JP2002212089A - 外用組成物 - Google Patents

外用組成物

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JP2002212089A
JP2002212089A JP2001045765A JP2001045765A JP2002212089A JP 2002212089 A JP2002212089 A JP 2002212089A JP 2001045765 A JP2001045765 A JP 2001045765A JP 2001045765 A JP2001045765 A JP 2001045765A JP 2002212089 A JP2002212089 A JP 2002212089A
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JP2001045765A
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Yoshiko Ueda
佳子 上田
Hidehiko Ishimaru
英彦 石丸
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ナンヨウアブラギリ(Jatroph
a)属植物、ホオズキ(Physalis)属植物、キ
ンゴジカ(Sida)属植物、グアレア(Guare
a)属植物、バッカリス(Baccharis)属植
物、Phyllantus niruriを除くコミカ
ンソウ(Phyllanthus)属植物からなる群よ
り選ばれた植物又はそれらの抽出物の一種又は二種以上
を含有する外用組成物。 【効果】 本発明の外用組成物は、安定で、環境ストレ
スや加齢によって引き起こされる生体機能の低下、特に
皮膚・毛髪・口腔組織の機能の低下を予防あるいは改善
する効果に優れていることから、応用範囲が極めて広い
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境ストレスや加
齢によって引き起こされる生体機能の低下、特に皮膚・
毛髪・口腔組織の機能の低下を予防あるいは改善する効
果の高い外用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通常、
皮膚・毛髪・口腔などの生体組織は、新陳代謝によっ
て、種々の要因により起こる機能の低下や構造的変化な
どを速やかに改善することができる。しかしながら、紫
外線や乾燥・有害科学物質などの過度な暴露や加齢に伴
って、生体組織に傷害が蓄積することにより、本来の働
きが損なわれ、さまざまなトラブルが発生する。皮膚で
あれば、しみやしわ、肌荒れ、アトピー様症状などに悩
まされるようになる。毛髪においては、抜け毛、薄毛、
白髪などの発生を引き起こす。口腔分野では、歯肉の退
縮や歯茎からの出血といった病態を示すようになる。こ
のように機能的、構造的な劣化を示す生体組織に対し
て、機能低下の原因となる活性酸素種の発生や慢性的炎
症を防いだり、組織自体を賦活化して機能の低下した生
体組織を修復し、健常組織へと再生する方法が考えられ
ている。
【0003】活性酸素種の発生を防ぐものとしては、生
体組織にダメージを与える活性酸素種の一つである一重
項酸素を消去するものとしてビタミン類や各種植物抽出
物が提案されている(特開平7−133216等公
報)。また、慢性的な炎症やアレルギー反応を抑えるも
のとしては、ヒアルロニダーゼ阻害活性を有する物質の
探索が盛んに行われており、いくつかの海藻や植物成分
が見出されている(特開平8−53360等公報)。組
織自体を賦活化する手段としては、皮膚組織や歯肉組織
のコラーゲン合成能を高める方法が数多く示されおり、
細菌や植物の抽出物、アミノ酸組成物を用いる方法(特
開平7−194375等公報)などが提案されている。
【0004】しかしいずれの手段も、安全性上使用量の
制限が必要であったり、作用・効果が不十分な点や、活
性を保ったまま製剤に安定に配合することが困難である
というような問題点が残されていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、医薬品、医薬部外品、化粧品など様々な分野に適用
でき、安全性が高く、かつ生体組織に対する優れた傷害
防御作用ならびに賦活作用を有する外用組成物を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、天然物の生体組織に対する優れた傷害防御
作用ならびに賦活作用について鋭意研究を重ねた結果、
ナンヨウアブラギリ(Jatropha)属植物、ホ
オズキ(Physalis)属植物、キンゴジカ(Si
da)属植物、グアレア(Guarea)属植物、バッ
カリス(Baccharis)属植物、Phyllan
tus niruriを除くコミカンソウ(Phyll
anthus)属植物又はそれらの抽出物に優れた生体
組織に対する傷害防御作用ならび賦活作用があることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】従って、本発明は、上記植物又はそれらの
抽出物の一種又は二種以上を含有する外用組成物を提供
する。本発明の外用組成物は、皮膚・毛髪組織、口腔組
織に対して優れた傷害防御作用ならびに賦活作用を有
し、かつ安全性が高く、医薬品、医薬部外品、化粧品な
どに好適に用いることができる。以下、本発明につき更
に詳しく説明する。
【0008】本発明に用いられる、ナンヨウアブラギリ
(Jatropha)属植物は、熱帯アメリカに広く分
布し約170種が知られており現地では下剤、吐剤、止
血、丹毒、打ち傷、水腫病、リューマチ、皮膚病、睾丸
炎などに用いるが、量を多く用いると有毒である。中で
も、現地名をヤグア・ローバ:Yagua−rova
(Jatropha isabelli)、ピニョン・
デ・プルガ:Pinhao−de−puruga(J.
