JP2002184688A - 高速空中像シミュレーションのための方法および装置 - Google Patents

高速空中像シミュレーションのための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学システムから投影された空中像をシミュ
レートするための方法および装置を提供する。 【解決手段】 光学システムは、瞳およびマスクを含
む。概して、この方法は、光学システムのパラメータを
得るステップと、基底系上での光学システムのパラメー
タの瞳正射影に基づいてカーネルを算出するステップ
と、マスクのパラメータを得るステップと、基底系上で
のマスクのパラメータのマスク正射影に基づいてベクト
ルを算出するステップと、カーネルおよびベクトルを用
いて電界強度分布を算出するステップと、電界強度分布
から空中像データを得るステップと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学システムから
投影された空中像(aerial images)をシ
ミュレートするための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リソグラフィにおいて、光学システムで
発生した紫外線等の露光エネルギは、このシステムの開
口から発して、マスク(またはレチクル(reticl
e))を介して、シリコン基板等のターゲット上に至
る。マスクは、通常、所定のパターンに形成された不透
明または透明な領域を含む場合がある。露光エネルギ
は、このマスク・パターンを露光し、これによってマス
クの空中像を形成する。次いで、空中像を用いて、ター
ゲット上に形成されたレジスト層上に像を形成する。次
いで、レジストを成長させ、ポジ型レジストではレジス
トの露光部分を除去し、またはネガ型レジストではレジ
ストの露光されていない部分を除去する。これによっ
て、パターン化された基板を形成する。マスクは、通
常、融解石英等の透明な板から成り、板上の不透明な
(有色体(chrome))要素を用いてパターンを規
定する。放射源は、周知の方法に従って、マスクを照射
する。マスクおよび露光ツールの投影光学部品(opt
ics)を介して送出された放射は、フォトレジスト上
に、マスク・フィーチャ(mask feature
s)の回折限界潜像(diffraction−lim
ited latent image)を形成する。こ
のパターン化された基板は、後続の製造プロセスに用い
ることができる。半導体製造において、かかるパターン
化された基板は、蒸着、エッチング、またはイオン注入
のプロセスにおいて使用され、極めて小さいフィーチャ
(feature)を有する集積回路を形成することが
できる。
【0003】リソグラフィック投影装置(lithog
raphic projection apparat
us)を用いた製造プロセスでは、マスクのパターン
が、放射に感応する物質(radiation‐sen
sitive material)の層(レジスト)に
よって少なくとも部分的に被覆した基板上に描かれる。
一般に、リソグラフィック・パターニング・プロセス
(lithographic patterning
process)は、当業者によって理解される。例示
的なプロセスに関する情報は、例えば、書籍「マイクロ
チップの製造:半導体処理の実用的な手引き(Micr
ochip Fabrication:APracti
cal Guide to Semiconducto
r Processing)」、第3版、Peter
van Zant、McGrawHill Publi
shing Co.、1997年、ISBN 0−07
−067250−4から得られる。
【0004】リソグラフィによって製造される構造のサ
イズが小さくなり、構造の密度が増すにつれて、マスク
の設計のコストは増大し、複雑度は高くなる。リソグラ
フィによる製造のコストを削減する1つの方法は、実際
の製造ステップの前に、リソグラフィック・シミュレー
ションのステップによってリソグラフィの設計を最適化
することである。リソグラフィック・シミュレーション
の1つの具体的な方法は、マスクの空中像(aeria
l image)をシミュレートすることである。この
空中像は、露光装置においてマスクを介して基板を露光
した場合の、基板表面上のレジストに届く直前の光の強
度分布(intensity distributio
n of light)として定義される。空中像をシ
ミュレートするためには、通常、入力パラメータとし
て、リソグラフィック装置(lithographic
apparatus)のマスクのレイアウトおよび露
光の条件(限定的でないが、例えば、NA:開口数、σ
(シグマ):部分干渉性係数が含まれる)が必要とされ
る。
【0005】リソグラフィック装置は、様々なタイプの
投影放射を用いることができる。その例には、光、紫外
線(「UV」)放射(超紫外線(「EUV」)、遠紫外
線(「DUV」)、および真空紫外線(「VUV」)を
含む)、X線、イオン・ビーム、または電子ビームが含
まれるが、これらは限定ではない。以下のものは、例示
的な露光源として考慮されている。光とは、一般に、あ
る水銀放出(mercury emissions)、
すなわち、f線(f−line)について550nm、
g線について436nm、h線について405nmの波
長を指す。近紫外線または紫外線とは、一般に、他の水
銀放出、すなわちi線について365nmを指す。DU
Vは、一般に、KrF(248nm)およびArF(1
93nm)等のエキシマ・レーザ放出を指す。VUV
は、エキシマ・レーザF2すなわち157nm、Ar2
なわち126nm等を指すことがある。EUVは、10
ないし15nmを指すことがある。この電磁スペクトル
の最後の部分は、「軟X線」に極めて近いが、おそら
く、X線パターニングの評判を悪くしないために「EU
V」と名付けられている。軟X線は、1ないし15nm
を指すことがあり、これは通常、X線リソグラフィにお
いて用いることができる。
【0006】用いる放射の種類および装置の特定の設計
要件に応じて、投影システムは、例えば、屈折型、反射
型、または反射屈折型とすることができ、ガラス質の構
成部品、かすめ入射鏡(grazing‐incide
nce mirrors)、選択的多層被覆、磁界およ
び/または静電界レンズ等を備えることができるが、簡
略化のため、本文では、かかる構成要素を大ざっぱに、
単独でまたは集合的に「レンズ」と呼ぶことができる。
【0007】空中像によってレジストを露光する場合、
その光の一部が基板の表面によって反射され、次いでレ
ジストによって吸収されるので、更に別の変数がある。
従って、レジストの特徴(例えば屈折率:Dillの
A、B、Cに関する)だけでなく、基板の特徴に関する
パラメータ(例えば屈折率)も、潜像をシミュレートす
るための入力パラメータに含まなければならない。
【0008】いわゆるホプキンズ・モデルは、像を形成
する電界を通常スカラーとして扱い、描かれる対象が十
分に薄いので入射電界(incident fiel
d)に対する影響は乗法関数によって表されると仮定す
る。像形成システム(imaging system)
の振幅応答関数よりも瞳関数(pupil funct
ion)を扱い、更に、相互強度よりも角度分布すなわ
ち「有効源(effective source)」を
扱うためには、フーリエ領域(周波数空間)において像
形成の分析を行うことが有利である。
【0009】ホプキンズ・モデルに基づいて空中像を算
出する、いくつかのコンピュータ・プログラムが市販さ
れている。例えば、バークリーのカリフォルニア大学、
電気工学およびコンピュータ・サイエンス学部、Ber
keley、Calif.、94720は、SPLAT
と呼ばれるプログラムを提供している。
【0010】ホプキンズ・モデルを用いて、部分的にコ
ヒーレントな照射のもとで、描かれた設計フィーチャの
像形成(imaging)をモデル化する。部分的にコ
ヒーレントな照射のもとで空中像をモデル化することに
おける主な問題点は、部分的にコヒーレントな光源を形
成する個々の照射源の影響を重ね合わせて加算する必要
があることである。ホプキンズ・モデルでは、2次元−
2次元透過係数間関数(two−dimensiona
l by two−dimensionaltrans
mission cross−coefficient
function:「TCC」)を予め算出し、NA
やシグマ等を含むリソグラフィック投影装置の影響の全
てを把握する。例えばBorn & Wolfの603
ページにおいて教示されているように、一旦TCCがわ
かれば、照射のもとでの幾何学的レイアウトフィーチャ
(layout feature)についての透過関数
