JP2002146585A - 電解めっき液 - Google Patents

電解めっき液

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JP2002146585A JP2000339258A JP2000339258A JP2002146585A JP 2002146585 A JP2002146585 A JP 2002146585A JP 2000339258 A JP2000339258 A JP 2000339258A JP 2000339258 A JP2000339258 A JP 2000339258A JP 2002146585 A JP2002146585 A JP 2002146585A
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良太 岩井
Kenji Kuroiwa
健次 黒岩
Masaru Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微細金属回路を形成するための電解めっき液、
とくに下地金属層溶解による欠陥の発生を解消する電解
めっき液を提供することにある。 【解決手段】還元剤を含有する、電解めっき液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、金属面又は金属近
傍に対する金属析出に関し、とくに微細金属回路を形成
するための電解めっき液に関する。更に詳しくは、ウエ
ハ上に金属回路パターンを有し、ウエハ基板とめっきさ
れた金属との間に金属バリア層を備える集積回路ウエハ
に金属回路を形成する金属析出用電解めっき液に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電解めっき液は析出させようとする金属
錯体又は金属イオンを含む溶液に外部電源から電流を加
え、強制的に金属として析出させる方法であり、通常無
通電状態ではめっき溶液中では金属イオンもしくは錯体
は安定に存在する。このことは、めっきを行おうとする
素材回路がめっき液に浸漬され、外部からの電流が印加
されない場合、素材金属がわずかに溶液に溶解する問題
が生じる。一般的なめっきでは全く問題にならないが、
被めっき素材が数nmの厚み,線幅の微細回路の場合、
被めっき金属溶解による回路の一部消失、導通不良、最
悪回路の消失,めっき不可という問題も発生する。
【0003】例えばウエハに集積回路を形成するに際し
ては、ウエハに二酸化シリコン(SiO2)の層をコー
ティングし、該SiO2層又は適当な誘電体層をエッチ
ングして、前記ウエハ上にビア(スルホール)又は回路
パスを形成する。これらは、前記SiO2層における本
質的な開口となって、前記シリコン層へ及ぶ。ついで回
路パスを導電性金属で埋め、完成された回路にする。こ
の集積回路の製造には、本質的に欠陥の無い極めて精密
かつ高度の信頼性が要求される。
【0004】近年配線の集積度が高まり、配線材料も従
来のアルミニウムから電気伝導度の高い銅へと置き換え
られ、信号伝達の遅延時間を減少させている。銅回路の
形成では、めっき法が主流となっている。実際の工程で
はバリアメタル層形成後、PVD法等により表面を銅シ
ード薄膜で覆い、めっき法により銅を埋設する、という
手段で行われる。しかし、集積回路の高速化に伴いこの
ような回路パターンの微細化は更に進み、不均一な銅シ
ード層が形成されるという問題が起こりはじめている。
また、一般的に埋設に使用される電解硫酸銅めっき液で
は無通電時にシード層を溶解し、部分的に回路の欠陥を
生ずる結果となりうる。電解硫酸銅めっきに限らず、電
解めっき液は全般的に下地金属を溶解しやすいという問
題を含んでおり、導通部分となる下地金属層が薄い場
合、めっき液により下地金属層が溶解され、導通がとれ
なくなるという問題が発生し得る。
【0005】より具体的には、アスペクト比5以上、幅
0.3μm以下のビアあるいはトレンチに100nm以
下、部分的に10nm以下の銅シード層をPVD法により形
成したウエハに強酸性の硫酸銅めっき液を用いると、こ
のような問題が発生することがある。特開2000−1
95822のように、埋設工程で用いられる電解銅めっ
きの中には、意図的に下地銅を溶解させる過程を含むも
のもあり、このようなプロセスを用いる場合は更にシー
ド層の信頼性が必要となるため、シード層形成に関する
技術も重要となる。
【0006】一方、無電解銅めっき液を用いた場合、シ
ード層溶解に関する問題は発生し難い。例えば特開平8
−246159や特開平11−97840に記載されて
いるような、従来プリント配線板製造に用いられている
ような無電解銅めっき液、具体的には、硫酸銅、EDT
AあるいはEDTPもしくは酒石酸、ホルマリンあるい
はグリオキシル酸、水酸化ナトリウムを混合して得られ
る無電解銅めっき液を用いれば少なくともシード層溶解
による埋設不良は発生しない。さらに、無電解めっき法
でグリオキシル酸あるいはグリオキシル酸誘導体を用い
た例としては特開平11−256349や特公平2−2
4910があげられる。この場合、グリオキシル酸は銅
