JP2002200827A - 画像形成装置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2002200827A
JP2002200827A JP2001094343A JP2001094343A JP2002200827A JP 2002200827 A JP2002200827 A JP 2002200827A JP 2001094343 A JP2001094343 A JP 2001094343A JP 2001094343 A JP2001094343 A JP 2001094343A JP 2002200827 A JP2002200827 A JP 2002200827A
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forming apparatus
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JP2001094343A
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Hiroyuki Matsushima
弘幸 松島
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Ricoh Co Ltd
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介して情報収集を行うとと
もに、収集した情報を印刷することができる画像形成装
置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行
させるプログラムを提供すること。 【解決手段】 ネットワークプリンタ1は、ネットワー
クインターフェース12を介してネットワーク11上の
Webページから情報を取得し、この取得した情報は、
そのURLや受信時刻とともに大容量記憶媒体7に記憶
する。操作パネル10を介して外部からの印刷要求があ
ったときは、指定されたURLのデータを大容量記憶媒
体7から読み出して、プリンタエンジン9で印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
を介して情報収集を行うとともに、収集した情報を印刷
することができる画像形成装置、画像形成方法およびそ
の方法をコンピュータに実行させるプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】昨今のインターネットの進展により、イ
ンターネット上の分散システムであるEメール、ネット
ニュース(Net News)またはWWW(World Wide Web)
を活用して情報収集することが多い。
【0003】このEメールおよびネットニュースは、所
謂プッシュ型と呼ばれる情報提供形態を採用しており、
具体的には、メールアドレス等を登録しておくことによ
り情報がEメールまたはネットニュースとして定期的に
利用者に配信される。また、WWWは、所謂プル型と呼
ばれる情報提供形態を採用しており、具体的には、利用
者がブラウザを用いて特定のHTTPサーバに主導的に
アクセスして情報を入手することになる。
【0004】また、このWWWを用いた情報収集技術と
して、特定のIPアドレスに位置するHTTPサーバの
WWWページをPCのハードディスクに定期的に自動保
存するソフトウエアも存在する。かかる従来技術を用い
ると、所望のHTTPサーバから所望のWWWページを
ダウンロードして利用者がこれをオフラインで閲覧する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術は、ネットワーク接続機能と比較的大きな表示
画面を有するPCなどに適したものであり、表示画面の
小さなPDAなどには適さないので、かかるPDAなど
で情報収集した場合には、いきおいプリンタなどの画像
形成装置で紙に印刷して内容を確認することが多くな
り、情報確認までに時間を要するという問題がある。
【0006】また、ファクシミリなどの画像形成装置が
単体で職場に配設されているような場合には、上記従来
技術を用いてインターネットを介した情報収集を行えな
いので、所望の情報を確認できないという問題もある。
【0007】これらのことから、インターネットを介し
て情報収集を行うとともに、収集した情報を印刷するこ
とができる画像形成装置をいかに効率良く実現するかが
極めて重要な課題となっている。
【0008】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するためになされたものであり、インターネッ
トを介して情報収集を行うとともに、収集した情報を印
刷することができる画像形成装置、画像形成方法および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る画像形成装
置は、ネットワークに接続するためのネットワークイン
ターフェイスと、このネットワークインターフェイスを
介して前記ネットワークから情報を取得する情報取得手
段と、この取得した情報を記憶する第1の記憶装置と、
外部からの印刷要求を受付ける受付手段と、用紙上に画
像の形成を行うプリンタエンジンと、前記印刷要求があ
ったときは前記第1の記憶装置に記憶されている情報を
前記プリンタエンジンにより印刷する印刷手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0010】この請求項1の発明によれば、ネットワー
クインターフェイスを介してネットワークから情報を取
得して第1の記憶装置に記憶し、外部からの印刷要求を
受付けるたならば、第1の記憶装置に記憶されている情
報をプリンタエンジンにより印刷することとしたので、
PCやPDAなどを利用することなくネットワーク上で
情報の収集を行って、これを印刷することができる。
【0011】また、請求項2の発明に係る画像形成装置
は、請求項1の発明において、前記情報の取得先を特定
する情報である取得先情報を記憶する第2の記憶装置
と、定期的に前記情報取得を行うための時期を特定する
情報である取得時期情報を記憶する第3の記憶装置とを
備え、前記情報取得手段は前記取得時期情報が示す時に
前記取得先情報が示す相手先から前記情報取得を行うも
のであることを特徴とする。
【0012】この請求項2の発明によれば、情報の取得
先を特定する情報である取得先情報を第2の記憶装置に
記憶し、定期的に前記情報取得を行うための時期を特定
する情報である取得時期情報を第3の記憶装置に記憶
し、取得時期情報が示す時に取得先情報が示す相手先か
ら情報取得を行うこととしたので、特定の取得先から定
期的な情報収集を自動で行うことができる。
【0013】また、請求項3の発明に係る画像形成装置
は、請求項2の発明において、前記情報の取得先はWW
Wサーバであり、前記取得先情報はWWWサイトのUR
Lであることを特徴とする。
【0014】この請求項3の発明によれば、情報の取得
先はWWWサーバであり、取得先情報はWWWサイトの
URLであることとしたので、PCやPDAなどを利用
することなくWWWサイトから情報の収集を行って、こ
れを印刷することができる。
【0015】また、請求項4の発明に係る画像形成装置
は、請求項1の発明において、前記情報はEメールであ
ることを特徴とする。
【0016】この請求項4の発明によれば、情報がEメ
ールであることとしたので、PCやPDAなどを利用す
ることなくEメール情報の収集を行って、これを印刷す
ることができる。
【0017】また、請求項5の発明に係る画像形成装置
は、請求項1〜4の発明において、前記情報取得手段が
取得した情報を前記第1の記憶装置に記憶する前に当該
情報をビットマップデータに変換するデータ変換手段を
備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項5の発明によれば、取得した情
報を前記第1の記憶装置に記憶する前に当該情報をビッ
トマップデータに変換することとしたので、印刷の待ち
時間を短縮することができる。
【0019】また、請求項6の発明に係る画像形成装置
は、請求項1〜5の発明において、前記受付手段は、本
装置の操作パネルの操作により前記印刷要求を受付ける
ものであることを特徴とする。
【0020】この請求項6の発明によれば、本装置の操
作パネルの操作により印刷要求を受付けることとしたの
で、ユーザは画像形成装置の前で印刷要求、その他の各
種操作を行うことができる。
【0021】また、請求項7の発明に係る画像形成装置
は、請求項1〜6の発明において、前記第1の記憶装置
は前記ネットワークから取得した情報をその情報の取得
先を特定する情報である取得先情報及びその情報の受信
時刻とともに記憶するものであり、前記受付手段は、前
記第1の記憶装置に記憶している情報の前記取得先情報
及び受信時刻の一覧をHTML形式にしてネットワーク
を介してユーザのWWWブラウザに送信し、この送信し
たデータ表示画面上で前記印刷要求の受付けを行うもの
であることを特徴とする。
【0022】この請求項7の発明によれば、第1の記憶
装置はネットワークから取得した情報をその情報の取得
先を特定する情報である取得先情報及びその情報の受信
時刻とともに記憶し、この第1の記憶装置に記憶してい
る情報の取得先情報及び受信時刻の一覧をHTML形式
にしてネットワークを介してユーザのWWWブラウザに
送信し、この送信したデータ表示画面上で印刷要求の受
付けを行うこととしたので、PCなどの大きなディスプ
レイ上で印刷要求を行うことができる。
【0023】また、請求項8の発明に係る画像形成装置
は、請求項1〜7の発明において、特定のユーザからの
前記印刷手段による印刷を拒否する認証手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0024】この請求項8の発明によれば、特定のユー
ザからの印刷を拒否することとしたので、不特定多数の
ユーザが印刷を行って紙資源を無駄にすることを防止す
ることができる。また、不特定多数の人に公開すること
が禁止されている有料のEメール配信ニュースなどで
は、契約者だけが閲覧できるように制限することもでき
る。
【0025】また、請求項9の発明に係る画像形成方法
は、ネットワークに接続するためのネットワークインタ
ーフェイスを介して前記ネットワークから情報を取得す
る情報取得工程と、前記情報取得工程により取得した情
報を第1の記憶装置に格納する格納工程と、外部からの
印刷要求を受付けた際に、用紙上に画像の形成を行うプ
リンタエンジンによって前記第1の記憶装置に記憶され
ている情報を印刷する印刷工程と、を含んだことを特徴
とする。
【0026】この請求項9の発明によれば、ネットワー
クインターフェイスを介してネットワークから情報を取
得して第1の記憶装置に記憶し、外部からの印刷要求を
受付けたならば、第1の記憶装置に記憶されている情報
をプリンタエンジンにより印刷することとしたので、P
CやPDAなどを利用することなくネットワーク上で情
報の収集を行って、これを印刷することができる。
【0027】また、請求項10の発明に係る画像形成方
法は、請求項9の発明において、前記情報の取得先を特
定する情報である取得先情報を第2の記憶装置に格納す
る取引先情報格納工程と、定期的に前記情報取得を行う
ための時期を特定する情報である取得時期情報を第3の
記憶装置と格納する取引時期情報格納工程とをさらに含
み、前記情報取得工程は前記取得時期情報が示す時に前
記取得先情報が示す相手先から前記情報取得を行うもの
であることを特徴とする。
【0028】この請求項10の発明によれば、情報の取
得先を特定する情報である取得先情報を第2の記憶装置
に記憶し、定期的に前記情報取得を行うための時期を特
定する情報である取得時期情報を第3の記憶装置に記憶
し、取得時期情報が示す時に取得先情報が示す相手先か
ら情報取得を行うこととしたので、特定の取得先から定
期的な情報収集を自動で行うことができる。
【0029】また、請求項11の発明に係る画像形成方
法は、請求項10の発明において、前記情報の取得先は