のフーリエ変換でTCCを積分することで、部分的にコ
ヒーレントな照射を用いたシステムをモデル化すること
ができる。
【0011】基本的に、TCCは、連続的な引数集合
(continuous set of argume
nts)を用いた2次元−2次元相関関数である。実
際、形成されるフィーチャ・パターンは空間的に周期を
有すると仮定することができる。かかる周期的なパター
ンでは、TCCは、大きいが離散的な引数集合を有す
る。TCCは、離散的な列および行を有する行列として
表現することができる。リソグラフィにおいて対象とな
る通常のフィーチャでは、この行列の大きさは巨大であ
り、シミュレート可能なフィーチャの規模および大きさ
が制限される。ホプキンズ・モデルに基づいたあらゆる
シミュレーション・アルゴリズムの目的は、妥当な精度
を維持しながら、この行列の大きさを近似によって小さ
くすることである。
【0012】図1Aおよび1Bに、例示的な投影リソグ
ラフィ・システムが示されている。図1Aにおいて、照
射源102からの光が集光レンズ104によって合焦さ
れる。集光した光は、マスク106を通過し、次いで瞳
(pupil)108を通過して、基板110上に達す
る。図1Bに示すように、基板110は、頂部反射防止
コーティング112、レジスト118、底部反射防止コ
ーティング117、頂部基板層114、および複数の他
の基板層から成るものとすることができる。図1Bに示
すように、焦点面は、レジスト118内に位置すること
ができる。
【0013】過去においては、いくつかの数値的技法を
適用して、TCCのサイズを妥当な規模に縮小してい
た。1例では、特異値の分解(singular va
luedecomposition)を用いて、TCC
をその固有スペクトル(eigenspectrum)
に分解し、結果として得られた固有ベクトルを、それら
の固有値の減少する大きさに分類し、TCCを近似する
ために有限数の固有ベクトルを維持するのみであった。
図2には、ホプキンズ・モデルを用いた、図1Aのシス
テムの光シミュレーションの例示的な方法を示す。図2
に示すように、ステップS202では、リソグラフィッ
ク投影装置およびマスクのパラメータをシステムに入力
する。ステップS204では、固有ベクトルの対角化
(diagonalization)によってTCCを
近似する。ステップS206では、正規化矩形(nor
malized rectangles)の離散集合に
よる固有関数の畳み込み積分の2次元表を算出して表に
する。N.Cobb等による論文「高速で複雑度の低い
マスク設計(Fast,Low−Complexity
Mask Design)」、SPIE Vol.2
440、313ないし326ページは、ステップS20
6を完了するための例示的な方法を教示する。この論文
の開示は、その全体が本願に援用されるものとする。結
果として得られた表は、可能なレイアウトフィーチャの
離散的な格子上にあるので、許容可能な分解能を得るた
めに、表は大きくなければならない。ステップS208
では、TCCは近似されているので、照射システムをモ
デル化することができる。すなわち、それぞれの矩形に
対応する各2次元畳み込み積分を所与の近接ウインドウ
において結合することによって、空中像をシミュレート
することができる。
【0014】この方法には、2つの欠点がある。第1
に、固有ベクトルの対角化は、数値的にコストのかかる
動作である。このため、ユーザが、NA、シグマ、照射
タイプまたはレンズ収差等のリソグラフィック投影装置
の条件を変更するためには、シミュレーション・ツール
の使用を限定するTCC近似の高コストな再計算が必要
となる。第2に、TCCの固有スペクトルは、2次元関
数である。照射のもとでの幾何学的パターンの対応した
電界ベクトル(field vectors)を表現す
るためには2次元ルックアップ表が必要であるが、これ
はホプキンズ・アルゴリズムにおいて電界計算(fil
ed calculation)の速度を制限する。具
体的には、電界ベクトルは2次元テーブルであるので、
各データ・アドレスにアクセスするためには2つのポイ
ンタが必要であり、これがアクセス時間を増大させる。
更に、電界ベクトルは2次元テーブルであるので、キャ
ッシュの一部に格納される。今日のCPUにおいてDR
AMからルックアップ表を用いることは、乗算を行うよ
りもコストがかかる。なぜなら、キャッシュ・ミスによ
る不利益(penalty)は、乗算を行うための時間
よりも大きいからである。
【0015】従って、数値的にコストのかかる固有ベク
トルの対角化動作を用いることなく、ホプキンズ・モデ
ルを用いて投影リソグラフィ・システムをシミュレート
するための方法および装置が必要とされている。更に、
コストの高いTCC近似再計算を必要とすることなく、
ユーザが、NA、シグマ、照射タイプ、またはレンズ収
差等のリソグラフィック投影装置の条件を変更すること
ができる、ホプキンズ・モデルを用いて投影リソグラフ
ィ・システムをシミュレートするための方法および装置
が必要とされている。
【0016】本発明の目的は、数値的にコストのかかる
固有ベクトルの対角化動作を用いることなく、ホプキン
ズ・モデルを用いて投影リソグラフィ・システムをシミ
ュレートするための方法および装置を提供することであ
る。
【0017】本発明の別の目的は、コストの高いTCC
近似再計算を必要とすることなく、ユーザがリソグラフ
ィック投影装置の条件を変更することができる、ホプキ
ンズ・モデルを用いて投影リソグラフィ・システムをシ
ミュレートするための方法および装置を提供することで
ある。
【0018】本発明の更に別の目的は、リソグラフィッ
ク像形成プロセスにおいて照射される基板のレジスト膜
の表面において、およびレジスト膜の全体を通して、強
度電界分布(intensity field dis
tribution)(「空中像」)を予測するための
方法および装置を提供することである。
【0019】前述の目的に従って、本発明は、TCCを
T(q’q)として書く。ここで、qおよびq’は、各
々、2次元フーリエ空間における連続周波数であり、q
=(qx、qy)、q’=(q’x、q’y)である。本発
明は、カーネル(kernel)A[ij]による基底
関数(basis function)の双一次形式
(bilinear form)として、TCCを極め
て良好に近似する。更に、本発明は、直交多項式の集合
(a set of orthogonal poly
nomials)を利用する。カーネルA[ij]は、
今日のリソグラフィック処理において用いられる幅広い
範囲の照射条件についてTCCを効率的に近似する小さ
い行列を表す。本発明は、従来技術における2次元ルッ
クアップ表とは対照的に1次元ルックアップ表を用いる
ので、結果として使用する算術演算の数が少なくなる。
更に、1次元ルックアップ表は、同じ分解能の2次元ル
ックアップ表よりもキャッシュのヒット率が高く、これ
によって、より効率的なシステムを提供する。
【0020】概して、一実施形態では、本発明は、光学
システムから投影される空中像をシミュレートする方法
を特徴とする。光学システムは瞳およびマスク面を含
む。この方法は、マスク面にマスクを供給するステップ
と、光学システムのパラメータを得るステップと、基底
系(a basis set)上での光学システムのパ
ラメータの瞳正射影(orthogonal pupi
l projection)に基づいてカーネルを算出
するステップと、マスクのパラメータを得るステップ
と、基底系上でのマスクのパラメータのマスク正射影に
基づいてベクトルを算出するステップと、カーネルおよ
びベクトルを用いて電界強度分布を算出するステップ
と、電界強度分布から空中像を得るステップと、を含
む。
【0021】本発明の一実施形態では、光学システムの
パラメータは収差を含む。
【0022】本発明の別の実施形態では、光学システム
のパラメータに対応するカーネルを算出するステップ
は、不完全ガンマ関数(incomplete gam
mafunctions)のシード・アレイ(seed
array)における循環(recurrence)
に基づいて不定積分の表を生成するステップを含む。
【0023】本発明の更に別の実施形態では、光学シス
テムのパラメータに対応するカーネルを算出するステッ
プは、更に、光学システムの瞳における各点に対応する
瞳正射影係数のアレイの表を作成するステップを含み、
この光学システムは焦点が合っている。更に具体的に
は、これは、更に、光学システムの照射装置プロファイ
ルのサンプル重みを、瞳正射影係数のアレイと結合する
ステップを備える。
【0024】本発明の更に別の実施形態では、光学シス
テムのパラメータに対応するカーネルを算出するステッ
プは、更に、光学システムの瞳における各点に対応する
