JP2002187050A - 研磨装置、半導体ウェハの研磨方法、半導体デバイスの製造方法及び製造装置 - Google Patents

研磨装置、半導体ウェハの研磨方法、半導体デバイスの製造方法及び製造装置

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JP2002187050A
JP2002187050A JP2000388216A JP2000388216A JP2002187050A JP 2002187050 A JP2002187050 A JP 2002187050A JP 2000388216 A JP2000388216 A JP 2000388216A JP 2000388216 A JP2000388216 A JP 2000388216A JP 2002187050 A JP2002187050 A JP 2002187050A
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形基板のエッジ部を研磨するに当たり、ス
ラリー研磨液の回収を効率よく行うことができ、しか
も、補修、点検作業等を安全に行うことができる研磨装
置を提供する。 【解決手段】 研磨装置100のドラム120は、略円
錐状の研磨面122Aを内面に有する研磨部材122を
具え、この研磨部材122を回転軸120Rの回りに回
転可能に構成されている。研磨装置100には、半導体
ウェハ10を回転させながら保持するチャックテーブル
131と、半導体ウェハ10のエッジ部11が所定の角
度θ2で研磨面112Aに当接するように、チャックテ
ーブル131を移動させる押付用シリンダ170とが備
えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨装置、半導体
ウェハの研磨方法、半導体デバイスの製造方法及び製造
装置に関し、特に半導体ウェハ、光学レンズ、磁気ディ
スク基板等の円形基板のエッジ部の研磨に用いられる研
磨装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体ウェハ、光学レンズ、
磁気ディスク基板等の円形基板のエッジ部を、所望の平
面度で研磨する技術が知られている。特に、半導体ウェ
ハに対しては、その出荷前に、表面(デバイス形成
面)、裏面、及び、エッジ部の研磨が行われ、研磨後の
半導体ウェハを用いて、半導体デバイスの製造工程で、
そのデバイス形成面に半導体膜、金属膜等からなるデバ
イス構造が形成されていく。
【0003】この場合、半導体膜、金属膜が形成された
半導体ウェハには、成膜後、平坦化のための化学的機械
的研磨(以下、「CMP研磨」と称す。)が行われ、そ
の後、半導体ウェハ全体(表面、裏面、エッジ部)に付
着した物質(半導体膜、金属膜を構成する各種物質)が
洗浄によって除去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の高密
度化が図られた半導体デバイスでは、僅かに残った不要
な物質がデバイス特性に影響を与えることが知られてい
る。しかるに、上記したように半導体ウェハ全体を洗浄
するだけでは、半導体ウェハに付着した不要な物質を、
デバイス特性に影響を与えない程度まで十分に除去する
ことができないことが分かった。特にそのエッジ部に
は、洗浄を行っても、不要な物質が残り易い。これは半
導体ウェハのエッジ部面は、表面や裏面よりも凹凸部が
多いため、不要な物質が入り込みやすく、この凹凸部に
付着した不要な物質が、洗浄によっても除去しにくいこ
とに起因している。
【0005】そこで、本発明者等は、デバイス製造工程
において、不要な物質が付着し得るエッジ部を、成膜工
程等が終了した後に研磨する半導体デバイスの製造方法
を着想した。ここで、一般的にエッジ部を研磨する研磨
装置は、例えば、特開平9−85600号公報等によっ
て公知となっている。
【0006】公知の研磨装置50は、図13に示すよう
に、モータ55によって回転軸51Rを中心に回転する
ドラム51、このドラム51に取り付けられた研磨部材
52、傾斜台56、半導体ウェハ10を吸着するための
チャックテーブル57等を有する。半導体ウェハ10の
エッジ部11を研磨する際には、破線で示すように傾斜
台56が傾けられて、チャックテーブル57に吸着され
た半導体ウェハ10が、ドラム51の研磨部材52に所
定の角度で押し当てられる。このときエッジ部11と研
磨部材52と接触部分には、ノズル54からスラリー研
磨液が供給される。尚、図中、58は研磨装置50全体
を覆う上カバーである。
【0007】このスラリー研磨液には人体に有害な化学
物質が含まれるため、研磨装置50内での飛散を防止す
