り除き、再度前記側
方加圧充填法等を用いてガッタパーチャポイントを充填
し直すのである。しかし、根管充填用シーラーとして用
いられるグラスアイオノマーセメントを用いた場合は、
ガッタパーチャポイント及び歯質との接着性が高く、ま
た強度が高い(圧縮強さは110MPa程度、酸化亜鉛
・ユージノール系の根管充填用シーラー組成物の圧縮強
さは10〜30MPa程度)ことからリーマーやファイ
ルを使用して切削しながら除去することが非常に難し
く、ガッタパーチャポイントの除去を諦めて抜歯せねば
ならないことがあったのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、前記
した従来技術の欠点を解消するため従来のグラスアイオ
ノマーセメントの優れた封鎖性や生体親和性を有しなが
ら、根管の再治療が必要なときには容易に根管から取り
除くことが可能な根管充填用シーラーに使用する根管充
填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、グラスアイオノマー
セメントの硬化後の強度をリーマーやファイルで切削・
除去が可能な程に低下させておくと、グラスアイオノマ
ーセメントの優れた封鎖性や生体親和性を保ちながら再
度根管治療を行うときにはリーマーやファイルで容易に
切削・除去できる根管充填用シーラーに使用する根管充
填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末を提供できる
ことを究明して本発明を完成したのである。
【0008】即ち、本発明に係る根管充填用グラスアイ
オノマー系シーラー用粉末は、フルオロアルミノシリケ
ートガラス粉末に、ポリカルボン酸と反応しないポリマ
ー及び/又はポリカルボン酸と反応しない無機充填材が
配合されていることを特徴とするものであり、従来の根
管充填用シーラーとして用いられる歯科用グラスアイオ
ノマーセメントの粉末と同様に水の存在下でポリアクリ
ル酸と反応して重合させて使用する。またこの時、フル
オロアルミノシリケートガラス粉末に、ポリカルボン酸
と反応しないポリマー及び/又はポリカルボン酸と反応
しない無機充填材が2〜70重量%配合されていること
が好ましく、ポリカルボン酸と反応しないポリマーの少
なくとも一種が、ミツロウ,ポリイソプレン,ポリイソ
プレン共重合体,ポリスチレン,天然ガッタパーチャ,
カルナバワックス,カスターワックス,セラック,ダン
マルゴム,コーパルゴムから選ばれる少なくとも1種の
ポリマーであったり、更にポリカルボン酸と反応しない
無機充填材が、珪藻土、タルク、パーライトから選ばれ
る少なくとも1種であったりするとより好ましいことも
究明したのである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る根管充填用グラスア
イオノマー系シーラー用粉末に使用するフルオロアルミ
ノシリケートガラス粉末としては、一般的に歯科用グラ
スアイオノマーセメントに使用されているフルオロアル
ミノシリケートガラス粉末が使用される。中でも、その
主な組成として、ガラスの総重量に対してAl3+:10
〜25重量%、Si4+:5〜30重量%、F-:1〜3
0重量%、Sr2+:0〜20重量%、Ca2+:0〜20
重量%、アルカリ金属イオン(Na+、K+等):0〜1
0重量%であり、これらを含む原料を混合・溶融した
後、冷却・粉砕し平均粒径0.02〜20μm程度の粉
末に調製して作製されたものが好ましい。
【0010】そして、本発明に係る根管充填用グラスア
イオノマー系シーラー用粉末に使用されるポリカルボン
酸と反応しないポリマーとしては、セルロース等の天然
ポリマーや合成ポリマーを示すことができる。更に詳細
に述べると、天然ポリマーとしては、例えばセルロース
アセテート,セルロイド,カルボキシメチルセルロー
ス,エチルセルロース,酢酸セルロース,プロピオンセ
ルロース,硝酸セルロース等の水不溶性のセルロースが
適しており、その他の天然ポリマーとしては、ミツロ
ウ,デンプン,天然ガッタパーチャ,ケラチン,カルナ
