JP2002204409A - 車載用av装置の保持機構 - Google Patents

車載用av装置の保持機構

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JP2002204409A
JP2002204409A JP2000401300A JP2000401300A JP2002204409A JP 2002204409 A JP2002204409 A JP 2002204409A JP 2000401300 A JP2000401300 A JP 2000401300A JP 2000401300 A JP2000401300 A JP 2000401300A JP 2002204409 A JP2002204409 A JP 2002204409A
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monitor unit
unit
detection switch
position detection
vehicle
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JP2000401300A
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English (en)
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Tasuke Uehara
太介 上原
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Seiko Epson Corp
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 座席に座ったまま、自動によりモニターを見
る位置にセットしたときにモニターが下がろうとするの
を防止し、収納したときには、周りのケースに完全に収
まり外観をよくすることが安定してできる車載用AV装
置の保持機構を提供する。 【解決手段】 自動車の天井部分にセットされ、モニタ
ーユニット60がチルトできる機能を有する車載用AV
装置において、モニター60をチルトさせるチルト用駆
動機構を有する駆動手段と、モニターの収納位置にある
かどうかを検出する位置検出スイッチ300と、位置検
出スイッチ300の信号に基づいて前記駆動手段を制御
する制御手段と、を備え、制御手段は、位置検出スイッ
チ300の信号によりモニター60が収納位置にないこ
とが検出されたときに、モニター60が収納位置にある
ように駆動手段を駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の天井に
取付けられた液晶テレビ、カーナビゲーシヨン装置等の
車載AV装置の保持機構に係り、特に、モニターユニッ
トの設定位置を維持する車載AV装置の保持機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、モニターユニット等でテレビ等
を見るのに、ダッシュボードやコンソールボックス等に
取り付けられたモニターユニットで見ているのが一般的
であったが、最近はモニターユニットを車の天井部分に
取付けて見る使い方も増えてきている。天井に取付ける
ものとしては、モニターユニットのチルト(回転)軸に
バネ等で負荷を加えることでトルクを出し、チルトする
場合は手でその負荷トルクより高いトルクでモニターユ
ニットを回転させる。回転した位置を保持するのはバネ
による負荷トルクとなっている構造の手動の取付タイプ
があった。この手動の取付タイプでは、モニターユニッ
トを使用しない時は手で天井に略平行になるように位置
させるように収納し、使用する時は使用者の見やすい位
置にチルト(回転)してセットしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
天井取付けのAV装置は手動でチルトする構造となって
いるため、座席に座ったままモニターユニットをチルト
セットできなく、また、収納時にモニターユニットが車
の振動及びモニターユニットの自重により、モニターユ
ニットが収納位置(この状態での角度を0度とする)か
ら回転して下がってきてしまい、このモニターユニット
垂れ下がり分が3mm位あると、使用者から製品を見た
時、周りのケースの平行度と異なって見えるため、完全
に収まりきれていないと言う違和感を使用者に与え、ひ
いては製品の品位を下げてしまうという問題があった。
【0004】モニターユニットはモーターとギヤで駆動
させることが考えられるが、装置が大きくなることや、
また、収納位置から回転して下がるのを防ぐには、ギヤ
の回転をチルト角度センサー(ロータリーセンサー)を
使用し回った分逆回転させることが考えられる。しか
し、この角度センサーに回転式の可変抵抗(抵抗変化を
