JP2002154447A - 操舵装置 - Google Patents

操舵装置

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JP2002154447A
JP2002154447A JP2000356588A JP2000356588A JP2002154447A JP 2002154447 A JP2002154447 A JP 2002154447A JP 2000356588 A JP2000356588 A JP 2000356588A JP 2000356588 A JP2000356588 A JP 2000356588A JP 2002154447 A JP2002154447 A JP 2002154447A
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JP
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pinion
steering
shaft
rack
housing
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JP2000356588A
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English (en)
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Takashi Kato
貴史 加藤
Yoshiyasu Akuta
好恭 飽田
Kazuo Matsuura
一夫 松浦
Keiichi Takigawa
桂一 滝川
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者のハンドル操作から独立して転舵車輪
の転舵角を制御するべく、ステアリングハンドルに対し
てピニオンの相対位置を変化させたときに、この変化を
吸収すること。 【解決手段】 操舵装置10は、ステアリングハンドル
21に連結したピニオン31と転舵車輪27,27に連
結したラック軸33とからなるラックアンドピニオン機
構25を、ハウジング35に収納し、このハウジング3
5を車幅方向へ移動させることによっても転舵車輪2
7,27を操舵することができるようにしたものであ
る。ステアリングハンドル21とピニオン31との間
に、車幅方向へのハウジング35の移動を許容する自在
軸継手機構23を介在させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者のハンドル
操作から独立して、転舵車輪の転舵角を制御することが
できるようにした操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の運転中において、走行路面の状況
や自然状況などの外的要因は頻繁に変化する。種々の外
的要因により車両の走行状態や操舵状態は急激に変化し
得る。このような変化に対し、運転者はハンドル操作に
よって安定した走行状態を維持することになる。例え
ば、高速走行中の車両の側面に向って吹く横風は、車両
の直進を妨げようとする。このような外的要因に対し、
運転者はハンドル操作によって直進走行を維持しなけれ
ばならず、面倒である。この点を踏まえて近年、車両の
走行状態や操舵状態に応じて運転者の操縦を支援するこ
とにより、操縦安定性や車両の運動性能をより高めるよ
うにした操舵装置の開発が進んでいる。この種の操舵装
置としては、例えば特許第2501606号公報「操舵
装置」が知られている。以下、この従来の技術について
説明する。
【0003】図11は特許第2501606号公報の図
1に基づき作成した説明図である。なお、各構成要素の
名称や符号については適宜変更した。従来の操舵装置4
00は、車体401に左右2個のリンク402,402
を介してギヤハウジング403を車幅方向(図の左右方
向)へスイング可能に連結するとともに、車体401に
左右2個の弾性部材404,404を介してギヤハウジ
ング403を車幅方向及び径方向に変位可能に支持した
というものである。さらに操舵装置400は、車体40
1に弾性部材405を介してアクチュエータ406を支
持し、アクチュエータ406の駆動用ロッド407にL
字状のアーム408の一端を連結し、アーム408の他
端をギヤハウジング403に固定したというものであ
る。
【0004】ギヤハウジング403はラックアンドピニ
オン機構411を収納したものである。ラックアンドピ
ニオン機構411は、ステアリングハンドル412にス
テアリングシャフト413及び軸継手414,414を