バワックス,カスターワックス,セラック,アラビアゴ
ム,エステルガム,ダンマルゴム,ガゼイン,コーパル
ゴム,木ロウ,ロジン,天然ゴム等が使用可能である。
【0011】また合成ポリマーとしては、ポリイソプレ
ン,ポリブタジエン,ポリブチル,ポリクロロプレン,
アクリルゴム,ヒドリンゴム,ウレタンゴム,多硫化ゴ
ム,シリコーンゴム,フッ素ゴム等のゴム系ポリマー及
びその共重合体、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ
ブチレン等のオレフィン系ポリマー及びその共重合体、
ポリ(メタ)アクリル酸等のアクリル系ポリマー及びそ
の共重合体、ポリスチレン,アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体,プタジエン−スチレン共重合体,ABSポ
リマー等のスチレン系ポリマー及びその共重合体、ポリ
塩化ビニリデン,ポリ塩素化塩化ビニル,プロピレン塩
ビ共重合体等のビニル系ポリマー及びその共重合体、ナ
イロン6,ナイロン66,ナイロン610,ナイロン6
12,ナイロン11,ナイロン12,ナイロン46等の
アミド系ポリマー、ポリエチレンテレフタレート等の不
飽和ポリエステル樹脂、テトラフルオロエチレン,トリ
フルオロエチレン,ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系
ポリマー及びその共重合体、その他ポリカーボネート,
ポリアセタール,ポリエーテルスルホン,ポリフェニレ
ンオキシド,ポリフェニレンスルファイド,ポリスルホ
ンとその共重合体を挙げることができる。これらのポリ
カルボン酸と反応しないポリマーは1種でも2種以上を
混合して用いてもよく、各々の共重合体を用いてもよ
い。
【0012】ポリカルボン酸と反応しない無機充填材と
しては、生体に対して為害作用を示さなければ特に限定
されないが、通常歯科材料で使用されている石英,クリ
ストバライト,珪藻土,溶融石英,二酸化チタン,ヒュ
ームドシリカ,タルク,パーライト等の無機充填材が適
しており、中でも比較的に無機充填材自体が柔らかい珪
藻土,タルク,パーライトが適している。
【0013】ポリカルボン酸と反応しないポリマー及び
/又はポリカルボン酸と反応しない無機充填材は、硬化
後の根管充填用シーラー組成物の圧縮強さが10〜70
MPaとなるようにその種類によってフルオロアルモノ
シリケートガラス粉末中に2〜70重量%の配合範囲で
配合させることが好ましい。圧縮強さが10MPa未満
では歯質やガッタパーチャポイントとの接着性が劣る傾
向があり、70MPaを超えるとリーマーやファイルで
切削して除去することが難しくなる。配合量が2重量%
未満では硬化後の根管充填用シーラーの強度を低下させ
る効果を得難くなる傾向があり、70重量%を超えると
歯質やガッタパーチャポイントに対する接着性が劣って
封鎖性が悪化する傾向がある。なお、根管充填後の歯牙
には強度の高い歯科補綴物が構築されるため根管充填用
シーラー組成物には高い強度は必要なく、実際に現在広
く使用されている酸化亜鉛・ユージノール系の根管充填
用シーラー組成物の強度は圧縮強さで10〜30MPa
程度である。従って、本発明に係る根管充填用グラスア
イオノマー系シーラー用粉末を用いた根管充填用シーラ
ーの強度は、根管充填用シーラーとして充分機能できる
ものである。
【0014】ポリカルボン酸と反応しないポリマーは、
根管内で安定であれば粉末状,液状の何れの形態でも良
いが、粉末状の場合は歯科用充填材として一般に用いら
れている平均粒径が0.1〜30μmのポリマー粉末で
あることが好ましい。ポリカルボン酸と反応しない無機
充填材の形状も、前記強度を得るものであれば特に限定
されないが、歯科用充填材として一般に用いられている
平均粒径が0.02〜30μmの無機粉末を使用するこ
とが好ましい。
【0015】ゴム系のポリマー等、粉末状に加工し難く
フルオロアルミノシリケートガラス粉末への配合が難し
いポリマーは、ゴム状ポリマー中にフルオロアルミノシ
リケートガラス粉末やポリカルボン酸と反応しない無機