る必要がある。飛散防止のためドラム51はカバー53
で覆われるが、斯かるカバー53にはエッジ部11を研
磨部材52に当接させるために窓部53Aが設けられる
ため、この窓部53Aからスラリー研磨液が外部に飛び
散る。
【0008】飛び散ったスラリー研磨液は、研磨装置5
0内に付着して汚れの原因になる。又、時間の経過と共
にこれが乾燥すると、スラリー研磨液の成分が研磨装置
50内の雰囲気中で浮遊し、半導体ウェハを汚染するこ
とにもなる。又、スラリー研磨液を回収して、廃棄・再
利用する場合にも、従来の研磨装置50では、飛び散っ
たスラリー研磨液が内部の壁面等に付着するため、高い
回収効率を達成するのが困難であった。
【0009】更に、研磨装置の補修、点検作業等を行う
場合に、有害なスラリー研磨液が装置内部に付着してい
ると、作業を安全に行うことができない。本発明は、か
かる事情に鑑みてなされたもので、第1の目的は、基板
のエッジ部を研磨するに当たって、スラリー研磨液が内
部に飛び散らないようにした研磨装置を提供することで
ある。
【0010】又、本発明の第2の目的は、半導体デバイ
ス製造方法において、半導体ウェハのエッジ部に付着す
る余分な物質を除去して、歩留り向上を図ることができ
る半導体ウェハの研磨方法、半導体の製造方法及び製造
装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の研磨装置は、略円錐状の研磨面を内面に
有する研磨部材を具え、前記研磨部材を前記略円錐状の
研磨面の軸の回りに回転可能に構成した回転部と、基板
を回転させながら保持する保持部と、前記基板のエッジ
部が所定の角度で前記研磨面に当接するように前記保持
部を移動させる移動部とを備えたものである。
【0012】又、請求項2の研磨装置は、請求項1に記
載の研磨装置において、前記研磨部材が、第1の研磨部
と第2の研磨部とからなり、前記第1の研磨部の研磨面
が前記回転部の軸方向に対して下側に広がる略円錐状で
あり、前記第2の研磨部の研磨面が前記回転部の軸方向
に対して上側に広がる略円錐状であり、前記移動部が、
前記基板のエッジ部が前記第1の研磨部の研磨面と前記
第2の研磨部の研磨面に選択的に当接するように、前記
保持部を移動させるものである。
【0013】又、請求項3の研磨装置は、請求項1又は
請求項2に記載の研磨装置において、前記研磨部材に研
磨液を供給する研磨液供給部と、前記略円錐状の空間を
下方から覆う研磨液回収部とを設けたものである。又、
請求項4の研磨装置は、請求項1から請求項3の何れか
1項に記載の研磨装置において、前記研磨部材が、その
研磨面で、少なくとも前記基板が当接される箇所での傾
きが前記回転部の回転軸に対して30度〜70度(好ま
しくは、60度)となるように配置されたものである。
【0014】又、請求項5の半導体デバイスの製造方法
は、半導体ウェハのエッジ部に対する研磨と、デバイス
形成面に対するCMP研磨とを連続して行うものであ
る。又、請求項6の半導体ウェハの研磨方法は、半導体
ウェハを回転させながら保持する手順と、略円錐状の研
磨面を内面に有し前記略円錐状の研磨面の軸の回りに回
転する研磨部材の前記研磨面に前記半導体ウェハのエッ
ジ部を所定の角度で押し当てる手順とを含むものであ
る。
【0015】又、請求項7の半導体デバイスの製造方法
は、半導体ウェハのデバイス形成面に対するCMP研磨
と、請求項6に記載の半導体ウェハの研磨方法によるエ
ッジ部に対する研磨とを連続して行うものである。
【0016】又、請求項8の半導体デバイスの製造装置
は、半導体ウェハのエッジ部を研磨する第1の研磨ユニ
ットと、半導体ウェハのデバイス形成面を研磨する第2
の研磨ユニットと、前記第2の研磨ユニットによって研
磨された半導体ウェハに対する洗浄処理を行う洗浄室と
が連続して設けられたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について、図1から図9を用いて
説明する。
【0018】図1は、本実施の形態の研磨装置100を
示す断面図である。この図に示すように研磨装置100
は、ドラム(回転部)120、傾斜台130、上カバー
140、研磨液回収タブ(研磨液回収部)150、ドラ
ム回転部160、押付用シリンダ170等によって構成
されている。このうちドラム120は、ベアリング12
1によって、作業台101に固定されたフレーム102
に、回転自在に取り付けられている。
【0019】ドラム120の内部には、研磨面122A
が下側に広がる略円錐状に形成された研磨部材122が
取り付けられている。この研磨部材122は、発泡型の
研磨パッド(例えば、ローデル・ニッタ社製SUBA4
00(商品名))からなる。又、ドラム120の外周に