WWWサーバであり、前記取得先情報はWWWサイトの
URLであることを特徴とする。
【0030】この請求項11の発明によれば、情報の取
得先はWWWサーバであり、取得先情報はWWWサイト
のURLであることとしたので、PCやPDAなどを利
用することなくWWWサイトから情報の収集を行って、
これを印刷することができる。
【0031】また、請求項12の発明に係る画像形成方
法は、請求項9の発明において、前記情報はEメールで
あることを特徴とする。
【0032】この請求項12の発明によれば、情報がE
メールであることとしたので、PCやPDAなどを利用
することなくEメール情報の収集を行って、これを印刷
することができる。
【0033】また、請求項13の発明に係る画像形成方
法は、請求項9〜12の発明において、前記情報取得工
程により取得した情報を前記第1の記憶装置に記憶する
前に当該情報をビットマップデータに変換するデータ変
換工程を含んだことを特徴とする。
【0034】この請求項13の発明によれば、取得した
情報を前記第1の記憶装置に記憶する前に当該情報をビ
ットマップデータに変換することとしたので、印刷の待
ち時間を短縮することができる。
【0035】また、請求項14の発明に係る画像形成方
法は、請求項9〜13の発明において、本装置の操作パ
ネルの操作により前記印刷要求を受付けることを特徴と
する。
【0036】この請求項14の発明によれば、本装置の
操作パネルの操作により印刷要求を受付けることとした
ので、ユーザは画像形成装置の前で印刷要求、その他の
各種操作を行うことができる。
【0037】また、請求項15の発明に係る画像形成方
法は、請求項9〜14の発明において、前記第1の記憶
装置は前記ネットワークから取得した情報をその情報の
取得先を特定する情報である取得先情報及びその情報の
受信時刻とともに記憶するものであり、前記第1の記憶
装置に記憶している情報の前記取得先情報及び受信時刻
の一覧をHTML形式にしてネットワークを介してユー
ザのWWWブラウザに送信し、この送信したデータ表示
画面上で前記印刷要求の受付けを行うことを特徴とす
る。
【0038】この請求項15の発明によれば、第1の記
憶装置はネットワークから取得した情報をその情報の取
得先を特定する情報である取得先情報及びその情報の受
信時刻とともに記憶し、この第1の記憶装置に記憶して
いる情報の取得先情報及び受信時刻の一覧をHTML形
式にしてネットワークを介してユーザのWWWブラウザ
に送信し、この送信したデータ表示画面上で印刷要求の
受付けを行うこととしたので、PCなどの大きなディス
プレイ上で印刷要求を行うことができる。
【0039】また、請求項16の発明に係る画像形成方
法は、請求項9〜15の発明において、特定のユーザか
らの印刷を拒否する認証工程を含んだことを特徴とす
る。
【0040】この請求項16の発明によれば、特定のユ
ーザからの印刷を拒否することとしたので、不特定多数
のユーザが印刷を行って紙資源を無駄にすることを防止
することができる。また、不特定多数の人に公開するこ
とが禁止されている有料のEメール配信ニュースなどで
は、契約者だけが閲覧できるように制限することもでき
る。
【0041】また、請求項17に記載のプログラムは、
請求項9〜16のいずれか一つに記載された方法をコン
ピュータに実行させるプログラムであるので、請求項9
〜16のいずれか一つの動作をコンピュータによって実
現することができる。
【0042】また、請求項18の発明に係る画像形成装
置は、表示部、印刷部、記憶部および撮像部などの画像
形成処理で使用されるハードウエア資源を有し、プリン
タ、コピーまたはファクシミリなどの画像形成処理につ
いてのユーザーサービスを提供する画像形成装置であっ
て、前記プリンタ、コピー並びにファクシミリなどの各
ユーザーサービスにそれぞれ固有の画像形成処理をおこ
なうアプリケーションを複数搭載可能とし、前記アプリ
ケーションと前記ハードウエア資源との間に介在し、前
記ユーザーサービスを提供する際に、搭載可能な複数の
前記アプリケーションにおいて共通的におこなわれる前
記ハードウエア資源の管理および実行制御をおこなうプ
ラットホームを備えた画像形成装置において、前記プラ
ットホームは、ネットワークインターフェースを介して
ネットワークから情報を取得する情報取得モジュール
と、前記情報取得モジュールにより取得された情報を前
記記憶部に記憶するメモリ制御モジュールと、前記ネッ
トワークから情報の印刷要求を受け付けた場合に、前記
記憶部に記憶された該印刷要求された情報を前記印刷部
により印刷するエンジン制御モジュールと、を備えたこ
とを特徴とする。
【0043】この請求項18の発明によれば、ネットワ
ークインターフェースを介してネットワークから情報を
取得する情報取得モジュール、情報取得モジュールによ
り取得された情報を記憶部に記憶するメモリ制御モジュ
ール、ネットワークから情報の印刷要求を受け付けた場
合に、記憶部に記憶された該印刷要求された情報を印刷
部により印刷するエンジン制御モジュールをプラットホ
ームに設けることとしたので、情報取得などの処理を各
アプリケーションに共通しておこなうことができる。
【0044】また、請求項19の発明に係る画像形成装
置は、請求項18の発明において、前記記憶部は、前記
情報の取得先を特定する情報である取得先情報および定
期的に情報を取得する時期を特定する情報である取得時
期情報を記憶し、前記情報取得モジュールは、前記記憶
部に記憶した前記取得時期情報が示す時に前記取得先情
報が示す相手先から情報を取得することを特徴とする。
【0045】この請求項19の発明によれば、情報の取
得先を特定する情報である取得先情報および定期的に情
報を取得する時期を特定する情報である取得時期情報を
記憶部に記憶し、情報取得モジュールが、記憶部に記憶
した取得時期情報が示す時に取得先情報が示す相手先か
ら情報を取得することとしたので、所望の時間に所望の
場所から情報を取得することができる。
【0046】また、請求項20の発明に係る画像形成装
置は、請求項18の発明において、前記情報の取得先は
WWWサーバであり、前記取得先情報はWWWサイトの
URLであることを特徴とする。
【0047】この請求項20の発明によれば、情報の取
得先はWWWサーバであり、取得先情報をWWWサイト
のURLとしたので、WWWサイトから情報の収集を行
って、これを印刷することができる。
【0048】また、請求項21の発明に係る画像形成装
置は、請求項18の発明において、前記情報はEメール
であることを特徴とする。
【0049】この請求項21の発明によれば、情報をE
メールとしたので、Eメール情報の収集を行って、これ
を印刷することができる。
【0050】また、請求項22の発明に係る画像形成装
置は、請求項18〜21の発明において、前記プラット
ホームは、前記情報取得モジュールにより取得された情
報をビットマップデータに変換するデータ変換モジュー
ルをさらに備えたことを特徴とする。
【0051】この請求項22の発明によれば、情報取得
モジュールにより取得された情報をビットマップデータ
に変換するデータ変換モジュールをプラットホームに設
けることとしたので、ビットマップデータへの変換を各
アプリケーションに共通しておこなうことができる。
【0052】また、請求項23の発明に係る画像形成装
置は、請求項18〜22の発明において、操作パネルか
らの操作に応答して前記ネットワークインターフェース
を介してネットワークから受信した情報を印刷するプリ
ントアプリケーションを前記複数のアプリケーションの
一つとして搭載し、前記情報取得モジュールは、前記プ
リントアプリケーションからの指示に応答して前記情報
を取得することを特徴とする。
【0053】この請求項23の発明によれば、操作パネ
ルからの操作に応答してネットワークインターフェース
を介してネットワークから受信した情報を印刷するプリ
ントアプリケーションを複数のアプリケーションの一つ
として搭載し、情報取得モジュールが、プリントアプリ
ケーションからの指示に応答して前記情報を取得するこ
ととしたので、ユーザは画像形成装置の前で印刷要求、
その他の各種操作を行うことができる。
【0054】また、請求項24の発明に係る画像形成装
置は、請求項18〜23の発明において、前記プラット
ホームは、あらかじめ定義された関数により前記アプリ
ケーションからの処理要求を受信可能とするアプリケー
ションプログラムインターフェースを有することを特徴
とする。
【0055】この請求項24の発明によれば、あらかじ
め定義された関数により前記アプリケーションからの処
理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムイ
ンターフェースを設けることとしたので、アプリケーシ
ョンとプラットホームの連携を円滑におこなうことがで
きる。
【0056】また、請求項25の発明に係る画像形成装
置は、請求項18〜24の発明において、前記プラット
ホームは、前記アプリケーションからの前記処理要求を
解釈して、前記ハードウエア資源の獲得要求を発生させ
るコントロールサービスと、一または複数の前記ハード
ウエア資源の管理をおこない、前記コントロールサービ
スからの前記獲得要求を調停するシステムリソースマネ
ージャーと、からなることを特徴とする。
【0057】この請求項25の発明によれば、アプリケ
ーションからの処理要求を解釈して、ハードウエア資源
の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、一ま
たは複数のハードウエア資源の管理をおこない、コント
ロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソ
ースマネージャーとでプラットホームを形成することと
したので、単なるハードウエア資源の管理や調停だけで
はなく、コントロールサービスを共通化することができ
る。
【0058】また、請求項26の発明に係る画像形成装
置は、請求項25の発明において、前記コントロールサ
ービスは、複数のサービスモジュールから構成されるこ
とを特徴とする。
【0059】この請求項26の発明によれば、コントロ
ールサービスを複数のサービスモジュールにより形成す
ることとしたので、コントロールサービスに新たな機能
を持つモジュールを追加して機能拡張することができ
る。
【0060】また、請求項27の発明に係る画像形成装
置は、請求項18〜26の発明において、前記サービス
モジュールは、前記情報取得モジュール、メモリ制御モ
ジュール、エンジン制御モジュールおよびデータ変換モ
ジュールと、オペレーションパネルをコントロールする
オペレーションパネルコントロールサービス、ファック
ス通信をコントロールするファックスコントロールサー
ビスまたはネットワーク通信をコントロールするネット
ワークコントロールサービスのいずれか2以上のモジュ
ールとにより構成されていることを特徴とする。
【0061】この請求項27の発明によれば、情報取得
モジュール、メモリ制御モジュール、エンジン制御モジ
ュールおよびデータ変換モジュールと、オペレーション
パネルをコントロールするオペレーションパネルコント
ロールサービス、ファックス通信をコントロールするフ
ァックスコントロールサービスまたはネットワーク通信
をコントロールするネットワークコントロールサービス
のいずれか2以上のモジュールとによりサービスモジュ
ールを形成することとしたので、エンジン制御、メモリ
制御、パネル制御、ファックス制御、ネットワーク通信
制御などを各アプリケーションに共通的な処理として位
置づけることができる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る画像形成装置、画像形成方法およびその方法
をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の
形態を詳細に説明する。
【0063】(実施の形態1)この発明の一実施の形態
を発明の実施の形態1として説明する。図1は、この発
明の実施の形態1であるネットワークプリンタ1の電気
