JP2002036079A - 被研磨物の研磨方法及び研磨装置 - Google Patents

被研磨物の研磨方法及び研磨装置

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誠一 前田
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    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被研磨物の一方の面にしかチャックによる痕
跡が形成されないように構成する。 【解決手段】 被研磨物保持部材17に被研磨物25の
一方の面を保持し、被研磨物保持部材17と一方の研磨
部材1との間を移動させて被研磨物25の下面側の面取
り部26を一方の研磨部材1の研磨パッド6に当接さ
せ、被研磨物保持部材17と一方の研磨部材1とを回転
させて被研磨物25の下面側の面取り部26の研磨を行
う。この後、被研磨物保持部材17と他方の研磨部材1
0とを移動させて被研磨物25の上面側の面取り部27
を他方の研磨部材10の研磨パッド15に当接させ、被
研磨物保持部材17と他方の研磨部材10とを回転させ
て被研磨物25の上面側の面取り部27の研磨を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は被研磨物の研磨方
法及び研磨装置に関し、特に、シリコンウエハ等の円板
状の被研磨物の外周部の面取り部を研磨するのに有効な
被研磨物の研磨方法及び研磨装置に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】シリコンウエハ等の円板
状の被研磨物の外周部の面取り部を研磨する研磨方法の
一例が特開平10−29142号公報に記載されてい
る。この研磨方法は、研磨台の凹形状の研磨面に、チャ
ックに吸着、貼着等の手段によって固定した被研磨物で
ある円板状の半導体ウエハの外周部の面取り部を当接さ
せて押圧し、この状態で研磨台とチャックとを相対的に
回転させて半導体ウエハの外周部の面取り部を研磨する
ように構成したものである。
【0003】しかしながら、このような構成の研磨方法
にあっては、半導体ウエハの外周部の上下面の面取り部
を研磨する場合に、まず、半導体ウエハの上面をチャッ
クに固定して外周部の下面側の面取り部を研磨し、この
後に、半導体ウエハを反転して下面をチャックに固定し
て外周部の上面側の面取り部を研磨しなければならな
い。このため、半導体ウエハの上下面にチャックによる
吸着痕、貼着痕等の痕跡が残ってしまい、それらが後の
工程に影響を与えてしまい、生産効率が著しく低下して
しまう。
【0004】この発明は前記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、被研磨物の一方の面に
しか吸着痕、貼着痕等の痕跡が残らないように構成する
ことで、後の工程に影響を与えることがなく、生産効率
を大幅に高めることができる被研磨物の研磨方法及び研
磨装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためにこの発明による被研磨物の研磨方法は、被研磨物
の一方の面を被研磨物保持部材で保持した状態で一方の
面側の面取り部を一方の研磨部材で研磨し、この後、被
研磨物の他方の面側の面取り部を他方の研磨部材で研磨
するようにした手段を採用したものである。また、被研
磨物の一方の面を被研磨物保持部材で保持し、この状態
で被研磨物の一方の面取り部を一方の研磨部材で研磨
し、この後、被研磨物保持部材及び一方の研磨部材と他
方の研磨部材との間を移動させて被研磨物の他方の面取
り部を他方の研磨部材で研磨するようにした手段を採用
したものである。さらに、前記被研磨物保持部材の一方
の研磨部材の他方の研磨部材に対する傾きを調整可能と
した手段を採用したものである。さらに、被研磨物の一
方の面を一方の被研磨物保持部材に保持し、この状態で
被研磨物の一方の面取り部を一方の研磨部材で研磨し、
この後、被研磨物を一方の被研磨物保持部材から外すと
ともに、被研磨物の一方の面を他方の被研磨物保持部材
で保持し直し、この状態で被研磨物の他方の面取り部を
他方の研磨部材で研磨する手段を採用したものである。
さらに、前記一方の被研磨物保持部材の一方の研磨部材
に対する傾き、及び前記他方の被研磨物保持部材の他方
の研磨部材に対する傾きを調整可能とした手段を採用し
たものである。また、この発明による研磨装置は、内面
の少なくとも一部が研磨面に形成された一方の研磨部材
と、該一方の研磨部材との間を移動可能かつ回転可能に
設けられるとともに、先端部に被研磨物の一方の面を保
持可能な被研磨物保持部材と、該被研磨物保持部材との
間を移動可能かつ回転可能に設けられるとともに、内面
の少なくとも一部が研磨面に形成された他方の研磨部材
とを具えた手段を採用したものである。さらに、内面の
少なくとも一部が研磨面に形成される一方の研磨部材
と、該一方の研磨部材との間を移動可能かつ回転可能に
設けられるとともに、先端部に被研磨物の一方の面を保
持可能な被研磨物保持部材と、前記一方の研磨部材及び
前記被研磨物保持部材との間を移動可能かつ回転可能に
設けられるとともに、内面の少なくとも一部が研磨面に
形成された他方の研磨部材とを具えた手段を採用したも
のである。さらに、前記被研磨物保持部材の前記一方の
研磨部材及び他方の研磨部材に対する傾きを調整可能と
した手段を採用したものである。さらに、内面の少なく
とも一部が研磨面に形成された一方の研磨部材と、該一
方の研磨部材との間を移動可能かつ回転可能に設けられ
るとともに、先端部に被研磨物の一方の面を保持可能な
一方の被研磨物保持部材と、内面の少なくとも一部が研
磨面に形成される他方の研磨部材と、該他方の研磨部材
との間を移動可能かつ回転可能に設けられるとともに、
先端部に被研磨物の一方の面を保持可能な他方の被研磨
物保持部材とを具えた手段を採用したものである。さら
に、前記一方の被研磨物保持部材の前記一方の研磨部材
に対する傾き、及び前記他方の被研磨物保持部材の前記
他方の研磨部材に対する傾きを調整可能とした手段を採