瞳正射影係数のアレイの表を作成するステップを含み、
光学システムは、焦点はずれであるか収差を有するかの
いずれかである。更に具体的には、これは、更に、光学
システムの照射装置プロファイルのサンプル重みを、瞳
正射影係数のアレイと結合するステップを備える。
【0025】本発明の更に別の実施形態では、光学シス
テムのパラメータに対応するカーネルを算出するステッ
プは、更に、光学システムの瞳における各点に対応する
瞳正射影係数のアレイの表を作成するステップを含み、
光学システムは、レジストにおける光活性化合物の拡散
の影響の一因である。更に具体的には、これは、更に、
光学システムの照射装置プロファイルのサンプル重み
を、瞳正射影係数のアレイと結合するステップを備え
る。
【0026】本発明の更に別の実施形態では、マスクの
パラメータに対応するベクトルを算出するステップは、
更に、幾何学的サンプリングのためマスク内に近接ウイ
ンドウを規定するステップを含む。
【0027】本発明の更に別の実施形態では、マスクの
パラメータに対応するベクトルを算出するステップは、
更に、マスクの幾何学的パターンを別個の矩形集合に分
解し、近接ウインドウ内で矩形の投影のアレイを作表す
るステップを含む。更に具体的には、マスクのパラメー
タに対応するベクトルを算出するステップは、更に、マ
スクの種類に基づいて、矩形の投影のアレイを補正する
ステップを含む。
【0028】一般に、別の態様では、本発明は、光学シ
ステムから投影される空中像をシミュレートする方法を
特徴とする。この光学システムは瞳およびマスク面を含
む。この方法は、マスク面にマスクを供給するステップ
と、光学システムのパラメータを得るステップと、マス
クのパラメータを得るステップと、電界ベクトルの成分
を、以下で更に詳細に述べるように、光学システムのパ
ラメータに関連した多項式を含む直交多項式基底に射影
するステップと、多項式の正射影に基づいて、光学シス
テムに関連した透過相互相関関数を近似するステップ
と、を含む。
【0029】一般に、更に別の態様では、本発明は、光
学システムから投影される空中像をシミュレートするよ
うに動作するシミュレーション装置を特徴とする。この
光学システムは瞳およびマスク面を含む。該シミュレー
ション装置は、光学システムのパラメータを得るための
第1のパラメータ取得装置と、基底系上での光学システ
ムのパラメータの瞳正射影に基づいてカーネルを算出す
るための第1の計算装置と、マスク面に供給されるマス
クのパラメータを得るための第2のパラメータ取得装置
と、基底系上でのマスクのパラメータのマスク正射影に
基づいてベクトルを算出するための第2の計算装置と、
カーネルおよびベクトルを用いて電界強度分布を算出す
るための第3の計算装置と、電界強度分布から空中像デ
ータを得るための空中像取得装置と、を含む。
【0030】本発明の一実施形態では、第1、第2、お
よび第3の計算装置は同一の計算装置である。
【0031】本発明の別の実施形態では、光学システム
のパラメータは収差を含む。
【0032】本発明の別の実施形態では、第1の計算装
置は、不完全ガンマ関数のシード・アレイにおける高速
循環に基づいて不定積分の表を生成するように動作可能
である。
【0033】本発明の更に別の実施形態では、第1の計
算装置は、光学システムの瞳における各点に対応する瞳
正射影係数のアレイの表を作成するように動作可能であ
り、光学システムは焦点が合っている。
【0034】本発明の更に別の実施形態では、第1の計
算装置は、光学システムの瞳における各点に対応する瞳
正射影係数のアレイの表を作成するように動作可能であ
り、光学システムは焦点はずれであるか収差を有するか
のいずれかである。
【0035】本発明の更に別の実施形態では、第1の計
算装置は、光学システムの瞳における各点に対応する瞳
正射影係数のアレイの表を作成するように動作可能であ
り、光学システムは、レジストにおける光活性化合物の
拡散の影響の一因である。
【0036】本発明の更に別の実施形態では、第2の計
算装置は、幾何学的サンプリングのためマスク内に近接
ウインドウを規定するように動作可能である。
【0037】本発明の更に別の実施形態では、第2の計
算装置は、マスクの幾何学的パターンを別個の矩形集合
に分解し、近接ウインドウ内で矩形の投影のアレイを作
表するように動作可能である。更に具体的には、第2の
計算装置は、マスクの種類に基づいて矩形の投影のアレ
イを補正するように動作可能である。
【0038】一般に、更に別の態様では、本発明は、光
学システムから投影される空中像をシミュレートするよ
うに動作するシミュレーション装置を特徴とする。該光
学システムは瞳およびマスク面を含む。このシミュレー
ション装置は、光学システムのパラメータを得るための
第1のパラメータ取得装置と、マスク面に供給されたマ
スクのパラメータを得るための第2のパラメータ取得装
置と、光学システムのパラメータに関連する多項式を含
む多項式を正射影するための第1の計算装置と、多項式
の正射影に基づいて、光学システムに関連した透過係数
間関数を近似するための第2の計算装置と、を含む。
【0039】以下に与える本発明の例示的な実施形態の
詳細な説明から、当業者には、本発明の更に別の利点が
明らかとなろう。本発明自体は、更に別の目的および利
点と共に、以下の詳細な説明および添付図面を参照する
ことによって、より良く理解することができる。
【0040】本明細書に組み込まれてその一部を形成す
る添付図面は、本発明の実施形態を図示し、説明と共
に、本発明の原理の説明に供する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下の記載において、説明の目的
のため、多数の具体的な詳細を述べて、本発明のより完
全な理解を得る。しかしながら、本発明は、こういった
具体的な詳細を用いなくとも実施可能であることは、当
業者には明らかであろう。
【0042】本発明は、TCCの近似のために根本的に
異なる技法を適用することによって、従来技術のシステ
ムにおける上述の問題を回避する。具体的には、本発明
は、カーネルA[ij]による基底関数の双一次形式と
して、TCCを厳密かつ効率的に近似する。
【0043】図4に、本発明の例示的な実施形態による
シミュレーション・システムの動作の全体的な概要を示
す。本発明の図4に示すように、ステップS402にお
いて、リソグラフィ投影装置パラメータを入力する。ス
テップS404では、カーネルA[ij]を算出する。
ステップS406では、マスク・パラメータを入力す
る。ステップS408では、マスク・パラメータに対応
するベクトルを算出する。ステップS410では、カー
ネルA[ij]およびマスク・パラメータに対応するベ
クトルを用いて、瞳の強度プロファイルを算出する。ス
テップS412では、シミュレートされたマスクの空中
像を生成する。
【0044】本発明の例示的な実施形態によるシミュレ
ーション・システムの動作を更に詳細に論じる前に、数
学的な基礎について、短いが要を得た説明を行う。具体
的には、スペクトル基(spectral basi
s)について、その解析的な表現、基本的な特性、およ
び不定積分に関する適用を含めて説明する。更に、この
基のフーリエ変換(「FT」)について、その解析的な
表現、不定積分に関する適用を含めて、説明する。更
に、FTのもとでの直交性を含む種々の規定について説
明する。
【0045】スペクトル基 解析的な表現 数学的関数は、入力値の連続集合を出力値の連続集合へ
とマッピング(mapping)する。このマッピング
は、多数の方法で生成することができる。1つの方法
は、サイン(x)(sin(x))またはログ(x)
(log(x))等の解析的な表現を用いることであ
る。別の方法は、中間値の表作成および補間によるもの
である。更に別の方法は、既知の基底関数集合(a s
et of basis functions)の線形
重ね合わせの観点で関数を表現することである。基底関
数の直交集合では、かかる表現はスペクトル表現と呼ば
れる。
【0046】以下の説明において考慮するスペクトル基
は、次のように表される。 これは、1次元の寄与(contributions)
に分解することができる。式(1)では、点r0におけ
るサンプリングについて、 であり、λa=ax+ayである。x次元に沿った1次元
の基底は、以下の通りである。
【0047】基本的な特性 1.循環 2.導関数 3.正規化 この基底は、正規化定数と直交する。
【0048】不定積分 スペクトル基についての不定積分は、不完全ガンマ関数
に関連付けることができる。マンハッタン・スタイルの
レイアウト設計では、積分境界は、デカルト座標軸に沿
っており、独立した1次元積分への因数分解を可能とす
る。不完全ガンマ関数γ(a、x)の以下の定義を用い