介して連結したピニオン415と、転舵車輪416,4
16にタイロッド417,417を介して連結したラッ
ク軸418とからなる。
【0005】このような操舵装置400は、ステアリン
グハンドル412を操舵することにより、ラックアンド
ピニオン機構411を介して転舵車輪416,416を
転舵させることができる。しかも、アクチュエータ40
6の駆動用ロッド407を進退させ、アーム408を介
してギヤハウジング403を車幅方向へ移動させること
で、ラックアンドピニオン機構411を車幅方向へ移動
させることによっても、転舵車輪416,416を転舵
させることができる。従って、運転者のハンドル操作を
アクチュエータ406で支援することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、ギ
ヤハウジング403と共にラックアンドピニオン機構4
11を車幅方向へ移動させるようにしたものである。一
方、ステアリングシャフト413の取付け位置は変わら
ない。ピニオン415を設けたピニオン軸419が移動
したときに、ステアリングシャフト413に対して相対
位置が変化する。この相対位置の変化を吸収するような
配慮が必要であり改良の余地がある。
【0007】そこで本発明の目的は、運転者のハンドル
操作から独立して転舵車輪の転舵角を制御するべく、ス
テアリングハンドルに対してピニオンの相対位置を変化
させたときに、この変化を吸収することができる技術を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ステアリングハンドルに連結したピニオ
ンと転舵車輪に連結したラック軸とからなるラックアン
ドピニオン機構を、ハウジングに収納し、このハウジン
グを車幅方向へ移動させることによっても転舵車輪を操
舵することができるようにした操舵装置において、ステ
アリングハンドルとピニオンとの間に、車幅方向へのハ
ウジングの移動を許容する自在軸継手機構を介在させた
ことを特徴とする。
【0009】車体に対してハウジングを車幅方向へ移動
させたときに、ハウジングと共にピニオンは移動する。
これに対して、ステアリングハンドルの位置は不変であ
る。ステアリングハンドルに対し、ピニオンの相対位置
は変化することになる。このとき、自在軸継手機構は車
幅方向へのピニオンの変位を許容する。この結果、ハウ
ジングも車幅方向へ移動可能である。ピニオン及びハウ
ジングは車幅方向へ円滑に移動することができる。
【0010】請求項2は、ステアリングハンドルに連結
したピニオンと転舵車輪に連結したラック軸とからなる
ラックアンドピニオン機構を、ハウジングに収納し、ピ
ニオンをラック軸の軸方向へ変位させることによっても
転舵車輪を操舵することができるようにした操舵装置に
おいて、ステアリングハンドルとピニオンとの間に、ラ
ック軸の軸方向へのピニオンの変位を許容する自在軸継
手機構を介在させたことを特徴とする。
【0011】ステアリングハンドルの位置は不変であ
る。ピニオンをラック軸の軸方向へ変位させたときに、
ステアリングハンドルに対してピニオンの相対位置が変
化する。このとき、自在軸継手機構はラック軸の軸方向
へのピニオンの変位を許容する。ピニオンはラック軸の
軸方向へ円滑に変位することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従う。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0013】先ず、第1実施例の操舵装置について図1
〜図4に基づき説明する。図1は本発明に係る操舵装置
(第1実施例)の模式図である。第1実施例の操舵装置
10は、車両のステアリングハンドル21から転舵車輪
27,27に至るステアリング系20と、このステアリ
ング系20に補助トルクを加える補助トルク機構40
と、運転者のハンドル操作から独立して転舵車輪27,
27の転舵角を制御することができる補助操舵機構50
とからなる。この操舵装置10は、ラック軸33の両端
から操舵トルクを取り出すようにしたエンドテイクオフ
型操舵装置である。
【0014】ステアリング系20は、ステアリングハン
ドル21にステアリングシャフト22及び自在軸継手機
構23を介してピニオン軸24を連結し、ピニオン軸2
4に第1ラックアンドピニオン機構25を連結し、第1
ラックアンドピニオン機構25に左右のタイロッド2
6,26を介して左右の転舵車輪27,27を連結した
ものである。
【0015】第1ラックアンドピニオン機構25は、ピ
ニオン軸24に設けた第1ピニオン31と、第1ピニオ
ン31に噛み合う第1ラック32を設けて車幅方向に延
びたラック軸33とからなり、ハウジング35に収納し