的な接続を示すブロック図である。図1に示すように、
ネットワークプリンタ1は、この発明の画像形成装置を
実施するもので、各種演算を行い、各部を集中的に制御
するCPU2と、各種制御プログラムを記憶するROM
3と、CPU2の作業エリアとなるRAM4と、各種設
定情報などを記憶する第2、第3の記憶装置であるフラ
ッシュメモリ5と、インターネットなどのネットワーク
11との通信を行うためのネットワークインターフェイ
ス12とが、バス6で接続されている。
【0064】また、バス6には、所定のインターフェイ
スやI/Oを介して、ハードディスクドライブなどの第
1の記憶装置である大容量記憶装置7と、印刷用のビッ
トマップ画像を展開するための画像バッファ8と、画像
バッファ8に書き込まれた画像を電子写真方式その他の
印刷方式で印刷するプリンタエンジン9と、ユーザから
各種操作を受付ける各種キー及び各種メッセージなどを
表示するLCDを備えた操作パネル10とが接続されて
いる。ネットワーク11には、サーバ(WWWサーバな
ど)13や、PCなどの端末14が接続される。
【0065】図2は、ネットワークプリンタ1がROM
3に記憶されている制御プログラムに従って行う処理を
説明する機能ブロック図である。図2に示すように、情
報蓄積制御部21は、ネットワーク11上で対象となる
WWWページで情報収集を行って、その収集した情報を
大容量記憶装置7に記憶するなどの処理を行う。
【0066】設定情報22は情報蓄積制御部21が行う
処理に用いられる情報で、フラッシュメモリ5に記憶さ
れる。設定情報22としては、ネットワーク11上での
情報収集の対象となるWWWページのURL、対象とな
るWWWページにアクセスする時刻と間隔、WWWペー
ジに含まれる画像を大容量記憶装置7に蓄積するか否か
を示すフラグ(画像蓄積フラグ)、WWWページに含ま
れるハイパーリンクが指し示すページを何階層に渡って
大容量記憶装置7に蓄積するかを示す値(蓄積最大階
層)、指定したWWWページの参照する場合の認証のた
めのユーザIDとパスワード、などがある。例えば、典
型的なニュース情報サイトを指定した場合、そのWWW
ページの更新を調べる時刻は24:00で、24時間毎
にチェックすればよく、またリンクをたどる必要はない
ので階層としては1を指定すればよい。
【0067】蓄積情報23は、ネットワーク11上で収
集したWWWページや画像のURL、収集(蓄積)した
日時、ページ(HTML)や画像のデータなどで、大容
量記憶装置7に記憶される。
【0068】タイマ24は、情報蓄積制御部21に時間
情報を与える。HTTPリクエスト送信部25は、情報
蓄積制御部21が指定するURLのHTTPリクエスト
の送信などを行う。プリンタ制御部26は、情報蓄積制
御部21の指示によりプリンタエンジン9を制御して画
像の印刷を行う。
【0069】HTML解析部27は、受信したWWWペ
ージのHTMLの解析などをおこなう。HTMLレンダ
リングエンジン28は、受信したデータのHTMLを解
析して、プリンタエンジン9で印刷可能なビットマップ
データに展開する。
【0070】ユーザ認証部29は、操作パネル10で入
力したパスワードと設定情報22に記憶されているパス
ワードとを照合する。操作パネル制御部30は、操作パ
ネル10を制御する。
【0071】ファイアウォールを構築している場合、プ
リンタが直接外部のサーバ13より情報を収集するので
はなく、ネットワークに接続した別のワークステーショ
ン上で動作するプロキシサーバを介して外部のサーバ1
3に接続するような構成としてもよい。
【0072】次に、ネットワークプリンタ1が行う具体
的な処理手順について、図3〜図5のフローチャートを
参照して説明する。
【0073】タイマ24の時刻が設定情報22に含まれ
る取得時期情報であるWWWページにアクセスする時刻
に達したときに(ステップS1のY)、ネットワークプ
リンタ1は、図3の処理を開始する。まず、情報蓄積制
御部21が設定情報22に含まれている取得先情報であ
るURLを取得して、HTTPリクエスト送信部25に
対して所定のWWWページのチェックを依頼する(ステ
ップS2)。
【0074】HTTPリクエスト送信部25はHEAD
メソッドによる指定URLへのHTTPリクエストを生
成し(ステップS3)、ネットワークI/F12がHT
TPリクエストを指定URLのWWWサーバ13に送信
して、WWWサーバ13からの返信を受け取る(ステッ
プS4)。
【0075】HTTPリクエスト送信部25はWWWサ
ーバ13から受け取った返信からWWWページが更新さ
れたか否かを調べ、更新されていないときは(ステップ
S5のN)、処理を終了する。更新されていたときは
(ステップS5のY)、HTTPリクエスト送信部25
はGETメソッドによる指定URLへのHTTPリクエ
ストを生成して(ステップS6)、ネットワークI/F
12がHTTPリクエストを指定URLのWWWサーバ
13に送信して、WWWサーバ13からの返信を受け取
る(ステップS7)。
【0076】HTTPリクエスト送信部25は、返信か
らコンテンツを抽出し、情報蓄積制御部21が、そのU
RL、受信時刻とともに蓄積情報23として蓄積する
(ステップS8)。そして、HTML解析部27が受信
したWWWページのHTMLを解析して、画像とハイパ
ーリンクを抽出する(ステップS9)。
【0077】そして、設定情報22の画像蓄積フラグが
ONになっていて、かつ、画像がまだあるときは(ステ
ップS10のY)、HTTPリクエスト送信部25はそ
の画像のURLへのHTTPリクエストを生成し(ステ
ップS11)、ステップS7に戻る。設定情報22の画
像蓄積フラグがOFFになっているか又はステップS9
で画像が抽出されなかったときは(ステップS10の
N)、現在の階層を設定情報22の蓄積最大階層と比較
し(ステップS12)、現在の階層が蓄積最大階層より
小さいときは(ステップS12のY)、HTTPリクエ
スト送信部25がハイパーリンクのURLへのHTTP
リクエストを生成した後(ステップS13)、ステップ
S7以下に戻り、他の階層をチェックする。現在の階層
が蓄積最大階層に達したときは(ステップS12の
N)、処理を終了する。
【0078】次に、図4に示すように、ユーザが操作パ
ネル10を操作して蓄積情報印刷モードを選択すると
(ステップS21のY)、ネットワークプリンタ1は、
図4のフローチャートに示す処理を開始する。すなわ
ち、情報蓄積制御部21は蓄積情報23に記憶されてい
る取得先URLと受信時刻(ステップS8で蓄積された
もの)を読み出して、その一覧を作成する(ステップS
22)。そして、操作パネル制御部30が操作パネル1
0のLCDに、その一覧を表示する(ステップS2
3)。
【0079】図6は、その画面表示の一例を示すもので
ある。図6の例では、左にURL、右に受信時刻が表示
されて、その過去の履歴を縦に並べて表示している。操
作盤(または操作パネル)の上下ボタンを押すことで、
情報が選択されていることを示す文字列のハイライトが
移動する。
【0080】この表示を見て、ユーザが所望のURL及
び受信時刻を選択すると(操作パネル10の所定の選択
キー操作により、情報が選択されていることを示す文字
列のハイライトが移動し、所望の位置でそれを止めて、
所定の決定キーを操作することにより、選択がなされ
る)(ステップS24のY)、操作パネル制御部30が
操作パネル10のLCDにパスワードの入力を要求する
メッセージを表示する(ステップS25)。
【0081】操作パネル10のキー操作によりユーザが
パスワードを入力すると(ステップS26のY)、ユー
ザ認証部29は入力したパスワードと設定情報22に記
憶されているパスワードとを照合して、入力されたパス
ワードが正しいか否かを判断する(ステップS27)。
【0082】ステップS27により認証手段を実現して
いる。そして、この入力されたパスワードが正しいとき
は(ステップS27のY)、そのまま図4の処理を終了
し、入力されたパスワードが正しくないときは(ステッ
プS27のN)、操作パネル制御部30がエラーメッセ
ージを操作パネル10のLCDに表示して(ステップS
28)、図4の処理を終了する。なお、ユーザが入力す
るパスワードとして、ネットワークプリンタ1に課金シ
ステムを備えているときは、その課金システムにおける
ユーザコードを用いることもできる。
【0083】ネットワークプリンタ1は、外部から印刷
要求があったときは(ステップS31のY)、図5に示
す印刷処理を開始する。ステップS31により受付手段
を実現している。具体的には、図4の処理で、ステップ
S27の判断がYで処理を終了したときに、外部から印
刷要求があったと判断する。
【0084】そして、情報蓄積制御部21が外部から印
刷要求されたデータを蓄積情報23の中から読出し(ス
テップS32)、HTMLレンダリングエンジン28
が、そのデータのHTMLを解析して、プリンタエンジ
ン9で印刷可能なビットマップデータに展開し、画像バ
ッファ8に書き込む(ステップS33)。そして、プリ
ンタ制御部26がプリンタエンジン9を制御し、画像バ
ッファ8に展開されたビットマップデータを印刷して
(ステップS34)、処理を終了する。ステップS34
により印刷手段を実現している。
【0085】以上説明したネットワークプリンタ1によ
れば、PCやPDAなどを利用することなくネットワー
ク11上でWWWサイトから情報の収集を行って、これ
を印刷することができる。
【0086】また、特定のWWWサイトから定期的な情
報収集を自動で行うことができる。さらに、ユーザは操
作パネル10により、ネットワークプリンタ1の前で印
刷要求、その他の各種操作を行うことができる。
【0087】そのうえ、ユーザの入力したパスワードが
正しい場合(ステップS27のY)だけ、図5の印刷処
理を行うようにしているので、不特定多数のユーザが印
刷を行って紙資源を無駄にすることを防止することがで
きる。
【0088】(実施の形態2)この発明について別の実
施の形態を発明の実施の形態2として説明する。この発
明の実施の形態2のネットワークプリンタ1が発明の実
施の形態1と共通する部分については、発明の実施の形
態1と同一符号を用い、詳細な説明は省略する。このネ
ットワークプリンタ1のハードウエア構成は、図1を参
照して説明した発明の実施の形態1と同様である。
【0089】図7は、このネットワークプリンタ1が、
ROM3に記憶されている制御プログラムに従って行う
処理を説明する機能ブロック図である。図7に示すよう
に、WWWサーバ部31はWWWサーバとしての機能を
実行する。HTML生成部32は要求された一覧をHT
MLの形式で作成する。
【0090】このネットワークプリンタ1は、図3、図
5の処理を発明の実施の形態1の場合と同様に行うが、
図4に示す処理は行わずに代わりに図8に示す処理を行
う。すなわち、LANなどでネットワークプリンタ1と
接続したPC上などで動作する図示しないWWWブラウ
ザ(クライアント)より、ネットワークプリンタ1にア
クセスすると(ステップS41のY)、ネットワークイ
ンターフェイス12を介してWWWサーバ部31がリク
エストを受け取って解析する(ステップS42)。
【0091】そして、リクエストにより指定されたUR
Lが蓄積情報23のリストページであったときは(ステ
ップS43のY)、HTML生成部32は、蓄積情報2
3に記憶されている取引先URLと受信時刻(ステップ
S8で蓄積されたもの)を読み出して、その一覧をHT
MLの形式で作成する(ステップS44)。そして、W
WWサーバ部31がネットワークインターフェイス12
を介して、前記のWWWブラウザにHTMLの形式の一
覧を送信する(ステップS45)。
【0092】その一覧のWWWブラウザでの画面表示例
は図9に示すとおりである。図9のような例の画面上で
ユーザが所望のURLと受信時刻を選択して、印刷ボタ
ン33をクリックしたことをWWWサーバ部31が確認
したときは(ステップS46のY)、処理を終了する。
ステップS46でYと判断されて図8の処理を終了した
ときは、ネットワークプリンタ1は、外部から印刷要求
があったと判断して(ステップS31のY)、図5に示
す印刷処理を開始する。