充填材を充填・混合した後に粉砕して粉末状としたもの
をフルオロアルミノシリケートガラス粉末に配合して使
用することも可能である。
【0016】本発明に係る根管充填用グラスアイオノマ
ー系シーラー用粉末を使用した根管充填用シーラーは、
従来の酸化亜鉛・ユージノール系根管充填用シーラー組
成物と同程度又はそれより僅かに大きい強度であること
から再度根管治療が必要となった場合には根管内からリ
ーマーやファイルを用いて容易に除去することが可能で
ある。更に、ポリカルボン酸と反応しないポリマーとし
て特定のポリマーを用いて根管から除去する際にはその
ポリマーを溶解する溶剤でそのポリマーを溶解できるよ
うにすれば、更に根管充填用シーラーの強度を下げた状
態で根管内からの除去を容易にすることができるのでよ
り好ましい。例えば、ミツロウはクロロホルムに可溶で
あり、ポリイソプレン,ポリイソプレン共重合体,ポリ
スチレン,天然ガッタパーチャはクロロホルム,ユーカ
リオイル,リモネン,キシレン等に可溶である。また、
カルナバワックス,カスターワックスはクロロホルム,
エタノール,エーテル,リモネン,ユーカリオイルに可
溶であり、セラックはアルコールやエステル類に可溶で
あり、ダンマルゴムはクロロホルム,ベンゼン,エーテ
ル可溶でありに、コーパルゴムはアルコールに可溶であ
るため、これらのポリマーと溶剤とを用いることが可能
である。
【0017】本発明に係る根管充填用グラスアイオノマ
ー系シーラー用粉末は、従来の根管充填用シーラーとし
て用いられる歯科用グラスアイオノマーセメントの粉末
と同様に水の存在下でポリカルボン酸と反応させて重合
し使用する。この時用いられるポリカルボン酸として
は、一般的な歯科用グラスアイオノマーセメントに使用
されているポリカルボン酸であるα-β不飽和モノカル
ボン酸或いはα-β不飽和ジカルボン酸の重合体を使用
する。具体的にはアクリル酸,メタアクリル酸,2−ク
ロロアクリル酸,3−クロロアクリル酸,アコニット
酸,メサコン酸,マレイン酸,イタコン酸,フマール
酸,グルタコン酸,シトラコン酸等の重量平均分子量が
5000〜40000の共重合体又は単独重合体であ
る。
【0018】フルオロアルミノシリケートガラス粉末に
ポリカルボン酸と反応しないポリマー及び/又はポリカ
ルボン酸と反応しない無機充填材が配合されている本発
明に係る根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉
末は、ポリカルボン酸の水溶液と重量比で3:1〜1:
3の範囲で混合して通常の根管充填用シーラー組成物と
同様に使用する。
【0019】そして、本発明に係る根管充填用グラスア
イオノマー系シーラー用粉末には、その特性を害さない
範囲で従来の歯科用グラスアイオノマーセメントの粉末
に配合されている抗菌剤、X線造影剤、着色剤、可塑剤
等を添加しても良いのは勿論である。中でも着色剤によ
る着色は根管内から取り除く際に歯牙との識別が容易に
なるので切削・除去が行い易くなるので好ましい。
【0020】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこれ等実施
例に限定されるものではない。 実施例1 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプIII,ジーシー社製)の粉末にタ
ルク粉末を18重量%配合し根管充填用グラスアイオノ
マー系シーラー用粉末とした。この粉末1.2gに対し
て同製品(製品名:フジアイオノマータイプIII,ジー
シー社製)の液(ポリカルボン酸水溶液)1gの割合で
混合し30秒間練和して根管充填用シーラー組成物とし
た。この根管充填用シーラー組成物について以下の試験
方法により圧縮強さ、封鎖性、根管からの除去のし易さ
の各試験を行った。結果を表1に纏めて示した。
【0021】a)圧縮強さ 根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末と実施
例によるポリカルボン酸液とを混合し、JIST660
7「歯科用グラスポリアルケノートセメント」の方法に