curcas)、ガファニョット:Gafanhoto
(J.elliptica)、ピニョン・ロッショ:P
inhao−roxo(J.gossypiifoli
a)、フロール・デ・コラール:Flor−de−co
ral(J.multifida)、ピニョン・ブラー
ヴォ:Pinhao−bravo(J.pohlian
a)に優れた傷害防御作用ならびに賦活作用があり特に
望ましい。ホオズキ(Physalis)属植物は、世
界に広く約80種が分布しており現地では強壮、腎臓・
秘蔵・腸の張れ、耳の痛み、利尿、発汗、黄疸、肝炎、
リューマチ、浄血、喘息、肺結核、小濃ヘルペス、排尿
困難、鎮痛、解熱などに用いる。中でも、原地名をカマ
プー:Camapu(Physalis visdes
a、P.angulata、P.paruviana、
P.pubescens、P.viscosa)に優れ
た傷害防御作用ならびに賦活作用があり特に望ましい。
【0009】キンゴジカ(Sida)属植物は、熱帯か
ら温帯に約150種が分布し、現地では強壮、解熱、痔
疾、健胃、湿布として腫れ物・潰瘍・炎症、気管支炎、
喘息、強心、下痢止め、消化促進、肺カタルに用いる。
中でも、マルバ・ブランカ:Malva−branca
(Sida cordifolia)、ヴォッソウラ:
Vassoura(S.acta)、グァシーマ:Gu
axima(S.linifolia、S.rhomb
ifolia、S.spinosa)、ヴァソウリーニ
ャ・ミウーダ:Vassourinha−miuda
(S.micrantha)に優れた傷害防御作用及び
賦活作用があり特に望ましい。グアレア(Guare
a)属植物は、熱帯アメリカに35種、アフリカに5種
分布し現地では下剤、通経、駆虫、解熱、浄血、通風、
咳止め、止血、消化促進、水腫病、梅毒、皮膚病、堕胎
に用いる。中でも、セドリロ:Cedrillo(Gu
area silvicola)、ビルレイロ:Bil
reiro(G.guidonia)、マリニェイロ:
Marinheiro(G.macrophyll
a)、アタウーバ:Atauba(G.macroph
ylla)に優れた傷害防御作用ならびに賦活作用があ
り特に望ましい。バッカリス(Baccharis)属
植物は、アメリカに約400種分布し、現地では強壮、
消化促進、駆風、利尿、貧血、痔疾、気管支炎、リュー
マチ、胃腸障害、下痢止め、肝臓疾患、潰瘍、黄疸、糖
尿病などに用いる。中でも、ヤグアレート・カ・アー:
Yaguarete kaa(Baccharis g
audichaudiana)、アレクリン・ド・カン
ポ:Alecrim−do−campo(B.arti
culata、B.dentana、B.dracun
culifolia)、カルケージャ・ドーセ:Car
queja−doce(B.gaudichaudia
na)、カルケージャ:Carqueja(B.not
osergila、B.ochracea、B.ser
rulata、B.stenocephal、B.tr
imera)、カラスコ・ド・カンポ:Carrasc
o−do−campo(B.tarchonantho
ides)カルケージャ・フォリューダ:Carque
ja−folhuda(B.tridentana)に
優れた傷害防御作用ならびに賦活作用があり特に望まし
い。コミカンソウ(Phyllantus)属植物は、
広く熱帯から温帯に約600種分布し、現地では利尿、
強壮、緩下剤、浄血、消化促進、寄生虫病、腎臓や膀胱
結石、糖尿病、黄疸、水腫病、発汗に用いる。中でも、
パラパライ:Para parai(Phyllant
husordiculatus)、コナンビ:Cona
mbi(P.acuminatus)、ケブラ・ペード
ラ:Quebra−pedra(P.corcovad
ensis、P.urinaria)、ケブラ・ペード
ラ・ヴェルメーリャ:Quebra−pedra−ve
rmelha(P.oebiculatus)、サラン
ディ・ブランコ:Sarandi−branco(P.