用したものである。
【0006】
【作用】この発明は前記のような手段を採用したことに
より、被研磨物の一方の面を被研磨物保持部材に保持
し、この状態で被研磨物保持部材に対して一方の研磨部
材を移動させて被研磨物の一方の面取り部を一方の研磨
部材の研磨面に当接させ、被研磨物保持部材に対して一
方の研磨部材を回転させることにより、被研磨物の一方
の面取り部が研磨されることになる。そして、被研磨物
保持部材に対して他方の研磨部材を移動させ、又は被研
磨物保持部材及び一方の研磨部材を一体としてそれらに
対して他方の研磨部材を移動させ、被研磨物の他方の面
取り部を他方の研磨部材の研磨面に当接させ、被研磨物
保持部材に対して他方の研磨部材を回転させることによ
り被研磨物の他方の面取り部が研磨されることになる。
さらに、被研磨物の一方の面を一方の被研磨物保持部材
に保持し、この状態で一方の被研磨物保持部材に対して
一方の研磨部材を移動させて被研磨物の一方の面取り部
を一方の研磨部材の研磨面に当接させ、一方の被研磨物
保持部材に対して一方の研磨部材を回転させることによ
り、被研磨物の一方の面取り部が研磨されることにな
る。そして、一方の被研磨物保持部材から被研磨物を外
して被研磨物の一方の面を他方の被研磨物保持部材に真
空吸着等によって保持し、この状態で他方の被研磨物保
持部材に対して他方の研磨部材を移動させて、被研磨物
の他方の面取り部を他方の研磨部材の研磨面に当接さ
せ、他方の被研磨物保持部材に対して他方の研磨部材を
回転させることにより、被研磨物の他方の面取り部が研
磨されることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態について説明する。図1及び図2には、この発明
による研磨装置の第1の実施の形態が示されている。こ
の実施の形態に示す研磨装置は、シリコンウエハ等の円
板状の被研磨物25を保持する被研磨物保持部材17
と、被研磨物25の外周部の面取り部26、27(図9
参照)を研磨する一方の研磨部材1と他方の研磨部材1
0とを具えている。
【0008】一方の研磨部材1は、研磨部2と、研磨部
2の下面中央部に一体に設けられるとともに、基台22
の孔23内に軸受24を介して挿着される支持部8とか
ら構成されている。
【0009】研磨部2の上面側には凹部3が設けられ、
この凹部3の内面は開口部から底面にかけて所定の角度
のテーパ面5に形成され、底面には支持部8の中心部を
貫通する貫通孔9の上端部が開口するようになってい
る。
【0010】研磨部2の凹部3のテーパ面5には不織布
等からなる研磨パッド6が接着剤等による取付け手段に
よって取り付けられている。
【0011】なお、研磨パッド6は、短冊状に形成した
ものを研磨部2のテーパ面5の全体に余す所なく取り付
けても良いし、隣接するもの同士間に傾斜(上下)方向
を向く隙間(図示せず)が形成されるように取り付けて
も良いものである。隣接するもの同士間に隙間が形成さ
れるように取り付けた場合には、隙間を研磨剤等の流通
路として機能させることができる。
【0012】被研磨物保持部材17は、一方の研磨部材
1の支持部8に設けた貫通孔9を挿通する回転軸18
と、回転軸18の上端部に一体に設けられるとともに、
一方の研磨部材1の凹部3内に位置する円板状の保持板
21とから構成されている。
【0013】回転軸18は、軸受ケース19に軸受20
を介して回転自在に挿着されるようになっている。この
場合、軸受ケース19は、角度調整部材(図示せず)に
連結され、この角度調整部材を作動させることにより傾
きを調整することができるようになっている。したがっ
て、軸受ケース19の傾きを調整することにより軸受ケ
ース19と一体に回転軸18及び保持板21の傾きを調
整することができるようになっている。
【0014】回転軸18は、プーリ、ベルト等の動力伝
達手段(図示せず)を介して駆動源(図示せず)に連結
され、駆動源の作動によって回転駆動するようになって
いる。したがって、回転軸18を回転させることにより
回転軸18と一体に保持板21を回転駆動させることが
できるものである。
【0015】回転軸18は、シリンダ等の上下移動部材
(図示せず)に連結され、この上下移動部材を作動させ
ることにより上下方向に移動するようになっている。し
たがって、回転軸18を上下方向へ移動させることによ
り回転軸18と一体に保持板21を上下方向に移動させ
ることができるものである。
【0016】回転軸18の内部には流体の通孔(図示せ
ず)が設けられるとともに、保持板21の内部にも流体
の通孔(図示せず)が設けられ、これらの通孔は相互に
連通するようになっている。前記保持板21の通孔は保
持板21の上面側に開口し、回転軸18の通孔はチュー
ブ等の管部材(図示せず)を介して真空ポンプ等の真空
発生源(図示せず)に連結されるようになっている。し
たがって、保持板21の上面側に被研磨物25を位置し
た状態で真空発生源を作動させると、保持板21の上面
側に被研磨物25の一方の面を真空吸着によって保持す
ることができるものである。
【0017】一方の研磨部材1の上方には他方の研磨部
材10が対向して設けられている。他方の研磨部材10
は、支持部11と、支持部11の下端に一体に設けられ
る研磨部12とから構成されている。
【0018】研磨部12の下面側には凹部13が設けら
れ、この凹部13の内面は開口部から底面にかけて所定
の角度のテーパ面14に形成されている。
【0019】研磨部12のテーパ面14には一方の研磨
部材1の研磨部2と同様に不織布等からなる研磨パッド
15が接着剤等の取付け手段によって取り付けられてい
る。
【0020】前記研磨パッド15は、前記一方の研磨部
材1と同様に、短冊状のものを凹部13のテーパ面14
の全体に余す所なく取り付けても良いし、隣接するもの
同士間に傾斜方向を向く隙間が形成されるように取り付
けても良い。隣接するもの同士間に隙間が形成されるよ
うに取り付けた場合には、隙間を研磨剤等の流通路とし
て機能させることができる。
【0021】他方の研磨部材10の支持部11はプー
リ、ベルト等の動力伝達部材(図示せず)を介して駆動
源(図示せず)に連結され、駆動源を作動させることに