電圧に変化させ制御する)を使用した場合、可変抵抗の
抵抗バラツキがモニターユニット先端部の移動量に影響
を与え、例えば、チルト角度センサーとしてロータリー
の可変抵抗器を利用する場合、可変抵抗の抵抗精度は±
2%であり、その分ズレたとすると、モニターユニット
角度に換算しモニターユニット先端部での垂れ下がり
(モニターユニット内の回転軸からモニターユニットの
先端までの長さ分が垂れ下がり量に効く)量を計算する
と、約3mm程度になることが想定できる。従って、精
度によっては3mm垂れ下がっていても正常となってし
まうという問題があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、座席に座ったまま、自動により
モニターユニットを見る位置にセットしたり収納するこ
とができるとともに、モニターユニットが車の振動やモ
ニターユニットの自重でモニターユニットが下がろうと
するのを防止し、収納したときには、周りのケースに完
全に収まり外観をよくすることが安定してできる車載用
AV装置の保持機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の 車載用AV
装置の保持機構は、自動車の天井部分にセットされ、モ
ニターユニットがチルト(回転)できる機能を有する車
載用AV装置において、前記モニターユニットをチルト
させるチルト用駆動機構を有する駆動手段と、前記モニ
ターユニットが収納位置にあるかどうかを検出する位置
検出スイッチと、前記位置検出スイッチの信号に基づい
て前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制
御手段は、前記位置検出スイッチの信号により前記モニ
ターユニットが収納位置にないことが検出されたとき
に、前記モニターユニットが収納位置にあるように前記
駆動手段を駆動させるものである。これにより、モニタ
ーユニットを収納したときには、周りのケースに完全に
収まり車載用AV装置の外観をよくすることができる。
【0007】また、制御手段は、タイマーを備え、位置
検出スイッチの信号があらかじめ定められた時間以上継
続したときに、駆動手段を駆動させるものである。これ
により、位置検出スイッチのチャタリングを防止し安定
した制御を行うことができ、常にモニターユニットを収
納したときには、周りのケースに完全に収納することが
できる。
【0008】また、駆動手段にモニターユニットの角度
を検出する角度検出センサーを備え、制御手段は、前記
モニターユニットをチルトして使用中に、前記角度検出
センサーの出力に基づいて前記モニターユニットの角度
が外力等により変化したことが検出されたとき、一旦モ
ニターユニットを位置検出スイッチが作動する収納位置
に戻してから、前記モニターユニットの使用中の前記角
度になるように駆動手段を駆動させるものである。これ
により、モニターユニットの設定角度が変化したとき
は、位置検出スイッチの種類によらず、角度の保持を精
度よく制御することができる。
【0009】また、角度検出センサーは可変抵抗式のセ
ンサーとしたものである。これにより、検出精度が高く
なくとも、角度の保持を精度よく制御することができ
る。
【0010】また、角度検出センサーは光反射式のセン
サーとしたものである。これにより、角度変化方向が検
出できなくとも、角度の保持を精度よく制御することが
できる。
【0011】また、位置検出スイッチの位置はモニター
ユニットの回転軸から離間した位置に設けたものであ
る。これにより、位置検出スイッチの作動精度を高くす
ることができ、角度の保持を精度よく制御することがで
きる。
【0012】また、モニターユニットの収納部に、位置
検出スイッチを保護する保護手段を備えたものである。
これにより、位置検出スイッチを保護することができ
る。
【0013】また、モニターユニットの収納部は、車の
天井取付側に設けられた取付部材を備え、位置検出スイ
ッチを保護する保護手段は、前記取付部材に設けられ、
前記位置検出スイッチの接点を開閉させる押し部が挿入
される穴を有し、前記モニターユニット側に突設された
突部からなるストッパーを備え、前記モニターユニット
の可動範囲を制約するものである。これにより、部品点
数を増やさない構成により、位置検出スイッチを保護す
ることができる。
【0014】また、制御手段は、車のエンジンがかかっ
ている状態のときに駆動手段を駆動させるものである。
これにより、車のバッテリの節電をすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を、図を参照しながら説明する。図1は本発
明の実施の形態1を示す車載用AV装置を車の天井に取
付けた状態を示す斜視図、図2は図1の断面図、図3は
図2の外装ケースを外した断面図、図4は車載用AV装
置の保持機構の構成を示すブッロク図、図5はAV装置