sellowianus)に優れた傷害防御作用ならび
に賦活作用があり特に望ましい。上記植物群は、その木
部、心材部、樹皮部、茎部、枝部、葉部、根部、種子
部、果実部、花部などを用いることができる。
【0010】上記植物の抽出物としては、抽出エキスで
もよく、抽出液から分離精製したものでもよい。抽出エ
キスの場合は、上記植物体を乾燥あるいはそのまま粉砕
したものを溶媒抽出することによって得ることができ、
抽出溶媒が使用上無毒性のものであれば抽出液をそのま
ま用いても、適宜な溶媒で希釈した希釈液として用いて
もよく、あるいは濃縮エキスとしたり、凍結乾燥などに
より乾燥粉末としたり、ペースト状に調製したものなど
が利用できる。
【0011】上記植物の抽出物を得るのに用いる溶媒と
しては、メタノール、エタノール、ブタノール、ヘキサ
ン、ヘプタン、シクロヘキサン、酢酸エチル、アセトン
などの一般に用いられる有機溶媒、及び水などを挙げる
ことができ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合
して使用することができる。これらの溶媒の中では特に
メタノール、エタノール、水が好ましい。なお、抽出処
理は、通常3〜70℃程度の温度で常法によって行うこ
とができる。
【0012】溶媒抽出の他に、炭酸ガスを超臨界状態に
して行う超臨界抽出によって得たエキスも同様に利用で
きる。このときには、抽出助剤としてヘキサン、エタノ
ールなどを用いることもできる。また、抽出物からの有
効成分の分離精製は、抽出物をカラムクロマトグラフィ
ー、液体クロマトグラフィーなどで精製することによっ
て行うことができる。
【0013】本発明の外用組成物は、上記植物又はそれ
らの抽出物の一種又は二種以上を有効成分として含有す
るものである。その配合量は、有効量であり、組成物の
用途、剤型等に応じて適宜選定されるが、通常0.00
001〜20質量%配合するのがよい。好ましくは0.
0001〜10質量%配合するのがよい。配合量が0.
00001質量%未満であると、本発明の効果を発揮で
きず、また剤形によっては製造が困難になるものもある
ことから、20質量%を超えないほうがよい。
【0014】本発明の外用組成物は、皮膚、口腔などの
粘膜、毛髪などに適用され、例えばクリーム、ハンドク
リーム、乳液、化粧水、、ローション、石鹸、ハンドソ
ープ、ボディソープ、制汗剤、水虫薬、にきび治療剤、
手指消毒剤、美白剤、貼付剤などの皮膚外用剤及び皮膚
化粧料、シャンプー、リンス、トニック、育毛剤等の毛
髪化粧料、歯磨、洗口剤、歯肉マッサージクリーム等の
口腔用組成物などとして調製することができる。
【0015】この場合、本発明の外用組成物は、上記外
用組成物の種類、剤型などに応じた公知の配合成分を用
いて常法により調製できる。なお、本発明組成物には、
上記有効成分に加えて、一般に用いられている細胞賦活
剤、例えばホルモン類、ビタミン類、サポニン類などの
生薬抽出物、胎盤抽出物、植物レクチンなどをあわせて
用いることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の外用組成物は、安定で、環境ス
トレスや加齢によって引き起こされる生体機能の低下、
特に皮膚・毛髪・口腔組織の機能の低下を予防あるいは
改善する効果に優れていることから、応用範囲が極めて
広いものである。
【0017】
【実施例】以下、調製例、実験例、実施例を挙げて本発
明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に制限され
るものではない。
【0018】
【調製例】ヤグア・ローバの抽出方法 表1のNo1の試料であるヤグア・ローバの樹皮500
gに5Lの50%エタノールを加え、3日間抽出した。
抽出液を濾過した後、エタノールを減圧留去して抽出エ
キス58gを得た。また、他の植物(表1〜3)抽出に
ついては上記抽出方法に準拠した。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】〔実験例1〕調製例に従って得た各植物の
抽出エキスを用い、下記の方法で生体組織に傷害を与え
る一重項酸素の消去能について評価した。結果を表4,
5に示す。 方法:一重項酸素はローズベンガル(和光純薬工業
(株))に蛍光灯を照射することにより発生させ、スク
ワレンの酸化の程度を指標に一重項酸素消去能を測定し
た。3mMスクワレン、25μM ローズベンガル、に
なるようにサンプルを適量とメタノールを加えて溶液を
調製した。コントロールにはメタノールのみを加えた。
4℃で蛍光灯を18時間照射した。照射時間0時間のも
