JP4141210B2 - Webサービス機能を有する画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者が使用するコンピュータ端末に、複数の画像形成機能を利用するために複数のドライバ・ソフトウェアをインストールすることなく、標準的なWebサービス対応ソフトウェアをインストールするだけでよく、また、該コンピュータ端末の機種又はオペレーティングシステムに依存することなく、Webサービスの提供を可能とし、他の機器からの処理要求も統一的に処理することが可能となる画像形成装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置が一般的に知られている。このような複合型の画像形成装置は、1つの筐体内に表示部、印刷部および撮像部などを設けるとともに、プリンタ、コピーおよびファクシミリ装置にそれぞれ対応する3種類のアプリケーションを設け、アプリケーションの切り替えによって、当該装置をプリンタ、コピー、スキャナまたはファクシミリ装置として動作させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の複合型画像形成装置においては、ネットワークを介して接続される複数のPC(パーソナルコンピュータ)からプリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の機能を利用する場合、各PCに各画像形成機能に応じたドライバ等のソフトウェアをインストールする必要があった。また、PCにインストールされるそれらソフトウェアは、該PCの機種及びオペレーティングシステムに対応したものでなければならない。また、同様な要求がサーバー等の機器との間でも要求されることがあるが、要求される処理のプロトコルや処理単位が異なるため、実装時には両方の要求を満たすようにする必要があった。更に、従来の利用形態では、ドライバによって決まった処理しか行うことができない等の制限があった。
【0004】
そこで、本発明の課題は、利用者が使用するコンピュータ端末に複数の画像形成機能を利用するための複数のドライバ・ソフトウェアをインストールすることなく、該コンピュータ端末の機種又はオペレーティングシステムに依存することなく、画像形成装置の機能をネットワークを介してインターネット標準の各種Webプロトコルを利用してアクセス可能なプログラマブルなアプリケーションコンポーネントとして利用できる画像形成装置を提供することである。また、画像形成装置内又は画像形成装置と他装置間とにおいて、Webサービスが他Webサービスとやり取りする分散環境を実現する画像形成装置を提供する。
【0005】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、スキャナとプロッタと記憶装置とを含む複数のハードウェア資源の1つ以上を利用して画像形成を行う画像形成装置であって、ネットワークを介して接続された機器からの処理リクエスト及び該機器への処理レスポンスの通信制御を行うネットワーク通信制御手段と、上記処理リクエスト内に所定メッセージ交換プロトコルに従って記述されたメッセージに基づいて上記ハードウェア資源の1つ利用して上記画像形成装置を制御するための処理をし、その処理結果を示す上記所定メッセージ交換プロトコルに従った上記処理レスポンスを生成する手段であり、上記ハードウェア資源の夫々に対応させた複数のWebサービス提供処理手段と、上記処理リクエストに応じて上記Webサービス提供処理手段を構成する少なくとも一つ以上の処理単位を実行すると共に、他の処理を行う複合Webサービス提供処理手段と、上記複数のWebサービス提供処理手段上記複合Webサービス提供処理手段によって共有され、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って上記処理リクエストのヘッダ部を解析し、また上記処理レスポンスのヘッダ部を作成して、上記メッセージの交換を制御するプロトコル処理手段と、上記複数のWebサービス提供処理手段上記複合Webサービス提供処理手段によって共有され、上記処理リクエストのボディ部に記述される上記メッセージから処理内容を取得して上記画像形成装置を制御するための処理に関するデータ構成に変換し、また該処理の結果を上記レスポンスのボディ部に所定記述形式で記述するメッセージ処理手段とを有するように構成される。また、本発明は、請求項2に記載されるように、スキャナとプロッタと記憶装置とを含む複数のハードウェア資源の1つ以上を利用して画像形成を行う画像形成装置であって、ネットワークを介して接続された機器からの処理リクエスト及び該機器への処理レスポンスの通信制御を行うネットワーク通信制御手段と、上記処理リクエスト内に所定メッセージ交換プロトコルに従って記述されたメッセージに基づいて上記ハードウェア資源の1つを利用して上記画像形成装置を制御するための処理をし、その処理結果を示す上記所定メッセージ交換プロトコルに従った上記処理レスポンスを生成する少なくとも一つのWebサービス提供処理手段と、上記処理リクエストに応じて上記Webサービス提供処理手段を構成する二以上の処理単位を実行する複合Webサービス提供処理手段と、上記Webサービス提供処理手段と上記複合Webサービス提供処理手段とによって共有され、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って上記処理リクエストのヘッダ部を解析し、また上記処理レスポンスのヘッダ部を作成して、上記メッセージの交換を制御するプロトコル処理手段と、上記Webサービス提供処理手段と上記複合Webサービス提供処理手段とによって共有され、上記処理リクエストのボディ部に記述される上記メッセージから処理内容を取得して上記画像形成装置を制御するための処理に関するデータ構成に変換し、また該処理の結果を上記レスポンスのボディ部に所定記述形式で記述するメッセージ処理手段とを有するように構成できる。
【0006】
このような画像形成装置では、機器は、Webブラウザを介して画像形成装置に関する内部情報を処理することができるため、該機器に、複数の画像形成機能を利用するために複数のドライバ・ソフトウェアをインストールすることなく、標準的なWebサービス対応ソフトウェアをインストールするのみで良い。また、機器は、その機種又はオペレーティングシステムに依存することなく該画像形成装置に対して該画像形成処理を実行させることができる。更に、複合Webサービス提供処理手段によって、Webサービスを提供するのに必要なWebサービス提供処理手段の複数の処理単位が組み合わされることによって制御されるため、機器は、各Webサービスの機能を意識することなく、1回の処理リクエストによって、複数のWebサービスによる最終的な処理結果のみを取得することができる。よって、画像形成装置間の通信回数及び制御処理を大幅に削減することが可能となる。
【0007】
上記所定メッセージ交換プロトコルは、例えば、SOAP(Simple Object Access Protocol)である。
【0008】
上記内部情報は、画像情報、画像情報についてのステータス情報、及び、機器本体の設定を変更したりネットワークIPを変更したりする制御パラメータ等の情報を示す。
【0009】
このような画像形成装置では、例えば、SOAPによるメッセージ交換の制御を複数のWebサービス提供処理手段によって共有することができる。また、例えば、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されたメッセージの処理を、複数のWebサービス提供処理手段によって共有可能となる。
【0010】
このような画像形成装置では、コンピュータ装置としての機能を有するため、ネットワークを介して接続された機器へWebサービスを提供することができる。
【0012】