は、プーリー163が設けられており、このプーリー1
63とドラム回転用モータ161側に取り付けられたプ
ーリー162が、駆動ベルト164で懸架されている。
この駆動ベルト164をドラム回転用モータ161によ
って駆動することで、ドラム120は、下側に広がる略
円錐状に形成された研磨面122Aの軸(回転軸120
R)を中心に回転できるようになっている。又、ドラム
120には、フレーム102との間の間隙を覆うように
ラビリンス123が取り付けられている。
【0020】傾斜台130は、このドラム120の内部
に設けられている。傾斜台130は、半導体ウェハ(基
板)10を回転させながら保持するチャックテーブル
(保持部)131、チャックテーブル131が取り付け
られたアーム部135、テーブル回転用モータ132、
アーム部135の角度を調整する角度調整部133、上
下動調整部134を具える。前記角度調整部133によ
って、チャックテーブル131に吸着保持された半導体
ウェハ10を研磨面122Aに対して所定の角度(θ
2)に、傾斜させることができる。
【0021】押付用シリンダ(移動部)170は、チャ
ックテーブル131に吸着された半導体ウェハ10が一
定の力で当該研磨面122Aに押し付けられるように、
傾斜台130全体を移動させる。このように構成された
研磨装置100では、ドラム120の上部が開放され
(上部開放端120A)ここから半導体ウェハ10に向
けて、ノズル(研磨液供給部)182からスラリー研磨
液が供給される(250ml/min)。このノズル1
82は、研磨液供給用管181に接続され、フレキシブ
ルな構造で任意の方向に向けられる。ここでは研磨され
る半導体ウェハ10のエッジ部11に向けられる。この
ドラム120の上部開放端120Aは、上カバー140
によって覆われている。
【0022】又、研磨装置100では、ドラム120の
下部が開放されている(下側開放端120B)。この下
側開放端120Bにはドラムスカート126が連設さ
れ、更にその下方に、下側開放端120B(及びドラム
スカート126)全体を覆うように、作業台101側に
研磨液回収タブ150が設けられている。この研磨液回
収タブ150は、回転するドラム120と接触しないよ
うに一定間隔離れて配置され、その底部に構成するドレ
イン191、吸気管192が取り付けられている。ここ
で吸気管192は、ドラム120内部(雰囲気中)で霧
状のスラリー研磨液を減圧ポンプ(図示省略)等で吸引
するために設けられている。ノズル182からエッジ部
11に向けて供給されたスラリー研磨液は、この吸気管
192から吸引されるので、スラリー研磨液が、上部開
放端120Aから上方に飛び散ることがなくなる。
【0023】次に、研磨装置100を構成するドラム1
20と、傾斜台130と、ドラム回転部160との関係
について、図2、図3を用いて説明する。ドラム120
内の研磨面122Aは、エッジ部11と当接する箇所
(図2中、破線の円Sで示す部分)で回転軸120Rに
対して所定の傾斜角度θ1(30度〜70度)で傾く
(図3;最適値は約60度)。
【0024】研磨時、ドラム120は、ドラム回転用モ
ータ161の回転によって、例えば、図2中、矢印Xで
示す方向に高速回転する(例えば、1000rpm)。
一方、チャックテーブル131に吸着された半導体ウェ
ハ10は、研磨面122Aに対して所定の角度θ2とな
るようにアーム部135が傾斜され、この状態でテーブ
ル回転用モータ132(図1)によって図2中矢印Yで
示す方向に低速回転する(0.5〜2rpm)。
【0025】このように回転された半導体ウェハ10は
傾斜台130ごと押付用シリンダ170によって図中矢
印Zの方向に移動されて、研磨面122Aに半導体ウェ
ハ10のエッジ部11が所定の角度θ2で押し当てら
れ、エッジ研磨が行われる。尚、傾斜台130の上下動
機構133によって、チャックテーブル131は上下動
可能になっており、エッジ部11と研磨面122Aとの
接触箇所を移動させて研磨部材122全体を使った研磨
が可能になっている。
【0026】又、図3に示すように、研磨面122Aを
回転軸120Rに対して所定の傾斜角度θ1で傾けるこ
とで、研磨面122Aに付着したスラリー研磨液は、遠
心力F1、研磨面122Aからの抗力F2との合力F3
によって、研磨面122Aに沿って下方に導かれる。こ
の結果、スラリー研磨液を効率よく、研磨液回収タブ1
50に回収できる。
【0027】ここで、半導体ウェハ10のエッジ研磨に
ついて、図4、図5を用いて説明する。この実施の形態
では、研磨装置100によって、半導体ウェハ10のエ
ッジ部11の3つの面(下側ベベル11B、中面11
C、上側ベベル11A)の研磨が行われる。
【0028】ここで、上側ベベル11A、下側ベベル1