る。 以下が成り立つとする。
【0049】循環 、および とする。
【0050】 であることを注記しておく。上述の積分は、以下のよう
に求めることができる。
【0051】スペクトル基のフーリエ変換は、次のよう
に表現することができる。
【0052】不定積分 式(3)と同様、スペクトル基のFTについての不定積
分も、不完全ガンマ関数に関連付けることができる。し
かしながら、瞳の円形開口のため、2次元積分を簡単に
1次元積に因数分解することはできない。本発明は、ハ
イブリッド型の手法を用い、これによって、式(3)と
同様に、例えばx軸のような一方の軸に沿った1次元積
分を解析的に行う。一方、例えばy軸のような他方の軸
に沿った積分を数値的に行う。以下で、スペクトル基の
FTの1次元解析的積分について考える。次の式が成り
立つものとする。
【0053】循環 とする。 すると、上述の積分は、次のように求めることができ
る。 についての循環は、以下の式 によって、次のように行われる。
【0054】この関係は式(10)と同一であり、β=
1/αであり、循環ステップごとの追加の係数は(−
i)である。
【0055】初期化 上述のシード要素 は以前のセクションと同様であり、式(11)と同様に
求めることができる。
【0056】これより、上述の新しい検討に基づいて、
本発明の例示的な実施形態によるシミュレーション・シ
ステムの動作について更に詳細に論じる。以下の表1
に、本発明の記載を通して用いる符号の表記およびそれ
らの説明を示す。
【0057】
【0058】以下の説明は、電界ベクトルの基底から独
立した表現のために、ディラック(Dirac)の表記
を用いる。この表記においては、双対空間(dual
spaces)におけるスカラー場は、 として書かれる。以下は、有用な恒等式である。
【0059】直交正規化基底ξの完全性は、以下を意味
する。
【0060】以下で用いるスペクトルの展開は、上述の
完全性の関係を満たす。
【0061】レンズ・モデル レンズをモデル化する場合、波長λにおける単色照明を
想定する。以下では、真空における屈折率ηi=1を想
定する。波数ベクトルは、次のように規定することがで
きる。
【0062】更に、開口は、次のように規定することが
できる(w=基板、s=ソース)
【0063】このため、開口NAの瞳によって伝達され
る最大波動ベクトルは、次の通りである。
【0064】拡大率Mは、対物レンズの後方焦点距離対
前方焦点距離の比として規定することができる。 ここで、d0およびd1は、図1Aにおいて識別した焦点
距離に対応する。基板面d1は、レンズの焦点面に存在
するように調節することができ、これによって、以下が
与えられる。
【0065】この数学的モデルは、座標ks、r、k、
wによって表される。しかしながら、数値モデルは、
「ハット(hat)」表記によって示される再スケーリ
ングした座標を利用する。スケーリングした座標は、以
下により、正規化座標に関連している。 本発明による現レンズ・モデルは、ds=d0を想定して
いる。
【0066】回折要素およびレンズ 例えばマスク等の回折要素の出射面 から、距離dzにある後続の入力面 までの光の伝搬は、ヘルムホルツの式 (3次元において の自由空間グリーン関数によって、次のように表すこと
ができる。
【0067】zおよびz’は、距離diだけ離れた固定
面上にあり、r=(x、y)は各面上の2次元位置ベク
トルであるとする。2次元近似は、以下によって与えら
れる。
【0068】遠視野の近似 と想定し、1次のテイラー展開に保持することによって
近似する。
【0069】最初の項は、無関係な一定の移相を生じ、
以下では無視される。遠視野における2次元電界伝搬関
数(two‐dimensional field p
ropagator)は、以下のようになる。
【0070】レンズ要素 レンズ要素の入力面から出射面までの光の伝搬は、レン
ズ伝搬関数Lにより、次のように表すことができる。 ここで、近軸近似におけるレンズ伝搬関数は、次のよう
に表すことができる。
【0071】図4に戻ると、本発明のシミュレーション
方法は、データを操作するように動作可能ないずれかの
プロセッサまたは専用の回路を用いて実施することがで
きる。限定でない例として、プログラム可能論理列、メ
モリと共に用いるマイクロプロセッサ、またはコンピュ
ータが挙げられる。ステップS402は、リソグラフィ
ック投影装置のパラメータを入力するように動作可能な
いずれかの装置によって実行することができる。その例
として、限定ではないが、ステッパ/スキャナ、マスク
検査ツール、適切なデータを含む外部メモリが挙げられ
る。ステップS406は、マスク・パラメータを入力す
るように動作するいずれかの装置によって実行すること
ができる。ステップS402と同様に、限定でない例と
して、ステッパ/スキャナ、マスク検査ツール、および
適切なデータを含む外部メモリが挙げられる。更に、単
一の装置を用いて、ステップS402のリソグラフィッ
ク投影装置のパラメータおよびステップS406のマス
ク・パラメータの双方を入力することも可能である。更
に、ステップS402およびS406を同時に行っても
良い。同様に、ステップS404およびS408を同時
に行っても良い。
【0072】ここで、ステップS404について、図5
を参照して更に説明する。ステップS502において、
照射装置の瞳の領域をサンプリングし、個別の格子に分
割する。ステップS504では、サンプル領域に対応す
る個別の各点の照射プロファイルを求め、これに、サン
プリングした位置におけるソースの相対強度に対応した
数値重みを与える。ステップS506では、サンプル領
域に対応する瞳格子内の個別の各点の、式(16)で算
出した半不定積分(semi−indefinite
integrals)について、シード要素(seed
−elements)のアレイを表にする。各シード要
素は、式(19)および式(20)に関して上述したよ
うな、不完全ガンマ関数J[0,m]である。ステップS5
08では、シミュレーション方法のための瞳モデルを求
める。瞳モデルが、ゼロ焦点はずれ瞳(zero de
focus pupil)すなわち収差を有しないレン
ズのためのものである場合、完全に焦点が合っている場
合、および/または瞳面において位相歪みを有しない場
合は、ステップS510zeroを実行すれば良い。瞳モデ
ルが、光経路差(optical path diff
erences)を有する場合、収差を有する場合、完
全には焦点が合っていない場合、および/または瞳面に
おいて位相歪みを有する場合は、ステップS510opd
を実行すれば良い。更に、瞳モデルが、像の露光後のレ
ジストにおいて光活性化合物の拡散の一因となる場合
は、ステップS510diffを実行すれば良い。ステップ
S510 zero、S510opdおよびS510diffの各々
において、pa(si)のsiによってシフトした「i」
におけるアレイを算出する。各エントリは、指数「a」
で示す基底系上への瞳の正射影の値である。ステップS
512では、ステップS504からの照射装置プロファ
イルにおける個別の各点の重みを、ステップS510
zero、S510opd、およびS510diffのいずれか1
つにおいて算出したような基底系上の対応する正射影と
結合する。ステップS512において行う結合の解が、
ステップS514におけるカーネルA[ij]を与え
る。
【0073】これより、本発明の例示的な実施形態によ
るシミュレーション・システムの像形成について、コヒ
ーレントな像形成、ホプキンズ・モデルによるインコヒ
ーレントな像形成、および基底系分解を参照して、説明
する。
【0074】コヒーレントな像形成 瞳面 マスク転送行列Tによる入射電界 の変形として、マスク出射面 における電界が与えられる。非常に薄いマスク層では、
Tは、対角であると有効である( を満たす基底について、対角行列 は、 を意味する。) 瞳入射面における電界は、式(39)によって、以下の
通りとなる。
【0075】基板面 基板面における伝搬像は、式(44)に従って、瞳面か
ら出る電界 から真空セグメント1を介して伝搬する電界として得ら
れる。
【0076】瞳面から出る電界自体は、レンズ転送行列 によって伝搬する瞳面入射電界 である。このため、基板面電界は、以下の通りとなる。
【0077】レンズ転送行列は、フーリエ空間 において対角であると想定される。式(47)を用い
て、基板面電界は、マスク入力面における電界の関数と
して、次のように表すことができる。
【0078】ソース面 コヒーレントな像形成は、平面波が入射角 でマスクに入射することを想定する。この角度における
照射は、 によってマスク面振幅の位相を変更した垂直入射におけ
る照射と同等である。このため、任意の入射角について
マスク出射面におけるスカラー場は、垂直入射により次