より支持部11と一体に研磨部12が回転駆動するよう
になっている。また、支持部11はシリンダ等の上下移
動部材(図示せず)に連結され、上下移動部材を作動さ
せることにより支持部11と一体に研磨部12が上下方
向に移動するものである。さらに、支持部11の内部に
は供給孔(図示せず)が設けられ、この供給孔を介して
凹部13側にスラリー等を供給することができるように
なっている。
【0022】次に、前記に示すものの作用について説明
する。まず、上下移動部材を作動させて被研磨物保持部
材17を上昇させ、保持板21を上下方向の所定の位置
に位置決めし、保持板21の上部に被研磨物25を載置
し、真空発生源を作動させて保持板21の上部に被研磨
物25を真空吸着し、角度調整部材を作動させて保持板
21及び被研磨物25の傾きを調整し、所定の角度に設
定する。
【0023】そして、上下移動部材を作動させて被研磨
物保持部材17を下降させ、被研磨物25の外周部のう
ちの下面側の面取り部26を一方の研磨部材1の研磨部
2の研磨パッド6に当接させて押圧する。
【0024】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材17の回転軸18を回転させて、回転軸18と一体
に保持板21及び被研磨物25を回転させ、被研磨物2
5の外周部の下面側の面取り部26の研磨を行う。
【0025】そして、被研磨物25の外周部の下面側の
面取り部26の研磨が終了した後に、上下移動部材を作
動させて被研磨物保持部材17を上昇させて、被研磨物
25を上下方向の所定の位置に位置決めし、上下移動部
材を作動させて他方の研磨部材10を下降させ、他方の
研磨部材10の研磨部12の研磨パッド15に被研磨物
25の外周部の上面側の面取り部27を当接させて押圧
する。
【0026】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材17の回転軸18を回転させて、回転軸18と一体
に保持板21及び被研磨物25を回転させるとともに、
駆動源を作動させて他方の研磨部材10を回転させ、被
研磨物25の外周部の上面側の面取り部27の研磨を行
う。
【0027】このようにして、被研磨物25の外周部の
下面側の面取り部26、及び上面側の面取り部27の研
磨を行うことができるものである。
【0028】上記のように構成したこの実施の形態によ
る研磨装置にあっては、被研磨物25の下面のみを被研
磨物保持部材17の保持板21に真空吸着によって保持
した状態で、被研磨物25の外周部の下面側の面取り部
26、及び上面側の面取り部27を研磨することができ
るので、被研磨物25の下面にしか真空吸着による痕跡
が形成されることがない。
【0029】したがって、被研磨物25の上下面に真空
吸着による痕跡が形成されることはないので、後の工程
に影響を与えるようなことはなく、生産効率を大幅に高
めることができる。
【0030】図3及び図4にはこの発明による研磨装置
の第2の実施の形態が示されている。この実施の形態に
示す研磨装置は、一方の研磨部材1の対向側に他方の研
磨部材10を設けて、他方の研磨部材10を水平移動部
材(図示せず)によって水平方向に移動可能、および上
下移動部材(図示せず)によって上下方向に移動可能と
したものであって、その他の構成は前記第1の実施の形
態に示すものと同様である。
【0031】そして、この実施の形態による研磨装置を
用いて被研磨物25の研磨を行うには、前記第1の実施
の形態に示すものと同様に、まず、上下移動部材を作動
させて被研磨物保持部材17を上昇させて、保持板21
を上下方向の所定の位置に位置決めし、保持板21の上
部に被研磨物25を載置し、真空発生源を作動させて保
持板21の上部に被研磨物25を真空吸着し、角度調整
部材を作動させて保持板21及び被研磨物25の傾きを
調整し、所定の角度に設定する。
【0032】そして、上下移動部材を作動させて被研磨
物保持部材17を下降させ、被研磨物25の外周部の下
面側の面取り部26(図10参照)を一方の研磨部材1
の研磨部2の研磨パッド6に当接させて押圧する。
【0033】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材17の回転軸18を回転させて、回転軸18と一体
に保持板21及び被研磨物25を回転させ、被研磨物2
5の外周部の下面側の面取り部26の研磨を行う。
【0034】そして、被研磨物25の外周部の下面側の
面取り部26の研磨が終了した後に、上下移動部材を作
動させて被研磨物保持部材17を上昇させて、被研磨物
25を上下方向の所定の位置に位置決めするとともに、
一方の研磨部材1の側方に位置している他方の研磨部材
10を水平移動部材により水平方向に移動させて一方の
研磨部材1の上方に位置させる。こののち、上下移動部
材を作動させて下降させ、研磨部12の研磨パッド15
に被研磨物25の外周部の上面側の面取り部27(図1
0参照)を当接させて押圧する。
【0035】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材17の回転軸18を回転させて、回転軸18と一体
に保持板21及び被研磨物25を回転させるとともに、
駆動源を作動させて他方の研磨部材10を回転させ、被
研磨物25の外周部の上面側の面取り部27の研磨を行
う。
【0036】このようにして、被研磨物25の外周部の
下面側の面取り部26、及び上面側の面取り部27の研
磨を行うことができるものである。
【0037】上記のように構成したこの実施の形態によ
る研磨装置にあっても、前記第1の実施の形態に示すも
のと同様に、被研磨物25の下面のみを被研磨物保持部
材17の保持板21に真空吸着によって保持した状態
で、被研磨物25の外周部の下面側の面取り部26、及
び上面側の面取り部27を研磨することができるので、
被研磨物25の下面にしか真空吸着による痕跡が形成さ
れないことになる。
【0038】したがって、被研磨物25の上下面に真空
吸着による痕跡が形成されることはないので、後の工程
に影響を与えるようなことはなく、生産効率を大幅に高
めることができることになる。