このような画像形成装置では、複合Webサービス提供処理手段においてそれ自身が処理単位であるような他のWebサービス提供処理手段の処理単位を組み合せた複合処理実行手段を備えているため、処理単位の組み合せによって、新規の開発工数を大幅に削減しつつ、該他のWebサービス提供処理手段とは異なるWebサービスを提供することができる。
【0013】
画像形成装置内にてWebサービスを提供するという観点において、本発明は、請求項に記載されるように、上記画像形成装置内にて発生した内部事象に応じて、上記複合Webサービス提供処理手段を実行する内部Webサービス提供処理手段を有するように構成することができる。
【0014】
また、画像形成装置内にて提供されたWebサービスと同等のWebサービスをネットワークを介して接続される機器へ提供するという観点において、本発明は、請求項に記載されるように、上記複合Webサービス提供処理手段は、上記内部Webサービス提供処理手段から上記内部事象を取得し、該内部事象に基づいて上記Webサービス提供処理手段の上記処理単位を組み合せて実行することによって、上記処理リクエストに応じた上記処理レスポンスを生成するように構成することができる。
【0015】
複数のWebサービス提供処理手段を組み合せて実行するという観点において、本発明は、請求項に記載されるように、記複合Webサービス提供処理手段は、上記複数のWebサービス提供処理手段の上記処理単位を複数組み合せて上記内部情報を処理するように構成することができる。
【0020】
処理リクエストのリクエスト種別に応じたWebサービスの提供が行われるように処理を分配するという観点において、本発明は、請求項に記載されるように、上記ネットワーク通信制御手段によって受信した上記処理リクエストのリクエスト種別を、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って解析し、その解析結果に基づいて、上記複合Webサービス提供処理手段又は上記複合Webサービス提供処理手段に上記処理リクエストを分配する分配手段を有するように構成することができる。また、本発明は、請求項に記載されるように、上記処理リクエスト内のWebサービスを特定する特定情報を上記所定メッセージ交換プロトコルに従って解析し、その解析結果に基づいて、該特定情報によって特性されるWebサービスを実行する上記複合Webサービス提供処理手段に処理を振り分ける振分手段を有するように構成することができる。
【0021】
このような画像形成装置では、機器から受信した処理リクエストのリクエスト種別、更に、Webサービスを特定する特定情報に基づいて適切に処理リクエストを解析することが可能となる。
【0022】
画像形成装置において文書ファイルを管理するという観点において、本発明は文書ファイルを蓄積する文書蓄積手段と、上記Webサービス提供処理手段の一つとして、上記蓄積手段に蓄積された文書ファイルに関する情報を提供する文書管理Webサービス提供処理手段とを有するように構成しても良い
【0023】
このような画像形成装置では、文書ファイルを蓄積すると共に、該文書ファイルに関する情報をWebサービスとして提供することができる。
【0024】
複数の処理単位の組み合せによって文書ファイルに関する情報を提供するという観点において上記文書管理Webサービス提供処理手段は、上記蓄積手段から文書ファイルを識別する文書IDを取得する第一処理単位と、上記蓄積手段から指定された文書IDに対応する書誌情報を取得する第二処理単位とを有するように構成しても良い。また上記複合処理実行手段は、上記内部情報に基づいて上記第一処理単位を実行し、所定の文書IDを取得する第一処理手段と、上記第一処理手段によって取得した文書IDに基づいて上記第二処理単位を実行し、該文書IDに対応する書誌情報を取得する第二処理手段と、上記第二処理手段によって取得した書誌情報に基づいて文書一覧を作成する第三処理手段とを有するように構成しても良い
【0025】
このような画像形成装置では、複合Webサービス実行手段がWebサービス提供処理手段の第一処理単位と第二処理単位とを実行する第一処理手段と第二処理手段を有すると共に、更に、文書一覧を作成する第三処理手段を有するため、複数の処理単位を実行し、その結果を所定処理によって生成することができる。
【0026】
画像形成装置の操作手段へ文書一覧を提供するという観点において、本発明は利用者へ操作情報を提供すると共に、該利用者からの上記内部情報に対する指示を受付ける操作手段と、上記内部Webサービス提供処理手段として、上記複合処理実行手段を介して、上記文書蓄積手段が蓄積している文書一覧を上記操作手段へ提供する操作部制御Webサービス提供処理手段とを有するように構成しても良い
【0027】
このような画像形成装置では、複合Webサービス実行手段が複数の処理単位を組み合せて文書一覧を作成することによって、該画像形成装置に備えられた操作手段へ文書一覧を提供することができる。
【0028】
操作手段の表示をネットワークを介して接続される機器へ提供するという観点において上記複合Webサービス提供処理手段は、上記操作手段の表示を要求する上記内部情報に基づいて、上記操作部制御Webサービス提供処理手段から上記操作部に表示されている表示情報を取得し、該表示情報に対応した文書一覧の作成を上記複合処理実行手段に行わせるように構成しても良い
【0029】
このような画像形成装置では、複数の処理単位を組み合せて操作手段の表示を機器へ提供することができるため、機器は、一回の処理リクエストを生成するのみで、上記表示を表示ユニットに表示させることができる。
【0030】
また、本発明は、請求項から10に記載されるように、上記画像処理装置での処理を行う画像形成方法とすることもできる。
【0031】
更に、上記課題を解決するため、本発明は、請求項19に記載されるように、ネットワークを介して接続されるWebサービスを提供する画像形成装置との間で、所定メッセージ交換プロトコルに従って、上記Webサービスに関する処理要求を示す処理リクエストの生成と、該処理リクエストに対する応答を示す処理レスポンスの解析とを行うメッセージ交換制御手段と、
上記処理要求の生成と、上記メッセージ交換制御手段による上記応答の解析結果を表示ユニットに表示させる画面情報を生成する制御処理を行う要求応答制御手段とを有するように構成することができる。
【0032】
このような利用者端末では、機種又はオペレーティングシステムに依存することなく、複数のWebサービスを提供する画像形成装置から所望のWebサービスの提供を受けることができる。つまり、画像形成装置にて実行されたWebサービスの処理結果を表示ユニットに表示させることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1において、融合機1200は、プロッタ1201と、スキャナ1202と、ファクシミリなどのハードウェアリソース1203などを有するとともに、プラットフォーム1220とアプリケーション1230とから構成されるソフトウェア群1210と、融合機起動部1240とを備えている。
【0034】
融合機起動部1240は、融合機1200の電源投入時に先ず始めに実行され、プラットフォーム1220やアプリケーション1230を起動する。
【0035】
プラットフォーム1220は、アプリケーション1230からの処理要求を解釈して、ハードウェア資源の獲得要求を発生させる下記に示すコントロールサービス1250と、一または複数のハードウェア資源の管理をおこない、コントロールサービス1250からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャー(SRM(System Resource Manager)1223)と、OS1221とを有する。
【0036】