のように表すことができる。
【0079】ケーラー照射(Koehler illu
mination)のもとでは、電界 は、垂直入射の平面波を反射する。かかる平面波の虚部
は、全体的に均一な位相因子であり、除外することがで
きる。残るのは、照射開口において発光するソース点の
重みを反映する の実部である。
【0080】上述の照射を用いて、ksに位置する点ソ
ースについて基板面電界は以下の通りとなる。
【0081】フラウンフォーハー近似 上述のモデルは、レンズ・システムのフレネル近似を表
し、非線形である。上述の像形成システムを線形化する
ために、いくつかの近似が行われる。式(54)を、そ
のスペクトル成分に拡張すると、以下が得られる。
【0082】指数の引数は、次の式によって求めること
ができる。
【0083】最後の項において、電界を二乗して基板面
における電界強度を得る場合、 に関連するサブターム(sub−term)が生じる。
基板面における像がマスク面における像(rw〜−M
m)をほぼ反映すると仮定すると、同じ引数につい
て、サブターム は排除することができる。
【0084】焦点はずれ項 上述の指数関数における中央の項は、システムの合焦条
件を示す。完全に焦点が合ったシステムでは、式(3
4)に従って、この項は消滅する。大きさζの小さい焦
点はずれのあるシステムでは、テイラーの展開によっ
て、以下が得られる。 ここで、焦点はずれの原因となる位相の項は、以下の通
りである。
【0085】ガウス基準球の真の光経路差(「OP
D」)を算出することによって、より正確な焦点はずれ
モデルが得られる。
【0086】残りの項 式(58)の最初の項は、主な像形成情報を含み、シス
テムのフーリエ変換に対応する。スケーリングした座標
式(35)をこの項に導入すると、以下が得られる。 以下の式を規定すると、 レンズ・システムの式(55)は次の通りとなる。
【0087】インコヒーレントな像形成:ホプキンズ・
モデル 以下では、「ハット」表記を行わず、全体的に、式(3
5)に従ったスケーリングした座標を想定する。インコ
ヒーレントな像形成では、基板面における強度は、独立
した全ての点ソース について重み付けした合計として、以下の通りとなる。 ここで、以下が成り立つとすると、 以下の式が得られる。 は対角なので、 を規定する。 透過係数間(TCC)関数T(q’、q)を規定する
と、 次のようになる。 以下のように因数分解が存在すると仮定する。 ここで、ηi(q)は直交基底を形成する。式(77)
および式(79)を結合する。
【0088】Ni=(ηiηi)を、ηiのL2ノルム(n
orm)とする。直交基底ηijによって式(80)の左
および右の乗算を行った後、引数について積分を行う。
【0089】このため、瞳正射影係数pi(k)は、次
のように規定することができる。
【0090】本発明によれば、いずれかの可能な瞳構成
について、すなわち、NA、焦点、収差等の非限定パラ
メータを考慮して、pi(k)を予め計算することがで
きる。P(k)の放射部分は、通常、円形開口である。
位相部分は、レンズ・フィールドの収差を表現する。
【0091】瞳正射影を用いて、係数行列、または式
(82)の核Aijは、次のようになる。 ijはエルミート(Hermitean)であることを
注記しておく。
【0092】ステップS506は、上述の式(20)お
よび(19)に従って、図7を参照して例示するように
行うことができる。最初のステップS702では、式
(11)または(20)に従って、列a=0を初期化す
る。列における各エントリに、不完全ガンマ関数を与え
る。次のステップS704では、式(10)または(1
9)に従って、列a=0の値が右の列に伝搬する。列の
各エントリは、循環により、満たされる。行m=0が一
杯になるまでステップS704を繰り返した後、結果と
して得られる不定積分、J[a](ki)またはJ
[a](xi)に対する値を求めることができる。この
ように、本発明は、不完全ガンマ関数のシード・アレイ
における循環に基づいて、不定積分の表を生成する。
【0093】ここで、ステップS508ないしS514
について、更に詳細に説明する。
【0094】アルゴリズム:空中像 a.瞳 式(82)および式(66)を結合して、瞳正射影係数
は、次の通りとなる。
【0095】近似1:収差モデル 収差モデルは、瞳開口上で位相歪みを変調することによ
って得られる。NA=1に関して、瞳座標を正規化す
る。 4=2f2−1を用いて、焦点はずれによって生じる位
相誤差Kは、次のように表すことができる。
【0096】一定の位相項Z1は、無視することができ
る。位相誤差の高次の項は、係数集合an・(Φn:=a
nn)によって、外部のレンズ収差マップからロードす
ることができる。次のように規定する。
【0097】瞳正射影係数は、次の数値積分によって得
られる。
【0098】放射依存性 のみを有する項では、積分は以下のように簡略化するこ
とができる。
【0099】近似2:ゼロ焦点はずれ 収差のないレンズでは、瞳関数は、開口および外側のゼ
ロの領域上で一つである。このため、有限円形積分とし
て瞳開口を表すことができる。
【0100】焦点が合っている(ζ=0)レンズ・シス
テムでは、スペクトル基および によって、式(85)は、瞳開口の畳み込みへと変形さ
れる。
【0101】円形開口は、図3に示すように、矩形領域
Bの重ね合わせによって近似することができる。一方、
図10は、本発明の改良した方法を示し、各領域Bごと
に、瞳の畳み込みを次のように求める。
【0102】これより、図11を参照して、上記の1次
元積分を求めるための効率的な方法について説明する。
【0103】式(17)から、ゼロ焦点はずれの場合
は、次のように表すことができる。
【0104】有限格子ksについてのサンプリングを行
って、Aijに対する有限近似は、次のようになる。
【0105】 および が、偶数指数について純粋に実であり、奇数指数につい
て純粋に虚であることを注記しておく。像の振幅は、項
2Re{Aij}のみを用いて求める。このため、焦点の
合った条件では、図11Aに示すように、純粋に虚であ
るAijの全エントリは、サブブロック「D」として、無
視することができる。残りの対角線Aならびにサブブロ
ックBおよびCは、図11Bに示すように、ソフトウエ
アにおいてまとめることができる。
【0106】近似3:一次焦点はずれ 焦点はずれ収差に対する一次近似は、一次項までζ=0
付近の の連続展開を算出することによって得られる。
【0107】最初の項は、式(95)において与えられ
る。第2の項は、以下のように求めることができる。
【0108】ζ=0では、この項は以下のように得られ
る。
【0109】像のカーネルに対する第1および第2次の
補正は、次のようになる。
【0110】 は、偶数−偶数要素および奇数−奇数要素が純粋に虚の
エントリであるエルミートであり、一方、 は、偶数−奇数要素が純粋に虚のエルミートであること
を注記しておく。像の強度を算出すると、コヒーレント
なベクトルgを有する双一次形式(bilinear
form)が得られる。二値(binary)について
は、180度の移相マスクと同様に、全エントリgi
gが実である。 では、偶数−奇数および奇数−偶数要素のみが適切であ
り、一方、 では偶数−偶数および奇数−奇数要素が像の強度の一因
となる。
【0111】像の強度に対する一次の補正は、次の形態
を取る。
【0112】一次焦点はずれモデルを用いて、レジスト
・プロファイルの厚さ全体を通じた多数の像平面を速や
かに計算することができる。レジスト厚さにわたる焦点
のずれが、(外側の瞳リングにおける移相歪み対2πと
比べて)小さい限り、一次近似は、有限厚さのレジスト
膜を通した焦点はずれ挙動の十分に正確なモデルを与え
る。
【0113】アルゴリズム4:改良型OPD積分方式 式(91)の一般解では、以下のステップを用いること
ができる。 1.指数kx、ky、sx、syを用いて、有限格子上で、
瞳の領域を離散化する。 2.瞳面におけるOPD値の行列を構築する。 3.1次元における基底関数値のベクトルを構築する。 4.以下のベクトルを計算する。 5.上記のベクトルの行列を用いて、二次元において全
計算値を結合する。
【0114】インコヒーレントな像形成:拡散を有する
ホプキンズ・モデル この後の説明では、ホプキンズ・モデルを変更して、レ
ジストにおける光活性化合物の拡散の影響を含ませる。
等方性ガウス拡散モデル(isotropicGaus
sian diffusion model)を想定す
る。拡散は、ガウス核を有する畳み込みとしてモデル化
される。
【0115】光活性化合物の密度がI(r)において線
形であると仮定すると、拡散は、式(73)を以下で置
き換えることによって近似することができる。
【0116】上記を式(70)と比較すると、これは、