たものである。言い換えれば第1ラックアンドピニオン
機構25は、ステアリングハンドル21に連結した第1
ピニオン31と転舵車輪27,27に連結したラック軸
33とからなる。ハウジング35は、ピニオン軸24を
回転可能に且つ軸方向移動不能に取付けるとともに、ラ
ック軸33を軸方向(車幅方向)へスライド可能に取付
けたものであり、さらには、ラック軸33と同心で車幅
方向へ細長い収納部材である。
【0016】補助トルク機構40は、ステアリングハン
ドル21で発生したステアリング系20の操舵トルクを
検出する操舵トルクセンサ41と、操舵トルクセンサ4
1の検出信号に基づき制御信号を発生する制御部42
と、制御信号に基づき操舵トルクに応じた補助トルクを
発生する電動機43と、電動機43に連結した第2ラッ
クアンドピニオン機構44とからなる。操舵トルクセン
サ41及び電動機43は、ハウジング35に取付けたも
のである。
【0017】第2ラックアンドピニオン機構44は、電
動機43の出力軸43aに設けた第2ピニオン45と、
第2ピニオン45に噛み合う第2ラック46とからな
る。第2ラック46は、第1ラックアンドピニオン機構
25のラック軸33に設けたものである。すなわち、第
1ラックアンドピニオン機構25のラック軸33が、第
2ラックアンドピニオン機構44のラック軸を兼ねる。
【0018】このような操舵装置10によれば、運転者
がステアリングハンドル21を操舵することにより発生
した操舵トルクを、ピニオン軸24及び第1ラックアン
ドピニオン機構25を介して、ラック軸33に伝達する
ことができる。さらには、操舵トルクを操舵トルクセン
サ41で検出し、この検出信号に基づき制御部42で制
御信号を発生し、この制御信号に基づき操舵トルクに応
じた補助トルクを電動機43で発生し、第2ラックアン
ドピニオン機構44を介して、ラック軸33に伝達する
ことができる。従って、運転者の操舵トルクに電動機4
3の補助トルクを加えた複合トルクにより、ラック軸3
3及びタイロッド26,26を介して左右の転舵車輪2
7,27を転舵させることができる。
【0019】補助操舵機構50は、補助制御部51にて
予め設定した所定の操舵条件に基づいてアクチュエータ
52を駆動することで、アクチュエータ52にてハウジ
ング35を車幅方向へ移動させるようにしたものであ
る。補助制御部51は例えば、ステアリングハンドル2
1の操舵角を検知する操舵角センサ53、車両の走行速
度を検知する車速センサ54、ハウジング35の変位量
を検知する変位量検知センサ55の各検知信号に応じて
アクチュエータ52を駆動制御する機能を有する。
【0020】さらに詳しく説明すると、補助操舵機構5
0は、車体57にリンク機構60を介してハウジング3
5を車幅方向へ移動可能に支持し、アクチュエータ52
で駆動リンク64を介してリンク機構60をスイング駆
動することで、ハウジング35を車幅方向へ移動させる
ようにしたものである。以下、補助操舵機構50の構成
を詳しく説明する。
【0021】図2は本発明に係る操舵装置(第1実施
例)の構成図である。補助操舵機構50のリンク機構6
0は、車幅方向へスイング可能に車体57に連結した左
右2個のリンクアーム(第1・第2リンクアーム61
L,61R)である。詳しくはリンク機構60は、車体
57の支持台58,58に支軸59,59を介して第1
・第2リンクアーム61L,61Rの基部61a,61
aを車幅方向へスイング可能に連結し、第1・第2リン
クアーム61L,61Rをラック軸33の軸心33aに
直交する方向に延し、第1・第2リンクアーム61L,
61Rのスイング端61b,61bに連結ピン62,6
2を介してハウジング35を車幅方向へ移動可能に連結
したものである。
【0022】2個のリンクアーム61L,61Rにハウ
ジング35を連結する部位は、ラック軸33の近傍であ
る。具体的には、ラック軸33の軸心33aに直交する
位置に連結ピン62,62を配置した。このようなリン
ク機構60は、ハウジング35と車体57と2個のリン
クアーム61L,61Rとによって4節平行リンクをな
すことになる。
【0023】動力伝達機構70は、アクチュエータ52
の出力軸52aに取付けた小ギヤ71と、小ギヤ71に
噛み合うべく支軸72に回転可能に取付けた大ギヤ73
と、小・大ギヤ71,73を収納したギヤケース74
と、からなるギヤ減速機構である。ギヤケース74は、
アクチュエータ52を結合した状態で車体57に取付け
たものである。
【0024】このようにアクチュエータ52とリンク機
構60との間に介在した動力伝達機構70は、負荷側の
リンク機構60からの力によってアクチュエータ52が
駆動されることを阻止するセルフロック機能を有してい
る。「セルフロック機能」とは、入力側から出力側への