このコントロールサービス1250は、複数のサービスモジュールにより形成され、具体的には、SCS(System Control Service)1222と、ECS((Engine Control Service)1224と、MCS(Memory Control Service)1225と、OCS(Operation panel Control Service)1226と、FCS(FAX Control Service)1227と、NCS(Network Control Service)1228と、IMH(Imaging Memory Handler)1229とがある。なお、このプラットフォーム1220は、あらかじめ定義された関数により前記アプリケーションからの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェースを有する。
【0037】
OS1221は、UNIX(登録商標)などのオペレーティング・システムであり、プラットフォーム1220並びにアプリケーション1230の各ソフトウェアをそれぞれプロセスとして並列実行する。オープンソースのUNIX(登録商標)を用いることにより、プログラムの安全性を確保できるとともに、ネットワーク対応可能となり、ソースコードの入手も容易となる。さらに、OS、TCP/IPのロイヤリティが不要であり、アウトソーシングも容易となる。
【0038】
SRM1223は、SCS1222とともにシステムの制御およびリソースの管理をおこなうものであり、スキャナ1202やプロッタ1201などのエンジン部、メモリ、HDDファイル、ホストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、IEEE1394I/F、RS232CI/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求にしたがって調停をおこない、実行制御する。
【0039】
具体的には、このSRM1223は、要求されたハードウェア資源が利用可能であるかどうか(他の要求により利用されていないかどうか)を判断し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に伝える。また、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングをおこない、要求内容(たとえば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施するようにしてもよい。
【0040】
SCS1222は、アプリ管理(機能1)、操作部制御(機能2)、システム画面表示(ジョブリスト画面、カウンタ表示画面など)(機能3)、LED表示(機能4)、リソース管理(機能5)、割り込みアプリ制御(機能6)等の複数の機能を行なう。具体的には、アプリ管理(機能1)では、アプリの登録と、その情報を他のアプリに通知する処理をおこなう。操作部制御(機能2)では、アプリの操作部使用権の排他制御をおこなう。システム画面表示(機能3)では、操作部使用権を持つアプリからの要求内容に応じて、エンジン部の状態に対応する警告画面の表示をおこなう。LED表示(機能4)では、警告LED、アプリキーなどのシステムLEDの表示制御をおこなう。リソース管理(機能5)では、アプリ(ECS)がジョブを実行するにあたって、排他しなければならないエンジンリソース(スキャナ、ステープルなど)の排他制御のためのサービスをおこなう。割り込みアプリ制御(機能6)では、特定のアプリを優先動作させるための制御及びサービスをおこなう。
【0041】
ECS1224は、プロッタ1201と、スキャナ1202と、その他ハードウェアリソース1203などのエンジン部を制御するものであり、画像読み込みと印刷動作、状態通知、ジャムリカバリなどをおこなう。
【0042】
MCS1225は、メモリ制御をおこなうものであり、具体的には、画像メモリの取得および開放、ハードディスク装置(HDD)の利用、画像データの圧縮および伸張などをおこなう。
【0043】
OCS1226は、オペレータと本体制御間の情報伝達手段となる操作パネルを制御するモジュールであり、オペレータのキー操作イベントを本体制御に通知する処理、各アプリがGUIを構築するためのライブラリ関数を提供する処理、構築されたGUI情報をアプリ別に管理する処理、操作パネル上への表示反映処理などをおこなう。
【0044】
FCS1227は、システムコントローラの各アプリ層からPSTN/ISDN網を使ったファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読み取り、ファクシミリ受信印刷、融合送受信をおこなうためのAPI(Application Program Interface)を提供する。
【0045】
NCS1228は、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するためのモジュール群であり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信する際の仲介をおこなう。
【0046】
本実施例において、例えば、NCS1228で、複数のプロトコルのうちhttpd(Hypertext Transfer Protocol Daemon)によって、インターネットを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をHTTP(Hypertext Transfer Protocol)で制御し、HTTPリクエストヘッダで指定されるWebサービスに対応する処理部を関数コールによって起動し、そのWebサービスによる処理結果をHTTPレスポンスで該ネットワーク機器へ通知するように構成しても良い。Webサービスは、例えば、XML(eXtensible Markup Language)によって記述されたメッセージに従って提供される。
【0047】
IMH1229は、イメージデータを仮想メモリ領域(ユーザ仮想空間)から物理メモリへマップする。プロセスの起動に応じて、システムコールを行ない、プロセス用の仮想メモリ領域をマップしたり、マップした仮想メモリ領域をプロセスの終了時に開放する処理等を行なう。
【0048】
アプリケーション1230は、ページ記述言語(PDL)、PCLおよびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ1211と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ1212と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ1213と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ1214と、ネットファイル用アプリケーションであるWebサービス処理アプリ1215と、工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ1216とを有する。各アプリケーション1211〜1216は、プラットフォーム1220上の各プロセスを利用して動作実行し得るため、画面制御、キー操作制御およびジョブ生成などをおこなう画面表示制御プログラムがその主体となる。なお、NCS1228により接続されたネットワークを介して新たなアプリケーションをネットワーク経由で搭載することもできる。また、各アプリケーションはアプリケーションごとに追加または削除することができる。
【0049】
Webサービス処理アプリ1215は、SOAP(Simple Object Access Protocol)に従ってメッセージ交換を行うSOAP処理部70と、API(Application Program Interface)を介してコントロールサービス1250を利用して所定処理を行い、その処理結果をWS−API(Web Service Application Program Interface)を介してWebサービスとして提供するWebサービスファンクション(WSF)1400とを有する。