のをブランクとした。生じた過酸化スクワレンをTBA
法にて定量した。標準物質には1,1,3,3−テトラ
エトキシプロパン(和光純薬工業(株))を用いた。1
mlの溶液にTBA試薬(0.375%チオバルビトー
ル酸、15%トリクロロ酢酸、0.04%ブチルヒドロ
キシトルエン、2%エタノール、0.25N塩酸)を2
ml加えて、攪拌後、沸騰水浴上で1時間加熱した。氷
冷して室温まで冷却後、ブタノールで抽出後、ブランク
を対照として535nmの吸光度を測定した。一重項酸
素消去能の程度は、コントロールのTBA値を100と
したときの相対値で表わし、90%以上を◎、60〜8
9%を○、30〜59%を△、30%未満を×として表
わした。
【0023】
【0024】
【0025】表4、5の結果から明らかなように、各植
物抽出物の高い一重項酸素消去能が立証された。
【0026】〔実験例2〕調製例に従って得た各植物の
抽出エキスを用い、下記の方法で炎症やアレルギーの発
症に関与するヒアルロニダーゼの阻害活性について評価
した。結果を表2に示す。 方法:酵素(type IV−S from Bovi
ne testis、SIGMA社製)溶液100μl
(4,000unit/ml)に上記製造例で得た各抽
出エキス試料200μlを加えて、37℃で20分間イ
ンキュベートした。次に、酵素活性化剤(Compou
nd 48/80、SIGMA社製)溶液(0.1mg
/ml)200μlを加え、37℃で20分間インキュ
ベートした後、基質であるヒアルロン酸カリウム(fr
om rooster comb、和光純薬社製)溶液
(0.4mg/ml)500μlを入れ、37℃で40
分間インキュベートした。
【0027】次いで、0.4M水酸化ナトリウム溶液2
00μlを加えて反応を停止させた後、Morgan−
Elson法の変法(J.Biol.Chem.,21
7,959(1955))で生成したN−アセチルヘキ
ソサミン量を吸光度OD585nmから求めた。
【0028】また、酵素反応には0.1mM酢酸緩衝液
(pH3.5)を用い、ヒアルロニダーゼ阻害活性は次
式より求められる阻害率で算出した。
【0029】
【数1】 阻害率が90%以上を◎、60〜89%を○、30〜5
9%を△、30%未満を×として表わした。
【0030】
【0031】
【0032】表6,7の結果から明らかなように、各植
物抽出物の高いヒアルロニダーゼ阻害活性が立証され
た。
【0033】〔実験例3〕調製例に従って得た各植物の
抽出エキスを用い、下記の方法で組織の賦活化に関与し
ているコラーゲン合成能について評価した。結果を表
8,9に示す。 方法:24穴細胞培養用プレートにヒト皮膚由来線維芽
細胞(クラボウ社)を25%コンフレントになるように
播種し、コンフレントになるまで10%ウシ胎児血清を
含むDMEM培地で37℃、5%炭酸ガス存在下で培養
した。サンプルを適量加えた後、18時間同条件にて培
養した。コントロールには同量の培地を加えた。培養上
清中に含まれるI型コラーゲンをELISA法にて定量
した。100μlの培養上清をELISA用プレートに
添加し、18時間室温中で保管した。0.05%Twe
en−20を含むPBS(PBS−T)で洗浄後、1%
スキムミルク/PBS−Tで2時間ブロッキングした。
抗ヒトI型コラーゲン抗体、ペルオキシダーゼ標識抗ラ
ットIgG抗体で処理し、ペルオキシダーゼ発色用キッ
トを用いて発色させた。450nmの吸光度から培養上
清中に含まれるI型コラーゲン量を求めた。コントロー
ルに対して、I型コラーゲン量が120%以上を◎、1
01〜119%を○、100%未満を×として表わし
た。
【0034】
【0035】
【0036】表8,9の結果から明らかなように、各植
物抽出物の高いコラーゲン合成能が立証された。以下、
本発明の外用組成物を配合した処方例を示す。量は質量
%で合計は全て100%である。下記の例は、いずれも
皮膚や毛髪、口腔のトラブルの予防・改善効果に優れて
おり、安全性も良好なものであった。尚、各植物抽出物
は調製例1〜8の方法の抽出法によるものである。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】 表21,22の実施例に記載されたシャンプーのpH
は、3〜7.5の範囲である。
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】実施例77の香料については以下のような
配合例が例示される。ラベンダー油1.0(数字は香料
中の配合部数)、レモン油1.0、オレンジ油0.2、
イランイラン油1.0、ベンジルベンゾエート10.