を析出させるための還元剤として添加されており、一定
以上の銅析出速度を得て銅皮膜を形成することを目的と
している。
【0007】ところが前述の無電解銅めっき液により得
られる銅皮膜は電解めっき法によるものと比べ不純物が
多くなるという問題があり、集積回路のような微細配線
に用いるには不向きとされる。また、一般に無電解めっ
き液は電解めっき液と比べ、管理が困難であり、成膜精
度と成膜速度のバランスをとるのが難しくなるといった
短所も存在する。さらに無電解めっき液のpH調整では
一般に水酸化ナトリウムや水酸化カリウムが用いられて
おり、特にホルマリンやグリオキシル酸のような高pH
で還元作用を発揮する化合物が用いられる場合は多量に
アルカリ金属を含むことになる。
【0008】これに対し集積回路形成にめっき液のよう
な溶液系の組成物を利用する場合、アルカリ金属を含ま
ない方がよいとされていることもあり、このような無電
解めっき液を電解めっきとして使用した例はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、上記の問題を解消した微細金属回路を形成するため
の電解めっき液、とくに下地金属層溶解による欠陥の発
生を解消する電解めっき液を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、上記の課題を解決する電解めっき液を製
造することに成功し、本発明を完成するに至った。
【0011】即ち本発明は、還元剤を含有する、電解め
っき液に関する。また本発明は、析出金属が銅であるこ
とを特徴とする、前記の電解めっき液に関する。さらに
本発明は、還元剤が銅錯体又は銅イオンに対し還元作用
があり、無通電状態でも銅の溶解が起こらないことを特
徴とする、前記の電解めっき液に関する。またさらに本
発明は、水に可溶性の銅塩、錯化剤、pH調整剤をさら
に含むことを特徴する、前記の電解めっき液に関する。
さらに本発明は、前記の電解めっき液の微細回路形成へ
の使用に関する。また本発明は、微細回路が半導体のダ
マシン銅配線シード層であることを特徴とする、前記の
使用に関する。
【0012】本発明によるめっき液は、金属溶出防止処
置がなされた電解めっき液であり、部分的に不足したシ
ード層を均一に補完すること、あるいは部分的に不足し
たシード層上でもビアやトレンチの埋設が可能である。
【0013】本発明ではテトラメチルアンモニウムヒド
ロキサイド(TMAH)などの一般式NROHで表わ
される化合物の使用が可能であり、集積回路ウエハ製造
工程で用いられる場合はこれら化合物によりpH調整を
行うことができる。アンモニアやアミン系化合物の中に
はアルデヒド類の銅還元作用を阻害するものもあり、無
電解めっき法では用いることができない場合もあるが、
本発明で必要となる銅析出速度域においては特にその阻
害作用は問題とならないため上記一般式の化合物のうち
水溶液系で使用可能なものであればその利用は可能であ
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、銅イオン
源、錯化剤、pH調整剤、還元剤及び/又は銅溶出防止
剤からなる銅めっき液を用いて電解法によりシード補完
及び/又はビアやトレンチの埋設を行う場合を例に説明
する。
【0015】銅イオン源として硫酸銅、塩化銅等の銅塩
や市販の銅イオン供給剤を用い、錯化剤としては銅錯体
形成可能な錯化剤を用いる。また、これらを混合した液
のpH調整剤として、TMAHや他のNROH(R=
H又はアルキル)を使用する。更に、目的物にNa等の
アルカリ金属、又はアルカリ金属イオンを接触させたく
ない場合を除き、NaOHやKOH等もpH調整に用い
ることができる。pHは概ね10以上とし、それにあわ
せて還元剤の選択が可能である。
【0016】溶出速度抑制機能をもたらす還元剤として
はホルマリン、グリオキシル酸、グリオキシル酸誘導
体、ヒドラジン、ジメチルアミンボラン等のアミンボラ
ン化合物、水素化ホウ素ナトリウム等の水素化ホウ素化
合物等、ブドウ糖、アスコルビン酸、亜燐酸が使用可能
である。これらの還元剤の中では還元力、浴の安定化な
どを考慮すると、一般的に無電解銅めっきで還元剤とし
て用いられるホルマリンやグリオキシル酸等が銅溶解防
止効果と浴安定性のバランスが良好で好適である。
【0017】また、ブドウ糖や亜燐酸などホルマリンや
グリオキシル酸と比較し、還元作用が微弱で銅無電解め
っき法では用いられないような化合物も液組成により使
用可能である。その他、Nernstの式により、銅イオンよ
りの金属銅を還元析出させることが可能と判断される化
合物のうち、他の浴構成成分を還元し難いものも使用可
能となる。ただし、還元剤の中にはホルマリンやヒドラ
ジンのように、人体に有害な作用を及ぼし得るものもあ
るため、使用の際には目的に合わせて選択する必要があ
る。
【0018】還元剤以外の銅溶出防止剤としてはベンゾ
トリアゾール(BTA)のように一般に銅腐食防止剤と
して用いられているものが使用可能であるが、これらは
表面吸着性化合物として機能しており、過剰添加条件で