より圧縮強さ試験を行った。
【0022】b)封鎖性 抜歯後10%ホルマリン溶液中に保存された標準的なヒ
ト上顎側切歯を試料とした。切端を削除し髄室開拡後の
ヒト上顎側切歯を、通常の根管拡大操作で根管形成を行
って、その根管に本発明に係る根管充填用グラスアイオ
ノマー系シーラー用粉末をポリカルボン酸水溶液で混合
・練和した根管充填用シーラー組成物を塗布したガッタ
パ−チャポイント(製品名:ジーシーガッタパーチャポ
イント,株式会社ジーシー製)を側方加圧充填法にて充
填した。この試料を37℃恒温器内で0.6%ロ−ダミ
ン水溶液に7日間浸漬後、歯牙を切断し根管壁と根管充
填用シーラー組成物及びガッタパーチャポイントと根管
充填用シーラー組成物がロ−ダミン水溶液により着色さ
れた長さを測定した。
【0023】c)根管からの除去のし易さ b)と同様の方法により根管充填を行った標準的なヒト
上顎側切歯について、根管拡大操作によりガッタパーチ
ャポイント及び根管充填用シーラー組成物をリーマーと
ファイルとを用いて取り除き、除去のし易さを確認し
た。また、実施例4〜7に関しては溶剤を塗布しながら
ガッタパーチャポイント及び根管充填用シーラー用組成
物をリーマーとファイルとを用いて取り除き、根管壁か
らの除去のし易さを確認し、以下の基準で評価した。 A:象牙質よりも切削抵抗が小さく、リーマーとファイ
ルとで容易に切削・除去できる。 B:象牙質と同程度の切削抵抗で比較的容易にリーマー
とファイルとで切削・除去できる。 C:切削抵抗が大きく、リーマーとファイルとでの切削
が困難であるが、時間をかければ除去することはでき
る。 D:リーマーとファイルとでは殆ど切削できないため除
去できない。
【0024】実施例2 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジIXGP,ジーシー社製)の粉末に平均粒径19μmの
ポリメチルメタクリレート粉末を53重量%配合して根
管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末とした。
この粉末1.2gに対して同製品(製品名:フジIXG
P,ジーシー社製)の液(ポリカルボン酸水溶液)1g
の割合で混合し30秒間練和して根管充填用シーラー組
成物とした。この根管充填用シーラー組成物について実
施例1と同様の方法により各試験を行った。結果を表1
に纏めて示した。
【0025】実施例3 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプII,ジーシー社製)の粉末に珪藻
土を8重量%配合して根管充填用グラスアイオノマー系
シーラー用粉末とした。この粉末1.3gに対して同製
品(製品名:フジアイオノマータイプII,ジーシー社
製)の液(ポリカルボン酸水溶液)1gの割合で混合し
30秒間練和して使用して根管充填用シーラー組成物と
した。この根管充填用シーラー組成物について実施例1
と同様の方法により各試験を行った。結果を表1に纏め
て示した。
【0026】実施例4 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプII,ジーシー社製)の粉末に平均
粒径20μmのポリスチレン粉末を8重量%配合して根
管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末とした。
この粉末1.3gに対して同製品(製品名:フジアイオ
ノマータイプII,ジーシー社製)の液(ポリカルボン酸
水溶液)1gの割合で混合し30秒間練和して使用して
根管充填用シーラー組成物とした。この根管充填用シー
ラー組成物について実施例1と同様の方法により各試験
を行った。結果を表1に纏めて示した。
【0027】実施例5 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプII,ジーシー社製)の粉末に平均
粒径15μmのカスターワックス粉末を20重量%配合
して根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末と