1Bは、その角度(半導体ウェハ10の面に対する角
度)θa、θbが所定の角度(例えば、θa=θbで、
22度又は37度)となるようにエッジ研磨が行われ
る。この半導体ウェハ10のエッジ研磨は、先ず、図5
(a)に示すように、半導体ウェハ10の裏面10B側
がチャックテーブル131に吸着され(デバイス形成面
10Aが上)、チャックテーブル131が低速回転され
ながら、高速回転する研磨面122Aに押し当てられ
る。この場合、上側ベベル11Aの角度θaが所望の角
度となるように、半導体ウェハ10の研磨面122Aに
対する角度θ2が決定される。例えば、角度θaが22
度のときには角度θ2は22度、角度θaが37度のと
きには角度θ2は37度である。
【0029】この上側ベベル11Aの研磨が終了する
と、次いで、中面11Cに対する研磨が行われる。この
研磨は、半導体ウェハ10と研磨面122Aとの角度θ
2を略90度にして行われる。この中面11Cの研磨が
終了すると、半導体ウェハ10が裏返しにされて、チャ
ックテーブル131にデバイス形成面10Aが吸着さ
れ、下側ベベル11Bに対する研磨が行われる。この場
合、下側ベベル11Bの角度θbが上記した値となるよ
うに、半導体ウェハ10の研磨面122Aに対する角度
θ2が決定される。この場合も上記と同様に、角度θb
が22度のときには角度θ2は22度、角度θbが37
度のときには角度θ2は37度である。
【0030】次いで、研磨面122Aの回転軸120R
に対する傾斜角度θ1について、図6を用いて説明す
る。上記したように、エッジ研磨時には、上側ベベル1
1Aの角度θa、下側ベベル11Bの角度θbが所定の
角度となるように、半導体ウェハ10を研磨面122A
に対して所定の角度θ2となるように傾けなければなら
ない(θaが22度のときθ2は22度、θaが37度
のときθ2は37度)。
【0031】一方で、研磨装置100のドラム120の
内径は、研磨部材122の内側に半導体ウェハ10が十
分収容できるように決定されるが、研磨装置100全体
の小型化のためには小さい方が好ましい。上記したよう
に、エッジ研磨時には、半導体ウェハ10が研磨面12
2Aに対して所定の角度(例えば、θ2=22度)とな
るように傾けなければならない。
【0032】ここで、図6(a)に示すように、研磨面
122Aの回転軸120Rに対する傾斜角度θ1が小さ
い(傾きが急峻)場合を考えてみる。この研磨面を用い
て所定の角度θ2で上側又は下側ベベルを研磨する場
合、この研磨面122Aに対して半導体ウェハ10を角
度θ2だけ傾けなければならない。ここで傾斜角度θ1
が小さい程、半導体ウェハ10の回転軸120Rに対す
る傾斜角度が小さくなる(傾きが急峻)。
【0033】このとき略円錐状の研磨面122Aの内側
で、半導体ウェハ10をある限度を超えて急峻に傾ける
と、半導体ウェハ10のエッジ部11が、研磨面122
Aと2点で接触してしまい(図6(a)の×印)好まし
くない。以上の点に鑑みて、研磨面122Aの傾斜角度
θ1は、図6(b)に示すように、半導体ウェハ10の
直径、略円錐状の研磨面122Aの研磨位置(エッジ部
11との接触部分)での内径、上側ベベル11A、下側
ベベル11Bの角度θa、θbとに基づいて、当該半導
体ウェハ10の傾斜が緩やかになるように決定される。
この実施の形態では、研磨面122Aの研磨部分(図2
の円Sで示す箇所)での直径が18インチのドラム12
0を用いて、12インチの半導体ウェハ10の上側ベベ
ル11A、下側ベベル11Bの角度θa、θbを、共に
22度にエッジ研磨できるように、研磨面122Aの傾
斜角度θ1が60度に設定されている。尚、傾斜角度θ
1は、研磨可能な半導体ウェハ10の直径と、研磨装置
100の小型化、更には、上側ベベル11A、下側ベベ
ル11Bの角度θa、θbを勘案してその値は、30度
〜70度程度が好ましい。
【0034】ドラム120の内壁に、略円錐状に研磨部
材122を設けるに当たっては、例えば、図7(a)に
示す形状の研磨布124が、ドラム120の内壁に貼り
付けられる(図7(b))。ここで、研磨布124の貼
り合わせ面124Aを斜めにしておくことで、ドラム1
20が、図7(b)中矢印で示す方向に回転したとき
に、風切り効果で、ドラム120内で霧状となったスラ
リー研磨液が下方(研磨液回収タブ150側)に導かれ
る。
【0035】尚、研磨面122Aの下側開放端120B
側に、図8に示すように、研磨部材125が設けられた
補助プレート126を配置してもよい。この補助プレー
ト126では、研磨部材125の研磨面125Aが回転
軸120Rに対して上側に広がる略円錐状となってい
る。研磨部材125を設けておくことで、チャックテー