【0093】なお、ステップS43で、リクエストによ
り指定されたURLが蓄積情報23のリストページでな
かったときは(ステップS43のN)、WWWサーバ部
31は、ネットワークインターフェイス12を介して、
他のコンテンツ又はエラー情報をWWWブラウザに送信
する(ステップS47)。ステップS44〜S46によ
り受付手段を実現している。
【0094】以上説明したネットワークプリンタ1によ
れば、URLと受信時刻の一覧をHTMLの形式で作成
し(ステップS44)、ユーザのWWWブラウザに送信
して(ステップS45)、印刷要求を受付けるので(ス
テップS46)、PCなどの大きなディスプレイ上で印
刷要求を行うことができる。
【0095】(実施の形態3)この発明について別の実
施の形態を発明の実施の形態3として説明する。この発
明の実施の形態3のネットワークプリンタ1が発明の実
施の形態1と共通する部分については、発明の実施の形
態1と同一符号を用い、詳細な説明は省略する。このネ
ットワークプリンタ1のハードウエア構成は、図1を参
照して説明した発明の実施の形態1と同様である。
【0096】図10は、ネットワークプリンタ1がRO
M3に記憶されている制御プログラムに従って行う処理
を説明する機能ブロック図である。このネットワークプ
リンタ1の蓄積情報23としては、ネットワーク11を
介して受信したEメールのデータ、その送信者のEメー
ルアドレス、Eメールを収集(蓄積)した日時などが蓄
積される。
【0097】メールサーバ部34は、ネットワークイン
ターフェイス12を介してEメールを受信する。メール
ヘッダ解析部35は、受信したEメールのヘッダを解析
し、送信者のメールアドレスを抽出する。メールレンダ
リングエンジン36は、Eメールを解析して、プリンタ
エンジン9で印刷可能なビットマップデータに展開す
る。
【0098】次に、ネットワークプリンタ1が行う処理
について、図11〜図13を参照して説明する。まず、
メールサーバ部34に対する接続要求があったときに
(ステップS51のY)、図11に示す処理が開始す
る。すなわち、任意の送信者からのEメールを、ネット
ワークインターフェイス12を介して受信して(ステッ
プS52)、メールヘッダ解析部35が受信したEメー
ルのヘッダを解析し、送信者のメールアドレスを抽出す
る(ステップS53)。
【0099】ここで、スパムメイル等の被害を受ける可
能性もあるので、Eメールを受け付ける送信者のメール
アドレスを予め設定情報22としてフラッシュメモリ5
に記憶しておき、設定情報22に記憶しているメールア
ドレスと受信したEメールのメールアドレスとを比較し
(ステップS54)、設定情報22に記憶しているメー
ルアドレスと、受信したEメールのメールアドレスとが
一致しなかったときは(ステップS54のN)、図11
の処理を終了する。
【0100】設定情報22に記憶しているメールアドレ
スと、受信したEメールのメールアドレスとが一致した
ときは(ステップS54のY)、メールレンダリングエ
ンジン36がEメールを解析して、プリンタエンジン9
で印刷可能なビットマップデータに展開する(ステップ
S55)。
【0101】この際、MIMEマルチパートのEメール
についてはマルチパートの解析を行い、添付されたGI
FやJPEGの画像のデータに関してはビットマップに
変換することもできる。そして、情報蓄積制御部21
は、送信者のアドレス、受信時刻とともにEメールデー
タを蓄積情報23として蓄積する(ステップS56)。
ステップS56によりデータ変換手段を実現している。
【0102】次に、図12に示すように、ユーザが操作
パネル10を操作して蓄積情報印刷モードを選択すると
(ステップS61のY)、ネットワークプリンタ1は、
図12のフローチャートに示す処理を開始する。すなわ
ち、情報蓄積制御部21は蓄積情報23に記憶されてい
る送信者のメールアドレスと受信時刻(ステップS56
で蓄積されたもの)を読み出して、その一覧を作成する
(ステップS62)。そして、操作パネル制御部30が
操作パネル10のLCDに、その一覧を表示する(ステ
ップS63)。
【0103】図14は、その画面表示の一例を示すもの
である。図14の例では、左にメールアドレス、右に受
信時刻が表示されて、その過去の履歴を縦に並べて表示
している。操作盤(操作パネル)の上下ボタンを押すこ
とで、情報が選択されていることを示す文字列のハイラ
イトが移動する。
【0104】この表示を見て、ユーザが所望のメールア
ドレス及び受信時刻を選択すると(操作パネル10の所
定の選択キー操作により、情報が選択されていることを
示す文字列のハイライトが移動し、所望の位置でそれを
止めて、所定の決定キーを操作することにより、選択が
なされる)(ステップS64のY)、操作パネル制御部
30が操作パネル10のLCDにパスワードの入力を要
求するメッセージを表示する(ステップS65)。
【0105】操作パネル10のキー操作によりユーザが
パスワードを入力すると(ステップS66のY)、ユー
ザ認証部29は入力したパスワードと設定情報22に記
憶されているパスワードとを照合して、入力されたパス
ワードが正しいか否かを判断する(ステップS67)。
ステップS67により認証手段を実現している。
【0106】そして、この入力されたパスワードが正し
いときは(ステップS67のY)、そのまま図12の処
理を終了し、入力されたパスワードが正しくないときは
(ステップS67のN)、操作パネル制御部30がエラ
ーメッセージを操作パネル10のLCDに表示して(ス
テップS68)、図12の処理を終了する。なお、ユー
ザが入力するパスワードとして,ネットワークプリンタ
1に課金システムを備えているときは、その課金システ
ムにおけるユーザコードを用いることもできる。
【0107】ネットワークプリンタ1は、外部から印刷
要求があったときは(ステップS71のY)、図13に
示す印刷処理を開始する。ステップS71により受付手
段を実現している。具体的には、図12の処理で、ステ
ップS67の判断がYで処理を終了したときに、外部か
ら印刷要求があったと判断する。
【0108】そして、情報蓄積制御部21が外部から印
刷要求されたデータを蓄積情報23の中から読出して、
画像バッファ8に書き込む(ステップS72)。そし
て、プリンタ制御部26がプリンタエンジン9を制御
し、画像バッファ8に書き込まれたビットマップデータ
を印刷して(ステップS73)、処理を終了する。ステ
ップS73により印刷手段を実現している。
【0109】なお、この例では、ネットワークプリンタ
1自身がメールサーバ機能を備え、メールホストとなる
場合を示しているが、LANなどのネットワークに接続
した別のワークステーションをメールホストとして、メ
ールホスト上ではPOPやIMAP4のサーバを動作さ
せ、ネットワークプリンタ1にはそれらのクライアント
機能を持たせるようにしてもよい。したがって、ネット
ワークプリンタ1によれば、PCやPDAなどを利用す
ることなくEメール情報の収集を行って、これを印刷す
ることができる。
【0110】また、ユーザの入力したパスワードが正し
い場合(ステップS67のY)だけ、図13の印刷処理
を行うようにしているので、不特定多数の人に公開する
ことが禁止されている有料のEメール配信ニュースなど
では、契約者だけが閲覧できるように制限することもで
きる。さらに、蓄積情報23として記憶する前に予めビ
ットマップデータに変換するので(ステップS55)、
印刷の待ち時間を短縮することができる。
【0111】(実施の形態4)ところで、上記実施の形
態1〜3では、プリンタ、コピーおよびファクリミリ装
置として利用できる複合機に本発明を適用した場合を示
したが、最近では、プリンタ、コピーおよびファクリミ
リ装置などに対応する各ソフトウエア(アプリケーショ
ン)の共通部分を括りだしてプラットホーム化した画像
形成装置が考えられている。具体的には、特願2000
−204235および特願2000−204257等に
かかる画像形成装置が記載されている。そこで、本実施
の形態4では、各アプリケーションの共通部分を括りだ
したプラットホームを有する複合機に本発明を適用した
場合について説明する。
【0112】まず、本実施の形態4に係る複合機の構成
について説明する。図15は、本実施の形態4に係る複
合機の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すよ
うに、この複合機100は、プロッタ101、ハードデ
ィスク装置(HDD)102、ネットワークインターフ
ェース103などを有するとともに、ソフトウエア群1
10は、プラットホーム120およびアプリケーション
140からなる。
【0113】プラットホーム120は、汎用OS121
と、共通システムサービス130と、アプリサービス1
29とで形成される。汎用OS121は、UNIX(登
録商標)などの汎用オペレーティングシステムであり、
プラットホーム120並びにアプリケーション140の
各ソフトウエアをそれぞれプロセスとして並列実行す
る。オープンソースのUNIXを用いることにより、プ
ログラムの安全性を確保できるとともに、ネットワーク
対応可能となり、ソースコードの入手も容易となる。さ
らに、OS、TCP/IPのロイヤリティが不要であ
り、アウトソーシングも容易となる。
【0114】共通システムサービス130は、アプリケ
ーション140に対して基本的な共通サービスを提供す
るものであり、SCS(System Control Service)12
2を有するSRM(System Resource Manager)123
と、ECS(Engine ControlService)124と、MC
S(Memory Control Service)125と、OCS(Oper
ation panel Control Service)126と、FCS(FAX
Control Service)127と、NCS(Network Contro
l Service)128とからなる。
【0115】SRM123は、SCS122とともにシ
ステムの制御およびリソースの管理をおこなうものであ
り、プロッタ101やスキャナなどのエンジン、メモ
リ、HDD102、ホストI/O(セントロI/F、ネ
ットワークインターフェース103、IEEE1394
I/F、RS232CI/Fなど)のハードウエア資源
を利用する上位層からの要求にしたがって調停をおこな
い、実行制御する。
【0116】具体的には、このSRM123は、要求さ
れたハードウエア資源が利用可能であるかどうか(他の
要求により利用されていないかどうか)を判断し、利用
可能であれば要求されたハードウエア資源が利用可能で
ある旨を上位層に伝える。また、上位層からの要求に対
してハードウエア資源の利用スケジューリングをおこな
い、要求内容(たとえば、プリンタエンジンによる紙搬
送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接
実施するようにしてもよい。
【0117】SCS122は、(1)アプリ管理、
(2)操作部制御、(3)システム画面表示(ジョブリ
スト画面、カウンタ表示画面など)、(4)LED表
示、(5)リソース管理、(6)割り込みアプリ制御を
おこなう。具体的には、(1)アプリ管理では、アプリ
の登録と、その情報を他のアプリに通知する処理をおこ
なう。登録されたアプリに対しては、システムの設定や
アプリからの要求設定に応じてエンジン状態を通知す
る。また、登録済みのアプリに対しては、電力モード移
行の問い合わせ、割り込みモードなど、システムの状態
遷移のための可否問い合わせをおこなう。
【0118】また、(2)操作部制御では、アプリの操
作部使用権の排他制御をおこなう。そして、操作部の使
用権を持つアプリへ操作部ドライバ(OCS)からのキ
ー情報を排他的に通知する。このキー情報は、アプリ切
替中などのシステムの状態遷移に応じて一時的に通知を
停止するマスク制御をおこなう。
【0119】また、(3)システム画面表示では、操作
部使用権を持つアプリからの要求内容に応じて、エンジ
ン状態に対応する警告画面の表示をおこなう。これらの
なかには、利用者制限画面などアプリの状態に応じて警