した。この粉末1.3gに対して同製品(製品名:フジ
アイオノマータイプII,ジーシー社製)の液(ポリカル
ボン酸水溶液)1gの割合で混合し30秒間練和して使
用して根管充填用シーラー組成物とした。この根管充填
用シーラー組成物について実施例1と同様の方法により
各試験を行った。結果を表1に纏めて示した。
【0028】実施例6 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプII,ジーシー社製)の粉末にポリ
イソプレン-ポリスチレン共重合体を47重量%と色素
としてべんがらを0.08重量%配合して根管充填用シ
ーラー用グラスアイオノマーセメント粉末とした。この
粉末1.4gに対して同製品(製品名:フジアイオノマ
ータイプII,ジーシー社製)の液(ポリカルボン酸水溶
液)1gの割合で混合し30秒間練和して根管充填用シ
ーラー組成物とした。「c)根管からの除去のし易さ」
試験に於いて溶剤にはクロロホルムを用いた。この根管
充填用シーラー組成物について実施例1と同様の方法に
より各試験を行った。結果を表1に纏めて示した。ま
た、この根管充填用シーラーは赤色に着色されているた
め、根管からの除去の際には歯牙との区別が容易であっ
た。
【0029】実施例7 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプIII,ジーシー社製)の粉末にポ
リイソプレン(製品名:クラレガター TP−301,
株式会社クラレ製)の平均粒径25μmの粉末を25重
量%と色素としてべんがらを0.08重量%配合して根
管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末とした。
この粉末1.3gに対して同製品(製品名:フジアイオ
ノマータイプIII,ジーシー社製)の液(ポリカルボン
酸水溶液)1gの割合で混合し30秒間練和して根管充
填用シーラー組成物とした。「c)根管からの除去のし
易さ」試験に於いて溶剤にはユーカリオイルを用いた。
この根管充填用シーラー組成物について実施例1と同様
の方法により各試験を行った。結果を表1に纏めて示し
た。
【0030】実施例8 市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプII,ジーシー社製)の粉末に天然
ガッタパーチャを10重量%と色素としてべんがらを
0.08重量%配合して根管充填用グラスアイオノマー
系シーラー用粉末とした。この粉末1.4gに対して同
製品(製品名:フジアイオノマータイプII,ジーシー社
製)の液(ポリカルボン酸水溶液)1gの割合で混合し
30秒間練和して根管充填用シーラー組成物とした。
「c)根管からの除去のし易さ」試験に於いて溶剤には
クロロホルムを用いた。この根管充填用シーラー組成物
について実施例1と同様の方法により各試験を行った。
結果を表1に纏めて示した。また、この根管充填用シー
ラーは赤色に着色されているため、根管からの除去の際
には歯牙との区別が容易であった。
【0031】実施例9 70℃に加熱して軟化させたポリイソプレン(製品名:
クラレガター TP−301,株式会社クラレ製)中に
市販の歯科用グラスアイオノマーセメント(製品名:フ
ジアイオノマータイプIII,ジーシー社製)粉末を78
重量%配合して混合し、その後凍結乾燥し粉砕して平均
粒径25μmの粉末とした。この粉末をフルオロアルミ
ノシリケートガラス粉末(製品名:フジアイオノマータ
イプIII,ジーシー社製)に52重量%配合して根管充
填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末とした(最終
的なポリイソプレンの配合量40.6重量%)。この粉
末1.2gに対して同製品(製品名:フジアイオノマー
タイプIII,ジーシー社製)の液(ポリカルボン酸水溶
液)1gの割合で混合し30秒間練和して根管充填用シ
ーラー組成物とした。「c)根管からの除去のし易さ」
試験に於いて溶剤にはクロロホルムを用いた。この根管