【0039】図5及び図6には、この発明による研磨装
置の第3の実施の形態が示されている。この実施の形態
に示す研磨装置は、他方の研磨部材10を一方の研磨部
材1の側方に設けて、上下移動部材によって上下方向に
移動可能とするとともに、一方の研磨部材1及び被研磨
物保持部材17を水平移動部材(図示せず)によって一
体に水平方向に移動可能としたものであって、その他の
構成は前記第1の実施の形態に示すものと同様である。
【0040】そして、この実施の形態による研磨装置を
用いて被研磨物25の研磨を行うには、前記第1の実施
の形態に示すものと同様に、まず、上下移動部材を作動
させて被研磨物保持部材17を上昇させ、保持板21を
上下方向の所定の位置に位置決めし、保持板21の上部
に被研磨物25を載置し、真空発生源を作動させて保持
板21の上部に被研磨物25を真空吸着し、角度調整部
材を作動させて保持板21及び被研磨物25の傾きを調
整し、所定の角度に設定する。
【0041】そして、上下移動部材を作動させて被研磨
物保持部材17を下降させ、被研磨物25の外周部の下
面側の面取り部26(図10参照)を一方の研磨部材1
の研磨部2の研磨パッド6に当接させて押圧する。
【0042】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材17の回転軸18を回転させて、回転軸18と一体
に保持板21及び被研磨物25を回転させ、被研磨物2
5の外周部の下面側の面取り部26の研磨を行う。
【0043】そして、被研磨物25の外周部の下面側の
面取り部26の研磨が終了した後に、水平移動部材を作
動させて一方の研磨部材1と被研磨物保持部材17とを
一体に水平方向に移動させ、他方の研磨部材10の下方
に位置させる。
【0044】そして、上下移動部材を作動させて被研磨
物保持部材17を上昇させ、被研磨物25を上下方向の
所定の位置に位置決めするとともに、上下移動部材を作
動させて他方の研磨部材10を下降させ、研磨部12の
研磨パッド15に被研磨物25の外周部の上面側の面取
り部27(図10参照)を当接させて押圧する。
【0045】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材17の回転軸18を回転させて、回転軸18と一体
に保持板21及び被研磨物25を回転させるとともに、
駆動源を作動させて他方の研磨部材10を回転させ、被
研磨物25の外周部の上面側の面取り部27の研磨を行
う。
【0046】このようにして、被研磨物25の外周部の
下面側の面取り部26、及び上面側の面取り部27の研
磨を行うことができるものである。
【0047】上記のように構成したこの実施の形態によ
る研磨装置にあっても、前記第1の実施の形態に示すも
のと同様に、被研磨物25の下面のみを被研磨物保持部
材17の保持板21に真空吸着した状態で、被研磨物2
5の外周部の下面側の面取り部26、及び上面側の面取
り部27を研磨することができるので、被研磨物25の
下面にしか真空吸着による痕跡が形成されないことにな
る。
【0048】したがって、被研磨物25の上下面に真空
吸着による痕跡が形成されることはないので、後の工程
に影響を与えるようなことはなく、生産効率を大幅に高
めることができることになる。
【0049】なお、前記第1〜第3の実施の形態におい
ては、保持板21の上部に真空吸着によって被研磨物2
5を保持するように構成したが、これに限定することな
く、他の保持手段によって保持するように構成しても同
様の効果が得られるのは勿論のことである。また、被研
磨物保持部材17及び他方の研磨部材10を駆動源によ
って回転駆動させるように構成したが、一方の研磨部材
1又は被研磨物保持部材17の少なくとも何れか一方を
駆動源によって回転駆動させるとともに、他方の研磨部
材10又は被研磨物保持部材17の少なくとも何れか一
方を駆動源によって回転駆動させるように構成してもよ
いものである。さらに、一方の研磨部材1の研磨部2の
凹部3の内面、及び他方の研磨部材10の凹部13の内
面はテーパ面5、14に限定することなく、球面等に形
成してもよいものである。
【0050】図7及び図8には、この発明による研磨装
置の第4の実施の形態が示されている。この実施の形態
に示す研磨装置は、シリコンウエハ等の円板状の被研磨
物25を保持する一方の被研磨物保持部材31と他方の
被研磨物保持部材36と、被研磨物25を一方の被研磨
物保持部材31から他方の被研磨物保持部材36に搬送
する搬送部材(図示せず)と、被研磨物25の外周部の
面取り部を研磨する前記第1の実施の形態に示すものと
同様の構成の一方の研磨部材1と他方の研磨部材10と
を具えている。
【0051】一方の研磨部材1は、前記第1の実施の形
態に示すものと同様に、円板状の研磨部2と、研磨部2
の下面中央部に一体に設けられるとともに、基台22の
孔23内に軸受24を介して挿着される支持部8とから
構成されている。
【0052】一方の被研磨物保持部材31は、一方の研
磨部材1の支持部8の貫通孔9を挿通する回転軸32
と、回転軸32の上端部に一体に設けられるとともに、
一方の研磨部材1の凹部3内に位置する保持板35とか
ら構成されている。
【0053】回転軸32は、軸受ケース33に軸受34
を介して回転自在に挿着されるようになっている。この
場合、軸受ケース33は、角度調整部材(図示せず)に
連結され、角度調整部材を作動させることにより傾きを
調整することができるようになっている。したがって、
軸受ケース33の傾きを調整することにより軸受ケース
33と一体に回転軸32及び保持板35の傾きを調整す
ることができるものである。
【0054】回転軸32は、プーリ、ベルト等の動力伝
達手段(図示せず)を介して駆動源(図示せず)に連結
され、駆動源を作動させることにより動力伝達手段を介
して回転駆動するようになっている。したがって、回転
軸32を回転させることにより回転軸32と一体に保持
板35を回転駆動させることができるものである。
【0055】回転軸32は、シリンダ等の上下移動部材
(図示せず)に連結され、上下移動部材を作動させるこ
とにより上下方向に移動するようになっている。したが