告表示をオン/オフするものもある。エンジン状態以外
では、ジョブの予約・実行状況を表示するためのジョブ
リスト画面、トータルカウンタ類を表示するためのカウ
ンタ画面、CSSの通報中を示す画面の表示制御をおこ
なう。これらのシステム画面表示に関しては、アプリへ
操作部使用権の解放を要求せず、アプリ画面を覆うシス
テム画面として描画をおこなう。
【0120】また、(4)LED表示では、警告LE
D、アプリキーなどのシステムLEDの表示制御をおこ
なう。アプリ固有のLEDについては、アプリが直接表
示用ドライバを使用して制御する。
【0121】また、(5)リソース管理では、アプリ
(ECS)がジョブを実行するにあたって、排他しなけ
ればならないエンジンリソース(スキャナ、ステープル
など)の排他制御のためのサービスをおこない、(6)
割り込みアプリ制御では、特定のアプリを優先動作せさ
るための制御・サービスをおこなう。
【0122】ECS124は、プロッタ101、HDD
102、ネットワークインターフェース103などを制
御するものであり、画像読み込みと印刷動作、状態通
知、ジャムリカバリなどをおこなう。
【0123】具体的には、アプリケーション140から
受け取ったジョブモードの指定にしたがい、印刷要求を
SRM123に順次発行していくことで、一連のコピー
/スキャン/印刷動作を実現する。このECS124が
取り扱う対象のジョブは、画像入力デバイスにスキャナ
(SCANNER)が指定されているか、または、画像出力デ
バイスにプロッタ(PLOTTER)が指定されているものと
する。
【0124】たとえば、コピー動作の場合には「SCANNE
R → PLOTTER」と指定され、ファイル蓄積の場合には
「SCANNER → MEMORY」と指定され、ファクシミリ送信
の場合には「SCANNER → FAX_IN」と指定される。ま
た、蓄積ファイル印刷またはプリンタアプリ111から
の印刷の場合には「MEMORY → PLOTTER」と指定され、
ファクシミリ受信の場合には「FAX_OUT → PLOTTER」と
指定される。
【0125】なお、ジョブの定義はアプリケーションに
よって異なるが、ここでは利用者が取り扱う1セットの
画像群に対する処理動作を1ジョブと定義する。たとえ
ば、コピーのADF(Automatic Document Feeder)モ
ードの場合は、原稿台に置かれた1セットの原稿を読み
取る動作が1ジョブとなり、圧板モードは最終原稿が確
定するまでの読み取り動作が1ジョブとなる。また、コ
ピーアプリ112の場合には、一束の原稿をコピーする
動作が1ジョブとなり、ファックスアプリ113の場合
には、1文書の送信動作または1文書の受信動作が1ジ
ョブとなり、プリンタアプリの場合には、1文書の印刷
動作が1ジョブとなる。
【0126】MCS125は、メモリ制御をおこなうも
のであり、具体的には、画像メモリの取得および開放、
ハードディスク装置(HDD)の利用、画像データの圧
縮および伸張などをおこなう。
【0127】ここで、ハードディスク装置に蓄積される
画像データファイルとして必要な情報を管理するために
必要な機能としては、(1)ファイルアクセス(生成/
削除/オープン/クローズ)機能(排他処理を含む)、
(2)ファイル名称/ID管理(ファイル/ユーザ)/
パスワード管理/蓄積時刻管理/ページ数/データフォ
ーマット(圧縮方式など)/アクセス制限/作成アプリ
/印刷条件管理などの各種ファイル属性管理(物理的な
ページ単位の画像データのファイルとしての管理)、
(3)ファイル単位およびページ単位での結合/挿入/
切断機能、(4)ファイルソート機能(蓄積時刻順/ユ
ーザID順など)、(5)全ファイル情報の通知(表示
/検索用)、(6)リカバリ機能(破損ファイルのファ
イル/ページ破棄)、(7)ファイルの自動削除機能な
どがある。
【0128】また、RAMなどのメモリへ画像データを
保持しアクセスするための機能としては、(1)アプリ
ケーション140からのファイルおよびページ/バンド
属性情報を取得する機能、(2)アプリケーション14
0からの画像データ領域の確保、解放、リード(Rea
d)、ライト(Write)機能などがある。
【0129】OCS126は、オペレータと本体制御間
の情報伝達手段となる操作パネルを制御するモジュール
であり、オペレータのキー操作イベントを本体制御に通
知する処理、各アプリがGUIを構築するためのライブ
ラリ関数を提供する処理、構築されたGUI情報をアプ
リ別に管理する処理、操作パネル上への表示反映処理な
どをおこなう。
【0130】このOCS126は、(1)GUI構築の
ためのライブラリの提供機能、(2)操作部ハードウエ
ア資源管理機能、(3)VRAM描画/LCD表示機能
(ハードウエア表示、表示アプリ切替、表示言語切替、
ウインドウ暗色表示、メッセージ/アイコンブリンク表
示、メッセージの連結表示)、(4)ハードキー入力検
出機能、(5)タッチパネルキー入力検出機能、(6)
LED出力機能、(7)ブザー出力機能などを有する。
【0131】FCS127は、システムコントローラの
各アプリ層からPSTN/ISDN網を使ったファクシ
ミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理さ
れている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファク
シミリ読み取り、ファクシミリ受信印刷、融合送受信を
おこなうためのAPIを提供するものである。
【0132】具体的には、このFCS127は、(1)
アプリ層から送信依頼されたドキュメントをPSTN/
ISDN網を使ってファクシミリ受信機に送信をおこな
う送信機能、(2)PSTN/ISDN網から受信した
ファクシミリ受信画面、各種レポート類を各アプリ層に
転送、印刷をおこなう受信機能、(3)ファックスボー
ドに記憶されている電話帳、グループ情報などのファク
シミリ管理項目の引用や登録をおこなう電話帳引用・登
録機能、(4)ファックスボードに搭載されているBK
Mに記憶されている送受信結果履歴情報などを必要とし
ているアプリに通知するファックスログ通知機能、
(5)ファックスボードの状態変化があったときにFC
Sに登録してあるアプリに変化のあったイベントを通知
するイベント通知機能などを有する。
【0133】NCS128は、ネットワークI/Oを必
要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサ
ービスを提供するためのモジュール群であり、ネットワ
ーク側から各プロトコルによって受信したデータを各ア
プリケーションに振り分けたり、アプリケーションから
データをネットワーク側に送信する際の仲介をおこな
う。具体的には、ftpd、httpd、lpd、snmpd、telnetd、
smtpdなどのサーバデーモンや、同プロトコルのクライ
アント機能などを有する。
【0134】アプリサービス129は、プラットホーム
120を形成する共通サービスの一つであるが、上記共
通システムサービス130を形成するECS124、M
CS125、OCS126、FCS127、NCS12
8、SRM123およびSCS122とは異なり、アプ
リケーション140側に立ったサービスを提供するもの
である。
【0135】言い換えると、このアプリサービス129
は、アプリケーション140と共通システムサービス1
30との間に介在し、両者の間の橋渡しを担う役割を果
たしている。
【0136】具体的には、このアプリサービス129
は、コピーアプリ112、ファックスアプリ113、ス
キャナアプリ114などが、本来おこなうべきジョブの
生成やデータ通信の機能を一括して代行するアプリジョ
ブ生成モジュール129aを有する。このため、コピー
アプリ112、ファックスアプリ113、スキャナアプ
リ114などは、主として画面やキー操作を対象とすれ
ば足りるので、アプリの開発効率が向上する。
【0137】また、アプリサービス129は、ラスタラ
イズモジュール129b、PS変換モジュール129c
およびWWW収集モジュール129dを有する。これら
のモジュールは、いずれも共通システムサービス130
とアプリケーション140の間に介在し、両者の間の橋
渡しを担う役割を有するモジュールである。
【0138】ラスタライズモジュール129bは、ペー
ジ記述言語であるポストスクリプトで記述されたデータ
をラスタライズしてビットマップデータに変換するモジ
ュールであり、PS変換モジュール129cは、ネット
ワークを介して収集したデータをポストスクリプトのデ
ータに変換するモジュールである。
【0139】WWW収集モジュール129dは、インタ
ーネットのWWWを介してWWWデータを収集するモジ
ュールであり、具体的には、メモリまたはHDD102
上に保持された情報の取得先を示す取得先情報およびそ
の取得時期にしたがって、WWWサイトから情報を収集
する。具体的には、この取得先情報としては、WWWサ
イトのURLなどが該当する。また、Eメールを情報と
して取得することもできる。
【0140】アプリケーション140は、プリンタ用の
アプリケーションであるプリンタアプリ111と、コピ
ー用のアプリケーションであるコピーアプリ112と、
ファクシミリ用のアプリケーションであるファックスア
プリ113と、スキャナ用のアプリケーションであるス
キャナアプリ114と、ネット用のアプリケーションで
あるネットファイルアプリ115と、WWWデータのプ
リント用のアプリケーションであるWWWプリントアプ
リ116とを有する。なお、これ以外に工程検査用アプ
リケーションである工程検査アプリなどを設けることも
できる。
【0141】このWWWプリントアプリ116は、WW
Wデータの印刷をおこなう際に利用するアプリケーショ
ンであり、このWWWプリントアプリ116からの指示
に応答して、WWW収集モジュール129dが情報の取
得を実行することになる。
【0142】具体的には、このWWWプリントアプリ1
16から情報取得先のURLおよび情報取得時期が指定
されたならば、WWW収集モジュール129dがその場
所から該当する時間にWWWデータが取得される。ま
た、このWWWプリントアプリ116から直ちに特定の
URLからWWWデータを取得するよう指示されたなら
ば、WWW収集モジュール129dが直ちにWWWデー
タの取得をおこなう。
【0143】各アプリケーション111〜116は、プ
ラットホーム120上の各プロセスを利用して動作実行
し得るため、画面表示制御プログラムがその主体とな
る。特に、アプリサービス129がプラットホーム12
0上に設けられているので、ジョブの生成やデータ通信
の機能を設ける必要がない。
【0144】次に、図15に示した複合機100を用い
た印刷データの印刷手順について説明する。図16は、
図15に示したプリントアプリ111を用いて印刷デー
タを印刷する印刷動作を説明するための説明図である。
ただし、ここでは説明の便宜上、共通システムサービス
130については、SRM123、ECS124、MC
S125およびNCS128のみを図示している。
【0145】図16に示すように、複合機100のNC
S128がネットワークインターフェース103から印
刷データを受け取ると、印刷データの到来がプリントア
プリ111に通知され、該プリントアプリ111がジョ
ブ生成をアプリジョブ生成モジュール129aに指示す
る。また、このNCS128は、ラスタライズモジュー
ル129bに印刷データを出力すると、該ラスタライズ
モジュール129bは、印刷データをビットマップデー
タに変換するラスタライズをおこない、ビットマップデ
ータをMCS125に出力する。
【0146】そして、MCS125は、このビットマッ
プデータをメモリまたはHDD102に格納するととも
に、ECS124からデータ要求を受け付けたならば、
該ビットマップデータをECS124に出力する。そし
て、ECS124が、ビットマップデータをプロッタ1
01に出力して印刷をおこなわせる。
【0147】このように、ネットワークを介して受信し
た印刷データを印刷する場合には、プラットホーム12