0、ベンジルアセテート1.0、セレストライド0.
5、オイゲノール0.5、ゲラニルニトリル0.5、メ
チルジヒドロジャスモネート5.0、イソEスーパ1.
5、ライムトール0.5、リナロール10.0、リナリ
ルアセテート10.0、リラール10.0、ガンマメチ
ルヨノン3.0、エチレンブラシエート1.0、ガラク
ソライド50%ベンジルベンゾエート溶液1.0、ベー
タフェニルエチルアルコール5.0、サンタローム0.
5、ベチベリルアセテート1.0、アセチルセレドン
2.0、ベルガモット油1.0、ゲラにオール.0、セ
ージクラリー油0.5、ヘキシルサリシレート0.5、
ジャスミンアブソリュート0.1、ヒドロキシトロネロ
ール0.1、リグストラール0.1、トリエチルトレー
ト0.5、ジプロピレングリコール30.0
【0074】
【0075】上記原液80部にLPG(液化プロパンガ
ス)20部をエアゾール缶に充填した。
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】実施例83の処方物A,Bを70℃でそれ
ぞれ溶解し、BにAを加えて均一に乳化した。さらに冷
却しながらCを加えて育毛クリームを調製した。
【0082】
【0083】
【0084】
【0085】実施例86はモノエタノールアミンにてp
H7.5に調整した。この原液をエアゾール缶に詰め真
空下にクリンチした後、原液対ガス比=95対5(質量
比)になるよう噴射剤となる2.0KgLPGを充填し
エアゾール型染色剤を得た。このとき圧縮ガスはLPG
を用いたが、その他、窒素、炭酸ガス、笑気ガス、フロ
ン11、12、114を単独または混合して用いても良
い。またエアゾール形態としては一般のアルミ缶、ブリ
キ缶以外に入れる直噴型以外にピストン型、バックイン
型、EXXEL型の各二重容器を用いても良い。この染
毛料を室温に6ヶ月間保存後、適量を白髪1.0g塗布
し20分放置後水洗、シャンプーを行う。処理した白髪
をドライヤーにて乾燥したところ白髪はブルーブラック
色に染まり、その色合いは製造直後と変わらなかった。
【0086】
【0087】実施例87はモノエタノールアミンにてp
H7.5に調整した。この原液をエアゾール缶に詰め真
空化にクリンチした後、原液対ガス比=95対5(質量
比)になるよう噴射剤となる2.0KgLPGを充填し
エアゾール型染色剤を得た。このとき圧縮ガスはLPG
を用いたが、その他、窒素、炭酸ガス、笑気ガス、フロ
ン11、12、114を単独または混合して用いても良
い。またエアゾール形態としては一般のアルミ缶、ブリ
キ缶以外に入れる直噴型以外にピストン型、バックイン
型、EXXEL型の各二重容器を用いても良い。この染
毛料を室温に6ヶ月間保存後、適量を白髪1.0g塗布
し20分放置後水洗、シャンプーを行う。処理した白髪
をドライヤーにて乾燥したところ白髪は濃い茶色に染ま
り、その色合いは製造直後と変わらなかった。
【0088】
【0089】実施例88はモノエタノールアミンにてp
H7.5に調整した。この原液をエアゾール缶に詰め真
空化にクリンチした後、原液対ガス比=95対5(質量
比)になるよう噴射剤となる2.0KgLPGを充填し
エアゾール型染色剤を得た。このとき圧縮ガスはLPG
を用いたが、その他、窒素、炭酸ガス、笑気ガス、フロ
ン11、12、114うを単独または混合して用いても
良い。またエアゾール形態としては一般のアルミ缶、ブ
リキ缶以外に入れる直噴型以外にピストン型、バックイ
ン型、EXXEL型の各二重容器を用いても良い。この
染毛料を室温に6ヶ月間保存後、適量を白髪1.0g塗
布し20分放置後水洗、シャンプーを行う。処理した白
髪をドライヤーにて乾燥したところ白髪は赤褐色に染ま
り、その色合いは製造直後と変わらなかった。さらにこ
の剤で処理した毛束は手触りがよく、トリートメント効
果にも優れていた。
【0090】
【0091】実施例89はモノエタノールアミンにてp
H7.5に調整した。この染毛料を室温に6ヶ月間保存
後、適量を白髪1.0gに塗布し20分放置後水洗、シ
ャンプーを行う。処理した白髪をドライヤーにて乾燥し
たところ白髪はブルーブラック色に染まり、その色合い
は製造直後と変わらなかった。
【0092】
【0093】実施例90はモノエタノールアミンにてp
H7.5に調整した。この原液をエアゾール缶に詰め真
空下にクリンチした後、原液対ガス比=95対5(質量
比)になるよう噴射剤となる2.0KgLPGを充填し
エアゾール型の一剤式パーマネントウエーブ剤を得た。
この一次式パーマネントウエーブ剤を室温に6ヶ月間保
存後、適量をノーマル毛1.0gに塗布しカーラーに巻
き付けた後30分間放置。その後水洗、シャンプーを行
う。処理した毛髪はウエーブが掛かっており、経時で更
にウエーブはしっかりしたものとなった。またこの作用
は製造直後と変わらなかった。上記組成のうち、還元剤
としてチオグリコール酸を用いると還元力が強くなり、
脱毛剤が得られる。
【0094】
【0095】実施例91のpHは3.3であった。
【0096】
【0097】実施例92では第1剤と第2剤を適当な容