【0050】
このように、融合機1200は、各アプリで共通的に必要となる処理をプラットフォーム1220で一元的に処理する。
【0051】
次に、融合機1200のハードウェア構成について説明する。図2は、図1に示す融合機1200のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、この融合機1200は、オペレーションパネル1310、FAXコントロールユニット1530、USB(Universal Serial Bus)1330、IEEE13941340およびエンジン部1350(プリンタ1201、スキャナ1202等が接続される)とコントローラ1300のASIC1301とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バス等で接続した構成となる。
【0052】
コントローラ1300は、ASIC1301にMEM−C1302、HDD(Hard Disk Drive)1303などを接続するとともに、このASIC1301とCPU1304とをCPUチップセットのNB1305を介して接続している。このように、NB1305を介して接続する理由は、CPU1304自体のインターフェースが公開されていないためである。
【0053】
ここで、このASIC1301とNB1305は、単にPCIを介して接続されているのではなく、AGP1308を介して接続されている。このようにAGP1308を介して接続することとした理由は、この融合機1200が図12に示したプラットフォーム1220やアプリケーション1230を形成する複数のプロセスを実行制御する関係上、これらを低速のPCIで接続したのでは、パフォーマンスが低下するからである。
【0054】
CPU1304は、融合機1200の全体制御をおこなうものであり、具体的には、OS1221上でプラットフォーム1220を形成するSCS1222、SRM1223、ECS1224、MCS1225、OCS1226、FCS1227、NCS1228をそれぞれプロセスとして起動して実行させるとともに、アプリケーション1230を形成するプリンタアプリ1211、コピーアプリ1212、ファックスアプリ1213、スキャナアプリ1214、Webサービス処理アプリ1215、工程検査アプリ1216を起動して実行させる。
【0055】
NB1305は、CPU1304とMEM−P1306、SB1307、ASIC1301とを接続するためのブリッジであり、MEM−P1306は、融合機の描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、SB1307は、NB1305とROM、PCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。MEM−C1302は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、ASIC1301は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。
【0056】
HDD1303は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージであり、オペレーションパネル1310は、操作者からの入力操作の受け付け並びに操作者に向けた表示をおこなう操作部である。
【0057】
したがって、ASIC1301には、MEM−C1302を接続するためのRAMインターフェースと、HDD1303を接続するためのハードディスクインターフェースが設けられ、これらの記憶部に対して画像データの入出力をおこなう場合には、入出力先がRAMインターフェースまたはハードディスクインターフェースに切り替えられる。
【0058】
AGP1308は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、システムメモリに高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にする。
【0059】
以下、上述したような図1に示す機能構成、及び、図2に示すハードウェア構成を有する融合機1200がWebサービスを提供するための機能構成例について説明する。ここで、Webサービスとは、ネットワーク機器からのHTTPリクエストによるサービス要求に応じて、融合機1200が所定の処理を行ない、その処理結果をHTTPレスポンスとしてネットワーク機器へ提供することを言う。また、HTTPリクエスト及びHTTPレスポンスのボディ部はXMLによって記述される。
【0060】
一つのWebサービス提供処理部の複数のメソッドを組み合せて実行する複合Webサービス提供処理部を有する融合機1200について説明する。図3は、複合Webサービスを有する融合機の例を説明するための第一機能構成例を示すブロック図である。図3において、融合機1200は、主に、HTTPに従った通信制御を行うhttpd2と、HTTPリクエストに対応するWebサービス提供処理部へ処理を分配するディストリビューター(Distributor)30と、複数のWebサービス提供処理部としてファイル管理Webサービス提供処理部40、他Webサービス提供処理部49及び複合Webサービス提供処理部90と、複数のWebサービス提供処理部40、49及び90とで共有されるXMLで記述されたメッセージを処理するXML処理部50と、複数のWebサービス提供処理部40、49及び90によって共有され、ネットワーク機器10との間でSOAP(Simple Object Access Protocol)に従うメッセージ交換を制御するSOAP処理部70と、スキャナ1202と、HDD1303と、プロッタ1201と、オペレーションパネル1310と、FAXコントロールユニット1530等とを有する。
【0061】
ファイル管理Webサービス提供処理部40は、HDD1303に蓄積されている文書を特定する文書IDのリストを取得する文書IDリスト取得メソッド401と、文書IDに対応するHDD1303に蓄積されている文書に関する書誌情報を取得する書誌情報取得メソッド402とを有する。メソッドは、ファイル管理Webサービス提供処理部40でのWebサービスの処理の単位を示し、ファイル管理Webサービス提供処理部40は、複数のメソッドによって図1に示すWebサービスファンクション1400を構成し、ネットワーク機器10からの要求に応じたWebサービスの提供を行う。図3に示される第一機能構成例の場合、複数のメソッドとして、文書IDリスト取得メソッド40と書誌情報取得メソッド402とに限定されるものではなく、これらメソッド以外に複数のメソッドを構成することも可能である。
【0062】
複合Webサービス提供処理部90の文書一覧作成複合メソッド800は、文書IDリスト取得メソッド401を利用して文書IDのリストを取得する文書IDリスト取得部801と、書誌情報取得メソッド402を利用して文書IDに対応する書誌情報を取得する書誌情報取得部802と、取得した書誌情報に基づいて文書一覧を作成する文書一覧作成部803とを有する。文書一覧作成複合メソッド800は、文書IDリスト取得メソッド401及び書誌情報取得メソッド402を利用しているため、それらメソッドの実体を備えてはいない。よって、文書一覧作成複合メソッド800を実現するために開発される部分は、主に、文書一覧策西部803のみである。そのため、開発効率を大幅に削減することができる。また、複合Webサービス提供処理部90は、文書一覧作成複合メソッド800のような処理単位及びメソッドの実体を備えたメソッドによる処理単位を複数有する集合体を図1に示すWebサービスファンクション1400として構成する。