次を代用することと同等である。
【0117】式(74)における強度は、以下の通りと
なる。
【0118】内部のカッコでまとめた項は、次のように
求められる。
【0119】 である場合、zは、k空間において対角である。このた
め、次が成り立つ。
【0120】従って、ガウス核の式(105)のフーリ
エ変換を、瞳正射影係数(式(82)を参照)の計算に
含ませることによって、拡散をモデル化することができ
る。
【0121】図6に関連する。
【0122】点分解 以下を定義する。 すると、式(78)は、次のように表現することができ
る。 は、実空間における畳み込み積分に相当する。 マスク透過関数を別個の集合に分解する。
【0123】ここで、tpは、pによって示すレイアウ
ト構造の複合的透過であり、lpは、pのサポート上の
単位値のインジケータ関数である。マンハッタン幾何学
では、1pは矩形であり、次のように分解することがで
きる。 このため、次が成り立つ。
【0124】電界積分の換算 上記の式は、マスク透過関数を、インジケータ関数1p
についての合計に換算する。更に、マンハッタン幾何学
では、このインジケータ関数は、デカルト積 に分解する。次のステップは、マスク透過関数の上記の
換算を用いて、式(117)における積分を簡略化する
ことである。
【0125】インジケータ関数の因数分解は、基底系分
解に関して上述したスペクトル表現の選択に対応する。
また、基底ηi自体は、デカルト積 に分解する。これによって、式(117)の2次元電界
積分を2つの1次元電界積分の積に分解する。次を定義
する。
【0126】ここで、以下が成り立つ。
【0127】スペクトル基に関して上述したガンマ関数
因数分解を用いて、上記の積分を、式(4)、式
(9)、および式(10)によって半不定積分J
a(x)にわたる循環に換算することができる。
【0128】上記の式(117)は、次のように簡略化
される。
【0129】いくつかのレイアウトのフィーチャがデカ
ルト次元に沿って整列している場合、この表現の具体的
な利点が得られる。例えば、q∈Ωiが、垂直に積み重
なり、同一の透過tΩiを有するフィーチャのサブセッ
トであると仮定する。すると、全てのqについて、q
x,0=c0およびqx,1=c1の値が一定である。上記の式
は次のように変更される。
【0130】強度の較正 十分に透明なマスクでは、 および式(117)によって以下が得られる。
【0131】ダーク・フィールド・レチクル(二値) 二値ダーク・フィールド・マスクは、背景透過(bac
kground transmission)を有して
おらず、一方、フィーチャは1の透過を有する。マンハ
ッタン幾何学では、フィーチャは以下に従って分解され
る。
【0132】クリア・フィールド・レチクル(二値) 二値クリア・フィールド・マスクにとって、フィーチャ
は、ゼロ透過(zero transmission:
p)を有し、一方、背景は単位透過(unit tr
ansmission)を有する。以下が成り立つこと
を注記しておく。 このため、以下が成り立つ。
【0133】クリア・フィールド・マスク(二値減衰移
相) 180度の移相および減衰率aによる減衰移相マスクで
は、フィーチャの透過は(−a)であり、一方、背景の
透過は+1である。このため、以下が成り立つ。
【0134】ここで再び、 および はシミュレーション領域を完全にカバーすることを注記
しておく。
【0135】このため、以下が成り立つ。
【0136】クリア・フィールド・レチクル(三値減衰
移相(ternary attenuated pha
se shift) 三値attPSMクリア・フィールド・レチクルは、3
つの透過領域から成る。すなわち、0度の位相の完全に
透過なクリア・フィールド領域 と、透過aを有する180度の移相領域 と、有色素子領域(chrome blocking
region)0pと、である。3つの全領域の個々の
結合によって、マスク領域の完全な分割が得られる。
【0137】マスク透過関数は、次のように表すことが
できる。
【0138】コヒーレントな電界ベクトルは、次のよう
になる。
【0139】ダーク・フィールド・レチクル(三値減衰
移相) 三値attPSMダーク・フィールド・マスクの領域分
割は、三値attPSMクリア・フィールド・マスクの
領域分割と同じである。しかしながら、マスク透過関数
は、 および によって、次のように表される。 このため、コヒーレントな電界ベクトルは次のようにな
る。
【0140】attPSM接触マスク(attpPSM
contact mask)では、1+および1-の異
なる線形の結合によって、多数の矩形を減らすことがで
きる。指数pにおける接触(contact)について
は、次のように、0度および180度の領域の双方を含
む外側フレーム領域1fを規定する。 マスク透過関数は、次のようになる。 コヒーレントな電界ベクトルは、次のように表すことが
できる。
【0141】ゼロおよびOPDモデルの高速実施 本発明は、図10に示すように、ゼロ焦点はずれモデル
において瞳正射影を算出するための効率的な方法を提供
する。式(92)を用いて、(x、y)空間における円
形瞳開口の積分を算出する。図10に示すように、開口
の中心は、S_ Sだけずれている。図10に示すような
アルゴリズムを実行するための方法は、以下の通りであ
る。第1は、45度の角度ステップ・サイズ(angu
larstep−size)であり、中心から出る光線
と交差する円弧において点を位置付ける。次に、中心の
向こう側や、円の中心を介してxおよびy軸の反対側に
おいて、3つの鏡点を見出す。これらの点を結んで矩形
0を形成する。ついで、式(95)および(17)に
従って、p[a]に対するB0の寄与を求める。
【0142】結果として得られる矩形が瞳格子の個別の
増分よりも小さくなるまで、以下のステップを行う。角
度ステップ・サイズは、半分に減らす。この場合も、現
在の角度において中心から出る光線と交差する円弧にお
ける点を求める。再び、対称点を求め、新たな矩形集合
を求める。次いで、式(95)および(17)に従っ
て、p[a]に対する新たな矩形の寄与を求める。
【0143】図10を参照して説明したような、瞳内の
領域を計算する方法は、図3の従来技術のシステムより
もはるかに効率的である。これは、図10の方法では、
瞳の全ての個別の部分は計算せず、従って大量の計算時
間が節約されるからである。具体的には、図10の方法
は、円形の瞳形状を近似するために用いる矩形の数が少
ない。
【0144】ここで、図6を参照して、ステップS40
8について更に説明する。初期化ステップS602は、
3つのステップすなわちS604、S606、およびS
608から成る。ステップS604では、幾何学的サン
プリングについて、マスクの個別の格子を指定する。こ
のステップを実行するための方法は、当技術分野におい
て既知である。しかしながら、ステップS606は、従
来技術のものとは逆に行われる。
【0145】従来技術のシステムにおけるようにマスク
の格子上の別個のサンプリング点について幾何学形状デ
ータを構成することとは対照的に、本発明は、1次元ア
レイを表にする。換言すれば、従来技術の方法は、スペ
クトル指数について1次元アレイを用い、幾何学的指数
について2次元アレイを用い、これによって、2次元の
表のアレイを得る。一方、本発明の方法は、スペクトル
指数について1次元アレイを用い、幾何学的指数につい
て1次元アレイを用い、これによって1次元の表のアレ
イを得る。
【0146】具体的には、サンプル領域に対応するマス
ク格子内の別個の各点のスペクトル基についてシード要
素のアレイを表にする。各シード要素は、式(11)お
よび式(10)に関して上述したような、不完全ガンマ
関数J[a]である。最後の初期化ステップS608
は、クリア・フィールド露出基準を算出し、式(12
8)および(9)を用いて後続の露光線量の較正のため
の値を保存する。
【0147】ここで、ステップS610について更に詳
細に説明する。マスク・パターンの空中像をシミュレー
トするため、各マスクの幾何学的形状を、重複しない矩
形に分解しなければならない。図8に更に示すように、
アイテム800は、複数のサンプル・フィーチャ804
ないし808を備えたサンプル・マスクであるアイテム
802の像を含む所定の近接ウインドウである。各フィ
ーチャは、重複しない矩形に分解される。例えば、フィ
ーチャ804は、重複しない矩形810および矩形81
2に分解される。
【0148】半径r1,proxの円形近接ウインドウは、ゼ
ロ次基底 の正規化したエッジ変動が∈accと同じかより大きい領
域として規定することができる。この領域の境界は、次
のようになる。 このため、以下が成り立つ。
【0149】要するに、近接ウインドウは、サンプリン