動力伝達を許容し、出力側から入力側への動力伝達を阻
止する機能のことを言う。具体的には、小・大ギヤ7
1,73にハイポイドギヤを採用した。ハイポイドギヤ
の組合せは、負荷側から駆動側への逆方向の動力伝達効
率(逆伝達効率)が一般に小さい。この動力伝達効率を
更に、負荷側のリンク機構60からの力でアクチュエー
タ52が駆動されることを阻止するように設定した。停
止状態のアクチュエータ52が外力によって駆動される
ことはない。
【0025】左右2個のリンクアーム61L,61Rの
うち1個(第1リンクアーム61L)はスイング端61
bを更に延長し、延びた先端部61cに駆動リンク64
を介してアクチュエータ52の出力部にスイング可能に
連結したものである。具体的には、図左の第1リンクア
ーム61Lは先端部61cに連結ピン63にて駆動リン
ク64の一端をスイング可能に連結したものである。駆
動リンク64の他端は、大ギヤ73のディスク73aに
且つ大ギヤ73の回転中心から所定距離だけ離れた位置
に、連結ピン75でスイング可能に連結したものであ
る。支軸59,59、連結ピン62,62,63,75
は互いに平行である。
【0026】図3は本発明に係る操舵装置(第1実施
例)の自在軸継手機構の構成図である。自在軸継手機構
23は、ラック軸33の軸方向への第1ピニオン31の
変位を許容、すなわち車幅方向へのハウジング35の移
動を許容するものである。言い換えると自在軸継手機構
23は、ステアリングハンドル21の回転トルクをピニ
オン軸24に伝達するとともに、ラック軸33の軸方向
(ハウジング35の車幅方向)には伸縮可能な機構であ
る。
【0027】自在軸継手機構23は具体的には、不図示
の車体に固定されたステアリングコラムに回転可能に支
持されたステアリングシャフト22に連結した第1自在
軸継手81と、ピニオン軸24に連結した第2自在軸継
手82と、第1・第2自在軸継手81,82間に介在さ
せた軸方向伸縮継手83と、からなる。軸方向伸縮継手
83はスプライン軸継手又はセレーション軸継手であ
り、第1自在軸継手81に連結した雌カップリング84
と、雌カップリング84に連結するとともにピニオン軸
24に連結した雄カップリング85とからなる。スプラ
イン軸継手又はセレーション軸継手であるから、雌カッ
プリング84に対して雄カップリング85は軸方向へ相
対的に変位可能である。
【0028】図4(a)〜(c)は本発明に係る操舵装
置(第1実施例)の自在軸継手機構の作用図である。
(a)に示すように、ピニオン軸24はステアリングシ
ャフト22から左へ距離L1だけ偏心した位置に配置し
たものである。運転者がステアリングハンドルを操舵す
ることにより発生した操舵トルクを、ステアリングシャ
フト22→第1自在軸継手81→軸方向伸縮継手83→
第2自在軸継手82の経路でピニオン軸24に伝達し
て、第1ピニオン31を回転させることができる。
【0029】(b)に示すように、ハウジング35を図
左へ移動量L2だけ移動させたとき、ハウジング35と
共にピニオン軸24並びに第1ピニオン31も、車幅方
向左へ移動する。この結果、ステアリングハンドル並び
にステアリングシャフト22に対して、第1ピニオン3
1の相対位置は変化する。この相対位置の変化に応じ、
雌カップリング84に対して雄カップリング85は相対
的に軸方向へ変位する。すなわち軸方向伸縮継手83は
伸びることで、第1ピニオン31並びにハウジング35
の変位を許容する。
【0030】(c)に示すように、ハウジング35を図
右へ移動量L3だけ移動させたとき、ハウジング35と
共にピニオン軸24並びに第1ピニオン31も、車幅方
向右へ移動する。この結果、ステアリングハンドル並び
にステアリングシャフト22に対して、第1ピニオン3
1の相対位置は変化する。この相対位置の変化に応じ、
雌カップリング84に対して雄カップリング85は相対
的に軸方向へ変位する。すなわち軸方向伸縮継手83は
縮むことで、第1ピニオン31並びにハウジング35の
変位を許容する。
【0031】以上の説明のように、車体に対してハウジ
ング35を車幅方向へ移動させたときに、ハウジング3
5と共に第1ピニオン31は移動する。これに対して、
ステアリングハンドル並びにステアリングシャフト22
の位置は不変である。ステアリングシャフト22に対
し、第1ピニオン31の相対位置は変化することにな
る。このとき、自在軸継手機構23は車幅方向への第1
ピニオン31の変位を許容する。この結果、ハウジング
35も車幅方向へ移動可能である。第1ピニオン31及
びハウジング35は車幅方向へ円滑に移動することがで
きる。
【0032】次に、上記図2に基づき補助操舵機構50
の作用を説明する。この図に示すように、第1,第2リ