【0063】
SOAP処理部70は、更に、各Webサービス提供処理部毎に処理を振り分けるディスパッチャー(Dispatcher)60、68等を有し、例えば、ファイル管理Webサービス提供処理部40の各メソッド401又は402へ処理を振り分けるディスパッチャー60と、複合Webサービス提供処理部90の文書一覧作成複合メソッド800に対して処理を振り分けるディスパッチャー68を有する。なお、融合機1200において、説明の便宜上、複数のWebサービス提供処理部として、ファイル管理Webサービス提供処理部40と他Webサービス提供処理部49のみが示されるが、更に多くのWebサービス提供処理部を有する構成とすることもできる。また、それら複数のWebサービス提供処理部によって、XML処理部50及びSOAP処理部70は共有される。
【0064】
また、ネットワーク15を介して融合機1200と接続されるネットワーク機器10は、キーボード又はマウス等の入力装置からの入力データを制御すると共に、モニタ9に表示させる出力データとを制御する入出力制御部11と、SOAPに従ってメッセージ交換を制御するSOAP処理部12と、HTTPに従ったリクエストの生成及びレスポンスを解析するリクエスト/レスポンス処理部14とを有する。SOAP処理部12は、融合機1200に対するWebサービスの処理内容及び融合機1200からのWebサービスの処理結果をXMLによって処理するXML処理部13を有する。更に、ここで、HTTPリクエストはHTTPに従ったデータ通信によって、Webサービスを要求することを示し、HTTPレスポンスは該Webサービスの処理結果を通知する応答を示す。
【0065】
図3より、このようなネットワーク機器10を利用する利用者は、所望のWebサービスを融合機1200へ要求するための画面から融合機1200へ要求する(ステップS1)。例えば、利用者は、融合機1200のHDD1303に蓄積された文書の一覧を提供するWebサービスをモニタ9の画面から要求したとする。利用者によるWebサービスの要求に応じて、入出力制御部11は、リクエスト/レスポンス処理部14へ要求データを通知する(ステップS2)。リクエスト/レスポンス処理部14は、入出力制御部11からの要求データに基づいてリクエストを生成し(ステップS3)、生成したリクエストをSOAP処理部12に通知する(ステップS4)。SOAP処理部12は、XML処理部13利用者が所望するWebサービスの処理内容をXMLによってHTTPリクエストのボディ部を記述し、SOAPに従ってHTTPリクエストを生成する。そして、該HTTPリクエストをネットワーク15を介して融合機1200へ送信する(ステップS4)。
【0066】
融合機1200のhttpd2は、HTTPリクエストを受信すると、ディストリビューター30によって、HTTPリクエストのヘッダ部で指定されるWebサービス提供処理部へ受信したHTTPリクエストを分配する(ステップS5)。例えば、HTTPリクエストのヘッダ部で複合Webサービス提供処理部90が指定されていた場合、複合Webサービス提供処理部90がディストリビューター30によって実行される。
【0067】
複合Webサービス提供処理部90は、SOAPに従ったHTTPリクエストを処理するために、SOAP処理部70に受信したHTTPリクエストを通知する(ステップS6)。SOAP処理部70は、SOAPに従ってHTTPリクエストを処理し、ディスパッチャー68は、HTTPリクエストのヘッダ部で指定される文書一覧作成複合メソッド800に処理を振り分けて、HTTPのメソッドに応じてXML処理部50を実行する(ステップS7)。XML処理部50は、XMLで記述されたHTTPリクエストのボディ部において処理内容を示すメッセージを文書一覧作成複合メソッド800で解釈可能な記述に変換して、文書一覧作成複合メソッド800に通知する(ステップS8)。
【0068】
文書一覧作成複合メソッド800は、先ず、文書IDリスト取得部801によって、ファイル管理Webサービス提供処理部40の文書IDリスト取得メソッド401を関数コールする(ステップS9)。文書IDリスト取得メソッド401は、HDD1303で管理している文書を識別する文書IDを取得して文書IDリストを作成する。この場合、文書IDリスト取得メソッド401(listID(docIDList))は、文書ID「101」、「102」、「103」とを取得したとすると、文書IDリスト(docIDList)を、docIDList={101, 102, 103, 0}(「0(ゼロ)」は終了を示す)のように設定し文書IDリスト取得部801に通知する(ステップS10)。
【0069】
文書一覧作成複合メソッド800は、続けて、書誌情報取得部802によってファイル管理Webサービス提供処理部40の書誌情報取得メソッド402を関数コールする(ステップS11)。書誌情報取得メソッド402は、HDD1303で管理している文書に対して、書誌情報取得部802から通知された文書IDで書誌情報を問い合わせ、書誌情報を作成する。例えば、文書ID「101」について書誌情報を取得する場合、書誌情報取得部802は、書誌情報取得メソッド402(getProps(docID,props))をgetProps(101,props)のようにして関数コールする。
【0070】
コールされた書誌情報取得メソッド402は、HDD1303に対して指定された文書IDで書誌情報を問い合わせ、該書誌情報を書誌情報取得部802へ通知する(ステップS12)。つまり、書誌情報取得メソッド402は、書誌情報取得部802から通知された文書ID「101」でHDD1303から書誌情報を取得する。そして、書誌情報取得メソッド402は、書誌情報取得部802へ通知するための書誌情報を作成する。例えば、書誌情報は、prop={文書ID, 文書名, ページ数, 所有者, 0}(「0(ゼロ)」は書誌情報の終了を示す)として作成され、この場合、prop={101, ”蓄積文書1”, 3, “ユーザー1”, 0}のように文書ID「101」に対して設定される。書誌情報取得メソッド402は、指定された文書IDに対する書誌情報の作成結果を文書一覧作成複合メソッド800の書誌情報取得部802へ通知する。
【0071】
文書一覧作成複合メソッド800の書誌情報取得部802は、その他の文書ID「102」及び「103」について、上記同様の処理を繰り返して、全ての文書情報を取得する。
【0072】
文書一覧作成複合メソッド800は、更に、文書一覧作成部803によって、文書一覧を作成し、その文書一覧をXMLで記述するためにXML処理部50へ通知する(ステップS13)。つまり、文書一覧作成部803は、文書一覧を、例えば、docList={{101, "蓄積文書1", 3, "ユーザー1",0},{102, "蓄積文書2", 10, "ユーザー2",0},{103, "蓄積文書3", 1, "ユーザー1",0},0}のように作成する。この作成された文書一覧(docList)がXML処理部50に通知される。XML処理部50は、文書一覧(docList)を受け取ると、XMLで記述してSOAP処理部70へ通知する(ステップS14)。SOAP処理部70は、XMLで記述された文書一覧を受け取ると、HTTPレスポンスのボディ部に受け取ったXMLで記述された文書一覧を設定してSOAPに従ってHTTPレスポンスを生成する(ステップS15)。
【0073】
このような第一機能構成例において、複合Webサービス提供処理部90が文書一覧作成複合メソッド800によって、文書IDリスト取得メソッド401及び書誌情報取得メソッド402の実体を備えることなく、複数のメソッドを組み合せて一連のWebサービスの処理を行うことができる。よって、ネットワーク機器10は、融合機1200が提供可能なWebサービスの単位を意識することなく、一回のHTTPリクエストによって一連のWebサービスの提供を受けることができる。