本体の下側から見た斜視図であり、モニターユニットを
チルトしてないときを示している。図6は位置検出スイ
ッチ取付部の部分断面図、図7は位置検出スイッチの動
作説明フローチャートである。
【0016】図1において、60はモニターユニット、
60aは液晶表示面、60bはモニターユニット裏面、
80は内装ケース、85は後述の位置検出スイッチを覆
う突部、301は同じく位置検出スイッチの押し部、1
20は外装ケース、110は天井内張り部材、130は
操作スイッチである。
【0017】図2、3において、40は駆動ユニット、
32は角度センサー、300は天井取付フレーム70に
取り付けられ、押し部301を除いて内装ケース80に
覆われた位置検出スイッチ、100は車載用AV装置の
天井取付けフレーム70がネジ穴71を介して取り付け
られるは車の天井フレーム部等に設けられた取付部材、
110は車の天井の内張り部材110である。
【0018】図4において、200はAV装置本体、1
30は外装フレーム120に取り付けられた操作スイッ
チである。AV装置本体200は、モニターユニット6
0とモニターユニット60を駆動させる駆動ユニット4
0から構成され、駆動ユニット40はモニターユニット
60を駆動する駆動部10とモニターユニット60の角
度を検出する角度検出センサー32と、操作スイッチ1
30、角度検出センサー32及び収納検出スイッチ30
0の出力に基づいて別ユニット400側の制御用IC4
10で処理され、その制御信号により、駆動部を制御す
る駆動用ドライバーIC33から構成される。
【0019】図5において、AV装置本体200は駆動
ユニット40とモニターユニット60から構成される。
駆動ユニット40において、20は駆動フレーム、11
はチルト用駆動機構である減速機付きモーターユニット
であり、所定の減速比に合わせてあり、駆動フレーム2
0にネジ固定されたチルトモーター固定用フレーム15
にネジ固定されている。12aは減速機付きモーターユ
ニット11のチルト出力軸に圧入された伝達ギヤであ
り、駆動フレーム20の側面側にカシメ固定された固定
用ピン13aで案内される。
【0020】伝達ギヤ12b〜2eは伝達ギヤ12aか
ら伝達ギヤ12fまで伝達する伝達ギヤであり、伝達ギ
ヤ12b、12c、12dはチルトモーター固定用フレ
ーム15と駆動フレーム20に回転自由に設置される金
属ピン13b、13cにそれぞれ案内固定される。ま
た、伝達ギヤ12e、12fは駆動フレーム20の側面
側にカシメ固定された固定用ピン13d、13eにそれ
ぞれ回転自由に固定される。なお、伝達ギヤ12a〜1
2fは平歯車である。
【0021】14は伝達ギヤ12bに設けられ、金属ピ
ン13bに負荷を与えるためのバネ部材であり、伝達ギ
ヤ12cと合わせてトルクリミツターを構成している。
32は駆動フレーム20に固定され、センサー基板31
に取付けられ、駆動フレーム20側面側の外面部に突き
出した金属ピン13cの突出し部分に接続されたチルト
角度制御用センサー(ロータリーセンサー)であり、金
属ピン13cが回転するとチルト角度制御用センサー3
2も可変抵抗部分が回転しその回転角度に応じた抵抗値
を検出する。
【0022】モニターユニット60において、63はモ
ニターユニット60内部でネジ固定されたモニターユニ
ット60の回転軸となる回転軸であり、回転軸63の両
端は軸受65により駆動フレーム20の側面部に回転自
由に固定される。62は回転軸63に固定され、且つ、
伝達ギヤ12fと噛み合うチルト最終ギヤである。64
は回転軸63に設けられたモニターユニット戻し用バネ
であり、駆動フレーム20の側面部に一端を引っかけ、
回転軸63との間で、モニターユニット60が回転する
とモニターユニット60を戻そうとするバネカが働くよ
うに設置されている。このモニターユニット戻し用バネ
64がギヤのバックラッシュによるガタツキを抑える働
きをする。
【0023】30は駆動用ドライバーICを含む回路ユ
ニットであり、駆動フレーム20にネジ固定され、減速
機付きモーターユニット11の制御、外部ユニットから
の映像/音声データ等の制御を行なうケーブル接続端
子、電気素子及び電気回路等から構成される。66は接
続ケーブル(FPC)である。
【0024】次に、モニターユニット60の位置を検出
する位置検出スイッチ300について図6により説明す
る。図6(a)は位置検出スイッチ300がOFF、図
6(b)は位置検出スイッチ300がONの場合を示
す。図において300はモニターユニット60の位置を
検出する位置検出スイッチであり、あるストロークでス
イッチONとなるメカスイッチである。301は位置検
出スイッチ300の押し部、310は検出スイッチ30
0及び関係電気素子(図示省略)及びメイン回路基板に
信号を送るリード線用コネクタ(図示省略)等を実装し
た回路基板であり、天井取付けフレーム70の回路基板
取付け加工部75にネジ固定されている。85は内装ケ