グした領域に影響を与える全矩形の集合を規定する。具
体的には、この例では、図8に示すように、フィーチャ
814ないし818はフィーチャ804ないし808の
空中像に影響を与えない。従って、フィーチャ814な
いし818は、近接ウインドウ内には存在しない。
【0150】ここで、ステップ612について更に詳細
に説明する。一旦、サンプリング・ウインドウ内のフィ
ーチャを重複しない矩形に分解したなら、式(125)
および式(9)に従って、基底系上へのマスク・フィー
チャの対応する正射影を計算する。
【0151】ここで、ステップ614について更に詳細
に説明する。一旦、ステップS612において正射影を
算出したなら、例えばマスクに応じて、補正を適用する
必要がある場合がある。マスクがクリア・フィールド・
マスクである場合、式(131)を用いて正射影を補正
することができる。更に、マスクが減衰移相マスクであ
る場合、式(140)を用いて正射影を補正することが
できる。最後に、マスクが三値減衰移相マスクである場
合、式(142)を用いて正射影を補正することができ
る。一旦、ステップS614において補正を適用したな
ら、マスク透過関数g[i]の最後の補正済み正射影が
得られる。
【0152】強度合計 図4に戻ると、一旦、ステップS404およびS408
を行ったなら、ステップS410において、像の強度分
布を算出することができる。ここで、図9を参照して、
ステップS410について更に説明する。図9に示すよ
うに、ステップS906において、ステップS902か
らのA[ij]を、ステップS904からのg[r]に
よって2進形態に乗算する。この計算によって、点rに
おける像強度I(r)が得られる。更に、ステップS9
08において、点rにおける強度勾配を算出することが
できる。ステップS912に示すように、強度勾配は、
xまたはy座標軸のいずれかにおける勾配に対して測定
することができる。
【0153】具体的には、ステップS906におけるよ
うに、特定のサンプリング点における像強度I(r)
は、次のように算出することができる。
【0154】数値的な実施は、Anmのエルミート(he
rmiticity)を利用することができる。基底η
i(r)は実である。二値マスクでは、180度移相マ
スクと同様、tpも実である。このため、加算項の数は
ほぼ半分に削減することができる。
【0155】線量の較正 計算による実施では、絶対露光計算のためにクリア・フ
ィールド領域に対して較正を用いることができる。例え
ば、式(128)を用いて、クリア・フィールド露光領
域の強度は、式(150)に従い、以下のようになる。
【0156】従って、露光線量がDである場合、点rに
おいてサンプリングされる局所的な強度は、次のように
算出することができる。 式(150)は、Iを算出する。これは、100%露光
について非正規化アルゴリズムによって計算した強度で
ある。従って、システムを較正してユーザが指定する露
光線量値Dを与えるためには、ステップS906におい
て、D/I4の前因子(prefactor)を適用す
る。
【0157】本発明のシステムおよび方法は、多くの用
途に組み込むことができる。限定でない例には、以下の
ものが含まれる。すなわち、モデルOPC計算の一部と
してのコア・シミューレション・エンジン、描かれたレ
イアウトフィーチャのためNAや照射等の製造パラメー
タを予測し最適化するためのシミュレーション・エンジ
ン、ひげ飾り(serifs)や散乱した棒(scat
terng bars)等の幾何学的補助フィーチャを
予測し最適化して、描かれたレイアウトフィーチャの印
刷適性および歩留まりを向上させるためのシミュレーシ
ョン・エンジン、特定の製造プロセス用のマスク上の欠
陥の印刷を予測するためのシミュレーション・エンジ
ン、レンズ収差成分のバランスを予測し最適化して、描
かれたレイアウトフィーチャの印刷適正および歩留まり
を最適化するためのシミュレーション・エンジン等であ
る。
【0158】本文において、集積回路の製造においてリ
ソグラフィック投影装置を用いることに具体的に言及す
ることができるが、かかる装置は他の多くの可能な用途
を有することは明確に理解されよう。例えば、これは、
集積光学システム、磁気ドメイン・メモリのための案内
および検出パターン、液晶表示パネル、薄膜磁気ヘッド
等の製造において採用することができる。かかる代替的
な用途の状況において、本文中の用語「レチクル」また
は「ウエハ」のいかなる使用も、それぞれ、より一般的
な語「マスク」または「基板」に置き換えられると考え
られることは、当業者には理解されよう。
【0159】更に、本文は、リソグラフィック装置およ
び方法によって、マスクを用いて投影システムに入射す
る放射ビームのパターンを形成することに焦点を当てた
が、ここに提示した本発明は、前記の放射ビームのパタ
ーンを形成する一般的な「パターニング手段」を採用し
たリソグラフィック装置および方法について、より広い
状況で考慮されることを注記しておく。ここで用いた
「パターニング手段」という語は、基板のターゲット部
に生成されるべきパターンに対応したパターン化された
断面を入来放射ビームに与えるために使用可能な手段を
広く意味する。また、この状況において、「光弁(li
ght valve)」という語も用いられている。一
般に、前記パターンは、集積回路または他の装置のよう
な、ターゲット部に生成される装置の特定の機能層に対
応する。マスク・テーブル上のマスク(透過性または反
射性のいずれであっても)の他に、かかるパターニング
手段は、以下の例示的な実施形態を含む。
【0160】(1)プログラム可能なミラー・アレイ。
かかる装置の一例は、粘弾性制御層(viscoela
stic control layer)および反射面
を有する行列アドレス可能面である。かかる装置の基本
的な原理は、(例えば)反射面のアドレスされた領域が
入射光を回折光として反射し、一方、アドレスされてい
ない領域は入射光を非回折光として反射する。適切なフ
ィルタを用いて、前記の非回折光を反射ビームから除去
することができ、回折光のみを残す。このように、ビー
ムは、行列アドレス可能面のアドレス・パターンに従っ
たパターンに形成される。プログラム可能なミラー・ア
レイの代替的な実施形態は、複数の小さいミラーを行列
に配置したものを用いる。このミラーの各々は、適切な
局所化電界(localized elextric
field)を印加することによって、または圧電手段
を用いることによって、軸に対して個々に傾けることが
できる。この場合も、ミラーは行列アドレス可能であ
り、アドレスされたミラーは、入来放射ビームを、アド
レスされていないミラーとは異なる方向に反射する。こ
のように、反射ビームは、行列アドレス可能ミラーのア
ドレス・パターンに従ったパターンに形成される。必要
な行列アドレスは、適切な電子/コンピュータ手段を用
いて実行可能である。ここで引用したミラー・アレイに
関する更に詳しい情報は、例えば、米国特許第5,29
6,891号および米国特許第5,523,193号、
およびPCT特許出願WO98/38597号およびW
O98/33096号から収集することができる。これ
らは、参照により本願にも含まれるものとする。
【0161】(2)プログラム可能LCDアレイ。かか
る構成の一例は、米国特許第5,229,872号に与
えられている。これは、参照により本願にも含まれるも
のとする。
【0162】本特許請求の範囲および/または本明細書
における、「マスク」という語に対するいかなる言及
も、上述の「パターニング手段」という語を包含するも
のとして解釈されるものである。
【0163】要するに、本発明のいくつかの特定の実施
形態を開示したが、本発明は、その精神または本質的な
特徴から逸脱することなく、他の形態で具現化すること
ができる。従って、ここに述べた実施形態は、あらゆる
点において、例示的であるが、限定としては解釈される
べきでなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によ
って示されるものであり、従って、特許請求の範囲の均
等性の意味および範囲内にあるあらゆる変更は、その中
に含まれるものと解釈される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来の光リソグラフィック・システムを示
す。
【図1B】従来の光リソグラフィック・システムを示
す。
【図2】光学システムから投影された空中像をシミュレ
ートするための従来の方法を示す。
【図3】1つの瞳領域を別個の領域に分割するための従
来の方法を示す。
【図4】本発明の例示的な実施形態による、光学システ
ムから投影された空中像をシミュレートするための方法
を示す。
【図5】本発明に従ってカーネルを発生するための例示
的な方法を示す。