ンクアーム61L,61Rはラック軸33に対し直交す
る方向に延びているときに、中立状態にある。操舵条件
に応じて、アクチュエータ52で動力伝達機構70の大
ギヤ73を図時計回りに所定角度だけ回転させると、駆
動リンク66は図左へ変位する。図左の第1リンクアー
ム61Lは駆動リンク66に押されて図左へスイングす
る。リンク機構60が4節平行リンクの役割を果たすの
で、図右の第2リンクアーム61Rも図左へスイングす
る。リンク機構60と共にハウジング35並びに第1ピ
ニオン31も、左へスイングしつつラック軸33の軸方
向左へ変位する。運転者がステアリングハンドル21を
握っているときには、第1ピニオン31は回転しない。
従って、ラック軸33はハウジング35と共に軸方向左
へ移動する。このようにして、転舵車輪27,27を転
舵することができる。
【0033】この状態から大ギヤ73を図反時計回りに
回転させると、リンク機構60と共にハウジング35、
第1ピニオン31並びにラック軸33も、この図に示す
中立位置に復帰する。一方、中立位置にある第1リンク
アーム61Lを図右へスイングさせることで、左スイン
グ時と同様にラック軸33を軸方向右へ移動させること
ができる。このように、運転者のハンドル操作から独立
して転舵車輪27,27(図1参照)の転舵角を制御す
ることができる。
【0034】さらには、ステアリングハンドル21を操
舵しつつ、操舵条件に応じてアクチュエータ52で動力
伝達機構70の大ギヤ73を回転させることができる。
ラック軸33の軸方向への全移動量S0は、運転者のハ
ンドル操作によるラック軸33の移動量S1に、アクチ
ュエータ52によるラック軸33の移動量S2を合成し
たものになる(S0=S1±S2)。従って、ラック軸
33の移動量を加算して転舵車輪27,27を大きく転
舵させたり、又はラック軸33の移動量を減算して小さ
く転舵させることができる。
【0035】次に第2実施例の操舵装置について図5に
基づき説明する。図5は本発明に係る操舵装置(第2実
施例)の模式図である。第2実施例の操舵装置100
は、ラック軸33の長手途中に左右のタイロッド12
6,126を連結することで、ラック軸33の長手途中
から操舵トルクを取り出すようにした、センタテイクオ
フ形式操舵装置であることを特徴とする。他の構成につ
いては上記図1〜図4に示す第1実施例の操舵装置10
と同じであり、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0036】次に第3実施例の操舵装置について図6〜
図8に基づき説明する。なお、上記図1〜図4に示す第
1実施例の操舵装置10と同じ構成については同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0037】図6は本発明に係る操舵装置(第3実施
例)の模式図である。第3実施例の操舵装置200は、
上記ステアリング系20と上記補助トルク機構40と補
助操舵機構250とからなる。この操舵装置200は、
ラック軸33の両端から操舵トルクを取り出すようにし
たエンドテイクオフ型操舵装置である。補助操舵機構2
50は、運転者のハンドル操作から独立して転舵車輪2
7,27の転舵角を制御するものである。
【0038】補助操舵機構250のハウジング235
は、ラック軸33と同心で車幅方向へ細長い収納部材で
あって、ブラケット236及びハウジング支持台237
を介して車体238に取付けたものである。このような
ハウジング235は、(1)ラック軸33を車幅方向へ
スライド可能に取付けるようにして、第1ラックアンド
ピニオン機構25を収納し、さらに、(2)操舵トルク
センサ41及び電動機43を取付けたものである。
【0039】補助操舵機構250は、補助制御部251
にて予め設定した所定の操舵条件に基づいてアクチュエ
ータ252を駆動することで、アクチュエータ252に
て第1ピニオン31をラック軸33の軸方向へ変位させ
るようにしたものである。補助制御部251は例えば、
ステアリングハンドル21の操舵角を検知する操舵角セ
ンサ253、車両の走行速度を検知する車速センサ25
4、第1ピニオン31の変位量を検知する変位量検知セ
ンサ255の各検知信号に応じてアクチュエータ252
を駆動制御する機能を有する。以下、補助操舵機構25
0の構成を詳しく説明する。
【0040】図7は本発明に係る操舵装置(第3実施
例)の補助操舵機構の斜視図である。補助操舵機構25
0は、ハウジング235にスイングアーム261の基部
262を支軸263にてラック軸33の軸方向へスイン
グ可能に連結し、スイングアーム261のスイング中間
部264に第1ピニオン31(すなわちピニオン軸2