0に設けたラスタライズモジュール129bを用いてビ
ットマップへの展開をおこなうことになる。なお、かか
る場合には、PS変換モジュール129cおよびWWW
収集モジュール129dは利用されない。
【0148】次に、図15に示したWWWプリントアプ
リ116を用いたWWWデータの印刷動作について説明
する。図17は、図15に示したWWWプリントアプリ
116を用いたWWWデータの印刷動作を説明するため
の説明図である。ただし、ここでも説明の便宜上、共通
システムサービス130については、SRM123、E
CS124、MCS125およびNCS128のみを図
示している。
【0149】図17に示すように、WWWプリントアプ
リ116によりWWWデータの取得先(URL)および
取得時間が指定され、この取得先(URL)および取得
時間がメモリまたはHDD102に格納されている場合
には、WWW収集モジュール129dが、MCS125
から取得先(URL)および取得時間を受け取り、該当
する時間に該当するURLのWWWサーバからWWWデ
ータを収集する。
【0150】そして、NCS128がWWWデータを受
信したならば、WWWプリントアプリ111にその旨が
通知され、該WWWプリントアプリ111はジョブを生
成する。また、NCS128からWWWデータを受け取
ったWWW収集モジュール129dは、このWWWデー
タをPS変換モジュール129cに出力し、該PS変換
モジュール129cがWWWデータをポストスクリプト
に変換して、MCS125に出力する。
【0151】MCS125は、このWWWデータをラス
タライズモジュール129bを用いてビットマップデー
タに変換し、このビットマップデータをメモリまたはH
DD102に格納する。そして、ECS124から要求
されたならば、このビットマップデータをECS124
に出力する。そして、ECS124は、このビットマッ
プデータをプロッタ101を用いて印刷する。
【0152】なお、ここでは説明の便宜上、ビットマッ
プデータをメモリまたはHDD102に格納することと
したが、ポストスクリプトのWWWデータをメモリまた
はHDD102に格納し、ECS124から要求された
際に該WWWデータをビットマップデータに変換するこ
ともできる。
【0153】このように、プラットホーム120上のW
WW収集モジュール129d、PS変換モジュール12
9cおよびラスタライズモジュール129bを用いるこ
とにより、ネットワークからWWWデータを収集してこ
れを印刷することができる。
【0154】上述してきたように、本実施の形態4によ
れば、共通システムサービス130とアプリケーション
140との間に介在するアプリサービス129内に、ア
プリジョブ生成モジュール129a、ラスタライズモジ
ュール129b、PS変換モジュール129cおよびW
WW収集モジュール129dを設けるよう構成したの
で、ネットワークからWWWデータを収集してこれを印
刷することができる。
【0155】(実施の形態5)ところで、上記実施の形
態4では、共通システムサービス130とアプリケーシ
ョン140との間に介在するアプリサービス129を設
けた場合を示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、かかるアプリサービス129を設けない場合に
適用することもできる。そこで、本実施の形態5では、
上記アプリサービス129の処理をアプリケーション1
40におこなわせる場合について説明する。
【0156】まず、本実施の形態5に係る複合機の構成
について説明する。図18は、本実施の形態5に係る複
合機の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すよ
うに、この複合機200は、プロッタ201、ハードデ
ィスク装置(HDD)202、ネットワークインターフ
ェース203などを有するとともに、ソフトウエア群2
10は、プラットホーム220およびアプリケーション
240からなる。
【0157】プラットホーム220は、汎用OS221
と、SCS(System Control Service)222を有する
SRM(System Resource Manager)223と、ECS
(Engine Control Service)224と、MCS(Memory
Control Service)225と、OCS(Operation pane
l Control Service)226と、FCS(FAX ControlSe
rvice)227と、NCS(Network Control Service)
228とからなる。なお、これらの各部は図15に示す
ものとそれぞれ同様のものであるので、ここではその詳
細な説明を省略する。
【0158】アプリケーション230は、プリンタ用の
アプリケーションであるプリンタアプリ211と、コピ
ー用のアプリケーションであるコピーアプリ212と、
ファクシミリ用のアプリケーションであるファックスア
プリ213と、スキャナ用のアプリケーションであるス
キャナアプリ214と、ネット用のアプリケーションで
あるネットファイルアプリ215と、WWWデータの収
集および印刷用のWWWプリントアプリ216とを有す
る。なお、これ以外に工程検査用アプリケーションであ
る工程検査アプリなどを設けることもできる。
【0159】ここで、このWWWプリントアプリ216
は、WWWサーバからWWWデータを取得して印刷する
アプリケーションであり、具体的には、情報収集先のW
WWサーバのURLおよび情報取得時期を指定すると、
該当するWWWサーバからWWWデータを取得し、これ
をラスタライズデータに変換するとともに、印刷依頼を
おこなう。
【0160】次に、図18に示した複合機200を用い
た印刷データの印刷動作について説明する。図19は、
図18に示した複合機200を用いた印刷データの印刷
動作を説明するための説明図である。
【0161】同図に示すように、NCS222がネット
ワークインターフェース203を介して印刷データを受
信すると、NCS222はプリンタアプリ211に印刷
データを送信し、該プリンタアプリ211が印刷データ
をラスタライズし、MCS225を介してメモリまたは
HDD202に印刷データを格納する。
【0162】そして、プリンタアプリ211が、プリン
トジョブを生成してECS224にジョブの実行を依頼
すると、ECS224がMCS225から印刷データを
受け取って、プロッタ201で印刷データの印刷をおこ
なう。
【0163】このように、プリンタアプリ211内のラ
スタライズモジュール211bを設けることにより、ネ
ットワークから受信した印刷データをラスタライズして
印刷することができる。ただし、かかる場合には、比較
的処理の重いラスタライザをアプリケーションごと別個
に設けねばならなくなるという欠点がある。
【0164】次に、図18に示したWWWプリントアプ
リ216を用いたWWWデータの取得および印刷動作に
ついてさらに具体的に説明する。図20は、図18に示
したWWWプリントアプリ216を用いたWWWデータ
の取得および印刷動作を説明するための説明図である。
【0165】図20に示すように、このWWWプリント
アプリ216は、WWWプリントジョブ生成モジュール
216aと、ラスタライズモジュール216bと、PS
変換モジュール216cと、WWW収集モジュール21
6dとを有する。
【0166】WWWデータの取得先(URL)および取
得時間を指定し、この取得先(URL)および取得時間
がメモリまたはHDD202に格納した場合には、WW
W収集モジュール216dが、MCS225から取得先
(URL)および取得時間を受け取り、該当する時間に
該当するURLのWWWサーバからWWWデータを収集
する。
【0167】そして、NCS222がWWWデータを受
信したならば、WWW収集モジュール216dにWWW
データが出力され、このWWWデータをPS変換モジュ
ール216cでポストスクリプトに変換して、MCS2
25に出力する。
【0168】MCS225は、このWWWデータをラス
タライズモジュール216bを用いてビットマップデー
タに変換し、このビットマップデータをメモリまたはH
DD202に格納する。なお、ラスタライズモジュール
216bからの通知に応答して、WWWプリントジョブ
生成モジュール216aがWWWプリントジョブを生成
してECS224にジョブの実行を依頼する。そして、
MCS225がECS224から印刷データを要求され
たならば、このビットマップデータをECS224に出
力する。そして、ECS224は、このビットマップデ
ータをプロッタ201を用いて印刷する。
【0169】このように、WWWプリントアプリ216
上のWWW収集モジュール216d、PS変換モジュー
ル216cおよびラスタライズモジュール216bを用
いることにより、ネットワークからWWWデータを収集
してこれを印刷することができる。
【0170】上述してきたように、本実施の形態5によ
れば、WWW収集モジュール216d、PS変換モジュ
ール216cおよびラスタライズモジュール216bを
有するWWWプリントアプリ216を用いるよう構成し
たので、ネットワークからWWWデータを収集してこれ
を印刷することができる。
【0171】なお、本実施の形態5では、上記実施の形
態4と異なりWWW収集モジュール216dなどをWW
Wプリントアプリ216の要素としたので、プラットホ
ーム220の更新を要さないという利点がある。ただ
し、たとえばラスタライズモジュール216bなどを複
数のアプリが独立して持たねばならないという欠点が生
ずる。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ネットワークインターフェイスを介してネット
ワークから情報を取得して第1の記憶装置に記憶し、外
部からの印刷要求を受付けるたならば、第1の記憶装置
に記憶されている情報をプリンタエンジンにより印刷す
るよう構成したので、PCやPDAなどを利用すること
なくネットワーク上で情報の収集を行って、これを印刷
することができる。可能な画像形成装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0173】また、請求項2の発明によれば、情報の取
得先を特定する情報である取得先情報を第2の記憶装置
に記憶し、定期的に前記情報取得を行うための時期を特
定する情報である取得時期情報を第3の記憶装置に記憶
し、取得時期情報が示す時に取得先情報が示す相手先か
ら情報取得するよう構成したので、特定の取得先から定
期的な情報収集を自動で行うことが可能な画像形成装置
が得られるという効果を奏する。
【0174】また、請求項3の発明によれば、情報の取
得先はWWWサーバであり、取得先情報をWWWサイト
のURLとしたので、PCやPDAなどを利用すること
なくWWWサイトから情報の収集を行って、これを印刷
することが可能な画像形成装置が得られるという効果を
奏する。
【0175】また、請求項4の発明によれば、情報をE
メールとしたので、PCやPDAなどを利用することな
くEメール情報の収集を行って、これを印刷することが
可能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0176】また、請求項5の発明によれば、取得した
情報を前記第1の記憶装置に記憶する前に当該情報をビ
ットマップデータに変換するよう構成したので、印刷の
待ち時間を短縮することが可能な画像形成装置が得られ
るという効果を奏する。
【0177】また、請求項6の発明によれば、本装置の
操作パネルの操作により印刷要求を受付けるよう構成し
たので、ユーザは画像形成装置の前で印刷要求、その他
の各種操作を行うことが可能な画像形成装置が得られる
という効果を奏する。
【0178】また、請求項7の発明によれば、第1の記
憶装置はネットワークから取得した情報をその情報の取
得先を特定する情報である取得先情報及びその情報の受
信時刻とともに記憶し、この第1の記憶装置に記憶して
いる情報の取得先情報及び受信時刻の一覧をHTML形
式にしてネットワークを介してユーザのWWWブラウザ
に送信し、この送信したデータ表示画面上で印刷要求の