って、回転軸32を上下方向へ移動させることにより回
転軸32と一体に保持板35を上下方向に移動させるこ
とができるものである。
【0056】回転軸32の内部には流体の通孔(図示せ
ず)が設けられるとともに、保持板35の内部にも流体
の通孔(図示せず)が設けられ、これらの通孔は相互に
連通するようになっている。この場合、保持板35の通
孔は保持板35の上面側に開口し、回転軸32の通孔は
チューブ等の管部材(図示せず)を介して真空ポンプ等
の真空発生源(図示せず)に連結されるようになってい
る。したがって、真空発生源を作動させることにより、
保持板35の上面側に被研磨物25の一方の面を真空吸
着によって保持することができるものである。
【0057】一方の研磨部材1の側方には他方の研磨部
材10が設けられている。他方の研磨部材10は、前記
第1の実施の形態に示すものと同様に、支持部11と、
支持部11の下端に一体に設けられる研磨部12とから
構成されている。
【0058】他方の研磨部材10の支持部11はプー
リ、ベルト等の動力伝達部材(図示せず)を介して駆動
源(図示せず)に連結され、駆動源を作動させることに
より支持部11と一体に研磨部12が回転駆動するよう
になっている。また、支持部11はシリンダ等の上下移
動部材(図示せず)に連結され、上下移動部材を作動さ
せることにより支持部11と一体に研磨部12が上下方
向に移動するものである。さらに、支持部11の内部に
は供給孔(図示せず)が設けられ、この供給孔を介して
凹部13側にスラリー等を供給することができるように
なっている。
【0059】他方の被研磨物保持部材36は、他方の研
磨部材10の下方に設けられるものであって、一方の被
研磨物保持部材31と同様に、回転軸37と、回転軸3
7の上端部に一体に設けられる保持板40とから構成さ
れている。
【0060】回転軸37は、軸受ケース38に軸受39
を介して回転自在に挿着されるようになっている。この
軸受ケース38は、角度調整部材(図示せず)に連結さ
れ、角度調整部材を作動させることにより傾きを調整す
ることができるようになっている。したがって、軸受ケ
ース38の傾きを調整することにより軸受ケース38と
一体に回転軸37及び保持板40の傾きを調整すること
ができるものである。
【0061】回転軸37は、プーリ、ベルト等の動力伝
達手段(図示せず)を介して駆動源(図示せず)に連結
され、駆動源を作動させることにより動力伝達手段を介
して回転駆動するようになっている。したがって、回転
軸37を回転させることにより回転軸37と一体に保持
板40を回転駆動させることができるものである。
【0062】回転軸37は、連結部材(図示せず)を介
してシリンダ等の上下移動部材(図示せず)に連結さ
れ、上下移動部材を作動させることにより上下方向に移
動するようになっている。したがって、回転軸37を上
下方向へ移動させることにより回転軸37と一体に保持
板40を上下方向に移動させることができるものであ
る。
【0063】回転軸37の内部には流体の通孔(図示せ
ず)が設けられるとともに、保持板40の内部にも流体
の通孔(図示せず)が設けられ、これらの通孔は相互に
連通するようになっている。この場合、保持板40の通
孔は保持板40の上面側に開口し、回転軸37の通孔は
チューブ等の管部材(図示せず)を介して真空ポンプ等
の真空発生源(図示せず)に連結されるようになってい
る。したがって、保持板40の上面側に被研磨物25を
位置した状態で真空発生源を作動させることにより、保
持板40の上面側に被研磨物25の一方の面を真空吸着
することができるものである。
【0064】一方の研磨部材1と他方の研磨部材10と
の間には搬送部材(図示せず)が設けられ、この搬送部
材を作動させることにより、一方の被研磨物保持部材3
1の保持板35から他方の被研磨物保持部材36の保持
板40に被研磨物25を搬送することができるものであ
る。
【0065】次に、前記に示すものの作用について説明
する。まず、上下移動部材を作動させて一方の被研磨物
保持部材31を上昇させ、保持板35を上下方向の所定
の位置に位置決めし、真空発生源を作動させて保持板3
5の上部に被研磨物25を真空吸着し、角度調整部材を
作動させて保持板35及び被研磨物25の傾きを調整
し、所定の角度に設定する。
【0066】そして、上下移動部材を作動させて一方の
被研磨物保持部材31を下降させ、被研磨物25の外周
部の下面側の面取り部26(図10参照)を一方の研磨
部材1の研磨部2の研磨パッド6に当接させて押圧す
る。
【0067】そして、駆動源を作動させて回転軸32を
回転させて、回転軸32と一体に保持板35及び被研磨
物25を回転させ、被研磨物25の外周部の下面側の面
取り部26の研磨を行う。
【0068】そして、被研磨物25の外周部の下面側の
面取り部26の研磨が終了した後に、上下移動部材を作
動させて一方の被研磨物保持部材31を上昇させて、被
研磨物25を上下方向の所定の位置に位置決めするとと
もに、真空発生源を停止して搬送部材を作動させ、一方
の被研磨物保持部材31の保持板35から被研磨物25
を他方の被研磨物保持部材36の保持板40に搬送す
る。
【0069】そして、真空発生源を作動させて保持板4
0の上部に被研磨物25を真空吸着し、角度調整部材を
作動させて保持板40及び被研磨物25の傾きを調整
し、所定の角度に設定する。
【0070】そして、上下移動部材を作動させて他方の
被研磨物保持部材36を上昇させ、被研磨物25を上下
方向の所定の位置に位置決めするとともに、上下移動部
材を作動させて他方の研磨部材10を下降させ、他方の
研磨部材10の研磨部12の研磨パッド15に被研磨物
25の外周部の上面側の面取り部27(図10参照)を
当接させて押圧する。
【0071】そして、駆動源を作動させて回転軸37を
回転させて、回転軸37と一体に保持板40及び被研磨
物25を回転させ、被研磨物25の外周部の上面側の面
取り部27の研磨を行う。
【0072】このようにして、被研磨物25の外周部の
下面側の面取り部26、及び上面側の面取り部27の研
磨を行うことができるものである。
【0073】上記のように構成したこの実施の形態によ