ース80の位置検出スイッチ300の位置に、位置検出
スイッチ300を覆う形で設けられた位置検出スイッチ
300の保護手段である突部であり、位置検出スイッチ
300の押し部301と相対する位置に丸穴が設けられ
ている。
【0025】位置検出スイッチ300は天井取付けフレ
ーム70に取付られ、内装ケース80は、内装ケース8
0の突部85の丸穴に位置検出スイッチ300の押し部
301を挿入して、天井取付けフレーム70にネジ固定
される。なお、突部85は、位置検出スイッチ300を
覆う形で設けられ、モニターユニット60が何らかの原
因で角度0度よりマイナス側(スイッチを余計に押す
側)に回転した場合、突部85がモニターユニット60
側面に当たることで、位置検出スイッチ300保護する
ことができる。
【0026】次に、モニターユニット60の動作を図5
により説明する。まず、立下げは、チルト開始の信号を
受けると、減速機付きモーターユニット11が回転を開
始し、減速機付きモーターユニット11の回転で伝達ギ
ヤ12aに伝達し、次にトルクリミッターを構成する伝
達ギヤ12b、バネ部材14、伝達ギヤ12cに伝達す
る。
【0027】次に伝達ギヤ12dに伝達し、伝達ギヤ1
2e、12fと伝達され、チルト最終ギヤ62に回転伝
達され、チルト最終ギヤ62に固定され一体となってい
る回転軸63を回転することで図5に示すようにモニタ
ーユニット60が設定される角度まで回転(立ち下げ)
される。図5は天井側に収納状態(角度0度)の場合を
示している。
【0028】次に、収納する場合(立ち上げ)は、外装
ケース120に設けられた操作スイッチ130のうちの
クローズスイッチ又はリモコンでのクローズスイッチ操
作の信号を受けると、減速機付きモーターユニット11
が立ち下げとは逆の回転を開始し、それ以降の回転が伝
達ギヤに伝えられ、モニターユニット60を回転し収納
する。
【0029】次に、位置検出スイッチ300の基本的な
動作について図6より説明する。モニターユニット60
が収納位置(角度0度)でなく、使用中でモニターユニ
ット60の角度が振られている時には図6(a)に示す
ように、位置検出スイッチ300の押し部301は自然
長となっており、位置検出スイッチ300はOFFであ
る。モニターユニット60が収納位置(角度0度)にな
った時には、図6(b)に示すように、位置検出スイッ
チ300の押し部301は位置検出スイッチ300がO
Nになるまで押され、チルト駆動用モーターユニット1
1の駆動がストップし、モニターユニット60は停止す
る。
【0030】次に、車の振動を含むなんらかの外力によ
り、モニターユニット60が収納位置から下がったとき
のモニターユニット60を収納位置に戻す基本的な動作
を図7により説明する。まず、制御用IC410は、位
置検出スイッチ300がOFFとなったかどうか検出し
(S1)、OFFである場合はモニターユニット60は
回転したと判断し、回転した分戻すためにチルト用モー
ターユニット11を角度が0度になる方向に駆動開始す
る(S2)。そして、チルト用モーターを駆動開始して
モニターユニット60が回転した場合、位置検出スイッ
チ300がON(角度0度)になったかを調べ(S
3)、ONとなるとチルト用モーターが駆動OFFとな
り(S4)、モニターユニット60は止まり(チルト角
度0度)、モニターユニット60が収納位置に戻され
る。
【0031】なお、外力(意図的な力)により、チルト
角度0度からモニターユニット60を回転することは、
基本的にモニターユニット60の飛び出し面は周りの外
装ケース120面と略同−であり、モニターユニット6
0外周と外装ケース120との隙間も2mm程度である
こと、及びモーターとギヤによる減速比も高いため、回
転させるには力もいる(装置にもよるが、例えば約6k
gcm以上の力が必要なものもある)。そのために通常
では手でモニターユニット60を回転させることは難し
い。
【0032】なお、通常位置検出スイッチ300は、A
CCがONのとき作動させるが、ACCがONで(車は
止まっていてTV等を見ているとき)も制御用IC41
0は、エンジンのかかっていない状態では動作しないよ
うに制御する。このようにすることで、バッテリーの節
電をすることができる。
【0033】以上のように、座席に座ったまま、自動に
よりモニターユニット60を見る位置にセットしたり収
納しすることができるとともに、モニターユニット60
が車の振動やモニターユニット60の自重でモニターユ
ニット60が下がろうとするのを防止し、収納したとき
には、周りのケースに完全に収まり外観をよくすること
ができる。
【0034】実施の形態2.実施の形態1では、収納し
たモニターユニット60に外力がかかる場合の基本的な
動作について示したが、本実施の形態は車の激しい振動
でモニターユニットが振動して位置検出スイッチ300
がチャタリングを起こす場合の防止対策を行うものであ