はしばしめっき不良を起こしうることから、使用時には
添加量の制御が必要となる。
【0019】各組成物の好適濃度を以下に示す。水に可
溶性の銅塩として、例えば硫酸銅五水和物を用いる場
合、その濃度範囲は析出皮膜物性を考慮して0.001
〜1mol/L、好ましくは0.01〜0.2mol/Lとする。
錯化剤として、例えばEDTAを用いる場合、その濃度
範囲は銅の濃度にもよるが、銅の十分な錯化、pH調整
剤の使用の必要性など考慮すると、0.001〜3mol/
L、好ましくは0.01〜0.6mol/Lである。還元剤の
濃度範囲は十分な銅溶出防止効果が達成でき、ビア底部
の析出不良及び浴の分解反応が生起しない範囲であれば
よく、例えばグリオキシル酸類を用いる場合、0.00
1〜5.0mol/L、好ましくは0.01〜3.0mol/Lで
ある。
【0020】また、還元剤による銅析出速度範囲は0〜1
0nm/minが好ましく、更に好ましくは0.05〜
2nm/minである。これらの組成の場合、pHは9
〜13で使用可能であり、とくにグリオキシル酸類を用
いる場合、その還元効果を考慮すると、好ましくは1
0.5〜12.5である。温度は還元剤にもよるが、2
0℃未満でも還元剤の溶出防止作用があればビアの埋設
は可能であり、また70℃以上でも使用可能ではあるが
取り扱いの容易性なども考慮すると、20〜70℃程度
が好ましい。pH調整剤としてTMAHを用いた場合、
NaOHとほぼ同様の範囲のpH調整が可能であり、か
つNaを含まない組成で液を作ることができる。その他
添加剤としては適切な濃度範囲の結晶粒形調整剤や光沢
剤等が使用可能である。また、これ以外にも前記の条件
を満たす組成であれば使用可能となる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例を用いて説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。実施例1 直径6インチで、数多くのチップを含むシリコンウエハ
は、その上に二酸化シリコン皮膜を皮膜しており、この
皮膜は、ビアのような所望の回路パターンが形成されて
いる。前記ウエハはエッチングされたビアの底部がCV
Dにより約500Åのバリアメタル層で金属化されてい
る。更に、このバリアメタル層の上に銅シード層がPV
Dにより約500〜1000Å形成されているが、皮膜
は均一ではなく、高アスペクト比のビア底部、具体的に
は幅0.18〜0.3μm、深さ1.0〜1.8μmの
ビアの底面付近の銅シード層は極端に薄く1〜100
Å、あるいは部分的に欠落している。このビア上のシー
ド層補完、あるいは埋設を行うため、以下の組成の液を
用いて電解銅めっきを行った。 硫酸銅五水和物 0.05mol/L EDTA4H 0.075mol/L グリオキシル酸 0.1mol/L pH 11.5 pH adjustment TMAH 浴温 50℃ 1Lスケールで作成し、10mA/cmで約2000
A・sまで使用を繰り返したが、液状態は安定であり、
特に沈殿物もみられなかった。得られた被めっき物の外
観は茶色半光沢状態であり、そのシード補完状態及び埋
設状態はボイドやシームもなく良好であった。
【0022】実施例2 以下の組成の液を電解めっきに用い、他は実施例1と同
一の条件でめっきを行った。 ピロリン酸銅 0.08mol/L ピロリン酸 0.36mol/L 硝酸 0.04mol/L EDTA4H 0.2mol/L グリオキシル酸 0.05mol/L pH 11.5 pH adjustment TMAH 浴温 50℃ 1Lスケールで作成し、10mA/cmで約2000
A・sまで使用を繰り返したが、液状態は安定であり、
特に沈殿物もみられなかった。得られた被めっき物の外
観は茶色無光沢状態であり、そのシード補完状態及び埋
設状態はボイドやシームもなく良好であった。
【0023】実施例3 以下の組成の液を電解めっきに用い、他は実施例1と同
一の条件でめっきを行った。 硫酸銅五水和物 0.05mol/L EDTA4H 0.075mol/L ジクロロ酢酸 1.0mol/L pH 11.5 pH djustment TMAH 浴温 50℃ 1Lスケールで作成し、10mA/cmで約2000
A・sまで使用を繰り返したが、液状態は安定であり、
特に沈殿物もみられなかった。得られた被めっき物の外
観は茶色半光沢状態であり、そのシード補完状態及び埋
設状態はボイドやシームもなく良好であった。
【0024】実施例4 以下の組成の液を電解めっきに用い、他は実施例1と同
一の条件でめっきを行った。 硫酸銅五水和物 0.05mol/L EDTA4H 0.075mol/L グリオキシル酸 0.2mol/L グリシン 0.06mol/L pH 11.5 pH adjustment TMAH 浴温 50℃ 1Lスケールで作成し、10mA/cmで約2000
A・sまで使用を繰り返したが、液状態は安定であり、
特に沈殿物もみられなかった。得られた被めっき物の外
観は茶色半光沢状態であり、そのシード補完状態及び埋
設状態はボイドやシームもなく良好であった。
【0025】実施例5 各グリオキシル酸濃度での銅板浸漬時の銅析出速度を測