る研磨装置にあっては、被研磨物25の下面を一方の被
研磨物保持部材31の保持板35に真空吸着によって保
持し、この状態で被研磨物25の外周部の下面側の面取
り部26の研磨を行うとともに、被研磨物25の下面を
他方の被研磨物保持部材36の保持板40に真空吸着に
よって保持し、この状態で被研磨物25の外周部の上面
側の面取り部27の研磨を行う。このために、被研磨物
25の下面にしか真空吸着による痕跡が形成されないこ
とになる。
【0074】したがって、被研磨物25の上下面に真空
吸着による痕跡が形成されることはないので、後の工程
に影響を与えるようなことはなく、生産効率を大幅に高
めることができることになる。
【0075】なお、前記第4の実施の形態においては、
一方の被研磨物保持部材31の保持板35の上部、及び
他方の被研磨物保持部材36の保持板40の上部に真空
吸着によって被研磨物25を保持するように構成した
が、これに限定することなく、他の保持手段によって保
持するように構成しても同様の効果が得られるのは勿論
のことである。また、一方の被研磨物保持部材31、他
方の被研磨物保持部材36及び他方の研磨部材10を駆
動源によって回転駆動させるように構成したが、一方の
研磨部材1又は一方の被研磨物保持部材31の少なくと
も何れか一方を駆動源によって回転駆動させるととも
に、他方の研磨部材10又は他方の被研磨物保持部材3
6の少なくとも何れか一方を駆動源によって回転駆動さ
せるように構成してもよいものである。さらに、一方の
研磨部材1の研磨部2の凹部3の内面、及び他方の研磨
部材10の研磨部12の凹部13の内面はテーパ面5、
14に限定することなく、球面等に形成してもよいもの
である。
【0076】図9には、この発明による研磨装置の第5
の実施の形態が示されている。この実施の形態に示す研
磨装置は、シリコンウエハ等の円板状の被研磨物25を
保持する被研磨物保持部材65と、被研磨物25の外周
部の面取り部26、27(図10参照)を研磨する一方
の研磨部材41と他方の研磨部材50とを具えている。
【0077】一方の研磨部材41は、研磨部42と、研
磨部42の下面中央部に一体に設けられるとともに、基
台59の孔60内に軸受61を介して挿着される支持部
48とから構成されている。
【0078】研磨部42の上面側には凹部43が設けら
れ、この凹部43の内面は所定の角度のテーパ面45に
形成され、底面には支持部48の中心部を貫通する貫通
孔49の上端部が開口するようになっている。
【0079】研磨部42の凹部43のテーパ面45には
不織布等からなる研磨パッド46が接着剤等による取付
け手段によって取り付けられるようになっている。
【0080】研磨パッド46は、短冊状に形成したもの
を研磨部42のテーパ面45の全体に余す所なく取り付
けても良いし、隣接するもの同士間に傾斜(上下)方向
を向く隙間(図示せず)が形成されるように取り付けて
も良いものである。隣接するもの同士間に隙間が形成さ
れるように取り付けた場合には、隙間を研磨剤等の流通
路として機能させることができるものである。
【0081】支持部48の下端部にはプーリー62が取
り付けられるとともに、このプーリー62と駆動源(図
示せず)との間にはベルト63が巻回され、駆動源を作
動させたときに、ベルト63、プーリー62を介して一
方の研磨部材41と後述する他方の研磨部材50とが一
体に回転駆動するものである。
【0082】一方の研磨部材41の上部には他方の研磨
部材50が一体に連結されるようになっている。他方の
研磨部材50は一方の研磨部材41に連結される部分に
研磨部52を有し、この研磨部52の底面側には凹部5
3が設けられ、この凹部53の内面は所定の角度のテー
パ面54に形成されるようになっている。
【0083】研磨部52のテーパ面54には一方の研磨
部材41の研磨部42と同様に不織布等からなる研磨パ
ッド55が接着剤等の取付け手段によって取り付けられ
るようになっている。
【0084】研磨パッド55は、一方の研磨部材41と
同様に、短冊状のものを凹部53のテーパ面54の全体
に余す所なく取り付けても良いし、隣接するもの同士間
に傾斜方向を向く隙間が形成されるように取り付けても
良い。隣接するもの同士間に隙間が形成されるように取
り付けた場合には、隙間を研磨剤等の流通路として機能
させることができる。
【0085】そして、上記のように一方の研磨部材41
の上部に他方の研磨部材50を一体に連結することで、
両研磨部材41、50の研磨部42、52の凹部43、
53間で円盤状の研磨室58が形成されるものである。
【0086】他方の研磨部材50の研磨部52の上部に
は供給孔57が設けられ、この供給孔57を介して研磨
室58内にスラリーが供給されるようになっている。な
お、64は、研磨室58から流出するスラリーを回収す
るスラリー受けである。
【0087】被研磨物保持部材65は、一方の研磨部材
41の支持部48に設けた貫通孔49を挿通する回転軸
66と、回転軸66の上端部に一体に設けられるととも
に、研磨室58内に位置する円板状の保持板69とから
構成されている。
【0088】回転軸66は、軸受ケース67に軸受68
を介して回転自在に挿着されるようになっている。この
場合、軸受ケース67は、上下移動部材72に連結さ
れ、上下移動部材72を作動させることにより上昇又は
下降するようになっている。
【0089】上下移動部材72は、所定の角度の傾斜面
71を有する基台70に取り付けられるものであって、
基台70の傾斜面71上に設けられるレール74と、レ
ール74上をスライド自在なベアリング75とからなる
リニアガイド73と、リニアガイド73のベアリング7
5に一体に取り付けられる移動台76と、基台70に取
り付けられるシリンダ77と、シリンダ77のロッド7
8と移動台76とを連結する連結板79とから構成され
るものであって、移動台76に被研磨物保持部材65の
軸受ケース67がボルト等を介して一体に連結されるよ
うになっている。
【0090】そして、シリンダ77を作動させることに
より移動台76と一体に被研磨物保持部材65が傾斜面
71に沿って上昇又は下降するものである。
【0091】被研磨物保持部材65の回転軸66は、プ