4)を回転可能に支持し、スイングアーム261のスイ
ング先端部265に駆動リンク266並びに動力伝達機
構270を介してアクチュエータ252の出力部を連結
したものである。アクチュエータ252は電動機であ
る。
【0041】動力伝達機構270は、アクチュエータ2
52の出力軸252aに取付けた小ギヤ271と、小ギ
ヤ271に噛み合うべく支軸272に回転可能に取付け
た大ギヤ273と、からなるギヤ減速機構である。
【0042】このようにアクチュエータ252とスイン
グアーム261との間に介在した動力伝達機構270
は、負荷側のスイングアーム261からの力によってア
クチュエータ252が駆動されることを阻止するセルフ
ロック機能を有している。具体的には、小・大ギヤ27
1,273にハイポイドギヤを採用した。ハイポイドギ
ヤの組合せは、負荷側から駆動側への逆方向の動力伝達
効率が一般に小さい。この動力伝達効率を更に、負荷側
のスイングアーム261からの力でアクチュエータ25
2が駆動されることを阻止するように設定した。停止状
態のアクチュエータ252が外力によって駆動されるこ
とはない。
【0043】スイングアーム261のスイング先端部2
65は、駆動リンク266の一端を連結ピン267でス
イング可能に連結したものである。駆動リンク266の
他端は、大ギヤ273のディスク273aに且つ大ギヤ
273の回転中心から所定距離だけ離れた位置に、連結
ピン274でスイング可能に連結したものである。第1
ピニオン31、支軸263,272及び連結ピン26
7,274は互いに平行である。このような補助操舵機
構250はハウジング235に収納したものであり、ま
た、アクチュエータ252はハウジング235に取付け
たものである。
【0044】この図に示すように、スイングアーム26
1はラック軸33に対し直交する方向に延びているとき
に中立状態にある。この中立状態において、アクチュエ
ータ252で動力伝達機構270を介してスイングアー
ム261をラック軸33の軸方向へスイングさせること
ができる。
【0045】操舵条件に応じて、アクチュエータ252
で動力伝達機構270の大ギヤ273を図時計回りに所
定角度だけ回転させると、駆動リンク266は図左へ変
位する。スイングアーム261は駆動リンク266に押
されて図左へスイングする。スイングアーム261と共
に第1ピニオン31も、左へスイングしつつラック軸3
3の軸方向左へ変位する。運転者がステアリングハンド
ル21(図1参照)を握っているときには、第1ピニオ
ン31は回転しない。従って、変位した第1ピニオン3
1によってラック軸33は軸方向左へ変位する。このよ
うにして、転舵車輪27,27(図1参照)を転舵する
ことができる。
【0046】この状態から大ギヤ273を図反時計回り
に回転させると、スイングアーム261並びに第1ピニ
オン31が中立位置に復帰して、ラック軸33を中立位
置に復帰させる。一方、中立位置にあるスイングアーム
261を図右へスイングさせることで、変位した第1ピ
ニオン31によってラック軸33を軸方向右へ変位させ
ることができる。このようにして、転舵車輪27,27
(図1参照)を転舵することができる。
【0047】さらには、ステアリングハンドル21(図
1参照)を操舵しつつ、操舵条件に応じてアクチュエー
タ252で動力伝達機構270の大ギヤ273を回転さ
せることができる。ラック軸33の軸方向への全移動量
S10は、運転者のハンドル操作によるラック軸33の
移動量S11に、アクチュエータ252によるラック軸
33の移動量S12を合成したものになる(S10=S
11±S12)。従って、ラック軸33の移動量を加算
して転舵車輪27,27を大きく転舵させたり、又はラ
ック軸33の移動量を減算して小さく転舵させることが
できる。なお、スイングアーム261のスイング角が小
さいので、第1ピニオン31と第1ラック32との噛み
合い状態に影響はない。
【0048】図8は本発明に係る操舵装置(第3実施
例)の自在軸継手機構の構成図である。第3実施例の操
舵装置200における自在軸継手機構23は、上記図3
に示す自在軸継手機構23と同じ構成であり、同一符号
を付し、その説明を省略する。ピニオン軸24はステア
リングシャフト22から左へ偏心した位置にある。運転
者がステアリングハンドルを操舵することにより発生し
た操舵トルクを、ステアリングシャフト22→第1自在
軸継手81→軸方向伸縮継手83→第2自在軸継手82
の経路でピニオン軸24に伝達して、第1ピニオン31
を回転させることができる。
【0049】第1ピニオン31が図左へ変位したとき
に、ステアリングハンドル並びにステアリングシャフト
22に対して、第1ピニオン31の相対位置は変化す
る。この相対位置の変化に応じて軸方向伸縮継手83が