ブル131を、上下動機構133によって、図8の矢印
方向に上下動させるだけで(半導体ウェハ10を裏返し
にすることなく)、上側ベベル11Aと下側ベベル11
Bのエッジ研磨を行うことができる。中面11Cは、半
導体ウェハ10が研磨面122A又は125Aと垂直と
なるように、チャックテーブル131が傾けられた状態
で行われる。
【0036】この場合、補助プレート126の外周部1
26Bには、図9(a)に示すように、スラリー研磨液
を、その下方にある研磨液回収タブ150に誘導するた
めの多数の開口126Cが設けられる。この開口126
Cの断面形状は、図9(b)に示すように、斜めになっ
ており、ドラム120が図中矢印方向に回転したとき、
開口126Cの断面形状の風切り効果で、ドラム120
内の霧状のスラリー研磨液が、下方(研磨液回収タブ1
50側)に誘導され、効率よく回収される。
【0037】尚、研磨部材125の研磨面125Aも、
図8に示すように、回転軸120Rに対して角度θ4で
傾いているため、研磨面125Aに付着したスラリー研
磨液は、遠心力と抗力との合力によって、補助プレート
126の外周部126Bに向けて導かれる。これによっ
て、スラリー研磨液が開口126Cから効率よく、研磨
液回収タブ150側に回収されることになる。
【0038】以上説明したように第1の実施の形態の研
磨装置100では、エッジ研磨時に供給されたスラリー
研磨液は、ドラム120の外側に飛び散ることなく、研
磨液回収タブ150に回収されるので、スラリー研磨液
が、研磨装置100を汚すことなく、又、半導体ウェハ
10を汚染することもなく、スラリー研磨液を効率よく
回収して、廃棄・再利用することができる。又、ドラム
120の外側にスラリー研磨液が飛散しないので、研磨
装置100の補修・点検作業が容易になる。
【0039】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態の研磨装置200について、図10を用い
て説明する。この第2の実施の形態では、研磨部材21
0が、第1の研磨部220と、第2の研磨部230とに
よって構成されている。
【0040】ここで第1の研磨部220は、研磨面22
0Aが回転軸210Rに対して下側に広がる略円錐状と
なっている。又、第2の研磨部230は、研磨面230
Aが回転軸210Rに対して上側に広がる略円錐状とな
っている。又、ドラム210は、第1の実施の形態のド
ラム回転部160と同一の機構を有するドラム回転部2
60によって、高速回転される。
【0041】この研磨装置200では、第1の研磨部2
20によって半導体ウェハ10のエッジ部11が研磨さ
れるときには、スラリー研磨液は、図中、矢印Xで示す
ようにドラム210の下方に配置されたスラリー回収タ
ブ250を介して、スラリー回収部290に導かれる。
一方、第2の研磨部230によって半導体ウェハ10の
エッジ部11が研磨されるときには、スラリー研磨液
は、矢印Yで示すように、ドラム220の上方に配置さ
れた上部回収部240を介して、スラリー回収部290
に導かれる。
【0042】このとき、研磨面220A、230Aの、
回転軸210Rに対する傾斜角度θ11、θ21は、所
定の値(例えば、60度)となっているので、研磨面2
20A、230Aに付着したスラリー研磨液は、遠心力
と研磨面220A、230Aからの抗力との合力によっ
て、研磨面220Aでは下方に、研磨面230Aでは上
方に、各々導かれる。この結果、スラリー研磨液を効率
よく、上部回収部240、研磨液回収タブ250を介し
て、スラリー回収部290に回収できる。尚、研磨装置
200のチャックテーブル等の他の構成は、上記した第
1の実施の形態の研磨装置100と同一であり、その詳
細な説明は省略する。
【0043】この第2の実施の形態の研磨装置200で
も、エッジ研磨時に供給されたスラリー研磨液は、ドラ
ム210の外側に飛び散ることなく、スラリー回収部2
90に回収されるので、スラリー研磨液が、研磨装置2
00を汚すことなく、又、半導体ウェハを汚染すること
もなく、スラリー研磨液を効率よく回収して、廃棄・再
利用することができる。又、ドラム210の外側にスラ
リー研磨液が飛び散らないので、研磨装置200の補修
・点検作業が容易になる。
【0044】尚、上記した第1、第2の実施の形態で
は、半導体ウェハ10のエッジ部11を研磨する研磨装
置100、200について説明したが、本発明は、光学
レンズ、磁気ディスク基板等の円形基板のエッジ部の研
磨に適用できるのは、勿論である。 (第3の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
について、図11、図12を用いて説明する。
【0045】この第3の実施の形態は、半導体デバイス