受付けを行うよう構成したので、PCなどの大きなディ
スプレイ上で印刷要求を行うことが可能な画像形成装置
が得られるという効果を奏する。
【0179】また、請求項8の発明によれば、特定のユ
ーザからの印刷を拒否するよう構成したので、不特定多
数のユーザが印刷を行って紙資源を無駄にすることを防
止することができ、また、不特定多数の人に公開するこ
とが禁止されている有料のEメール配信ニュースなどで
は、契約者だけが閲覧できるように制限することが可能
な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0180】また、請求項9の発明によれば、ネットワ
ークインターフェイスを介してネットワークから情報を
取得して第1の記憶装置に記憶し、外部からの印刷要求
を受付けるたならば、第1の記憶装置に記憶されている
情報をプリンタエンジンにより印刷するよう構成したの
で、PCやPDAなどを利用することなくネットワーク
上で情報の収集を行って、これを印刷することが可能な
画像形成方法が得られるという効果を奏する。
【0181】また、請求項10の発明によれば、情報の
取得先を特定する情報である取得先情報を第2の記憶装
置に記憶し、定期的に前記情報取得を行うための時期を
特定する情報である取得時期情報を第3の記憶装置に記
憶し、取得時期情報が示す時に取得先情報が示す相手先
から情報取得するよう構成したので、特定の取得先から
定期的な情報収集を自動で行うことが可能な画像形成方
法が得られるという効果を奏する。
【0182】また、請求項11の発明によれば、情報の
取得先はWWWサーバであり、取得先情報をWWWサイ
トのURLとしたので、PCやPDAなどを利用するこ
となくWWWサイトから情報の収集を行って、これを印
刷することが可能な画像形成方法が得られるという効果
を奏する。
【0183】また、請求項12の発明によれば、情報を
Eメールとしたので、PCやPDAなどを利用すること
なくEメール情報の収集を行って、これを印刷すること
が可能な画像形成方法が得られるという効果を奏する。
【0184】また、請求項13の発明によれば、取得し
た情報を前記第1の記憶装置に記憶する前に当該情報を
ビットマップデータに変換するよう構成したので、印刷
の待ち時間を短縮することが可能な画像形成方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0185】また、請求項14の発明によれば、本装置
の操作パネルの操作により印刷要求を受付けるよう構成
したので、ユーザは画像形成装置の前で印刷要求、その
他の各種操作を行うことが可能な画像形成方法が得られ
るという効果を奏する。
【0186】また、請求項15の発明によれば、第1の
記憶装置はネットワークから取得した情報をその情報の
取得先を特定する情報である取得先情報及びその情報の
受信時刻とともに記憶し、この第1の記憶装置に記憶し
ている情報の取得先情報及び受信時刻の一覧をHTML
形式にしてネットワークを介してユーザのWWWブラウ
ザに送信し、この送信したデータ表示画面上で印刷要求
の受付けを行うよう構成したので、PCなどの大きなデ
ィスプレイ上で印刷要求を行うことが可能な画像形成方
法が得られるという効果を奏する。
【0187】また、請求項16の発明によれば、特定の
ユーザからの印刷を拒否するよう構成したので、不特定
多数のユーザが印刷を行って紙資源を無駄にすることを
防止することができ、また、不特定多数の人に公開する
ことが禁止されている有料のEメール配信ニュースなど
では、契約者だけが閲覧できるように制限することが可
能な画像形成方法が得られるという効果を奏する。
【0188】また、請求項17の発明によれば、請求項
9〜16のいずれか一つに記載された方法をコンピュー
タに実行させるプログラムであるので、請求項9〜16
のいずれか一つの動作をコンピュータによって実現する
ことが可能なプログラムが得られるという効果を奏す
る。
【0189】また、請求項18の発明によれば、ネット
ワークインターフェースを介してネットワークから情報
を取得する情報取得モジュール、情報取得モジュールに
より取得された情報を記憶部に記憶するメモリ制御モジ
ュール、ネットワークから情報の印刷要求を受け付けた
場合に、記憶部に記憶された該印刷要求された情報を印
刷部により印刷するエンジン制御モジュールをプラット
ホームに設けるよう構成したので、情報取得などの処理
を各アプリケーションに共通しておこなうことが可能な
画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0190】また、請求項19の発明によれば、情報の
取得先を特定する情報である取得先情報および定期的に
情報を取得する時期を特定する情報である取得時期情報
を記憶部に記憶し、情報取得モジュールが、記憶部に記
憶した取得時期情報が示す時に取得先情報が示す相手先
から情報を取得するよう構成したので、所望の時間に所
望の場所から情報を取得することが可能な画像形成装置
が得られるという効果を奏する。
【0191】また、請求項20の発明によれば、情報の
取得先はWWWサーバであり、取得先情報をWWWサイ
トのURLとしたので、WWWサイトから情報の収集を
行って、これを印刷することが可能な画像形成装置が得
られるという効果を奏する。
【0192】また、請求項21の発明によれば、情報を
Eメールとしたので、Eメール情報の収集を行って、こ
れを印刷することが可能な画像形成装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0193】また、請求項22の発明によれば、情報取
得モジュールにより取得された情報をビットマップデー
タに変換するデータ変換モジュールをプラットホームに
設けるよう構成したので、ビットマップデータへの変換
を各アプリケーションに共通しておこなうことが可能な
画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0194】また、請求項23の発明によれば、操作パ
ネルからの操作に応答してネットワークインターフェー
スを介してネットワークから受信した情報を印刷するプ
リントアプリケーションを複数のアプリケーションの一
つとして搭載し、情報取得モジュールが、プリントアプ
リケーションからの指示に応答して前記情報を取得する
よう構成したので、ユーザは画像形成装置の前で印刷要
求、その他の各種操作を行うことが可能な画像形成装置
が得られるという効果を奏する。
【0195】また、請求項24の発明によれば、あらか
じめ定義された関数により前記アプリケーションからの
処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラム
インターフェースを設けるよう構成したので、アプリケ
ーションとプラットホームの連携を円滑におこなうこと
が可能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0196】また、請求項25の発明によれば、アプリ
ケーションからの処理要求を解釈して、ハードウエア資
源の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、一
または複数のハードウエア資源の管理をおこない、コン
トロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリ
ソースマネージャーとでプラットホームを形成するよう
構成したので、単なるハードウエア資源の管理や調停だ
けではなく、コントロールサービスを共通化することが
可能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0197】また、請求項26の発明によれば、コント
ロールサービスを複数のサービスモジュールにより形成
するよう構成したので、コントロールサービスに新たな
機能を持つモジュールを追加して機能拡張することが可
能な画像形成装置が得られるという効果を奏する。
【0198】また、請求項27の発明によれば、情報取
得モジュール、メモリ制御モジュール、エンジン制御モ
ジュールおよびデータ変換モジュールと、オペレーショ
ンパネルをコントロールするオペレーションパネルコン
トロールサービス、ファックス通信をコントロールする
ファックスコントロールサービスまたはネットワーク通
信をコントロールするネットワークコントロールサービ
スのいずれか2以上のモジュールとによりサービスモジ
ュールを形成するよう構成したので、エンジン制御、メ
モリ制御、パネル制御、ファックス制御、ネットワーク
通信制御などを各アプリケーションに共通的な処理とし
て位置づけることが可能な画像形成装置が得られるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるネットワークプ
リンタの電気的な接続を示すブロック図である。
【図2】ネットワークプリンタがROMに記憶されてい
る制御プログラムに従って行う処理を説明する機能ブロ
ック図である。
【図3】ネットワークプリンタが行う具体的な処理手順
について説明するフローチャートである。
【図4】ネットワークプリンタが行う具体的な処理手順
について説明するフローチャートである。
【図5】ネットワークプリンタが行う具体的な処理手順
について説明するフローチャートである。
【図6】ネットワークプリンタの操作パネルにおける画
面表示の一例を示す平面図である。
【図7】この発明の実施の形態2であるネットワークプ
リンタがROMに記憶されている制御プログラムに従っ
て行う処理を説明する機能ブロック図である。
【図8】前記ネットワークプリンタが行う具体的な処理
手順について説明するフローチャートである。
【図9】ネットワークプリンタがユーザのWWWブラウ
ザに送信するデータの画面表示の例を示す平面図であ
る。
【図10】この発明の実施の形態3であるネットワーク
プリンタがROMに記憶されている制御プログラムに従
って行う処理を説明する機能ブロック図である。
【図11】ネットワークプリンタが行う具体的な処理手
順について説明するフローチャートである。
【図12】ネットワークプリンタが行う具体的な処理手
順について説明するフローチャートである。
【図13】ネットワークプリンタが行う具体的な処理手
順について説明するフローチャートである。
【図14】ネットワークプリンタの操作パネルにおける
画面表示の一例を示す平面図である。
【図15】本実施の形態4に係る複合機の構成を示す機
能ブロック図である。
【図16】図15に示したプリントアプリを用いて印刷
データを印刷する印刷動作を説明するための説明図であ
る。
【図17】図15に示したWWWプリントアプリを用い
たWWWデータの印刷動作を説明するための説明図であ
る。
【図18】本実施の形態5に係る複合機の構成を示す機
能ブロック図である。
【図19】図18に示した複合機を用いた印刷データの
印刷動作を説明するための説明図である。
【図20】図18に示したWWWプリントアプリを用い
たWWWデータの取得および印刷動作を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 5 第2、第3の記憶装置 7 第1の記憶装置 9 プリンタエンジン 10 操作パネル 11 ネットワーク 12 ネットワークインターフェイス 100 複合機 101 プロッタ 102 HDD 103 ネットワークインターフェース 110 ソフトウエア群 111 プリンタアプリ 112 コピーアプリ 113 ファックスアプリ 114 スキャナアプリ 115 WWWプリントアプリ 120 プラットホーム 121 汎用OS 122 SCS 123 SRM 124 ECS 125 MCS 126 OCS 127 FCS 128 NCS 129 アプリサービス 129a アプリジョブ生成モジュール 129b ラスタライズモジュール 129c PS変換モジュール 129d WWW収集モジュール 130 共通システムサービス 140 アプリケーション