ーリー80、ベルト81等を介して駆動源82に連結さ
れ、駆動源82の作動によって回転駆動するようになっ
ている。したがって、回転軸66を回転させることによ
り回転軸66と一体に保持板69を回転駆動させること
ができるものである。
【0092】回転軸66の内部には流体の通孔(図示せ
ず)が設けられるとともに、保持板69の内部にも流体
の通孔(図示せず)が設けられ、これらの通孔は相互に
連通するようになっている。保持板69の通孔は保持板
69の上面側に開口し、回転軸66の通孔はチューブ等
の管部材(図示せず)を介して真空ポンプ等の真空発生
源(図示せず)に連結されるようになっている。したが
って、保持板69の上面側に被研磨物25を位置した状
態で真空発生源を作動させることにより、保持板69の
上面側に被研磨物25の一方の面を真空吸着によって保
持することができるものである。
【0093】次に、前記に示すものの作用について説明
する。まず、上下移動部材72を作動させて被研磨物保
持部材65を上昇させ、保持板69を上下方向の所定の
位置に位置決めし、保持板69の上部に被研磨物25を
載置し、真空発生源を作動させて保持板69の上部に被
研磨物25を真空吸着する。
【0094】そして、上下移動部材66を作動させて被
研磨物保持部材65を下降させ、被研磨物25の外周部
のうちの下面側の面取り部26を一方の研磨部材41の
研磨部42の研磨パッド46に当接させて押圧する。
【0095】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材65の回転軸66を回転させて、回転軸66と一体
に保持板69及び被研磨物25を回転させるとともに、
駆動源を作動させて一方の研磨部材41及び他方の研磨
部材50を一体に回転させ、被研磨物25の外周部の下
面側の面取り部26の研磨を行う。
【0096】そして、被研磨物25の外周部の下面側の
面取り部26の研磨が終了した後に、上下移動部材72
を作動させて被研磨物保持部材65を上昇させて、他方
の研磨部材50の研磨部52の研磨パッド55に被研磨
物25の外周部の上面側の面取り部27を当接させて押
圧する。
【0097】そして、駆動源を作動させて被研磨物保持
部材65の回転軸66を回転させて、回転軸66と一体
に保持板69及び被研磨物25を回転させるともに、駆
動源を作動させて一方の研磨部材41及び他方の研磨部
材50を一体に回転させ、被研磨物25の外周部の上面
側の面取り部27の研磨を行う。
【0098】このようにして、被研磨物25の外周部の
下面側の面取り部26、及び上面側の面取り部27の研
磨を行うことができるものである。
【0099】上記のように構成したこの実施の形態によ
る研磨装置にあっては、被研磨物25の下面のみを被研
磨物保持部材65の保持板69に真空吸着によって保持
した状態で、被研磨物25の外周部の下面側の面取り部
26、及び上面側の面取り部27を研磨することができ
るので、被研磨物25の下面にしか真空吸着による痕跡
が形成されることがない。
【0100】したがって、被研磨物25の上下面に真空
吸着による痕跡が形成されることはないので、後の工程
に影響を与えるようなことはなく、生産効率を大幅に高
めることができる。
【0101】また、一方の研磨部材41と他方の研磨部
材50とを一体に連結して、両研磨部材41、50の研
磨部42、52の凹部43、53間で研磨室58を形成
しているので、研磨室58内に供給したスラリーの飛散
がなく、スラリーの回収率を大幅に向上させることがで
きるものである。
【0102】さらに、研磨後に供給孔57からスラリー
の代わりに純水を研磨室58内に供給することにより、
研磨室58内の洗浄を行うことができることになる。
【0103】さらに、1つのポジションで研磨加工を行
うことができるので、装置全体の大きさを小さくするこ
とができることになる。
【0104】さらに、被研磨物25を持ち替える必要が
ないので、加工工程の時間を大幅に短縮することがで
き、生産効率を大幅に高めることができることになる。
【0105】
【発明の効果】この発明は請求項1、2、6、7のよう
に構成したことにより、被研磨物の一方の面を真空吸着
等によって被研磨物保持部材に保持し、この状態で被研
磨物の外周部の一方の面取り部及び他方の面取り部の研
磨を行うことができることになる。したがって、被研磨
物の一方の面にのみ真空吸着による痕跡が形成されるこ
とになるので、被研磨物の両方の面に真空吸着等による
痕跡が形成されて後の工程に影響を与えるようなことは
なく、生産効率を大幅に高めることができることにな
る。
【0106】また、請求項4、9のように構成したこと
により、被研磨物の一方の面を真空吸着等によって一方
の研磨物保持部材に保持し、この状態で被研磨物の外周
部の一方の面取り部の研磨を行うことができ、被研磨物
の一方の面を真空吸着等によって他方の研磨物保持部材
で保持し、この状態で被研磨物の外周部の他方の面取り
部の研磨を行うことができることになる。したがって、
被研磨物の一方の面にのみ真空吸着等による痕跡が形成
されることになるので、被研磨物の両方の面に真空吸着
等による痕跡が形成されて後の工程に影響を与えるよう
なことはなく、生産効率を大幅に高めることができるこ
とになる。
【0107】さらに、請求項3、5、8、10のように
構成したことにより、一方の研磨部材の研磨面の全体、
及び他方の研磨部材の研磨面の全体を使って被研磨物の
外周部の面取り部の研磨を行うことができるので、一方
の研磨部材及び他方の研磨部材の研磨面を全体に亘って
均一に磨耗させることができることになる。したがっ
て、被研磨物の外周部の面取り部の研磨精度を大幅に高
めることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による研磨装置の第1の実施の形態を
示した概略断面図であって、被研磨物の外周部の下面側
の面取り部の研磨時の状態を示した説明図である。
【図2】被研磨物の外周部の上面側の面取り部の研磨時
の状態を示した説明図である。
【図3】この発明による研磨装置の第2の実施の形態を
示した概略断面図であって、被研磨物の外周部の下面側