の製造工程において、特に半導体ウェハ10のエッジ部
11に付着した物質を、洗浄/除去するために、上記し
た第1又は第2の実施の形態の研磨装置100、200
を用いたものである。ここで図11は、半導体ウェハ1
0のデバイス形成面10Aに所望の加工処理(例えば、
アルミ層の形成、不純物の打ち込み等)を行った後に、
半導体ウェハ10に残った不要な物質を除去するための
半導体製造装置500を示す。この半導体製造装置50
0では、半導体ウェハ10のエッジ部11に対するエッ
ジ研磨、半導体ウェハ10のデバイス形成面10Aに対
するCMP研磨、更には、半導体ウェハ10の洗浄が連
続して行われる。
【0046】すなわち、この半導体製造装置500で
は、半導体ウェハ10のエッジ部11を研磨するための
エッジ研磨ユニット(第1の研磨ユニット)510と、
半導体ウェハ10のデバイス形成面10Aを研磨するた
めのCMP研磨ユニット(第2の研磨ユニット)520
とが連続して配置されている。これにより半導体ウェハ
10のエッジ部11に対するエッジ研磨とデバイス形成
面10AのCMP研磨とを連続して(他の処理を介在さ
せることなく、かつ、半導体ウェハ10の搬送距離が最
小となるように)行うことが可能となる。この実施の形
態では、実際の半導体ウェハ10に対する研磨処理の流
れ(順序)に従って、エッジ研磨ユニット510の下流
側にCMP研磨ユニット520が配置されている。
【0047】又、エッジ研磨ユニット510の上流側
と、CMP研磨ユニット520の下流側には、これに連
通するバッファステーション530が設けられている。
このバッファステーション530には、後洗浄ユニット
(洗浄室)540が設けられている。この洗浄ユニット
540は、エッジ部後洗浄室540AとCMP後洗浄室
540Bとによって構成されている。
【0048】このように構成された半導体製造装置50
0では、先ず、半導体製造装置500のフロントエンド
のカセット(図示省略)内に収容された半導体ウェハ1
0が、搬送ロボット(図示省略)によって、バッファス
テーション530に仮置きされ、その後、搬送ロボット
(図示省略)によって、エッジ研磨ユニット510に取
り入れられる。
【0049】エッジ研磨ユニット510では、取り入れ
られた半導体ウェハ10のエッジ部11に対して、第1
又は第2の実施の形態で説明した研磨装置100又は研
磨装置200を用いたエッジ研磨が行われる。エッジ研
磨ユニット510でのエッジ研磨が終了すると、半導体
ウェハ10は搬送ロボット(図示省略)にて、このエッ
ジ研磨ユニット510に連続して設けられたCMP研磨
ユニット520に搬送されて、当該デバイス形成面10
Aに対するCMP研磨が行われる。尚、デバイス形成面
10Aに対するCMP研磨は、周知のCMP研磨装置に
よって行われるため、その詳細な説明は省略する。
【0050】CMP研磨ユニット520でのデバイス形
成面10Aの研磨が終了すると、半導体ウェハ10は、
搬送ロボット(図示省略)によって、後洗浄ユニット5
40のエッジ部後洗浄室540Aに搬送される。このエ
ッジ部後洗浄室540Aでは、エッジ部11に付着した
スラリーや不要な物質(金属等)を除去するための後洗
浄が行われる。この後洗浄として、スクラブ洗浄、メガ
ソニック洗浄、超音波洗浄等の処理が行われる。
【0051】次いで、半導体ウェハ10はCMP後洗浄
室540Bに搬送されてデバイス形成面10Aに対する
後洗浄処理(スクラブ洗浄、メガソニック洗浄等)が行
われ、更に乾燥処理(スピン乾燥等)が行われる。洗浄
が行われた半導体ウェハ10は、搬送ロボット(図示省
略)によって、再びフロントエンドに搬送されて、カセ
ット(図示省略)に収容される。
【0052】このように、半導体デバイス製造工程にお
いて、半導体製造装置500を用いた半導体ウェハ10
のエッジ部11の研磨、デバイス形成面10Aの研磨、
更には、後洗浄を行うことによって、高密度化が図られ
た半導体デバイスの製造においても、半導体ウェハ10
に付着した不要な物質を十分除去することができる。特
に、エッジ部11を研磨(エッジ研磨)することで、こ
の部分に付着、残存された物質が、その後の製造工程で
のデバイス形成に影響を与えることがなくなる。
【0053】又、エッジ研磨ユニットとCMP研磨ユニ
ットが一体化されていることで、CMP研磨に使用した
スラリー研磨液の廃液を、エッジ研磨に利用することが
でき、スラリー研磨液の有効活用が可能になる。次に、
この半導体製造装置500によるデバイス形成面10A
の研磨、エッジ部11の研磨が適宜行われる半導体デバ
イスの製造手順について、図12の半導体デバイス製造
プロセスを示すフローチャートに従って説明する。
【0054】半導体デバイスを製造するに当たっては、