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH03 HJ06 HK04 HK19 HN02 HN04 HN15 2C087 AB06 BB01 BC05 BC14 CB02 CB03 2C187 AE06 5B021 AA01 AA21 BB01 BB10 CC05 EE01 5C062 AA02 AA05 AA29 AB20 AB22 AB38 AB42 AC36 AC41 AC42 AC43 AF01 BA04

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続するためのネットワ
    ークインターフェイスと、 このネットワークインターフェイスを介して前記ネット
    ワークから情報を取得する情報取得手段と、 この取得した情報を記憶する第1の記憶装置と、 外部からの印刷要求を受付ける受付手段と、 用紙上に画像の形成を行うプリンタエンジンと、 前記印刷要求があったときは前記第1の記憶装置に記憶
    されている情報を前記プリンタエンジンにより印刷する
    印刷手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記情報の取得先を特定する情報である
    取得先情報を記憶する第2の記憶装置と、 定期的に前記情報取得を行うための時期を特定する情報
    である取得時期情報を記憶する第3の記憶装置とをさら
    に備え、 前記情報取得手段は前記取得時期情報が示す時に前記取
    得先情報が示す相手先から前記情報取得を行うものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記情報の取得先はWWWサーバであ
    り、前記取得先情報はWWWサイトのURLであること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記情報はEメールであることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記情報取得手段が取得した情報を前記
    第1の記憶装置に記憶する前に当該情報をビットマップ
    データに変換するデータ変換手段を備えたことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかの一つに記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記受付手段は、本装置の操作パネルの
    操作により前記印刷要求を受付けるものであることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかの一つに記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の記憶装置は前記ネットワーク
    から取得した情報をその情報の取得先を特定する情報で
    ある取得先情報及びその情報の受信時刻とともに記憶す
    るものであり、 前記受付手段は、前記第1の記憶装置に記憶している情
    報の前記取得先情報及び受信時刻の一覧をHTML形式
    にしてネットワークを介してユーザのWWWブラウザに
    送信し、この送信したデータ表示画面上で前記印刷要求
    の受付けを行うものであることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかの一つに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 特定のユーザからの前記印刷手段による
    印刷を拒否する認証手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかの一つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続するためのネットワ
    ークインターフェイスを介して前記ネットワークから情
    報を取得する情報取得工程と、 前記情報取得工程により取得した情報を第1の記憶装置
    に格納する格納工程と、 外部からの印刷要求を受付けた際に、用紙上に画像の形
    成を行うプリンタエンジンによって前記第1の記憶装置
    に記憶されている情報を印刷する印刷工程と、 を含んだことを特徴とする画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記情報の取得先を特定する情報であ
    る取得先情報を第2の記憶装置に格納する取引先情報格
    納工程と、 定期的に前記情報取得を行うための時期を特定する情報
    である取得時期情報を第3の記憶装置と格納する取引時
    期情報格納工程とをさらに含み、 前記情報取得工程は前記取得時期情報が示す時に前記取
    得先情報が示す相手先から前記情報取得を行うものであ
    ることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記情報の取得先はWWWサーバであ
    り、前記取得先情報はWWWサイトのURLであること
    を特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 前記情報はEメールであることを特徴
    とする請求項9に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記情報取得工程により取得した情報
    を前記第1の記憶装置に記憶する前に当該情報をビット
    マップデータに変換するデータ変換工程を含んだことを
    特徴とする請求項9〜12のいずれかの一つに記載の画
    像形成方法。
  14. 【請求項14】 本装置の操作パネルの操作により前記
    印刷要求を受付けることを特徴とする請求項9〜13の
    いずれかの一つに記載の画像形成方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の記憶装置は前記ネットワー
    クから取得した情報をその情報の取得先を特定する情報
    である取得先情報及びその情報の受信時刻とともに記憶
    するものであり、 前記第1の記憶装置に記憶している情報の前記取得先情
    報及び受信時刻の一覧をHTML形式にしてネットワー
    クを介してユーザのWWWブラウザに送信し、この送信
    したデータ表示画面上で前記印刷要求の受付けを行うこ
    とを特徴とする請求項9〜14のいずれかの一つに記載
    の画像形成方法。
  16. 【請求項16】 特定のユーザからの印刷を拒否する認
    証工程を含んだことを特徴とする請求項9〜15のいず
    れかの一つに記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 前記請求項9〜16に記載された方法
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  18. 【請求項18】 表示部、印刷部、記憶部および撮像部
    などの画像形成処理で使用されるハードウエア資源を有
    し、プリンタ、コピーまたはファクシミリなどの画像形
    成処理についてのユーザーサービスを提供する画像形成
    装置であって、前記プリンタ、コピー並びにファクシミ
    リなどの各ユーザーサービスにそれぞれ固有の画像形成
    処理をおこなうアプリケーションを複数搭載可能とし、
    前記アプリケーションと前記ハードウエア資源との間に
    介在し、前記ユーザーサービスを提供する際に、搭載可
    能な複数の前記アプリケーションにおいて共通的におこ
    なわれる前記ハードウエア資源の管理および実行制御を
    おこなうプラットホームを備えた画像形成装置におい
    て、 前記プラットホームは、 ネットワークインターフェースを介してネットワークか
    ら情報を取得する情報取得モジュールと、 前記情報取得モジュールにより取得された情報を前記記
    憶部に記憶するメモリ制御モジュールと、 前記ネットワークから情報の印刷要求を受け付けた場合
    に、前記記憶部に記憶された該印刷要求された情報を前
    記印刷部により印刷するエンジン制御モジュールと、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記記憶部は、前記情報の取得先を特
    定する情報である取得先情報および定期的に情報を取得
    する時期を特定する情報である取得時期情報を記憶し、
    前記情報取得モジュールは、前記記憶部に記憶した前記
    取得時期情報が示す時に前記取得先情報が示す相手先か
    ら情報を取得することを特徴とする請求項18に記載の
    画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記情報の取得先はWWWサーバであ
    り、前記取得先情報はWWWサイトのURLであること
    を特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記情報はEメールであることを特徴
    とする請求項18に記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記プラットホームは、前記情報取得
    モジュールにより取得された情報をビットマップデータ
    に変換するデータ変換モジュールをさらに備えたことを
    特徴とする請求項18〜21のいずれか一つに記載の画
    像形成装置。
  23. 【請求項23】 操作パネルからの操作に応答して前記
    ネットワークインターフェースを介してネットワークか
    ら受信した情報を印刷するプリントアプリケーションを
    前記複数のアプリケーションの一つとして搭載し、前記
    情報取得モジュールは、前記プリントアプリケーション
    からの指示に応答して前記情報を取得することを特徴と
    する請求項18〜22のいずれか一つに記載の画像形成
    装置。
  24. 【請求項24】 前記プラットホームは、あらかじめ定
    義された関数により前記アプリケーションからの処理要
    求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタ
    ーフェースを有することを特徴とする請求項18〜23
    のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記プラットホームは、 前記アプリケーションからの前記処理要求を解釈して、
    前記ハードウエア資源の獲得要求を発生させるコントロ
    ールサービスと、 一または複数の前記ハードウエア資源の管理をおこな
    い、前記コントロールサービスからの前記獲得要求を調
    停するシステムリソースマネージャーと、 からなることを特徴とする請求項18〜24のいずれか
    一つに記載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記コントロールサービスは、複数の
    サービスモジュールから構成されることを特徴とする請
    求項25に記載の画像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記サービスモジュールは、前記情報
    取得モジュール、メモリ制御モジュール、エンジン制御
    モジュールおよびデータ変換モジュールと、オペレーシ
    ョンパネルをコントロールするオペレーションパネルコ
    ントロールサービス、ファックス通信をコントロールす
    るファックスコントロールサービスまたはネットワーク
    通信をコントロールするネットワークコントロールサー
    ビスのいずれか2以上のモジュールとにより構成されて
    いることを特徴とする請求項18〜26に記載の画像形
    成装置。
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