【0074】
図3に示すXML処理部50は、文書一覧(docList)を、例えば、図4に示すようなXMLで記述する。図4は、XML処理部にてXMLで記述された文書一覧の例を示す図である。図4より、記述53は文書ID「101」の書誌情報を示し、記述54は文書ID「102」の書誌情報を示し、記述55は文書ID「103」の書誌情報を示す。例えば、記述53において、文書ID「101」の書誌情報は、文書名が「蓄積文書1」、ページ数が「3」ページ、所有者が「ユーザー1」であることを示している。
【0075】
また、ネットワーク機器10のSOAP処理部12で作成され、融合機1200へ送信されるHTTPリクエストは、例えば、図5に示すように記述される。図5は、SOAPによるHTTPリクエストの例を示す図である。図5は、SOAPによるHTTPリクエストの例を示す図である。図5に示すHTTPリクエストのHTTPヘッダ部73おいて、URI74は、POSTメソッドによってHTTPリクエストが送信されるURIを示し、例えば、「netdoc」である。更に、SOAPAction75でリクエストの目的を表すURIが示され、例えば、「http://foo.bar.com/netdoc/documentList」によって「文書一覧」が指定される。融合機1200のhttpd2がHTTPリクエストを受信し、SOAP処理部70がHTTPヘッダ部75を解析する。SOAP処理部70は、<SOAP-ENV:Envelope>から</SOAP-ENV:Envelope>を解析し、<ns:documentList>から</ns:documentList>までのXMLで記述された処理内容を示すメッセージを取得する。このXMLメッセージは、XMLメッセージにおいて、例えば、<listtype>に設定されている“1”が全ての文書について一覧を作成することを示す場合、文書一覧作成複合メソッド800は、そのメッセージの指示に基づいて、文書IDリスト取得部801と、書誌情報取得部802と、文書一覧作成部803とによって、融合機1200にて管理される全文書の一覧を取得する。
【0076】
文書一覧は、XML処理部50でXMLにて記述された後、SOAP処理部70でHTTPレスポンスが作成され、例えば、図6に示すようなHTTPレスポンスを生成する。図6は、SOAPによるHTTPレスポンスの例を示す図である。図6に示すHTTPレスポンスの例において、SOAP処理部70は、HTTPヘッダ部78を作成し、更に、HTTPボディ部79を作成する。HTTPボディ部79として、<SOAP-ENV:Envelope>から</SOAP-ENV:Envelope>が作成される。<ns:documentListResponse>から</ns:documentListResponse>までに示されるメッセージ91は、XML処理部50によって文書一覧作成複合メソッド800からの文書一覧をXMLで記述したメッセージである。
【0077】
このようなHTTPレスポンスがネットワーク機器10へ通知され、SOAP処理部12によって<SOAP-ENV:Body>から</SOAP-ENV:Body>にメッセージ91を取り出し、その取り出されたメッセージ91は、XML処理部13によってモニタ9に表示すべき文書一覧情報を取り出してリクエスト/レスポンス処理部14に通知される。更に、文書一覧情報はリクエスト/レスポンス処理部14によって画面データとして処理され、例えば、図7に示すように、入出力制御部11によってモニタ9に表示される。
【0078】
図7は、ネットワーク機器側に表示される画面例を示す図である。図7において、画面92は、文書毎に、文書名、ページ数、所有者等の情報の一覧を表示する。
【0079】
更に、図3において、ファイル管理Webサービス提供処理部40自身によってWebサービスを提供することも可能である。つまり、httpd2がネットワーク機器10からHTTPリクエストを受信すると(ステップS4),ディストリビューター30は、HTTPリクエストのヘッダ部で指定される書誌情報取得のWebサービスの要求に応じて、ファイル管理Webサービス提供処理部40の書誌情報取得メソッド402へ受信したHTTPリクエストを分配する(ステップS5−3)。
【0080】
ファイル管理Webサービス提供処理部40は、SOAPに従ったHTTPリクエストを処理するために、SOAP処理部70に受信したHTTPリクエストを通知する(ステップS6−3)。SOAP処理部70は、SOAPに従ってHTTPリクエストを処理し、ディスパッチャー60は、HTTPリクエストのヘッダ部で指定される書誌情報取得メソッド402に処理を振り分けて、HTTPのメソッドに応じてXML処理部50を実行する(ステップS7−3)。XML処理部50は、XMLで記述されたHTTPリクエストのボディ部において処理内容を示すメッセージを書誌情報取得メソッド402で解釈可能な記述に変換して、書誌情報取得メソッド402に通知する(ステップS8−3)。
【0081】
書誌情報取得メソッド402は、HDD1303で管理している文書に対して、XML処理部50で処理されたメッセージで指定される文書IDで書誌情報を問い合わせて、その書誌情報をXMLで記述するためにXML処理部50へ通知する(ステップS13−3)。更に、SOAP処理部70において、HTTPレスポンスのボディ部にXMLで記述された書誌情報を設定してSOAPに従ってHTTPレスポンスが生成され(ステップS15―3)、httpd2からネットワーク機器10へ送信される(ステップS16−3及びS17)。
【0082】
このように、融合機1200は、ネットワーク機器10からの書誌情報の提供を要求するHTTPリクエストに応じて、実体を備えた書誌情報取得メソッド402自身を実行することができる。また、同様にして、文書IDリスト取得メソッド401自身を実行することも可能である。
【0083】
よって、融合機1200は、画像を形成すると共に、実際にWebサービスを提供するための処理を行う複数のメソッドと、それらの組み合せによって、幅広いWebサービスを提供することができる。
【0084】
上記第一機能構成例において、一つのWebサービス提供処理部の複数のメソッドを組み合せて実行する複合Webサービス提供処理部を有する融合機1200の機能構成及び処理フローにいて説明したが、次に、複合Webサービス提供処理部が一つのWebサービス提供処理部の複数のメソッドと、他のWeb提供処理部とを組み合せて実行する場合について説明する。
【0085】
図8は、複合Webサービスを提供する融合機の第二機能構成例を示す図である。図8中、図3に示される構成部分と同様の構成部分及び図3に示されるステップと同様のステップは、同一の符号を付し、その説明を省略する。図8において、融合機1200は、図3に示す第一機能構成例における構成部分に更に、オペレーションパネル1310に表示されている情報をネットワーク機器10へ提供する操作部Webサービス提供処理部48を有する。
【0086】
この第二機能構成例において、オペレーションパネル1310からの要求により文書一覧をオペレーションパネル1310へ表示する場合について説明する。オペレーションパネル1310からの要求により、複合Webサービス提供処理部90は、内部で発生した文書一覧を要求する事象により、文書一覧作成複合メソッド800を実行する(ステップS1−5)。文書一覧作成複合メソッド800は、上述したように、文書IDリスト取得部801によって文書IDリスト取得メソッド401から文書IDリストを取得し(ステップS9及びS10)、書誌情報取得部802によって書誌情報取得メソッド402から各文書IDに応じた書誌情報を取得する(ステップS11及びS12)。そして、文書一覧作成部803によって作成された文書一覧が操作部制御Webサービス提供処理部48へ通知される(ステップS12−5)。そして、操作部制御Webサービス提供処理部48はオペレーションパネル1310へ表示情報として文書一覧を通知する。オペレーションパネル1310に文書一覧が表示される。