充填用シーラー組成物について実施例1と同様の方法に
より各試験を行った。結果を表1に纏めて示した。
【0032】比較例1 市販の酸化亜鉛・ユージノール系根管充填用シーラーと
して(製品名:キャナルス,昭和薬品化工社製)を用い
た。各試験は使用説明書に基づいて粉と液とを練和した
根管充填用シーラー組成物について実施例1と同様の方
法により各試験を行った。結果を表1に纏めて示した。
【0033】比較例2 市販の根管充填シーラー用のグラスアイオノマーセメン
ト(製品名:ケタックエンド,エスペ社製)を用いた。
各試験は使用説明書に基づいて粉と液とを練和した根管
充填用シーラー組成物について実施例1と同様の方法に
より各試験を行った。結果を表1に纏めて示した。
【0034】
【表1】
【0035】実施例1〜9から明らかなように、本発明
に係る根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末
は従来の根管充填用として用いられるグラスアイオノマ
ーセメントと同等の封鎖性を有しながらリーマーやファ
イルで簡単に根管壁から削り取って細部まで確実に除去
することが可能であることが確認できた。特に、実施例
6〜9ではクロロホルム等の溶剤により根管充填用グラ
スアイオノマー系シーラー用粉末中に含まれるポリイソ
プレン,ポリイソプレン共重合体,天然ガッタパーチャ
等のポリカルボン酸と反応しないポリマーの成分が溶解
することにより、圧縮強度が或る程度高くても切削時に
は強度を低下させて簡単に根管内から除去することが可
能である。また封鎖性に関しても、従来の根管充填シー
ラー用グラスアイオノマーセメントと同等であることが
確認できた。
【0036】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係る根管
充填用グラスアイオノマー系シーラー粉末を用いた根管
充填用シーラーは、ガッタパーチャポイントと根管壁と
の双方に接着性があるため根管の封鎖性に優れ、更に生
体親和性が高いグラスアイオノマーセメントの生体親和
性を有しながら、根管の再治療が必要なときには容易に
根管から取り除くことが可能であるため、歯科医療に貢
献する価値の非常に大きなものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 伸一 東京都板橋区蓮沼町76番1号 株式会社ジ ーシー内 Fターム(参考) 4C089 AA07 BA02 BA03 BA04 BA11 BA13 BE01 BE14 CA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルオロアルミノシリケートガラス粉末
    に、ポリカルボン酸と反応しないポリマー及び/又はポ
    リカルボン酸と反応しない無機充填材が配合されている
    ことを特徴とする根管充填用グラスアイオノマー系シー
    ラー用粉末。
  2. 【請求項2】 フルオロアルミノシリケートガラス粉末
    に、ポリカルボン酸と反応しないポリマー及び/又はポ
    リカルボン酸と反応しない無機充填材が2〜70重量%
    配合されている請求項1に記載の根管充填用グラスアイ
    オノマー系シーラー用粉末。
  3. 【請求項3】 ポリカルボン酸と反応しないポリマーの
    少なくとも一種が、ミツロウ,ポリイソプレン,ポリイ
    ソプレン共重合体,ポリスチレン,天然ガッタパーチ
    ャ,カルナバワックス,カスターワックス,セラック,
    ダンマルゴム,コーパルゴムから選ばれる少なくとも1
    種のポリマーである請求項1又は2に記載の根管充填用
    グラスアイオノマー系シーラー用粉末。
  4. 【請求項4】 ポリカルボン酸と反応しない無機充填材
    が、珪藻土、タルク、パーライトから選ばれる少なくと
    も1種である請求項1から3までのいずれか1項に記載
    の根管充填用グラスアイオノマー系シーラー用粉末。
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