先ず、ステップS200で、酸化工程(ステップS20
1)、CVD工程(ステップS202)、電極膜形成工
程(ステップS203)、イオン打ち込み工程(ステッ
プS204)から、次に行うべき処理工程が選択され
る。そして、この選択に従って、ステップS201〜S
204の何れかが実行される。
【0055】ステップS201では半導体ウェハ10の
デバイス形成面10Aが酸化されて酸化膜が形成され、
ステップS202ではCVD法等によってデバイス形成
面10Aに絶縁膜等が形成され、ステップS203では
デバイス形成面10Aに金属が蒸着されて電極膜等が形
成され、ステップS204ではデバイス形成面10Aに
不純物がイオン打ち込みされる。
【0056】CVD工程(ステップS202)又は電極
膜形成工程(ステップS203)が終了すると、その
後、ステップS205に進み研磨工程(エッジ研磨/C
MP研磨)を行うか否かの判別が行われる。研磨工程を
行うとの判断がなされると、ステップS206に進ん
で、酸化膜、他の絶縁膜等の平坦化対象の、又は半導体
デバイス表面のダマシンプロセス(Damascene Proces
s)による配線層の形成(表面の金属膜の研磨)対象の
デバイス形成面10Aに対して、上記した半導体製造装
置500によるエッジ研磨、CMP研磨が連続して行わ
れ、その後、ステップS207に進む。
【0057】一方、研磨工程を行わないとの判断がなさ
れると、ステップS206をスキップして、ステップS
207に進む。ステップS207では、フォトリソグラ
フィ工程が行われる。このフォトリソグラフィ工程で
は、半導体ウェハへのレジストの塗布、露光装置を用い
た固定パターンの焼き付け、露光されたレジストの現像
が行われる。
【0058】次のステップS208では、半導体ウェハ
の金属膜等が、現像されたレジストを用いて該レジスト
以外の部分でエッチングにより削除され、その後、レジ
スト膜の剥離が行われる。ステップS208の処理が終
了すると、ステップS209で半導体ウェハに対する所
望の処理が全て終了したか否かが判別される。
【0059】このステップS209の判別結果が“N
o”であるうちは、ステップS200に戻って上記した
一連の処理が繰り返えされる(半導体ウェハ上への回路
パターンの形成)。ステップS209の判別結果が“Y
es”に転じると、そのまま本プログラムを終了する。
【0060】
【発明の効果】以上説明した請求項1の研磨装置によれ
ば、基板のエッジ部が、略円錐状の研磨面を内面に有す
る研磨部材に当接されながら研磨されるので、研磨時
に、研磨液を供給しても、これが外側に飛び散ることが
なくなる。
【0061】又、請求項2の研磨装置によれば、研磨部
材が、軸方向に対して下側に広がる略円錐状の研磨面を
有する第1の研磨部と、軸方向に対して上側に広がる略
円錐状の研磨面を有する第2の研磨部によって構成され
ているので、基板のエッジ部の上側ベベルと下側ベベル
とを、基板を裏返すことなく研磨できる。又、請求項3
の研磨装置によれば、研磨液供給部から研磨部材に供給
された研磨液を、効率よく研磨液回収部に回収すること
ができる。
【0062】又、請求項4の研磨装置によれば、研磨部
材の研磨面が、少なくとも前記基板が当接される箇所
で、回転軸に対して30度〜70度で傾くので、研磨さ
れる基板の直径に対して、上側ベベル、下側ベベルの角
度を所望の値にしつつ、装置の小型化が図られる。
【0063】又、請求項5から請求項7の半導体デバイ
スの製造方法によれば、デバイス製造工程で、半導体ウ
ェハのエッジ部に対する研磨と、デバイス形成面に対す
るCMP研磨とが効率よく行われるので、高密度化が図
られた半導体デバイスの製造においても、半導体ウェハ
に付着した不要な物質を十分除去することができる。特
に、エッジ部に付着、残存された物質が、その後の製造
工程でのデバイス形成に影響を与えることがなくなる。
【0064】又、請求項8の半導体デバイスの製造装置
によれば、第1の研磨ユニットでの半導体ウェハのエッ
ジ部の研磨と、第2の研磨ユニットでの半導体ウェハの
デバイス形成面の研磨と、洗浄室での半導体ウェハに対
する洗浄処理を連続して行うことができるので、半導体
デバイスの製造期間の短縮化により、スループットの向
上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の研磨装置100の
構造を示す断面図である。
【図2】研磨装置100で半導体ウェハ10のエッジ部
11を研磨する様子を示す斜視図である。
【図3】研磨面122Aに付着したスラリー研磨液に作
用する力を説明するための図である。
【図4】半導体ウェハ10のエッジ部11の形状を示す
図である。
【図5】エッジ研磨時の研磨部材122と半導体ウェハ