【0087】
次に、ネットワーク機器10からの要求により、オペレーションパネル1310に現在表示されている文書一覧をモニタ9に表示させる場合について説明する。XML処理部50からメッセージを文書一覧作成複合メソッド800で解釈可能な記述に変更された処理内容の通知を受けると、文書一覧作成複合メソッド800は、操作部制御Webサービス提供処理部48からオペレーションパネル1310の現在の表示情報を取得し(ステップS8−7)、その表示情報に基づいて、上述したように、文書IDリスト取得部801によって文書IDリスト取得メソッド401から文書IDリストを取得し(ステップS9及びS10)、書誌情報取得部802によって書誌情報取得メソッド402から各文書IDに応じた書誌情報を取得する(ステップS11及びS12)。
【0088】
そして、文書一覧作成部803によって作成された文書一覧がXML処理部50に通知される(ステップS13)。XMLで記述された文書一覧は、例えば、図4に示すような記述であって、そのXMLによる記述は、SOAP処理部70に通知される(ステップS14)。SOAP処理部70によって更に、XMLで記述された文書一覧は、図6に示されるようにHTTPレスポンスの形式に構成されて(ステップS15)、httpd2からネットワーク機器10へ送信される(ステップS16及びS17)。
【0089】
ネットワーク機器10では、このHTTPレスポンスによって、モニタ9に図7に示されるような画面92が表示される。この画面92は、オペレーションパネル1310と同様な構成で表示されるようにすることができる。
【0090】
このような第二機能構成例において、XML処理部50及びSOAP処理部70は、複合Webサービス提供処理部90に含まれるように構成しても良い。
【0091】
上記第一及び第二機能構成例において、複合Webサービス提供処理部90を有する融合機1200が一台のネットワーク機器10へWebサービスを提供する構成について説明したが、複数のネットワーク機器10とネットワーク15を介して接続される場合には、各ネットワーク機器10へ所望のWebサービスを提供することが可能である。
【0092】
また、融合機1200への処理内容をXMLで記述することができ、また、メッセージ交換手順をSOAPとすることによって、ネットワーク機器10の機種又はオペレーティングシステムに依存することなく、ネットワーク機器10は、Webサービスの提供を受けることが可能となる。
【0093】
更に、融合機1200の複合Webサービス提供処理部90に文書一覧作成複合メソッド800を備えることによって、一つのWebサービス提供処理部内の複数のメソッドを組み合せたWebサービスを提供可能とすると共に、複数のWebサービス提供処理部を組み合せたWebサービスを提供可能とするとすることができる。よって、ネットワーク機器10は、利用者からの要求に応じて、融合機1200へ要求するための複数のHTTPリクエストを生成する必要がない。そのため、一つのHTTPリクエストに対して一つのHTTPレスポンスの処理を行うだけでよく、ネットワーク機器10に利用者の要求に応じた特別な処理を行わなくて良い。
【0094】
更に、利用者は、使用するコンピュータ端末に複数の画像形成機能を利用するための複数のドライバ・ソフトウェアをインストールすることなく、画像形成装置の機能を、ネットワークを介してインターネット標準の各種Webプロトコルを利用してアクセス可能なプログラマブルなアプリケーションコンポーネントとして利用することができる。
【0095】
また、融合機1200内又は融合機1200と他装置間とにおいて、Webサービスが他Webサービスとやり取りする分散環境を実現することができる。
【0096】
上記実施例により、画像を形成する融合機1200は、オペレーションパネルの制御、印刷処理、ファイル管理、スキャナ制御等、画像処理に関する種々の内部情報を処理し、その処理結果を要求元へ提供するWebサービスを実現することができる。ここで言う内部情報とは、画像情報、画像情報についてのステータス情報、及び、機器本体の設定を変更したりネットワークIPを変更したりする制御パラメータ等の情報等の画像処理及び融合機1200に関する多種多様の情報を示しており、それら内部情報に対して所定処理を行い、その処理結果をWebサービスとして提供することは、上記実施例により実現可能である。
【0097】
なお、上記実施例において、httpd2は、ネットワーク通信制御手段に対応し、ファイル管理Webサービス提供処理部40は、Webサービス提供処理手段に対応し文書IDリスト取得メソッド401及び書誌情報取得メソッド402の夫々は、処理単位に対応する。複合Webサービス提供処理部90は、複合Webサービス提供処理手段に対応し、文書一覧作成複合メソッド800は、複合処理実行手段に対応する。また、操作部制御Webサービス提供処理部48は、内部Webサービス提供処理手段に対応する。更に、SOAP処理部70は、プロトコル処理手段に対応し、XML処理部50はメッセージ処理手段に対応する。
【0098】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本願発明によれば、利用者が使用するコンピュータ端末に複数の画像形成機能を利用するためにドライバ等のソフトウェアをインストールすることなく、また、該コンピュータ端末の機種又はオペレーティングシステムに依存することなく、複数の画像形成機能を有する融合機への利用者からの処理要求を行なえるだけでなく、他の機器からの処理要求も統一的に処理することが可能となる。更に、細かい単位で構成された複数のWebサービスの組み合せを複合Webサービスが制御することによって、種々のバリエーションでサービスを提供することができる。また、異なるサービス間で同一Webサービスを再利用することができる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多種の画像形成機能を融合する融合機の機能構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す融合機1200のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】複合Webサービスを有する融合機の例を説明するための機能構成概略を示すブロック図である。
【図4】XML処理部にてXMLで記述された文書一覧の例を示す図である。
【図5】SOAPによるHTTPリクエストの例を示す図である。
【図6】SOAPによるHTTPレスポンスの例を示す図である。
【図7】ネットワーク機器側に表示される画面例を示す図である。
【図8】複合Webサービスを提供する融合機の第二機能構成例を示す図である。
【符号の説明】
2 httpd(Hypertext Transfer Protocol Daemon)
30 ディストリビューター
40〜49 Webサービス提供処理部
50 XML処理部、 60、68 ディスパッチャー
70 SOAP処理部 800 文書一覧作成複合メソッド
90 複合Webサービス提供処理部
1200 融合機、
1201 プロッタ 1202 スキャナ
1210 ソフトウェア群
1230 アプリケーション、 1220 プラットフォーム
1221 OS、 1222 SCS
1223 SRM、 1224 ECS
1225 MCS、 1226 OCS
1227 FCS、 1228 NCS
1229 IMH、 1240 融合機起動部
1300 コントローラ、 1301 ASIC
1302 MEM−C、 1303 HDD
1304 CPU、 1305 NB
1306 MEM−P、 1307 SB