る。なお、振動以外の外力によりモニターユニット60
が0度から回転させられた場合にもこの方法で対応でき
る。
【0035】構成は実施の形態1の構成において、制御
用IC410にタイマーを設けた他は同じであり、制御
が異なるので、制御につき図8により説明する。図8は
実施の形態2の車載用AV装置の保持機構の動作を示す
フローチャートである。車の激しい振動でモニターユニ
ット60が振動して検出スイッチ300がチャタリング
を起こす状態は、位置検出スイッチ300の動作がOF
FとON状態を短い時間で繰り返す状態である。この状
態を防止するのであるが、まず、制御用IC410は、
位置検出スイッチ300がOFFとなったかどうか検出
し(S11)、OFFである場合はOFF時間tの測定
を開始し(S12)、次にOFF時間tが設定された時
間Tと比較して(S13)t≧Tになるとモニターユニ
ット60は回転したと判断し、回転した分戻すためにチ
ルト用モーターユニット11を駆動開始する(S1
4)。ただこの時 OFF時間tが設定された時間丁と
比較してt≧Tでは無い時(チャタリングが起こつてい
る時)にはこの検出を繰り返す(チャタリングは無視す
る)。チルト用モーターを駆動開始してモニターユニッ
ト60が回転した場合、位置検出スイッチ300がON
(角度0度)になったかを調べ(S15)、ONとなる
とチルト用モーターが駆動OFFとなり(S16)、モ
ニターユニット60は止まり(チルト角度0度)、モニ
ターユニット60が収納位置に戻される。
【0036】以上のように、位置検出スイッチ300の
チャタリングを防止し安定した制御を行うことができ、
常にモニターユニット60を収納したときには、周りの
ケースに完全に収納することができる。
【0037】実施の形態3.実施の形態1、2では、モ
ニターユニット60が収納位置から、下がった場合に収
納位置に戻す場合について示したが、本実施の形態は、
モニターユニット60をチルトして使用中に、モニター
ユニット60に外力がかかって、設定した角度が変わっ
たときに、次に、スイッチ操作で角度設定する場合(特
にパルス方式の角度センサーの場合)及び、何らかの不
具合(IC誤動作等)があり、リセットスイッチが押さ
れた場合(この場合は0度から初期設定された角度にさ
せる)に対する動作に関するものである。
【0038】構成は実施の形態1の構成と同じであり、
制御が異なるので、制御につき図9により説明する。図
9は実施の形態3の車載用AV装置の保持機構の動作を
示すフローチャートである。
【0039】モニターユニット60に外力が加わり、角
度が変わったときにもとの位置に戻す場合、角度センサ
ーが光反射を利用したパルス方式の場合は、入力パルス
数のみカウントしているだけなので回転方向までは検出
できず、まず、モニターユニット60をチルト角度0度
に戻してリセットした上で、チルト角度調整をする必要
がある。また、可変抵抗式のロータリー角度検出センサ
ーを使用している場合は回転方向は検出されるが、検出
誤差、万一の不具合などを考慮して、チルト角度0度に
戻してリセットした上で、チルト角度調整をするのが望
ましい。このことから、本実施の形態はチルト角度0度
に戻してリセットした上で、チルト角度調整をするもの
である。
【0040】まず、操作スイッチ130のうちの角度設
定スイッチが入力されると(S21)、角度検出センサ
ー32の抵抗のパルス変化があるかどうかを判断する
(S23)。変化があったとき、チルト用モーターユニ
ット11を角度0度方向に駆動させる(S26)。変化
がない場合は、通常の動作(0度に戻すことなく角度設
定動作にはいる。)を行う。そして、位置検出スイッチ
300がONとなったかどうか検出し(S27)、ON
である場合は チルト用モーターユニット11を駆動O
FFとし(S28)、角度0度の位置でリセットを行
う。次に、チルト用モーターユニット11を角度0度方
向と逆方向に駆動させ(S29)。メモリーされた位置
になると(S30)、チルト用モーターユニット11を
駆動をOFFとし(S31)、元の位置に戻す。
【0041】以上のように、角度0に戻して、リセット
するときに、本発明の位置検出スイッチ300を使用す
るので、従来のように、駆動ユニット40に位置検出ス
イッチ300設け、押し部301がモニターユニット6
0によって動き検出を行うものに比べ、本発明の位置検
出スイッチ300はレバー比が大きくとれ精度がよく、
正確な角度制御を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、座席に座ったまま、
自動によりモニターユニットを見る位置にセットしたり
収納しすることができるとともに、モニターユニットが
車の振動やモニターユニットの自重でモニターユニット
が下がろうとするのを防止し、収納したときには、周り
のケースに完全に収まり外観をよくすることを安定して