【図6】本発明に従ってベクトルを発生するための例示
的な方法を示す。
【図7】本発明に従って、不完全ガンマ関数のシード・
アレイにおける高速循環に基づいて不定積分の表を発生
するための例示的な方法を示す。
【図8】本発明と共に用いる例示的なマスク面を示す。
【図9】本発明に従って強度プロファイルおよび強度勾
配を算出するための例示的な方法を示す。
【図10】本発明による効率的なアルゴリズムを示す。
【図11A】本発明による係数行列Aijを示す。
【図11B】本発明による係数行列Aijの例示的な図を
示す。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学システムから投影される空中像をシ
    ミュレートする方法であって、前記光学システムは瞳お
    よびマスク面を含み、前記方法は:前記マスク面にマス
    クを供給するステップと;前記光学システムのパラメー
    タを得るステップと;基底系上での前記光学システムの
    前記パラメータの瞳正射影に基づいて核を算出するステ
    ップと;前記マスクのパラメータを得るステップと;基
    底系上での前記マスクの前記パラメータのマスク正射影
    に基づいてベクトルを算出するステップと;前記核およ
    び前記ベクトルを用いて電界強度分布を算出するステッ
    プと;前記電界強度分布から空中像データを得るステッ
    プと;を備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記光学システムの前記パラメータは収
    差を含むことを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記光学システムの前記パラメータに対
    応する核を算出する前記ステップは、前記光学システム
    の前記瞳における各点に対応する不完全ガンマ関数のア
    レイの表を作成するステップを含むことを特徴とする、
    請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 前記光学システムの前記パラメータに対
    応する核を算出する前記ステップは、更に、前記光学シ
    ステムの前記瞳における各点に対応する瞳正射影係数の
    アレイの表を作成するステップを含み、前記光学システ
    ムは焦点が合っていることを特徴とする、請求項1また
    は2の方法。
  5. 【請求項5】 前記光学システムの前記パラメータに対
    応する核を算出する前記ステップは、更に、前記光学シ
    ステムの前記瞳における各点に対応する瞳正射影係数の
    アレイの表を作成するステップを含み、前記光学システ
    ムは焦点はずれであるか収差を有するかのいずれかであ
    ることを特徴とする、請求項1または2の方法。
  6. 【請求項6】 前記光学システムの前記パラメータに対
    応する核を算出する前記ステップは、更に、前記光学シ
    ステムの前記瞳における各点に対応する瞳正射影係数の
    アレイの表を作成するステップを含み、前記光学システ
    ムは、前記マスクの像を投影する基板上に存在するレジ
    スト層における光活性化合物の拡散の影響の一因である
    ことを特徴とする、請求項1または2の方法。
  7. 【請求項7】 更に、前記光学システムの照射装置プロ
    ファイルのサンプル重みを、前記瞳正射影係数アレイと
    結合するステップを備えることを特徴とする、請求項
    4、5、または6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記マスクの前記パラメータに対応する
    ベクトルを算出する前記ステップは、更に、幾何学的サ
    ンプリングのため前記マスク内に近接ウインドウを規定
    するステップを含むことを特徴とする、請求項1の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記マスクの前記パラメータに対応する
    ベクトルを算出する前記ステップは、更に、前記マスク
    の幾何学的パターンを別個の矩形の集合に分解し、前記
    矩形の投影のアレイを近接ウインドウ内で作表するステ
    ップを含むことを特徴とする、請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 前記マスクの前記パラメータに対応す
    るベクトルを算出する前記ステップは、更に、前記マス
    クの種類に基づいて、前記矩形の投影の前記アレイを補
    正するステップを含むことを特徴とする、請求項9の方
    法。
  11. 【請求項11】 光学システムから投影される空中像を
    シミュレートする方法であって、前記光学システムは瞳
    およびマスク面を含み、前記方法は:前記マスク面にマ
    スクを供給するステップと;前記光学システムのパラメ
    ータを得るステップと;前記マスクのパラメータを得る
    ステップと;前記光学システムの前記パラメータに関連
    する多項式を含む多項式を正射影するステップと;前記
    多項式の正射影に基づいて、前記光学システムに関連し
    た透過相互相関関数を近似するステップと;を備えるこ
    とを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 光学システムから投影される空中像を
    シミュレートするように動作する処理装置であって、前
    記光学システムは瞳およびマスク面を含み、前記処理装
    置は:前記光学システムのパラメータを得るための第1
    のパラメータ取得装置と;基底系上での前記光学システ
    ムの前記パラメータの瞳正射影に基づいて核を算出する
    ための第1の計算装置と;前記マスク面に供給されるマ
    スクのパラメータを得るための第2のパラメータ取得装
    置と;基底系上での前記マスクの前記パラメータのマス
    ク正射影に基づいてベクトルを算出するための第2の計
    算装置と;前記核および前記ベクトルを用いて電界強度
    分布を算出するための第3の計算装置と;前記電界強度
    分布から空中像データを得るための空中像取得装置と;
    を備えることを特徴とする処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第1、第2、および第3の計算装
    置は同一の計算装置であることを特徴とする、請求項1
    2の処理装置。
  14. 【請求項14】 光学システムから投影される空中像を
    シミュレートするように動作する処理装置であって、前
    記光学システムは瞳およびマスク面を含み、前記処理装
    置は:前記マスク面内のマスクと;前記光学システムの
    パラメータを得るための第1のパラメータ取得装置と;
    前記マスクのパラメータを得るための第2のパラメータ
    取得装置と;前記光学システムの前記パラメータに関連
    する多項式と前記光学システムのパラメータに関連する
    多項式とを含む多項式を正射影するための第1の計算装
    置と;前記多項式の正射影に基づいて、前記光学システ
    ムに関連した透過相互相関関数を近似するための第2の
    計算装置と;を備えることを特徴とする処理装置。
  15. 【請求項15】 装置製造方法であって: (a)放射に感応する物質の層によって少なくとも部分
    的に被覆された基板を供給するステップと; (b)パターンを含むマスクを供給するステップと; (c)放射投影ビームおよび光学システムを用いて、前
    記マスクの少なくとも一部の像を、前記放射に感応する
    物質の層のターゲット部に投影するステップと;を備
    え、 これによって、ステップ(c)を実行する前に、前記光
    学システムから投影される空中像をシミュレートし、そ
    の際に用いる方法が:瞳およびマスク面を備えた前記光
    学システムのパラメータを得るステップと;基底系上で
    の前記光学システムの前記パラメータの瞳正射影に基づ
    いて核を算出するステップと;前記マスク面に供給され
    る前記マスクのパラメータを得るステップと;基底系上
    での前記マスクの前記パラメータのマスク正射影に基づ
    いてベクトルを算出するステップと;前記核および前記
    ベクトルを用いて電界強度分布を算出するステップと;
    前記電界強度分布から空中像データを得るステップと;
    を備えることを特徴とする装置製造方法。
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