定した。速度は重量法により算出した。マイナスは溶出
を示す。グリオキシル酸以外の組成は実施例1と同様で
ある。竹内金属箔粉工業(株)製の厚さ0.1mmの圧
延銅板を用い、それぞれ2cm×2cmの大きさでマグ
ネチックスターラー攪拌条件にて4〜5時間浸漬した。
浴スケールは200mLで行った。この結果、グリオキ
シル酸無添加時には浸漬前後での銅板重量は減少してい
たが、添加に伴い浸漬後の重量が増加していた。また、
皮膜外観も、無添加時にはほとんど変化なかったが、添
加により茶色無光沢の外観に変わっていた。
【0026】比較例1 以下の組成の電解硫酸銅めっき液を用い、実施例1と同
様のサンプルにめっきを行い、埋設状態を確認したとこ
ろ、幅0.3μm以下アスペクト比3以上のビア底部に
て埋設不良が発生していた。これはシード不足部が硫酸
銅めっき液に溶解したためであり、先の実施例の優位性
を証明するものである。 硫酸銅五水和物 0.8mol/L 硫酸 0.51mol/L 塩酸 100ppm ポリエチレングリコール(平均分子量4000) 1000ppm SPS 1ppm チオ尿素 0.1ppm ヤヌスグリーン 0.1ppm pH 1以下 浴温 30℃ 他種の酸性銅めっき液や溶出防止処理をしていないアル
カリ性銅めっき液を用いた場合でも同様にビア底部で埋
設不良が発生し、良好な埋設状態は得られない。これら
の結果から、本発明は膜厚の不測した銅シード層を補完
あるいは埋設するのに適した銅めっき液であることがわ
かる。
【0027】比較例2 アルカリ金属不含無電解銅めっき液の使用例として、
A.Vaskelis,E.Norkus;「Autocatalytic process of co
pper(II) and silver(I) reduction by cobalt(I
I) complexes」; Electrochemica Acta, vol.44 (199
9), 3667−3777を参照した組成の液を用い、実施例1
と同様のウエハにめっきを行ったが、幅0.3μm以下
アスペクト比3以上のビア底部にて埋設不良が発生して
いた。このように無電解めっきでも、シードの不足した
ビア低部では析出不良を起こしやすく、先の実施例の優
位性を証明するものである。 塩化銅 0.05mol/L 硝酸コバルト六水和物 0.15mol/L エチレンジアミン 0.6mol/L pH 6.8 pH adjustment HNO 浴温 50℃
【0028】比較例3 以下の組成の無電解銅めっき液を用いて実施例1と同様
のサンプルにめっきを行った。 硫酸銅五水和物 0.04mol/L EDTA2Na 0.08mol/L ホルムアルデヒド 0.04mol/L 2,2’−ビピリジル 20ppm ポリエチレングリコール(平均分子量1540) 500ppm pH 12.3 pH adjustment NaOH 浴温 70℃ 結果、ビア低部へのめっきは可能であったが、全面均一
に析出しており、シームの発生率が実施例1より高くな
っていた。また、めっき速度は初期1時間2〜3μm/
h程度であったが、4時間程度使用した後には、初期の
半分以下となっており、実施例1と比較し、浴寿命が短
くなっていた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月6日(2000.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 グリオキシル酸添加量と銅析出(溶出)速度
の関係を示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 勝 埼玉県草加市稲荷1−7−1 関東化学株 式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4K023 AA19 BA06 BA07 BA12 DA04 DA07 DA08 4K024 AA09 AB01 BA11 BB12 CA02 CA03 CA04 CA06 DA10 GA16 4M104 BB04 DD52 FF16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元剤を含有する電解めっき液。
  2. 【請求項2】 析出金属が銅であることを特徴とする、
    請求項1に記載の電解めっき液。
  3. 【請求項3】 還元剤が銅錯体又は銅イオンに対し還元
    作用があり、無通電状態で銅の溶解が起こらないことを
    特徴とする、請求項2に記載の電解めっき液。
  4. 【請求項4】 水に可溶性の銅塩、錯化剤、pH調整剤
    をさらに含むことを特徴する、請求項1〜3のいずれか
    に記載の電解めっき液。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電解め
    っき液の微細回路形成への使用。
  6. 【請求項6】 微細回路が半導体のダマシン銅配線シー
    ド層であることを特徴とする、請求項5に記載の使用。
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