の面取り部の研磨時の状態を示した説明図である。
【図4】被研磨物の外周部の上面側の面取り部の研磨時
の状態を示した説明図である。
【図5】この発明による研磨装置の第3の実施の形態を
示した概略断面図であって、被研磨物の外周部の下面側
の面取り部の研磨時の状態を示した説明図である。
【図6】被研磨物の外周部の上面側の面取り部の研磨時
の状態を示した説明図である。
【図7】この発明による研磨装置の第4の実施の形態を
示した概略断面図であって、被研磨物の外周部の下面側
の面取り部の研磨時の状態を示した説明図である。
【図8】被研磨物の外周部の上面側の面取り部の研磨時
の状態を示した説明図である。
【図9】この発明による研磨装置の第5の実施の形態を
示した概略断面図であって、被研磨物の外周部の下面側
の面取り部の研磨時の状態を示した説明図である。
【図10】被研磨物の外周部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1、41……一方の研磨部材 2、12、42、52……研磨部 3、13、43、53……凹部 5、14、45、54……テーパ面 6、15、46、55……研磨パッド 8、11、48……支持部 9、49……貫通孔 10、50……他方の研磨部材 17、65……被研磨物保持部材 18、32、37、66……回転軸 19、33、38、67……軸受ケース 20、24、34、39、61、68……軸受 21、35、40、69……保持板 22、59、70……基台 23、60……孔 25……被研磨物 26、27……面取り部 31……一方の被研磨物保持部材 36……他方の被研磨物保持部材 57……供給孔 58……研磨室 62、80……プーリー 63、81……ベルト 64……スラリー受け 71……傾斜面 72……上下移動部材 73……リニアガイド 74……レール 75……ベアリング 76……移動台 77……シリンダ 78……ロッド 79……連結板 82……駆動源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 憲明 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファ ム・アイペック株式会社内 Fターム(参考) 3C049 AA04 AA18 AB01 CA05 CB01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨物の一方の面を被研磨物保持部材
    で保持した状態で一方の面側の面取り部を一方の研磨部
    材で研磨し、この後、被研磨物の他方の面側の面取り部
    を他方の研磨部材で研磨するようにしたことを特徴とす
    る研磨方法。
  2. 【請求項2】 被研磨物の一方の面を被研磨物保持部材
    で保持し、この状態で被研磨物の一方の面取り部を一方
    の研磨部材で研磨し、この後、被研磨物保持部材及び一
    方の研磨部材と他方の研磨部材との間を移動させて被研
    磨物の他方の面取り部を他方の研磨部材で研磨するよう
    にしたことを特徴とする研磨方法。
  3. 【請求項3】 前記被研磨物保持部材の一方の研磨部材
    の他方の研磨部材に対する傾きを調整可能とした請求項
    1又は2記載の研磨方法。
  4. 【請求項4】 被研磨物の一方の面を一方の被研磨物保
    持部材に保持し、この状態で被研磨物の一方の面取り部
    を一方の研磨部材で研磨し、この後、被研磨物を一方の
    被研磨物保持部材から外すとともに、被研磨物の一方の
    面を他方の被研磨物保持部材で保持し直し、この状態で
    被研磨物の他方の面取り部を他方の研磨部材で研磨する
    ことを特徴とする研磨方法。
  5. 【請求項5】 前記一方の被研磨物保持部材の一方の研
    磨部材に対する傾き、及び前記他方の被研磨物保持部材
    の他方の研磨部材に対する傾きを調整可能とした請求項
    4記載の研磨方法。
  6. 【請求項6】 内面の少なくとも一部が研磨面に形成さ
    れた一方の研磨部材と、該一方の研磨部材との間を移動
    可能かつ回転可能に設けられるとともに、先端部に被研
    磨物の一方の面を保持可能な被研磨物保持部材と、該被
    研磨物保持部材との間を移動可能かつ回転可能に設けら
    れるとともに、内面の少なくとも一部が研磨面に形成さ
    れた他方の研磨部材とを具えたことを特徴とする研磨装
    置。
  7. 【請求項7】 内面の少なくとも一部が研磨面に形成さ
    れる一方の研磨部材と、該一方の研磨部材との間を移動
    可能かつ回転可能に設けられるとともに、先端部に被研
    磨物の一方の面を保持可能な被研磨物保持部材と、前記
    一方の研磨部材及び前記被研磨物保持部材との間を移動
    可能かつ回転可能に設けられるとともに、内面の少なく
    とも一部が研磨面に形成された他方の研磨部材とを具え
    たことを特徴とする研磨装置。
  8. 【請求項8】 前記被研磨物保持部材の前記一方の研磨
    部材及び他方の研磨部材に対する傾きを調整可能とした
    請求項6又は7記載の研磨装置。
  9. 【請求項9】 内面の少なくとも一部が研磨面に形成さ
    れた一方の研磨部材と、該一方の研磨部材との間を移動
    可能かつ回転可能に設けられるとともに、先端部に被研
    磨物の一方の面を保持可能な一方の被研磨物保持部材
    と、内面の少なくとも一部が研磨面に形成される他方の
    研磨部材と、該他方の研磨部材との間を移動可能かつ回
    転可能に設けられるとともに、先端部に被研磨物の一方
    の面を保持可能な他方の被研磨物保持部材とを具えたこ
    とを特徴とする研磨装置。
  10. 【請求項10】 前記一方の被研磨物保持部材の前記一
    方の研磨部材に対する傾き、及び前記他方の被研磨物保
    持部材の前記他方の研磨部材に対する傾きを調整可能と
    した請求項9記載の研磨装置。
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