器に入れ混和して、櫛などで髪にすり込み、適度な時間
の後洗い落とす。
【0098】
【0099】
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フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 65/00 A01N 65/00 Z A61K 7/00 A61K 7/00 K 7/06 7/06 7/075 7/075 7/08 7/08 7/09 7/09 7/13 7/13 7/135 7/135 7/26 7/26 7/32 7/32 7/48 7/48 7/50 7/50 A61P 17/00 A61P 17/00 Fターム(参考) 4C083 AA072 AA082 AA111 AA112 AA122 AB032 AB082 AB112 AB172 AB242 AB292 AB322 AB332 AB352 AB412 AB432 AB442 AB472 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC182 AC212 AC242 AC302 AC312 AC352 AC402 AC422 AC432 AC442 AC472 AC482 AC532 AC542 AC552 AC562 AC582 AC622 AC642 AC662 AC682 AC692 AC712 AC742 AC782 AC792 AC812 AC842 AC852 AC862 AC902 AC912 AD042 AD072 AD092 AD132 AD152 AD162 AD172 AD202 AD222 AD252 AD272 AD282 AD302 AD352 AD412 AD472 AD512 AD532 AD552 AD572 AD612 AD662 CC04 CC05 CC17 CC23 CC24 CC25 CC32 CC33 CC35 CC36 CC37 CC38 CC39 CC41 DD08 DD11 DD15 DD17 DD22 DD23 DD27 DD31 EE12 EE13 EE14 EE22 EE28 EE41 4C088 AB13 AB26 AB42 AB46 AB48 AC03 AC04 AC05 AC06 BA08 BA09 BA10 CA03 CA06 CA11 MA07 MA63 NA05 ZA89 ZA90 ZA92 ZB22 ZC75 4H011 AA02 BA01 BA06 BB06 BB17 BB22 BC03 BC04 BC06 BC07 BC10 BC11 BC16 BC18 BC20 BC22 DA01 DA16 DD07 DH02 DH03 DH06 DH08 DH10 DH13 DH14 DH19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナンヨウアブラギリ(Jatropha)
    属植物、ホオズキ(Physalis)属植物、キンゴ
    ジカ(Sida)属植物、グアレア(Guarea)属
    植物、バッカリス(Bccharis)属植物、Phy
    llantus niruriを除くコミカンソウ(P
    hyllanthus)属植物からなる群より選ばれた
    植物又はそれらの抽出物の一種又は二種以上を含有する
    外用組成物。
JP2001045765A 2001-01-18 2001-01-18 外用組成物 Pending JP2002212089A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2863165A1 (fr) * 2003-12-05 2005-06-10 Silab Sa Procede d'obtention d'un principe actif a partir de baccharis a activite cosmetique anti-age, principe actif et composition cosmetique obtenue
JP2005298425A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Towa Corporation 株式会社 抗ヒスタミン組成物、アレルギ性鼻炎の予防および治療用組成物、花粉症の予防および治療用組成物、じんま疹治療用組成物、抗ヒスタミン食品、抗ヒスタミン化粧料、抗ヒスタミン皮膚外用および抗ヒスタミン薬
KR100931528B1 (ko) * 2008-01-31 2009-12-14 이화여자대학교 산학협력단 꽈리 추출물을 유효성분으로 함유하는 피부미백용조성물
JP2014043400A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Naris Cosmetics Co Ltd しわ改善剤

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