伸び、第1ピニオン31の変位を許容する。一方、第1
ピニオン31が図右へ変位したときに、ステアリングハ
ンドル並びにステアリングシャフト22に対して、第1
ピニオン31の相対位置は変化する。この相対位置の変
化に応じて軸方向伸縮継手83が縮み、第1ピニオン3
1の変位を許容する。
【0050】以上の説明のように、ステアリングハンド
ル並びにステアリングシャフト22の位置は不変であ
る。ラック軸33の軸方向へ第1ピニオン31を変位さ
せたときに、ステアリングシャフト22に対し、第1ピ
ニオン31の相対位置は変化することになる。このと
き、自在軸継手機構23はラック軸33の軸方向への第
1ピニオン31の変位を許容する。この結果、第1ピニ
オン31はラック軸33の軸方向へ円滑に変位すること
ができる。
【0051】ところで、上記操舵装置10,100,2
00に備える自在軸継手機構23は、第1・第2自在軸
継手81,82と軸方向伸縮継手83との組合せ構造に
限定されるものではない。軸方向伸縮継手83も、回転
トルクを確実に伝達可能であるとともに、軸方向へ円滑
に伸縮可能(進退可能、可撓性を含む)であればよく、
スプライン軸継手やセレーション軸継手に限定されるも
のではない。例えば、軸方向への伸縮作用がより円滑な
軸方向伸縮継手83として、樹脂製スプライン軸継手、
樹脂製セレーション軸継手、ボールスプライン継手(ラ
ジアル形ボールスプライン)を採用することができる。
また、軸方向への可撓性を有する軸方向伸縮継手83と
して、ラバーカップリングを採用することができる。さ
らには、自在軸継手機構23の別実施例として、次の図
9に示す構成を採用することができる。
【0052】図9は本発明に係る自在軸継手機構(別実
施例)の構成図である。別実施例の自在軸継手機構32
3は、不図示の車体に固定されたステアリングコラムに
回転可能に支持されたステアリングシャフト22に連結
した第1自在軸継手381と、ピニオン軸24に連結し
た第2自在軸継手382とを、第3自在軸継手383で
連結したものである。第3自在軸継手383は、第1・
第2自在軸継手381,382同士を結ぶ直線Liから
距離X1だけオフセットしている。具体的には、第1自
在軸継手381に第1連結軸384を介して第3自在軸
継手383を連結し、第3自在軸継手383に第2連結
軸385を介して第2自在軸継手382を連結した。
【0053】図10は本発明に係る自在軸継手機構(別
実施例)の作用図である。第2自在軸継手382はピニ
オン軸24と共にラック軸33の軸方向(ハウジング3
5の車幅方向)へ移動する。このため、第2自在軸継手
382の移動軌跡Q1は、ラック軸33の軸方向へ延び
る直線である。一方、第1自在軸継手381の位置は不
変である。このため、第3自在軸継手383の移動軌跡
Q2は、第1自在軸継手381をスイング中心とした円
弧である。
【0054】第2・第3自在軸継手382,383間の
距離は不変であり、この範囲内において第3自在軸継手
383は変位可能である。例えば、第2自在軸継手38
2が移動軌跡Q1上を図左の点P1まで変位したときに
は、第3自在軸継手383は移動軌跡Q2上を点P2ま
で変位する。また、第2自在軸継手382が移動軌跡Q
1上を図右の点P3まで変位したときには、第3自在軸
継手383は移動軌跡Q2上を点P4まで変位する。こ
のようにして、ラック軸33の軸方向への第1ピニオン
31の変位を許容するすることができる。第1ピニオン
31やハウジング35をラック軸33の軸方向(車幅方
向)へ円滑に変位させることができる。
【0055】なお、上記本発明の実施の形態において、
補助トルク機構40の有無は任意である。また、アクチ
ュエータ52,252は電動機に限定されるものではな
く、例えば油圧モータ、リニアモータ、エアシリンダ、
電動シリンダ、油圧シリンダ、ソレノイドであってもよ
い。さらにまた、操舵装置200はエンドテイクオフ形
式操舵装置に限定されるものではなく、センタテイクオ
フ形式操舵装置であってもエンドテイクオフ形式と同様
の効果を発揮することができる。また、請求項2の操舵
装置は、第1ピニオン31(ピニオン)をラック軸33
の軸方向へ変位可能にハウジング35に取付けたもので
あればよく、例えば、ラック軸33の軸方向へ第1ピニ
オン31が平行移動するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ステアリングハンドルとピニオンと
の間に、車幅方向へのハウジングの移動を許容する自在
軸継手機構を介在させたので、ピニオンを収納したハウ
ジングが車幅方向へ移動したときに、ステアリングハン
ドルに対するピニオン並びにハウジングの相対位置の変