10との角度θ2を説明するための図である。
【図6】研磨面122Aの傾斜角度θ1と半導体ウェハ
10の角度θ2との関係を説明するための図である。
【図7】研磨部材122を構成する研磨布124のドラ
ム120内壁への貼付方法を示す図である。
【図8】ドラム120に研磨部材125を設けた例を示
す図である。
【図9】補助プレート126に設けられた開口126C
の形状を示す図である。
【図10】第2の実施の形態の研磨装置200を示す図
である。
【図11】第3の実施の形態の半導体製造装置500を
示す図である。
【図12】半導体製造装置500が用いられた半導体デ
バイスの製造工程を示す図である。
【図13】従来の研磨装置50を示す図である。
【符号の説明】
10 半導体ウェハ(基板) 10A デバイス形成面 11 エッジ部 11A 上側ベベル 11B 下側ベベル 11C 中面 100,200 研磨装置 120 ドラム(回転部) 120R 回転軸 122,125 研磨部材 122A,125A 研磨面 131 チャックテーブル 150 研磨液回収タブ(研磨液回収部) 170 押付用シリンダ(移動部) 182 ノズル(研磨液供給部) 210 研磨部材 220 第1の研磨部 230 第2の研磨部 500 半導体製造装置 510 エッジ研磨ユニット(第1の研磨ユニット) 520 CMP研磨ユニット(第2の研磨ユニット) 540 後洗浄ユニット(洗浄室)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円錐状の研磨面を内面に有する研磨部
    材を具え、前記研磨部材を前記略円錐状の研磨面の軸の
    回りに回転可能に構成した回転部と、 基板を回転させながら保持する保持部と、 前記基板のエッジ部が所定の角度で前記研磨面に当接す
    るように、前記保持部を移動させる移動部とを備えてい
    ることを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の研磨装置において、 前記研磨部材は、第1の研磨部と第2の研磨部とからな
    り、 前記第1の研磨部の研磨面が、前記回転部の軸方向に対
    して下側に広がる略円錐状であり、 前記第2の研磨部の研磨面が、前記回転部の軸方向に対
    して上側に広がる略円錐状であり、 前記移動部は、前記基板のエッジ部が前記第1の研磨部
    の研磨面と前記第2の研磨部の研磨面に選択的に当接す
    るように、前記保持部を移動させることを特徴とする研
    磨装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の研磨装置
    において、 前記研磨部材に研磨液を供給する研磨液供給部と、 前記略円錐状の空間を下方から覆う研磨液回収部とが設
    けられていることを特徴とする研磨装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れか1項に記
    載の研磨装置において、 前記研磨部材はその研磨面が、少なくとも前記基板が当
    接される箇所で、前記回転部の回転軸に対して30度〜
    70度で傾くように配置されていることを特徴とする研
    磨装置。
  5. 【請求項5】 半導体ウェハのエッジ部に対する研磨
    と、デバイス形成面に対するCMP研磨とが連続して行
    われることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体ウェハを回転させながら保持する
    手順と、 略円錐状の研磨面を内面に有し、前記略円錐状の研磨面
    の軸の回りに回転する研磨部材の前記研磨面に、前記半
    導体ウェハのエッジ部を所定の角度で押し当てる手順と
    を含むことを特徴とする半導体ウェハの研磨方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体ウェハの研磨方
    法によるエッジ部に対する研磨と、半導体ウェハのデバ
    イス形成面に対するCMP研磨とが連続して行われるこ
    とを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体ウェハのエッジ部を研磨する第1
    の研磨ユニットと、半導体ウェハのデバイス形成面を研
    磨する第2の研磨ユニットと、 前記第2の研磨ユニットによって研磨された半導体ウェ
    ハに対する洗浄処理を行う洗浄室とが連続して設けられ
    ていることを特徴とする半導体デバイスの製造装置。
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