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す保持機構を有す
る車載用AV装置を天井に取付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図2の外装ケースを外した断面図である。
【図4】車載用AV装置の保持機構の構成を示すブッロ
ク図である。
【図5】AV装置本体の下側から見た斜視図である。
【図6】車載用AV装置の保持機構の位置検出スイッチ
取付部の部分断面図である。
【図7】車載用AV装置の保持機構の位置検出スイッチ
の動作説明フローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態2を示す車載用AV装置
の保持機構の位置検出スイッチの動作説明フローチャー
トである。
【図9】この発明の実施の形態3を示す車載用AV装置
の保持機構の位置検出スイッチの動作説明フローチャー
トである。
【符号の説明】
11 減速機付きモーターユニット 12a〜12f 伝達ギヤ 410 制御用IC 32 角度検出センサー 40 駆動ユニット 60 モニターユニット 62 最終ギヤ 80 内装ケース 85 突部 120 外装ケース 130 操作スイッチ 300 位置検出スイッチ 301 押し部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の天井部分にセットされ、モニタ
    ーユニットがチルト(回転)できる機能を有する車載用
    AV装置において、 前記モニターユニットをチルトさせるチルト用駆動機構
    を有する駆動手段と、 前記モニターユニットが収納位置にあるかどうかを検出
    する位置検出スイッチと、 前記位置検出スイッチの信号に基づいて前記駆動手段を
    制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記位置検出スイッチの信号により前
    記モニターユニットが収納位置にないことが検出された
    ときに、前記モニターユニットが収納位置にあるように
    前記駆動手段を駆動させることを特徴とする車載用AV
    装置の保持機構。
  2. 【請求項2】制御手段は、タイマーを備え、位置検出ス
    イッチの信号があらかじめ定められた時間以上継続した
    ときに、駆動手段を駆動させることを特徴とする請求項
    1記載の車載用AV装置の保持機構。
  3. 【請求項3】 駆動手段にモニターユニットの角度を検
    出する角度検出センサーを備え、 制御手段は、前記モニターユニットをチルトして使用中
    に、前記角度検出センサーの出力に基づいて前記モニタ
    ーユニットの角度が外力等により変化したことが検出さ
    れたとき、一旦モニターユニットを位置検出スイッチが
    作動する収納位置に戻してから、前記モニターユニット
    の使用中の前記角度になるように駆動手段を駆動させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車載用
    AV装置の保持機構。
  4. 【請求項4】 角度検出センサーは可変抵抗式のセンサ
    ーとしたことを特徴とする請求項3記載の車載用AV装
    置の保持機構。
  5. 【請求項5】 角度検出センサーは光反射式のセンサー
    としたことを特徴とする請求項3記載の車載用AV装置
    の保持機構。
  6. 【請求項6】 位置検出スイッチの位置はモニターユニ
    ットの回転軸から離間した位置に設けたことことを特徴
    とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車載用A
    V装置の保持機構。
  7. 【請求項7】 モニターユニットの収納部に、位置検出
    スイッチを保護する保護手段を備えたことを特徴とする
    請求項1〜請求項6のいずれかに記載の車載用AV装置
    の保持機構。
  8. 【請求項8】 モニターユニットの収納部は、車の天井
    取付側に設けられた取付部材を備え、 位置検出スイッチを保護する保護手段は、前記取付部材
    に設けられ、前記位置検出スイッチの接点を開閉させる
    押し部が挿入される穴を有し、前記モニターユニット側
    に突設された突部からなるストッパーを備え、前記モニ
    ターユニットの可動範囲を制約することを特徴とする請
    求項7記載の車載用AV装置の保持機構。
  9. 【請求項9】 制御手段は、車のエンジンがかかってい
    る状態のときに駆動手段を駆動させることを特徴とする
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載の車載用AV装置
    の保持機構。
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