化を許容する。従って、ハウジング及びピニオンを車幅
方向へ円滑に移動させることができる。
【0057】請求項2は、ステアリングハンドルとピニ
オンとの間に、ラック軸の軸方向へのピニオンの変位を
許容する自在軸継手機構を介在させたので、ピニオンが
ラック軸の軸方向へ変位したときに、ステアリングハン
ドルに対するピニオンの相対位置の変化を許容する。従
って、ピニオンを車幅方向へ円滑に変位させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操舵装置(第1実施例)の模式図
【図2】本発明に係る操舵装置(第1実施例)の構成図
【図3】本発明に係る操舵装置(第1実施例)の自在軸
継手機構の構成図
【図4】本発明に係る操舵装置(第1実施例)の自在軸
継手機構の作用図
【図5】本発明に係る操舵装置(第2実施例)の模式図
【図6】本発明に係る操舵装置(第3実施例)の模式図
【図7】本発明に係る操舵装置(第3実施例)の補助操
舵機構の斜視図
【図8】本発明に係る操舵装置(第3実施例)の自在軸
継手機構の構成図
【図9】本発明に係る自在軸継手機構(別実施例)の構
成図
【図10】本発明に係る自在軸継手機構(別実施例)の
作用図
【図11】特許第2501606号公報の図1に基づき
作成した説明図
【符号の説明】
10,100,200…操舵装置、21…ステアリング
ハンドル、23,323…自在軸継手機構、24…ピニ
オン軸、25…ラックアンドピニオン機構(第1ラック
アンドピニオン機構)、27…転舵車輪、31…ピニオ
ン(第1ピニオン)、32…ラック(第1ラック)、3
3…ラック軸、33a…軸心、35,235…ハウジン
グ、50,250…補助操舵機構、52,252…アク
チュエータ、60…リンク機構、261…スイングアー
ム、70,270…動力伝達機構。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B62D 101:00 B62D 101:00 113:00 113:00 119:00 119:00 (72)発明者 松浦 一夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 滝川 桂一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D030 DC39 DC40 3D032 CC02 CC06 DA03 DA15 DA16 EB05 EC31 GG01 3D033 CA02 CA03 CA04 CA13 CA16 CA17 CA18 CA21 JB01 JB19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングハンドルに連結したピニオ
    ンと転舵車輪に連結したラック軸とからなるラックアン
    ドピニオン機構を、ハウジングに収納し、このハウジン
    グを車幅方向へ移動させることによっても前記転舵車輪
    を操舵することができるようにした操舵装置において、
    前記ステアリングハンドルと前記ピニオンとの間に、車
    幅方向への前記ハウジングの移動を許容する自在軸継手
    機構を介在させたことを特徴とする操舵装置。
  2. 【請求項2】 ステアリングハンドルに連結したピニオ
    ンと転舵車輪に連結したラック軸とからなるラックアン
    ドピニオン機構を、ハウジングに収納し、前記ピニオン
    を前記ラック軸の軸方向へ変位させることによっても前
    記転舵車輪を操舵することができるようにした操舵装置
    において、前記ステアリングハンドルと前記ピニオンと
    の間に、前記ラック軸の軸方向への前記ピニオンの変位
    を許容する自在軸継手機構を介在させたことを特徴とす
    る操舵装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004243988A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
CN100379627C (zh) * 2003-09-30 2008-04-09 本田技研工业株式会社 车辆转向装置
DE102011000741A1 (de) * 2011-02-15 2012-08-16 Zf Lenksysteme Gmbh Zahnstange
US11338841B2 (en) * 2018-12-13 2022-05-24 Zf Automotive Germany Gmbh Steer-by-wire steering system

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