1308 AGP、 1310 オペレーションパネル
1330 USB、 1340 IEEE1394
1350 エンジン部、 1500 ネットワークI/F部
1530 FAXコントロールユニット

Claims (11)

  1. スキャナとプロッタと記憶装置とを含む複数のハードウェア資源の1つ以上を利用して画像形成を行う画像形成装置であって、
    ネットワークを介して接続された機器からの処理リクエスト及び該機器への処理レスポンスの通信制御を行うネットワーク通信制御手段と、
    上記処理リクエスト内に所定メッセージ交換プロトコルに従って記述されたメッセージに基づいて上記ハードウェア資源の1つ利用して上記画像形成装置を制御するための処理をし、その処理結果を示す上記所定メッセージ交換プロトコルに従った上記処理レスポンスを生成する手段であり、上記ハードウェア資源の夫々に対応させた複数のWebサービス提供処理手段と、
    上記処理リクエストに応じて上記Webサービス提供処理手段を構成する少なくとも一つ以上の処理単位を実行すると共に、他の処理を行う複合Webサービス提供処理手段と、
    上記複数のWebサービス提供処理手段上記複合Webサービス提供処理手段によって共有され、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って上記処理リクエストのヘッダ部を解析し、また上記処理レスポンスのヘッダ部を作成して、上記メッセージの交換を制御するプロトコル処理手段と、
    上記複数のWebサービス提供処理手段上記複合Webサービス提供処理手段によって共有され、上記処理リクエストのボディ部に記述される上記メッセージから処理内容を取得して上記画像形成装置を制御するための処理に関するデータ構成に変換し、また該処理の結果を上記レスポンスのボディ部に所定記述形式で記述するメッセージ処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. スキャナとプロッタと記憶装置とを含む複数のハードウェア資源の1つ以上を利用して画像形成を行う画像形成装置であって、
    ネットワークを介して接続された機器からの処理リクエスト及び該機器への処理レスポンスの通信制御を行うネットワーク通信制御手段と、
    上記処理リクエスト内に所定メッセージ交換プロトコルに従って記述されたメッセージに基づいて上記ハードウェア資源の1つを利用して上記画像形成装置を制御するための処理をし、その処理結果を示す上記所定メッセージ交換プロトコルに従った上記処理レスポンスを生成する少なくとも一つのWebサービス提供処理手段と、
    上記処理リクエストに応じて上記Webサービス提供処理手段を構成する二以上の処理単位を実行する複合Webサービス提供処理手段と
    上記Webサービス提供処理手段と上記複合Webサービス提供処理手段とによって共有され、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って上記処理リクエストのヘッダ部を解析し、また上記処理レスポンスのヘッダ部を作成して、上記メッセージの交換を制御するプロトコル処理手段と、
    上記Webサービス提供処理手段と上記複合Webサービス提供処理手段とによって共有され、上記処理リクエストのボディ部に記述される上記メッセージから処理内容を取得して上記画像形成装置を制御するための処理に関するデータ構成に変換し、また該処理の結果を上記レスポンスのボディ部に所定記述形式で記述するメッセージ処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記画像形成装置内にて発生した内部事象に応じて、上記複合Webサービス提供処理手段を実行する内部Webサービス提供処理手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 上記複合Webサービス提供処理手段は、上記内部Webサービス提供処理手段から上記内部事象を取得し、該内部事象に基づいて上記Webサービス提供処理手段の上記処理単位を組み合せて実行することによって、上記処理リクエストに応じた上記処理レスポンスを生成することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 上記複合Webサービス提供処理手段は、上記複数のWebサービス提供処理手段の上記処理単位を複数組み合せて上記処理を実行することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 上記ネットワーク通信制御手段によって受信した上記処理リクエストのリクエスト種別を、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って解析し、その解析結果に基づいて、上記複合Webサービス提供処理手段又は上記複合Webサービス提供処理手段に上記処理リクエストを分配する分配手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の画像形成装置。
  7. 上記処理リクエスト内のWebサービスを特定する特定情報を上記所定メッセージ交換プロトコルに従って解析し、その解析結果に基づいて、該特定情報によって特性されるWebサービスを実行する上記複合Webサービス提供処理手段に処理を振り分ける振分手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の画像形成装置。
  8. スキャナとプロッタと記憶装置とを含む複数のハードウェア資源の1つ以上を利用して画像形成を行う画像形成方法であって、
    ネットワークを介して接続された機器からの処理リクエスト及び該機器への処理レスポンスの通信制御を行うネットワーク通信制御手順と、
    上記処理リクエスト内に所定メッセージ交換プロトコルに従って記述されたメッセージに基づいて上記ハードウェア資源の1つを利用して画像形成装置を制御するための処理をし、その処理結果を示す上記所定メッセージ交換プロトコルに従った上記処理レスポンスを生成する少なくとも一つのWebサービス提供処理手順と、
    上記処理リクエストに応じて上記Webサービス提供処理手を構成する少なくとも一つ以上の処理単位を実行すると共に、他の処理を行う複合Webサービス提供処理手順と
    上記Webサービス提供処理手順と上記複合Webサービス提供処理手順とによって共有され、上記所定メッセージ交換プロトコルに従って上記処理リクエストのヘッダ部を解析し、また上記処理レスポンスのヘッダ部を作成して、上記メッセージの交換を制御するプロトコル処理手順と、
    上記Webサービス提供処理手順と上記複合Webサービス提供処理手順とによって共有され、上記処理リクエストのボディ部に記述される上記メッセージから処理内容を取得して上記画像形成装置を制御するための処理に関するデータ構成に変換し、また該処理の結果を上記レスポンスのボディ部に所定記述形式で記述するメッセージ処理手順とを有することを特徴とする画像形成方法。
  9. 上記複合Webサービス提供処理手順は、該複合Webサービス提供処理手の処理単位であって、上記Webサービス提供処理手の上記処理単位を組み合せて実行する少なくとも一つの複合処理実行手順とを有することを特徴とする請求項記載の画像形成方法。
  10. 複数の上記Webサービス提供処理手順を有し、
    上記複合処理実行手順は、上記複数のWebサービス提供処理手順を組み合せて上記内部情報を処理することを特徴とする請求項記載の画像形成方法。
  11. コンピュータに請求項1記載の画像形成装置として機能させることを特徴とするコンピュータ実行可能なプログラム。
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